JPH0815958B2 - シート状供給物の自動整列機 - Google Patents
シート状供給物の自動整列機Info
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- JPH0815958B2 JPH0815958B2 JP3173739A JP17373991A JPH0815958B2 JP H0815958 B2 JPH0815958 B2 JP H0815958B2 JP 3173739 A JP3173739 A JP 3173739A JP 17373991 A JP17373991 A JP 17373991A JP H0815958 B2 JPH0815958 B2 JP H0815958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- supply
- feed
- plate
- conveyor belt
- Prior art date
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帳簿のようなシート
状の物を、所定の位置に正確にかつ連続的に投入するこ
とができるようにしたシート状供給物の自動整列機に関
する。
状の物を、所定の位置に正確にかつ連続的に投入するこ
とができるようにしたシート状供給物の自動整列機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状の物を所定の位置に整列
させるものとしては、例えば、図5に示すようなものが
ある。帳簿等のシート1を積み上げたスタック2があ
り、その前面にゲート板3が設けられている。そしてス
タック2の下方のスプロケット4にはチェーン5が架け
られており、チェーン5はその数カ所に送り爪6を有
し、チェーン5が回転することにより送り爪6を移動さ
せて、スタック2からシート1を1個づつ取り出すよう
にし、シート1を所定の位置に供給するようにしてい
る。
させるものとしては、例えば、図5に示すようなものが
ある。帳簿等のシート1を積み上げたスタック2があ
り、その前面にゲート板3が設けられている。そしてス
タック2の下方のスプロケット4にはチェーン5が架け
られており、チェーン5はその数カ所に送り爪6を有
し、チェーン5が回転することにより送り爪6を移動さ
せて、スタック2からシート1を1個づつ取り出すよう
にし、シート1を所定の位置に供給するようにしてい
る。
【0003】そして送り出されたシート1はチェーン等
により搬送されるが、搬送の最終位置に来ると、チェー
ン等から離脱して他の搬送ベルトの上に落下して載置さ
れ、次の工程に移ることになる。
により搬送されるが、搬送の最終位置に来ると、チェー
ン等から離脱して他の搬送ベルトの上に落下して載置さ
れ、次の工程に移ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来のシート供給装置にあっては、送り爪6がある程度の
高さを持っているため、適用範囲が比較的厚手の供給物
に限定されてしまい、またスタック2の高さが高くなる
と、自重が大きくなってシートが下から順番に供給でき
なくなるという欠点があり、さらに薄いシートのような
腰の弱い供給物は供給できないという問題があった。
来のシート供給装置にあっては、送り爪6がある程度の
高さを持っているため、適用範囲が比較的厚手の供給物
に限定されてしまい、またスタック2の高さが高くなる
と、自重が大きくなってシートが下から順番に供給でき
なくなるという欠点があり、さらに薄いシートのような
腰の弱い供給物は供給できないという問題があった。
【0005】また搬送の最終位置では、シート状供給物
を整列させる場合があるが、前記のように薄いシートの
ような腰の弱い供給物を整列させるには、手作業で整列
させていることが多かった。
を整列させる場合があるが、前記のように薄いシートの
ような腰の弱い供給物を整列させるには、手作業で整列
させていることが多かった。
【0006】この発明はこのような従来の課題に着目し
てなされたもので、比較的薄いシート、例えば複写簿、
複写伝票等のような薄い供給物でも安定に供給でき、し
かもスタックをかなり高く積んでも、供給できなくなる
ことがなく、また搬送の最終位置において、次の工程の
他の搬送ベルト等の上に落下する位置が、常に正確な位
置を保持して供給されるようなシート状供給物の自動整
列機を得ることを目的とする。
