JPH08203974A - 半導体試験装置の電源供給回路 - Google Patents
半導体試験装置の電源供給回路Info
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- JPH08203974A JPH08203974A JP3161795A JP3161795A JPH08203974A JP H08203974 A JPH08203974 A JP H08203974A JP 3161795 A JP3161795 A JP 3161795A JP 3161795 A JP3161795 A JP 3161795A JP H08203974 A JPH08203974 A JP H08203974A
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- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- test head
- cables
- low dropout
- load
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CMOS−FETのON/OFFにより生ず
るCMOS回路の電源電圧変動をなくすることで、伝搬
遅延時間の変動をなくし、本体とテストヘッド間のケー
ブル本数を少なくすることで、テストヘッドの重量を軽
くし、外観上においても見栄えのよいケーブル処理がで
きる半導体試験装置の電源供給回路を実現する。 【構成】 半導体試験装置の本体10内に、負荷22で
必要な値よりも大きい電圧を発生するテストヘッド用電
源を設け、テストヘッド20内の各負荷22の直近にそ
れぞれ配置した低ドロップアウトレギュレータ21を設
け、テストヘッド用電源11と低ドロップアウトレギュ
レータ21とを接続するケーブル31を設ける。
るCMOS回路の電源電圧変動をなくすることで、伝搬
遅延時間の変動をなくし、本体とテストヘッド間のケー
ブル本数を少なくすることで、テストヘッドの重量を軽
くし、外観上においても見栄えのよいケーブル処理がで
きる半導体試験装置の電源供給回路を実現する。 【構成】 半導体試験装置の本体10内に、負荷22で
必要な値よりも大きい電圧を発生するテストヘッド用電
源を設け、テストヘッド20内の各負荷22の直近にそ
れぞれ配置した低ドロップアウトレギュレータ21を設
け、テストヘッド用電源11と低ドロップアウトレギュ
レータ21とを接続するケーブル31を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テストヘッド内の電源
電圧を安定にする半導体試験装置の電源供給回路に関す
るものである。
電圧を安定にする半導体試験装置の電源供給回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2にテストヘッドへの電源供給の従来
の構成を示す。この場合、テストヘッド用電源11は、
テストヘッド20をケーブル30を介して接続する半導
体試験装置の本体10内にあり、テストヘッド20内の
負荷22とは、例えば4m程度の長い電源ケーブルで接
続されている。負荷22でCMOS−FETのON/O
FFにより生じる電流変動があると、電源ケーブルの抵
抗成分で、負荷22に対する電源電圧変動が起こる。そ
こで、この電源電圧変動を小さくするため電源ケーブル
の本数を増やし、例えば50本といった多数本の電源ケ
ーブルを並列に接続して、電源ケーブルの抵抗成分を小
さくしている。
の構成を示す。この場合、テストヘッド用電源11は、
テストヘッド20をケーブル30を介して接続する半導
体試験装置の本体10内にあり、テストヘッド20内の
負荷22とは、例えば4m程度の長い電源ケーブルで接
続されている。負荷22でCMOS−FETのON/O
FFにより生じる電流変動があると、電源ケーブルの抵
抗成分で、負荷22に対する電源電圧変動が起こる。そ
こで、この電源電圧変動を小さくするため電源ケーブル
の本数を増やし、例えば50本といった多数本の電源ケ
ーブルを並列に接続して、電源ケーブルの抵抗成分を小
さくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように多数本の
電源ケーブルを並列接続し、電源ケーブルの抵抗成分を
小さくしているが、それでも次のような欠点がある。 (イ) CMOS−FETのON/OFFによる生じる
電流変動があると、多数本の電源ケーブルを並列接続し
ても、負荷22に対する電源電圧変動が発生する。この
電源電圧変動は、CMOS回路の伝搬遅延時間Tpdを
変化させる。半導体試験装置にとって、時間軸の安定性
は重要であり、電源電圧変動による伝搬遅延時間の変動
は欠点の一つである。 (ロ) 本体10とテストヘッド20との間には、多数
本の電源ケーブルの他に信号ケーブルも多数本あり、ケ
ーブル30を含めたテストヘッド20の重量が重くな
り、テストヘッドの移動が困難であるという欠点があ
る。また、多数本のケーブルの処理は、外観上において
も難しい。 本発明は、CMOS−FETのON/OFFにより生ず
るCMOS回路の電源電圧変動をなくすることで、伝搬
遅延時間の変動をなくし、本体とテストヘッド間のケー
ブル本数を少なくすることで、テストヘッドの重量を軽
くし、外観上においても見栄えのよいケーブル処理がで
きる半導体試験装置の電源供給回路を実現することを目
的とする。
電源ケーブルを並列接続し、電源ケーブルの抵抗成分を
小さくしているが、それでも次のような欠点がある。 (イ) CMOS−FETのON/OFFによる生じる
電流変動があると、多数本の電源ケーブルを並列接続し
ても、負荷22に対する電源電圧変動が発生する。この
電源電圧変動は、CMOS回路の伝搬遅延時間Tpdを
変化させる。半導体試験装置にとって、時間軸の安定性
は重要であり、電源電圧変動による伝搬遅延時間の変動
は欠点の一つである。 (ロ) 本体10とテストヘッド20との間には、多数
本の電源ケーブルの他に信号ケーブルも多数本あり、ケ
ーブル30を含めたテストヘッド20の重量が重くな
り、テストヘッドの移動が困難であるという欠点があ
る。また、多数本のケーブルの処理は、外観上において
も難しい。 本発明は、CMOS−FETのON/OFFにより生ず
るCMOS回路の電源電圧変動をなくすることで、伝搬
遅延時間の変動をなくし、本体とテストヘッド間のケー
ブル本数を少なくすることで、テストヘッドの重量を軽
くし、外観上においても見栄えのよいケーブル処理がで
きる半導体試験装置の電源供給回路を実現することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源供給回路においては、次のような構成
としている。つまり、半導体試験装置の本体10内に、
負荷22で必要な値よりも大きい電圧を発生するテスト
ヘッド用電源を設け、テストヘッド20内の各負荷22
の直近にそれぞれ配置した低ドロップアウトレギュレー
タ21を設け、テストヘッド用電源11と低ドロップア
ウトレギュレータ21とを接続するケーブル31を設け
ている。
に、本発明の電源供給回路においては、次のような構成
としている。つまり、半導体試験装置の本体10内に、
負荷22で必要な値よりも大きい電圧を発生するテスト
ヘッド用電源を設け、テストヘッド20内の各負荷22
の直近にそれぞれ配置した低ドロップアウトレギュレー
タ21を設け、テストヘッド用電源11と低ドロップア
ウトレギュレータ21とを接続するケーブル31を設け
ている。
【0005】
【作用】上記のように構成された電源供給回路において
は、負荷22の直近にそれぞれ低ドロップアウトレギュ
レータ21を設けることでCMOS回路の電源電圧変動
をなくすことができる。この結果、CMOS回路の電源
電圧変動による伝搬遅延時間の変動をなくすことができ
る。また、本体とテストヘッド間のケーブル本数を少な
くでき、ケーブルを含めたテストヘッドの重量が軽くな
る。ケーブル本数の削減により、外観上においても見栄
えのよいケーブル処理ができる。
は、負荷22の直近にそれぞれ低ドロップアウトレギュ
レータ21を設けることでCMOS回路の電源電圧変動
をなくすことができる。この結果、CMOS回路の電源
電圧変動による伝搬遅延時間の変動をなくすことができ
る。また、本体とテストヘッド間のケーブル本数を少な
くでき、ケーブルを含めたテストヘッドの重量が軽くな
る。ケーブル本数の削減により、外観上においても見栄
えのよいケーブル処理ができる。
【0006】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。この電源供給
回路は、半導体試験装置の本体10内に設けた、負荷2
2で必要な値よりも若干大きい、例えば1V大きい電圧
を発生するテストヘッド用電源11と、テストヘッド2
0内の負荷22、例えばCMOS回路の直近に配置した
低ドロップアウトレギュレータ21と、テストヘッド用
電源11と低ドロップアウトレギュレータ21とを接続
するケーブル31とで構成される。
回路は、半導体試験装置の本体10内に設けた、負荷2
2で必要な値よりも若干大きい、例えば1V大きい電圧
を発生するテストヘッド用電源11と、テストヘッド2
0内の負荷22、例えばCMOS回路の直近に配置した
低ドロップアウトレギュレータ21と、テストヘッド用
電源11と低ドロップアウトレギュレータ21とを接続
するケーブル31とで構成される。
【0007】この電源供給回路においては、テストヘッ
ド用電源11から電圧を負荷22に直接加えるのではな
く、これらの間に低ドロップアウトレギュレータ21を
介して電圧を供給する構成になっている。テストヘッド
用電源11の電圧は、負荷22で必要な値よりも1V大
きくしておき、負荷22の直近に低ドロップアウトレギ
ュレータ21を配置することで、CMOS−FETのO
N/OFFによる電源電圧変化をなくし、負荷22の電
源電圧を安定にしている。なお、発熱を集中させないよ
う、各CMOS回路に対応して1つの低ドロップアウト
レギュレータ21を設け、適当に距離をおいて配置する
ことで、熱的にも安定したCMOS回路とすることがで
きる。電源ケーブルは、負荷22となる回路が必要とす
る最大電流を流したとき、電源ケーブルにおいて低下す
る電圧によって、低ドロップアウトレギュレータ21の
出力電圧が変動しない範囲で、その本数を最小限にする
ことができる。
ド用電源11から電圧を負荷22に直接加えるのではな
く、これらの間に低ドロップアウトレギュレータ21を
介して電圧を供給する構成になっている。テストヘッド
用電源11の電圧は、負荷22で必要な値よりも1V大
きくしておき、負荷22の直近に低ドロップアウトレギ
ュレータ21を配置することで、CMOS−FETのO
N/OFFによる電源電圧変化をなくし、負荷22の電
源電圧を安定にしている。なお、発熱を集中させないよ
う、各CMOS回路に対応して1つの低ドロップアウト
レギュレータ21を設け、適当に距離をおいて配置する
ことで、熱的にも安定したCMOS回路とすることがで
きる。電源ケーブルは、負荷22となる回路が必要とす
る最大電流を流したとき、電源ケーブルにおいて低下す
る電圧によって、低ドロップアウトレギュレータ21の
出力電圧が変動しない範囲で、その本数を最小限にする
ことができる。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。つ
まり、電源供給回路において、負荷の直近にそれぞれ低
ドロップアウトレギュレータを設けることでCMOS回
路の電源電圧変動をなくすことができる。この結果、C
MOS回路の電源電圧変動による伝搬遅延時間の変動を
なくすことができる。また、本体とテストヘッド間のケ
ーブル本数を少なくでき、ケーブルを含めたテストヘッ
ドの重量が軽くなる他、ケーブル本数の削減により、外
観上においても見栄えのよいケーブル処理ができる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。つ
まり、電源供給回路において、負荷の直近にそれぞれ低
ドロップアウトレギュレータを設けることでCMOS回
路の電源電圧変動をなくすことができる。この結果、C
MOS回路の電源電圧変動による伝搬遅延時間の変動を
なくすことができる。また、本体とテストヘッド間のケ
ーブル本数を少なくでき、ケーブルを含めたテストヘッ
ドの重量が軽くなる他、ケーブル本数の削減により、外
観上においても見栄えのよいケーブル処理ができる。
【図1】本発明の構成を示す説明図である。
【図2】従来の構成を示す説明図である。
10 本体 11 テストヘッド用電源 20 テストヘッド 21 低ドロップアウトレギュレータ 22 負荷 30、31 ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体試験装置の本体(10)内に、負
荷(22)で必要な値よりも大きい電圧を発生するテス
トヘッド用電源(11)を設け、 テストヘッド(20)内の各負荷(22)の直近にそれ
ぞれ配置した低ドロップアウトレギュレータ(21)を
設け、 テストヘッド用電源(11)と低ドロップアウトレギュ
レータ(21)とを接続するケーブル(31)を設け
た、 ことを特徴とする半導体試験装置の電源供給回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3161795A JPH08203974A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 半導体試験装置の電源供給回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3161795A JPH08203974A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 半導体試験装置の電源供給回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08203974A true JPH08203974A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12336180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3161795A Pending JPH08203974A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 半導体試験装置の電源供給回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08203974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279524B1 (ko) * | 2006-05-09 | 2013-06-28 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 반도체 집적회로와 그 테스트 방법 |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP3161795A patent/JPH08203974A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279524B1 (ko) * | 2006-05-09 | 2013-06-28 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 반도체 집적회로와 그 테스트 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |