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JPH08181749A - 携帯形無線装置 - Google Patents

携帯形無線装置

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Publication number
JPH08181749A
JPH08181749A JP6324868A JP32486894A JPH08181749A JP H08181749 A JPH08181749 A JP H08181749A JP 6324868 A JP6324868 A JP 6324868A JP 32486894 A JP32486894 A JP 32486894A JP H08181749 A JPH08181749 A JP H08181749A
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JP
Japan
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operation unit
unit
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display surface
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Application number
JP6324868A
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English (en)
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JP3688317B2 (ja
Inventor
Toshihiko Nannichi
俊彦 南日
Toshiro Nose
敏郎 能勢
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
Takashi Kajita
高志 梶田
Masahiko Hatsupou
正彦 八方
Tomiaki Ishihara
富章 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP32486894A priority Critical patent/JP3688317B2/ja
Publication of JPH08181749A publication Critical patent/JPH08181749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示情報の少い音声通話時、待機時において
は携帯性が優れ、しかも、必要に応じて多くの情報を表
示できる携帯形無線装置の提供。 【構成】 各種情報を表示面251に表示する表示部2
50と所定の面260aに操作スイッチ261が設けら
れた操作部260とが筐体本体210に組み込まれてい
る携帯形無線装置において、表示部250は表示面25
1が筐体本体210の外方へ向けられて筐体本体210
に取り付けられ、操作部260は所定の面260aとは
反対側の面が表示面251に対向させられると共に表示
面251に沿ってスライド自在な状態で前記筐体本体2
10に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示部と操作部とを備え
た携帯形無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に従来の携帯電話を示す。この携
帯電話100は、アンテナ110、スピーカより構成さ
れた受話部120、マイクより構成された送話部13
0、LCD(液晶表示器)より構成された表示部14
0、テンキー151や機能キー152より構成された操
作部150を具備しており、表示部140の表示面14
1には電話機の各種のモードやダイヤル番号等の簡単な
情報が表示される。
【0003】この携帯電話においては相手方との間で音
声による情報伝達を行う構成となっているが、この携帯
電話にFAX通信や電子メールの端末、或いは電子手帳
としての機能を設け、これらの情報を表示部140の表
示面141に表示できるようにすれば利用者にとっては
非常に便利である。
【0004】ところが上記携帯電話100では、表示部
140の表示面141は簡単な情報を表示し得る程度の
小さな面積であるので、この携帯電話100に各種の端
末の機能をもたせた場合には、例えば、電子メールのよ
うな文章を受信しようとすると、図16に示すように、
電子メールのヘッダ部分しか表示することができず、従
って、利用者が電子メールのすべての情報を見るために
はスクロール等を繰り返さなければならないので、非常
に操作性が悪くなり、使い易い端末にすることはできな
い。
【0005】一方、図17に示す携帯電話100Aのよ
うに、各種端末として使用することを想定して表示部1
40Aの表示面141を大きな面積にした場合には、表
示部140Aが大形化した分だけ装置全体が大形化し携
帯性に劣るという問題が生じる。また、大きな表示面1
41を持ちながらも、表示すべき情報量が少ない時(例
えば、通話時)は、図18に示すように、表示面141
の表示が中途半端な状態となり、表示面141の外観上
のバランスを損うという問題が生じる。この場合に、表