てなされたもので、比較的薄いシート、例えば複写簿、
複写伝票等のような薄い供給物でも安定に供給でき、し
かもスタックをかなり高く積んでも、供給できなくなる
ことがなく、また搬送の最終位置において、次の工程の
他の搬送ベルト等の上に落下する位置が、常に正確な位
置を保持して供給されるようなシート状供給物の自動整
列機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するたの手段として、シート状供給物11のスタッ
クの下部に設けられた該シート状供給物11を吸着移動
させるための複数個の有孔が設けられたバキュームスラ
イド板14と、前記シート状供給物11の下部出口に設
けられ該シート状供給物11の厚みに応じて出口の高さ
を調整可能にしたゲート機構15と、該ゲート機構15
から送られて来たシート状供給物11を挟み込んで送る
ピンチベルト機構16と、該ピンチベルト機構16から
移送されてきたシート状供給物11をさらに移動させる
搬送ベルト17と、該搬送ベルト17の搬送最終位置に
設けられシート状供給物11を載置する供給物受機構2
0とを有するシート状供給物の搬送装置において、前記
供給物受機構20は、前記シート状供給物11の両側の
位置を規制する左右規制ガイド21と、該シート状供給
物11の送り方向と直角方向に延びるストッパプレート
22と、該シート状供給物11の両側部を載置する載置
板23と、該シート状供給物11が静止したときに前記
載置板23を後退させることによってシート状供給物1
1を落下させる後退機構24とを有する構成とした。ま
たこれに加えて、前記搬送ベルト機構17と供給物受機
構20との間に、シート状供給物11を上方に向けて送
り込むため、調整可能な仰角をつけた蹴り出し板18を
設けた構成とした。
解決するたの手段として、シート状供給物11のスタッ
クの下部に設けられた該シート状供給物11を吸着移動
させるための複数個の有孔が設けられたバキュームスラ
イド板14と、前記シート状供給物11の下部出口に設
けられ該シート状供給物11の厚みに応じて出口の高さ
を調整可能にしたゲート機構15と、該ゲート機構15
から送られて来たシート状供給物11を挟み込んで送る
ピンチベルト機構16と、該ピンチベルト機構16から
移送されてきたシート状供給物11をさらに移動させる
搬送ベルト17と、該搬送ベルト17の搬送最終位置に
設けられシート状供給物11を載置する供給物受機構2
0とを有するシート状供給物の搬送装置において、前記
供給物受機構20は、前記シート状供給物11の両側の
位置を規制する左右規制ガイド21と、該シート状供給
物11の送り方向と直角方向に延びるストッパプレート
22と、該シート状供給物11の両側部を載置する載置
板23と、該シート状供給物11が静止したときに前記
載置板23を後退させることによってシート状供給物1
1を落下させる後退機構24とを有する構成とした。ま
たこれに加えて、前記搬送ベルト機構17と供給物受機
構20との間に、シート状供給物11を上方に向けて送
り込むため、調整可能な仰角をつけた蹴り出し板18を
設けた構成とした。
【0008】
【作用】次に本発明の作用を説明する。シート状供給物
のスタックの下部にバキュームスライド板が設けられ、
シート状供給物を吸着して移動させ、該シート状供給物
の厚みに応じて出口の高さを調整可能にしたゲート機構
から送り出される。そしてゲート機構から送られて来た
シート状供給物をピンチベルト機構によって挟み込んで
送られる。次に搬送ベルトによってピンチベルト機構か
ら移送されてきたシート状供給物をさらに移動させ、搬
送ベルトの搬送の最終位置に設けられた供給物受機構の
上に載置する。
のスタックの下部にバキュームスライド板が設けられ、
シート状供給物を吸着して移動させ、該シート状供給物
の厚みに応じて出口の高さを調整可能にしたゲート機構
から送り出される。そしてゲート機構から送られて来た
シート状供給物をピンチベルト機構によって挟み込んで
送られる。次に搬送ベルトによってピンチベルト機構か
ら移送されてきたシート状供給物をさらに移動させ、搬
送ベルトの搬送の最終位置に設けられた供給物受機構の
上に載置する。
【0009】搬送ベルトから供給物受機構に送られたシ
ート状供給物は、左右規制ガイドにより両側の位置が規
制され、この左右規制ガイド及びシート状供給物の送り
方向と直角方向に延びるストッパプレートによって、搬
送されて来たシート状供給物の運動エネルギをなくして
