JPH08195014A - 集合型情報記録装置 - Google Patents
集合型情報記録装置Info
- Publication number
- JPH08195014A JPH08195014A JP675995A JP675995A JPH08195014A JP H08195014 A JPH08195014 A JP H08195014A JP 675995 A JP675995 A JP 675995A JP 675995 A JP675995 A JP 675995A JP H08195014 A JPH08195014 A JP H08195014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- hand
- information recording
- stopper
- writer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送駆動系に負担を与えず、しかも部品点数
の削減と機構の簡素化を図った集合型光ディスク装置を
提供する。 【構成】 収納庫2からの光ディスクカートリッジ5引
抜時に、ハンド11先端のフック31が、カートリッジ
ストッパ7に対向する位置になるようにハンド11を閉
じつつ、これを前進させてカートリッジストッパ7のカ
ートリッジ5に対する係合を解除させるとともに、フッ
ク31にてカートリッジ5を把持する。逆に、カートリ
ッジ挿入時には、ハンド先端の当接斜面33でカートリ
ッジ側端部9を押す。引抜及び挿入時の各々で、停止位
置制御を行なう。
の削減と機構の簡素化を図った集合型光ディスク装置を
提供する。 【構成】 収納庫2からの光ディスクカートリッジ5引
抜時に、ハンド11先端のフック31が、カートリッジ
ストッパ7に対向する位置になるようにハンド11を閉
じつつ、これを前進させてカートリッジストッパ7のカ
ートリッジ5に対する係合を解除させるとともに、フッ
ク31にてカートリッジ5を把持する。逆に、カートリ
ッジ挿入時には、ハンド先端の当接斜面33でカートリ
ッジ側端部9を押す。引抜及び挿入時の各々で、停止位
置制御を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大容量の情報を保存す
るために、光ディスク等の情報記録媒体を内装するカー
トリッジを多数装備することができる集合型情報記録装
置内における、カートリッジの搬送及び挿抜技術に関す
る。
るために、光ディスク等の情報記録媒体を内装するカー
トリッジを多数装備することができる集合型情報記録装
置内における、カートリッジの搬送及び挿抜技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】集合型光ディスク装置は、ホストシステ
ムからの命令により、指定された光ディスクを光ディス
ク収納庫からアクセッサと呼ばれる箱体に一時収容し、
光ディスクに記録及び再生を行なうドライブに搬送装填
し、光ディスク媒体に情報の記録又は再生を実行する。
ドライブの動作終了後、上記アクセッサは、ドライブか
ら光ディスクカートリッジを受け取り、これをカートリ
ッジ収納庫の指定された位置まで搬送して収納する。集
合型光ディスク装置は、この一連の動作をホストシステ
ムからの命令により自動的に行なうものであり、ドライ
ブも複数実装してそれぞれ同時動作させることも可能で
ある。
ムからの命令により、指定された光ディスクを光ディス
ク収納庫からアクセッサと呼ばれる箱体に一時収容し、
光ディスクに記録及び再生を行なうドライブに搬送装填
し、光ディスク媒体に情報の記録又は再生を実行する。
ドライブの動作終了後、上記アクセッサは、ドライブか
ら光ディスクカートリッジを受け取り、これをカートリ
ッジ収納庫の指定された位置まで搬送して収納する。集
合型光ディスク装置は、この一連の動作をホストシステ
ムからの命令により自動的に行なうものであり、ドライ
ブも複数実装してそれぞれ同時動作させることも可能で
ある。
【0003】このような構成の集合型光ディスク装置で
は、ディスクカートリッジの保管中に、カートリッジが
収納棚から飛出して落下する等の事故を防止するため
に、板バネの力を利用したカートリッジストッパが設け
られている。このカートリッジストッパの一例を示せ
ば、図5に記載されているように、板バネの先端に半円
形の突起部51を設け、これを常にカートリッジの側面
に押圧することによりカートリッジの飛出しを防止する
手法を採る。しかし、この手法は、単に板バネ付勢力に
よる摩擦力によってカートリッジを収納棚内に留めてい
るに過ぎず、強い振動や衝撃には耐えられない。一方、
落下防止のため板バネの付勢力を強くすると、カートリ
ッジ挿抜時において駆動系にかかる負担が大きくなり、
モータ及び駆動力伝達系の機械的消耗を早めてしまう。
は、ディスクカートリッジの保管中に、カートリッジが
収納棚から飛出して落下する等の事故を防止するため
に、板バネの力を利用したカートリッジストッパが設け
られている。このカートリッジストッパの一例を示せ
ば、図5に記載されているように、板バネの先端に半円
形の突起部51を設け、これを常にカートリッジの側面
に押圧することによりカートリッジの飛出しを防止する
手法を採る。しかし、この手法は、単に板バネ付勢力に
よる摩擦力によってカートリッジを収納棚内に留めてい
るに過ぎず、強い振動や衝撃には耐えられない。一方、