示面全体のバランスを考慮し、図19に示すように不必
要な画面パターンを表示面141に表示したのでは、不
必要な電力を消費することになるので、電池を使用し、
従って、低消費電力とするべきこの種の携帯電話では不
利になる。
【0006】このように、大きな表示部140Aを有す
る携帯電話100Aは、使い勝手や扱える情報量が格段
と向上するにもかかわらず、通常の使用状況では音声に
よるものがほとんどであるので必要な表示面は小面積で
足りるという点及び装置全体が大形化するので携帯性に
劣るという点からその普及が妨げられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
携帯形無線装置では、携帯性を重視して表示部を小さく
すると、表示できる情報量が限定されるので、電話機以
外の端末として使用する場合にその操作性が低下すると
いう問題があり、一方、表示部を大きくして表示できる
情報量を多くしようとすると、装置全体が大形化するの
で携帯性が低下し、また、表示部に表示する必要のある
情報量が少い時は表示面の表示が中途半端になり外観上
のバランスを損うという問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、表示情報の少い音声通話時や
待機時においては携帯性に優れ、しかも、必要に応じて
多くの情報を表示できる携帯形無線装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
各種情報を表示面に表示する表示部と所定の面に操作ス
イッチが設けられた操作部とが筐体本体に組み込まれて
いる携帯形無線装置において、前記表示部は前記表示面
が前記筐体本体の外方へ向けられて前記筐体本体に取り
付けられ、前記操作部は前記所定の面とは反対側の面が
前記表示面に対向させられると共に前記表示面に沿って
スライド自在な状態で前記筐体本体に取り付けられてい
る。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、操作部は表示部の表示面のうちの所定領域のみを筐
体本体の外部へ露出し得る第1の位置から前記表示面の
全体を前記筐体本体の外部へ露出し得る第2の位置まで
スライド自在とされている。
【0011】請求項3に係る発明では、請求項1又は2
において、筐体本体には表示部に対する操作部の位置を
検知する操作部位置検知部が設けられている。
【0012】
【作用】請求項1に係る発明では、操作部が表示部の表
示面を覆うようにして筐体本体にスライド自在に設けら
れているので、この操作部をスライドして表示面を覆う
面積を変化させることにより、装置の外部に露出する表
示面の面積を変化させられる。
【0013】請求項2に係る発明では、操作部は第1の
位置から第2の位置までの所定範囲においてスライド自
在となっているので、音声通話のように表示部に表示す
る情報量が少い場合には、操作部を第1の位置に位置付
けることによって、表示部の表示面のうちの所定領域の
みを外部へ露出させることができ、、電子メールのよう
に表示部に表示する必要のある情報量が多い場合には、
操作部を第2の位置に位置付けることによって、表示部
の表示面の全領域を外部へ露出させることができる。
【0014】また、請求項3に係る発明では、表示部に
対する操作部の位置を検知する操作部位置検知部を有し
ているので、この検知部の信号により表示面のうちの装
置の外部へ露出する領域にのみ情報を表示することが可
能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図11を参
照して詳述する。
【0016】ここに、図1は操作部が第1の位置にある
状態の携帯形無線装置の正面図、図2は操作部が第2の
位置にある状態の携帯形無線装置の正面図、図3は図1
の状態の携帯形無線装置の表示部の拡大正面図、図4は
図2の状態の携帯形無線装置の表示部の拡大正面図、図
5は携帯形無線装置の制御ブロック図、図6は図1のA
−A線断面図、図7は図1のB−B線断面図、図8は図
6の円部D拡大図、図9は操作部と本体回路部との電気
的接続を示す図、図10は操作部の位置検出信号の出力
回路図、図11は操作スイッチのマトリクス回路図であ
る。
【0017】本例の携帯形無線装置200は、図1に示
すように、筐体本体210にアンテナ220、受話部2
30、送話部240、表示部250、操作部260が組
み込まれて構成されており、電話機として使用する場合
や待機時のように表示部250に表示する必要のある情
報量が少ない場合は、表示部250の表示面251の面
積は図15に示す従来の携帯電話100と同程度の大き
さとすることができ、従って、携帯形無線装置200全
体の形状、大きさも携帯電話100と同程度のものにす
ることができる。一方、この携帯形無線装置200をF
AX通信や電子メールの端末、或いは電子手帳として使
用するような場合には、図2に示すように、操作部26
0をスライドすることにより表示面251の面積を大き
くすることができ、従って、表示部250に多量の情報
を表示することができる。以下、各部の構成につき説明
する。
【0018】図6及び図7に示すように、筐体本体21
0は下カバー211と上カバー212とで構成され、下
カバー211側に形成された電池収納部211aは電池
カバー213で覆われている。この筐体本体210内に
は、主回路基板270とサブ回路基板280が収納さ
れ、主回路基板270には主として装置の各種の機能を
構成する回路部271が形成され、サブ回路基板280
には主回路基板270を補助する回路部が形成されると
共に、表示部250を構成するLCD(液晶表示器)、
受話部230を構成するスピーカ231、操作部260
との接続部(後述する)などが設けられている。
【0019】表示部250であるところのLCDは大き
な面積の薄形形状を有しており、サブ回路基板280の
表面281側の大部分の面積を占める状態でサブ回路基
板280に設けられている。そして、この表示部250
の表示面251は筐体本体210の外方に向けられてお
り、上カバー212に形成された開口部212aから表
示面251の全表示領域は筐体本体210の外部に露出
した状態となっている。
【0020】操作部260は上カバー212の開口部2
12aと同程度の幅を有する薄形板状に形成されてお
り、装置の外面となる所定の面260aにはテンキー2
61や機能キー262などの操作スイッチが設けられて
いる。また、操作部260の内部には、図11に示すよ
うに、マトリクス形の回路パターン263が設けられて
おり、テンキー261や機能キー262を押圧するとい
ずれかのラインLi(i=1〜4)とラインCi(i=
1〜4)が短絡する。このように操作スイッチの回路パ
ターンをマトリクス形としたのはサブ回路基板280と
の接続部分を減少させるためであり、本例のように操作
スイッチが16個である場合には接続部分は8個あれば
良い。また、操作部260の下端側には送話部240を
構成するマイク241が埋め込まれている。尚、マイク
241については、サブ回路基板280に直接取り付
け、操作部260或いは筐体本体210の表面側に通音
用の孔部を設けても良い。
【0021】上記操作部260は、図6及び図8に示す
ように、その両縁部に段部264が形成されており、こ
の段部264が上カバー212の開口部212a周縁に
形成された溝212dに挿入されることによって操作部
260は筐体本体210に取り付けられている。従っ
て、特に図8に示す如く、操作部260は所定の面26
0aとは反対側の面である裏面260eが表示部250
の表示面251と対向する状態となり、表示面251の
うちの一部の領域は操作部260で覆われて携帯形無線
装置200の外部に露出することはない。また、操作部
260を筐体本体210に対してスライドさせることに
よって外部に露出する表示面251の領域を変化させる
ことができる。
【0022】この場合に本例では、表示面251を覆う
領域が多くなる方向である上方へ操作部260をスライ
ドさせると、操作部260は図1に示す位置(第1の位
置)でその段部264の上端が溝部212dの端面(図
示せず)に当接してそのスライドを阻止される。また、
表示面251を覆う領域が少くなる方向である下方へ操
作部260をスライドさせると、操作部260は、図2
に示す位置(第2の位置)で、裏面260e側に設けら
れた突起265が下カバー211の上縁部に当接しその
スライドを阻止される。従って、音声通話時のように表
示部250に表示する情報量が少いモードのときは、操
作者は操作部260を上方へスライドするだけで、従来
の携帯電話100の表示部140の面積と同程度の面積
とされた表示面251の所定領域を露出させることがで
き、電子メールの受信のように表示部250に表示する
情報量が多いモードのときは操作者は操作部260を下
方へスライドするだけで、表示面251の全領域を露出
させることができる。また、図8に示すように、操作部
260が第1の位置及び第2の位置にあるときには、操
作部260側が凸部267が上カバー212側の凹部2
12eに嵌合する構成となっており、第1又は第2の位
置にある操作部260が振動等によりずれることはな
い。
【0023】尚、本例では、表示する情報量の少い場合
と多い場合との2つの場合を考慮して、操作部260を
第1の位置と第2の位置間でスライドし得る構成として
あるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、装置の不使用時などには表示部250を操作部26
0で保護できるように、表示部250の表示面251の
全領域を覆い得る位置まで操作部260をスライドでき
るようにしても良い。
【0024】上記操作部260とサブ回路基板280と
の電気的接続は、操作部260の裏面260e側に設け
られた接続用パターン268とこの接続用パターン26
8に接触させられる弾性を有する接触子283により行
われる。
【0025】操作部260の接続用パターン268は、
図9に示すように、操作部260が第1の位置にあると
きに接触子283に接続されるパターン群(図9の
(1)の列にあるパターン群)と操作部260が第2の
位置にあるときに接触子283に接続されるパターン群
(図9の(2)列にあるパターン群)とで構成されてい
る。そして、(1)列にあるパターン群は、操作部位置
検出用のパターンA1,A3(A1とA3は短絡されて
いる)、前記のマトリクス形回路パターンのラインL
i,Ciに対応するパターンLi,Ci、マイク241
接続用のパターンM1,M2を有しており、(2)列に
あるパターン群は、操作部位置検出用のパターンA2,
A3,(A2とA3は短絡されている)、ラインLi,
Ciに対応するパターンLi,Ci、マイク241用の
パターンM1,M2を有している。一方、サブ回路基板
280の接触子283としては、操作部260が第1の
位置にあるときにパターン群(1)のすべての接続用パ
ターン268と接触し、操作部260が第2の位置にあ
るときにパターン群(2)のすべての接続用パターン2
68に接触するように、操作部位置検出用の接触子PA
1〜PA3、ラインLi,Ci用の接触子PLi,PC
i、マイク241用の接触子PM1,PM2が用意され
ている。
【0026】従って、操作部260が第1の位置にある
ときは、パターン群(1)にある接続用パターン268
が、夫々、接触子283に接続されることにより、操作
部260の各スイッチ261,262やマイク241が
サブ回路基板280に電気的に接続され、操作部260
が第2の位置にあるときは、パターン群(2)にある接
続用パターン268が、夫々、接触子283に接続され
ることにより、操作部260の各スイッチ261,26
2やマイク241がサブ回路基板280に電気的に接続
される。また、図10(a)に示すように、接触子28
3のうちの接触子PA1とPA2にはVccの電圧がか
かっており、PA3はGNDに接続されている。従っ
て、図10(b)に示すように、操作部260が第1の
位置にあるときには、出力端X,Yのうちの出力端Xは
GND電位となり出力端YはVccの電位となる。ま
た、操作部260が第2の位置にあるときは出力端Xは
Vccの電位となり出力端YはGND電位となる。この
ようにして、操作部260の第1の位置、第2の位置を
検出できる。また、いずれの位置にもない場合は、出力
端X,Yは共にVccの電位となる。尚、マイク241
をサブ回路基板280に直付けにする場合は、マイク用
パターンM1,M2及びマイク用接触子PM1,PM2
は不用である。
【0027】次に、上記操作部260の位置に応じて表
示部250の表示領域や表示態様を切り替えるための制
御方法を図5を用いて説明する。図5は、本発明の携帯
形無線装置200の制御ブロック図の一部を示すもの
で、291は中央制御部(CPU)、292は制御プロ
グラムが格納されているROM、293はデータ作業エ
リア等で使用するRAM、294は表示部250の制御
を行う表示制御部、295は表示するべきデータを格納
するVRAM、296は操作部260のキー入力を制御
するキー入力制御部、297は操作部260以外のスイ
ッチや表示ランプの入出力制御を行う入出力制御部、2
98は操作部260の位置信号を出力する操作部位置検
知部、299はデータバスである。
【0028】中央制御部291が、入出力制御部297
に対し現在の操作部260の位置を問い合わせると、入
出力制御部297は操作部位置検知部260の出力端
X,YのうちのいずれがVccとなっているかを読み取
って操作部260が第1の位置にあるか第2の位置にあ
るかを判断する。そして、中央制御部291は入出力制
御部297の情報によって、例えば表示部250の表示
領域を図1に示す所定領域とするか或いは図2に示す全
領域とするかを判断し、この中央制御部291の判断に
基いて表示制御部294は表示部250に適切な領域に
情報を表示させる。
【0029】本例の携帯形無線装置200は、上記のよ
うな構成となっているので、図1に示すように操作部2
60を第1の位置に位置付けることによって、表示部2
50の表示面251のうちの所定領域のみを外部に露出
させることができ、かつ、所定領域にのみ情報を表示さ
せることができる。また、図2に示すように操作部26
0を第2の位置に位置付けることによって、表示面25
1の全領域を外部に露出させることができ、かつ、全領
域に情報を表示させることができる。
【0030】従って、表示情報の少い音声通話時や待機
時においては、操作部260を第1の位置に位置付ける
構成とすることにより、携帯形無線装置200を携帯や
通話に便利なように小形化することができ、しかも、図
3に示すように、表示部250の表示面251は所定領
域のみが表示領域となるので、情報を効率的に表示する
ことができ、不必要な電力を表示部250で消費するこ
ともない。一方、電子メール(文字データ)受信やファ
クシミリ受信のように表示情報量の多い態様で装置を使
用する場合には、操作部260を第2の位置に位置付け
る構成とすることにより、図4に示すように表示部25
0の表示面251の全領域を表示領域とすることができ
る。従って、多量の文字情報や画情報を一度に表示面2
51に表示することが可能となり、煩雑なスクロールを
繰り返す必要もなくなるので、情報の判読を容易かつ確
実に行える。
【0031】図12乃至図14は本発明の他の実施例を
示す図であり、図12は携帯形無線装置200Aの要部
断面図、図13は図12のE−E線断面図、図14は図
12のF−F線断面図である。
【0032】本例では、操作部260の位置を検知する
操作部位置検知部298を構成する手段として、サブ回
路基板280側に所定距離を開けて、2つのスイッチ2
86,287が設けられ、操作部260にはスイッチ2
86(又は287)を押圧するための凸部269が設け
られている。そして、操作部260が第1の位置にある
ときは凸部269にスイッチ286が押圧されて第1の
位置についての位置信号が出力され、操作部260が第
2の位置にあるときには凸部269にスイッチ287が
押圧されて第2の位置についての位置信号が出力され
る。また、操作部260とサブ回路基板280との電気
的接続は、柔軟性を有するフラットケーブル289で接
続された構成となっている。その他の構成は図1乃至図
11に示された実施例と同様である。尚、操作部位置検
知部298を構成する手段としては、スイッチ286,
287に換えてフォトセンサ(図示せず)を設け、凸部
269に換えてフォトセンサの光を遮断する突起(図示
せず)を設けることによって非接点形の検知部とするこ
ともできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る携
帯形無線装置では、操作部が表示部の表示面を覆うよう
にして筐体本体にスライド自在に設けられているので、
この操作部をスライドして表示面を覆う面積を変化させ
ることにより、装置の外部に露出する表示面の面積を変
化させられる。従って、音声通話時や待機時のように表
示情報量が少い使用状態においては、操作部で覆われる
表示面の面積が多くなる方向へ操作部をスライドするこ
とにより装置全体を携帯性に優れた小形のものにするこ
とができ、また、電子メールのように表示情報量が多い
態様で使用する場合は、操作部で覆われる表示面の面積
が小さくなる方向へ操作部をスライドすることにより、
多量の情報を一度に表示面に表示することが可能にな
り、従って、情報の判読を容易かつ確実に行える。
【0034】また、請求項2に係る携帯形無線装置で
は、操作部は第1の位置から第2の位置までの所定範囲
においてスライド自在となっているので、請求項1の効
果に加え、音声通話のように表示部に表示する情報の量
が少い場合には、操作部を第1の位置に位置付けること
によって、表示部の表示面のうちの必要最小限の領域の
みを外部へ露出させることができ、、電子メールのよう
に表示部に表示する必要のある情報の量が多い場合に
は、操作部を第2の位置に位置付けることによって、表
示部の表示面の全領域を外部へ露出させることができ
る。
【0035】また、請求項3に係る携帯形無線装置で
は、表示部に対する操作部の位置を検知する操作部位置
検知部を有しているので、請求項1又は2の効果に加
え、この検知部の信号により表示面のうちの外部に露出
する領域にのみ情報を表示させることが可能となり、従
って、情報を表示面に効率良く表示させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る携帯形無線装置を示す図
であり、操作部が第1の位置にある状態での正面図。
【図2】図1の携帯形無線装置の操作部が第2の位置に
ある状態での正面図。
【図3】図1の状態の携帯形無線装置の表示部の拡大正
面図。
【図4】図2の状態の携帯形無線装置の表示部の拡大正
面図。
【図5】図1の携帯形無線装置の制御ブロック図。
【図6】図1のA−A線断面図。
【図7】図1のB−B線断面図。
【図8】図6の円部D拡大図。
【図9】図1の携帯形無線装置における操作部と本体回
路部との電気的接続を示す図。
【図10】図1の携帯形無線装置における操作部位置検
出信号の出力回路図。
【図11】図1の携帯形無線装置における操作スイッチ
のマトリクス回路図。
【図12】本発明の他の実施例における携帯形無線装置
の断面図。
【図13】図12のE−E線断面図。
【図14】図12のF−F線断面図。
【図15】従来の携帯電話の正面図。
【図16】図15の携帯電話の表示部の拡大正面図。
【図17】別の従来の携帯電話の正面図。
【図18】図17の携帯電話の表示部の拡大正面図。
【図19】図17の携帯電話の表示部の拡大正面図。
【符号の説明】
200,200A 携帯形無線装置 210 筐体
本体 250 表示部 251 表示
面 260 操作部 260a 所
定の面 261 テンキー 262 機能
キー 298 操作部位置検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/38 H04B 7/26 109 T (72)発明者 梶田 高志 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 八方 正彦 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 石原 富章 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を表示面に表示する表示部と所
    定の面に操作スイッチが設けられた操作部とが筐体本体
    に組み込まれている携帯形無線装置において、前記表示
    部は前記表示面が前記筐体本体の外方へ向けられて前記
    筐体本体に取り付けられ、前記操作部は前記所定の面と
    は反対側の面が前記表示面に対向させられると共に前記
    表示面に沿ってスライド自在な状態で前記筐体本体に取
    り付けられていることを特徴とする携帯形無線装置。
  2. 【請求項2】 操作部は表示部の表示面のうちの所定領
    域のみを筐体本体の外部へ露出し得る第1の位置から前
    記表示面の全体を前記筐体本体の外部へ露出し得る第2
    の位置までスライド自在とされていることを特徴とする
    請求項1に記載の携帯形無線装置。
  3. 【請求項3】 筐体本体には表示部に対する操作部の位
    置を検知する操作部位置検知部が設けられていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の携帯形無線装置。
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