JPH08195777A - 粗マッパ・プリセッション及び微フィルタ・プリセッションを備えたπ/4DQPSK変調 - Google Patents
粗マッパ・プリセッション及び微フィルタ・プリセッションを備えたπ/4DQPSK変調Info
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- JPH08195777A JPH08195777A JP7265083A JP26508395A JPH08195777A JP H08195777 A JPH08195777 A JP H08195777A JP 7265083 A JP7265083 A JP 7265083A JP 26508395 A JP26508395 A JP 26508395A JP H08195777 A JPH08195777 A JP H08195777A
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Abstract
フィルタに必要なメモリ量を削減することである。 【解決手段】変調器は、デジタル・プログラム・データ
に結合可能であり、n番目の変調状態記号毎に生じる粗
プリセッションを示す変調状態記号を生成するマッパ
と、変調状態記号を受信するために結合された入力を有
し、連続した変調状態記号のシーケンスを表す複数の出
力を有するシフト・レジスタと、シフト・レジスタの出
力によって、及び粗プリセッションを示すn番目の変調
状態記号毎にゼロになり、介在する変調状態記号が生じ
る時に、粗プリセッションの1/nに等しい量だけ加え
られる微プリセッションを表した、周期的にインクリメ
ントするビット集合によってアドレスされ、アドレス可
能な位置毎に、I及びQ制御値を生成するROMと、I
及びQ制御値を受信するために結合されたIQ変調器と
からなる。
Description
ッション及び微フィルタ・プリセッションを備えたπ/
4DQPSK 変調に関する。
方を制御することによって、情報で搬送波を符号化する
技法である。IQ変調器には、搬送波、同相制御入力
I、及び直角位相制御入力Qが供給される。IQ変調器
は、制御入力の値に従って、搬送波の振幅及び位相を変
形する。最も一般的な形態の場合、被変調搬送波の振幅
及び位相は、独立して、連続的に変化させることが可能
である。変調フォーマットによっては、搬送波の振幅及
び位相が、制約されてある値だけを仮定するものもあ
る。DQPSK及びπ/4DQPSKは、こうした変調フォーマッ
トの例である。こうしたフォーマットの意味するところ
は、IQ変調器に対してI及びQ入力値を制御すること
が、離散的ステップにおいて、急激に変化するというこ
とである。しかし、そのようなことが可能であると、結
果生じる搬送波のスペクトル内容には、許容通過帯域の
外側に入る望ましくない過剰な成分量が、容易に含まれ
る可能性がある。こうした望ましくないスペクトル内容
は、「スプラッタ(splatter)」と呼ばれることが多
い。こうしたスプラッタを許容可能なレベルに低減する
ために、フィルタを設けて、IQ変調器に対するI及び
Q制御入力の遷移を平滑化するのが一般的なやり方であ
る。
トリームを伝送するために、データの到来ストリーム
が、n個の多くの連続したビットのグループにまとめら
れる。n個の多くのビットの各グループは、次に、実際
に送信、及び受信されるプログラムデータの項目である
2n個の異なる可能なデータ記号の1つを表している。
送信器におけるIQ符号器(すなわち、「マッパ(mapp
er)」)は、プログラム情報のnビット・データ記号
と、I及びQ制御信号の値を表す変調状態記号を交換す
る。受信機における対応する復号化機構(「逆マッ
パ」)は、受信した変調状態記号と、プログラム情報の
元のnビット・シーケンスを交換する。多くの変調フォ
ーマットでは、I及びQ制御信号の値は、それぞれ、1
ビットで表されるので、全部で4つの異なる変調状態記
号が含まれる。
ャネルは通常、もう一方の端部にIQ復号器を備えてい
る。離散的記号を伝送するこうしたチャネル(すなわ
ち、デジタル変調を伴うチャネル)の最良のS/N比
は、その1/2電力点が、記号レートの1/2だけ隔て
られるナイキスト・フィルタによって、全体としてチャ
ネルがフィルタリングされる場合に得られることが分か
る。チャネルの各端部に同じフィルタリングを組み込む
ことが望ましいので、チャネル全体に組み合わせナイキ
スト応答を与えるために、受信器と送信器の両方にルー
ト・ナイキスト・フィルタが用いられる。
し、ロール・オフ値αが適正に選択されれば、他の望ま
しい特性も有する。記号レートが24.3KHzの場
合、隣接する記号干渉を最小限に抑え、同時に、通過帯
域があまり広くならないようにするには、αの値は0.
