JPH0817416B2 - ダイヤルパルス歪補正方法 - Google Patents
ダイヤルパルス歪補正方法Info
- Publication number
- JPH0817416B2 JPH0817416B2 JP62125312A JP12531287A JPH0817416B2 JP H0817416 B2 JPH0817416 B2 JP H0817416B2 JP 62125312 A JP62125312 A JP 62125312A JP 12531287 A JP12531287 A JP 12531287A JP H0817416 B2 JPH0817416 B2 JP H0817416B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- pulse
- dial pulse
- break
- corrected
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パルス符号変調(以下、PCMという。)端
局装置で用いられる交換機信号変換部のダイヤルパルス
変換回路のダイヤル歪補正方法に関する。
局装置で用いられる交換機信号変換部のダイヤルパルス
変換回路のダイヤル歪補正方法に関する。
本発明は、測定した被補正ダイヤルパルスのダイヤル
ブレーク時間にブレーク率を乗じて補正後ダイヤルパル
スを生成する方法において、 前回に測定したダイヤルブレーク時間を用いることに
より、 測定不能な最終回の被補正ダイヤルパルスに対しても
歪補正を行うことができるようにしたものである。
ブレーク時間にブレーク率を乗じて補正後ダイヤルパル
スを生成する方法において、 前回に測定したダイヤルブレーク時間を用いることに
より、 測定不能な最終回の被補正ダイヤルパルスに対しても
歪補正を行うことができるようにしたものである。
第3図は従来装置の出力するダイヤル歪補正後の出力
波形である。この装置では、ダイヤルブレークが始まっ
てから次のダイヤルブレークまでの時間(Tx1、Tx2、…
Txn)を測定し、この測定値に一定の値(ブレーク率67
%の時は0.67)を乗算してその時点のダイヤルブレーク
パルス時間(TB1、TB2、…TBn)を決定している。ここ
で、Tyはダイヤルパルスの絶対遅延時間であり、その値
は一定である。
波形である。この装置では、ダイヤルブレークが始まっ
てから次のダイヤルブレークまでの時間(Tx1、Tx2、…
Txn)を測定し、この測定値に一定の値(ブレーク率67
%の時は0.67)を乗算してその時点のダイヤルブレーク
パルス時間(TB1、TB2、…TBn)を決定している。ここ
で、Tyはダイヤルパルスの絶対遅延時間であり、その値
は一定である。
このような従来のダイヤル歪補正方法ではダイヤルブ
レークから次のダイヤルブレークまでの時間を測定し、
その結果に基づきダイヤルブレークパルス時間を決定し
ている。しかし最後のダイヤルパルスのときは、つづく
ダイヤルブレークがないので補正回路内部で所定の時間
を待ってダイヤルパルスの最後と判定している。この判
定時間は、たとえば8ppsのダイヤルパルスまでを対象と
すると、125ms以上必要になる。10ppsのダイヤルパルス
をこの方式で補正した場合に、最後から1つ前のパルス
までは67ms(100ms×0.67)で一定であるが、最後のブ
レークパルスは83.75ms=(125ms×0.67)になり、最後
のブレークパルスの歪が大きくなる欠点があった。
レークから次のダイヤルブレークまでの時間を測定し、
その結果に基づきダイヤルブレークパルス時間を決定し
ている。しかし最後のダイヤルパルスのときは、つづく
ダイヤルブレークがないので補正回路内部で所定の時間
を待ってダイヤルパルスの最後と判定している。この判
定時間は、たとえば8ppsのダイヤルパルスまでを対象と
すると、125ms以上必要になる。10ppsのダイヤルパルス
をこの方式で補正した場合に、最後から1つ前のパルス
までは67ms(100ms×0.67)で一定であるが、最後のブ
レークパルスは83.75ms=(125ms×0.67)になり、最後
のブレークパルスの歪が大きくなる欠点があった。
本発明はこのような欠点を除去するもので、最後のブ
レークパルスに歪が生じないダイヤルパルス歪補正方法
を提供することを目的とする。
レークパルスに歪が生じないダイヤルパルス歪補正方法
を提供することを目的とする。
本発明は、到来する第一番目の被補正ダイヤルパルス
のダイヤルブレーク発生時刻とこの第一番目の被補正ダ
イヤルパルスにひきつづき到来する第二番目の被補正ダ
イヤルパルスのダイヤルブレーク発生時刻との間のダイ
ヤルブレーク時間に対して所定値のブレーク率を乗じて
