JPH0821680B2 - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
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- JPH0821680B2 JPH0821680B2 JP63002377A JP237788A JPH0821680B2 JP H0821680 B2 JPH0821680 B2 JP H0821680B2 JP 63002377 A JP63002377 A JP 63002377A JP 237788 A JP237788 A JP 237788A JP H0821680 B2 JPH0821680 B2 JP H0821680B2
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- effect transistor
- terminal
- substrate
- bias voltage
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/80—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs
- H10D84/82—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components
- H10D84/83—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components of only insulated-gate FETs [IGFET]
- H10D84/85—Complementary IGFETs, e.g. CMOS
- H10D84/854—Complementary IGFETs, e.g. CMOS comprising arrangements for preventing bipolar actions between the different IGFET regions, e.g. arrangements for latchup prevention
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/50—Peripheral circuit region structures
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D89/00—Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
- H10D89/211—Design considerations for internal polarisation
- H10D89/213—Design considerations for internal polarisation in field-effect devices
- H10D89/215—Design considerations for internal polarisation in field-effect devices comprising arrangements for charge pumping or biasing substrates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、相補正MOS回路技術による“ラッチアッ
プ”保護回路を有する集積回路に関する。
プ”保護回路を有する集積回路に関する。
相補正MOS回路技術によるこの種の集積回路では、半
導体基板が集積回路の接地電位になく、基板バイアス電
圧発生器により負に充電される。基板バイアス電圧発生
器の基板バイアス電圧はトランジスタおよび障壁のキャ
パシタンスを減じ、またスイツチング速度を改善する。
挿入されたn伝導性の槽状半導体領域を設けられている
p伝導性材料から成る半導体基板では、基板バイアス電
圧は約−2ないし−3Vの負の基板バイアス電圧である。
槽状半導体領域の外側に半導体基板上に設けられている
電界効果トランジスタのソース領域は、この場合、接地
電位に接続されている。
導体基板が集積回路の接地電位になく、基板バイアス電
圧発生器により負に充電される。基板バイアス電圧発生
器の基板バイアス電圧はトランジスタおよび障壁のキャ
パシタンスを減じ、またスイツチング速度を改善する。
挿入されたn伝導性の槽状半導体領域を設けられている
p伝導性材料から成る半導体基板では、基板バイアス電
圧は約−2ないし−3Vの負の基板バイアス電圧である。
槽状半導体領域の外側に半導体基板上に設けられている
電界効果トランジスタのソース領域は、この場合、接地
電位に接続されている。
正の供給電圧のスイツチオンの瞬間に、いま考察して
いるp伝導性半導体基板は先ず“浮動”状態にあり、外
部電位から絶縁されている。
いるp伝導性半導体基板は先ず“浮動”状態にあり、外
部電位から絶縁されている。
この状態は、基板バイアス電圧発生器の有効化により
終了される。バイアス電圧のスイツチオンと基板バイア
ス電圧発生器の有効化との間の時間間隔は主にクロック
周波数、存在する結合キャパシタンスおよび容量性負荷
により影響される。“浮動”の時間中は、半導体基板
は、一方では槽状半導体領域と基板との間に、また他方
では接地電位と接続されているソース領域と基板との間
に接続されている障壁キャパシタンスを介して一時的に
正のバイアス電圧に充電され得る。この正のバイアス電
圧は基板バイアス電圧発生器の有効化の際に再び減衰
し、またその出力端に次第に形成される負の基板バイア
ス電圧により置換される。しかし集積回路の作動中に、
半導体基板から基板バイアス電圧発生器を経てその接地
電位端子へ導き出される一層大きい電流が基板バイアス
電圧発生器の内部抵抗における電圧降下により半導体基
板の正のバイアス電圧に通じ得る。しかし正のバイアス
電圧は、一般に集積回路の損傷を意味する“ラッチアッ
プ”効果を惹起し得るので、集積回路にとって危険であ
る。
終了される。バイアス電圧のスイツチオンと基板バイア
ス電圧発生器の有効化との間の時間間隔は主にクロック
周波数、存在する結合キャパシタンスおよび容量性負荷
