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JPH08182242A - モータ用ベアリングの防塵構造 - Google Patents

モータ用ベアリングの防塵構造

Info

Publication number
JPH08182242A
JPH08182242A JP6324965A JP32496594A JPH08182242A JP H08182242 A JPH08182242 A JP H08182242A JP 6324965 A JP6324965 A JP 6324965A JP 32496594 A JP32496594 A JP 32496594A JP H08182242 A JPH08182242 A JP H08182242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
insertion hole
hole
ring
rotary shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6324965A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Hori
俊治 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSOKU DENKI KK
KOSOKU ELECTRIC
Original Assignee
KOSOKU DENKI KK
KOSOKU ELECTRIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOSOKU DENKI KK, KOSOKU ELECTRIC filed Critical KOSOKU DENKI KK
Priority to JP6324965A priority Critical patent/JPH08182242A/ja
Publication of JPH08182242A publication Critical patent/JPH08182242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】組付工数や加工工数や部品点数を増大させずに
塵埃のベアリング内への侵入を確実に防止でき、また回
転軸の回転抵抗を増大させない。 【構成】一端に開口部12aが形成されたモータハウジ
ング12の他端に挿入穴を有するベアリング保持部を設
け、ハウジングの一端に取付けられたヘッド13に挿入
穴に対向して挿入孔13aを形成する。一端近傍が挿入
孔に挿入された第1ベアリング21を介して他端が挿入
穴に挿入された第2ベアリングを介して回転軸14を保
持する。回転軸に冷却ファン23のボス23aを第1ベ
アリングに当接するように嵌着し、回転軸に遊嵌された
ベアリング押え板24が第1ベアリングの外輪21aを
固定する。押え板の内周縁からファンに向ってインナリ
ング24bを突設し、ファンから押え板に向ってアウタ
リング23eを突設し、アウタリングとインナリングと
ボスとによりラビリンス28を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動工具、特にハンドグ
ラインダ、ハンドドリル等に使用されるモータの回転軸
を回転可能に保持するベアリングに適した防塵構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベアリング防塵構造とし
て、ケーシングAに軸受を介して回転軸が回転可能に保
持され、ケーシングAに集塵ファン室を有するケーシン
グBが接続され、回転軸の出力端部に集塵ファン室に挿
通される集塵ファン軸が一体的に設けられ、集塵ファン
軸に上記軸受に接近して嵌着された集塵ファンが集塵フ
ァン室に収容され、更に集塵ファンの背面部とケーシン
グAとの間にラビリンスが形成された集塵ハンマドリル
が開示されている(実開平3−59111)。この集塵
ハンマドリルでは、上記ラビリンスを形成するケーシン
グAの溝にフエルトが配置され、かつラビリンスを形成
する集塵ファンの凸部が上記フエルトに当接するように
なっている。このように構成された集塵ハンマドリルで
は、このドリルによるコンクリート等への孔あけ作業時
に塵埃が発生し、この塵埃が集塵ファンによる吸引力で
集塵ファン室に流入するが、この塵埃はラビリンス及び
フエルトにより遮られて軸受内に侵入しないようになっ
ている。
【0003】一方、ハウジングに包囲されかつ軸受にて