35が望ましい。(これらのパラメータは、実際、30
KHzチャネル間隔のNADC TDMA セルラ・テレフォン・
サービスの定義に組み込まれている。)これによって、
隣接記号の干渉が何故最小限に抑えられるのかを理解す
るために、二乗余弦フィルタによって実施されるナイキ
スト応答に、記号が実際にフィルタに到達する前(いわ
ゆる「負の時間」)に、フィルタが出力の発生を開始す
るという、かなり始末の悪い概念が含まれていることを
知るのが有効である。この「負の時間」の間、フィルタ
出力は、無励振に対応する静止レベルの上下両方へ周期
的に揺動する。従って、連続した変調状態記号の環境で
は、問題となる現在の記号に関して、フィルタがいかな
る処理に従って、出力を発生しているにせよ、フィルタ
は、現在の記号に先行する記号に関しても、また、現在
の記号に後続する記号に関しても尚も従っている。これ
らの出力は、全て、重畳によって加算され、フィルタの
現在の出力である合成値が形成される。しかし、こうし
た各揺動(現在問題となっている記号以外の記号に関し
て)が、現在の各記号が期待される時間に、ゼロ交差を
有するように構成することによって、フィルタ出力にお
けるこれら前後の揺動は、現在の記号に関する出力が期
待される時間に、必ず一時的にゼロを加えることにな
る。この総計でゼロになることによって、フィルタの出
力は、周期的に、現在の記号だけを表し、次いで、次の
現在の記号だけを表す、等が可能になる。従って、問題
となる現在の記号に関する出力は、必ず、隣接記号に関
する残留出力がゼロになる時間に生成されることにな
る。
フト・レジスタにおける最後の、例えば、11番目のI
及びQ制御値を捕捉することによって、実用的に実現す
ることが可能になる。11番目の入力サイクル後、これ
らのシフト・レジスタにおける中央のI及びQ制御値
は、現在の(最新の値ではないとしても)記号に対応す
る。後続する5つの記号と同様に、先行する5つの記号
に関するI及びQ制御値も存在する。Iに関する11個
の値が、全て、「Iフィルタ」に加えられ、Qに関する
11個の値が、全て、「Qフィルタ」に加えられる。加
えられた全ての値を利用して、各フィルタは中央値に作
用し、その出力は、いわば、記号5つ分だけ遅れること
になる。しかし、これによって、「負の時間」の概念が
回避される。新しい値が利用可能になるので、該値をシ
フト・インし、最も古い値をシフト・アウトして、廃棄
することになる。各種システムが、各種の数の先行記
号、及び後続記号を利用することが可能であり、その数
は等しくなくてもよい。
は、出力I及びQ制御信号が、入力値の変化に応答し
て、ある値から次の値に変化する際に、何かによって、
出力I及びQ制御信号の「軌道」を制御しなければなら
ない。これは、I及びQの値の規則的に予定される変化
間の、サブインターバルと呼ばれるものを確立すること
によってなされる。例えば、サブインターバルの数は、
16(24)とすることが可能である。この場合、フィ
ルタには、入力として、現在のサブインターバルを定義
する4ビットが供給される。サブインターバルは、記号
レートより速い、適適切な速度で刻まれるクロック信号
に従って、規則的にインクリメントする。従って、各フ
ィルタの出力は、部分的には、被変調搬送波信号のスプ
リアス周波数の含有量を最小限に抑える所望の時間関数
である、I及びQ制御信号に対する選択された軌道とす
ることが可能になる。
Kとπ/4DQPSKの差にある。DQPSKの場合、各送信記号
は、(新しい)現在の記号と、それに先行する記号との
間の位相の変化に対応する。一般に、送信記号は、0
゜、+90゜、−90゜、及び180゜の位相変化に対応する
2ビットの位相情報を表している。問題は、これには、
隣接する記号を表すのに、搬送波において180゜の極
度の位相変化が必要になり、これによって、望ましくな
い量のスプラッタが生じることである。
を超える位相シフトを決して必要としない。これは、隣
接する記号間に付加的な45゜の位相シフトを導入する
ことによって実現される。この位相シフトの基本となる
定数は、「プリセッション」と称される。プリセッショ
ンの単位は、変調記号を表す際に基本単位として用いら
れる90゜の1/2であるため、結果として元の組間で
インターリーブされる4つの記号の第2の組になる。し
かし、これを記号数の2倍化として扱う罠は、ここで配
列図が4つのポイントではなく、8つのポイントを有す
るとしても、回避され得る。プリセッションにより、4
つの位相値の2組が交互に生じるので、2組のうちの一
方の任意の現在値は、妥当な後続値として、他方の組の
4つの値だけを有する。従って、この錯覚は、0から7
個まで(23個)のプリセッション45゜の例が存在す
るが、受信機の復調器は、配列図の8つのポイントを元
の4つの記号にマッピングして戻すことができると理解
することにある。しかし、フィルタには、4つではな
く、ここで8つの記号と思われるものが供給される。
に記載されている、π/4DQPSKシステムに関するフィ
ルタは、I及びQにそれぞれ1ビットを、及び45゜の
インクリメント数(モジュロ8、または、配列図の単位
円上の基準位置に対して)を表すために、3つの追加入
力ビットを利用して、この状況を表している。使用され
るマッパが、DQPSK システム(プリセッションがない)
に用いられるものと同じであり、π/4DQPSK における
プリセッションにより引き起こされる有効位相回転は、
フィルタにて考慮されねばならないということが伴うの
で、45゜位相シフト数を表す3ビットが、そのシステ
ムにおいて必要とされる。
に、'613特許により用いられるアプローチは、π/4DQ
PSKのためのROMベースのフィルタに、実際に必要と
されるよりも4倍のアドレス可能な位置の数を使用せし
める。それは、サイズ及びコストを節約するために、付
加的なメモリが削除され得る場合か、又は、そうではな
く付加的なメモリが、余分な機能性を付与するために使
用され得る場合には、望ましい。
要とされるメモリ量は、他の記号毎に90゜の位相シフ
トを取り入れる、IQ変調器のマッパ(復調器の場合は
逆マッパ)を使用することによって、削減される。
が、マッパによって取り入れられることはない。このポ
イントにおいて、変調状態記号のシーケンスに組み込ま
れたプリセッションの検査は、「0゜のプリセッショ
ン、90゜のプリセッション、0゜のプリセッション、