得られる時間値をパルス幅とする補正後ダイヤルパルス
を生成するダイヤルパルス歪補正方法において、上記ダ
イヤルブレーク時間を用いて上記第二番目の被補正ダイ
ヤルパルスに対応する補正後ダイヤルパルスを生成する
ステップを含むことを特徴とする。
のダイヤルブレーク発生時刻とこの第一番目の被補正ダ
イヤルパルスにひきつづき到来する第二番目の被補正ダ
イヤルパルスのダイヤルブレーク発生時刻との間のダイ
ヤルブレーク時間に対して所定値のブレーク率を乗じて
得られる時間値をパルス幅とする補正後ダイヤルパルス
を生成するダイヤルパルス歪補正方法において、上記ダ
イヤルブレーク時間を用いて上記第二番目の被補正ダイ
ヤルパルスに対応する補正後ダイヤルパルスを生成する
ステップを含むことを特徴とする。
第一の被補正ダイヤルパルスとこれにひきつづき到来
する第二の被補正ダイヤルパルとにかかわるダイヤルブ
レーク時間を測定してこれにブレーク率を乗ずる演算を
行い補正後ダイヤルパルスを生成する。従来は、この補
正後ダイヤルパルスを第一の被補正ダイヤルパルスに対
応させていたが、この方法によると最終回の被補正ダイ
ヤルパルスにかかわるダイヤルブレーク時間が測定不能
なので、歪発生の原因になる。本発明では、第二の被補
正ダイヤルパルスに対応させることによりこの欠点を除
去する。
する第二の被補正ダイヤルパルとにかかわるダイヤルブ
レーク時間を測定してこれにブレーク率を乗ずる演算を
行い補正後ダイヤルパルスを生成する。従来は、この補
正後ダイヤルパルスを第一の被補正ダイヤルパルスに対
応させていたが、この方法によると最終回の被補正ダイ
ヤルパルスにかかわるダイヤルブレーク時間が測定不能
なので、歪発生の原因になる。本発明では、第二の被補
正ダイヤルパルスに対応させることによりこの欠点を除
去する。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、この実施例の構成を示すブロック構成図で
ある。この実施例は、第1図に示すように、被補正ダイ
ヤルパルスが入力する端子1と、ダイヤルパルス長測定
回路2と、乗算器3と、ダイヤルパルス長記憶回路4
と、ダイヤル出力制御回路5と、補正後ダイヤルパルス
を送出する端子6とを備えてる。
ある。この実施例は、第1図に示すように、被補正ダイ
ヤルパルスが入力する端子1と、ダイヤルパルス長測定
回路2と、乗算器3と、ダイヤルパルス長記憶回路4
と、ダイヤル出力制御回路5と、補正後ダイヤルパルス
を送出する端子6とを備えてる。
さて、端子1から入力されたダイヤル信号はダイヤル
パルス長測定回路2でパルス長が測定され、その結果が
ダイヤルパルス長記憶回路4と、ダイヤルパルス出力制
御回路5とへ送出される。ダイヤルパルス長記憶回路4
では、前回のパルス長と最新のパルス長との2種類が記
憶される。乗算器3は前回のパルス長に基づきダイヤル
パルスブレーク時間を計算し、ダイヤルパルス出力制御
回路5へ送出する。ダイヤルパルス出力制御回路5はダ
イヤルパルス長測定回路2と乗算器3からの入力に基づ
き補正後ダイヤルパルスを端子6を経由して出力する。
パルス長測定回路2でパルス長が測定され、その結果が
ダイヤルパルス長記憶回路4と、ダイヤルパルス出力制
御回路5とへ送出される。ダイヤルパルス長記憶回路4
では、前回のパルス長と最新のパルス長との2種類が記
憶される。乗算器3は前回のパルス長に基づきダイヤル
パルスブレーク時間を計算し、ダイヤルパルス出力制御
回路5へ送出する。ダイヤルパルス出力制御回路5はダ
イヤルパルス長測定回路2と乗算器3からの入力に基づ
き補正後ダイヤルパルスを端子6を経由して出力する。
この装置では、前回のダイヤルパルス長を使ってダイ
ヤルブレーク時間を決定するので、最後のパルスのブレ
ーク時間が長くなることがない。
ヤルブレーク時間を決定するので、最後のパルスのブレ
ーク時間が長くなることがない。
なお、ダイヤルパルス長記憶回路4は電源投入時に初
期化される。最初のパルスについては従来例どおりで直
前の(第一番目の)ダイヤルパルスブレーク時間を利用
し、第二番目のパルスと実質的に同一の長さになる。
期化される。最初のパルスについては従来例どおりで直
前の(第一番目の)ダイヤルパルスブレーク時間を利用
し、第二番目のパルスと実質的に同一の長さになる。
上記例は第二番目以降のダイヤルパルスについて本発
明を実施したものであるが、最後のダイヤルパルスにつ
いてのみ本発明の方法を実施しても同様な効果を得るこ
とができる。
明を実施したものであるが、最後のダイヤルパルスにつ
いてのみ本発明の方法を実施しても同様な効果を得るこ
とができる。
本発明は、以上説明したように、記憶してある前回の
ダイヤルパルス長の測定値をもとにダイヤルブレーク時
間を決定するので、最初から最後まですべてのダイヤル
パルスの歪補正を行うことができる効果がある。
ダイヤルパルス長の測定値をもとにダイヤルブレーク時
間を決定するので、最初から最後まですべてのダイヤル
パルスの歪補正を行うことができる効果がある。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図、 第2図は本発明でのダイヤルパルス入力とダイヤルパル
ス出力との波形図。 第3図は従来例でのダイヤル入力パルスとダイヤルパル
ス出力との波形図。 1、6……端子、2……ダイヤルパルス長測定回路、3
……乗算器、4……ダイヤルパルス長記憶回路、5……
ダイヤルパルス出力制御回路。
ス出力との波形図。 第3図は従来例でのダイヤル入力パルスとダイヤルパル
ス出力との波形図。 1、6……端子、2……ダイヤルパルス長測定回路、3
……乗算器、4……ダイヤルパルス長記憶回路、5……
ダイヤルパルス出力制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】伝送路を介して到来するダイヤルパルスを
受信し、そのダイヤルパルスのダイヤルブレーク時間を
測定し、その測定値に基づいて歪みを補正したダイヤル
パルスを発生する方法であり、 到来する第一番目の被補正ダイヤルパルスのダイヤルブ
レーク発生時刻とこの第一番目の被補正ダイヤルパルス
にひきつづき到来する第二番目の被補正ダイヤルパルス
のダイヤルブレーク発生時刻との間のダイヤルブレーク
時間に対して所定値のブレーク率を乗じて得られる時間
値をパルス幅とする補正後ダイヤルパルスを生成するダ
イヤルパルス歪補正方法において、 到来する第一番目の被補正ダイヤルパルス長を用いて測
定したダイヤルブレーク時間を用いて上記第二番目の被
補正ダイヤルパルスに対応する補正後ダイヤルパルスを
生成するステップを含むことを特徴とするダイヤルパル
ス歪補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62125312A JPH0817416B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | ダイヤルパルス歪補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62125312A JPH0817416B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | ダイヤルパルス歪補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63290439A JPS63290439A (ja) | 1988-11-28 |
JPH0817416B2 true JPH0817416B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=14906991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62125312A Expired - Lifetime JPH0817416B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | ダイヤルパルス歪補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817416B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953746B2 (ja) * | 1980-06-03 | 1984-12-26 | 株式会社田村電機製作所 | ダイヤルインパルス送出方式 |
FR2506048B1 (fr) * | 1981-05-12 | 1986-02-07 | Mole Alain | Systeme d'identification electronique |
JPS6019344A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-01-31 | Fujitsu Ltd | 自動較正方式 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP62125312A patent/JPH0817416B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63290439A (ja) | 1988-11-28 |
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