により影響される。“浮動”の時間中は、半導体基板
は、一方では槽状半導体領域と基板との間に、また他方
では接地電位と接続されているソース領域と基板との間
に接続されている障壁キャパシタンスを介して一時的に
正のバイアス電圧に充電され得る。この正のバイアス電
圧は基板バイアス電圧発生器の有効化の際に再び減衰
し、またその出力端に次第に形成される負の基板バイア
ス電圧により置換される。しかし集積回路の作動中に、
半導体基板から基板バイアス電圧発生器を経てその接地
電位端子へ導き出される一層大きい電流が基板バイアス
電圧発生器の内部抵抗における電圧降下により半導体基
板の正のバイアス電圧に通じ得る。しかし正のバイアス
電圧は、一般に集積回路の損傷を意味する“ラッチアッ
プ”効果を惹起し得るので、集積回路にとって危険であ
る。
“ラッチアップ”効果を理解するためには、槽状半導
体領域内に位置する第1のチャネル形式の電界効果トラ
ンジスタの1つの端子とこの領域の外側で半導体基板上
に置かれた第2のチャネル形式の電界効果トランジスタ
の1つの端子との間に一般に交互の伝導形式の4つの相
続く半導体層が存在しており、その際に前者のトランジ
スタの端子領域が第1の半導体層を、槽状半導体領域が
第2の半導体層を、半導体基板が第3の半導体層を、ま
た後者のトランジスタの一方の端子領域が第4の半導体
層を形成することから出発し得る。この構成に基づいて
寄生的なバイポーラpnpトランジスタおよびnpnトランジ
スタが生ずる。pnpトランジスタのコレクタはnpnトラン
ジスタのベースに相当し、またpnpトランジスタのベー
スはnpnトランジスタのコレクタに相当する。この構造
はサイリスタの場合のように4層ダイオードpnpnを形成
する。半導体基板の正のバイアス電圧の際に第3の半導
体層と第4の半導体層との間のpn接合が、前記トランジ
スタ端子の間にこの4層構造のなかの寄生的サイリスタ
作用に帰するべき電流枝路が生ずるまでに導通方向にバ
イアスされ得る。その後、電流枝路は正の基板バイアス
電圧の減衰の後も持続し、集積回路を熱的に過負荷し得
る。
体領域内に位置する第1のチャネル形式の電界効果トラ
ンジスタの1つの端子とこの領域の外側で半導体基板上
に置かれた第2のチャネル形式の電界効果トランジスタ
の1つの端子との間に一般に交互の伝導形式の4つの相
続く半導体層が存在しており、その際に前者のトランジ
スタの端子領域が第1の半導体層を、槽状半導体領域が
第2の半導体層を、半導体基板が第3の半導体層を、ま
た後者のトランジスタの一方の端子領域が第4の半導体
層を形成することから出発し得る。この構成に基づいて
寄生的なバイポーラpnpトランジスタおよびnpnトランジ
スタが生ずる。pnpトランジスタのコレクタはnpnトラン
ジスタのベースに相当し、またpnpトランジスタのベー
スはnpnトランジスタのコレクタに相当する。この構造
はサイリスタの場合のように4層ダイオードpnpnを形成
する。半導体基板の正のバイアス電圧の際に第3の半導
体層と第4の半導体層との間のpn接合が、前記トランジ
スタ端子の間にこの4層構造のなかの寄生的サイリスタ
作用に帰するべき電流枝路が生ずるまでに導通方向にバ
イアスされ得る。その後、電流枝路は正の基板バイアス
電圧の減衰の後も持続し、集積回路を熱的に過負荷し得
る。
トランジスタおよび障壁のキャパシタンスを減少させ
るため、いわゆる基板バイアス電圧発生器を介して集積
回路上に発生される負の基板バイアス電圧がNMOS回路技
術で使用されることは公知である(文献「半導体エレク
トロニックス」14、ハー・ウァイス(H.Weiss)、カー
・ホーニンガー(K.Horninger)著“集積MOS回路”第24
7〜248頁参照)。正の半導体基板電圧における“ラッチ
アップ効果”は同じくこの文献の第111〜112頁に説明さ
れている。救済策としてここではテクノロジーの変更
(ドーピング・プロフィル)または設計の際の措置(槽
間隔)が提案される。“ラッチアップ効果”を阻止する
他の解決策はディー・タカクス(D.Takacs)ほかの論文
“オンチップ基板バイアス発生器を有するnウェルCMOS
内の静的および過渡的ラッチアップ・ハードネス"IEDM8
5、テクニカルダイジェスト第504〜508頁に示されてい
る。ここでは、半導体基板内の寄生的なバイポーラトラ
ンジスタを能動化するのに十分でない値に半導体基板電
位が制限されることによって“ラッチアップ効果”を阻
止するクランピンク回路が提案される。その目的でクラ
ンピング回路は高い容量性充電電流を接地点に導き出さ
なければならない。
るため、いわゆる基板バイアス電圧発生器を介して集積
回路上に発生される負の基板バイアス電圧がNMOS回路技
術で使用されることは公知である(文献「半導体エレク
トロニックス」14、ハー・ウァイス(H.Weiss)、カー
・ホーニンガー(K.Horninger)著“集積MOS回路”第24
7〜248頁参照)。正の半導体基板電圧における“ラッチ
アップ効果”は同じくこの文献の第111〜112頁に説明さ
れている。救済策としてここではテクノロジーの変更
(ドーピング・プロフィル)または設計の際の措置(槽
間隔)が提案される。“ラッチアップ効果”を阻止する
他の解決策はディー・タカクス(D.Takacs)ほかの論文
“オンチップ基板バイアス発生器を有するnウェルCMOS
内の静的および過渡的ラッチアップ・ハードネス"IEDM8
5、テクニカルダイジェスト第504〜508頁に示されてい
る。ここでは、半導体基板内の寄生的なバイポーラトラ
ンジスタを能動化するのに十分でない値に半導体基板電
位が制限されることによって“ラッチアップ効果”を阻
止するクランピンク回路が提案される。その目的でクラ
ンピング回路は高い容量性充電電流を接地点に導き出さ
なければならない。
上記のクランピング回路により原理的に半導体基板の
正の充電の可能性が排除されるのではなく、単にその作
用が、半導体基板の正の充電が行われている場合に低抵
抗の接地線が正の充電を再び減衰させることにより補償
される。
正の充電の可能性が排除されるのではなく、単にその作
用が、半導体基板の正の充電が行われている場合に低抵
抗の接地線が正の充電を再び減衰させることにより補償
される。
本発明の目的は、冒頭に記載した種類の回路であっ
て、“ラッチアップ効果”の生起が広範囲に回避される
回路を提供することである。
て、“ラッチアップ効果”の生起が広範囲に回避される
回路を提供することである。
この目的は、本発明によれば、特許請求の範囲第1項
に記載の回路により達成される。
に記載の回路により達成される。
特許請求の範囲第2項ないし第11項には本発明の好ま
しい実施例が示されている。特許請求の範囲第12項には
本発明の好ましい応用があげられている。
しい実施例が示されている。特許請求の範囲第12項には
本発明の好ましい応用があげられている。
本発明により得られる利点は特に、“ラッチアップ効
果”を惹期し得る半導体基板の望ましくない高い充電が
簡単な集積回路により、この危険を排除する値に制限さ
れることにある。
果”を惹期し得る半導体基板の望ましくない高い充電が
簡単な集積回路により、この危険を排除する値に制限さ
れることにある。
以下、図面に示されている実施例により本発明を一層
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図には、ドープされた半導体材料、たとえばn伝
導性シリコンから成る半導体基板1の上に構成されてい
る“ラッチアップ”保護回路を有する本発明による集積
回路が示されている。半導体基板1は、半導体基板1の
境界面1aまで延びているn伝導性の槽状半導体領域2を
有する。半導体領域2の外側の半導体基板1のなかに、
2つのnチャネル電界効果トランジスタT2およびT3のソ
ースおよびドレイン領域を形成するn+ドープされた半導
体領域3、4、20および21が挿入されている。任意に構
成されていてよいコンデンサCは、この場合、プレーナ
ー誘導体層25、プレーナーポリシリコン層26およびnド
ープされた層24から成り、またnチャネル電界効果トラ
ンジスタT3と共に情報の書込みまたは読出しが可能なワ
ントランジスタメモリセルを形成する。半導体領域3お
よび4の間または半導体領域20および21の間に位置する
チャネル範囲は、端子6または37を設けられておりまた
たとえばSiO2から成る薄い電気絶縁層7または23により
境界面1aから隔てられているゲート5または22により覆
われる。ドレイン領域21は端子38と接続されており、ま
たソース領域3は接地電位VSSにある端子8と接続され
ている。さらに、半導体領域2のなかに、pチャネル電
界効果トランジスタT1のソースおよびドレイン領域を成
すp+ドープされた領域9および10が挿入されている。領
域9および10の間に位置するチャネル範囲は、端子12を
設けられておりまたたとえばSiO2から成る薄い電気絶縁
層13により境界面1aから隔てられているゲート11により
覆われる。電界効果トラジスタT1のソース領域9は、供
給電位VDDと接続されている端子14と接続されている。
端子14と接続されているn+ドープされた接触領域15を介
して半導体領域2は供給電位VDDと接続されている。
導性シリコンから成る半導体基板1の上に構成されてい
る“ラッチアップ”保護回路を有する本発明による集積
回路が示されている。半導体基板1は、半導体基板1の
境界面1aまで延びているn伝導性の槽状半導体領域2を
有する。半導体領域2の外側の半導体基板1のなかに、
2つのnチャネル電界効果トランジスタT2およびT3のソ
ースおよびドレイン領域を形成するn+ドープされた半導
体領域3、4、20および21が挿入されている。任意に構
成されていてよいコンデンサCは、この場合、プレーナ
ー誘導体層25、プレーナーポリシリコン層26およびnド
ープされた層24から成り、またnチャネル電界効果トラ
ンジスタT3と共に情報の書込みまたは読出しが可能なワ
ントランジスタメモリセルを形成する。半導体領域3お
よび4の間または半導体領域20および21の間に位置する
チャネル範囲は、端子6または37を設けられておりまた
たとえばSiO2から成る薄い電気絶縁層7または23により
境界面1aから隔てられているゲート5または22により覆
われる。ドレイン領域21は端子38と接続されており、ま
たソース領域3は接地電位VSSにある端子8と接続され
ている。さらに、半導体領域2のなかに、pチャネル電
界効果トランジスタT1のソースおよびドレイン領域を成
すp+ドープされた領域9および10が挿入されている。領
域9および10の間に位置するチャネル範囲は、端子12を
設けられておりまたたとえばSiO2から成る薄い電気絶縁
層13により境界面1aから隔てられているゲート11により
覆われる。電界効果トラジスタT1のソース領域9は、供
給電位VDDと接続されている端子14と接続されている。
端子14と接続されているn+ドープされた接触領域15を介
して半導体領域2は供給電位VDDと接続されている。
さらに、たとえば−2ないし−3Vの負の電圧を発生
し、またそれ自体は接地電位VSSおよび供給電圧VDDに接
続されている基板バイアス電圧発生器16が設けられてい
る。基板バイアス電圧発生器の出力端17は、半導体基板
のなかに挿入されているpドープされた基板電圧端子18
と接続されている。それによって半導体基板1は基板バ
イアス電圧発生器16により発生される負の基板バイアス
電圧VBBにあり、他方において半導体基板1のなかにト
ランジスタ、たとえばT2のソース領域、たとえば3は接
地電位VSSにある。これにより、なかんずく、半導体基
板1のなかに配置されているトランジスタのドレインお
よびソース領域の障壁キャパシタンスを減少させること
ができる。一点鎖線19に沿って位置する4層構造3,1,2
および9が端子8および14の間に生じ得る“ラッチアッ
プ”効果を回避するため、コンデンサCの容量性充電電
流が電子的保護回路27によりスイッチオンの後に、基板
が負に充電され終わって“ラッチアップ”効果が惹起さ
れなくなるまで、時間Δtにわたり中断される。電子的
保護回路27のなかで集積回路のスイッチオンの際に入力
端31が、コンデンサCの接触面26に接続されている出力
端29と時間遅れΔtの後に初めて互いに電気的に接続さ
れる。入力端31はコンデンサに対するバイアス電圧発生
器28の出力側に接続されており、その入力側は接地電位
VSSおよび供給電圧VDDと接続されている。バイアス電圧
発生器28の出力電圧はたとえば供給電圧の半分、すなわ
ちVDD/2であってよい。集積回路のスイッチオンの際に
電子的保護回路は入力端31と出力端29との間を遮断す
る。これは、バイアス電圧発生器28からコンデンサCへ
の容量性充電電流がVDDの印加の後に時間Δtにわたり
中断されることを意味する。正常作動中または時間Δt
の後はコンデンサ接触面は低抵抗で電子的保護回路27を
介してコンデンサに対するバイアス電圧発生器28に接続
されている。
し、またそれ自体は接地電位VSSおよび供給電圧VDDに接
続されている基板バイアス電圧発生器16が設けられてい
る。基板バイアス電圧発生器の出力端17は、半導体基板
のなかに挿入されているpドープされた基板電圧端子18
と接続されている。それによって半導体基板1は基板バ
イアス電圧発生器16により発生される負の基板バイアス
電圧VBBにあり、他方において半導体基板1のなかにト
ランジスタ、たとえばT2のソース領域、たとえば3は接
地電位VSSにある。これにより、なかんずく、半導体基
板1のなかに配置されているトランジスタのドレインお
よびソース領域の障壁キャパシタンスを減少させること
ができる。一点鎖線19に沿って位置する4層構造3,1,2
および9が端子8および14の間に生じ得る“ラッチアッ
プ”効果を回避するため、コンデンサCの容量性充電電
流が電子的保護回路27によりスイッチオンの後に、基板
が負に充電され終わって“ラッチアップ”効果が惹起さ
れなくなるまで、時間Δtにわたり中断される。電子的
保護回路27のなかで集積回路のスイッチオンの際に入力
端31が、コンデンサCの接触面26に接続されている出力
端29と時間遅れΔtの後に初めて互いに電気的に接続さ
れる。入力端31はコンデンサに対するバイアス電圧発生
器28の出力側に接続されており、その入力側は接地電位
VSSおよび供給電圧VDDと接続されている。バイアス電圧
発生器28の出力電圧はたとえば供給電圧の半分、すなわ
ちVDD/2であってよい。集積回路のスイッチオンの際に
電子的保護回路は入力端31と出力端29との間を遮断す
る。これは、バイアス電圧発生器28からコンデンサCへ
の容量性充電電流がVDDの印加の後に時間Δtにわたり
中断されることを意味する。正常作動中または時間Δt
の後はコンデンサ接触面は低抵抗で電子的保護回路27を
介してコンデンサに対するバイアス電圧発生器28に接続
されている。
第2図には、1つの追加的なクランプ回路が設けられ
ている点で第1図と相違する、本発明の第2の実施例が
示されている。加えて、基板バイアス電圧発生器16が電
子的スイッチ、ここでは電界効果トランジスタT4を介し
て、接地電位VSSにある回路点と接続されている。図示
されている実施例では、この回路点は端子36である。詳
細には、基板バイアス電圧発生器16の出力端17は第2図
による装置では、半導体基板1のなかに挿入されている
n+ドープされた半導体領域32と接続されている。半導体
基板1のなかに挿入されている別のn+ドープされた半導
体領域33は接地電位にある回路点、すなわち端子36と接
続されている。領域32と領域33との間に位置する半導体
基板1の範囲は、たとえばSiO2から成る薄い電気絶縁層
34により境界面1aから隔てられているゲート35によりお
おわれている。領域32および33は部分34および35と一緒
にnチャネル電界効果トランジスタT4を形成する。トラ
ンジスタT4の駆動は節点17を介して行われる。
ている点で第1図と相違する、本発明の第2の実施例が
示されている。加えて、基板バイアス電圧発生器16が電
子的スイッチ、ここでは電界効果トランジスタT4を介し
て、接地電位VSSにある回路点と接続されている。図示
されている実施例では、この回路点は端子36である。詳
細には、基板バイアス電圧発生器16の出力端17は第2図
による装置では、半導体基板1のなかに挿入されている
n+ドープされた半導体領域32と接続されている。半導体
基板1のなかに挿入されている別のn+ドープされた半導
体領域33は接地電位にある回路点、すなわち端子36と接
続されている。領域32と領域33との間に位置する半導体
基板1の範囲は、たとえばSiO2から成る薄い電気絶縁層
34により境界面1aから隔てられているゲート35によりお
おわれている。領域32および33は部分34および35と一緒
にnチャネル電界効果トランジスタT4を形成する。トラ
ンジスタT4の駆動は節点17を介して行われる。
第2図中のスイッチングトランジスタ32ないし35のカ
ットオフ電圧は半導体基板1と半導体領域3との間のpn
接合の導通電圧よりも小さくなければならない。それは
通常の仕方でたとえば、領域32と33との間に位置する半
導体基板1の範囲がたとえば1015cm-3の基本ドーピング
のほかは追加的なドーピングを施されておらず、他方に
おいてそれ以外の電界効果トランジスタ、たとえばT2の
チャネル範囲は境界面1aの付近で基本ドーピングを強化
する追加的なドーピングを、好ましくはインプランテー
ションの過程で約1012cm-2の量で施されていることによ
り達成される。使用される半導体技術で2種類の絶縁層
厚みが利用可能であるならば、層34に対して好ましいく
はたとえば15nmの薄いほうの厚みが使用され、他方にお
いて層7および13に対しては約20ないし25nmの厚みが選
定される。半導体基板1が、第1図で既に説明したよう
に、たとえば基板バイアス電圧発生器16がまだ完全な負
の電圧を有していないときに供給電圧VDDの印加により
生ずるような正のバイアス電圧にあるならば、ゲート35
も相応に正にバイアスされ、このことは、低いカットオ
フ電圧の超過の際に、スイッチングトランジスタ32ない
し35が導通することに通ずる。それによって節点17にお
ける電圧が低いカットオフ電圧の値に制限される。
ットオフ電圧は半導体基板1と半導体領域3との間のpn
接合の導通電圧よりも小さくなければならない。それは
通常の仕方でたとえば、領域32と33との間に位置する半
導体基板1の範囲がたとえば1015cm-3の基本ドーピング
のほかは追加的なドーピングを施されておらず、他方に
おいてそれ以外の電界効果トランジスタ、たとえばT2の
チャネル範囲は境界面1aの付近で基本ドーピングを強化
する追加的なドーピングを、好ましくはインプランテー
ションの過程で約1012cm-2の量で施されていることによ
り達成される。使用される半導体技術で2種類の絶縁層
厚みが利用可能であるならば、層34に対して好ましいく
はたとえば15nmの薄いほうの厚みが使用され、他方にお
いて層7および13に対しては約20ないし25nmの厚みが選
定される。半導体基板1が、第1図で既に説明したよう
に、たとえば基板バイアス電圧発生器16がまだ完全な負
の電圧を有していないときに供給電圧VDDの印加により
生ずるような正のバイアス電圧にあるならば、ゲート35
も相応に正にバイアスされ、このことは、低いカットオ
フ電圧の超過の際に、スイッチングトランジスタ32ない
し35が導通することに通ずる。それによって節点17にお
ける電圧が低いカットオフ電圧の値に制限される。
電子的保護回路がスイツチオンの後の時間Δtの間の
コンデンサCの容量性充電電流の中断により半導体基板
1におけるこの充電電流による正の充電を妨げると、追
加的なクランプ回路が正の基板充電のすべてのそれ以外
の可能性に対抗する。たとえば作動中に、半導体基板1
および部分18,17,16を経て接地電位VSSの点へ流れ出る
大きい電流が生ずると、部分16の内部抵抗Wに、出力端
17、従ってまた半導体基板1が少なくとも一時的に正の
バイアス電位に達するような電圧降下が生じ得る。この
場合、これらの電流は追加的なクランプ回路を経て導き
出される。
コンデンサCの容量性充電電流の中断により半導体基板
1におけるこの充電電流による正の充電を妨げると、追
加的なクランプ回路が正の基板充電のすべてのそれ以外
の可能性に対抗する。たとえば作動中に、半導体基板1
および部分18,17,16を経て接地電位VSSの点へ流れ出る
大きい電流が生ずると、部分16の内部抵抗Wに、出力端
17、従ってまた半導体基板1が少なくとも一時的に正の
バイアス電位に達するような電圧降下が生じ得る。この
場合、これらの電流は追加的なクランプ回路を経て導き
出される。
第1図および第2図の基板バイアス発生器16と電子的
保護回路27とコンデンサに対するバイアス電圧発生器28
とが半導体基板の上に一緒に集積されていることは有利
である。
保護回路27とコンデンサに対するバイアス電圧発生器28
とが半導体基板の上に一緒に集積されていることは有利
である。
第3図には電子的保護回路27の原理回路が示されてい
る。この回路は3つの個別要素、すなわち時間要素Z
と、増幅器Vと、入力端31および出力端29を有する電子
的スイッチSとから成っている。集積回路のスイッチオ
ンの際に時間要素Zが集積回路の出力端30に、電子的ス
イッチSのなかの入力端31と出力端29とを電気的に互い
に隔てる作用をする信号を発する。時間Δtの後に時間
要素Zが、電子的スイッチSのなかの入力端31と出力端
29とを再び互いに接続する作用をする信号を発する。増
幅器は電子的スイッチSへの時間要素Zの整合の必要に
応じて選択的に組み込まれる。
る。この回路は3つの個別要素、すなわち時間要素Z
と、増幅器Vと、入力端31および出力端29を有する電子
的スイッチSとから成っている。集積回路のスイッチオ
ンの際に時間要素Zが集積回路の出力端30に、電子的ス
イッチSのなかの入力端31と出力端29とを電気的に互い
に隔てる作用をする信号を発する。時間Δtの後に時間
要素Zが、電子的スイッチSのなかの入力端31と出力端
29とを再び互いに接続する作用をする信号を発する。増
幅器は電子的スイッチSへの時間要素Zの整合の必要に
応じて選択的に組み込まれる。
オーム性負荷を有する電子的保護回路27の2つの実施
例が第4図および第5図に示されている。これらの回路
は単に2つの構成要素、すなわち時間要素Zおよび電子
的スイッチSから成っている。
例が第4図および第5図に示されている。これらの回路
は単に2つの構成要素、すなわち時間要素Zおよび電子
的スイッチSから成っている。
第4図には時間要素Zとして、コンデンサを形成する
nチャネル電界効果トランジスタT5と、特にpチャネル
電界効果トランジスタT6により形成されておりその基板
がそのソース端子と接続されているオーム性負荷要素と
の直列回路が設けられている。その際に電界効果トラン
ジスタT6のゲートは接地電位VDDと接続されている。直
列回路の一方の端子は供給電圧VDDに接続されており、
またその他方の端子は接地電位VSSにあり、また電界効
果トランジスタT5のソース−ドレイン端子および基板端
子と接続されている。時間要素の出力端30を電界効果ト
ランジスタT5のゲート端子および電界効果トランジスタ
T6のドレイン端子が形成する。電子的スイッチSはnチ
ャネル電界効果トランジスタT7により実現されている。
ソースおよびドレイン端子はそれぞれ電子的保護回路27
の出力端29および入力端31を形成する。接続点39はnチ
ャネル電界効果トランジスタT7のゲートに接続されてお
り、また電界効果トランジスタT7の基板端子は負の電圧
VBBに接続されている。
nチャネル電界効果トランジスタT5と、特にpチャネル
電界効果トランジスタT6により形成されておりその基板
がそのソース端子と接続されているオーム性負荷要素と
の直列回路が設けられている。その際に電界効果トラン
ジスタT6のゲートは接地電位VDDと接続されている。直
列回路の一方の端子は供給電圧VDDに接続されており、
またその他方の端子は接地電位VSSにあり、また電界効
果トランジスタT5のソース−ドレイン端子および基板端
子と接続されている。時間要素の出力端30を電界効果ト
ランジスタT5のゲート端子および電界効果トランジスタ
T6のドレイン端子が形成する。電子的スイッチSはnチ
ャネル電界効果トランジスタT7により実現されている。
ソースおよびドレイン端子はそれぞれ電子的保護回路27
の出力端29および入力端31を形成する。接続点39はnチ
ャネル電界効果トランジスタT7のゲートに接続されてお
り、また電界効果トランジスタT7の基板端子は負の電圧
VBBに接続されている。
第4図中の接続点39はスイッチオンの際に空のキャパ
シタンスを介して接地電位VSSに接続されており、従っ
て電界効果トランジスタT7は遮断状態となり、入力端31
と出力端29との間の接続は遮断されている。キャパシタ
ンスが時間Δtの後に充電され終わり、また接続点39に
おける電圧が電界効果トランジスタT7の入力端における
電圧とそのトランジスタのカットオフ電圧との和よりも
大きくまたはそれと等しくなると、nチャネル電界効果
トランジスタは導通状態となり、入力端31を出力端29と
接続する。作動中にコンデンサが充電され、また第4図
中の保護回路は横電流なしとなる。
シタンスを介して接地電位VSSに接続されており、従っ
て電界効果トランジスタT7は遮断状態となり、入力端31
と出力端29との間の接続は遮断されている。キャパシタ
ンスが時間Δtの後に充電され終わり、また接続点39に
おける電圧が電界効果トランジスタT7の入力端における
電圧とそのトランジスタのカットオフ電圧との和よりも
大きくまたはそれと等しくなると、nチャネル電界効果
トランジスタは導通状態となり、入力端31を出力端29と
接続する。作動中にコンデンサが充電され、また第4図
中の保護回路は横電流なしとなる。
第5図には第4図を変形した回路として、電子的スイ
ッチSとして1つのpチャネル電界効果トランジスタを
有する回路が示されている。時間要素Zは再び直列回
路、すなわちコンデンサとして接続されているpチャネ
ル電界効果トランジスタT10とオーム性負荷要素とから
実現されている。オーム性負荷要素、この場合にはnチ
ャネル電界効果トランジスタT9はそのゲート端子で供給
電圧VDDに、またその基板端子で負の電圧VBBに接続され
ている。直列回路の一方の端子は接地電位VSSと、また
電界効果トランジスタT10の基板−ソース端子およびド
レイン端子により形成されている他方の端子は供給電圧
VDDと接続されている。接続点39および時間要素Zの出
力端30はpチャネル電界効果トランジスタT8のゲート
に、また電界効果トランジスタT8の基板端子は正の電圧
VDDと接続されている。電界効果トランジスタT8のソー
スおよびドレイン端子はそれぞれ電子的保護回路の入力
端31および出力端29を形成する。
ッチSとして1つのpチャネル電界効果トランジスタを
有する回路が示されている。時間要素Zは再び直列回
路、すなわちコンデンサとして接続されているpチャネ
ル電界効果トランジスタT10とオーム性負荷要素とから
実現されている。オーム性負荷要素、この場合にはnチ
ャネル電界効果トランジスタT9はそのゲート端子で供給
電圧VDDに、またその基板端子で負の電圧VBBに接続され
ている。直列回路の一方の端子は接地電位VSSと、また
電界効果トランジスタT10の基板−ソース端子およびド
レイン端子により形成されている他方の端子は供給電圧
VDDと接続されている。接続点39および時間要素Zの出
力端30はpチャネル電界効果トランジスタT8のゲート
に、また電界効果トランジスタT8の基板端子は正の電圧
VDDと接続されている。電界効果トランジスタT8のソー
スおよびドレイン端子はそれぞれ電子的保護回路の入力
端31および出力端29を形成する。
第5図中の回路の作用の仕方は第4図中の回路の作用
の仕方と類似している。コンデンサが充電されていない
間は、電界効果トランジスタT8と遮断状態にある。集積
回路のスイッチオンの時点から測って時間Δtの後に、
コンデンサは充電され終わっており、接続点39における
電圧は電界効果トランジスタT8の入力端31における電圧
とそのトランジスタのカットオフ電圧との和よりも小さ
くまたはそれと等しい。この時点で電界効果トランジス
タT8は導通し、入力端31を出力端29と接続する。作動中
にコンデンサが充電され、また第5図中の保護回路は横
電流なしとなる。
の仕方と類似している。コンデンサが充電されていない
間は、電界効果トランジスタT8と遮断状態にある。集積
回路のスイッチオンの時点から測って時間Δtの後に、
コンデンサは充電され終わっており、接続点39における
電圧は電界効果トランジスタT8の入力端31における電圧
とそのトランジスタのカットオフ電圧との和よりも小さ
くまたはそれと等しい。この時点で電界効果トランジス
タT8は導通し、入力端31を出力端29と接続する。作動中
にコンデンサが充電され、また第5図中の保護回路は横
電流なしとなる。
以上にあげた実施例とならんで、本発明は、p伝導性
の槽状の半導体領域を有するn伝導性の基板が設けられ
ているものをも含んでいる。その際には、すべての半導
体部分の伝導形式およびすべての電圧の極性がそれぞれ
反転される。
の槽状の半導体領域を有するn伝導性の基板が設けられ
ているものをも含んでいる。その際には、すべての半導
体部分の伝導形式およびすべての電圧の極性がそれぞれ
反転される。
さらに、本発明は、第1図および第2図を下記のよう
に変更して得られる実施例をも含んでいる。境界線B1は
省略され、これらの両部分はもはやn伝導性の基板とし
て理解されるべきではない。このことから出発して、こ
のn伝導性の基板のなかに、破線B2によりn伝導性の基
板に対して境されておりまた回路部分T2、T3、C、T4お
よび18を含んでいるp伝導性の槽状の半導体領域が挿入
される。
に変更して得られる実施例をも含んでいる。境界線B1は
省略され、これらの両部分はもはやn伝導性の基板とし
て理解されるべきではない。このことから出発して、こ
のn伝導性の基板のなかに、破線B2によりn伝導性の基
板に対して境されておりまた回路部分T2、T3、C、T4お
よび18を含んでいるp伝導性の槽状の半導体領域が挿入
される。
本発明の1つの好ましい応用は、メモリセルと共にモ
ノリシックに集積されている大きい実装密度のダイナミ
ック半導体メモリの周辺回路への応用である。
ノリシックに集積されている大きい実装密度のダイナミ
ック半導体メモリの周辺回路への応用である。
第1図はワントランジスタメモリセルを有するCMOS回路
技術による“ラッチアップ”保護回路を有する集積回路
の構成図、第2図は追加的にクランプ回路を設けられて
いる、第1図のような“ラッチアップ”保護回路を有す
る集積回路の構成図、第3図は“ラッチアップ”保護回
路の原理回路図、第4図および第5図はオーム性負荷を
有する“ラッチアップ”保護回路の実施例の回路図であ
る。 1……半導体基板、1a……半導体基板の境界面、2……
槽状の半導体領域、3、4、20、21、15、32、33……n+
ドープされた半導体領域、5、11、22、35……ゲート電
極、6、12、37……ゲート端子、7、13、23、34……絶
縁層、8、14、38、36……ドレインまたはソース端子、
9、10、18……p+ドープされた半導体領域、16……基板
バイアス電圧発生器、17……基板バイアス電圧発生器の
出力端、24……コンデンサCのnドープされた層、25…
…コンデンサCの誘電体層、26……コンデンサCのポリ
シリコン層、27……ラッチアップ保護回路、28…バイア
ス電圧発生器、29……ラッチアップ保護回路の出力端、
30……時間要素の出力端、31……ラッチアップ保護回路
の入力端、C……コンデンサ、S……電子的スイッチ、
T1〜T10……トランジスタ、V……増幅器、VBB……基板
バイアス電圧、VDD……供給電圧、VSS……接地電圧、W
……基板バイアス電圧発生器の内部抵抗、Z……時間要
素。
技術による“ラッチアップ”保護回路を有する集積回路
の構成図、第2図は追加的にクランプ回路を設けられて
いる、第1図のような“ラッチアップ”保護回路を有す
る集積回路の構成図、第3図は“ラッチアップ”保護回
路の原理回路図、第4図および第5図はオーム性負荷を
有する“ラッチアップ”保護回路の実施例の回路図であ
る。 1……半導体基板、1a……半導体基板の境界面、2……
槽状の半導体領域、3、4、20、21、15、32、33……n+
ドープされた半導体領域、5、11、22、35……ゲート電
極、6、12、37……ゲート端子、7、13、23、34……絶
縁層、8、14、38、36……ドレインまたはソース端子、
9、10、18……p+ドープされた半導体領域、16……基板
バイアス電圧発生器、17……基板バイアス電圧発生器の
出力端、24……コンデンサCのnドープされた層、25…
…コンデンサCの誘電体層、26……コンデンサCのポリ
シリコン層、27……ラッチアップ保護回路、28…バイア
ス電圧発生器、29……ラッチアップ保護回路の出力端、
30……時間要素の出力端、31……ラッチアップ保護回路
の入力端、C……コンデンサ、S……電子的スイッチ、
T1〜T10……トランジスタ、V……増幅器、VBB……基板
バイアス電圧、VDD……供給電圧、VSS……接地電圧、W
……基板バイアス電圧発生器の内部抵抗、Z……時間要
素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 27/108
Claims (11)
- 【請求項1】相補性MOS回路技術による“ラッチアッ
プ”保護回路を有する集積回路であって、ドープされた
半導体基板(1)に配置されており基板バイアス電圧発
生器(16)の出力端に接続されている基板バイアス電圧
端子(18)を有する集積回路において、2つのコンデン
サ面(24、26)を有するコンデンサ(C)が設けられて
おり、その第1のコンデンサ面(24)がドープされた半
導体基板(1)内に集積されており、またその第2のコ
ンデンサ面(26)が電子的保護回路(27)を介してコン
デンサに対するバイアス電圧発生器(28)に接続され、
集積回路のスイッチオンの際に電子的保護回路(27)が
第2のコンデンサ面(26)とコンデンサに対するバイア
ス電圧発生器(28)とを時間Δtだけ遅らせて互いに接
続することを特徴とする集積回路。 - 【請求項2】電子的保護回路(27)が時間要素(Z)、
増幅器(V)および電子的スイッチ(S)を含んでいる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の集積回
路。 - 【請求項3】時間要素(Z)が負荷要素および第1の電
界効果トランジスタ(T5)の直列回路を含んでおり、同
時に負荷要素の1つの端子であるこの直列回路の第1の
端子が正の電圧(VDD)を与えられており、同時に第1
の電界効果トランジスタ(T5)のソースおよびドレイン
端子およびこの電界効果トランジスタの基板端子である
この直列回路の第2の端子が接地電位(VSS)と接続さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
集積回路。 - 【請求項4】電子的スイッチ(S)がnチャネル電界効
果トランジスタ(T7)を含んでおり、このnチャネル電
界効果トランジスタ(T7)のゲート端子が直列回路の第
1の電界効果トランジスタ(T5)と負荷要素との接続点
(39)に接続されており、電界効果トランジスタ(T7)
の基板端子が基板バイアス電圧端子(18)における電圧
(VBB)と接続されており、電界効果トランジスタ(T
7)のソース端子が第2のコンデンサ面(26)と、また
電界効果トランジスタ(T7)のドレイン端子がコンデン
サに対するバイアス電圧発生器(28)と接続されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の集積回
路。 - 【請求項5】負荷要素が第1の電界効果トランジスタ
(T5)とは異なるチャネル形式の第2の電界効果トラン
ジスタ(T6)により実現されており、電界効果トランジ
スタ(T6)のゲート端子が接地電位(VSS)と、また電
界効果トランジスタ(T6)の基板端子が正の電圧
(VDD)と接続されていることを特徴とする特許請求の
範囲第3項または第4項記載の集積回路。 - 【請求項6】時間要素(Z)が負荷要素および電界効果
トランジスタ(T10)の直列回路を含んでおり、同時に
電界効果トランジスタ(T10)のソース−ドレインおよ
び基板端子と接続されているこの直列回路の第1の端子
が正の電圧(VDD)を与えられており、同時に負荷要素
の端子を成すこの直列回路の第2の端子が接地電位(V
SS)と接続されていることを特徴とする特許請求の範囲
第2項記載の集積回路。 - 【請求項7】電子的スイッチ
(S)がpチャネル電界効果トランジスタ(T8)を含ん
でおり、このpチャネル電界効果トランジスタ(T8)の
ゲート端子が直列回路の電界効果トランジスタ(T10)
と負荷要素との接続点(39)に接続されており、電界効
果トランジスタ(T8)の基板端子が正の電圧(VDD)と
接続されており、電界効果トランジスタ(T8)のドレイ
ン端子が第2のコンデンサ面(26)と、また電界効果ト
ランジスタ(T8)のソース端子がコンデンサに対するバ
イアス電圧発生器(28)と接続されていることを特徴と
する特許請求の範囲第6項記載の集積回路。 - 【請求項8】負荷要素が電界効果トランジスタ(T10)
とは異なるチャネル形式の電界効果トランジスタ(T9)
により実現されており、電界効果トランジスタ(T9)の
ゲート端子が正の電圧(VDD)と、また電界効果トラン
ジスタ(T9)の基板端子が基板バイアス電圧端子(18)
における電圧(VBB)と接続されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第6項または第7項記載の集積回路。 - 【請求項9】基板バイアス電圧発生器(16)の出力端
(17)が電子的スイッチ(T4)を介して、接地電位(V
SS)にある回路点(36)と接続されており、また電子的
スイッチ(T4)が、基板バイアス電圧端子(18)から取
り出された電圧により駆動されることを特徴とする特許
請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の
集積回路。 - 【請求項10】基板バイアス電圧発生器(16)、コンデ
ンサに対するバイアス電圧発生器(28)、電子的保護回
路(27)および電子的スイッチ(T4)が半導体基板上に
集積されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第9項のいずれか1項に記載の集積回路。 - 【請求項11】集積密度の高いダイナミック半導体メモ
リに対する周辺回路として応用されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか1項に記
載の集積回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3700685 | 1987-01-12 | ||
DE3700685.1 | 1987-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63182848A JPS63182848A (ja) | 1988-07-28 |
JPH0821680B2 true JPH0821680B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=6318708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002377A Expired - Lifetime JPH0821680B2 (ja) | 1987-01-12 | 1988-01-08 | 集積回路 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4798974A (ja) |
EP (1) | EP0275872B1 (ja) |
JP (1) | JPH0821680B2 (ja) |
KR (1) | KR960012249B1 (ja) |
AT (1) | ATE99064T1 (ja) |
DE (1) | DE3886428D1 (ja) |
HK (1) | HK147895A (ja) |
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ATE67617T1 (de) * | 1985-08-26 | 1991-10-15 | Siemens Ag | Integrierte schaltung in komplementaerer schaltungstechnik mit einem substratvorspannungs- generator. |
US4999761A (en) * | 1985-10-01 | 1991-03-12 | Maxim Integrated Products | Integrated dual charge pump power supply and RS-232 transmitter/receiver |
JPS63308794A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | 基板バイアス回路 |
JPH0713871B2 (ja) * | 1987-06-11 | 1995-02-15 | 三菱電機株式会社 | ダイナミツクram |
JPH01138679A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
JPH01147854A (ja) * | 1987-12-04 | 1989-06-09 | Nissan Motor Co Ltd | 半導体装置 |
JPH02309661A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Toshiba Corp | 半導体集積回路 |
US5200919A (en) * | 1990-06-29 | 1993-04-06 | Texas Instruments Incorporated | Electrically-erasable, electrically-programmable read-only memory cell with a selectable threshold voltage and methods for its use |
DE69530942T2 (de) * | 1995-03-09 | 2004-03-11 | Macronix International Co. Ltd., Hsinchu | Ladungspumpe mit reihenkondensator |
KR100439834B1 (ko) * | 1997-06-25 | 2004-10-26 | 삼성전자주식회사 | 씨모스집적회로 |
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US7786756B1 (en) | 2002-12-31 | 2010-08-31 | Vjekoslav Svilan | Method and system for latchup suppression |
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