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JPH0816353B2 - 住宅ユニットの接合構造 - Google Patents

住宅ユニットの接合構造

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Publication number
JPH0816353B2
JPH0816353B2 JP21560690A JP21560690A JPH0816353B2 JP H0816353 B2 JPH0816353 B2 JP H0816353B2 JP 21560690 A JP21560690 A JP 21560690A JP 21560690 A JP21560690 A JP 21560690A JP H0816353 B2 JPH0816353 B2 JP H0816353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
unit
housing
housing unit
bracket
Prior art date
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Application number
JP21560690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0497039A (ja
Inventor
和好 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Publication of JPH0497039A publication Critical patent/JPH0497039A/ja
Publication of JPH0816353B2 publication Critical patent/JPH0816353B2/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット工法の住宅を構成する住宅ユニッ
トの接合構造に関し、特にスキップフロア型のユニット
住宅に利用できる。
〔背景技術〕
従来より、床が半階ずらせて設けるスキップフロア型
の住宅が知られている。このスキップフロア型の住宅を
一般の鉄骨構造で建てるためには、第5図に示すよう
に、柱51に対して床を支持する梁52を互い違いに取付け
る必要があった。
しかしながら、このような構造では、強度を確保する
ために梁52が接続される柱51部分にダイヤフラム53を設
けなければならなかった。このため、複数の短い鉄骨柱
をダイヤフラム53を介して接続して柱51を形成しなけれ
ばならず、加工作業が煩雑なうえ溶接作業も多くなって
作業性が悪く、さらに、鉄骨の精度も低下するという問
題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、近年、工場で予め生産された住宅ユニット
を組み合わせて建てることで、現場作業割合を低下させ
て施工期間を短縮し、かつコストを低減するといった利
点を備えるユニット住宅が広く利用されるようになっ
た。
しかしながら、従来、一方の住宅ユニットの柱の上端
部または下端部と、他方の住宅ユニットの柱の長手方向
途中とを接合する構造がなかったため、ユニット工法に
よってスキップフロア型の住宅を建てることができなか
った。
このため、スキップフロア型の住宅を建てる場合に
は、前述した種々の問題を有する一般の鉄骨構造を用い
なければならないため、ユニット工法によるスキップフ
ロア型の住宅が望まれていた。
本発明の目的は、一方の住宅ユニットの上端部または
下端部と他方の住宅ユニットの柱の長手方向途中とを接
合することができ、よってスキップフロア型のユニット
住宅を建てることが可能となる住宅ユニットの接合構造
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の住宅ユニットの接合構造は、一方の住宅ユニ
ットの柱の上端部または下端部に柱の側面から突出した
突出部を有する接続板が設けられるとともに、他方の住
宅ユニットの柱の長手方向途中に接合部を有するブラケ
ットが設けられ、このブラケットの接合部および前記接
続板の突出部が接続されて前記一方の住宅ユニットの柱
の上端部または下端部と前記他方の住宅ユニットの柱の
長手方向途中とが接合されていることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
本発明においては、一方の住宅ユニットの柱の上端部
または下端部に設けられた接続板と、他方の住宅ユニッ
トの柱に設けられたブラケットとを接続することで、両
住宅ユニットは上端部または下端部と柱の長手方向途中
とで接合される。
この際、ユニット住宅においては、住宅ユニットの柱
の下端部間に床梁が結合されて床が配置されるので、柱
の上端部または下端部と柱の長手方向途中とで接合され
た各住宅ユニットの床は高さ方向にずれて配置され、ス
キップフロアが形成される。従って、スキップフロア型
のユニット住宅を建てることが可能となり、これらによ
り前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明は、第1図に示すように、スキップフロア型の
ユニット住宅1を建てる際に、通常の基礎2A上に配置さ
れた住宅ユニット3と、基礎2より住宅ユニット3の半
階分高く形成された高基礎2B上に配置された住宅ユニッ
ト4とを接合する構造である。
これらの住宅ユニット3,4は、第2図に示すように、
最上階に配置されるユニット3,4のみ天井梁5が設けら
れ、他のユニット3,4は、角型鋼管の柱6と、柱6の最
下部のダイヤフラム7間に結合されたH型鋼の床梁8と
で構成された、いわゆるU型ユニットが用いられてい
る。
住宅ユニット3の柱6の長手方向途中である高さ方向
中央部には、第3図および第4図に示すように、断面略
L字形のブラケット10が溶接固定されている。このブラ
ケット10の柱6から立設した接合部11には、接合用の穴
12が2つ形成されている。
一方、上下に配置された住宅ユニット4のうち、上側
の住宅ユニット4Aの柱の下端部であるダイヤフラム7
と、下側の住宅ユニット4Bの柱6の上端部である柱頭6A
との間には、平板状の接続板20が配置されている。この
接続板20は、住宅ユニット4A,4Bにより挟まれて圧着固
定される。すなわち、住宅ユニット4A,4Bは、ユニット4
Bの柱頭6Aに立設されたガイドピン23により位置合わせ
されるとともに、ダイヤフラム7内のナット25に螺合さ
れる高力ボルト25により接合される。従って、前記接続
板20は、高力ボルト25の締付けに伴いユニット4A,4Bに
より挟さまれて固定される。
この接続板20は、柱6の側面から突出した突出部21を
備えており、この突出部21には前記ブラケット10の穴12
に対応して2つの接合用の穴22が形成されている。
住宅ユニット4Aの柱6の下端部であるダイヤフラム
7、つまりユニット4Bの柱6の上端部である柱頭6Aに固
定された接続板20と、住宅ユニット3の柱6に固定され
たブラケット10とは、接合プレート30を介して接続され
ている。
この接合プレート30には、互いに直交する方向とされ
た長穴31,32がそれぞれ2つづつ形成されており、この
長穴31およびブラケット10の穴12を介して螺合されるボ
ルト33およびナット34と、長穴32および接続板20の穴22
を介して螺合されるボルト35およびナット36とにより、
前記住宅ユニット3と住宅ユニット4A,4Bとは、水平方
向に位置調整可能に取付けられる。
このような構成の本実施例において住宅ユニット3,4
を接合するには、住宅ユニット3の柱6の長手方向途中
にブラケット10を取付けるとともに、ユニット4Bの柱頭
6Aおよびユニット4Aのダイヤフラム7間に接続板20を固
定する。次いで、ブラケット10および接続板20を接合プ
レート30を介して接続する。
ここで、住宅ユニット3と住宅ユニット4とは、ブラ
ケット10、接続板20および接合プレート30を介して柱6
の長手方向途中部分とダイヤフラム7部分とで接合さ
れ、つまり床がずれた状態で接合され、よってスキップ
フロア型のユニット住宅1が建てられる。
このような構成の本実施例によれば、住宅ユニット3
の柱6の長手方向途中部分と住宅ユニット4のダイヤフ
ラム7部分とを接合可能、つまり住宅ユニット3,4を高
さ方向に床がずれた状態で水平接合できるので、ユニッ
ト工法によってスキップフロア型の住宅1を建てること
ができる。
この際、ブラケット10は柱6に溶接固定され、一方、
接続板20はユニット4A,4Bにより圧着固定されるため、
ユニット3,4を構成する柱6の途中にダイヤフラム等を
加工する必要がなく、他の住宅ユニットと柱6等の部材
を共通化でき、コストを低減することができる。
また、ブラケット10は柱6から突出する部分が短いの
で、工場で予め溶接固定しておくことも可能であり、こ
の場合には建設現場でボルト25,33,35の締付作業を行う
だけでユニット3,4の接合を行うことができる。従っ
て、現場作業割合が低下して作業性が向上し、施工期間
を短縮できるとともに作業コストも低減できる。
さらに、接合プレート30を介してブラケット10および
接続板20を接合する構造としたので、たとえブラケット
10および接続板20の高さ方向の位置がずれていたとして
も、接合プレート30に段差を設けるなどしてその形状を
適宜設定すれば住宅ユニット3,4を確実に接合すること
ができる。
また、接合プレート30に互いに直交方向の長穴31,32
を形成したので、ブラケット10および接続板20を水平方
向に位置調整可能に接続することができる。従って、た
とえ住宅ユニット3,4の水平方向の位置がずれていても
これらを確実に接合することができる。
尚、本発明は前記実施例の構成等に限らず、本発明の
目的を達成できる範囲の変形は本発明に含まれるもので
ある。
例えば、前記実施例では、U型の住宅ユニット3,4の
接合に本発明を利用していたが、ボックス型の住宅ユニ
ットの接合に利用してもよい。
また、前記実施例では、住宅ユニット4Aの柱6の下端
部および住宅ユニット4Bの柱6の上端部と、住宅ユニッ
ト3の柱6部分との接合に本発明を利用していたが、住
宅ユニット4Bの柱6の下端部のダイヤフラム7や住宅ユ
ニット4Aの柱6の上端部のダイヤフラム7と、住宅ユニ
ット3の柱6の長手方向途中との接合にも利用すること
ができる。この際、接続板20は、基礎2Bとユニット4Bと
の間に配置したり、ユニット4Aのダイヤフラム7にボル
ト止めするなどで固定できる。
さらに、前記実施例では、ブラケット10および接続板
20を接合プレート30を介して接続していたが、ブラケッ
ト10および接続板20を直接ボルト止めして接続してもよ
い。但し、接合プレート30を用いれば前述したような利
点がある。
また、本発明は、前記実施例の高基礎2Bを有するスキ
ップフロア型のユニット住宅1に限らず、半地下部分を
備えたスキップフロア型のユニット住宅など、床がずれ
て配置されるユニット住宅に広範に利用できる。
〔発明の効果〕
本発明の住宅ユニットの接合構造によれば、住宅ユニ
ットを高さ方向に床がずれた状態で水平に接合すること
ができ、よってユニット工法によりスキップフロア型の
住宅を建てることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のスキップフロア型ユニット
住宅を示す概略斜視図、第2図は住宅ユニットの骨組み
を示す正面図、第3図および第4図は住宅ユニットの接
合構造を示す正面図および斜視図、第5図は一般の鉄骨
構造によるスキップフロア型住宅を示す概略斜視図であ
る。 1…スキップフロア型のユニット住宅、2A,2B…基礎、
3,4…住宅ユニット、6…柱、7…ダイヤフラム、8…
床梁、10…ブラケット、11…接合部、20…接続板、21…
突出部、30…接合プレート、31,32…長穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニット工法の住宅を構成する住宅ユニッ
    トの接合構造であって、一方の住宅ユニットの柱の上端
    部または下端部に柱の側面から突出した突出部を有する
    接続板が設けられるとともに、他方の住宅ユニットの柱
    の長手方向途中に接合部を有するブラケットが設けら
    れ、このブラケットの接合部および前記接続板の突出部
    が接続されて前記一方の住宅ユニットの柱の上端部また
    は下端部と前記他方の住宅ユニットの柱の長手方向途中
    とが接合されていることを特徴とする住宅ユニットの接
    合構造。
JP21560690A 1990-08-14 1990-08-14 住宅ユニットの接合構造 Expired - Fee Related JPH0816353B2 (ja)

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