JPH08171967A - スタッキング・コネクタ構造 - Google Patents
スタッキング・コネクタ構造Info
- Publication number
- JPH08171967A JPH08171967A JP6314904A JP31490494A JPH08171967A JP H08171967 A JPH08171967 A JP H08171967A JP 6314904 A JP6314904 A JP 6314904A JP 31490494 A JP31490494 A JP 31490494A JP H08171967 A JPH08171967 A JP H08171967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- contactor
- recess
- plug device
- socket member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位置合わせが比較的容易で、基板の上から無
理に押圧するような作業が不要で、基板の重ね合わせの
後に電気的接続を極めて容易且つ迅速に行うことが可能
なスタッキング・コネクタ構造を提供する。 【構成】 第1の基板Pt1の上面には、凹所の内側の
対向する両側壁に接触子Cが設けられるソケット部材1
2が実装され、第2の基板Pt2の下面には、ソケット
部材12の凹所への装着時に凹所両側壁の接触子Cに対
向し得る離隔した弾性接触子ECを具えるプラグ装置1
6が実装され、該プラグ装置16は、操作側が第2基板
Pt2の上面側に、作動側が第2基板Pt2の下面側に
それぞれ位置するように第2基板Pt2に貫設される操
作レバー17,27等と、該操作レバーの作動側の作用
により駆動されて、弾性接触子ECを凹所両側壁の対応
する接触子Cに弾性接触させ得る接触子圧接機構M1 ,
M2 等、とを有する。
理に押圧するような作業が不要で、基板の重ね合わせの
後に電気的接続を極めて容易且つ迅速に行うことが可能
なスタッキング・コネクタ構造を提供する。 【構成】 第1の基板Pt1の上面には、凹所の内側の
対向する両側壁に接触子Cが設けられるソケット部材1
2が実装され、第2の基板Pt2の下面には、ソケット
部材12の凹所への装着時に凹所両側壁の接触子Cに対
向し得る離隔した弾性接触子ECを具えるプラグ装置1
6が実装され、該プラグ装置16は、操作側が第2基板
Pt2の上面側に、作動側が第2基板Pt2の下面側に
それぞれ位置するように第2基板Pt2に貫設される操
作レバー17,27等と、該操作レバーの作動側の作用
により駆動されて、弾性接触子ECを凹所両側壁の対応
する接触子Cに弾性接触させ得る接触子圧接機構M1 ,
M2 等、とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板を上下方向に重ね
て電気的に接続するためのスタッキング・コネクタ構造
に関する。
て電気的に接続するためのスタッキング・コネクタ構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化・高密度化に伴
い、実装スペースを有効利用するために、基板を上下に
重ねるように配置するスタッキング構造が採用されてい
る。この構造において、基板間の電気的な接続のため
に、通常ソケット及びプラグから成る雌雄摩擦嵌合タイ
プのコネクタが基板間に介装される。
い、実装スペースを有効利用するために、基板を上下に
重ねるように配置するスタッキング構造が採用されてい
る。この構造において、基板間の電気的な接続のため
に、通常ソケット及びプラグから成る雌雄摩擦嵌合タイ
プのコネクタが基板間に介装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコネクタ構
造の場合、基板の上に別の基板を装着する際に、下側の
基板の上に実装されたソケットを目掛けて、上側の別の
基板の下面に実装されたプラグを位置合わせする作業
は、見えにくいためになかなか困難であり、また、位置
合わせ後に摩擦嵌合のために相当強い力で基板を上から
押圧する作業は、基板のそりや部品の損傷等を引き起こ
す可能性があり、好ましくない。尚、そり防止のために
基板を補強することが考えられるが、重量増やコストア
ップにつながり実用的でない。
造の場合、基板の上に別の基板を装着する際に、下側の
基板の上に実装されたソケットを目掛けて、上側の別の
基板の下面に実装されたプラグを位置合わせする作業
は、見えにくいためになかなか困難であり、また、位置
合わせ後に摩擦嵌合のために相当強い力で基板を上から
押圧する作業は、基板のそりや部品の損傷等を引き起こ
す可能性があり、好ましくない。尚、そり防止のために
基板を補強することが考えられるが、重量増やコストア
ップにつながり実用的でない。
【0004】そこで、本発明においては、コネクタ位置
合わせが比較的容易であり、基板の上から無理に押圧す
るような作業が不要で、基板の重ね合わせの後に電気的
接続を極めて容易且つ迅速に行うことが可能な実用的・
合理的なスタッキング・コネクタ構造を提供することを
その課題とする。
合わせが比較的容易であり、基板の上から無理に押圧す
るような作業が不要で、基板の重ね合わせの後に電気的
接続を極めて容易且つ迅速に行うことが可能な実用的・
合理的なスタッキング・コネクタ構造を提供することを
その課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の基板を重ねるように配置して電気的
に相互接続するためのスタッキング・コネクタ構造にお
いて、第1の基板の上面には、凹所の内側の対向する両
側壁に接触子が設けられるソケット部材が実装され、第
2の基板の下面には、ソケット部材の凹所への装着時に
凹所両側壁の接触子に対向し得る離隔した弾性接触子を
具えるプラグ装置が実装され、該プラグ装置は、操作側
が第2基板の上面側に、作動側が第2基板の下面側にそ
れぞれ位置するように第2基板に貫設される操作レバー
と、該操作レバーの作動側の作用により駆動されて、弾
性接触子を凹所両側壁の対応する接触子に弾性接触させ
得る接触子圧接機構、とを有することを構成上の特徴と
する。
に本発明は、複数の基板を重ねるように配置して電気的
に相互接続するためのスタッキング・コネクタ構造にお
いて、第1の基板の上面には、凹所の内側の対向する両
側壁に接触子が設けられるソケット部材が実装され、第
2の基板の下面には、ソケット部材の凹所への装着時に
凹所両側壁の接触子に対向し得る離隔した弾性接触子を
具えるプラグ装置が実装され、該プラグ装置は、操作側
が第2基板の上面側に、作動側が第2基板の下面側にそ
れぞれ位置するように第2基板に貫設される操作レバー
と、該操作レバーの作動側の作用により駆動されて、弾
性接触子を凹所両側壁の対応する接触子に弾性接触させ
得る接触子圧接機構、とを有することを構成上の特徴と
する。
【0006】
【作用】基板を重ねるように配置して電気的に相互接続
するべく、第1基板のソケット部材の凹所に第2基板の
プラグ装置を挿入し、第2基板の上面側から操作レバー
を操作すると、接触子圧接機構が作動し、これにより無
理なくプラグ装置の弾性接触子が、ソケット部材の対応
する接触子に弾性接触する。
するべく、第1基板のソケット部材の凹所に第2基板の
プラグ装置を挿入し、第2基板の上面側から操作レバー
を操作すると、接触子圧接機構が作動し、これにより無
理なくプラグ装置の弾性接触子が、ソケット部材の対応
する接触子に弾性接触する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の複数の実施例を図面を参照し
て説明する。先ず第1の実施例について説明するに、図
1及び図2を参照すると、第1の基板Pt1の上面に
は、コ字形断面のハウジング11を有するソケット部材
12が実装され、ハウジング11の凹所の内側の対向す
る両側壁には、対を成す接触子Cが複数対設けられる。
各対をなす接触子Cは、第1基板Pt1の下面に突出す
る対応する端子(図示せず)とそれぞれ導通接続されて
いる。第2の基板Pt2の下面には、ソケット部材12
への装着時にソケット部材12のハウジング11を案内
にしてこれを覆うように比較的緩めに嵌合され得るコ字
形断面のハウジング15を有するプラグ装置16が実装
される。
て説明する。先ず第1の実施例について説明するに、図
1及び図2を参照すると、第1の基板Pt1の上面に
は、コ字形断面のハウジング11を有するソケット部材
12が実装され、ハウジング11の凹所の内側の対向す
る両側壁には、対を成す接触子Cが複数対設けられる。
各対をなす接触子Cは、第1基板Pt1の下面に突出す
る対応する端子(図示せず)とそれぞれ導通接続されて
いる。第2の基板Pt2の下面には、ソケット部材12
への装着時にソケット部材12のハウジング11を案内
にしてこれを覆うように比較的緩めに嵌合され得るコ字
形断面のハウジング15を有するプラグ装置16が実装
される。
【0008】プラグ装置16は、ソケット部材12の凹
所両壁の接触子Cに対向し得る離隔した対を成す弾性接
触子ECを複数対具えると共に、操作側が第2基板Pt
2の上面側に、作動側が第2基板Pt2の下面側にそれ
ぞれ位置するように第2基板Pt2に貫設される操作レ
バー17を具える。また、プラグ装置16は、操作レバ
ー17の作動側の作用により駆動されて、弾性接触子E
Cをソケット部材12の対応する接触子Cに弾性接触さ
せ得る接触子圧接機構M1 を具える。本実施例における
この接触子圧接機構M1 (図1(A)の長円で囲んだ部
分)は、操作レバー17に連結され且つ弾性接触子EC
の間に延びるように回動自在に支持された棒部材18
と、各弾性接触子ECに対応するように棒部材18の要
所に固定されたカム状の複数個の突起部19とを有して
成る。
所両壁の接触子Cに対向し得る離隔した対を成す弾性接
触子ECを複数対具えると共に、操作側が第2基板Pt
2の上面側に、作動側が第2基板Pt2の下面側にそれ
ぞれ位置するように第2基板Pt2に貫設される操作レ
バー17を具える。また、プラグ装置16は、操作レバ
ー17の作動側の作用により駆動されて、弾性接触子E
Cをソケット部材12の対応する接触子Cに弾性接触さ
せ得る接触子圧接機構M1 を具える。本実施例における
この接触子圧接機構M1 (図1(A)の長円で囲んだ部
分)は、操作レバー17に連結され且つ弾性接触子EC
の間に延びるように回動自在に支持された棒部材18
と、各弾性接触子ECに対応するように棒部材18の要
所に固定されたカム状の複数個の突起部19とを有して
成る。
【0009】図1(B)に示したソケット部材12への
装着時(この時、当該装着のための力が略ゼロにし得
る)にあっては、プラグ装置16の弾性接触子ECは、
ソケット部材12の接触子Cに接触しないが、図1
(C)に示した操作レバー17の矢印方向への揺動操作
時にあっては、棒部材18の突起部19が弾性接触子E
Cの内方に向く突出部分を外方に押圧し、これにより、
各弾性接触子ECは、対応する接触子Cにそれぞれ弾性
的に接触し、この結果、電気的接触状態及び機械的な結
合状態が共に良好に形成されることになる。尚、言うま
でもないが、逆方向に操作レバー17を揺動操作した場
合には、この接触状態が解消ないし解除される。
装着時(この時、当該装着のための力が略ゼロにし得
る)にあっては、プラグ装置16の弾性接触子ECは、
ソケット部材12の接触子Cに接触しないが、図1
(C)に示した操作レバー17の矢印方向への揺動操作
時にあっては、棒部材18の突起部19が弾性接触子E
Cの内方に向く突出部分を外方に押圧し、これにより、
各弾性接触子ECは、対応する接触子Cにそれぞれ弾性
的に接触し、この結果、電気的接触状態及び機械的な結
合状態が共に良好に形成されることになる。尚、言うま
でもないが、逆方向に操作レバー17を揺動操作した場
合には、この接触状態が解消ないし解除される。
【0010】以上のように本第1実施例においては、基
板の上方側から無理な力を加えることなく基板を装着し
て操作レバーの操作により簡単且つ容易に電気的及び機
械的な連結を行うことが可能となり、連結時の不都合が
解消し作業能率や効率が著しく向上する。以下に様々の
実施例ないし変更例を記載するが、それらの実施例にお
ける上記第1実施例と異なる構成が主としてプラグ装置
の操作レバー及び接触子圧接機構の作動形式であるか
ら、その異なる箇所のみ詳説し、共通する部分、部品に
ついては、同一の参照番号を付し、重複する説明を適宜
省略することにする。
板の上方側から無理な力を加えることなく基板を装着し
て操作レバーの操作により簡単且つ容易に電気的及び機
械的な連結を行うことが可能となり、連結時の不都合が
解消し作業能率や効率が著しく向上する。以下に様々の
実施例ないし変更例を記載するが、それらの実施例にお
ける上記第1実施例と異なる構成が主としてプラグ装置
の操作レバー及び接触子圧接機構の作動形式であるか
ら、その異なる箇所のみ詳説し、共通する部分、部品に
ついては、同一の参照番号を付し、重複する説明を適宜
省略することにする。
【0011】第2の実施例について説明するに、図3及
び図4を参照すると、本実施例の操作レバー27は、第
2基板上面の面内方向に押し引きするタイプのレバーで
ある。本実施例の接触子圧接機構M2 (図3(A)の長
円で囲んだ部分)は、両側が対称的な鋸刃状部28を有
した長板部材29を有して成る。図3(B)及び図4
(b)に示したソケット部材12への装着時にあって
は、プラグ装置16の弾性接触子ECは、鋸刃状部28
と係合しない(仮に係合しても電気的接触状態を形成す
るまでに至っていない)ので、ソケット部材12の接触
子Cに接触していないが、図4(c)に示した操作レバ
ー27の矢印方向へのスライド操作時にあっては、長板
部材29の鋸刃状部28が弾性接触子ECの内方に向く
突出部分を外方に押圧し、これにより、各弾性接触子E
Cは、対応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触するこ
とになる(図3(C))。
び図4を参照すると、本実施例の操作レバー27は、第
2基板上面の面内方向に押し引きするタイプのレバーで
ある。本実施例の接触子圧接機構M2 (図3(A)の長
円で囲んだ部分)は、両側が対称的な鋸刃状部28を有
した長板部材29を有して成る。図3(B)及び図4
(b)に示したソケット部材12への装着時にあって
は、プラグ装置16の弾性接触子ECは、鋸刃状部28
と係合しない(仮に係合しても電気的接触状態を形成す
るまでに至っていない)ので、ソケット部材12の接触
子Cに接触していないが、図4(c)に示した操作レバ
ー27の矢印方向へのスライド操作時にあっては、長板
部材29の鋸刃状部28が弾性接触子ECの内方に向く
突出部分を外方に押圧し、これにより、各弾性接触子E
Cは、対応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触するこ
とになる(図3(C))。
【0012】第3の実施例について説明するに、図5及
び図6を参照すると、本実施例の操作レバー37は、第
2基板Pt2に垂直に貫設され且つそれ自体の軸線周り
に回動し得るようにプラグ装置16のハウジング15に
支持されたタイプの操作レバーである。本実施例の接触
子圧接機構M3(図5(A)の長円で囲んだ部分)は、
片側に鋸刃状部38を有する長板部材39を2つ両側に
鋸刃状部38が位置するように寄せ合わせたような構造
を有して成り、これらの長板部材39の両端は、長板部
材39の内側同士が擦り合い得るように、操作レバー3
7の下端部に連結されている。図5(B)及び図6
(b)に示したソケット部材12への装着時にあって
は、プラグ装置16の弾性接触子ECは、鋸刃状部38
と係合しない(仮に係合しても電気的接触状態を形成す
るまでに至っていない)ので、ソケット部材12の接触
子Cに接触していないが、図6(c)に示した操作レバ
ー37の矢印方向への回転操作時にあっては、両長板部
材39の鋸刃状部38が弾性接触子ECの内方に向く突
出部分を外方に押圧し、これにより、各弾性接触子EC
は、対応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触すること
になる(図5(C))。
び図6を参照すると、本実施例の操作レバー37は、第
2基板Pt2に垂直に貫設され且つそれ自体の軸線周り
に回動し得るようにプラグ装置16のハウジング15に
支持されたタイプの操作レバーである。本実施例の接触
子圧接機構M3(図5(A)の長円で囲んだ部分)は、
片側に鋸刃状部38を有する長板部材39を2つ両側に
鋸刃状部38が位置するように寄せ合わせたような構造
を有して成り、これらの長板部材39の両端は、長板部
材39の内側同士が擦り合い得るように、操作レバー3
7の下端部に連結されている。図5(B)及び図6
(b)に示したソケット部材12への装着時にあって
は、プラグ装置16の弾性接触子ECは、鋸刃状部38
と係合しない(仮に係合しても電気的接触状態を形成す
るまでに至っていない)ので、ソケット部材12の接触
子Cに接触していないが、図6(c)に示した操作レバ
ー37の矢印方向への回転操作時にあっては、両長板部
材39の鋸刃状部38が弾性接触子ECの内方に向く突
出部分を外方に押圧し、これにより、各弾性接触子EC
は、対応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触すること
になる(図5(C))。
【0013】第4の実施例について説明するに、図7及
び図8を参照すると、本実施例の操作レバー47は、第
2基板Pt2に垂直に貫設され且つそれ自体の軸線周り
に回動し得るようにプラグ装置16のハウジング15に
支持されたタイプの操作レバーである。本実施例の接触
子圧接機構M4 (図7(A)の長円で囲んだ部分)は、
細長板部材49を2つ平行に配置したような構造を有し
て成り、細長板部材49の両端は、平行運動をし得るよ
うに、操作レバー47の下端部に連結されている。図7
(B)及び図8(b)に示したソケット部材12への装
着時にあっては、プラグ装置16の弾性接触子ECは、
細長板部材49に僅かに接触するのみで、ソケット部材
12の接触子Cに接触していないが、図8(c)に示し
た操作レバー47の矢印方向への回転操作時にあって
は、両細長板部材49の外側面が弾性接触子ECの内方
に向く突出部分を外方に押圧し、これにより、各弾性接
触子ECは、対応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触
することになる(図7(C))。
び図8を参照すると、本実施例の操作レバー47は、第
2基板Pt2に垂直に貫設され且つそれ自体の軸線周り
に回動し得るようにプラグ装置16のハウジング15に
支持されたタイプの操作レバーである。本実施例の接触
子圧接機構M4 (図7(A)の長円で囲んだ部分)は、
細長板部材49を2つ平行に配置したような構造を有し
て成り、細長板部材49の両端は、平行運動をし得るよ
うに、操作レバー47の下端部に連結されている。図7
(B)及び図8(b)に示したソケット部材12への装
着時にあっては、プラグ装置16の弾性接触子ECは、
細長板部材49に僅かに接触するのみで、ソケット部材
12の接触子Cに接触していないが、図8(c)に示し
た操作レバー47の矢印方向への回転操作時にあって
は、両細長板部材49の外側面が弾性接触子ECの内方
に向く突出部分を外方に押圧し、これにより、各弾性接
触子ECは、対応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触
することになる(図7(C))。
【0014】第5の実施例について説明するに、図9及
び図10を参照すると、本実施例の2つの操作レバー5
7は、第2基板Pt2に垂直に相互に離隔して貫設され
且つそれ自体の軸線方向(上下方向)に押し引きされ得
るようにプラグ装置16のハウジング15に支持された
タイプの操作レバーである。本実施例の接触子圧接機構
M5(図9(A)の長円で囲んだ部分)は、弾性接触子
ECの間に延びるように支持された棒部材58を有して
成り、棒部材58は、下側に狭幅部59、上側に広幅部
60を有し、棒部材58の両端は、2つの操作レバー5
7の下端部にそれぞれ連結されている。図9(B)に示
したソケット部材12への装着時にあっては、プラグ装
置16の弾性接触子M5 は、棒部材58の狭幅部59に
僅かに接触するのみであり、ソケット部材12の接触子
Cには接触していないが、図9(C)に示した両操作レ
バー57の下方向への押圧操作時にあっては、棒部材5
8の広幅部60が弾性接触子ECの内方に向く突出部分
を外方に押圧し、これにより、各弾性接触子ECは、対
応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触することになる
(図9(C))。
び図10を参照すると、本実施例の2つの操作レバー5
7は、第2基板Pt2に垂直に相互に離隔して貫設され
且つそれ自体の軸線方向(上下方向)に押し引きされ得
るようにプラグ装置16のハウジング15に支持された
タイプの操作レバーである。本実施例の接触子圧接機構
M5(図9(A)の長円で囲んだ部分)は、弾性接触子
ECの間に延びるように支持された棒部材58を有して
成り、棒部材58は、下側に狭幅部59、上側に広幅部
60を有し、棒部材58の両端は、2つの操作レバー5
7の下端部にそれぞれ連結されている。図9(B)に示
したソケット部材12への装着時にあっては、プラグ装
置16の弾性接触子M5 は、棒部材58の狭幅部59に
僅かに接触するのみであり、ソケット部材12の接触子
Cには接触していないが、図9(C)に示した両操作レ
バー57の下方向への押圧操作時にあっては、棒部材5
8の広幅部60が弾性接触子ECの内方に向く突出部分
を外方に押圧し、これにより、各弾性接触子ECは、対
応する接触子Cにそれぞれ弾性的に接触することになる
(図9(C))。
【0015】以上複数の実施例について説明したが、本
発明の思想自体は、何らこれらの実施例に限定されるも
のではなく、本発明に従い当業者によって更に別の実施
例、変更例が想到され得ることは言うまでもない。
発明の思想自体は、何らこれらの実施例に限定されるも
のではなく、本発明に従い当業者によって更に別の実施
例、変更例が想到され得ることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板の上に機械的に基板をセットして、操作レバーを操作
すればよく、これにより、基板間の電気的接続を簡易簡
便に無理なく、そして迅速に行うことができる。
板の上に機械的に基板をセットして、操作レバーを操作
すればよく、これにより、基板間の電気的接続を簡易簡
便に無理なく、そして迅速に行うことができる。
【図1】図1は、本発明に係るスタッキング・コネクタ
構造の第1の実施例の正面断面図であり、同図(A)
は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係、同図
(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバー操作後
の関係をそれぞれ示す。
構造の第1の実施例の正面断面図であり、同図(A)
は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係、同図
(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバー操作後
の関係をそれぞれ示す。
【図2】図2は、図1(A)の右側面図である。
【図3】図3は、第2の実施例の正面断面図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
【図4】図4は、図3を別の方向から見た図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係
を示す右側面図、同図(B)は、装着時の関係を示す平
面断面図、同図(C)は、レバー操作後の関係を示す平
面断面図である。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係
を示す右側面図、同図(B)は、装着時の関係を示す平
面断面図、同図(C)は、レバー操作後の関係を示す平
面断面図である。
【図5】図5は、第3の実施例の正面断面図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
【図6】図6は、図5を別の方向から見た図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係
を示す右側面図、同図(B)は、装着時の関係を示す平
面断面図、同図(C)は、レバー操作後の関係を示す平
面断面図である。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係
を示す右側面図、同図(B)は、装着時の関係を示す平
面断面図、同図(C)は、レバー操作後の関係を示す平
面断面図である。
【図7】図7は、第4の実施例の正面断面図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
【図8】図8は、図7を別の方向から見た図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係
を示す右側面図、同図(B)は、装着時の関係を示す平
面断面図、同図(C)は、レバー操作後の関係を示す平
面断面図である。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関係
を示す右側面図、同図(B)は、装着時の関係を示す平
面断面図、同図(C)は、レバー操作後の関係を示す平
面断面図である。
【図9】図9は、第5の実施例の正面断面図であり、同
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
図(A)は、装着前のソケット部材とプラグ装置の関
係、同図(B)は、装着時の関係、同図(C)は、レバ
ー操作後の関係をそれぞれ示す。
【図10】図10は、図9(A)の右側面図である。
11…ハウジング 12…ソケット部材 15…ハウジング 16…プラグ装置 17、27、37、47、57…操作レバー C…接触子 EC…弾性接触子 Pt1…第1基板 Pt2…第2基板 M1 、M2 、M3 、M4 、M5 …接触子圧接機構
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の基板を重ねるように配置して電気
的に相互接続するためのスタッキング・コネクタ構造に
おいて、 第1の基板の上面には、凹所の内側の対向する両側壁に
接触子が設けられるソケット部材が実装され、 第2の基板の下面には、ソケット部材の凹所への装着時
に凹所両側壁の接触子に対向し得る離隔した弾性接触子
を具えるプラグ装置が実装され、 該プラグ装置は、操作側が第2基板の上面側に、作動側
が第2基板の下面側にそれぞれ位置するように第2基板
に貫設される操作レバーと、該操作レバーの作動側の作
用により駆動されて、弾性接触子を凹所両側壁の対応す
る接触子に弾性接触させ得る接触子圧接機構とを有する
ことを特徴とするスタッキング・コネクタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6314904A JPH08171967A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | スタッキング・コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6314904A JPH08171967A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | スタッキング・コネクタ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08171967A true JPH08171967A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18059045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6314904A Withdrawn JPH08171967A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | スタッキング・コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08171967A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055975A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 接続構造 |
WO2013085037A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
WO2013133242A1 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | シャープ株式会社 | 光走査装置、その製造方法、及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2013218788A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Daiichi Seiko Co Ltd | 配線基板連結装置 |
JP2013251172A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Daiichi Seiko Co Ltd | 配線基板連結装置 |
JP2015164118A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-09-10 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP6314904A patent/JPH08171967A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055975A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 接続構造 |
WO2013085037A1 (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-13 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
WO2013133242A1 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | シャープ株式会社 | 光走査装置、その製造方法、及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2013186265A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Sharp Corp | 光走査装置、その製造方法、及びそれを備えた画像形成装置 |
CN104160319A (zh) * | 2012-03-07 | 2014-11-19 | 夏普株式会社 | 光扫描装置、其制造方法和具有其的图像形成装置 |
US9170522B2 (en) | 2012-03-07 | 2015-10-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light scanning device, method for manufacturing the same, and image forming apparatus with the same |
JP2013218788A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Daiichi Seiko Co Ltd | 配線基板連結装置 |
JP2013251172A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Daiichi Seiko Co Ltd | 配線基板連結装置 |
JP2015164118A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-09-10 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3430398B2 (ja) | ケーブル用コネクタ | |
JP3047862B2 (ja) | コネクタ | |
US6293806B1 (en) | Electrical connector with improved terminals for electrically connecting to a circuit board | |
JPS603743B2 (ja) | リボンケ−ブル用電気コネクタ− | |
TWI596844B (zh) | 電連接器 | |
JP3356394B2 (ja) | 電気コンタクト | |
JP2017091814A (ja) | 電気コネクタ | |
JPH08171967A (ja) | スタッキング・コネクタ構造 | |
WO2008050680A1 (fr) | Connecteur | |
JP3425692B2 (ja) | 電気コネクタ | |
US20060121765A1 (en) | Land grid array connector | |
JP3025387U (ja) | コネクタ | |
JP3102357U (ja) | 取外板を有した電気コネクタ | |
US20090068872A1 (en) | Electrical system | |
CN214124160U (zh) | 接触件 | |
US7125274B1 (en) | Electrical connector | |
JP3534063B2 (ja) | コネクタ | |
JP4099047B2 (ja) | Fpc用コネクタおよびこれを用いた携帯電話機 | |
JP2978417B2 (ja) | コンタクト | |
JPH10312867A (ja) | 基板用コネクタ | |
JP4270418B2 (ja) | フレキシブル印刷配線基板用コネクタ | |
JP6195797B2 (ja) | コネクタ | |
JPH0722864Y2 (ja) | コネクタの離脱機構 | |
JP2603084Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH0334852Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |