JPH08211407A - 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法Info
- Publication number
- JPH08211407A JPH08211407A JP29901795A JP29901795A JPH08211407A JP H08211407 A JPH08211407 A JP H08211407A JP 29901795 A JP29901795 A JP 29901795A JP 29901795 A JP29901795 A JP 29901795A JP H08211407 A JPH08211407 A JP H08211407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- pixel electrode
- display device
- pixel
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
て動画を正確に表示させる 【構成】 画素領域に、中央画素電極101と、中央画
素電極102を囲むように周辺画素電極102を配置す
る。最初に周辺画素電極102により電界を液晶に対し
て印加して、所定時間だけのタイミングを遅らせて、中
央画素電極により液晶に電界を印加する。こうすること
で、画素領域周囲の液晶の影響による画素領域の中央部
の液晶の動作の遅れを解消して、見掛け上、画素領域の
液晶を殆ど同時に高速に応答させることができる。
Description
型の液晶表示装置及びその駆動方法に関するものであ
る。
的である。しかし、CRTは真空のガラスチューブを使
用し、高電圧で電子を加速しているため、容積が大き
い、重さが大きい、消費電力が大きい等の問題点があ
る。そのため、プラズマや、液晶を使ったフラットパネ
ル型の表示装置が開発されている。特に近年、液晶表示
装置のなかでも、アクティブマトリクス型の液晶表示装
置が普及しつつある。
液晶表示装置の構成図であり、画素マトリクス1には、
信号線2、走査線3により信号線駆動回路4、走査線駆
動回路5が接続されている。
図であり、ガラス基板上に、信号線11〜13、走査線
14〜16がマトリクス状に配置され、その交差部分に
それぞれ薄膜トランジスタ17〜20が配置されてい
る。薄膜トランジスタ17〜20において、ソース電極
は信号線11〜13に接続され、ゲイト電極は走査線1
4〜16に接続されている。また、ドレイン電極は画素
領域の液晶セル21〜24と、保持容量25〜28とに
対応して配置された図示しない画素電極に接続されてい
る。
極に印加される電位の時間変化を示すグラス図であり、
図12(a)は薄膜トランジスタのソース電極に印加さ
れる電位VS であり、図12(b)はゲイト電極に印加
される電位VG であり、図12(c)はドレイン電極の
電位VD である。
の場合、ゲイト電極がハイ(ゲイト電極の電位VG がプ
ラス側)になると、薄膜トランジスタ17〜20はオン
となり、ソース電極の電位VS とドレイン電極の電位V
D は等しくなるように動作する。この動作により、信号
線11〜13の電位が保持容量25〜28に書き込まれ
る。次に薄膜トランジスタ17〜20のゲイト電極がロ
ウ(ゲイト電極のマイナス側電位)になると、薄膜トラ
ンジスタ17〜20はオフとなり、ソース電極、ドレイ
ン電極間はオープン状態になる。これによって、保持容
量25〜28の電位は次に薄膜トランジスタ17〜20
がオンになり、再び書き込みが発生するまでの間、保持
される。また、対向電極と画素電極の間に挟まれた図1
1の液晶セル21〜24はその両電極の差電圧が印加さ
れ、その電圧に応じて光の偏光特性が変化する。そし
て、偏光板を介することにより、最終的に透過率が変化
して、明暗が形成される。
対して平行方向と垂直方向とで誘電率が異なることを利
用して、光の偏光や透過光量、さらには散乱量を制御す
ることでON/OFFを制御して、明暗を表示する。液
晶材料としてはTN液晶、STN液晶、強誘電性液晶等
が一般的に使用されている。
する方法には、単結晶シリコンのトランジスタ集積回路
で作製する方法と、ポリシリコンを利用した薄膜トラン
ジスタで構成し、アクティブマトリクスと同じガラス基
板上に一体的に作製する方法とがある。単結晶シリコン
で作製された駆動回路はTABまたはCOGという形で
アクティブマトリクスに接続されるのが普通である。他
方、ポリシリコン薄膜トランジスタで作製する方法で
は、駆動回路はTABやCOGではなく、基板上の金属
配線でアクティブマトリクスに接続される。
トリクス型液晶表示装置では、液晶材料には低価格及び
配向制御が容易な点から、主にTN液晶が使用されてい
る。TN液晶は偏光板を介した状態で、図13に示すよ
うな透過率−印加電圧(V)特性を有する。図13に示
すように、透過率−印加電圧(V)特性は曲線の勾配が
比較的緩やかなため、TN液晶を用いた液晶表示装置は
印加電圧により諧調表示が可能である。
対する応答が遅いという問題点がある。一般にTN液晶
を用いた液晶表示装置では、図14に示すように諧調が
黒から白に変化した場合、またはその逆に白から黒に変
化した場合には、10msecから数10msecの応
答遅れが発生する。特に一つの表示画素に着目すると、
黒から白に諧調が変化する際に、画素中心部の階調がま
ず変化して、これに遅れて、表示画素周辺部の諧調が変
化していることが観察される。この応答の遅れは、画素
領域の液晶の周辺部と中心部とでは、電界を加えた際に
おける応答時間に違いが見られる現象に起因する。
現象を説明する。画素電極に電圧を印加した状態での図
15(a)は液晶セル内の液晶分子の模式図であり、図
15(b)は液晶セルの画素電極間の電気力線の模式図
である。図15(a)に示すように、液晶セルは一対の
ガラス基板31、32間に液晶分子33が挟まれてお
り、ガラス基板31、32には一対の透明な画素電極3
4、35が対向して設けられている。更に、図示される
構成要素以外に配向膜やスイッチング用の薄膜トランジ
スタが設けられているが、図15(a)ではその記載は
省略してある。また、図15(a)に示す構成を一対の
偏向板で挟むことによって、最も基本的な構成の液晶表
示装置を得ることができる。
極34、35により電界が液晶分子33に印加される
と、図15(b)に示す電気力線36に沿って、液晶分
子33の分子軸が一様な方向に揃う。この結果、液晶分
子33中を透過する光の偏光状態が変化する。
部においては、境界面37を境として、右側、即ち中央
よりの液晶分子33は向きを変えようと回転するのに対
して、左側の液晶分子33はそのままの状態を保持しよ
うとする。この結果、画素電極34、35間において、
境界面37近傍の液晶分子33は応答速度が画素電極3
4、35の中央付近の変化速度に比べて遅い。
置は、静止画をCRTと同等以上の画質で表示すること
が可能であるが、前述したような液晶分子の応答遅れの
ために、動画像の画質はCRTよりも低い。実際には、
この応答遅れは高速で色調が変化した際の表示の不自然
さ、動画表示の動きの鈍さとして現れる。
に、本明細書で開示する主要な発明は、透明基板上に信
号線、走査線をマトリクス状に交差させ、その交差部分
に薄膜トランジスタと透明画素電極を配置し、前記透明
基板と異なる透明基板と、前記透明基板の間に液晶材料
を挟み、前記液晶材料に電圧を印加して、表示を行うア
クティブマトリクス型の液晶表示装置において、透明画
素電極は走査線、信号線に囲まれた画素領域のほぼ中央
