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JPH0816940B2 - 紙幣区分集積機 - Google Patents

紙幣区分集積機

Info

Publication number
JPH0816940B2
JPH0816940B2 JP1248318A JP24831889A JPH0816940B2 JP H0816940 B2 JPH0816940 B2 JP H0816940B2 JP 1248318 A JP1248318 A JP 1248318A JP 24831889 A JP24831889 A JP 24831889A JP H0816940 B2 JPH0816940 B2 JP H0816940B2
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JP
Japan
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mode
sorting
yen
key
pocket
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Expired - Lifetime
Application number
JP1248318A
Other languages
English (en)
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JPH03110694A (ja
Inventor
瑞夫 大下
博 木下
慎二 高橋
利久 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP1248318A priority Critical patent/JPH0816940B2/ja
Publication of JPH03110694A publication Critical patent/JPH03110694A/ja
Publication of JPH0816940B2 publication Critical patent/JPH0816940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、金融流通分野において、多数の未整理紙
幣を鑑別して、区分集積する際に用いられる紙幣区分集
積機の改良に関する。
「従来の技術」 従来、多数の未整理紙幣を、金種別、表裏別に区分し
て集積整理する装置として、紙幣区分集積機が知られて
いる。
たとえば、特開昭58-103088号公報には、区分集積部
の数があまり多くなく、安価で、しかも幅広い紙幣処理
業務に省力化を図ることができる紙幣処理機が提案され
ている。
この従来装置には、5つの区分集積部が設けられ、ま
た、これらの区分集積部は、それぞれ2つの異なるモー
ドにおいて、紙幣を集積するように定められている。
すなわち、整理モード時には、第1の区分集積部に
「設定金種正・表」が、以下同様にして、「異金種」、
「損券」、「裏券」、「リジェクト」と区分集積され、
計数モード時には、「第1金種正・表」、「残余金
種」、「第2金種」、「第1金種損又は裏」、「リジェ
クト」と区分集積されていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記先行技術公報にも記載されているよう
に、さらに以前の紙幣処理機には、区分集積部の数がさ
らに多数設けられていて、種々の区分方法が考えられ
て、設定可能に構成されていたが、その設定操作が煩雑
で、上記公報のようにただ2つのモードに簡略化して選
択できるようにすることも考えられるが、逆に簡略化し
過ぎて、実用に向かない面も多く感じられていた。
すなわち、紙幣をただ単に金種別に区分する場合、金
種および表裏別に区分する場合などのような簡単な区分
処理を、上記の2つだけのモードでは何度も処理を繰り
返す必要があった。
この発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、取扱
説明書などのマニュアルを参照することなく、多数の区
分方法(区分態様)の中から、容易にかつ迅速に、所定
の区分態様を選択して設定することができると共に、区
分別集積先を容易かつ確実に把握することができる紙幣
区分集積機を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
装填部へ投入された紙幣を鑑別し、金種別、表裏別、真
偽別などに区分して集積する紙幣区分集積機において、
複数種類の区分態様の各々に指定番号を付して、前記区
分態様毎に、前記指定番号、区分態様、区分別集積先な
どの区分データを格納する整理モードデータ記憶部と、
前記指定番号を入力する入力手段と、前記指定番号が入
力されると、前記整理モードデータ記憶部から、入力さ
れた指定番号に対応する前記区分データを読出して、当
該指定番号の区分態様を設定する区分モード記憶部とを
有することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、前記整理モードデータ記憶部
から区分データが読出されると、読出された区分データ
のうち、少なくとも、指定番号、区分別集積先を表示す
る表示部を備えたことを特徴としている。
「作用」 請求項1記載の発明によれば、基本的な区分態様から
種々複雑な区分態様に至るまで、多数の区分態様の中か
ら、任意に選択された一つの区分態様を簡易かつ迅速に
設定することができる。
請求項2記載の発明によれば、マニュアルなどの助け
を借りずに、容易かつ迅速に、所定の区分態様を設定す
ることができると共に、区分別集積先を容易かつ確実に
認識することができる。
したがって、操作の円滑化を図ることができ、また、
ミス操作を防止することができる。
「実施例」 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。
まず始めに、この発明が適用される紙幣区分集積機の
全体的な機械構成を第8図および第9図に示す図面に従
って簡単に説明する。
第8図は紙幣区分集積機の構成を示す外観斜視図、第
9図は同側面図である。これらの図において、符号1は
未整理の混合紙幣(複数の金種を含む集積紙幣)を装填
する装填部(以下、ホッパーと称する)、2は装填部1
から供給された各種紙幣の真偽、金種、表裏などの鑑別
を行う鑑別部、3は鑑別部2から搬送路Ro,Rraにより搬
送された紙幣を、鑑別部2からの信号に基づいて、真偽
別、金種別、表裏別に振分ける振分部、4は振分部3に
よって振分けられた紙幣を区分集積する集積部である。
上記振分部3において、B1,B2は搬送路の分岐点、Rra,R
b,Rc,Rr,Raは分岐された搬送路(分岐路)である。上記
集積部4は、4個のポケット4R,4A,4B,4Cからなってい
る。ポケット4Rには,分岐路Rrを通して、紙幣が搬入さ
れるようになっている。同様に、ポケット4A,4B,4Cに
は、各々、分岐路Ra,Rb,Rcを通して、紙幣が搬入される
ようになっている。ポケット4Rは、主として、鑑別不能
券、他種券、外国紙幣、損券など(以下、リジェクト券
と称する)が集積されるところである。また、ポケット
4A,4B,4Cは、主として、紙幣が、金種別、裏表別に区分
されて集積されるところである。5は計数の開始時に押
す「スタート」キー、6は紙幣の区分モードの設定や集
計などを行うときに操作する操作部、7は計数金額(枚
数)や集計データをセグメント表示する表示部、また、
8は紙幣の残留場所および装置の装置をイラスト表示す
るガイダンス表示部であり、オペレータが目視確認し易
いように、表示部7の近傍に設けられている。
次に、第1図〜第7図に基づいて説明する。
まず、第1図は、上記紙幣区分集積機の電気的構成を
示すブロック図で、第2図は、前記操作部6の具体的構
成を示す平面図である。
第2図において、6は操作部を示し、操作部6は、ラ
ンプ付き機能設定キー群FKとテン(置数)キー群TKとか
ら構成されている。ランプ付き機能設定キー群FKは、モ
ード設定キー群FKaと区分モード設定キー群FKbとを有し
ている(この例の区分モードについては後述する)。上
記モード設定キー群FKaは、装置を他の制御機構、たと
えばテラーズマシンなどの金融機関の端末装置に接続し
て、その制御下であるリモートモードで使用するときに
押す「リモート」キー、この装置単体でかつ入金モード
で使用するときに押す「入金」キー、および同じくこの
装置単体でかつ整理モードで使用するときに押す「整
理」キーSKなどからなっている。上記区分モード設定キ
ー群FKbは、紙幣を表裏区分するときに押す「表裏」キ
ー、混合紙幣を一括集計するとき(金種区分しない場
合)に押す「混合」キー、指定金種として1万円券を設
定するときに押す「万」キー、指定金種として5千円券
を設定するときに押す「五千」キー、および指定金種と
して千円券を設定するときに押す「千」キーなどからな
っている。上記「万」キー,「五千」キー,「千」キー
を総称して金種キーMKという。モード設定キー群FKaま
たは区分モード設定キー群FKbを構成する上記キーが、
押下され機能が設定されると、当該キーに付設されたラ
ンプが点灯するようになっている。
次に、第1図を参照して、この例の電気的構成を説明
する。
この図において、9は、「整理」キーSK、テンキーTK
からの入力に基づいて、各種区分モードを選択(設定)
する選択部、10は、上記各種区分モードを選択部9によ
り被選択可能に記憶する整理モードデータ記憶部、11
は、整理モードデータ記憶部10から選択部9により選択
された区分モードの一つを記憶(設定)する区分モード
記憶部である。12は、区分モードの内容や紙幣の集積枚
数、合計金額などを表示部7に表示させる表示制御部で
ある。13は、鑑別部2から出力される金種データなどに
基づき、集積紙幣の枚数や合計金額などを計数する金額
計数部であり、これらの計数結果を表示制御部12へ送出
する。14は、紙幣の振分作業を制御する振分制御部であ
る。この振分作業の制御は、選択された区分モードに従
って、および各紙幣の鑑別結果に基づいて、行われる。
15は、振分部3を構成するソレノイド16のオン/オフを
制御するゲート制御部である。上記ソレノイド16は、搬
送路Ro,Rraの分岐点B1,B2に各々設けられたゲート(振
分手段)を構成し、紙幣を所定の分岐路に振り分ける際
に用いられる。17は、ポケット4R〜4Cに各々集積(プー
ル)された紙幣の枚数を計数するプール枚数計数部、18
は、紙幣が抜取られたことを検知する抜取検知センサで
あり、各々のポケット4R〜4Cに設置されている。上記プ
ール枚数計数部17は、抜取検知センサ18から、抜取検知
信号の供給を受けると、計数内容をクリアする。19は、
各々のポケット4R〜4C内の紙幣が満杯(プールフル)に
なったことを検知するプールフル検知部、20は各ポケッ
ト4R〜4Cの満杯枚数(フル枚数)を記憶するフル枚数記
憶部である。上記プールフル検知部19が満杯を検知した
後は、鑑別部2は、後続紙幣が満杯となったポケットに
搬送されないように、該当紙幣を強制的に、リジェクト
券と判別する。なお、各ポケットの満杯枚数は、「フル
枚数」キーPK(第2図)、テンキーTKなどを適宜操作す
ることにより、任意に設定される。21は、プールフル検
知部22からプールフル検知信号の供給を受けると、該当
するポケット4R〜4C内の紙幣を抜取ることを指示する抜
取指示部である。また、22は、搬送路駆動用のモータ23
を制御する駆動制御部である。この駆動制御部22は、
「スタート」キー5からのスタート信号の供給を受ける
と、モータ23を始動させ、プールフル検知部19からプー
ルフル検知信号の供給を受けると、モータ23の駆動を止
めるとともに、当然のことながら、装填部1に投入され
た紙幣がなくなった場合にも、図示しないセンサにより
これを検知して、モータ23の駆動を止めると共に、当然
のことながら、装填部1に投入された紙幣がなくなった
場合にも、図示しないセンサによりこれを検知して、モ
ータ23の駆動を止める。
上記構成において、設定することができる区分モード
は5種類存在する。
(1)次に、モード選択方法および各種モード時の区分
作業について説明する。
(a)第1のモード 第1のモードは、金種区分モードである。
ここで、金種区分とは、日本円について言えば、紙幣
を、3金種(1万円券、5千円券、千円券)に区分して
集積することを意味する。
当該モードを設定するには、まず、「整理」キーSKを
押下して、整理モードにし、次に、テンキーTKの中から
「1」キーを選んで押下する。これにより、当該モード
が選択される。当該モードが選択されると、整理モード
データ記憶部10から当該モードの整理情報が読み出さ
れ、該整理情報は区分モード記憶部11に設定される。そ
してこの区分モード記憶部11に設定された整理情報は表
示部7に表示される。第3図は、当該モードにおける整
理情報の表示例を示す図である。この図に示すように、
「1万円」の表示欄には、「A」なるコードが表示され
る。コード「A」は、該当紙幣(この場合は、1万円
券)をポケット4Aに集積すること意味している。また、
「5千円」の表示欄には、「C」なるコードが表示され
る。コード「C」は、該当紙幣(この場合は、5千円
券)をポケット4Cに集積することを意味している。さら
に、「千円」の表示欄には、「b」なるコードが表示さ
れる。コード「b」は、該当紙幣(この場合は、千円
券)をポケット4Bに集積することを示している。このと
き、「合計」の表示欄には、当該モード番号を意味する
「1」なるコードが表示される。なお、当該モードにお
いては、リジェクト券はポケット4Rに集積されるように
なっている。
操作者は、上記画面表示の内容を見て、当該モードに
よる区分整理を希望する場合には、「スタート」キー5
を押下する。これより、当該装置は、区分モード記憶部
11に記憶された内容(第3図に示す区分内容)に従っ
て、紙幣を区分集積する作業を開始する。
(b)第2のモード 第2のモードは、紙幣の表券のみについて、金種区分
を行うモードである。
当該モードを設定するには、まず、「整理」キーSKを
押下して、整理モードにし、次に、テンキーTKの中から
「2」キーを選択して押下する。これにより、当該モー
ドが選択される。当該モードが選択されると、整理モー
ドデータ記憶部10から当該モードの整理情報が読み出さ
れ、該整理情報は区分モード記憶部11に設定される。そ
してこの区分モード記憶部11に設定された整理情報は表
示部7に表示される。第4図は、当該モードにおける整
理情報の表示例を示す図である。この図に示すように、
「1万円」の表示欄には、「o A ur」なるコードが表示
される。コード「o A ur」は、該当紙幣(この場合は、
1万円券)の表券をポケット4Aに集積し、裏券をポケッ
ト4Rに集積することを示している。また、「5千円」の
表示欄には、「oC ur」なるコードが表示される。この
「oC ur」は、該当紙幣(この場合は、5千円券)の表
券をポケット4Cに集積し、裏券をポケット4Rに集積する
ことを意味している。また、「千円」の表示欄には、
「ob ur」なるコードが表示される。コード「ob ur」
は、該当紙幣(この場合は、千円券)の表券をポケット
4Bに集積し、裏券をポケット4Rに集積することを示して
いる。このとき、「合計」の表示欄には、当該モード番
号を意味する「2」なるコードが表示される。結局、ポ
ケット4Rには、1万円券、5千円券、千円券の各裏券
(およびリジェクト券)が混合集積されることになる。
したがって、ポケット4Rに集積された混合紙幣は、その
ままの向きでホッパー1へ再投入し、集計作業を継続す
れば、全て表券として区分することができる。
操作者は、このモードにおける画面表示を見て、当該
モードによる区分整理を希望する場合には、「スター
ト」キー5を押下する。これより、当該装置は、区分モ
ード記憶部11に記憶された内容(第4図に示す区分内
容)に従って、紙幣を区分集積する作業を開始する。
(c)第3のモード 第3のモードは、指定1金種の紙幣のみを選別集積す
るモードである。
当該モードを設定するには、まず、「整理」キーSKを
押下して、整理モードにし、次に、テンキーTKの中から
「3」キーを選択して押下する。これにより、当該モー
ドが選択される。当該モードが選択されると、整理モー
ドデータ記憶部10から当該モードの整理情報が読み出さ
れ、該整理情報は区分モード記憶部11に設定される。そ
してこの区分モード記憶部11に設定された整理情報は表
示部7に表示される。第5図(a)は、当該モードにお
ける整理情報の表示例を示す図である。この段階におい
ては、未だ、金種は指定されておらず、したがってモー
ドは確定していないので、第5図(a)に示すように、
「1万円」,「5千円」,「千円」の各表示欄には、
「AbC」なるコードが同時に表示される。これと同時
に、選択部9から各金種キーMKに対して選択指示信号が
出力され、これにより各金種キーMKに付設されているラ
ンプが点滅して金種の指定を促すようになっている。そ
こで、操作者は、たとえば1万円券を指定したい場合に
は、金種キーMKの中から「万」キーを選択して押下す
る。これにより、1万円の金種が指定される。1万円券
が指定されると、区分モード記憶部11には、1万円券の
みを選別集積するモードが設定され、表示部7に表示さ
れる。第5図(b)は、当該モードにおける1万円券指
定の場合の整理情報の表示例を示す図である。この図に
示すように、「1万円」の表示欄には、「AbC」なるコ
ードが表示され、「5千円」,「千円」の各表示欄に
は、「r」なるコードが表示される。「合計」の表示欄
には、当該モード番号を意味する「3」が表示される。
上記「AbC」なるコードは、該当紙幣(この場合は、1
万円券)を、表裏の区別なく、まず、ポケット4Aに集積
し、ポケットAが満杯になれば、集積場所を、ポケット
4Bに移行し、ポケット4Bも満杯になれば、集積場所をポ
ケット4Cに移行することを意味する。また、上記「r」
なるコードは、該当紙幣(この場合は、5千円券および
千円券)をポケット4Bに集積することを意味する。当該
モードにおいては、リジェクト券もポケット4Rに集積さ
れるようになっており、結局、ポケット4Rには、5千円
券、千円券およびリジェクト券が混合集積されることに
なる。
操作者は、第5図(b)に示す画面を見て、当該モー
ドによる区分整理を希望する場合には、「スタート」キ
ー5を押下する。これより、当該装置は、区分モード記
憶部11に記憶された内容(第5図(b)に示す区分内
容)に従って、紙幣を区分集積する作業を開始する。こ
こで、振分制御部14は、プールフル検知部19から、ポケ
ット4Aが満杯になった旨のプールフル検知信号の供給を
受けると、この後、搬送されてくる1万円券をポケット
4Bへ振り分けるよう制御する。同様に、プールフル検知
部19から、ポケット4Bが満杯になった旨のプールフル検
知信号の供給を受けると、この後、搬送されてくる1万
円券をポケット4Cへ振り分けるよう制御する。なお、こ
のモードの例においては、1万円券を指定した場合につ
いて述べたが、もし、5千円券を指定したい場合には、
金種キーMKの中から、「五千」キーを押せば良く、も
し、千円券を指定したい場合には、「千」キーを押せば
良いことは勿論である。
(d)第4のモード 第4のモードは、指定1金種の紙幣を表裏区分するモ
ードである。
当該モードを設定するには、まず、「整理」キーSKを
押下して、整理モードにし、次に、テンキーTKの中から
「4」キーを選択して押下する。これにより、当該モー
ドが選択される。当該モードが選択されると、整理モー
ドデータ記憶部10から当該モードの整理情報が読み出さ
れ、該整理情報は区分モード記憶部11に設定される。そ
してこの区分モード記憶部11に設定された整理情報は表
示部7に表示される。第6図(a)は、当該モードにお
ける整理情報の表示例を示す図である。しかしながら、
この図に示すように、この段階においては、未だ、金種
は指定されておらず、したがって、当該モードは確定し
ていないので、「1万円」,「5千円」,「千円」の各
表示欄には、「oA ub」なるコードが同時に表示され
る。これと同時に、選択部9から各金種キーMKに対して
選択指示信号が出力され、これにより各金種キーのラン
プが点滅して金種の指定を促す。そこで、操作者は、た
とえば1万円券を指定したい場合には、金種キーMKの中
から「万」キーを選択して押下する。これにより、1万
円の金種が指定される。1万円券が指定されると、区分
モード記憶部11には、1万円券のみを表券と裏券とに選
別集積するモードが設定され、表示部7に表示される。
第6図(b)は、当該モードにおける1万円券指定の場
合の整理情報の表示例を示す図である。この図に示すよ
うに、「1万円」の表示欄には、「oA ub」なるコード
が表示され、「5千円」,「千円」の各表示欄には、
「C」なるコードが表示される。上記「oA ub」なるコ
ードは、該当紙幣(この場合は、1万円券)の表券を、
ポケット4Aに集積し、裏券をポケットBに集積すること
を意味する。この例においては、1万円券以外の他の金
種(5千円券、千円券)は、ポケット4Cにまとめて集積
され、リジェクト券はポケット4Rに集積されるようにな
っている。
当該モードは、各ポケット4A,4B内の集積紙幣の抜き
取りを指示するタイミングの設定方法により、さらに、
次の二つのモードに分けられる。一つは、ポケット4Aに
集積される表券とポケット4Bに集積される裏券との合計
枚数が所定の設定枚数に達した時、両ポケット4A,4B内
の紙幣の抜き取りを指示するモードである(このモード
を、第4−1のモードという)。他は、両ポケット内に
各々集積される表券と裏券が、各々、設定枚数に達した
時、個別に、各ポケット内の紙幣の抜き取りを指示する
モードである(このモードを、第4−2のモードとい
う)。第6図(a),(b)に示すように、第4のモー
ドの設定当初においては、「合計」の表示欄には、第4
−1のモードが設定されたことを意味する「4−1」が
表示される。ここで、操作者は、整理紙幣の量などを考
慮して、第4−2のモードに変更したい場合は、テンキ
ーTKの中の「4」キーを再度押下すれば良い。この
「4」キーの操作により、第4−1および第4−2のモ
ード間の相互変換を行うことができる。
操作者は、第6図(b)に示す画面を見て、当該モー
ド(第4−1のモード)による区分整理を希望する場合
には、「スタート」キー5を押下する。これより、当該
装置は、区分モード記憶部11に記憶された内容(第6図
(b)に示す区分内容)に従って、紙幣を区分集積する
作業を開始する。通常の区分作業時においては、プール
フル検知部19は、各ポケット毎の満杯を検知するが、当
該第4−1のモードにおいては、当該指定金種(1万
円)の表券と裏券との加算処理を行い、この加算処理に
基づいて、満杯を検知する。
(e)第5のモード 第5のモードは、3金種の紙幣(1万円券、5千円
券、千円券)を混合状態のまま、表裏区分するモードで
ある。
当該モードを設定するには、まず、「整理」キーSKを
押下して、整理モードにし、次に、テンキーTKの中から
「5」キーを選択して押下する。これにより、当該モー
ドが選択される。当該モードが選択されると、整理モー
ドデータ記憶部10から当該モードの整理情報が読み出さ
れ、該整理情報は区分モード記憶部11に設定される。そ
してこの区分モード記憶部11に設定された整理情報は表
示部7に表示される。第7図は、当該モードにおける整
理情報の表示例を示す図である。この図に示すように、
「1万円」,「5千円」,「千円」の各表示欄には、
「oA ub」なるコードが同時表示される。この「oA ub」
なるコードの同時表示は、1万円券、5千円券、千円券
のうち表券同士をまとめてポケット4Aに集積し、裏券同
士をまとめてポケット4Bに集積することを意味する。ま
た、「合計」の表示欄には、当該モード番号を意味する
「5」なるコードが表示される。なお、当該モードにお
いては、リジェクト券はポケット4Rに集積されるように
なっている。
操作者は、このモードにおける画面表示を見て、当該
モードによる区分整理を希望する場合には、「スター
ト」キー5を押下する。これより、当該装置は、区分モ
ード記憶部11に記憶された内容(第7図に示す区分内
容)に従って、紙幣を区分集積する作業を開始する。
(2)モードの設定変更 次に、いったん設定された区分モードを変更する手順
について説明する。たとえば、上記手順により、第1の
モードが設定されているとする。この時の表示画面は第
3図になっている。この場合において、操作者が第1の
モードを望まない場合には、テンキーTKの中からたとえ
ば「2」キーを押すと、第2のモードに設定変更され
る。これに伴って、表示画面は第3図から第4図に変わ
る。操作者は、表示画面(第4図)を見て、第2のモー
ドに設定変更されたことを知るが、第2のモードをも望
まない場合には、さらに、テンキーの中から、たとえば
「3」キーを押すと、第3のモードに設定変更される。
これに伴って、表示画面は第4図から第5図(a)に変
わる。操作者は、表示画面(第5図(a))を見て、第
3のモードに設定変更されたことを知るが、第3のモー
ドをも望まない場合には、さらに、テンキーTKの中か
ら、たとえば「4」キーを押すと、第4のモードに設定
変更される。これに伴って、表示画面は第5(a)図か
ら第6図(a)に変わる。操作者は、表示画面(第6図
(a))を見て、第4のモードに設定変更されたことを
知るが、第4のモードをも望まない場合には、さらに、
テンキーTKの中から、たとえば「5」キーを押すと、第
5のモードに設定変更される。これに伴って、表示画面
は第6(a)図から第7図に変わる。操作者は、表示画
面(第7図)を見て、第5のモードに設定変更されたこ
とを知る。そして、操作者は、第5のモードで区分整理
を行いたい場合には、「スタート」キー5を押下する。
これより、当該装置は、第5のモードで、区分整理の実
行を開始する。
なお、各種区分モードが選択される間、選択途中の区
分モードの内容は表示部7によって表示されるように構
成され、選択操作が確定しかつスタートキー5が操作さ
れると同時に、表示部7の表示内容は、表示制御部12に
より、金額計数部13で計数される金種別枚数または金額
および合計金額が表示されるように構成されている。
したがって、表示部7を区分モードの表示にも、ある
いは区分整理に伴う枚数・金額表示にも利用可能となる
効果を有する。
上記構成によれば、簡易かつ迅速な選択操作により、
多数の区分方法を選択することができる。このように、
区分態様(モード)の選択の幅が拡大したので、ユーザ
は、取り扱う紙幣の種類や量、混合の状態を考慮して、
一段と好適な区分態様で紙幣整理を行うことができる。
また、取扱説明書などのマニュアルが手元になくて
も、簡単な操作で、各種整理情報を画面表示することが
できるので、操作便利性の向上を達成することができ
る。
なお、この例においては、「整理」キーSK、テンキー
TK(必要に応じてさらに金種キーMK)を押下することに
より、各種区分モードを設定する場合について述べた
が、区分モード設定キー群FKbを構成する「表裏」キー
や「混合」キーを押下するとによっても、表裏区分や混
合区分を行うことができる。
また、上記した5つの区分態様に限らず、さらに複雑
な区分態様を定め、予め指定番号を付して整理モードデ
ータ記憶部10に記憶しておくこともできるものである。
「発明の効果」 以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、
多種多様な区分態様の中から、任意に選択された一つを
簡易かつ迅速に設定することができる。
請求項2記載の発明によれば、マニュアルなどの助け
を借りずに、容易かつ迅速に、所定の区分態様を設定す
ることができると共に、区分別集積先を容易かつ確実に
認識することができる。
したがって、操作の円滑化を図ることができ、また、
ミス操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例である紙幣区分集積機の
電気的構成を示すブロック図、第2図は、同実施例の操
作部を示す平面図、第3図ないし第7図は、同実施例の
各種区分モード時における整理情報の表示例を示す図、
第8図は、上記紙幣区分集積機の構成を示す外観斜視
図、第9図は、同側面図である。 1……装填部、2……鑑別部、3……振分部、4……集
積部、4R,4A,4B,4C……ポケット、6……操作部(入力
手段)、7……表示部、SK……「整理」キー、MK……金
種キー、TK……テンキー(置数キー)、9……選択部、
10……整理モードデータ記憶部、11……区分モード記憶
部、12……表示制御部。
フロントページの続き (72)発明者 津田 利久 東京都北区東田端1丁目12番6号 ローレ ル精機株式会社東京研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−211186(JP,A) 特開 昭57−182294(JP,A) 特開 昭57−41780(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装填部へ投入された紙幣を鑑別し、金種
    別、表裏別、真偽別などに区分して集積する紙幣区分集
    積機において、 複数種類の区分態様の各々に指定番号を付し、前記区分
    態様毎に、前記指定番号、区分態様、区分別集積先など
    の区分データを格納する整理モードデータ記憶部と、 前記指定番号を入力する入力手段と、 前記指定番号が入力されると、前記整理モードデータ記
    憶部から、入力された指定番号に対応する前記区分デー
    タを読出して、当該指定番号の区分態様を設定する区分
    モード記憶部とを有することを特徴とする紙幣区分集積
    機。
  2. 【請求項2】前記整理モードデータ記憶部から区分デー
    タが読出されると、読出された区分データのうち、少な
    くとも、指定番号、区分別集積先を表示する表示部を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の紙幣区分集積機。
JP1248318A 1989-09-25 1989-09-25 紙幣区分集積機 Expired - Lifetime JPH0816940B2 (ja)

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