回転軸が保持され、上記軸受の外周部がベアリングキャ
ップにより略完全に包囲され、このキャップの一方の端
部にシール部が形成されかつ他方の端部に折返し部が設
けられ、キャップのシール部が回転軸外周と接触摺動す
るように構成された軸受の防塵機構が開示されている
(実開昭57−117421)。このように構成された
軸受の防塵機構では、軸受がベアリングキャップにより
略完全に包囲されているので、軸受内に塵埃が侵入する
ことがなく、軸受の寿命を延ばすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の集
塵ハンマドリルでは、ケーシングAにラビリンスを形成
するための溝を施す必要があり、ケーシングAの形状が
制約される不具合があった。また上記集塵ハンマドリル
では、フエルトをケーシングAの溝に配置しなければな
らずこのフエルトという部品が増えかつその組付工数が
増大する問題点もあり、集塵ファンの凸部が常にフエル
トに接触しており、この接触により回転軸の回転抵抗が
増大する問題点もあった。また、上記従来の軸受の防塵
機構では、ベアリングキャップが袋状になっているた
め、このキャップの軸受への組付工数が増大したり、キ
ャップの成形が比較的難しい問題点があった。更に上記
軸受の防塵機構では、ベアリングキャップのシール部が
常に回転軸に接触しており、この接触により回転軸の回
転抵抗が増大する問題点もあった。
【0005】本発明の目的は、組付工数や加工工数や部
品点数を増大させずに塵埃のベアリング内への侵入を確
実に防止でき、また回転軸の回転抵抗を増大させること
のないモータ用ベアリングの防塵構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1、図2及び図
5を用いて説明する。本発明の第1は、図1及び図5に
示すように一端に開口部12aが形成され他端に挿入穴
12c又は通孔を有するベアリング保持部12bが一体
的に設けられた筒状のモータハウジング12と、ハウジ
ング12の一端に開口部12aを覆うように取付けられ
挿入穴12c又は通孔に対向して挿入孔13aが形成さ
れたベアリングホルダ13と、出力端となる一端の近傍
が挿入孔13aに挿入された第1ベアリング21を介し
て他端が挿入穴12c又は通孔に挿入された第2ベアリ
ング22を介してそれぞれ回転可能に保持された回転軸
14と、回転軸14に第1ベアリング21に当接又は接
近して嵌着されたボス23aとこのボス23aに一体的
に形成された多数枚の羽根23bとを有する冷却ファン
23と、回転軸14のうち第1ベアリング21とファン
23との間に遊嵌され第1ベアリング21を挿入孔13
aに挿入した状態で第1ベアリング21の外輪21aを
ベアリングホルダ13に固定するベアリング押え板24
とを備えたモータの改良である。その特徴ある構成は、
ベアリング押え板24の内周縁からファン23に向って
インナリング24bが突設され、ファン23からベアリ
ング押え板24に向ってアウタリング23eが突設さ
れ、アウタリング23eとインナリング24bとボス2
3aとによりラビリンス25が形成されたところにあ
る。
【0007】本発明の第2は、図2及び図5に示すよう
に一端に開口部12aが形成され他端に挿入穴12c又
は通孔を有するベアリング保持部12bが一体的に設け
られた筒状のモータハウジング12と、ハウジング12
の一端に開口部12aを覆うように取付けられ挿入穴1
2c又は通孔に対向して挿入孔13aが形成されたベア
リングホルダ13と、出力端となる一端の近傍が挿入孔
13aに挿入された第1ベアリング21を介して他端が
挿入穴12c又は通孔に挿入された第2ベアリング22
を介してそれぞれ回転可能に保持された回転軸14と、
挿入穴12c又は通孔と第2ベアリング22との間に介
装され少なくとも第2ベアリング22の外周面を覆うベ
アリングキャップ26と、第2ベアリング22のうち挿
入穴12c又は通孔から露出する端面を覆うように回転
軸14に嵌入された防塵リング27とを備えたモータの
改良である。その特徴ある構成は、防塵リング27がハ
ット状に形成され、リング27と挿入穴12c又は通孔
の内周縁とキャップ26の端部によりラビリンス28が
形成されたところにある。
【0008】
【作用】回転軸14の回転とともに回転するファン23
によりモータハウジング12内に他端から一端に向う塵
埃を含むエア流が発生するが、アウタリング23eとイ
ンナリング24bとボス23aとにより形成されたラビ
リンス25により第1ベアリング21内には塵埃が侵入
