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JPH08168366A - 漬物用野菜の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

漬物用野菜の洗浄方法及び洗浄装置

Info

Publication number
JPH08168366A
JPH08168366A JP33478094A JP33478094A JPH08168366A JP H08168366 A JPH08168366 A JP H08168366A JP 33478094 A JP33478094 A JP 33478094A JP 33478094 A JP33478094 A JP 33478094A JP H08168366 A JPH08168366 A JP H08168366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water flow
cleaning
pickled vegetables
washing
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33478094A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Furukoshi
三雄 古越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURUMAYA KK
Original Assignee
KURUMAYA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURUMAYA KK filed Critical KURUMAYA KK
Priority to JP33478094A priority Critical patent/JPH08168366A/ja
Publication of JPH08168366A publication Critical patent/JPH08168366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】漬け菜類の株元や葉先の異物を確実に除去でき
る洗浄方法を開示する。 【構成】噴気管2によって洗浄槽を横断する回転水流を
発生すると共に、分岐管2aにより、該回転水流を消失
させる拡散水流とを発生させる洗浄槽1と、この洗浄槽
1に沿って並設された搬送チェーン6と搬送ベルト7か
ら成る漬物用野菜の搬送手段とを有し、これらの搬送チ
ェーンと搬送ベルトとを、相対した状態で、同一方向に
駆動し、搬送ベルト7を、コイルバネによって付勢され
ている押圧転子8、8、…により、対面する搬送チェー
ン6に向けて押圧付勢した構成により、漬け菜をこれら
の搬送ベルトとチェーンとの間に1株づつ挟持して、洗
浄槽を移動させて、回転水流と拡散水流とで洗浄するこ
とを特徴とする漬物用野菜の洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漬物用野菜の洗浄方法
及びこの洗浄方法を実施する洗浄装置に関するものであ
り、特に、漬け菜の洗浄に好適な方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】野沢菜や高菜などの洗浄装置としては、水
槽の両側に、噴水管を配設して、一方向の水流を発生さ
せ、噴水管からの水流で漬け菜を洗いながら、水流に乗
せて移動させ、水槽端部の網目状ベルトを持つコンベヤ
装置で、水中の野菜を水きりしながら、上方に運び出す
装置がある。この装置は、漬け菜類が、互いにランダム
に重なった状態で、移動するため、水流が直接ぶつかっ
て、よく洗われる部分と、水流が殆ど届かないで、汚れ
が落ちないまま通過してしまう部分とが混在するので、
どうしても人手による手直しが必要であった。
【0003】特に、漬け菜類は、茎が密に重なりあう株
元は、必ず、砂やゴミが溜まっているが、従来の装置で
は、この株元の洗浄を完全に行うことは、極めて困難
で、一旦、洗浄装置100を通したものを、タライ状の
洗浄槽に移して、人手により、株元を開いて、水ですす
ぐなどの操作が必要であった。この洗浄操作は、時間が
かかるので、多くの人手を必要とし、漬物製造工程にお
けるネックとなっており、又、コスト上昇の要因となっ
ている。
【0004】本発明者は、このような欠点を解消して、
漬物用野菜の洗浄が、ムラなく確実に行うことができ、
特に、漬け菜類の株元のゴミや砂を確実に除去できる洗
浄方法と洗浄装置とを、先に、実開平6−261729
号公報として開示した。これは、水流発生装置を備えた
洗浄槽と、この洗浄槽の上面開口部に沿って対設された
一対の巻掛け伝導装置から成る漬物用野菜の搬送手段と
を有し、該搬送手段は、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻
掛けられたチェーンやベルトなどの無端条体の搬送方向
に移動する側を互いに対面させて設けると共に、相対す
る無端条体の一方を、弾発的に支持された複数の押圧転
子により、対面する他方の無端条体に向けて押圧付勢し
た構成を有する漬物用野菜の洗浄装置を用い、この洗浄
槽に沿って、漬物用野菜を、無端条体間において挟圧保
持して前記洗浄槽を移動させる間に、漬物用野菜が自動
的に洗浄されるものである。
【0005】上記の方法及び装置は、水流発生装置によ
って洗浄槽を横断する方向に奔流を発生させ、その水流
によって野菜を洗浄させながら、搬送手段によって挟持
される漬物用野菜を、その流れと直交方向に移動させる
ことにより、野菜についたゴミや砂などを除去するよう
になっている。したがって、水流発生装置による水流が
強力であるほどゴミの除去率は向上する筈である。
【0006】しかしながら、野沢菜などの漬け菜類の洗
浄においては、漬け菜は、一旦、塩漬けして、しなやか
にしたものを洗浄するため、漬け菜類は、横断水流に沿
ってしなやかに屈曲して最も抵抗の少ない形態をとり、
株元付近や茎の部分は別として、葉先の部分は、流れの
抵抗を受けて、すぼまってしまい、葉に包まれてしまっ
たゴミは、水流を強くしても除去できない場合があっ
た。
【0007】又、上記洗浄装置において、搬送手段は、
プーリやスプロケットによって駆動される無端条体間に
野菜類を挟持して、搬送するものである。その際、洗浄
すべき野菜類が、水流に翻弄されて、その一部分が無端
条体に絡まってしまうことが生じる。このようなこと
が、無端条体が方向転換する搬送末端付近において生じ
ると、ベルトやチェーンが、プーリやスプロケットから
脱落してしまい、搬送が中断する事故につながるおそれ
があった。
【0008】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、無端条体へ被洗
浄物が絡んで搬送手段が停止してしまうことのない漬物
用野菜の洗浄装置を開示することにある。本発明の第2
の目的は、水流によって葉先内に閉じ込められたゴミを
葉先を開いて洗浄して除去することができる洗浄方法及
び洗浄装置を開示することにある。本発明の第3の目的
は、水流による洗浄操作に加えて、被洗浄物を洗浄槽内
で強制的に揺動させることにより、洗浄効果を更に高め
た洗浄方法及び装置を開示することを目的としている。
【0009】
【発明の構成】本発明の第一の要旨は、洗浄槽の長手方
向に沿って、一対の巻掛け伝導装置を並設し、漬物用野
菜を、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻掛けられた無端条
体間において挟圧保持して前記洗浄槽を移動させる漬物
用野菜の洗浄方法において、洗浄槽の上層に、漬物用野
菜の挟圧保持部付近から、洗浄槽の長手方向と直交する
方向に向かう横断水流を発生させると共に、洗浄槽中1
カ所以上において、前記横断水流を打ち消す拡散水流を
発生させることにより、漬物用野菜が、横断水流と拡散
水流とによって、洗浄されることを特徴とする、漬物用
野菜の洗浄方法にある。
【0010】上記第一要旨にかかる洗浄方法において、
横断水流を打ち消す水流としては、横断水流の方向と逆
方向に向かうもう一つの横断水流を発生させて、両者を
衝突させて、互いの水流を打ち消す方法や、横断水流に
向けて下方から直角に衝突する上昇水流を衝突させる方
法などがある。横断水流が、打ち消されて四方へ向かう
拡散水流になることにより、水流により窄まって互いに
重なり合っていた漬物用野菜は、拡散水流に乗って拡が
り、包み込まれていたゴミなどが、水流にさらされるこ
とにより、除去される。特に、漬け菜類の場合、蕪を切
除した部分に土などの異物がこびりついて水流のみでの
除去が難しい場合があるが、その場合は、挟圧保持され
た漬物用葉菜の株元に臨んで、回転ブラシを設けて、そ
れによって、洗浄すると確実に除去される。
【0011】本発明の第二の要旨は、上記第一要旨にお
いて規定される洗浄方法において、洗浄槽上方に設けた
往復駆動手段により上下動する揺動体により、洗浄槽を
移動する漬物用野菜を洗浄水中において揺動させる操作
を加えることを特徴とする漬物用野菜の洗浄方法にあ
る。
【0012】第二要旨にかかる方法は、野菜を傷つけな
い程度の可撓性を備えた素材、例えば、軟質塩化ビニー
ル樹脂などのような柔軟性を有するプラスチック板、発
砲プラスチック板、ゴム板、支柱間に張設された綱類、
ゴム製バルーンなどから成る揺動体を上下に動かして、
洗浄槽中を移動しつつある野菜を水中に押し下げて揺さ
ぶることにより、水流では除去できなかったゴミを取り
去るものである。
【0013】本発明の第三の要旨は、洗浄槽と、該洗浄
槽の上面開口部に沿って並設された一対の巻掛け伝導装
置から成る漬物用野菜の搬送手段とを有し、該搬送手段
は、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻掛けられた無端条体
の搬送方向に移動する側を互いに対面させると共に、該
相対する無端条体の一方を、弾発的に支持された1以上
の押圧転子により、対面する他方の無端条体に向けて押
圧付勢した構成を有する漬物用野菜の洗浄装置におい
て、無端条体が搬送末端付近でUターンする直前の位置
において、該無端条体を通過自在に囲むリング部材と、
該リング部材に一端で結合して該リング部材を支持する
支持部材とから成る絡み付き防止手段が設けられている
漬物用野菜の洗浄装置にある。
【0014】上記において、リング部材は、無端条体が
抵抗なく通過できる程度の通過開口をもっていればよ
く、又、リング部材は、完全なループである必要はな
く、例えば、無端条体が通過可能な切れ目を備えていて
もよい。絡み付き防止手段は、漬け菜の洗浄の場合は、
主として、ベルトとプーリとから成る巻掛け伝導装置の
無端条体に取り付けられるが、野菜が剛性を備えていて
絡んだ際にチェーンを外してしまう場合には、チェーン
側にも取り付けることは、勿論である。リング部材の支
持部材は、リング部材を固定位置で支持してもよいが、
コイルバネ等のバネ部材によってリング部材を一側に付
勢した状態で支持することにより、搬送手段からの脱離
が、所定の定位置で確実に行われる効果がある。
【0015】本発明の第四の要旨は、洗浄槽と、該洗浄
槽の上面開口部に沿って並設された一対の巻掛け伝導装
置から成る漬物用野菜の搬送手段とを有し、該搬送手段
は、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻掛けられた無端条体
の搬送方向に移動する側を互いに対面させると共に、該
相対する無端条体の一方を、弾発的に支持された1以上
の押圧転子により、対面する他方の無端条体に向けて押
圧付勢した構成を有する漬物用野菜の洗浄装置におい
て、洗浄槽の搬送手段寄りに位置し洗浄槽を横断する水
流を発生する水流発生管を前記洗浄槽の長手方向に伸長
させて配設すると共に、該水流発生管には、洗浄槽を横
断する方向に1以上の分岐管を延設し、該分岐管から、
真上に向かう水流を発生するように構成したことを特徴
とする漬物用野菜の洗浄装置にある。
【0016】この第四要旨に規定される装置は、洗浄槽
の長手方向に沿って伸長する水流発生管が、洗浄槽を横
断する方向の水流により洗浄されつつ移動し、分岐管の
真上に到達したとき、分岐管からの真上に向かう水流
は、洗浄槽を横断する水流を打ち消して、四方へ向かう
水流を出現させているので、一方向の流れにより葉先部
分が窄まっていた漬け菜類は、四方に拡がる水流で葉先
を開き、中に包み込まれていたゴミが除去される。水流
発生管は、循環ポンプによって送られた加圧水を噴出す
るもの、加圧空気を噴出するものなどである。
【0017】本発明の第五の要旨は、洗浄槽と、該洗浄
槽の上面開口部に沿って並設された一対の巻掛け伝導装
置から成る漬物用野菜の搬送手段とを有し、該搬送手段
は、前記巻掛け伝導装置の夫々に巻掛けられた無端条体
の搬送方向に移動する側を互いに対面させると共に、該
相対する無端条体の一方を、弾発的に支持された1以上
の押圧転子により、対面する他方の無端条体に向けて押
圧付勢した構成を有する漬物用野菜の洗浄装置におい
て、洗浄槽の上方に往復駆動手段を設けると共に、可撓
性素材から成る揺動体を前記往復駆動手段に連結して、
該揺動体を洗浄槽中に進入離脱自在に臨ましめたこと特
徴とする漬物用野菜の洗浄装置にある。
【0018】往復駆動手段としては、電動モータとクラ
ンク機構との組み合わせ、電動モータとラック,ピニオ
ン機構との組み合わせ、空圧,油圧等の流体圧シリンダ
によるもの、流体圧による揺動モータ等が利用できる。
揺動体としては、可撓性素材で構成されていることが望
ましい。例えば、発泡プラスチック板、発泡ゴム板、軟
質プラスチック板などである。この揺動体が、搬送手段
によって、洗浄槽中を移動しつつある野菜を洗浄槽の底
部に向けて押し込む操作を行う。この揺動体の動作は、
漬け菜類等の被洗浄物は、その比重(水に浮くか否か)
や横断水流若しくは拡散水流の影響、下方に押されるこ
とにより被洗浄物自体が生じた波動と洗浄槽の底面や側
壁から反射して帰って来る波動との合成効果等を勘案し
て、実験的に定める。野菜類は、水中において、揺動体
によって、ゆっくりと傷つかない限度で振り洗いされた
ように揺さぶられて、ゴミや汚れが除去される。
【0019】上記第三乃至第五要旨に規定される洗浄装
置において、搬送手段は、1基のみとは、限らないので
あって、搬送手段が、第一搬送手段とこれに接続する第
二搬送手段とから成り、前記第一搬送手段の搬送終端付
近に、前記第二搬送手段の搬送始端を臨ましめた構成の
洗浄装置も当然に含まれる。したがって、例えば、第二
搬送手段に沿って、その両側には、一対の洗浄槽が隔壁
を介して設けられており、両洗浄槽の夫々には、前記隔
壁に沿って上方に向かう水流を発生する水流発生管が配
設されていると共に、該水噴射管の1カ所以上から横に
分岐して、真上に向かう水流を発生する水流発生管が設
けられていることを特徴とする漬物用野菜の洗浄装置
も、本願発明に含まれる。
【0020】更に、この一対の洗浄槽を持った洗浄装置
の、両洗浄槽の上方に、往復駆動手段を設けると共に、
可撓性素材から成る揺動体を前記往復駆動手段に連結し
て、該揺動体を洗浄槽中に進入離脱自在に臨ましめた構
成を有する漬物用野菜の洗浄装置も本願発明に含まれる
ものである。
【0021】隔壁を隔てて、搬送手段の両側に洗浄槽を
設けて、長尺の被洗浄物の中程を挟持して搬送すれば、
被洗浄物が漬け菜類であるとすれば、株元や葉先の部分
が同時に上昇水流に翻弄されてゴミや汚れがよく落ち
る。
【0022】本願において、無端条体とは、無端チェー
ン,無端ベルト,無端ロープ等に代表されるループ状の
巻掛け伝導可撓条体を意味するものであり、又、洗浄槽
としては、ポンプや撹拌翼等によって水流を発生する装
置、ブロアPや空気圧縮機等から送られる加圧空気を噴
出する噴気管により水流を発生する装置、被洗浄物に対
して、水を噴射する水噴射装置、或いは、被洗浄物の移
動域に沿って設けられた回転ブラシ装置等を備えている
水槽も含まれる。
【0023】
【実施例1】図1は、本発明を、漬け菜の洗浄用装置と
して具現した実施例を平面方向から見た配置を示すもの
である。図1において、略ヘ字形に屈曲して配置した2
槽の箱形水槽に、噴気管2、22を設けて、第1洗浄槽
1及び第2洗浄槽21が、夫々形成されている。第1洗
浄槽1の入り口側1bから、中央付近の第2洗浄槽の入
口21aに至る部分に沿って設けられた第一搬送手段F
は、後に詳述するように、支持フレーム5に沿って設け
られた巻掛け伝導装置のチェーン6の緊張側とベルト7
の緊張側とで、漬け菜200の株元を挟持して、第1洗
浄槽1を入り口側1bから第2洗浄槽入口21a付近ま
で移動させ、その間に主として漬け菜の茎や葉先部分を
中心に、上方に噴気する噴気管2によって生起する奔流
により洗浄を行う。
【0024】このような第一搬送手段Fの搬送方向に対
して、鋭角をなして、第二搬送手段Rが設けられてい
る。第二搬送手段Rは、その搬送始端31を、第一搬送
手段Fの終端11若しくはその付近に臨ましめて設けら
れており、且つ、第2洗浄槽21の中央部付近に沿っ
て、第2洗浄槽21を縦断する方向に設けられている。
【0025】図2は、洗浄槽1とこれに付設された第1
搬送手段Fを示すもので、第1洗浄槽1は、箱状の左右
に長い水槽で、該水槽の底部付近には、噴気管2が、そ
の長手方向に沿って左右一杯に伸長して設けられてい
る。噴気管2の一端は、槽外に突出してブロアPの吐出
口に接続している。ブロアPは、図2においては、洗浄
槽の下方に位置しているが、これはあくまで作図上の便
宜のためで、実際は、洗浄槽の水位より上に設置され
る。3は、水補給管で、一端は、水道管に直結してお
り、他端は、洗浄槽1の水面に向けて放射状に噴水する
噴水ノズルとなっている。4は、消毒液タンクで、適量
の消毒液を水補給管3内に放出する。
【0026】このような洗浄槽1の長手方向に沿って、
洗浄槽の縁に沿って支持フレーム5が、設けられてい
る。この支持フレーム5の左右両端付近には、洗浄槽1
の上縁の高さとほぼ同じ高さに、駆動スプロケット6a
と従動スプロケット6bとが、支持されており、これ
に、無端条体としての搬送チェーン6が巻掛けられて巻
掛け伝導装置を形成している。この巻掛け伝導装置の直
上に、該伝導装置と平行して、駆動プーリ7aと従動プ
ーリ7bに無端の搬送ベルト7を巻掛けて成る巻掛け伝
導装置が設けられている。これらの駆動スプロケット6
a及び駆動プーリ7aは、図示を省略した減速機付モー
タにより、回転駆動される。
【0027】搬送チェーン6の緊張側(上側)は、図1
において、右から左へ移動するように、又、搬送ベルト
7の緊張側(下側)も、同様に、右から左へ駆動される
ように、夫々設定され、且つ、チェーンの移動域に近接
して左右一対あて設けられた変向プーリ7c、7cによ
り、これらチェーン及びベルトの緊張側は、わずかの間
隙を隔てて対面している。変向プーリの位置は、洗浄さ
れるべき野菜の種類に応じて、上下に位置を変えて設定
できるようにしておくことが望ましい。7d、7dは、
テンションプーリである。
【0028】搬送ベルト7の緊張側には、多数の押圧転
子8、8、…が、設けられており、ベルト7を搬送チェ
ーン6の緊張側に向けて押圧付勢している。押圧転子8
の押圧機構は、図3に示すように、支持フレーム5に植
設した軸8aにより、上下方向に揺動自在に支持された
支承腕8bの先端に、転輪8cを回動自在に取り付ける
と共に、支承腕8bの中途に突設したバネ固定用突起8
dと、支承腕より上方において、支持フレーム5に固着
したバネ受け部材8eとの間に、圧縮バネ8fを介設し
た構成を有するものである。勿論、これは支承腕8bよ
り下方に設けた引っ張りバネにより、転輪8cを搬送ベ
ルト7に圧接する構成でもよい。
【0029】このような第1搬送手段Fの搬送ベルト7
が、駆動プーリ7aの回りで、Uターンする直前の搬送
末端付近の位置において、該ベルト7を通過自在に囲む
リング部材15が設けられている。(図4参照)。この
リング部材は、該リング部材15に一端で固着し他端に
雌ネジ部16aを備えた支持棒16と、断面形状がコ字
形をなし、一対の対向片17a、17aを支持フレーム
5から側方に突出させる状態で該フレーム5に固定さ
れ、支持棒16を対向片17a、17aに穿設された遊
挿孔(図示せず)を通して保持する保持片17と、該支
持棒16の保持片17からの突出部に装着され上部の対
向片17aと雌ネジ部に螺合するバネ押さえネジ18と
の間に介在せしめたコイルバネ19と共に、絡み付き防
止手段Kを構成している。コイルバネ19は、リング部
材を上方に付勢し、従って、第1搬送手段の終端11付
近のベルトは、上方に引き上げられるように、付勢され
ている。但し、この付勢手段は、必須のものではない。
【0030】又、噴気管2は、第1洗浄槽1の一端か
ら、該洗浄槽の底部に入り、第1搬送手段寄りの位置を
保って、洗浄槽1の長手方向に入口側1bから終端11
付近へと伸長している。この噴気管2には、途中で、洗
浄層1を横断する方向に分岐管2a、2a、…が適宜な
間隔をおいて設けられている。これらの噴気管2及びそ
の分岐管2aには、上方に空気を噴射する噴気孔2b、
…が開口している。したがって、噴気管2は、洗浄槽1
の第1搬送手段側の側壁に沿って上昇し、水面に達した
ら水面を横断し、次いで第1搬送手段と反対側の側壁面
に沿って下降し、第1洗浄槽底面を横断して、噴気管2
に至る、一連の回転水流を発生する。分岐管2aも、同
様に、その直上に向けて噴気し、従って、分岐管2aの
回りの水は、直上に昇る水流となり、上面に達して水面
を盛り上げたのち、四方に拡散する拡散水流となる。
【0031】一方、第二搬送手段Rは、その搬送始端3
1を、第一搬送手段Fの終端若しくはその付近に臨まし
めて設けられている。これは、図5および6に示すよう
に、角パイプ状の下部フレーム35の両端付近を切り欠
いて、これに駆動スプロケット36aと従動スプロケッ
ト36bとを設け、これに、ループ状の搬送チェーン3
6を巻掛け、その緊張側を下部フレーム35の上面35
aに沿って張り、緩み側を下部フレームの内部35bを
通して張ってある。この下部フレーム35は、ボルト等
の固着具により、第2洗浄槽21の中央に設けた仕切壁
22(図8参照)の上部に固定されている。
【0032】この下部フレームの直上に近接して、コ字
形の枠材34bに角パイプから成る支柱34aを横架し
て成る上部フレーム34が、下部フレーム35と平行
に、洗浄される野菜類の性状に応じて定められる若干の
間隙をあけて、設けられている。31a、31aは、床
上に立脚し、上部フレーム34の枠材34bに固着し
て、該フレームを所定の位置に支持固定するコ字形の脚
体である。上部フレーム34には、支柱34bの両端付
近下部に駆動プーリ37a及び従動プーリ37bが設け
られている。
【0033】この両プーリには、無端の歯付ベルトから
成る搬送ベルト37が巻掛けられている。このベルトの
緊張側は、支柱34aに支持された押圧転子40、4
0、…により、前記搬送チェーン36に圧接されてい
る。押圧転子40は、図6に示すように、支柱34aを
挟んで上下に摺動自在に外接する又状の軸受アーム42
の下端に、転輪41を回動自在に支持し、軸受アーム4
2の頂部には、孔43aを穿設して、該孔の周囲に円筒
部43を設ける一方、支柱34aの頂部に立設した案内
ロッド45を、前記円筒部43に貫通させて、該ロッド
45の上端に設けたバネ圧調節ナット46と軸受アーム
頂部との間にコイルバネ44を介設して、転輪41を搬
送チェーンに向けて付勢する構造を有するものである。
【0034】このような第2搬送手段Rの搬送終端付近
の搬送ベルト37にも、絡み付き防止手段Kが設けられ
ている。これは、第1搬送手段に取り付けたものとほぼ
同様の構成で、プーリ37a付近において、緊張側のベ
ルト37を通過自在に囲むリング部材15及びその支持
棒16等を、支柱34aに固定した保持片17によって
弾発的に上方に付勢しつつ遊動自在に保持する構成であ
る。絡み付き防止手段は、洗浄すべき漬物用野菜の性質
によっては、不要の場合がある。
【0035】押圧転子は、又、図7に示すように、又状
の軸受アーム52の上端から直角にレバーアーム52a
を一体的に延設し、該レバーアームの端部を支柱34a
に枢支すると共に、軸受アームの頂部52bにU字形の
切欠53を設けて、これに、支柱上面に立設した案内ロ
ッド45を挿通し、ナット46と軸受アーム52の頂部
との間に介設したコイルバネで、転輪41を下方に付勢
するものでもよい。
【0036】第2洗浄槽21は、図8に示すように、そ
の長手方向に沿って槽内を縦断する仕切壁22によって
隔てられた一対の洗浄室23a,23bを備えている。
これらの洗浄室には、それぞれ噴気管24,25が、水
流発生管として、仕切壁22寄りで、底部付近の位置に
配設されている。右洗浄室23aの噴気管25の上方に
は、仕切壁22から斜め上方へ突出する水流変向板22
aが設けられている。又、左洗浄室23bに配設された
噴気管には、適宜な間隔で、分岐管24aが、左洗浄室
を横断する方向に延設されている。分岐管24a、噴気
管24、25には、適宜なピッチで、真上に空気を噴射
する噴気孔が開口していることは、第1洗浄槽の噴気管
と同じである。
【0037】このような第2洗浄槽21の左右側壁の上
縁21a、b間に、コ字形の枠材61、61が、若干の
間隔をおいて跨設されており、両枠材61、61の水平
部間を固定する連結部材62により、強固なフレーム6
0が、第2洗浄槽上に構築されている。第2洗浄槽21
の左側壁上縁21bに立脚する一対の枠材61、61の
垂直部61a、61aの夫々には、等長の上下一対の揺
動アーム63a,bが、一端で回動自在に軸着されてお
り、この上下一対の揺動アーム63a,bは、夫々、連
結片64、64によって、回動自在に連結されると共
に、図9において、左右の連結片64、64と、左右両
側枠材61、61において、上下に一対づつ設けられた
上下揺動アーム63a、63bとは、共通の上下一対の
連結軸65a、bによって、回動自在に軸支されること
により、フレーム60の一側垂直部を固定節とする平行
リンクをなしている。
【0038】この平行リンクをなす揺動アーム63aの
一つが、フレーム60の上部に装着したギヤモータMの
回転軸とクランク機構を介して連結することにより、連
結片64、64は、モータの回転に伴い、上下方向に揺
動する。連結片64、64の下端には、両端が左右洗浄
室の中央上方に及んでいる支持枠65が固設されてい
る。図8において、この支持枠65の左右端縁付近か
ら、下方に、一対の揺動体66a,bが支持棒67a、
bを介して垂設されている。夫々の揺動体66a,b
は、発泡ゴムから成る板状体で、その平面部を洗浄槽の
長手方向と平行にして設けられている。
【0039】揺動体の下端は、モータの回転に伴って、
洗浄槽内に進入して搬送されつつある野菜類を水中に押
し込むことができる。その際、揺動体の下端縁に、波形
の凹凸部68を設けておくことにより、揺動体は野菜類
を捉えやすい。また、揺動体は、洗浄すべき野菜類が疵
つき易い素材である場合は、発泡ゴム等の、下方への押
し込み力を伝えることのできる剛性と、野菜類を傷つけ
ない可撓性とを備えた素材が好ましいが、例えば、根菜
類等のような素材の場合は、板状体の代わりに、回転ブ
ラシなどを採用することもできる。
【0040】
【作用】以上に述べたようなベルトとチェーンとの巻掛
け伝導装置の一対から成る第1及び第2搬送手段と、第
1及び第2洗浄槽と、及び、第1洗浄槽の入り口側1b
に臨んで設けられた搬入ベルトコンベヤ9と、第2洗浄
槽の出口に設けられた水きり台18から構成される上記
実施例にかかる洗浄装置を用いて、漬け菜を洗う方法に
ついて説明する。尚、この装置は、ベルトコンベヤ9や
各搬送チェーン及び搬送ベルトは、共に、同一の速度で
移動するように設定されている。
【0041】作業者が、搬入コンベヤ9に隣接しておか
れた台(図示せず)などから、漬け菜200を、その株
元201付近が搬送チェーン上にくるようにして、1株
づつ、搬入コンベヤ上に置いていくと、漬け菜は、ベル
トコンベヤ9上を移動し、変向プーリ7c付近に到達す
る。
【0042】すると、漬け菜の株元201は、チェーン
6とベルト7に挟持されて搬送され、洗浄槽1内に入
り、ゆっくり洗浄槽の出口側1cに向かって移動する。
漬け菜200は、夫々、太さや株の大きさが、少しづつ
異なるが、所定のピッチで設けられている押圧転子8、
…が、搬送ベルト7を搬送チェーンに向けて押し付けて
いるので、漬け菜が、ベルトから外れてしまうことは全
くない。洗浄槽1内では、噴気管2から噴出する空気
が、株元付近から葉先に向かい、次いで洗浄槽1の側壁
に当たって下降し、再び噴気流と共に上昇するという流
れを繰り返す、回転奔流を発生させて漬け菜を洗う。
【0043】漬け菜が移動して、分岐管2aの上方付近
にくると、分岐管によって生起される上昇流により、回
転奔流は、分断されて、上面において四方に向かう拡散
水流となっているので、奔流の抵抗により細く窄まって
いた漬け菜は、この拡散水流に乗って葉先を開く。漬け
菜は、このような洗浄作用を交互に受けながら移動す
る。槽内には、水供給管から、一定量の新鮮な水が放射
状に噴射されて供給されるので、この水供給管付近を通
過した漬け菜には、奔流によりに発生し付着した泡が消
されて、出口側付近では、殆ど、泡が見られなくなる。
出口側1cにおいて、変向プーリ7cを通過した漬け菜
は、搬送チェーン及びベルトによる挟持から解放され
る。
【0044】漬け菜は、回転奔流や拡散水流にさらされ
て、一部分が、搬送ベルト7に絡まったまま送られる場
合が生じる。この場合、漬け菜は、搬送終端11におい
て、駆動プーリ7aに巻き付いたり、あるいは、該プー
リとベルト7との間に挟まれることにより、ベルト7の
脱輪事故の原因となる。このような事故を未然に防ぐの
が、絡み付き防止手段Kであり、ベルト7を囲むリング
部材15は、ベルト7に付着する漬け菜が、それ以上ベ
ルトと一緒に移動するのを阻止することにより、絡み付
きを防止する。また、バネ19は、押さえネジ18を調
節することにより、ベルト7の上方への張りを調節し、
漬け菜を解放するタイミングを確実にする。
【0045】このような第1搬送手段Fの搬送方向に対
して、鋭角をなして、第2搬送手段Rが設けられてい
る。漬け菜200は、第1搬送手段によって搬送されつ
つ主として葉先側を洗浄されて、その第1洗浄槽末端1
c付近にくると、第2搬送手段Rの搬送始端31が、第
1搬送手段にごく近接して臨ましめてあるので、漬け菜
200は、その株元201付近を第1搬送手段に、中央
部付近を第2搬送手段に夫々挟持される。そして、株元
が、屈曲部10a付近の変向プーリ7cを通過すると、
漬け菜200は、第1搬送手段から解放され、その中央
部付近を挟持する第2搬送手段によって第2洗浄槽入口
側21aから第2洗浄槽21に入り、該洗浄槽21の末
端21bに向けて搬送される。
【0046】このとき、漬け菜200は、図8に示すよ
うに、株元201側が右洗浄室23aに浸かり、葉先側
202は、左洗浄室23bに浸かった状態で移動する。
仕切壁22を挟んで第2搬送手段Rの直下に設けられて
いる噴気管24、25が生起する奔流は、株元側におい
ては、水流変向板22aにより方向を変えて、株元の茎
を押し広げるようにして、株元のゴミや砂を洗い流す。
葉先側は、第1洗浄槽1における洗浄操作とほぼ同様の
操作を受ける。
【0047】このようにして、漬け菜200が、揺動体
66a、bの下に来ると、揺動体は、被洗浄物の浮力に
よる浮き上がり速度と被洗浄物の可撓性の程度、漬物野
菜の性質等によって定める適宜な速度と周期とで、上下
動しているので、漬け菜は、あたかも、手で水中で振り
洗い若しくは揉み洗いされたよう洗浄操作をうける。揺
動体による洗浄操作をへた漬け菜は、更に、水流に仕上
げ洗浄を受けた後、出口側21bに到達し、水切り台1
8上に、取り出される。
【0048】上記実施例では、無端条体として、チェー
ンとベルトとを対にして用いた例を示したが、これは、
チェーンのみでも、又、ベルトのみでもよく、被洗浄物
の性状により、ロープを併用することもできる。水流発
生手段としては、水流をポンプで噴出させるものでもよ
い。また、漬け菜の場合に、ベルトコンベヤ9に沿っ
て、回転ブラシを設けて、洗浄槽に入る前に株元側に付
着し易いゴミを取り除いてもよい。また、搬入ベルトコ
ンベヤの代わりに、複数のチェーンを周回させるチェー
ンコンベヤを用いてもよい。
【0049】
【効果】本願装置及び本願洗浄方法は、洗浄されるべき
野菜が重なる事なく個々に供給されて、洗浄され、更
に、分岐管の直上においては、拡散水流による洗浄操作
をうけるので、従来のように、洗いむらがなく、均一に
洗浄できる。特に、漬け菜類は、株元のゴミや砂、ある
いは、葉先の重なった部分に虫やゴミが残り易く、これ
を完全に除去できたか否かについて、どうしても、最後
には、人手によるチェック作業が必要であった。本願装
置は、この点の改良効果が大きくて、被洗浄物が、標準
的な素材であれば、殆ど手直しの必要がなく、人手に頼
ることなく、洗浄作業が完了し、信頼性が著しく向上し
た。本願装置及び方法によれば、従来の方法に比べて、
省力化の効果が高く、製造コストを大幅に低減できると
共に、食品として致命的な異物を完全に取り除くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面方向から見た説明
図である。
【図2】図1の実施例の第1洗浄装置及び第1搬送手段
を、正面方向からみた説明図である。
【図3】図1に示した実施例の押圧転子の詳細を示す説
明図である。
【図4】図1の絡み付き防止手段の詳細を示す正面方向
からみた説明図である。
【図5】図1の第二搬送手段Rを正面方向からみた一部
省略説明図である。
【図6】図5のB−B断面説明図である。
【図7】押圧転子の他の実施例を示す説明図である。
【図8】図1のA−A断面説明図である。
【図9】図8のC−C断面説明図である。
【符号の説明】
1、21 洗浄槽 2、24、25 噴気管 2a、24a 分岐管 5 支持フレー
ム 6 搬送チェー
ン 7 搬送ベルト 8、40 押圧転子 9 搬入ベルト
コンベヤ 66a、b 揺動体 F 第一搬送手
段 R 第二搬送手
段 K 絡み付き防
止手段 200 漬け菜 P ブロア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽の長手方向に沿って、一対の巻掛け
    伝導装置を並設し、漬物用野菜を、前記巻掛け伝導装置
    の夫々に巻掛けられた無端条体間において挟圧保持して
    前記洗浄槽を移動させる漬物用野菜の洗浄方法におい
    て、洗浄槽の上層に、漬物用野菜の挟圧保持部付近か
    ら、洗浄槽の長手方向と直交する方向に向かう横断水流
    を発生させると共に、洗浄槽中1カ所以上において、前
    記横断水流を打ち消す拡散水流を発生させることによ
    り、漬物用野菜が、横断水流と拡散水流とによって、洗
    浄されることを特徴とする、漬物用野菜の洗浄方法。
  2. 【請求項2】漬物用野菜が漬物用葉菜であって、挟圧保
    持された漬物用葉菜の株元が、回転ブラシによって洗浄
    される請求項1の洗浄方法。
  3. 【請求項3】洗浄槽上方に設けた往復駆動手段により上
    下動する揺動体により、洗浄槽を移動する漬物用野菜を
    洗浄水中において上下に揺動させることを特徴とする請
    求項1又は2の漬物用野菜の洗浄方法。
  4. 【請求項4】洗浄槽と、該洗浄槽の上面開口部に沿って
    並設された一対の巻掛け伝導装置から成る漬物用野菜の
    搬送手段とを有し、該搬送手段は、前記巻掛け伝導装置
    の夫々に巻掛けられた無端条体の搬送方向に移動する側
    を互いに対面させると共に、該相対する無端条体の一方
    を、弾発的に支持された1以上の押圧転子により、対面
    する他方の無端条体に向けて押圧付勢した構成を有する
    漬物用野菜の洗浄装置において、無端条体が搬送末端付
    近でUターンする直前の位置において、該無端条体を通
    過自在に囲むリング部材と、該リング部材に一端で結合
    して該リング部材を支持する支持部材とから成る絡み付
    き防止手段が設けられている漬物用野菜の洗浄装置。
  5. 【請求項5】洗浄槽と、該洗浄槽の上面開口部に沿って
    並設された一対の巻掛け伝導装置から成る漬物用野菜の
    搬送手段とを有し、該搬送手段は、前記巻掛け伝導装置
    の夫々に巻掛けられた無端条体の搬送方向に移動する側
    を互いに対面させると共に、該相対する無端条体の一方
    を、弾発的に支持された1以上の押圧転子により、対面
    する他方の無端条体に向けて押圧付勢した構成を有する
    漬物用野菜の洗浄装置において、洗浄槽の搬送手段寄り
    に位置し洗浄槽を横断する方向に向かう水流を発生する
    水流発生管を前記洗浄槽の長手方向に伸長させて配設す
    ると共に、該水流発生管には、洗浄槽を横断する方向に
    1以上の分岐管を延設し、該分岐管から、真上に向かう
    水流を発生するように構成したことを特徴とする漬物用
    野菜の洗浄装置。
  6. 【請求項6】洗浄槽と、該洗浄槽の上面開口部に沿って
    並設された一対の巻掛け伝導装置から成る漬物用野菜の
    搬送手段とを有し、該搬送手段は、前記巻掛け伝導装置
    の夫々に巻掛けられた無端条体の搬送方向に移動する側
    を互いに対面させると共に、該相対する無端条体の一方
    を、弾発的に支持された1以上の押圧転子により、対面
    する他方の無端条体に向けて押圧付勢した構成を有する
    漬物用野菜の洗浄装置において、洗浄槽の上方に往復駆
    動手段を設けると共に、可撓性素材から成る揺動体を前
    記往復駆動手段に連結して、該揺動体を洗浄槽中に進入
    離脱自在に臨ましめたこと特徴とする漬物用野菜の洗浄
    装置。
  7. 【請求項7】搬送手段が、第一搬送手段とこれに接続す
    る第二搬送手段とから成り、前記第一搬送手段の搬送終
    端付近に、前記第二搬送手段の搬送始端を臨ましめてあ
    り、第二搬送手段に沿って、その両側には、一対の洗浄
    槽が隔壁を介して設けられており、両洗浄槽の夫々に
    は、前記隔壁に沿って上方に向かう水流を発生する水流
    発生管が配設されていると共に、該水噴射管の1カ所以
    上から横に分岐して、真上に向かう水流を発生する水流
    発生管が設けられていることを特徴とする漬物用野菜の
    洗浄装置。
  8. 【請求項8】洗浄槽の上方に往復駆動手段を設けると共
    に、可撓性素材から成る揺動体を前記往復駆動手段に連
    結して、該揺動体を洗浄槽中に進入離脱自在に臨ましめ
    た請求項7の漬物用野菜の洗浄装置
JP33478094A 1994-12-19 1994-12-19 漬物用野菜の洗浄方法及び洗浄装置 Pending JPH08168366A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101320626B1 (ko) * 2013-08-07 2013-10-23 (주)명성 채소류 절임장치
JP2017201922A (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 有限会社家の修繕・ねっとわーく 野菜類洗浄槽
CN109953357A (zh) * 2019-05-14 2019-07-02 攸潇潇 一种一体式莲藕清洗机

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