に位置する第1の画素電極と第1の画素電極の少なくと
も2方向を囲む形状を有する第2の画素電極から成り、
第1、第2の画素電極はそれぞれ異なる第1、第2の薄
膜トランジスタに接続され、前記第1、第2の薄膜トラ
ンジスタはそれぞれ異なる信号線、走査線に接続されて
いる。
な構成図であり、表示単位となる1つの画素セルのみを
図示している。信号線107、108と走査線105、
106は格子状に配置され、この格子部分の中央には透
明電極から成る中央画素電極101が配置されている。
更に、中央画素の略3辺を囲んで「コ」の字型の透明電
極から成る周辺画素電極102が配置されている。周辺
画素電極102は中央画素電極101の周囲のおよそ3
/4を囲んでいる。中央画素電極101は第1の画素電
極に相当し、周辺画素電極102は第2の画素電極に相
当する。中央画素電極101には第1の薄膜トランジス
タ103が接続され、周辺画素電極102には第2の薄
膜トランジスタ104が接続されている。薄膜トランジ
スタ103には走査線105、信号線107が接続さ
れ、薄膜トランジスタ104には走査線106、信号線
108が接続されている。
タ104をONにして、周辺画素電極102のみに電圧
を印加する。そして所定のタイミングだけ遅らせて薄膜
トランジスタ103をONにして、中央画素電極101
にも電圧を印加する。即ち、最初に画素領域の周辺部の
およそ3/4の液晶が応答して、しかる後に画素領域の
中心領域を占める液晶が遅れて応答する。
も、画素電極の周縁部の液晶は電極外の液晶の影響を受
けて、応答が緩慢であったが、本発明では、あらかじめ
応答に時間のかかる画素の周辺部の液晶を先に応答さ
せ、しかる後に画素の中心領域の液晶を応答させてい
る。更に、中央画素電極101、周辺画素電極102の
動作タイミングを適宜設定することで、画素領域全体の
液晶が立ち上がるタイミングを揃えている。その結果、
見かけ上、画素セル内の液晶がほとんど同時に高速に応
答するようにして、動画を正確に表示することができ
る。
トランジスタ103、第2の薄膜トランジスタ104を
それぞれ異なる信号線、走査線を介して、異なる駆動回
路によって、異なるタイミングで駆動する必要がある。
具体的なタイミングの例としては、例えば第1の薄膜ト
ランジスタ103を駆動するための画像信号を第2の薄
膜トランジスタ104を駆動する画像信号よりも1フレ
ーム期間の少なくとも1以上の自然数倍の時間遅れを有
する信号とすればよい。
102とを離して配置しているが、この場合は、その離
れる距離が重要である。図15(b)に示すように、一
対の画素電極により電圧を印加した際には、画素の境界
面から電気力線がはみだしているため、画素電極に挟ま
れていない液晶分子も応答している。図3は印加電圧に
応答した液晶分子の位置を電極から離間距離として測定
した結果を示す。5Vの電圧印加に対して、離間距離は
4μm程度である。これは、5Vの電圧印加に対して
は、画素電極から4μm程度離れた位置に在る液晶分子
の向きを変化させることができることを意味している。
従って、印加電圧を5Vとする場合には、図1におい
て、中央画素電極101と周辺画素電極102の離間距
離は4μm以内とすればよい。
晶に電界を加えるための1単位の領域を有し、前記1単
位の領域には複数の電極が配置されており、前記複数の
電極として、前記1単位の領域の周辺に接する領域の1
/2以上を占める電極と、前記1単位の領域における中
心部分を占める電極と、を少なくとも有することを特徴
とする。
な構成図であり、画素領域として画定される1単位の画
素領域は中央画素電極101と周辺画素電極102から
構成され、表示の最小単位となるものである。表示単位
となる画素領域の中心部分に中心画素電極101が配置
され、中心画素電極101の周囲に、周辺画素電極10
2が配置されている。
素電極の少なくとも1/2以上の領域が周辺画素電極で
占められる必要がある。言い換えれば、表示単位の周辺
部の領域を1/2以上を周辺画素電極占める必要があ
る。これは、中央画素電極下の液晶において、電極外部
の液晶と接する部分の割合がその周囲全体に対して50
%以上となると、周辺画素電極を中央画素電極よりも早
いタイミングで駆動しても、画素領域周辺の液晶の影響
による液晶の応答の遅れが顕著になるからである。図1
に示す構成においては、画素領域の周辺に接する領域の
およそ3/4が周辺画素電極102によって占められ、
中央画素電極下の液晶が電極外部の液晶と接する部分の
割合はおよそ25%となっている。
めの1単位の領域を有し、前記領域には複数の電極が配
置されており、前記複数の電極として、前記1単位の領
域の周辺に接する領域の1/2以上を占める電極と、前
記領域における中心領域を占める電極と、を少なくとも
有することを特徴とする。
めの1単位の領域を有し、前記領域には複数の電極が配
置されており、前記複数の電極として、前記領域におけ
る中心部を占める電極と、該電極周囲の1/2以上を囲
んで配置された電極と、を少なくとも有することを特徴
とする。
う1単位の領域を有し、前記1単位の領域の周辺に接す
る領域の1/2以上の領域に電界を加える手段と、該手
段からの電界が液晶に加えられた後に前記1単位の領域
の中心部に電界を加える手段と、を少なくとも有するこ
とを特徴とする。
的に説明する。図1には、中央画素電極101と周辺画
素電極102で構成された1単位の領域が示されてい
る。図1に示す構成においては、この1単位の領域が画
素電極となる。ここで、中心画素電極101が1単位の
領域の中心部を占める電極であり、周辺画素電極102
がこの1単位の領域の周辺に接する領域のおよそ3/4
の領域に電界を加えるための電極である。
102から液晶に対して電界を印加した後に、所定のタ
イミングを遅らせて、中心画素電極101から液晶に対
して電界を印加する。こうして、画素領域の周辺に接す
る領域から画素領域の中心領域へと順次所定のタイニン
グで電界を加える構成を実現することができる。このた
め、応答の遅い画素領域の周辺に接した領域を最初に応
答させることができ、結果として画素全体を一様に高速
度で応答させることができる。
界を加える手段を少なくとも有する表示装置であって、
前記手段は、前記一部の領域の周辺に接する領域の1/
2以上の領域にまず電界を加え、その後に他の領域に電
界を加える機能を有することを特徴とする。
界を加える手段を少なくとも有する表示装置であって、
前記手段は、前記所定の領域の周辺に接する少なくとも
一部の領域から前記所定の領域の中心部および/または
中心周辺部へと順次電界を加える機能を有することを特
徴とする。
界を加える手段を少なくとも有する表示装置であって、
前記手段は、前記所定の領域の周辺に接する少なくとも
一部の領域に電界を加えた後前記所定の領域の中心部お
よび/または中心周辺部に電界を加える機能を有するこ
とを特徴とする。
すように、画素領域である所定の領域の周辺に接する領
域に電界を加えるための周辺画素電極102と、所定の
領域の中心部に電界を加えるための中央画素電極101
を有する構成を挙げることができる。このような構成を
採用することにより、画素領域となる液晶の所定の領域
の周辺部から中心部へと順次に液晶を応答させることが
でき、画素領域周辺の液晶の影響による応答の遅れを補
正することができる。
画素電極を中央画素電極とは異なる面内に形成したこと
を特徴とする。このような構成を採用すると、中央画素
電極の周辺領域に電界がより印加されやすくなる構成と
することができる。
明細書で開示する発明の他の主要な構成は、透明基板上
に信号線、走査線をマトリクス状に交差させ、その交差