せず、また防塵リング27と挿入穴12c又は通孔の内
周縁とキャップ26の端部により形成されたラビリンス
28により第2ベアリング22内にも塵埃が侵入しな
い。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1〜図5に示すように、ハンドグライン
ダ10のモータ11はこの例では交流整流子モータであ
り、一端に開口部12aが形成された筒状のモータハウ
ジング12と、ハウジング12の一端に開口部12aを
覆うように取付けられたヘッド13と、ハウジング12
及びヘッド13に回転可能に保持された回転軸14とを
備える。ハウジング12は樹脂又はアルミニウム合金に
より形成され、ハウジング12の他端には挿入穴12c
を有するベアリング保持部12bがハウジング12と一
体的に設けられる(図2及び図5)。ヘッド13には上
記挿入穴12cに対向して形成された挿入孔13aと、
互いに噛合するベベルピニオン16及びベベルギヤ17
が収容された歯車収容部13bとを有する(図1、図4
及び図5)。回転軸14の長手方向の略中央には電機子
鉄心18が嵌着され、電機子鉄心18には電機子巻線1
9が施される(図5)。回転軸14の出力端となる一端
の近傍には挿入孔13aに挿入される第1ベアリング2
1が圧入され(図1、図4及び図5)、回転軸14の他
端には挿入穴12cに挿入される第2ベアリング22が
圧入される(図2及び図5)。回転軸14の出力端には
上記ベベルピニオン16が嵌着される(図1、図4及び
図5)。
【0010】また回転軸14には第1ベアリング21と
電機子鉄心18との間に位置するように冷却ファン23
が嵌着される(図1、図4及び図5)。このファン23
は遠心ファンであり、第1ベアリング21の内輪21b
に当接して嵌着されたボス23aと、このボス23aに
一体的に形成された多数枚の羽根23bとを有する。上
記ボス23aには鋼又はアルミニウム合金により形成さ
れたパイプ状の芯金23cが埋設され、この芯金23c
を回転軸14に形成されたローレット部14aに圧入す
ることによりボス23aが回転軸14に嵌着される。多
数枚の羽根23bの外周にはディフューザの役割を果た
す環状のディフューザリング23dが多数枚の羽根23
bと一体的に設けられ、このリング23dの外周面とハ
ウジング12の内周面との間の隙間が0.5〜1.0m
mの範囲内に設定される。これにより従来、ディフュー
ザの役割を果たしていたバッフル(図示せず)が不要に
なり、部品点数及び製造コストの低減を図ることがで
き、また羽根23bとバッフルの間に異物が挟まれるこ
とを防止できるようになっている。
【0011】また回転軸14には第1ベアリング21と
ファン23の羽根23bとの間に位置しかつボス23a
の外方に位置するようにベアリング押え板24が遊嵌さ
れる。この押え板24は両端に一対の爪24a,24a
をそれぞれ有する(図3及び図4)。これらの爪24
a,24aはヘッド13のハウジング12への4つの取
付孔13c〜13fのうちの対角に位置する2つの取付
孔13d,13fを挟むように形成された一対の凹部1
3g,13hにそれぞれ遊挿され、ハウジング12の一
方の端面により押されて弾性変形することにより挿入孔
13a内の第1ベアリング21の外輪21aをヘッド1
3に固定するようになっている。ベアリング押え板24
の内周縁からファン23に向ってインナリング24bが
突設され、ファン23からベアリング押え板24に向っ
てアウタリング23eが突設される。アウタリング23
eはインナリング24bの外面から所定の隙間をあけて
外方に位置し、アウタリング23eとインナリング24
bとボス23aとによりラビリンス25が形成される
(図1、図4及び図5)。
【0012】一方、挿入穴12cと第2ベアリング22
との間にはゴム又は樹脂により形成されたベアリングキ
ャップ26が介装され、このキャップ26により第2ベ
アリング22の外周面とこのベアリング22の外輪22
aの両端面のうち挿入穴12cから露出する端面とは反
対側の端面とが覆われるようになっている(図2及び図
5)。また第2ベアリング22のうち挿入穴12cから
露出する端面を覆うように回転軸14に防塵リング27
が嵌入され、このリング27は樹脂又はアルミニウム合
金により外周縁に鍔部27aを有するハット状に形成さ
れる。また鍔部27aの外周面には等間隔に複数の凸部
27bが設けられる。防塵リング27の外径はベアリン
グキャップ26の外径と略同一に形成され、上記鍔部2
7aは第2ベアリング22の外輪22aから軸方向に所
定の距離だけ離れて設けられる。ベアリング保持部12
bのうち挿入穴12cを形成する周壁には防塵リング2
7の外周面から所定の隙間だけあけて防塵リング27の
外周面を覆うようにリング状の突起12dが設けられ
る。またキャップ26の防塵リング27に対向する端部
はリング27の鍔部27aに向って延びて形成され、上
記鍔部27aに向って延びて形成されたキャップ26の
端部と鍔部27aとの間には所定の隙間が形成される。
防塵リング27と挿入穴12cの内周縁とキャップ26
の端部によりラビリンス28が形成される。21c及び
22cは第1及び第2ベアリング21,22の両端面に
予め組付けられた金属製又はゴム製のシール材である
(図1、図2及び図4)。
【0013】このように構成されたモータ用ベアリング
の防塵構造では、回転軸14が回転すると、この軸14
の回転とともにファン23が回転してモータハウジング
12内に他端から一端に向うモータ11冷却用のエア流
が発生する。このエア流には円板状の砥石29により研
削された金属粉等の塵埃が比較的多く含まれるが、アウ
タリング23eとインナリング24bとボス23aとに
より形成されたラビリンス25により第1ベアリング2
1内には塵埃が侵入せず、防塵リング27と挿入穴12
cの内周縁とキャップ26の端部により形成されたラビ
リンス28により第2ベアリング22内にも塵埃が侵入
しない。またラビリンス28の入口では防塵リング27
に設けられた複数の凸部27bが回転することにより塵
埃を叩き落とすので、塵埃はラビリンス28にも寄り付
けなくなる。この結果、第1及び第2ベアリング21,
22の寿命が延びる。
【0014】なお、上記実施例ではハンドグラインダの
モータのベアリングに本発明の防塵構造を適用したが、
ハンドドリル、電気丸のこ又は集塵機等のモータのベア
リングに本発明の防塵構造を適用してもよい。また、上
記実施例ではモータとして交流整流子モータを挙げた
が、直流整流子モータ、誘導モータ、同期モータ又はそ
の他のモータでもよい。また、上記実施例ではモータハ
ウジングの他端に一体的に設けられたベアリング保持部
に挿入奥面が塞がれている挿入穴を形成したが、第2ベ
アリングを挿入できれば挿入奥面が開放されている通孔
でもよい。この場合、上記挿入奥面に対向する第2ベア
リングの端面を、第2ベアリング内への塵埃の侵入を防
止するため、ベアリングキャップにより完全に覆う必要
がある。更に、上記実施例では冷却ファンのボスと第1
ベアリングの内輪に当接させたが、ボスを第1ベアリン
グの内輪に接近させてボスと内輪との間に所定の隙間を
形成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1ベアリングの外輪をベアリングホルダに固定するベア
リング押え板の内周縁から冷却ファンに向ってインナリ
ングを突設し、このファンからベアリング押え板に向っ
てアウタリングを突設し、アウタリングとインナリング
とボスとによりラビリンスを形成したので、冷却ファン
により塵埃を含むエア流がモータハウジング内に流入し
ても、上記ラビリンスにより第1ベアリング内に塵埃が
侵入することはない。またケーシングAの形状が制約さ
れて軸受の外輪をハウジングに固定するベアリング押え
板を取付けるスペースを確保できない従来の集塵ハンマ
ドリルと比較して、本発明ではベアリング押え板により
第1ベアリングの外輪を確実にベアリングホルダに固定
できる。またフエルトという部品が増えかつその組付工
数が増大する従来の集塵ハンマドリルと比較して、本発
明では組付工数や部品点数が増大せず、製造コストを押
上げることはない。また集塵ファンの凸部のフエルトへ
の接触により回転軸の回転抵抗が増大する従来の集塵ハ
ンマドリルと比較して、本発明では防塵構造部分にその
ような接触がないので、回転軸の回転抵抗が増大するこ
とはない。
【0016】また第2ベアリングのうち挿入穴又は通孔
から露出する端面を覆うように回転軸に嵌入された防塵
リングをハット状に形成し、リングと挿入穴又は通孔の
内周縁とキャップの端部によりラビリンスを形成すれ
ば、塵埃を含むエア流がモータハウジング内に流入して
も、上記ラビリンスにより第2ベアリング内に塵埃が侵
入することはない。また袋状のベアリングキャップの軸
受への組付工数が増大したり、キャップの成形が比較的
難しい従来の軸受の防塵機構と比較して、本発明では組
付工数が増大せず、製造コストを押上げることはない。
またベアリングキャップのシール部の回転軸への接触に
より回転軸の回転抵抗が増大する従来の軸受の防塵機構
と比較して、本発明では防塵構造部分にそのような接触
がないので、回転軸の回転抵抗が増大することはない。
更に防塵リングの外周面に複数の凸部を設ければ、上記
凸部の回転により塵埃は叩き落とされてラビリンスにも
寄り付けなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例モータ用ベアリングの防塵構造
を示す図5のA部拡大断面図。
【図2】図5のB部拡大断面図。
【図3】図1のC−C線断面図。
【図4】図3のD−D線断面図。
【図5】図3のE−E線断面図。
【符号の説明】
11 モータ 12 モータハウジング 12a 開口部 12b ベアリング保持部 12c 挿入穴 13 ヘッド(ベアリングホルダ) 13a 挿入孔 24b インナリング 14 回転軸 21 第1ベアリング 21a 第1ベアリングの外輪 22 第2ベアリング 23 冷却ファン 23a ボス 23b 羽根 23e アウタリング 24 ベアリング押え板 25,28 ラビリンス 26 ベアリングキャップ 27 防塵リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口部(12a)が形成され他端に挿
    入穴(12c)又は通孔を有するベアリング保持部(12b)が一
    体的に設けられた筒状のモータハウジング(12)と、前記
    ハウジング(12)の一端に前記開口部(12a)を覆うように
    取付けられ前記挿入穴(12c)又は通孔に対向して挿入孔
    (13a)が形成されたベアリングホルダ(13)と、出力端と
    なる一端の近傍が前記挿入孔(13a)に挿入された第1ベ
    アリング(21)を介して他端が前記挿入穴(12c)又は通孔
    に挿入された第2ベアリング(22)を介してそれぞれ回転
    可能に保持された回転軸(14)と、前記回転軸(14)に前記
    第1ベアリング(21)に当接又は接近して嵌着されたボス
    (23a)とこのボス(23a)に一体的に形成された多数枚の羽
    根(23b)とを有する冷却ファン(23)と、前記回転軸(14)
    のうち前記第1ベアリング(21)と前記ファン(23)との間
    に遊嵌され前記第1ベアリング(21)を前記挿入孔(13a)
    に挿入した状態で前記第1ベアリング(21)の外輪(21a)
    をベアリングホルダ(13)に固定するベアリング押え板(2
    4)とを備えたモータにおいて、 前記ベアリング押え板(24)の内周縁から前記ファン(23)
    に向ってインナリング(24b)が突設され、 前記ファン(23)から前記ベアリング押え板(24)に向って
    アウタリング(23e)が突設され、 前記アウタリング(23e)と前記インナリング(24b)と前記
    ボス(23a)とによりラビリンス(25)が形成されたことを
    特徴とするモータ用ベアリングの防塵構造。
  2. 【請求項2】 一端に開口部(12a)が形成され他端に挿
    入穴(12c)又は通孔を有するベアリング保持部(12b)が一
    体的に設けられた筒状のモータハウジング(12)と、前記
    ハウジング(12)の一端に前記開口部(12a)を覆うように
    取付けられ前記挿入穴(12c)又は通孔に対向して挿入孔
    (13a)が形成されたベアリングホルダ(13)と、出力端と
    なる一端の近傍が前記挿入孔(13a)に挿入された第1ベ
    アリング(21)を介して他端が前記挿入穴(12c)又は通孔
    に挿入された第2ベアリング(22)を介してそれぞれ回転
    可能に保持された回転軸(14)と、前記挿入穴(12c)又は
    通孔と前記第2ベアリング(22)との間に介装され少なく
    とも前記第2ベアリング(22)の外周面を覆うベアリング
    キャップ(26)と、前記第2ベアリング(22)のうち前記挿
    入穴(12c)又は通孔から露出する端面を覆うように前記
    回転軸(14)に嵌入された防塵リング(27)とを備えたモー
    タにおいて、 前記防塵リング(27)がハット状に形成され、 前記リング(27)と前記挿入穴(12c)又は通孔の内周縁と
    前記キャップ(26)の端部によりラビリンス(28)が形成さ
    れたことを特徴とするモータ用ベアリングの防塵構造。
JP6324965A 1994-12-27 1994-12-27 モータ用ベアリングの防塵構造 Pending JPH08182242A (ja)

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