90゜のプリセッション、0゜のプリセッションと続
く」と思われる。90゜のプリセッションは、交互の記
号に対して、交互のDQPSKマッパを用いることによ
り生成可能である。しかし、両方のマッパとも、共通の
レパートリを共用しており、新しい変調状態記号を必要
としないという点に留意されたい。さらに、交互の0゜
記号の間に、フィルタは、45゜位相シフトを挿入する
が、マッパ(または逆マッパ)が90゜の位相シフトを
挿入している介在時間の間に、こうした45゜の位相シ
フトを挿入しない。この結果、変調状態記号のシーケン
スが有するプリセッション値が変更され、この時点で45
゜、90゜、45゜、90゜、と続くように思われる。しか
し、注意しないと、この概念は錯覚をもたらす。マッパ
に関する限り、0゜記号と90゜のいずれについても、
マッパが行うことには何も変化はなかった。この例に関
連して実際に意図することは、90゜のプリセッション
は、0゜のプリセッションが基準とするのと同じ位置を
基準とするということであり、実際には、[0゜,90
゜]、[0゜,90゜]、...[45゜,90゜]、[45゜,90
゜]、...と書くべきであることを意味している。し
かし、「プリセッション」という用語は、一般に、ある
記号から次の記号への変化を表すために用いられる。こ
のため、[45゜,90゜]、...から括弧を取り除い
て、45゜、45゜、45゜、45゜、...を得ることが可能
になる。従って、隣接する2ビット変調状態記号間にお
いては、やはり、全体で±45゜または±135゜の位
相シフトが存在するが、フィルタのROMは、こうした
45゜位相シフトの0−7のうちの数を表すための3ビ
ットとは対照的に、単一の45゜位相シフトの有無を記
述するためには、1ビットの入力だけしか必要としな
い。
ットは、45゜の記号間プリセッションに加えて、n×
90゜(n=0、1、2、3)の公称記号間位相シフト
を有するものと考えることができる。プリセッション量
が、記号間位相間隔の1/2であるのは偶然ではない。
そうである場合には、幾つかの利点が得られるが、絶対
にそうでなければならないというわけではない。説明す
べき技法には、プリセッションの一部をマッパ(「マッ
パ」または「粗」プリセッション)に割り当て、残りの
部分(「フィルタ」または「微」プリセッション)をフ
ィルタに割り当てることが含まれる。好適な場合では、
全プリセッション量は、公称記号間位相期間(すなわ
ち、搬送波位相差)の1/2になり、マッパからの粗プ
リセッションは、公称記号間位相期間に等しくなり、他
の記号毎に生じる。フィルタからの微プリセッション
は、介在記号に生じ、単一ビットで表すことが可能であ
る。マッパからの他の粗プリセッション量、及びフィル
タからの他の微プリセッション量が考えられるが、微プ
リセッションについては2ビット以上の記述になる。
タリング技法は、変調器及び復調器における既存のフィ
ルタを個別に置き替えることが可能であり、対で置き替
える必要はない。すなわち、新しいフィルタの変調器
は、古いフィルタの復調器と以前の様に機能し、古いフ
ィルタの変調器は、新しいフィルタの復調器と機能する
ことになる。これは、新しいフィルタに関する送信/受
信位相変化のシーケンスが、不変のままであるためであ
り、結局は、やはり、π/4DQPSK ということになる。
めに、本発明は、変調器が、デジタル・プログラム・デ
ータに結合可能であり、n番目の変調状態記号毎に生じ
る粗プリセッションを示す変調状態記号を生成するマッ
パと、変調状態記号を受信するために結合された入力を
有し、連続した変調状態記号のシーケンスを表す複数の
出力を有するシフト・レジスタと、シフト・レジスタの
出力によって、及び粗プリセッションを示すn番目の変
調状態記号毎にゼロになり、介在する変調状態記号が生
じる時に、粗プリセッションの1/nに等しい量だけ加
えられる、微プリセッションを表した、周期的にインク
リメントするビットの集合によって、アドレス指定さ
れ、アドレス可能な位置毎に、I制御値及びQ制御値を
生成するROMと、I及びQ制御値を受信するために結
合されたIQ変調器と、から構成されることを特徴とす
る。
発明の原理に従って構成された、IQ変調器の簡略した
ブロック図33が示されている。直列デジタルデータ・
ストリームDIG_DATA 1は、伝送すべきアナログ・プロ
グラム素材のデジタル・バージョン、または、まず第一
に、デジタル形式で存在するデータ集合を表している。
クロック信号DIG_CLK 3は、DIG_DATAの順次データ値を
シフト・レジスタ2に刻時する。本発明の例の場合、デ
ジタルデータ・ストリームは、直列であり、シフト・レ
ジスタ2は、2ビットを有している。明らかに、これ
は、π/4DQPSK 変調を取り入れたセルラ・テレフォン
の典型例であるが、データが並列で、バイト指向のフォ
ーマットで表されていたとしても、また、基本の記号間
プリセッション・レートが、記号当たりπ/4ラジアン
(45゜)以外であったとしても、本発明の原理を用い
ることが可能である。また、π/4DQPSK 変調が、本発
明の教示が適用可能である、デジタルIQ変調に関する
フォーマットの1つにすぎないことも明らかである。
実施し、この変換によって、入力プログラム・データ記
号として扱われるビット対が生成される。クロック信号
DIG_CLK3は、その出力5が信号NEW_SYM である(1/
2の)分周器4に加えられる。NEW_SYM 5のエッジは、
シフト・レジスタ2が新しいビット対によって占められ
る毎に1回生じる。クロック信号NEW_SYM 5自体は、別
の(1/2の)分周器6に加えられて、信号EVEN_ODD7
が生成される。EVEN_ODDは、シフト・レジスタ2のプロ
グラム・データ記号を2つの集合にグループ化するため
に利用され、シフト・レジスタ2のあらゆる他のビット
対は、「偶数」集合に属し、一方介在ビット対は、「奇
数」集合にあると言われる。偶数及び奇数のこの要件
は、単なるラベリングであり、1が奇数であるので、ス
トリングにおける第1の記号が奇数であり、2が偶数で
あるので、第2の記号が偶数であるべきことを意味する
ものではない。
して機能する、MUX8に加えられる。MUX8に対す
る入力は、シフト・レジスタ2に含まれる2ビットのプ
ログラム・データ記号である。プログラム・データ記号
が偶数である期間中に、MUXは、そのデータ記号を0
゜DQPSK マッパ9に送り、奇数プログラム・データ記号
は、90゜DQPSK マッパ10に送られる。マッパ9及び
10の機能は、総合変調フォーマットに従って、入力プ
ログラム・データ記号を変調状態記号と交換することで
ある。(直接QPSKの場合、例えば、一方のビットは、I
の値を意味し、他方のビットは、Qの値を意味するため
にとられ得る。こうした単純な場合には、更なるマッピ
ングは不要であり、マッパ自体が不要になる。DQPSK 、
及びπ/4DQPSK では、こうした単純性は許容されない
ので、実際のマッパが確実に必要である。)図3及び4
に、マッパ9及び10により実行されるグレイ・コード
化マッピングを示す。すぐに明らかになるように、マッ
パ9及び10は又、それぞれ、最新の変調状態記号を表
すLAST_C16及びLAST_D17を入力信号として受信す
る。この情報は、差分マッピングの定義の一部(DQPSK
におけるD )であるので、必要になる。2つのマッパが
何故必要か、及び、その出力が如何に協働するかについ
ては、以下の部分で説明する。
Ck及びDkを表す、2ビットである。マッパ9及び10
のそれぞれの該出力は、やはり、二極双投式スイッチと
して働く、別のMUX11に加えられる。スイッチの位
置は、MUX8とちょうど同じように、信号EVEN_ODD7
によって制御される。偶数期間中に、マッパ9は、MU
X8及びMUX11の両方によって選択される。奇数期
間中に、両方のMUXは、マッパ10を選択する。
シフト・レジスタ14のデータ入力に結合され、一方D
k出力は、11ビットのDシフト・レジスタ15のデー
タ入力に結合される。信号NEW_SYM5は、シフト・レジ
スタ14及び15のそれぞれのシフト制御入力に結合さ
れる。もちろん、最新のCk及びDkは、シフト・レジス
タ14及び15に最近に刻時された値である。信号LAST
_C16及びLAST_D17は、それぞれ、Cシフト・レジス
タ14及びDシフト・レジスタ15の入力セルから得ら
れる。これらの信号16及び17は、どのマッパがそれ
を生成したかに関係なく、共に、以前の変調状態記号を
表す。各マッパは、マッピング処理の一部としてこの情
報を必要とする。従って、信号LAST_C16及びLAST_D1
7は、マッパ9及び10のそれぞれに対する入力として
供給される。
4及びDシフト・レジスタ15は、それぞれ、11ビッ
トを有しているが、もちろん、これは、幾つかの可能性
の1つにすぎない。ビット数が多くなれば、フィルタに
関するナイキスト作用の実現がより良くなる。奇数ビッ
ト数は、現在の(中間の)記号に先行するだけでなく、
現在の記号に後続する、等しい数の変調状態記号に関し
て、対称的に影響し得る中間が存在することを表してい
る。シフト・レジスタ14及び15における偶数のセル
は、実際機能するが、セル数が増大するにつれ、非対称
性の効果が減少する。Cシフト・レジスタ14のセルに
おけるビット値は、Cフィルタ入力18としてまとめら
れ、Dシフト・レジスタ15のセルのビット値は、同様
に、Dフィルタ入力19としてまとめられる。
0−23から構成される。これらは、C COS ROM20、D
SIN ROM 21、C SIN ROM 22、及びD COS ROM 23
である。4つのROM20−23は、全て、最上位アド
レス・ビットとして信号EVEN_ODDを受信する。Cフィル
タ入力18は、中位のアドレス部分として、C COS ROM
20、及びC SIN ROM 22に加えられる。Dフィルタ入
力19は、同様に、中位のアドレス部分として、D SIN
ROM 21、及びD COS ROM 23に加えられる。また、4
つのROM20−23は、全て、最下位アドレス・ビッ
トとして4ビット信号SUB_INT 34も受信する。この信
号は、各記号期間を16個の間隔に分割するカウンタ機
構(不図示)によって発生される。フィルタからの出力
(I及びQ制御信号)に関する軌道が生成されるのは、
これらの間隔においてである。
のそれぞれは、図示のように、10ビット幅の出力を有
している。特定の幅は、選択の問題である。各種フィル
タROMの出力は、下記のように組み合わせられる。加算
器24は、C COS−D SIN の差を形成するが、この差
は、10ビットのデジタルI(t)信号35である。加算器
25は、10ビット幅の和C SIN+D COS を形成する
が、これは、デジタルQ(t)信号36である。デジタルI
(t)信号35は、IDAC 26に加えられ、その出力アナ
ログI(t)信号37が、そこからフィルタ28に加えられ
て、フィルタリングされたアナログI(t)信号39が生成
される。デジタルQ(t)信号36は、同様に、QDAC27
に加えられ、その出力アナログQ(t)信号38が、そこか
らフィルタ29に加えられて、フィルタリングされたア
ナログQ(t)信号40が生成される。フィルタ28及び2
9は、単に、DAC 28及び29のアナログ出力における
階段状遷移を平滑化するだけである。フィルタリングさ
れたアナログI(t)及びQ(t)信号39及び40は、それぞ
れ、IQ変調器30のI入力及びQ入力に結合される。
IQ変調器30は、搬送波入力信号31を受信し、次に
IQ変調器内で変調して、被変調搬送波出力32を生成
する。搬送波信号31は、無線信号または可聴信号とす
ることが可能である。
法に関する例について述べる前に、おそらくは、図2に
組み込まれた、4つのROM−2つの加算器アーキテク
チャについて注釈を加えることが有効であろう。留意す
べきは、それについては、組み込まれている'613特許、
及び91年4月の HP Journalの論文においてある長さにわ
たって説明されているということである。そこで述べら
れているように、おそらく、4つのフィルタROMと2
つの加算器の内部で行われていることだけの、簡単な説
明を加えるのが、やはり有効であろう。これは、4つの
ROM−2つの加算器アーキテクチャ、及びMUX−2
つのマッパ−MUX構造が、デジタルI(t)及びQ(t)信号
35及び36の生成に必要とされる畳み込み和を行う、
ROMベースのフィルタにおいて必要とされる、アドレ
ス空間のサイズを縮小するための方法、又は方策である
ためである。それらは、独立した縮小であるが、この独
立性を真に認識し、理解するためには、各方策が何を行
うのか、従ってそれらが何故異なるのかを知ることが有
効である。これは又、2つの混同を防止するのにも役立
ち、従って、全体が如何に機能するかについてのより深
い理解を促進する。
準的なDQPSK の一種であるものと仮定する。デジタルI
(t)信号を生成するために、1つのフィルタROMがあ
り、デジタルQ(t)信号を生成するために、1つのフィル
タROMがあるものとする。I(t)を生成する畳み込み
和、及びQ(t)を生成する畳み込み和は、それぞれ、完全
な変調状態記号ストリングの関数である。あいにく、そ
れは、変調状態記号の分離可能部分が、Iだけしか表さ
ず、残りの部分が、Qだけしか表さないという事例では
ない。従って、各フィルタROMは、両方のフィルタ入
力を必要とする。(両方のROMとも同様にアドレス指
定されるので、これは、その出力幅を2倍すれば、1つ
のROMで十分であることを意味する。1つのROM又
は2つのROMと、その出力幅との間の差は、ここでは
問題ではなく、問題は、実用システムに要求されるアド
レス指定のビット数があまりにも多いということであ
る。) ROMを利用して、制限された範囲内のa及びbの任意
の値に対して、f(a)及びg(b)の和を求めること
に決まったと仮定する。a及びbが、それぞれ、ほんの
数ビットで表される場合には、これを行うのは容易であ
る。単純に、aを表すビット、及びbを表すビットを、
アドレス・ビットとして、ROMに適用し、関連する和
が、可能性のあるa及びbの組み合わせに対応する各ア
ドレスにロードされるように配列する。ここで、aが実
際にはΣaiであり、bが実際にはΣbiであり、a及び
bの値自体は、明示的に分かっていないものと仮定する
と、利用可能な全ては、さまざまなai及びbiというこ
とになる。賢明な者であれば、単純に、ai及びbiの全
てをアドレスとして用いる。これは有効に作用するが、
ここで、ai及びbiの組み合わせシーケンスが、ROM
のアドレスとして利用できるビットより多くのビットに
よって表されるものと仮定する。さて、どうなるか?こ
の答は、その出力がf(a)[Σf(ai)]である一
方のROMにaiを適用し、f(b)を得るために他方
のROMにbiを適用することである。次に、2つのR
OM出力を独立した機構によって加算する。必要とされ
るアドレス可能度は、1つのシーケンス全体Σai(ま
たはΣbi)を表すのに必要とされる量だけ、低下し
た。
る数学演算の性質を理解すれば、I(t)が、ΣCkco
s(kπ/4)項からΣDksin(kπ/4)項を減
ずることによって求められるのは明らかである。(kπ
/4引数は、そのストリングにおけるk番目の記号に対
して、DQPSK をπ/4DQPSK に関連づける代入から生じ
る。)同様に、Q(t)は、ΣCksin(kπ/4)項と
ΣDkcos(kπ/4)項を合計することによって求
められる。総和シーケンスにおけるさまざまなCk(ま
たはDk)は、適用されるアドレス(シフト・レジスタ
から生じる)の一部であるので、フィルタROMの各ア
ドレス可能位置には、適合する積和が含まれている。C
k及びDkの両方を各フィルタROMに供給して、各フィ
ルタROMが、アドレスの各種組み合わせ(Ck及びDk
のシーケンスに関する値)において、プリロードされた
内容として関連する最終和(または差)を指定できるよ
うにするというよりも、この概念は、ROMだけを利用
して、シーケンス項ΣCkcos、ΣDksin、ΣCk
sin、及びΣDkcosに関する値を求め、フィルタ
ROMの出力に操作を加える加算器によって、その間の
最終和と差が求められるようにすることである。このよ
うにして、所与のフィルタROMは、ひとまとめに捉え
られたCkシーケンス、及びDkシーケンスの直積演算の
かなり大きい集合にわたってではなく、Ck(または
Dk)の単一シーケンスにわたってアドレス可能であり
さえすればよい。Birgenheier に対する'613特許におけ
る式(3)、(4)、(9)、及び(10)、及びコラ
ム5−7の文章を参照されたい。
Dkがいっしょにアドレス指定する2つのROM(無償
で、関連する和及び差を組み込むことができる)とは対
照的に、和または差においてΣCk またはΣDkを利用
する毎に、ΣCkまたはΣDkによってしかアドレス指定
されないフィルタROMを設けることによって(4つの
ROMが必要になる)、フィルタROMに必要なアドレス
・ビット数を減少させた。この4つのROM構成は、尚
も、最終和及び最終差を計算することが必要であり、従
って、2つの加算器が必要になる。しかし、4つのRO
M構成におけるROMは、はるかに小さいアドレス空間
を有し、ΣCkまたはΣDkを表現するのに必要なビット
数だけ縮小された。Birgenheier によって実現された縮
小は、各種のCk 及びDk (Cフィルタ入力18、及び
Dフィルタ入力19について考察されたい)を生成する
方法に影響を与えないことに留意されたい。Birgenheie
r には、見落としがあった。
たって、Birgenheier による教示の一般的な改良が実際
に組み込まれていることに留意されたい。4つのフィル
タROMと2つの加算器がある。ただし、45゜の位相
回転については3ビットではなく、1ビット、すなわち
1ビット信号EVEN_ODD7である。さらに、Birgenheier
が考慮しなかった、特別のマッパ、及び関連するMUX
がある。図1および図2の動作を理解するため、ここ
で、図3及び図4に示すマッパ・テーブルを参照する。
ビット・データ記号(シフト・レジスタ2からの)と、
先行する2ビット変調状態記号との全組み合わせに関し
て、どんな変調状態記号が与えられるかを表構成で示す
ものである。新しいデータ記号は、搬送波上に変調さ
れ、次いで送信されるプログラム素材である、単なる入
力ビット対である。そのより重要な意味は、プログラム
・データの関係でしか存在しない。図3のテーブルに関
する限り、入力データ記号は、可能性のある各種の2ビ
ットの組み合わせにすぎない。各種変調状態記号(次
の、または以前の)は、図5−8を含めて、例示が進む
につれて明らかになるように、変調フォーマット内にお
ける意味を有している。(また、小さい文字A−D、及
び、0゜/+90゜/180゜/−90゜は、図5−8
の関係において意味を得て、該図によって示される例と
関連して役立つことになる。)DQPSK に習熟した者であ
れば、そのサービスに用いられる正規のものとして、図
3のマッピングを認識するであろう。
じマッピングであるが、その実体は、入力変数と出力と
の間の関係が異なっている。すなわち、図3及び4のマ
ッピングは、両方とも、同じものから他のものへのマッ
ピングであり、単なる異なるマッピングである。すぐに
明らかになるように、その差は、90゜の位相シフトに
対応する。すなわち、DATA_SYMが、各マッパに対する特
定の入力であり、EVEN_MAP_OUT及びODD_MAP_OUTが、異
なるマッパの出力である場合、「ODD_MAP_OUT−EVEN_MA
P_OUT = 90゜」の関係が、理解できる。
つは、基本DQPSK マッピングが要求する上記変更に加え
て、変調状態記号に規則的に増大する45゜のプリセッ
ションを加える(フィルタにおいて)ことである。注目
しようとしなくても、注目されるのは、こうした機構を
利用して、単一の45゜の位相シフトを導入することが
できることである。正規のDQPSK マッピングを0゜マッ
ピングと呼ぶことにする。45゜のプリセッションを生
じることになる連続入力データ記号に関して、0゜マッ
ピングと90゜マッピングの間における変更は如何に行
われるのか?交差結合の変更(一方のマッパからの最後
の時間の出力が、他方のマッパに対する次の時間の入力
になる)によって結合される差動的性質によって、0゜
マッピングと90゜マッピングを組み合わせることによ
って、他の記号毎に90゜のプリセッションが生じ、介
在記号[0゜,90゜]、[0゜,90゜]、...にはプリ
セッションが生じないが、ここで、括弧によるグループ
化は、各プリセッション値に関する基準の共通点を表し
ている。これが、粗プリセッションを生成する。微プリ
セッションは、各0゜マッピングをフィルタにおける4
5゜シフトと結合することによって得られるが、90゜
マッピング時にこうしたシフトを導入することはない。
各プリセッション量を先行記号に対する基準とし、括弧
を取り除いて、45゜、45゜、45゜、45゜、...を得る
ことができる。次に、これが、如何に作用するかを示す
例について、図5を参照する。
に選択された、入力データ記号シーケンスに関するπ/
4DQPSK 遷移図の例が示されている。「遷移番号(TRAN
SITION NUMBER)」と表示されたコラム41は、単なる
この例に生じる遷移の順次番号付けである。それらは、
図6−8において対応する位置を見つけるのを助けるた
め、六角形で包囲されている。「現在の変調状態(CURR
ENT MODULATION STATE)」と表示されたコラム42に
は、この例で要求される、異なるπ/4DQPSK 変調状態
の3ビット記述のシーケンスが記載されている。π/4
DQPSK には8つの状態が存在するので、それらを全て表
すには3ビットが必要になる。「新データ記号(NEW DA
TA SYMBOL)」 と表示されたコラム43は、プログラム
・データから新たに到着した入力を表している。コラム
42の既存の状態とコラム43の新しい入力を組み合わ
せることによって、コラム42に次の下位の登録が生じ
る。図6には、結果生じる配列図が示されている。この
例において、如何にしてXとOの両方が巡察され、単な
る2ビット表現では、このシーケンスの十分な記述が不
可能であることが示されているかに留意されたい。
用いられる、増大するが、周期的な複数(0−7)の4
5゜のオフセットを表すカウントを追加入力として有す
るフィルタと共に、標準的なDQPSK マッパを如何に利用
することができるかが示されている。コラム44は、図
7と関連して検分すべきである。図7では、Xだけしか
巡察されない点に留意されたい。図7及びコラム44
は、マッパ機能の記述であり、インクリメントする整数
回の45゜位相シフトをフィルタに組み込む装置によっ
て、マッパは、A−Dで表示のちょうど4つの状態間を
移行することが可能になるのは明らかである。すなわ
ち、コラム44は、4つの記号A−Dの標準的なDQPSK
マッパ出力に操作を加えて、図6に示す変調状態遷移の
特定のシーケンスを生じさせる方法である。これは、有
効に働くが、図8及びコラム45で表された技法の場合
のフィルタROMの4倍のアドレス空間のフィルタRO
Mを必要とする。
状態遷移のシーケンスを表すもう1つの方法が示されて
いるが、マッパからの4つの記号A−Dだけしか用いら
れていない。この新しいマッパは、図1および図2のハ
ードウェア・ブロック図において、交替で利用される1
対のマッパとして実施される。それは、図示のシーケン
スを発生するのに相応に複雑である単一マッパとするこ
とも可能である。コラム45の表現は、フィルタによっ
て供給される45゜のオフセット量を表すのに単一ビッ
トしか必要としないことに留意されたい。
移シーケンスを実行するには、図3及び図4を参考にす
べきである。ここで、その全てについて詳述する必要は
ないが、コラム44及び45のそれぞれの開始にまで遡
ることは、有益であるかもしれない。コラム44の方法
は、図3のマッパだけしか必要としない。初期変調状態
は、110であり、これはA+45゜である。入力デー
タは、00であり、これによって、図3のマッピングに
従って、AがAにマッピングされる。その間に、3ビッ
ト・カウンタがインクリメントして、プリセッション量
を増大し、フィルタによって導入される45゜のオフセ
ットが90゜になる。これで、第2の遷移の準備が整っ
たことになる。入力データは、01である。マッパは、
01の入力に対し、Aの先行状態をBにマッピングす
る。インクリメントしたオフセットは、この場合、さら
に45゜大きく、すなわち135゜になる。
初期変調状態は、110である。これは、A+45゜に
よって表される。これは、偶数マッパからの出力であ
り、従って、入力データ記号のマッピングにおいては、
奇数(90゜)マッパ(図4)が次に用いられる。その
入力は、00である。図4のマッパによって、現在の変
調状態記号A、及び入力データ記号00が、次の変調状
態記号Bにマッピングされる。(これと図3の0゜マッ
パを比較されたい。)遷移#1の終了によって、フィル
タからの45゜オフセットが除去され、新しい変調状態
として、Bだけが残される。次の入力データは、01で
ある。この場合、図3の偶数(0゜)マッパが利用され
る。該マッパによって、現在の変調状態B、及び新しい
入力データ記号01が、次の変調状態Cにマッピングさ
れる。この偶数マッパの利用には、45゜オフセットの
復帰が伴い、遷移#2の最終結果C+45゜が生成され
る。奇数マッパによって、次の変調状態記号が生成され
る。該マッパによって、現在の変調状態C、及び新しい
データ入力00が、次の変調状態Dにマッピングされ
る。この奇数マッパの利用には、45゜オフセットの撤
回が伴い、遷移#3の最終結果は、単なるDになる。
見受けられる幾つかのの関係について留意するのが有用
である。第1に、コラム44に必要とされる表現は、変
調状態記号A−Dと、8つの異なるオフセット値0゜−
135゜の全ての組み合わせを最終的に必要とするとい
う点に留意されたい。これは、全部で32の異なる組み
合わせになり、フィルタにおけるROMに対するその表
現のアドレス指定には、5ビットが必要になる。次に、
コラム45の技法には8つの異なる可能性しか存在しな
いという点に留意されたい。実際、コラム45の内容
は、可能性のある全ての例について、コラム44の内容
の部分集合である。このことは、重要かつ有用な結果で
ある、というのも、それは、コラム45に関してアドレ
ス空間が縮小されたフィルタROMによって実行される
操作が、コラム44の技法に関してフィルタROMによ
って実行される操作の部分集合にすぎないということを
意味しているからである。これは、ブラック・ボックス
として、フィルタは同等であり、同じタイプを対にして
用いる必要はないが、通信チャネル内において混合し、
整合させることが可能であるとする概念を支援する。
は、2つのタイプのフィルタが、そのROMに同じ内容
を記憶しているということを意味しない。これが何故そ
うなのかを理解するには、フィルタROMに対する入力
から生じるΣCksin(kπ/4)及びΣDksin
(kπ/4) の和に少し戻ることが必要になる。Birge
nheierにより述べられた案では、引数(kπ/4)は、
モジュロ8としているとみなされる(変数の変更後、'6
13特許におけるコラム7の33行目からを参照)。本明
細書に記載した、縮小されたアドレス指定フィルタRO
Mの場合、モジュロ2としているとみなされる。これ
は、フィルタROMが0−7の45゜プリセッションの
インクリメントを記述するのに要する3つのアドレス・
ビットと、単一の45゜オフセットの有無を記述する1
ビット(EVEN_ODD)とを比較した差を反映している。こ
の単純な変更により、'613特許のコラム8に示された設
計式(14)及び(15)を利用して、本明細書に記載
の縮小されたアドレス指定フィルタROM20−23の
内容を計算することが可能になる。
変調状態記号がシフト・レジスタ14及び15を介して
伝搬する(記号の一部は、一方のシフト・レジスタ内に
あり、また、一部は、他方のシフト・レジスタ内にある
が、同時にシフトされる)際の、変調状態記号の意味に
ついて考察することである。変調状態記号は、シフト・
レジスタに入る時点において、あるプリセッション量、
すなわち、実質的に、記号が生成された時点における量
と関連づけられる。この関連は、変化しないが、それ
は、変調状態記号自体の一部ではないので、暗黙的であ
るか、あるいは間接的に表されることになり、いつで
も、多数の変調状態記号が、フィルタROMに対するア
ドレスとして適用されるが、プリセッション表示子は1
つだけであるという点に留意されたい。それは何故か?
つまり、3ビットの種類であろうと(kが、0−7の4
5゜プリセッション・インクリメントに等しい)あるい
は、1ビットの種類(0゜マッパ及び90゜に関するEV
EN_ODD)であろうと、プリセッション表示子は、フィル
タに適用される複数の変調状態記号のうちのある特定の
変調状態記号(例えば、中央の記号)と暗黙的に関連づ
けられる。従って、例えば、Birgenheierの構成の場
合、3ビット・プリセッション表示子011(3)は、
中央の記号(本例のシフト・レジスタにおける位置が1
1の場合には、5番目の記号が考慮される)が、インク
リメントされた3番目のプリセッション量(おそらく、
0゜及び45゜の後の90゜)に対応するという意味を
含む。暗に、シフト・レジスタ位置4の記号は、プリセ
ッション表示子100と関連づけられ、位置3の記号
は、101と関連づけられ、位置2の記号は、110と
関連づけられ、等のようになる。位置6は、プリセッシ
ョン表示子010と関連づけられ、等のようになる。3
ビット・フィールドが、ちょうど3ビット・カウンタの
ようにインクリメントし、デクリメントするので、00
0が減少すると、111に変化し、111が増加する
と、000に変化する。各記号は、それ自体の個々のカ
ウントを伴わないし(3の11倍は、33ビット!)、
中央の記号のカウントだけしか、ROMには供給されな
いので、順次隣接記号に対するインクリメント及びデク
リメントが含まれ、フィルタROMにおける各種のアド
レスについて計算される値に反映される。これに対し、
1ビットEVEN_ODD信号、及び縮小されたアドレス空間の
フィルタROMに関連した技法では、その値が、0、
1、0、1、0、1、...のように変化するプリセッ
ション・フィルタ表示子が用いられる。従って、フィル
タ方策が実際には異なり、フィルタROMにおける数を
再計算する必要がある。
注目される。4つの記号A−Dは、2ビットを必要と
し、唯一の45゜位相シフトは、1ビットを必要とする
ので、全部で3ビットになる。3ビットは、8つの記号
を表すのに必要なものであり、この場合、8つの記号
が、π/4DQPSK のものである。45゜オフセットが交
替する8つの記号A−Dの表現は、単なる便宜上のもの
でしかなく、処分に対して凝る者であれば、図6の00
0−111変調状態に関連して、全てを記述することも
可能である。
ォーマットの全ての複雑さを、1対のマッパに(あるい
は、単一のより複雑なマッパに)ゆだねるのが望ましい
ということを示唆するものと考えるのは、間違いであ
る。必要とされるのは、同時に、マッパによって生成さ
れる変調状態記号のビット数を最小限に抑え、さらに、
プリセッションの記述に必要なビット数を減少させるこ
とである。これを実現する有効な方法は、他の記号毎
に、あるいは4番目の記号毎に、あるいは、多くの記号
を伴うフォーマットの場合、8番目の記号毎に、マッパ
にある粗プリセッションを導入させることである。次
に、フィルタによって、1、2、または3ビットで表示
可能な微プリセッションが供給される。どれが、フィル
タROMに関して最小数のアドレス指定ビットを必要と
しているかに従って、粗プリセッションと微プリセッシ
ョンの混合が選択される。各シフト・レジスタに、k個
の多くのセルが存在する場合、変調状態記号の幅に1つ
のビットが追加される毎に、フィルタROMのアドレス
には、k個の多くのビットが追加されることを覚えてお
かねばならない。従って、マッパのプリセッションを表
す能力は、その結果が、他の記号毎にのみ、あるいは、
4番目の記号毎に、等というように生じる粗プリセッシ
ョンであることを意味する場合であっても、できるだけ
最大限に活用すべきである。マッパからのこうした粗プ
リセッションは、次に、1つおきの介在記号、または4
つの記号からの3つの介在記号に関して、フィルタによ
って導入され、ほんの数ビットの単一集合によって表さ
れる、微プリセッションによって拡張することが可能で
ある。しかし、全ての複雑さをマッパ、またはフィルタ
にゆだねると、フィルタROMのアドレス指定に必要な
ビット数がむやみに増大することになる。
する45゜のオフセット・ビットEVEN_ODD が、変調状
態符号化において、常に全ての記号をトグルする、ある
(特定の)ビットとみなされる。π/4DQPSK の性質を
考えれば、これは驚くに当たらない。その基本概念に戻
ると、ROMベースのフィルタを最小限に抑えて、任意
の2つの変調状態記号間における最小位相差を超えな
い、「インクリメンタル」・プリセッション量に関する
プリセッション表示子を伴う、異なるシーケンスのDQPS
K 変調状態記号を認識することが可能であることを示し
た。これには、マッパが、各「真の」π/4DQPSK 変調
状態記号毎に、DQPSK とインクリメンタル・プリセッシ
ョンに関連して記述を生成する必要があり、また、イン
クリメンタル・プリセッション量がフィルタに対して記
述される必要がある。
可能であり、n番目の変調状態記号毎に生じる粗プリセ
ッションを示す変調状態記号を生成するマッパと、変調
状態記号を受信するために結合された入力を有し、連続
した変調状態記号のシーケンスを表す複数の出力を有す
るシフト・レジスタと、シフト・レジスタの出力によっ
て、及び粗プリセッションを示すn番目の変調状態記号
毎にゼロになり、介在する変調状態記号が生じる時に、
粗プリセッションの1/nに等しい量だけ加えられる、
微プリセッションを表した、周期的にインクリメントす
るビットの集合によって、アドレス指定され、アドレス
可能な位置毎に、I制御値及びQ制御値を生成するRO
Mと、I及びQ制御値を受信するために結合されたIQ
変調器と、から構成される変調器。
り、粗プリセッションが90゜であり、微プリセッショ
ンが45゜である、前項1に記載の変調器。
号器と、その出力がDQPSK から90゜変位する第2の符
号器から構成され、粗プリセッションを示すn番目の各
変調状態記号が、第2の符号器によって生成されるこ、
前項2に記載の変調器。
サブインターバルを表す、周期的にインクリメントする
ビットの集合によってアドレス指定され、ビットの集合
が、各変調状態記号毎に1回の周期でインクリメントす
る、前項1に記載の変調器。
第1の正弦値ROMから構成され、I制御値が、第1の
余弦値ROMの出力から第1の正弦値ROMの出力を減
ずることによって形成され、さらに、ROMが、第2の
余弦値ROM、及び第2の正弦値ROMから構成され、
Q制御値が、第2の余弦値ROMの出力を第2の正弦値
ROMの出力に加えることによって形成される、前項1
に記載の変調器。
ッションを示す変調状態記号に、デジタル・プログラム
情報をマッピングするステップと、変調状態記号をフィ
ルタリングして、こうした各記号毎に均一なプリセッシ
ョンを示す、フィルタリング済み変調状態記号を生成す
るステップとを含み、フィルタリングするステップは、
n番目の各変調状態記号間に生じる各介在する変調状態
記号毎に、粗プリセッションの1/nに等しい量の微プ
リセッションを導入することを特徴とする、IQ変調方
法。
OMベースのπ/4DQPSK フィルタに必要とされるメモ
リ量は、他の記号毎に90゜の位相シフトを取り入れ
る、IQマッパ(復調器の場合は逆マッパ)、及び交互
の0゜記号の間に、45゜位相シフトを挿入するが、マ
ッパ(または逆マッパ)が90゜の位相シフトを挿入し
ている介在時間の間には、45゜位相シフトを挿入しな
い、IQ記号フィルタを使用することによって削減する
ことが可能となる。また、変調器及び復調器における既
存のフィルタを個別に置き替えることが可能であり、対
で置き替える必要はない。
介在する記号45゜位相シフトIQ記号フィルタを組み
込んだ、IQ変調器の一部の簡略したブロック図であ
る。
介在する記号45゜位相シフトIQ記号フィルタを組み
込んだ、IQ変調器の一部の簡略したブロック図であ
る。
0゜DQPSK マッパの動作を記述するカルノー図である。
90゜DQPSK マッパの動作を記述するカルノー図であ
る。
DQPSK マッパの使用時に、またより直接的にπ/4DQPS
K に対応するより高度なマッパの使用時に、該遷移を提
示することが可能な方法を示す図である。
表した配列図である。
配列図である。
DQPSK マッパの出力を表した配列図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 デジタル・プログラム・データに結合可
能であり、n番目の変調状態記号毎に生じる粗プリセッ
ションを示す変調状態記号を生成するマッパと、 変調状態記号を受信するために結合された入力を有し、
連続した変調状態記号のシーケンスを表す複数の出力を
有するシフト・レジスタと、 シフト・レジスタの出力によって、及び粗プリセッショ
ンを示すn番目の変調状態記号毎にゼロになり、介在す
る変調状態記号が生じる時に、粗プリセッションの1/
nに等しい量だけ加えられる、微プリセッションを表し
た、周期的にインクリメントするビットの集合によっ
て、アドレス指定され、アドレス可能な位置毎に、I制
御値及びQ制御値を生成するROMと、 I及びQ制御値を受信するために結合されたIQ変調器
と、 から構成される変調器。
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