部分に薄膜トランジスタと透明画素電極を配置し、前記
透明基板と異なる透明基板と前記透明基板の間に液晶材
料をはさみ、前記液晶材料に電圧を印加し、表示を行う
アクティブマトリクス型液晶表示装置において、透明画
素電極は走査線、信号線に囲まれた画素領域のほぼ中央
に位置する第1の画素電極と第1の画素電極を囲む形状
を持った第2の画素電極からなり、第1、第2の画素電
極は、それぞれ異なる第1、第2の薄膜トランジスタに
接続され、前記第1、第2の薄膜トランジスタはそれぞ
れ異なる信号線、走査線に接続され、前記第1の画素電
極と前記第2の画素電極とは、異なる平面上に形成され
ていることを特徴とする。
マトリクス状に配置された透明画素電極を有し、前記透
明画素電極は、走査線、信号線に囲まれた画素領域のほ
ぼ中央に位置する第1の画素電極と第1の画素電極を囲
む形状を持った第2の画素電極からなり、第1、第2の
画素電極はそれぞれ異なる第1、第2の薄膜トランジス
タに接続され、前記第1、第2の薄膜トランジスタはそ
れぞれ異なる信号線、走査線に接続され、前記第1の画
素電極と前記第2の画素電極とは異なる平面上に形成さ
れているアクティブマトリクス型の液晶表示装置におい
て、入力された画像信号をフレームメモリによって遅延
させ、原信号と比較を行い、動き部分を検出し、動き部
分が検出された場合に、前記第2の薄膜トランジスタ
を、第1の薄膜トランジスタを駆動するより1フレーム
以上先の画像信号を用いて駆動することを特徴とする。
アクティブマトリクス方式の液晶表示装置における画素
セルの構成図であり、図6(a)は画素の上面図を示
し、図6(b)は図6(a)の線a−a’で切った断面
図である。図6(a)に示すように、透光性を有する基
板上に、従来の画素に対応する中央画素電極601が設
けられ、更に、第2の画素電極として、周辺画素電極6
02が中央画素電極601の周辺に接し、その4辺を囲
むように設けられている。中央画素電極601には画素
薄膜トランジスタ603が接続され、周辺画素電極60
2には薄膜トランジスタ604が接続されている。
はそれぞれ走査線605、606、信号線607、60
8が独立に接続されている。更に、走査線605、60
6、信号線607、608にはそれぞれ図示しない駆動
回路が独立に接続されている。このため、中央画素電極
601と周辺画素電極602とを異なる駆動回路によ
り、異なるタイミングで動作させることができる。
電極602は中央画素電極601の下層に配置されてお
り、中央画素電極601が形成される層と周辺画素電極
602が形成される層との間には、SiN、Al2 O3
等の絶縁膜層609が形成されている。
と異なる層に配置することにより、電気的に絶縁された
層において、それぞれの電極に接続させる配線を設ける
ことができる。例えば、中央画素電極601に接続され
た配線パターンを絶縁膜609上に形成することができ
るため、周辺画素電極602上を横断して配置すること
ができる。従って、中央画素電極601の周囲を全て囲
んで周辺画素電極602を配置することができる。
電極601と周辺画素電極602とは、中央画素電極6
01の周縁で重なるようにしている。このような構成を
採用したため、中央画素電極601の周縁部分に対し
て、周辺画素電極602により、電圧を印加することが
できる。更に、中央画素電極601と周辺画素電極60
2とが部分的に重なっているために、プロセスでのアラ
イメントのずれを補償することができる。このため、プ
ロセスマージンを高めることができる。
に電圧が印加されるよりも先に周辺画素電極602間に
電圧を印加する。すると周辺画素電極602に挟まれる
液晶分子が長軸の方向が電気力線と平行になるように配
向すると同時に、中央画素電極601の周縁の液晶分子
もが分子の長軸の向きが初期配向状態から、電気力線に
沿うようになるように変わる。便宜上これを第1の応答
ということとする。
画素電極601にも電圧を印加する。これにより、中央
画素電極601に挟まれる液晶分子が長軸の方向が電気
力線と平行になるように配向する。便宜上、これを第2
の応答という。
からの電圧印加により、中央画素電極601の周縁の液
晶分子は既に応答しているため、中央画素電極601間
の液晶分子は位置に拘らず、応答の遅さが生じることが
なく、中央画素電極の領域全体において均一に応答させ
ることができる。
に要する時間T2 との関係は、T1>T2 となる。これ
は、第1の応答において、周辺画素電極602に挟まれ
る液晶分子は周辺の液晶分子の影響を受けて、その応答
が遅くなるためである。ここで、ΔTをT1 −T2 =Δ
Tと定義する。本発明では、周辺画素電極602に電圧
を印加してから中央画素電極601に電圧を印加するま
での時間差がΔTとなるようにする。これにより、中央
画素電極の中央における液晶の応答と中央画素電極の縁
近くの液晶の応答とが同時に応答したような状態が実現
できる。このような動作状態は、動画の表示において、
色調の変化や動画の動きを自然なものとするために非常
に有用になる。
マトリクスを兼ねてクロムを用いることも可能である。
これにより、画素周辺領域での液晶分子の配向乱れを遮
蔽することができるという利点が生ずる。
された画素領域を有する液晶表示装置であって、前記画
素領域には、画素領域の中心領域を占める第1の画素電
極と、前記第1の画素電極の周囲全てを囲んで形成され
た第2の画素電極と、を有することを特徴とする。
例えば表示の一つの単位がマトリクス状に配置されてい
る領域のことをいう。例えば、図6に示す構成の場合、
周辺画素電極602と中央画素電極601で構成される
領域が画素領域となる。
された画素領域を有する液晶表示装置であって、前記画
素領域には、画素領域の中心領域を占める第1の画素電
極と、前記第1の画素電極の周囲の少なくとも一部を囲
んで配置された第2の画素電極と、を有し、前記第1の
画素電極と前記第2の画素電極とは異なる平面上に形成
されていることを特徴とする。
第2の画素電極とは異なる平面上に形成され、特に第1
の画素電極の縁部分と第2の画素電極の一部とが重なる
ことを特徴とする。
構成を採用できる。周辺画素電極602は中央画素電極
601の下層に配置され、中央画素電極601が形成さ
れる層と周辺画素電極602が形成される層との間に
は、絶縁膜層609が形成されている。
画素を駆動するための周辺駆動回路をポリシリコン薄膜
トランジスタにより構成することが好ましい。周辺駆動
回路をポリシリコン薄膜トランジスタで構成することに
より以下の長所が生ずる。
小さくできる。TABを用いてアクティブマトリクスを
駆動する場合、TABのピッチはガラス基板と張り合わ
せが可能な大きさに限定されるため、アクティブマトリ
クスのピッチを小さくできない。駆動回路を基板内に内
蔵した場合アクティブマトリクスとの張り合わせが存在
しないため、マトリクスのピッチを小さくできる。
Bを用いる場合にアクティブマトリクスから外部に対し
て数千本の配線が出力されるため、TAB−アクティブ
マトリクス基板の接続点において断線の確率が高いとい
うのに対して、駆動回路を内蔵した場合アクティブマト
リクス基板より外部にでる端子の数は百分の一程度とな
り信頼性の向上が期待できる。
ABを用いる場合に画面の大きさが小さい表示装置、た
とえばビュウファインダの様なものではアクティブマト
リクスよりも駆動回路のTABの方が大きくなりビデオ
カメラ等の容積縮小の足かせとなっていた。駆動回路内
蔵の場合、回路の幅は5mm以下に抑えることが可能で
あるため、ビュウファインダ等の表示装置の小型化に貢