静止状態に保持する。これによって搬送の最終位置にお
けるシート状供給物の位置が規制され、シート状供給物
は搬送の最終位置では常に一定の位置となる。
ート状供給物は、左右規制ガイドにより両側の位置が規
制され、この左右規制ガイド及びシート状供給物の送り
方向と直角方向に延びるストッパプレートによって、搬
送されて来たシート状供給物の運動エネルギをなくして
静止状態に保持する。これによって搬送の最終位置にお
けるシート状供給物の位置が規制され、シート状供給物
は搬送の最終位置では常に一定の位置となる。
【0010】静止した位置の下部にはシート状供給物の
両側部を載置する載置板が設けられており、該シート状
供給物が静止したときには、後退機構によって載置板を
後退させ、次の工程に移行させるためシート状供給物を
落下させる。
両側部を載置する載置板が設けられており、該シート状
供給物が静止したときには、後退機構によって載置板を
後退させ、次の工程に移行させるためシート状供給物を
落下させる。
【0011】搬送ベルト機構と供給物受機構との間には
蹴り出し板が設けられ、該蹴り出し板には調整可能に仰
角がつけられており、シート状供給物を供給物受機構の
方に送り込む際に、上方に向けて送り込むようにする。
蹴り出し板が設けられ、該蹴り出し板には調整可能に仰
角がつけられており、シート状供給物を供給物受機構の
方に送り込む際に、上方に向けて送り込むようにする。
【0012】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の構成図で、シート状供給物の搬送装置1
0は、シート状供給物11のスタック12の下部に、空
気吸入用の複数個の孔13を有するバキュームスライド
板14が設置されており、スタック12の下方のシート
状供給物11の出口には、シート状供給物11の厚みに
応じて出口の高さを調整可能にしたゲート機構15が設
けられている。
図1は本発明の構成図で、シート状供給物の搬送装置1
0は、シート状供給物11のスタック12の下部に、空
気吸入用の複数個の孔13を有するバキュームスライド
板14が設置されており、スタック12の下方のシート
状供給物11の出口には、シート状供給物11の厚みに
応じて出口の高さを調整可能にしたゲート機構15が設
けられている。
【0013】バキュームスライド板14は図2に示すよ
うに、モータ30からスプロケット31に掛け回された
チェーン32により、早戻り運動機構33のリンク34
が駆動され、シート状供給物11のスタック12の下部
を往復運動する。また真空ポンプ35の負圧は、ホース
36を介してバキュームスライド板14の孔13に連通
しており、ホース36の途中には切換弁37があって、
バキュームスライド板14のストロークの前後に設けら
れたリミットスィッチ38がドッグ39に当接すること
により切換えられ、真空ポンプ35で発生した負圧は、
バキュームスライド板14の往路でのみ孔13に連通す
る。
うに、モータ30からスプロケット31に掛け回された
チェーン32により、早戻り運動機構33のリンク34
が駆動され、シート状供給物11のスタック12の下部
を往復運動する。また真空ポンプ35の負圧は、ホース
36を介してバキュームスライド板14の孔13に連通
しており、ホース36の途中には切換弁37があって、
バキュームスライド板14のストロークの前後に設けら
れたリミットスィッチ38がドッグ39に当接すること
により切換えられ、真空ポンプ35で発生した負圧は、
バキュームスライド板14の往路でのみ孔13に連通す
る。
【0014】ゲート機構15は図2に示すように、ゲー
ト板40の固定部41から、下方に上下位置調整可能に
突出したバー42に、上下に摺動自在に、かつ摺動の下
限位置(図に示す位置)が規制されて装着されており、
ゲート板40はバネ43により常時下方に向かって付勢
された状態となっている。これによってシート状供給物
11に圧力を掛けて出口の間隔を一定に保つようにして
いる。
ト板40の固定部41から、下方に上下位置調整可能に
突出したバー42に、上下に摺動自在に、かつ摺動の下
限位置(図に示す位置)が規制されて装着されており、
ゲート板40はバネ43により常時下方に向かって付勢
された状態となっている。これによってシート状供給物
11に圧力を掛けて出口の間隔を一定に保つようにして
いる。
【0015】そしてゲート機構15に接して、ゲート機
構15から送り出されて来たシート状供給物11を挟み