落下防止のため板バネの付勢力を強くすると、カートリ
ッジ挿抜時において駆動系にかかる負担が大きくなり、
モータ及び駆動力伝達系の機械的消耗を早めてしまう。
【0004】この対策として、例えば特開昭63−83
949号公報に開示された技術が存在する。この技術
は、カートリッジを収納するケースと、このケースに収
納された前記カートリッジの飛び出しを防止するための
カートリッジストッパと、前記カートリッジを保持搬送
するためのハンドを有するハンド機構と、このハンド機
構の前後移動用のレールが設けられたハンドフレーム
と、このハンドフレームに設けられたガイドと、前記カ
ートリッジの出し入れ時、前記カートリッジストッパが
接触する前に前記カートリッジストッパを解除させるよ
う前記ガイドに案内されるレバーと、このレバーと前記
ハンドフレーム間に設けられた前記カートリッジストッ
パ解除時のレバーの位置保持を行うためのスプリングバ
ネと、を有する構成となっている。
949号公報に開示された技術が存在する。この技術
は、カートリッジを収納するケースと、このケースに収
納された前記カートリッジの飛び出しを防止するための
カートリッジストッパと、前記カートリッジを保持搬送
するためのハンドを有するハンド機構と、このハンド機
構の前後移動用のレールが設けられたハンドフレーム
と、このハンドフレームに設けられたガイドと、前記カ
ートリッジの出し入れ時、前記カートリッジストッパが
接触する前に前記カートリッジストッパを解除させるよ
う前記ガイドに案内されるレバーと、このレバーと前記
ハンドフレーム間に設けられた前記カートリッジストッ
パ解除時のレバーの位置保持を行うためのスプリングバ
ネと、を有する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、カ
ートリッジ挿抜時における駆動系の負担を回避するため
に、カートリッジの引き抜き及び挿入時にストッパを一
時的に解除することから、カートリッジストッパのロッ
クを解除する機構と、カートリッジを把持して挿抜を行
う機構が別々に必要であった。そのため構造が複雑とな
り、信頼性が劣り、さらにかなりのコスト高となる。本
発明の課題は、上記背景に鑑み、挿抜のためのカートリ
ッジ把持機構と同一の部材をもってストッパの解除を行
なうことにより、部品点数の削減と機構の簡素化を図
り、しかも駆動系に負担を与えることのない挿抜機構を
提供することにある。
ートリッジ挿抜時における駆動系の負担を回避するため
に、カートリッジの引き抜き及び挿入時にストッパを一
時的に解除することから、カートリッジストッパのロッ
クを解除する機構と、カートリッジを把持して挿抜を行
う機構が別々に必要であった。そのため構造が複雑とな
り、信頼性が劣り、さらにかなりのコスト高となる。本
発明の課題は、上記背景に鑑み、挿抜のためのカートリ
ッジ把持機構と同一の部材をもってストッパの解除を行
なうことにより、部品点数の削減と機構の簡素化を図
り、しかも駆動系に負担を与えることのない挿抜機構を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の集合型情報記録装置は、情報記録媒体を内
装するカートリッジを収納する複数のカートリッジ収納
部からなるカートリッジ収納庫と、前記情報記録媒体の
読込及び又は書込を行なうリーダライタと、前記カート
リッジを収容して前記カートリッジ収納庫とリーダライ
タとの間を搬送するカートリッジ搬送機構とから成るも
のであって、前記カートリッジ搬送機構は、前記カート
リッジ収納庫又はリーダライタのいずれかから前記カー
トリッジを収容するカートリッジ引抜機構と、前記カー
トリッジを前記カートリッジ収納庫又はリーダライタの
いずれかに挿入するカートリッジ挿入機構と、前記カー
トリッジ収納庫とリーダライタとの間の移動を行なう搬
送駆動部とから成る。前記カートリッジは、その外装側
部に溝部を有する。また、前記各カートリッジ収納部
は、各カートリッジの前記溝部に付勢力によって係合し
てカートリッジを係止しつつカートリッジ外装側部との
間に隙間を保有するカートリッジストッパを有する。一
方、前記カートリッジ引抜機構は、一対のハンドと、該
ハンドを前記カートリッジに対して前進及び後退させる
ハンド移動機構より成り、前記一対のハンドは、各々そ
の先端にフックを有し、前記ハンド移動機構上に回動可
能に、かつ互に対向して内側に向って付勢力が与えられ
て、その先端が前記隙間に対向する位置に停止するよう
ハンドストッパに当接して設けられている。ハンド先端
のフックは、その内側後端に係合斜面が形成されてい
る。本発明の集合型情報記録装置において上記の各部材
は、カートリッジ引抜きに際しては、ハンド移動機構が
ハンドをカートリッジに向って前進させ、フック先端を
前記隙間に挿入することにより、前記付勢力に抗してカ
ートリッジストッパの溝部への係合を解除して前記係合
斜面を溝部に係合させた後、ハンド移動機構がハンドを
後退させ、カートリッジをカートリッジ搬送機構内に収
容するよう構成されている。
め、本発明の集合型情報記録装置は、情報記録媒体を内
装するカートリッジを収納する複数のカートリッジ収納
部からなるカートリッジ収納庫と、前記情報記録媒体の
読込及び又は書込を行なうリーダライタと、前記カート
リッジを収容して前記カートリッジ収納庫とリーダライ
タとの間を搬送するカートリッジ搬送機構とから成るも
のであって、前記カートリッジ搬送機構は、前記カート
リッジ収納庫又はリーダライタのいずれかから前記カー
トリッジを収容するカートリッジ引抜機構と、前記カー
トリッジを前記カートリッジ収納庫又はリーダライタの
いずれかに挿入するカートリッジ挿入機構と、前記カー
トリッジ収納庫とリーダライタとの間の移動を行なう搬
送駆動部とから成る。前記カートリッジは、その外装側
部に溝部を有する。また、前記各カートリッジ収納部
は、各カートリッジの前記溝部に付勢力によって係合し
てカートリッジを係止しつつカートリッジ外装側部との
間に隙間を保有するカートリッジストッパを有する。一
方、前記カートリッジ引抜機構は、一対のハンドと、該
ハンドを前記カートリッジに対して前進及び後退させる
ハンド移動機構より成り、前記一対のハンドは、各々そ
の先端にフックを有し、前記ハンド移動機構上に回動可
能に、かつ互に対向して内側に向って付勢力が与えられ
て、その先端が前記隙間に対向する位置に停止するよう
ハンドストッパに当接して設けられている。ハンド先端
のフックは、その内側後端に係合斜面が形成されてい
る。本発明の集合型情報記録装置において上記の各部材
は、カートリッジ引抜きに際しては、ハンド移動機構が
ハンドをカートリッジに向って前進させ、フック先端を
前記隙間に挿入することにより、前記付勢力に抗してカ
ートリッジストッパの溝部への係合を解除して前記係合
斜面を溝部に係合させた後、ハンド移動機構がハンドを
後退させ、カートリッジをカートリッジ搬送機構内に収
容するよう構成されている。
【0007】また、本発明の集合型情報記録装置は、上
述の集合型情報記録装置において、前記フックは、その
内側先端に当接斜面を有する。上記の各部材は、カート
リッジ挿入に際しては、ハンド移動機構がハンドをカー
トリッジ収納部又はリーダライタに向って前進させて前
記当接斜面をカートリッジ側端部に当接させつつ、カー
トリッジを該カートリッジ収納部又はリーダライタに押
し入れるよう構成されている。
述の集合型情報記録装置において、前記フックは、その
内側先端に当接斜面を有する。上記の各部材は、カート
リッジ挿入に際しては、ハンド移動機構がハンドをカー
トリッジ収納部又はリーダライタに向って前進させて前
記当接斜面をカートリッジ側端部に当接させつつ、カー
トリッジを該カートリッジ収納部又はリーダライタに押
し入れるよう構成されている。
【0008】また、本発明の集合型情報記録装置は、上
述のハンド先端に当接斜面を有する集合型情報記録装置
において、前記ハンド移動機構は、その前進中において
前記カートリッジの溝部と前記カートリッジストッパが
係合する位置を検出する停止位置検出装置と、該検出に
係る位置で前記ハンド移動機構の前進を停止させる停止
制御装置を備えることを特徴とする。
述のハンド先端に当接斜面を有する集合型情報記録装置
において、前記ハンド移動機構は、その前進中において
前記カートリッジの溝部と前記カートリッジストッパが
係合する位置を検出する停止位置検出装置と、該検出に
係る位置で前記ハンド移動機構の前進を停止させる停止
制御装置を備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の集合型情報記録装置において、カート
リッジ収納庫の各カートリッジ収納部には、カートリッ
ジストッパによって、その溝部が係止されてカートリッ
ジが存在している。カートリッジストッパ先端と、カー
トリッジの外装側面との間には隙間が保有されている。
一方、一対のハンドは互に対向して内側に向って付勢力
が与えられて、その先端が前記隙間に対向する位置に停
止するようハンドストッパに当接して設けられているた
め、この状態でハンド移送機構によりハンドを前進させ
ると、ハンドのフック先端は前記の隙間に割って入り、
これによりカートリッジストッパは、外側に押し退けら
れる。さらにハンドを前進させるために、フック部分が
カートリッジの外装側端部を慴動し、溝部に嵌合する。
この状態でハンド移動機構によりハンドを後退させる
と、カートリッジはフック後端の係合斜面に係合されて
カートリッジ搬送機構内に引き入れられる。
リッジ収納庫の各カートリッジ収納部には、カートリッ
ジストッパによって、その溝部が係止されてカートリッ
ジが存在している。カートリッジストッパ先端と、カー
トリッジの外装側面との間には隙間が保有されている。
一方、一対のハンドは互に対向して内側に向って付勢力
が与えられて、その先端が前記隙間に対向する位置に停
止するようハンドストッパに当接して設けられているた
め、この状態でハンド移送機構によりハンドを前進させ
ると、ハンドのフック先端は前記の隙間に割って入り、
これによりカートリッジストッパは、外側に押し退けら
れる。さらにハンドを前進させるために、フック部分が
カートリッジの外装側端部を慴動し、溝部に嵌合する。
この状態でハンド移動機構によりハンドを後退させる
と、カートリッジはフック後端の係合斜面に係合されて
カートリッジ搬送機構内に引き入れられる。
【0010】カートリッジ挿入に際しては、ハンド移動
機構がハンドをカートリッジ収納部又はリーダライタに
向って前進させると、ハンドの先端部にあるフックは、
その内側先端に当接斜面を有しているから、この当接斜
面をカートリッジ側端部に当接させつつ、カートリッジ
を該カートリッジ収納部又はリーダライタに押し込む。
カートリッジは、カートリッジストッパを外側に押し退
けつつ前進し、収納部に収納される。カートリッジが所