献することが可能である。
電極と周囲画素電極に分離し、画面上で「動き」を要求
される部分では予め周囲画素電極を駆動し、中央画素電
極を駆動しようとしたときに、液晶材料が印加電圧に対
して容易に応答させるようにしている。即ち、応答に時
間のかかる画素の周辺に接する領域の液晶を先に応答さ
せ、しかる後に画素の中心領域の液晶を応答させること
によって、見かけ上、画素内の液晶がほとんど同時に高
速に応答するようにしている。
信号をフレームメモリにより遅延させて、遅延前後の画
像信号データを比較することにより、動き部分を検出し
て、動きが検出された場合には、上記のように周辺画素
電極を先に駆動して、中央画素電極を1フレームの自然
数倍ずらしたタイミングで駆動して、動画を正確に表示
するようにする。
て、アクティブマトリクス型の液晶表示装置の一つの画
素セルの構成図である。従来では、1つの画素で構成さ
れていた画素電極を本実施例では中央の画素電極と、そ
の周囲を囲む画素電極とに分割することを特徴とする。
な構成図であり、表示単位となる1つの画素セルのみを
図示している。信号線107、108と走査線105、
106は格子状に配置され、この格子部分の中央には透
明電極から成る中央画素電極101が配置され、中央画
素の略3辺を囲んで「コ」の字型の透明電極から成る周
辺画素電極102が配置されている。従って、周辺画素
電極102は中央画素電極101の周囲のおよそ3/4
を囲んでいる。中央画素電極101には第1の薄膜トラ
ンジスタ103が接続され、周辺画素電極102には第
2の薄膜トランジスタ104が接続されている。薄膜ト
ランジスタ103には走査線105、信号線107が接
続され、薄膜トランジスタ104には走査線106、信
号線108が接続されている。走査線105、106、
信号線107、108にはそれぞれ図示しない駆動回路
が独立に接続されている。
基板110上に、中央画素電極101、周辺画素電極1
02が形成されている。他方の透明基板111上には、
中央画素電極101に対向する中央画素電極112と、
周辺画素電極102と対向する周辺画素電極113がそ
れぞれ形成されている。また、透明基板110、111
間には、液晶114が封入されている。
合は、従来の方式の駆動方法を採用すればよく、中央の
画素電極101が従来の画素電極と同じ役割を果して画
面表示を行う。
01の境界面(周囲と接する部分)の動作速度を改善す
るため、中央画素電極101、周辺画素電極102を異
なるタイミングで駆動させ、動画を正確に表示するよう
する。最初に、周辺画素電極102、113のみにより
電圧を印加する。図2(b)は、周辺画素電極102、
113のみに電界を印加した状態での電気力線115の
様子を示したものである。
は周辺画素領域の外側にも作用するため、周辺画素電極
102、111に挟まれている液晶分子114をが応答
させると共に中央画素電極101、112の周縁部の液
晶分子114をも予め応答させて、その向きを変化させ
ることができる。
り中央画素電極101112に挟まれている液晶分子1
14に電界を印加する。この状態での液晶分子114を
図2(a)に示めす。この状態では、中央画素電極10
1、112の周縁部の液晶分子が114予め応答してい
るので、電極101、102、112、113が配置さ
れていない領域の液晶分子114の影響を受けずに、中
央画素電極101、112の間の液晶分子114は円滑
に応答することができる。
2と周辺画素電極102、113とを離して配置するよ
うにしたが、その離す距離が重要になる。図2(a)に
示すように一対の画素電極から電圧を印加した際に、画
素の境界面から電気力線115がはみだす。その結果、
周辺画素電極102、113の境界面の外側の液晶分子
114も応答させることができる。
を電極から離間距離として測定した結果を示す。5Vの
電圧印加に対して、離間距離は4μm程度である。これ
は、5Vの電圧印加に対しては、画素電極から4μm程
度離れた位置に在る液晶分子の向きを変化させることが
できることを意味している。従って、印加電圧を5Vと
する場合には、図1において、中央画素電極101と周
辺画素電極102の離間距離は4μm以内とすればよ
い。4μmの離間距離を形成するには、現在の液晶表示
装置のフォトリソグラフィの解像度を考慮すると十分可
能である。
つの画素電極から成る画素マトリクスの駆動方法を示
す。本実施例では、画素電極を実施例1と同じ構成とす
る。従って、中央画素電極、周辺画素電極を独立に動作
させるために、それぞれに対してスイッチング素子とな
る薄膜トランジスタを独立に接続し、更に、これらの薄
膜トランジスタ対して駆動回路を独立に接続する必要が
ある。
走査線駆動回路とで構成される。これらの信号線駆動回
路と走査線駆動回路とが一体的に動作して、各画素領域
において1つの薄膜トランジスタを駆動することができ
る。本実施例では、中央画素領域と周辺画素領域におい
て異なる動作を行う薄膜トランジスタが2つ配置されて
いるので、信号線駆動回路と走査線駆動回路とはそれぞ
れ2組以上、最低でも2組必要となる。
成図である。図4(a)に示すように、画素マトリクス
401は、図1、2に示す中央画素電極、周辺画素電極
から成る画素セルがマトリクス状に配置されている。中
央画素電極に接続された薄膜トランジスタを制御するた
めに、信号線駆動回路402、走査線駆動回路404が
それぞれ信号線、走査線により画素マトリクス401に
接続されている。更に、周辺画素電極に接続された薄膜
トランジスタを制御するために、信号線駆動回路40
3、走査線駆動回路605がそれぞれ信号線、走査線に
より画素マトリクス401に接続されている。信号線駆
動回路402、403にはそれぞれ動き検出回路406
の出力が接続されている。
動回路404、405は画素マトリクス401をの4辺
を取り囲むように配置され、かつ、画素マトリクス40
1を隔てて、信号線駆動回路402と403が対峙し、
走査線駆動回路404と405が対峙している。図4
(b)は周辺駆動回路の配置の変形例であり、図4
(a)と同じ符号は同じ部材を示している。図4(b)
に示すように、画素マトリクス401の2辺を取り囲む
ように、信号線駆動回路402、403、走査線駆動回
路404、405を配置して、かつ信号線駆動回路40
2と403及び走査線駆動回路404と405がそれぞ
れ同じ側に配置されている。ただし信号線駆動回路40
2、403、走査線駆動回路404、405はそれぞれ
信号線、走査線を共有していない。
示信号を与えるためのシステムのブロック図であり、こ
のシステムでは、外部から入力される画像信号はデジタ
ル信号であり、システムから出力される信号もデジタル
信号である。図5に示すように、フレームメモリ40
7、動き検出回路406にはそれぞれ外部から画像信号
が入力される。フレームメモリ407の出力は動き検出
回路406、信号線駆動回路403、フレームメモリ4
08にそれぞれ接続され、フレームメモリ408の出力
は信号線駆動回路402に接続されている。
号が入力されて、1フレーム分の画像データとして記憶
される。フレームメモリ407は記憶している画像デー
タをフレームメモリ408に出力する。フレームメモリ
408はその画像データを記憶する。画像データをフレ
ームメモリ408に出力すると、フレームメモリ407
には新たな画像データが外部から入力されて、記憶され
ている画像データが更新される。即ち、フレームメモリ
407は画像データをフレームメモリ408に出力する
毎に、画像データが更新されるため、フレームメモリ4
07に記憶されている画像データはフレームメモリ40