込んで送るピンチベルト機構16が設けられ、ピンチベ
ルト機構16から移送されてきたシート状供給物11を
さらに移動させる搬送ベルト17が設けられている。
構15から送り出されて来たシート状供給物11を挟み
込んで送るピンチベルト機構16が設けられ、ピンチベ
ルト機構16から移送されてきたシート状供給物11を
さらに移動させる搬送ベルト17が設けられている。
【0016】ピンチベルト機構16及び搬送ベルト17
を駆動するためにモータ50が設けられ、ピンチベルト
の下側ベルト51及び搬送ベルト17を矢印方向に駆動
するチェーン52及びスプロケット53を設ける。ピン
チベルトの上側ベルト54を反対方向の矢印方向に駆動
するため、チェーン55及びスプロケット56を設け
る。また上側ベルト54を下側ベルト51に常時押圧す
るように、ばね57と調整ナット58が設けられている
(図2参照)。搬送ベルト17の両側には、たれ防止ガ
イド59が設けられ、シート状供給物11の両端部を保
護している。
を駆動するためにモータ50が設けられ、ピンチベルト
の下側ベルト51及び搬送ベルト17を矢印方向に駆動
するチェーン52及びスプロケット53を設ける。ピン
チベルトの上側ベルト54を反対方向の矢印方向に駆動
するため、チェーン55及びスプロケット56を設け
る。また上側ベルト54を下側ベルト51に常時押圧す
るように、ばね57と調整ナット58が設けられている
(図2参照)。搬送ベルト17の両側には、たれ防止ガ
イド59が設けられ、シート状供給物11の両端部を保
護している。
【0017】搬送ベルト17の搬送の最終位置Tに、シ
ート状供給物11を載置する供給物受機構20が設けら
れる。供給物受機構20には、シート状供給物11の両
側の位置を規制する左右規制ガイド21と、左右規制ガ
イド21の先端を折り曲げて形成しシート状供給物11
の送り方向と直角方向に延びるストッパプレート22と
が設けられ、シート状供給物11の両側の部分を載置す
る載置板23が設けられる。そしてシート状供給物11
が載置板23の上に静止したときに、その載置板23を
後退させる後退機構24を設ける。
ート状供給物11を載置する供給物受機構20が設けら
れる。供給物受機構20には、シート状供給物11の両
側の位置を規制する左右規制ガイド21と、左右規制ガ
イド21の先端を折り曲げて形成しシート状供給物11
の送り方向と直角方向に延びるストッパプレート22と
が設けられ、シート状供給物11の両側の部分を載置す
る載置板23が設けられる。そしてシート状供給物11
が載置板23の上に静止したときに、その載置板23を
後退させる後退機構24を設ける。
【0018】供給物受機構20の詳細は図3,図4に示
すように、左右規制ガイド21及びストッパプレート2
2に囲まれており、下部の両側に載置板23が設けられ
る。載置板23に付属する後退機構24は、エアシリン
ダ25、載置板取付部26及びガイドロッド27からな
り、通常は図3の状態となって載置板23上にシート状
供給物11を載置するが、シート状供給物11が載置さ
れると後退機構24が作動して図4の状態となる。なお
シート状供給物11が載置されたことを検知する光電ス
ィッチ28を設けてもよい。
すように、左右規制ガイド21及びストッパプレート2
2に囲まれており、下部の両側に載置板23が設けられ
る。載置板23に付属する後退機構24は、エアシリン
ダ25、載置板取付部26及びガイドロッド27からな
り、通常は図3の状態となって載置板23上にシート状
供給物11を載置するが、シート状供給物11が載置さ
れると後退機構24が作動して図4の状態となる。なお
シート状供給物11が載置されたことを検知する光電ス
ィッチ28を設けてもよい。
【0019】また搬送ベルト機構17と供給物受機構2
0との間に、シート状供給物を上方に向けて送り込むた
め、調整可能な仰角をつけた蹴り出し板18を設ける。
蹴り出し板18は搬送ベルト17の送り側のプーリ17
aの軸19に軸支され、左右2個設けられる。そしてビ
ス18aを弛めて軸19の回りを回動させ、供給物受機
構20のストッパプレート22の所に、丁度シート状供
給物11が送り込まれるように、蹴出し板18の仰角を
調整することができるようになっている。
0との間に、シート状供給物を上方に向けて送り込むた
め、調整可能な仰角をつけた蹴り出し板18を設ける。
蹴り出し板18は搬送ベルト17の送り側のプーリ17
aの軸19に軸支され、左右2個設けられる。そしてビ
ス18aを弛めて軸19の回りを回動させ、供給物受機
構20のストッパプレート22の所に、丁度シート状供
給物11が送り込まれるように、蹴出し板18の仰角を
調整することができるようになっている。
【0020】供給物受機構20の下方には、他の搬送コ
ンベヤ29が設けられており、後退機構24により載置
板23上から、搬送コンベヤ29上に落下したシート状
供給物11を次の所定位置に搬送する。
ンベヤ29が設けられており、後退機構24により載置
板23上から、搬送コンベヤ29上に落下したシート状
供給物11を次の所定位置に搬送する。
【0021】次にシート状供給物11が、スタック12
から供給物受機構20まで搬送される作動について説明
する。シート状供給物11は、スタック12からバキュ
ームスライド板14によって送り出される。バキューム
スライド板14はモータ30によって駆動される早戻り
機構33により、往路は遅く復路は速く移動する。この
時バキュームスライド板14の孔13の内部は、ポンプ
35による負圧が往路のみで発生するように、リミット
スィッチ38によって制御される切換弁37により切換
えられ、往路ではシート状供給物11を吸引して送り出
すが、復路では吸引しないでそのまゝ戻るようになる。
から供給物受機構20まで搬送される作動について説明
する。シート状供給物11は、スタック12からバキュ
ームスライド板14によって送り出される。バキューム
スライド板14はモータ30によって駆動される早戻り
機構33により、往路は遅く復路は速く移動する。この
時バキュームスライド板14の孔13の内部は、ポンプ
35による負圧が往路のみで発生するように、リミット
スィッチ38によって制御される切換弁37により切換
えられ、往路ではシート状供給物11を吸引して送り出
すが、復路では吸引しないでそのまゝ戻るようになる。
【0022】そしてゲート機構15ではゲート板40が
上下に摺動自在に、かつ摺動の下限位置が規制されて装
着されており、シート状供給物11に圧力を掛けて出口
の間隔を一定に保つようにしているので、スタック12
の下方のシート状供給物11はゲート機構15を通過し
て、一枚づつとなってピンチベルト機構16に送り込ま
れる。
上下に摺動自在に、かつ摺動の下限位置が規制されて装
着されており、シート状供給物11に圧力を掛けて出口
の間隔を一定に保つようにしているので、スタック12
の下方のシート状供給物11はゲート機構15を通過し
て、一枚づつとなってピンチベルト機構16に送り込ま
れる。
【0023】ピンチベルト機構16では、モータ50,
チェーン52,スプロケット53及びチェーン55,ス
プロケット56により、下側ベルト51と上側ベルト5
4とが反対方向に回転してシート状供給物11を送る
が、ばね57によってシート状供給物11が常に押圧さ
れた状態で、搬送ベルト17の方へ送り出される。搬送
ベルト17は下側ベルト51と一緒に回転してシート状
供給物11を送り、このときたれ防止ガイド59によっ
てシート状供給物11の両端部が保護され、左右の位置
が規制されながら、左右は正確な位置となって送られ
る。
チェーン52,スプロケット53及びチェーン55,ス
プロケット56により、下側ベルト51と上側ベルト5
4とが反対方向に回転してシート状供給物11を送る
が、ばね57によってシート状供給物11が常に押圧さ
れた状態で、搬送ベルト17の方へ送り出される。搬送
ベルト17は下側ベルト51と一緒に回転してシート状
供給物11を送り、このときたれ防止ガイド59によっ
てシート状供給物11の両端部が保護され、左右の位置
が規制されながら、左右は正確な位置となって送られ
る。
【0024】搬送ベルト17の最後の部分に蹴出し板1
8が設けられており、蹴出し板18はシート状供給物1
1の大きさや厚みに応じて、搬送の最終位置Tのところ
に、丁度シート状供給物11が送り込まれるように、蹴
出し板18のビス18aを弛めることにより、蹴り出し
板18の仰角が調整される。
8が設けられており、蹴出し板18はシート状供給物1
1の大きさや厚みに応じて、搬送の最終位置Tのところ
に、丁度シート状供給物11が送り込まれるように、蹴
出し板18のビス18aを弛めることにより、蹴り出し
板18の仰角が調整される。
【0025】こうしてシート状供給物11が搬送の最終
位置Tに送られるが、シート状供給物11の運動エネル
ギは、左右規制ガイド21及びストッパプレート22に
当接することによって失われて、搬送の最終位置Tの供
給物受機構20の載置板23の上に静止する。そしてシ
ート状供給物11の位置は、左右規制用ガイド22及び
ストッパプレート22によって一定の位置に保たれてい
るから、供給物受機構20の上の正確な位置に静止する
ことになる。
位置Tに送られるが、シート状供給物11の運動エネル
ギは、左右規制ガイド21及びストッパプレート22に
当接することによって失われて、搬送の最終位置Tの供
給物受機構20の載置板23の上に静止する。そしてシ
ート状供給物11の位置は、左右規制用ガイド22及び
ストッパプレート22によって一定の位置に保たれてい
るから、供給物受機構20の上の正確な位置に静止する
ことになる。
【0026】こうしてシート状供給物11の搬送が終了
し、正確な位置に静止したことが、光電スィッチ28な
どによって検出されると、載置板23は後退機構24の
エアシリンダ25の作動により後退して図4の状態とな
る。すると載置板23の上に載置されたシート状供給物
11は他の搬送コンベヤ29上に落下する。供給物受機
構20の位置は正確であるから、シート状供給物11は
他の搬送コンベヤ29の上に正確に投入させる。
し、正確な位置に静止したことが、光電スィッチ28な
どによって検出されると、載置板23は後退機構24の
エアシリンダ25の作動により後退して図4の状態とな
る。すると載置板23の上に載置されたシート状供給物
11は他の搬送コンベヤ29上に落下する。供給物受機
構20の位置は正確であるから、シート状供給物11は
他の搬送コンベヤ29の上に正確に投入させる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
シート状供給物の搬送装置における供給物受機構に、前
記シート状供給物の両側の位置を規制する左右規制ガイ
ドと、該シート状供給物の送り方向と直角方向に延びる
ストッパプレートと、該シート状供給物の両側部を載置
する載置板と、該シート状供給物が静止したときに前記
載置板を後退させることによってシート状供給物を落下
させる後退機構とを設けたので、シート状供給物は次の
工程において、常に正確な位置を保持して供給されるこ
とになり、次の工程で正確な作業が行われるという効果
を有する。
シート状供給物の搬送装置における供給物受機構に、前
記シート状供給物の両側の位置を規制する左右規制ガイ
ドと、該シート状供給物の送り方向と直角方向に延びる
ストッパプレートと、該シート状供給物の両側部を載置
する載置板と、該シート状供給物が静止したときに前記
載置板を後退させることによってシート状供給物を落下
させる後退機構とを設けたので、シート状供給物は次の
工程において、常に正確な位置を保持して供給されるこ
とになり、次の工程で正確な作業が行われるという効果
を有する。
【0028】また搬送ベルト機構と供給物受機構との間
に、シート状供給物を上方に向けて送り込む調整可能な
仰角をつけた蹴り出し板を設けたので、シート状供給物
の大きさや厚みに応じて、搬送の最終位置に丁度シート
状供給物が送り込まれるようにすることができる。
に、シート状供給物を上方に向けて送り込む調整可能な
仰角をつけた蹴り出し板を設けたので、シート状供給物
の大きさや厚みに応じて、搬送の最終位置に丁度シート
状供給物が送り込まれるようにすることができる。
【図1】本発明の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の主要部の断面図である。
【図3】本発明の供給物受機構の平面図(通常の状態)
である。
である。
【図4】本発明の供給物受機構の平面図(後退機構が後
退した状態)である。
退した状態)である。
【図5】従来のシート状供給物の供給装置の断面図であ
る。
る。
11 シート状供給物 12 スタック 14 バキュームスライド板 15 ゲート機構 16 ピンチベルト機構 17 搬送ベルト 18 蹴り出し板 20 供給物受機構 21 ストッパプレート 22 左右規制ガイド 23 載置板 24 後退機構
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 59/06 101 Z B65H 3/12 320 Z 8712−3F 5/00 R
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状供給物のスタックの下部に設け
られた該シート状供給物を吸着移動させるための複数個
の有孔が設けられたバキュームスライド板と、前記シー
ト状供給物の下部出口に設けられ該シート状供給物の厚
みに応じて出口の高さを調整可能にしたゲート機構と、
該ゲート機構から送られて来たシート状供給物を挟み込
んで送るピンチベルト機構と、該ピンチベルト機構から
移送されてきたシート状供給物をさらに移動させる搬送
ベルトと、該搬送ベルトの搬送最終位置に設けられシー
ト状供給物を載置する供給物受機構とを有するシート状
供給物の搬送装置において、 前記供給物受機構は、前記シート状供給物の両側の位置
を規制する左右規制ガイドと、該シート状供給物の送り
方向と直角方向に延びるストッパプレートと、該シート
状供給物の両側部を載置する載置板と、該シート状供給
物が静止したときに前記載置板を後退させることによっ
てシート状供給物を落下させる後退機構とを有すること
を特徴とするシート状供給物の自動整列機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記搬送ベルト機構
と供給物受機構との間に、シート状供給物を上方に向け
て送り込むため、調整可能な仰角をつけた蹴り出し板を
設けたことを特徴とするシート状供給物の自動整列機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3173739A JPH0815958B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | シート状供給物の自動整列機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3173739A JPH0815958B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | シート状供給物の自動整列機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517052A JPH0517052A (ja) | 1993-01-26 |
JPH0815958B2 true JPH0815958B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=15966232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3173739A Expired - Lifetime JPH0815958B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | シート状供給物の自動整列機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0815958B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19831992C2 (de) * | 1998-07-16 | 2000-07-13 | Schmale Holding Gmbh & Co | Verfahren und Vorrichtung zum Transport von aus einer textilen Bahn vereinzelten Textilstücken |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512841A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-29 | Aisin Seiki | Patter knitting apparatus of knitting machine |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3173739A patent/JPH0815958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512841A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-29 | Aisin Seiki | Patter knitting apparatus of knitting machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0517052A (ja) | 1993-01-26 |
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