定の収納位置に到達すると、停止位置検出装置がこれを
検出し、停止制御装置が働いて、ハンド移動機構がその
前進を停止させる。
機構がハンドをカートリッジ収納部又はリーダライタに
向って前進させると、ハンドの先端部にあるフックは、
その内側先端に当接斜面を有しているから、この当接斜
面をカートリッジ側端部に当接させつつ、カートリッジ
を該カートリッジ収納部又はリーダライタに押し込む。
カートリッジは、カートリッジストッパを外側に押し退
けつつ前進し、収納部に収納される。カートリッジが所
定の収納位置に到達すると、停止位置検出装置がこれを
検出し、停止制御装置が働いて、ハンド移動機構がその
前進を停止させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の集合型情報記録装置の一実施
例である集合型光ディスク装置について詳細に説明す
る。図1は、本実施例の集合型光ディスク装置の概要を
示す側面図、図2は、カートリッジ搬送機構の詳細を表
す平面図、図3は、カートリッジ挿抜動作の説明図、図
4は本発明におけるリーダライタの一実施例である光デ
ィスクドライブと、情報記録媒体の一実施例である光デ
ィスクを内装するカートリッジの外観を表す斜視図であ
る。
例である集合型光ディスク装置について詳細に説明す
る。図1は、本実施例の集合型光ディスク装置の概要を
示す側面図、図2は、カートリッジ搬送機構の詳細を表
す平面図、図3は、カートリッジ挿抜動作の説明図、図
4は本発明におけるリーダライタの一実施例である光デ
ィスクドライブと、情報記録媒体の一実施例である光デ
ィスクを内装するカートリッジの外観を表す斜視図であ
る。
【0012】まず、本実施例の集合型光ディスク装置に
採用されるカートリッジ5と、このカートリッジ5に収
納された光ディスク媒体51に情報の記録及び再生を行
なう光ディスクドライブ3の特徴的部分について、図4
を参照して説明する。一般に、大容量のデータの記録及
び再生が可能な光ディスク媒体51は、媒体表面の損傷
を防止するためにカートリッジ5に収納されており、こ
のカートリッジ5を、ディスクドライブ3のカートリッ
ジ挿入口30に装填すると、カートリッジ5のシャッタ
52が開いて光ディスク媒体51がディスクドライブ3
内の光学ヘッドに近接し、光ディスク媒体51が回転し
て記録及び再生が実行される。このカートリッジ5に
は、これを収納庫2又はディスクドライブ3に挿抜する
ときの保持のために、両側面に凹状の溝部8が設けられ
ている。
採用されるカートリッジ5と、このカートリッジ5に収
納された光ディスク媒体51に情報の記録及び再生を行
なう光ディスクドライブ3の特徴的部分について、図4
を参照して説明する。一般に、大容量のデータの記録及
び再生が可能な光ディスク媒体51は、媒体表面の損傷
を防止するためにカートリッジ5に収納されており、こ
のカートリッジ5を、ディスクドライブ3のカートリッ
ジ挿入口30に装填すると、カートリッジ5のシャッタ
52が開いて光ディスク媒体51がディスクドライブ3
内の光学ヘッドに近接し、光ディスク媒体51が回転し
て記録及び再生が実行される。このカートリッジ5に
は、これを収納庫2又はディスクドライブ3に挿抜する
ときの保持のために、両側面に凹状の溝部8が設けられ
ている。
【0013】次に、本実施例における集合型光ディスク
装置全体の構成と動作の概要を、図1及び図2を参照し
て説明する。図1を参照すると、この集合型光ディスク
装置1には、複数のカートリッジ5を収納可能なカート
リッジ収納庫2と、光ディスク媒体51に記録及び再生
を行なうためのディスクドライブ3とが同列に配置され
ていて、これら相互間でカートリッジ5の搬送ができる
ようになっている。カートリッジ収納庫2は、複数のカ
ートリッジ5を収納するためのカートリッジ収納棚6が
設けられている。このカートリッジ収納庫2の両側面に
は、図示のように、櫛形状に打抜かれた板バネがネジ止
めされ、さらにその各先端にはカートリッジストッパ7
が取り付けられていて、これが板バネの弾性によりカー
トリッジ5の前記溝部8に対して付勢して係合され、光
ディスクカートリッジの飛出し、落下を防止している。
装置全体の構成と動作の概要を、図1及び図2を参照し
て説明する。図1を参照すると、この集合型光ディスク
装置1には、複数のカートリッジ5を収納可能なカート
リッジ収納庫2と、光ディスク媒体51に記録及び再生
を行なうためのディスクドライブ3とが同列に配置され
ていて、これら相互間でカートリッジ5の搬送ができる
ようになっている。カートリッジ収納庫2は、複数のカ
ートリッジ5を収納するためのカートリッジ収納棚6が
設けられている。このカートリッジ収納庫2の両側面に
は、図示のように、櫛形状に打抜かれた板バネがネジ止
めされ、さらにその各先端にはカートリッジストッパ7
が取り付けられていて、これが板バネの弾性によりカー
トリッジ5の前記溝部8に対して付勢して係合され、光
ディスクカートリッジの飛出し、落下を防止している。
【0014】一方、カートリッジ収納庫2とディスクド
ライブ3の間をカートリッジ5を収納保持して移動する
カートリッジ搬送機構4には、図2に示すように、カー
トリッジ引抜機構及びカートリッジ挿入機構を備える箱
体であるアクセッサ21がボールネジシャフト22とガ
イドシャフト24に締結されていて、モータ23の動力
により駆動する。このアクセッサ21内には、挿抜機構
支持部25下部に設けられたモータ20、ボールネジシ
ャフト18、ガイドシャフト19等で駆動系が構成さ
れ、さらにハンド機構支持部12上にカートリッジ5を
把持するための一対のハンド11が設けられている。ハ
ンド機構支持部12は、モータ20の動力により駆動さ
れる。
ライブ3の間をカートリッジ5を収納保持して移動する
カートリッジ搬送機構4には、図2に示すように、カー
トリッジ引抜機構及びカートリッジ挿入機構を備える箱
体であるアクセッサ21がボールネジシャフト22とガ
イドシャフト24に締結されていて、モータ23の動力
により駆動する。このアクセッサ21内には、挿抜機構
支持部25下部に設けられたモータ20、ボールネジシ
ャフト18、ガイドシャフト19等で駆動系が構成さ
れ、さらにハンド機構支持部12上にカートリッジ5を
把持するための一対のハンド11が設けられている。ハ
ンド機構支持部12は、モータ20の動力により駆動さ
れる。
【0015】図1に戻ると、このカートリッジ搬送機構
4の基本的な動作は図示しないホストシステムからの命
令により実行され、指定されたカートリッジ5をカート
リッジ収納庫2から取り出し、搬送してディスクドライ
ブ3に装填する。ディスクドライブ3内での情報の記録
及び再生が終了すると、ディスクドライブ3から光ディ
スクカートリッジ5を受け取り、搬送してカートリッジ
収納庫2の指定された収納棚6に収納する。この一連の
動作は、ディスクドライブ3が複数搭載されている場
合、1台のディスクドライブ3が記録又は再生中であっ
ても、他のドライブ3へのカートリッジ搬送が可能であ
るよう構成してもよい。
4の基本的な動作は図示しないホストシステムからの命
令により実行され、指定されたカートリッジ5をカート
リッジ収納庫2から取り出し、搬送してディスクドライ
ブ3に装填する。ディスクドライブ3内での情報の記録
及び再生が終了すると、ディスクドライブ3から光ディ
スクカートリッジ5を受け取り、搬送してカートリッジ
収納庫2の指定された収納棚6に収納する。この一連の
動作は、ディスクドライブ3が複数搭載されている場
合、1台のディスクドライブ3が記録又は再生中であっ
ても、他のドライブ3へのカートリッジ搬送が可能であ
るよう構成してもよい。
【0016】図2を参照すると、アクセッサ21及びハ
ンド11周りの詳細構成が示されている。この図におい
て、アクセッサ21には、前述の駆動系を構成するハン
ド機構支持部12、モータ20、ボールネジシャフト1
8、及びガイドシャフト19が挿抜機構支持部25に取
り付けられており、さらにアクセッサ21の底面には、
ハンド機構支持部12の各停止位置を検出するための復
帰フラグ55、挿入停止フラグ56、引抜停止フラグ5
7が一列に取り付けられている。また、ハンド機構支持
部12には、前述の各フラグ55、56、57を検出す
るための位置検出器58が取り付けられている。この位
置検出器58はハンド機構支持部12及びハンド11が
移動すると、それぞれのフラグを検出し、モータ20を
制御する。
ンド11周りの詳細構成が示されている。この図におい
て、アクセッサ21には、前述の駆動系を構成するハン
ド機構支持部12、モータ20、ボールネジシャフト1
8、及びガイドシャフト19が挿抜機構支持部25に取
り付けられており、さらにアクセッサ21の底面には、
ハンド機構支持部12の各停止位置を検出するための復
帰フラグ55、挿入停止フラグ56、引抜停止フラグ5
7が一列に取り付けられている。また、ハンド機構支持
部12には、前述の各フラグ55、56、57を検出す
るための位置検出器58が取り付けられている。この位
置検出器58はハンド機構支持部12及びハンド11が
移動すると、それぞれのフラグを検出し、モータ20を
制御する。
【0017】図3及び図5をも参照して、ハンド機構部
周りの詳細を説明する。まず、図3において、ハンド1
1は、ハンド機構支持部12に固定された回転軸16に
回転自在に嵌め込まれている。ハンド11に設けたピン
13とハンド機構支持部12に固定されたピン14との
間にスプリング15が張設され、このバネの力によりハ
ンド11は内向きに付勢され、ハンド機構支持部12に
設けたハンドストッパ17に当接している。また、ハン
ド11の先端部にはフック31(図5)が設けられてい
て、その内側後端にはカートリッジ5の溝部8と係合す
る係合斜面32が、内側先端にはカートリッジ5の外装
側端部9と当接する当接斜面33が形成されている。
周りの詳細を説明する。まず、図3において、ハンド1
1は、ハンド機構支持部12に固定された回転軸16に
回転自在に嵌め込まれている。ハンド11に設けたピン
13とハンド機構支持部12に固定されたピン14との
間にスプリング15が張設され、このバネの力によりハ
ンド11は内向きに付勢され、ハンド機構支持部12に
設けたハンドストッパ17に当接している。また、ハン
ド11の先端部にはフック31(図5)が設けられてい
て、その内側後端にはカートリッジ5の溝部8と係合す
る係合斜面32が、内側先端にはカートリッジ5の外装
側端部9と当接する当接斜面33が形成されている。
【0018】最後に、カートリッジ収納庫2及びハンド
11周りにおける光ディスクカートリッジ5の挿抜に関
する動作について図3(a)(b)(c)を参照して説
明する。なお、これらの図においては、カートリッジ5
及びハンド11の夫々片側のみを表示してあるが、実際
には、ハンド11は同様のものが対称の位置にも存在し
て一対となっている。
11周りにおける光ディスクカートリッジ5の挿抜に関
する動作について図3(a)(b)(c)を参照して説
明する。なお、これらの図においては、カートリッジ5
及びハンド11の夫々片側のみを表示してあるが、実際
には、ハンド11は同様のものが対称の位置にも存在し
て一対となっている。
【0019】まず、光ディスクカートリッジ5のカート
リッジ収納庫2(図1参照)への挿入時の動作を説明す
る。このときハンド機構支持部12は、図3(a)に示
すように復帰フラグ55の位置から、図3(b)に示す
挿入停止フラグ56の位置へ移動し、挿入完了後、再び
図3(a)に示す位置に復帰する動作となる。図3
(a)に示す復帰停止位置において、カートリッジ5の
前側の角である外装側端部9にハンド11先端の当接斜
面33(図5)が近接しており、ハンド機構支持部12
及びハンド11がモータ20により前進すると、カート
リッジ5はハンド11の当接斜面33に当接して押され
ながら前進する。カートリッジ5の先端部がカートリッ
ジ収納庫2に到達すると、カートリッジストッパ7に接
触し、これを押し広げながらさらに前進する。カートリ
ッジ5は、溝部8がカートリッジストッパ7の位置に達
して、ストッパ7が嵌まり込んでから僅かに進んだ位置
で位置検出器58が挿入停止フラグ56を検出し、停止
する(図3(b))。
リッジ収納庫2(図1参照)への挿入時の動作を説明す
る。このときハンド機構支持部12は、図3(a)に示
すように復帰フラグ55の位置から、図3(b)に示す
挿入停止フラグ56の位置へ移動し、挿入完了後、再び
図3(a)に示す位置に復帰する動作となる。図3
(a)に示す復帰停止位置において、カートリッジ5の
前側の角である外装側端部9にハンド11先端の当接斜
面33(図5)が近接しており、ハンド機構支持部12
及びハンド11がモータ20により前進すると、カート
リッジ5はハンド11の当接斜面33に当接して押され
ながら前進する。カートリッジ5の先端部がカートリッ
ジ収納庫2に到達すると、カートリッジストッパ7に接
触し、これを押し広げながらさらに前進する。カートリ
ッジ5は、溝部8がカートリッジストッパ7の位置に達
して、ストッパ7が嵌まり込んでから僅かに進んだ位置
で位置検出器58が挿入停止フラグ56を検出し、停止
する(図3(b))。
【0020】次に、ハンド11は後退し、カートリッジ
5がカートリッジストッパ7によって確実にカートリッ
ジ収納棚6に保持される。ハンド機構支持部12及びハ
ンド11は、カートリッジ5を把持していない状態で後
退し、位置検出器58が復帰フラグ55を検出して、そ
こで停止する(図3(a)においてカートリッジ5がな
い状態)。
5がカートリッジストッパ7によって確実にカートリッ
ジ収納棚6に保持される。ハンド機構支持部12及びハ
ンド11は、カートリッジ5を把持していない状態で後
退し、位置検出器58が復帰フラグ55を検出して、そ
こで停止する(図3(a)においてカートリッジ5がな
い状態)。
【0021】次に、光ディスクカートリッジ5をカート
リッジ収納庫2から引抜くときの動作について説明す
る。このときハンド機構支持部12は、図3(a)に示
すように復帰フラグ55の位置(但しカートリッジ5は
存在しない)から図3(c)に示すように引抜停止フラ
グ57の位置に移動し、カートリッジ5を把持して後退
し、図3(a)に示すように復帰フラグ55の位置に復
帰する動作となる。
リッジ収納庫2から引抜くときの動作について説明す
る。このときハンド機構支持部12は、図3(a)に示
すように復帰フラグ55の位置(但しカートリッジ5は
存在しない)から図3(c)に示すように引抜停止フラ
グ57の位置に移動し、カートリッジ5を把持して後退
し、図3(a)に示すように復帰フラグ55の位置に復
帰する動作となる。
【0022】ハンド機構支持部12及びハンド11が図
3(a)の復帰位置(但しカートリッジ5は存在しな
い)から前進して、カートリッジ収納棚2(図1)に到
達すると、まず、ハンド11の先端部がカートリッジ5
の側端部9に接触して乗り上げながら前進する。ハンド
11は、さらにカートリッジストッパ7を押し広げなが
ら前進し、ハンド11のフック31部分(図5)がカー
トリッジ5の溝部8に嵌まり込んでから僅かに前進した
位置で位置検出器58が引抜停止フラグ57を検出し停
止する。この後、一対のハンド11が係合斜面33をそ
れぞれ溝部8に係合させて、カートリッジ5を把持した
まま後退する。後退時には、まず、カートリッジ5の前
端部がアクセッサ21底面に設けた復帰ストッパ59
(図2)に当接し、カートリッジ5は停止する。さらに
ハンド機構支持部12及びハンド11は後退し、カート
リッジ5の溝部8からハンド11のフック31が抜け出
て、カートリッジ5の側端部9にハンド11の当接斜面
33が接触した位置から僅かに後退した位置で、位置検
出器58が復帰フラグ55を検出して停止する(図3
(a)参照)。
3(a)の復帰位置(但しカートリッジ5は存在しな
い)から前進して、カートリッジ収納棚2(図1)に到
達すると、まず、ハンド11の先端部がカートリッジ5
の側端部9に接触して乗り上げながら前進する。ハンド
11は、さらにカートリッジストッパ7を押し広げなが
ら前進し、ハンド11のフック31部分(図5)がカー
トリッジ5の溝部8に嵌まり込んでから僅かに前進した
位置で位置検出器58が引抜停止フラグ57を検出し停
止する。この後、一対のハンド11が係合斜面33をそ
れぞれ溝部8に係合させて、カートリッジ5を把持した
まま後退する。後退時には、まず、カートリッジ5の前
端部がアクセッサ21底面に設けた復帰ストッパ59
(図2)に当接し、カートリッジ5は停止する。さらに
ハンド機構支持部12及びハンド11は後退し、カート
リッジ5の溝部8からハンド11のフック31が抜け出
て、カートリッジ5の側端部9にハンド11の当接斜面
33が接触した位置から僅かに後退した位置で、位置検
出器58が復帰フラグ55を検出して停止する(図3
(a)参照)。
【0023】本実施例においてハンド機構支持部12及
びハンド11を僅かに前進させたり、後退させたりして
フラグを検出するよう構成したのは、各ポイントでのカ
ートリッジストッパ7やハンド11の溝部8との嵌め込
みが、部品のバラツキによって影響されることなく、確
実に行なわれるためである。
びハンド11を僅かに前進させたり、後退させたりして
フラグを検出するよう構成したのは、各ポイントでのカ
ートリッジストッパ7やハンド11の溝部8との嵌め込
みが、部品のバラツキによって影響されることなく、確
実に行なわれるためである。
【0024】本実施例は以上のとおりであるが、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲での構成変更が可能である。例えば、カー
トリッジ搬送機構4及びアクセッサ21に用いられてい
るボールネジシャフトによる駆動方式は一例であって、
シャフト2本を用いたベルト駆動やスプラインシャフト
を用いたベルト駆動など種々の直進駆動手段が利用でき
る。また、停止位置制御のためのフラグ検出手段も一例
であって、例えば駆動モータ20に回転パルス発生器を
内蔵したものを用いても位置制御が可能であるため、こ
の場合はフラグ検出手段が不要となる。
は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲での構成変更が可能である。例えば、カー
トリッジ搬送機構4及びアクセッサ21に用いられてい
るボールネジシャフトによる駆動方式は一例であって、
シャフト2本を用いたベルト駆動やスプラインシャフト
を用いたベルト駆動など種々の直進駆動手段が利用でき
る。また、停止位置制御のためのフラグ検出手段も一例
であって、例えば駆動モータ20に回転パルス発生器を
内蔵したものを用いても位置制御が可能であるため、こ
の場合はフラグ検出手段が不要となる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合型情報処理装置では、カートリッジを収納庫から
出し入れする際にのみカートリッジに対するカートリッ
ジストッパの係合を解除して挿抜動作を行なう構成なの
で、通常時におけるカートリッジストッパの付勢力が弱
くても、カートリッジの落下等が防止される効果があ
る。これにより搬送駆動系に与える負担を軽減すること
ができる。しかも上記ストッパの解除動作と、カートリ
ッジの把持動作をを一対のハンドで行なえることから、
部品点数の削減と機構の簡素化を図ることも本発明によ
れば可能となる。
の集合型情報処理装置では、カートリッジを収納庫から
出し入れする際にのみカートリッジに対するカートリッ
ジストッパの係合を解除して挿抜動作を行なう構成なの
で、通常時におけるカートリッジストッパの付勢力が弱
くても、カートリッジの落下等が防止される効果があ
る。これにより搬送駆動系に与える負担を軽減すること
ができる。しかも上記ストッパの解除動作と、カートリ
ッジの把持動作をを一対のハンドで行なえることから、
部品点数の削減と機構の簡素化を図ることも本発明によ
れば可能となる。
【図1】本発明の集合型情報記録装置の一実施例である
集合型光ディスク装置の構成を模式的に示す図。
集合型光ディスク装置の構成を模式的に示す図。
【図2】カートリッジ引抜機構及びカートリッジ挿入機
構を備える本実施例のアクセッサの詳細を構成を示す
図。
構を備える本実施例のアクセッサの詳細を構成を示す
図。
【図3】(a)は本実施例のカートリッジ搬送機構にお
いて、ハンド移動機構支持部が復帰停止位置にあるとき
の状態説明図、(b)は同ハンド移動機構支持部が挿入
停止位置にあるときの状態説明図、(c)は同ハンド移
動機構支持部が引抜停止位置にあるときの状態説明図。
いて、ハンド移動機構支持部が復帰停止位置にあるとき
の状態説明図、(b)は同ハンド移動機構支持部が挿入
停止位置にあるときの状態説明図、(c)は同ハンド移
動機構支持部が引抜停止位置にあるときの状態説明図。
【図4】本発明におけるリーダライタの一実施例である
光ディスクドライブと、情報記録媒体の一実施例である
光ディスクを内装するカートリッジの外観を表す斜視図
光ディスクドライブと、情報記録媒体の一実施例である
光ディスクを内装するカートリッジの外観を表す斜視図
【図5】カートリッジストッパ及びハンドの部分拡大
図。
図。
【図6】従来のカートリッジ収納棚の概要説明図。
1 集合型光ディスク装置 2 カートリッジ収納庫 3 光ディスクドライブ 4 カートリッジ搬送機構 5 カートリッジ 6 カートリッジ収納棚 7 カートリッジストッパ 8 溝部 10 隙間 11 ハンド 31 フック 32 係合斜面 33 当接斜面
Claims (3)
- 【請求項1】 情報記録媒体を内装するカートリッジを
収納する複数のカートリッジ収納部からなるカートリッ
ジ収納庫と、前記情報記録媒体の読込及び又は書込を行
なうリーダライタと、前記カートリッジを収容して前記
カートリッジ収納庫とリーダライタとの間を搬送するカ
ートリッジ搬送機構とから成る集合型情報記録装置であ
って、前記カートリッジ搬送機構は、前記カートリッジ
収納庫又はリーダライタのいずれかから前記カートリッ
ジを収容するカートリッジ引抜機構と、前記カートリッ
ジを前記カートリッジ収納庫又はリーダライタのいずれ
かに挿入するカートリッジ挿入機構と、前記カートリッ
ジ収納庫とリーダライタとの間の移動を行なう搬送駆動
部とから成り、 前記カートリッジの外装側部には溝部が形成され、 前記各カートリッジ収納部は、各カートリッジの前記溝
部に付勢力によって係合してカートリッジを係止しつつ
カートリッジ外装側部との間に隙間を保有するカートリ
ッジストッパを有し、 前記カートリッジ引抜機構は、カートリッジを把持する
一対のハンドと、該ハンドを前記カートリッジに対して
前進及び後退させるハンド移動機構とから成り、 前記一対のハンドは、各々その先端にフックを有し、前
記ハンド移動機構上に回動可能に、かつ互に対向し、内
側に向って付勢力が与えられて、前記フック先端が前記
隙間に対向する位置に停止するようハンドストッパに当
接して設けられ、 前記フックは、その内側後端に係合斜面が形成され、 カートリッジ引抜きに際して、前記ハンド移動機構がハ
ンドをカートリッジに向って前進させ、フック先端を前
記隙間に挿入することにより、前記付勢力に抗してカー
トリッジストッパの溝部への係合を解除して前記係合斜
面を溝部に係合させた後、ハンド移動機構がハンドを後
退させ、カートリッジをカートリッジ搬送機構内に収容
するよう構成したことを特徴とする集合型情報記録装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の集合型情報記録装置にお
いて、 前記フックは、その内側先端に当接斜面が形成され、 カートリッジ挿入に際しては、ハンド移動機構がハンド
をカートリッジ収納部又はリーダライタに向って前進さ
せて前記当接斜面をカートリッジ側端部に当接させつ
つ、カートリッジを該カートリッジ収納部又はリーダラ
イタに押し入れるよう構成したことを特徴とする集合型
情報記録装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の集合型情報記録装置にお
いて、 前記ハンド移動機構は、その前進中において、前記カー
トリッジの溝部と、前記カートリッジストッパが係合す
る位置を検出する停止位置検出装置と、該検出に係る位
置で前記ハンド移動機構の前進を停止させる停止位置制
御装置を備えることを特徴とする集合型情報記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP675995A JPH08195014A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 集合型情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP675995A JPH08195014A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 集合型情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195014A true JPH08195014A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11647113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP675995A Pending JPH08195014A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 集合型情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08195014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6285643B1 (en) * | 1997-01-10 | 2001-09-04 | Sony Corporation | Disk cartridge, disk driving device using disk cartridge, and storage system comprising disk cartridge and disk driving device |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP675995A patent/JPH08195014A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6285643B1 (en) * | 1997-01-10 | 2001-09-04 | Sony Corporation | Disk cartridge, disk driving device using disk cartridge, and storage system comprising disk cartridge and disk driving device |
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