8に記憶されている画像データよりも1フレーム先のデ
ータとなる。
信号と、フレームメモリ407に記憶された画像データ
がそれぞれ入力される。動き検出回路406において、
外部からの画像信号に「動き」の成分が在るか否かが判
断される。フレームメモリ407から入力された画像デ
ータは外部からの画像信号よりも1フレーム後のデータ
となるため、フレームメモリ407から入力された画像
データを基準にして、外部から入力された画像信号から
「動き」の成分を検出する。そのため入力された2つの
画像データが減算されて、差分信号が作成され、この差
分信号からノイズ成分を除去た後に、「動き」を現すも
のであるか、否かを判断する。
には、動き検出信号406から駆動信号が信号線駆動回
路402に出力されて、信号線駆動回路402は駆動信
号が入力されると、信号線を介して薄膜トランジスタを
駆動して、従来の画素電極と同様に、中央画素電極に画
像データを書き込む。
には、動き検出信号406から駆動信号が信号線駆動回
路403に出力される。信号線駆動回路403は駆動信
号が入力されると、信号線を介して薄膜トランジスタを
駆動して、周辺画素電極にフレームメモリ407に記憶
されている画像データを書き込む。これと同時に、フレ
ームメモリ407に記憶されている画像データはフレー
ムメモリ408出力されて、遅延された後に、信号線駆
動回路402により薄膜トランジスタを駆動して、中央
画素に書き込まれて、中央画素と周辺画素には同一フレ
ームの画像データが表示される。
7、408に画像データを蓄積することにより、中央画
素に書き込む画像データを遅延させて、かつ周辺画素に
画像データを書き込むタイミングを中央画素よりも1フ
レーム先にすることができるため、実質的には、中央部
と周辺部との応答の差が生じなくなり、動画像を正確に
表示することが可能になる。
いるが、画像信号がアナログの場合には、フレームメモ
リ407、408に画像信号を入力する際には、ADコ
ンバータによりデジタル信号に変換するようにして、信
号線駆動回路402、403からの出力信号はDAコン
バータにより、アナログ信号に変換して、画素マトリク
スに出力するようにすればよい。
例であり、中央画素電極と周辺画素電極とが重なるよう
に配置することを特徴とする。画素セルは透光性を有す
る一対のガラス基板間にネマチック性を有する液晶材料
を挟持した構成を有し、図6(a)は1つの画素領域の
上面図であり、図6(b)は図6(a)の線a−a‘で
切った断面図である。また、図7は画素セルの断面構成
図である。
応する中央画素電極601が設けられている。中央画素
電極601の周辺に接して、その周辺を囲むように周辺
画素電極602が設けられている。中央画素電極601
には画素薄膜トランジスタ603が接続され、周辺画素
電極602には画素薄膜トランジスタ604が接続され
ている。これらの薄膜トランジスタ603、604のゲ
イト電極、にはそれぞれ走査線605、606が接続さ
れ、ソース電極には信号線607、608が独立に接続
されている。また、これらの走査線605、606、信
号線607、608にはそれぞれ図示しない駆動回路が
独立に接続されている。
電極602は中央画素電極601の下層に配置されてお
り、中央画素電極601が形成される層と周辺画素電極
162が形成される層との間には、絶縁膜層609が形
成されている。
スパネルの作製方法を説明する。第1の透明基板610
として、コーニング社製の#7059ガラス基板(厚さ
1.1mm)または#1713ガラス基板(厚さ1.1
mm)を用いる。この透明基板610上に画素電極を駆
動するための薄膜トランジスタ、周辺画素電極、及び中
央画素電極をそれぞれ形成する。画素は必要とする数を
マトリクス状に形成する。
上に、クロムを厚さ1000Åに成膜して、パターニン
グを施すことにより周辺画素電極602を形成する。こ
の周辺画素電極602はブラックマトリクスとしても機
能する。周辺画素電極602の形成と同時、その前に或
いは後に、周辺画素電極602と薄膜トランジスタ60
4とを接続するための図示しない配線パターンを形成す
る。
り酸化アルミニウム膜を成膜してパターニングして、絶
縁膜609を形成する。なお、絶縁膜609を窒化珪素
で形成してもよい。更に、絶縁膜609上に、厚さ10
00ÅのITO膜をスパッタ法により成膜する。ITO
膜をパターニングして、中心画素電極601を形成す
る。中心画素電極601の形成と同時、その前或いは後
に、中央画素電極601と薄膜トランジスタ603とを
接続するための配線パターンを形成する。
と薄膜トランジスタ603を結ぶ配線は絶縁膜609上
に形成され、周辺画素電極602と薄膜トランジスタ6
04とを結ぶ配線は絶縁膜609下に形成されることで
ある。このような構成を採用することで、中央画素電極
601と周辺画素電極602とを一部重ねて配置するこ
とや、中央画素電極601の周囲を全て囲んで周辺画素
電極602を配置することができる。なお、第1の透明
基板610上には、ここでは詳述しないが、周辺駆動回
路領域等が薄膜トランジスタによって形成される。
ニング社製#7059(厚さ1.1mm)または#17
37(厚さ1.1mm)ガラス基板を用いる。その基板
上に、第1の透明基板610に形成された、中央画素電
極601、周辺画素電極602の対向電極をそれぞれ形
成する。
ロムをスパッタ法により成膜する。そしてパターニング
して、周辺画素電極602に対向する周辺画素電極61
2を形成する。この周辺画素電極612はブラックマト
リクスとしても機能する。次に、周辺画素電極612上
に、スパッタ法により酸化アルミニウム膜を成膜し、パ
ターニングして、絶縁膜613を形成する。更に、絶縁
膜613上に、厚さ1000ÅのITO膜をスパッタ法
により成膜する。ITO膜をパターニングして、中心画
素電極601との対向電極として中心画素電極614を
形成する。この中心画素電極614は、パターニングせ
ずに、全面にベタに形成されるものでよい。以上のプロ
セスにより、液晶表示装置を構成する一対の透光性基板
が完成する。
する面に、液晶材料を配向制御するための図示しない配
向膜を形成する。配向膜として、ポリイミド系樹脂を成
膜して、ラビング処理を施す。本実施例ではTN型とす
るため、ラビングの方向は、透明基板610と611と
で直交するようにする。
0と611とをエポキシ系接着剤により張り合わせる。
この際に、直径5.0μmの球形スペーサをにより透明
基板610と611との間隔を制御する。そして、液晶
材料を第1及び第2の基板610、611間に注入す
る。注入法としては、例えば真空注入法を用いればよ
い。
601、614を従来例と同様に駆動すればよい。中央
画素電極601、614が従来の画素電極と同じ役割を
して画面表示をおこなう。
を異なるタイミングで動作させ、表示速度の向上を図
る。そのため、周辺画素電極により電圧を印加して、所
定のタイミング遅れて中央画素電極から電圧を印加する
ようにする。
の間において、周辺画素電極602、612間のみに電
圧を印加した状態を示し、図7(a)は電気力線615
の様子を示したものであり、図7(b)は液晶分子61
6の状態を示したものである。
されるよりも先に周辺画素電極602、612間に電圧
を印加する。このため、中央画素領域の周縁領域の液晶
分子616が分子長軸の向きを電気力線615の向きに
従うように初期配向状態から変化する。次に、少し遅れ
たタイミングで中央画素電極601、614にも電圧を
印加する。中央画素電極601、614間に電圧が印加
された状態では、中央画素領域のの周縁の液晶分子は既
に周辺画素電極602、612から印加されている電圧
に応答している。従って、中央画素電極601、614
による電圧に対する液晶分子の応答は、その周辺領域の
液晶が遅さが生じることがなく、中央画素の領域全体に
おいて均一な応答させることができる。
をブラックマトリクスを兼ねたクロムで作成したため、
周辺画素電極602、612を中央画素電極601、6
14と異なるタイミングで動作させても、画素周辺領域
での液晶分子の配向乱れを遮蔽することができるという
利点が生ずる。また、図6、7に示す画素セルを駆動す
るには、実施例2の駆動回路を用いることが可能であ
る。
に動作させることができるのであれば、図8に示す構成
を採用することも可能である。図8において、図6と同
じ符号は同じ部材を表す。図8に示すように、中央画素
電極601には画素薄膜トランジスタ603が接続さ
れ、周辺画素電極102には画素薄膜トランジスタ10
4が接続されている。これらの薄膜トランジスタのゲイ
ト電極は同一の走査線605に接続され、他方、ソース
電極はそれぞれ相異なる信号線607、608に接続さ
れている。
6に示す構成と比較して、薄膜トランジスタ603、6
04の配置がより簡潔となると共に、同一画素数で必要
とする走査線を半減できるので、画素の開口率を向上す
ることもできる。
共通の走査線605に接続されているため、従来例と同
様に、画素を駆動する周辺回路には、走査線駆動回路1
つを設ければよく、例えば、図4(a)に対応して、図
9に示す構成を採用することができる。
には、2つの信号線駆動回路902、903と、走査線
駆動回路904とが画素マトリクスの3辺を取り囲むよ
うに接続され、信号線駆動回路902、903にはそれ
ぞれ動き検出回路906が接続されている。走査線駆動
回路904は共通であるが、信号線駆動回路902、9
03は独立に設けられているため、中央画素電極60
1、周辺画素電極602には互いに異なる画像信号を入
力することが可能である。このため、実施例2と同様
に、動き検出回路906において画像信号に「動き」成
分があるか否かを判別して、中央画素電極601、周辺
画素電極602を独立に制御することにより、静止画、
動画共に良好に表示することができる。
域に分離して、画面に高速動作が要求される場合には、
周辺画素をあらかじめ、中央画素に先行して動作させる
ことにより、中央画素の動作速度を向上させる効果をも
つ。従って、液晶表示装置の動作速度を向上すことが可
能になり、より高画質な表示をユーザーに提供すること
が可能になる。
液晶の応答を説明する模式図であり、図2(b)は電気
力線の模式図である。
極からの距離の関係を示すグラフ図である。
示装置の概略図である。
電気力線の模式図であり、図7(b)は液晶分子の応答
を説明する模式図である。
ある。
略図である。
示装置の概略構成図である。
図である。
る。
する模式図である。
4 周辺画素電極 :102、113、602、61
2 薄膜トランジスタ :103、104、603、60
4 走査線 :105、106、605、60
6 信号線 :107、108、607、60
8 透明基板 :110、111、610、61
1 信号線駆動回路 :402、403、902、90
3 走査線駆動回路 :404、405、904 動き検出回路 :406、906 フレームメモリ :407、408 絶縁膜 :609、613
Claims (21)
- 【請求項1】 透明基板上に信号線、走査線をマトリク
ス状に交差させ、その交差部分に薄膜トランジスタと透
明画素電極を配置し、前記透明基板と異なる透明基板と
前記透明基板の間に液晶材料を挟持させて、前記2つの
透明画素電極により前記液晶材料に電圧を印加して、表
示を行うアクティブマトリクス型の液晶表示装置におい
て、 前記2つの透明画素電極は前記走査線、前記信号線に囲
まれた画素領域のほぼ中央に位置する第1の画素電極
と、該第1の画素電極の少なくとも2方向を囲む形状を
有する第2の画素電極から成り、前記第1の画素電極、
前記第2の画素電極は互いに異なる第1の薄膜トランジ
スタ、第2の薄膜トランジスタにそれぞれ接続され、前
記第1の薄膜トランジスタ、第2の薄膜トランジスタは
互いに異なる前記信号線、前記走査線にそれぞれ接続さ
れていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記第1のトランジス
タ、前記第2の薄膜トランジスタは、前記信号線、前記
走査線を介して、互いに異なる第1の駆動回路、第2の
駆動回路により、互いに異なるタイミングで駆動される
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項3】請求項2において、前記第1の駆動回路
は、前記第2の駆動回路を駆動する画像信号よりも1フ
レーム期間の少なくとも1以上の自然数倍の時間おくれ
を有する画像信号で駆動されることを特徴とする液晶表
示装置。 - 【請求項4】請求項2において、前記第2の駆動回路は
画像信号が動きの成分を含んでいる場合にのみ動作する
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項5】透明基板上にマトリクス状に配置された透
明画素電極を有し、前記透明画素電極は走査線、信号線
に囲まれた画素領域のほぼ中央に位置する第1の画素電
極と、該第1の画素電極の少なくとも2方向を囲む形状
を有する第2の画素電極から成り、前記第1の画素電
極、第2の画素電極は互いに異なる第1の薄膜トランジ
スタ、第2の薄膜トランジスタにそれぞれ接続され、前
記第1のトランジスタ、前記第2の薄膜トランジスタは
それぞれ異なる前記信号線、前記走査線に接続されてい
る液晶表示装置において、 入力された画像信号をフレームメモリによって遅延さ
せ、源信号と比較を行い、動き部分を検出し、動き部分
が検出された場合に、前記第2の薄膜トランジスタを前
記第1の薄膜トランジスタを駆動するより1フレーム以
上後の画像信号を用いて駆動することを特徴とする液晶
表示装置の駆動方法。 - 【請求項6】液晶に電界を加えるための1単位の領域を
有し、 前記領域には複数の電極が配置されており、 前記複数の電極として、 前記領域の周辺に接する領域の1/2以上を占める電極
と、 前記領域における中心部分を占める電極と、 を少なくとも有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項7】液晶に電界を加えるための1単位の領域を
有し、 前記領域には複数の電極が配置されており、 前記複数の電極として、 前記1単位の領域の周辺に接する領域の1/2以上を占
める電極と、 前記領域における中心領域を占める電極と、 を少なくとも有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項8】液晶に電界を加えるための1単位の領域を
有し、 前記領域には複数の電極が配置されており、 前記複数の電極として、 前記領域における中心部を占める電極と、 該電極周囲の1/2以上を囲んで配置された電極と、 を少なくとも有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項9】液晶を用いた表示を行う1単位の領域を有
し、 前記領域の周辺に接する領域の1/2以上の領域に電界
を加える手段と、 該手段からの電界が液晶に加えられた後に前記1単位の
領域の中心部に電界を加える手段と、 を少なくとも有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項10】液晶の一部の領域に電界を加える手段を
少なくとも有する液晶表示装置であって、 前記手段は、前記一部の領域の周辺に接する領域の1/
2以上の領域にまず電界を加え、その後に他の領域に電
界を加える機能を有することを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項11】液晶の所定の領域に電界を加える手段を
少なくとも有する液晶表示装置であって、前記手段は、 前記所定の領域の周辺部の少なくとも一部の領域から前
記所定の領域の中心部および/または中心周辺部へと順
次電界を加える機能を有することを特徴とする液晶表示
装置。 - 【請求項12】液晶の所定の領域に電界を加える手段を
少なくとも有する液晶表示装置において、 前記手段は、前記所定の領域の周辺部の少なくとも一部
の領域に電界を加えた後に、前記所定の領域の中心部お
よび/または中心周辺部に電界を加える機能を有するこ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項13】透明基板上に信号線、走査線をマトリク
ス状に交差させ、その交点部分に薄膜トランジスタと透
明画素電極を配置し、前記透明基板と異なる透明基板と
前記透明基板の間に液晶材料をはさみ、前記液晶材料に
電圧印加をおこない表示を行うアクティブマトリクス型
の液晶表示装置において、 透明画素電極は走査線、信号線に囲まれた画素領域のほ
ぼ中央に位置する第1の画素電極と第1の画素電極を囲
む形状を持った第2の画素電極からなり、第1、第2の
画素電極は、それぞれ異なる第1、第2の薄膜トランジ
スタに接続され、前記第1、第2の薄膜トランジスタは
それぞれ異なる信号線、走査線に接続され、前記第1の
画素電極及び前記第2の画素電極は互いに異なる平面上
に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項14】請求項13において、前記第1、第2の
薄膜トランジスタはそれぞれ異なる信号線、走査線を介
して、異なる駆動回路によって、異なるタイミングで駆
動されることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項15】請求項14において、前記第1の駆動回
路は前記第2の駆動回路を駆動する画像信号よりは、1
フレーム期間の少なくとも1以上の自然数倍の時間遅れ
を有する画像信号で駆動されていることを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項16】請求項14において、前記第2の駆動回
路は画像信号が動きを含んでいる場合にのみ動作するこ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項17】透明基板上にマトリクス状に配置された
透明画素電極を有し、該透明画素電極は、走査線、信号
線に囲まれた画素領域のほぼ中央に位置する第1の画素
電極と、該第1の画素電極を囲む形状を有する第2の画
素電極とから成り、前記第1、第2の画素電極はそれぞ
れ異なる第1の薄膜トランジスタ、第2の薄膜トランジ
スタにそれぞれ接続され、前記第1、第2の薄膜トラン
ジスタはそれぞれ異なる信号線、走査線に接続され、前
記第1の画素電極と前記第2の画素電極とは互いに異な
る平面上に形成されているアクティブマトリクス型の液
晶表示装置において、 入力された画像信号をフレームメモリによって遅延さ
せ、遅延された画像信号と原信号とを比較することによ
り、動き部分を検出し、動き部分が検出された場合に、
前記第1の薄膜トランジスタを駆動する画像信号よりも
少なくとも1フレーム以上先の画像信号を用いて、前記
第2の薄膜トランジスタを駆動することを特徴とする液
晶表示装置の駆動方法。 - 【請求項18】複数の画素電極が配置された画素領域を
有する液晶表示装置において、 前記画素領域には、 前記画素領域の中心領域を占める第1の画素電極と、 該第1の画素電極の周囲全てを囲んで形成された第2の
画素電極と、 を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項19】請求項18において、前記第1の画素電
極と前記第2の画素電極とは互いに異なる平面上に形成
されることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項20】複数の画素電極が配置された画素領域を
有する液晶表示装置であって、 前記画素領域には、 前記画素領域の中心領域を占める第1の画素電極と、 該第1の画素電極の周囲の少なくとも一部を囲んで配置
された第2の画素電極と、 を有し、 前記第1の画素電極と前記第2の画素電極とは異なる平
面上に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項21】請求項20において、前記第1の画素電
極の縁部分と前記第2の画素電極の一部とは重なること
を特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29901795A JP3662316B2 (ja) | 1994-10-24 | 1995-10-24 | 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-284475 | 1994-10-24 | ||
JP28447594 | 1994-10-24 | ||
JP30556694 | 1994-11-15 | ||
JP6-305566 | 1994-11-15 | ||
JP29901795A JP3662316B2 (ja) | 1994-10-24 | 1995-10-24 | 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005023661A Division JP3748111B2 (ja) | 1994-10-24 | 2005-01-31 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08211407A true JPH08211407A (ja) | 1996-08-20 |
JP3662316B2 JP3662316B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=27337087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29901795A Expired - Fee Related JP3662316B2 (ja) | 1994-10-24 | 1995-10-24 | 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3662316B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08328043A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-12-13 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
JP2006078789A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Sharp Corp | 半透過型液晶表示装置 |
JP2006221182A (ja) * | 2005-02-11 | 2006-08-24 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置 |
KR100590740B1 (ko) * | 1998-10-29 | 2006-09-07 | 삼성전자주식회사 | 듀얼 박막 트랜지스터 구조를 가진 액정 표시 장치 |
WO2007091365A1 (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置、アクティブマトリクス基板、液晶表示装置、テレビジョン受像機 |
US8159480B2 (en) | 2006-08-09 | 2012-04-17 | Sony Corporation | Electro-optical device and electronic apparatus |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP29901795A patent/JP3662316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08328043A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-12-13 | Seiko Epson Corp | 液晶表示装置 |
KR100590740B1 (ko) * | 1998-10-29 | 2006-09-07 | 삼성전자주식회사 | 듀얼 박막 트랜지스터 구조를 가진 액정 표시 장치 |
JP2006078789A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Sharp Corp | 半透過型液晶表示装置 |
US7777840B2 (en) | 2004-09-09 | 2010-08-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Transflective liquid crystal display device having first and second data drivers and generating first and second signals of different voltage values |
JP2006221182A (ja) * | 2005-02-11 | 2006-08-24 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置 |
US8570264B2 (en) | 2005-02-11 | 2013-10-29 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display apparatus with wide viewing angle |
WO2007091365A1 (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置、アクティブマトリクス基板、液晶表示装置、テレビジョン受像機 |
JPWO2007091365A1 (ja) * | 2006-02-06 | 2009-07-02 | シャープ株式会社 | 表示装置、アクティブマトリクス基板、液晶表示装置、テレビジョン受像機 |
US8159480B2 (en) | 2006-08-09 | 2012-04-17 | Sony Corporation | Electro-optical device and electronic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3662316B2 (ja) | 2005-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100283346B1 (ko) | 디스플레이 장치 및 구동 방법 | |
KR100503708B1 (ko) | 전기광학장치의 구동회로, 전기광학장치 및 전자기기 | |
JPS6265017A (ja) | 冗長な導体構造を持つ薄膜fet駆動形液晶表示装置 | |
JPH1010548A (ja) | アクティブマトリクス基板およびその製造方法 | |
JPH01156725A (ja) | 表示装置 | |
JPH07234421A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 | |
JP2002006331A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3194873B2 (ja) | アクティブマトリックス型液晶表示装置およびその駆動方法 | |
JP3199221B2 (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
JP3662316B2 (ja) | 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 | |
JPH1070276A (ja) | 順スタガード型薄膜トランジスタ | |
JPH04318512A (ja) | 薄膜トランジスタ型液晶表示装置 | |
JP3748111B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS60192370A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ | |
JPH1090682A (ja) | アクティブマトリックス液晶表示パネル | |
JP2523587B2 (ja) | アクテイブマトリツクス型液晶表示素子 | |
JP2001033814A (ja) | 液晶パネル | |
JP3339248B2 (ja) | 表示装置 | |
JPH05289082A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2000214483A (ja) | 電気光学装置 | |
JPS6261154B2 (ja) | ||
JPH07244296A (ja) | アクティブ・マトリクス駆動型液晶表示装置 | |
JPS5960469A (ja) | 液晶表示体装置 | |
JPH012088A (ja) | アクティブ・マトリックス液晶表示装置およびその製造方法 | |
JPH06347816A (ja) | 液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050131 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050323 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080401 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090401 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110401 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110401 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120401 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |