JPH08157142A - 線材搬送路におけるダンサーロール装置及び線材の張力制御装置 - Google Patents
線材搬送路におけるダンサーロール装置及び線材の張力制御装置Info
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- JPH08157142A JPH08157142A JP32358694A JP32358694A JPH08157142A JP H08157142 A JPH08157142 A JP H08157142A JP 32358694 A JP32358694 A JP 32358694A JP 32358694 A JP32358694 A JP 32358694A JP H08157142 A JPH08157142 A JP H08157142A
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Landscapes
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 線材の速度差吸収部としての機能に加え、線
材の張力を自由に調整できる機能を備えたダンサーロー
ル装置を提供する。 【構成】 ダンサーロール装置5は、一組のダンサーロ
ール13及び14と弾性部材15とを備える。ダンサー
ロール13及び14は、長手方向に搬送される線材Wの
搬送路の途上に互いに接近・離間可能かつ線材Wを巡回
させるように設けられ、その搬送路に線材Wの溜め部S
を形成し、上流側と下流側で線材Wの搬送速度に差を生
じた場合には、溜め部Sの長さが変化して、その速度差
を吸収する。また、弾性部材15は、それらダンサーロ
ール13及び14の接近・離間に対応して伸縮すること
により、その伸縮量に応じた張力を線材に付与する。
材の張力を自由に調整できる機能を備えたダンサーロー
ル装置を提供する。 【構成】 ダンサーロール装置5は、一組のダンサーロ
ール13及び14と弾性部材15とを備える。ダンサー
ロール13及び14は、長手方向に搬送される線材Wの
搬送路の途上に互いに接近・離間可能かつ線材Wを巡回
させるように設けられ、その搬送路に線材Wの溜め部S
を形成し、上流側と下流側で線材Wの搬送速度に差を生
じた場合には、溜め部Sの長さが変化して、その速度差
を吸収する。また、弾性部材15は、それらダンサーロ
ール13及び14の接近・離間に対応して伸縮すること
により、その伸縮量に応じた張力を線材に付与する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸線機等から搬送され
る線材の搬送路に設けられるダンサーロール装置、及び
それを使用した線材の張力制御装置に関する。
る線材の搬送路に設けられるダンサーロール装置、及び
それを使用した線材の張力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧延機や線引加工機等の伸線機に
より製造された線材を、長手方向に搬送しながら下流側
で巻取機等により巻き取ることが行われている。この場
合、伸線機における加工条件の変動等により、伸線機か
らの線材の供給速度と巻取機による線材の巻取速度に差
が生ずる場合がある。この速度差を吸収するために、線
材の搬送路の中間には通常、図7に示すようなダンサー
ロール装置101が設けられることが多い。このダンサ
ーロール装置101は、例えば2本のロール102及び
103を含み、外側から線材Wが所定回数巻き付けられ
て溜め部104を形成する。下部ロール102は位置固
定に設けられた上部ロール104に対し接近・離間可能
に設けられており、例えば下流側で線材Wの搬送速度が
大きくなった場合には下部ロール102が上昇して溜め
部104の長さを縮小し速度差を吸収する。ここで、線
材Wに付加される張力は、下部ロール102に設けられ
た錘部105の重量により所定の値に維持されるように
なっている。
より製造された線材を、長手方向に搬送しながら下流側
で巻取機等により巻き取ることが行われている。この場
合、伸線機における加工条件の変動等により、伸線機か
らの線材の供給速度と巻取機による線材の巻取速度に差
が生ずる場合がある。この速度差を吸収するために、線
材の搬送路の中間には通常、図7に示すようなダンサー
ロール装置101が設けられることが多い。このダンサ
ーロール装置101は、例えば2本のロール102及び
103を含み、外側から線材Wが所定回数巻き付けられ
て溜め部104を形成する。下部ロール102は位置固
定に設けられた上部ロール104に対し接近・離間可能
に設けられており、例えば下流側で線材Wの搬送速度が
大きくなった場合には下部ロール102が上昇して溜め
部104の長さを縮小し速度差を吸収する。ここで、線
材Wに付加される張力は、下部ロール102に設けられ
た錘部105の重量により所定の値に維持されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】搬送される線材の張力
は、線材の弛み防止及び巻取り後の線材の状態を考慮し
て適正な値に設定される。この場合、上記張力は線材の
径や材質に応じて適宜設定されるが、従来のダンサーロ
ール装置101においては、張力を変更するために下部
ロール102に取り付けられる錘部105を重量の異な
るものと交換する必要があり、その交換作業が面倒であ
った。また、線材Wの線径が搬送中に変動したりする場
合には、その線径の変化等に応じて張力を随時調整する
ことが望ましいが、線材Wの搬送中に錘部105を交換
することは困難であり、張力の調整は事実上できないの
が現状であった。
は、線材の弛み防止及び巻取り後の線材の状態を考慮し
て適正な値に設定される。この場合、上記張力は線材の
径や材質に応じて適宜設定されるが、従来のダンサーロ
ール装置101においては、張力を変更するために下部
ロール102に取り付けられる錘部105を重量の異な
るものと交換する必要があり、その交換作業が面倒であ
った。また、線材Wの線径が搬送中に変動したりする場
合には、その線径の変化等に応じて張力を随時調整する
ことが望ましいが、線材Wの搬送中に錘部105を交換
することは困難であり、張力の調整は事実上できないの
が現状であった。
【0004】本発明の課題は、線材の搬送速度差を吸収
する本来の機能に加え、線材の張力を自由にかつ簡単に
調整することができる機能を備えたダンサーロール装
置、及びそれを使用した線材の張力制御装置を提供する
ことにある。
する本来の機能に加え、線材の張力を自由にかつ簡単に
調整することができる機能を備えたダンサーロール装
置、及びそれを使用した線材の張力制御装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のダンサーロール
装置は、線材搬送路に設けられるものであって、上記課
題を解決するために下記の要件を備えたことを特徴とす
る。 1組のダンサーロール:長手方向に搬送される線材の
搬送路の途上に互いに接近・離間可能かつ線材を巡回さ
せるように設けられ、その搬送路に線材の溜め部を形成
する。 弾性部材:それらダンサーロールの接近・離間に対応
して伸縮することにより、それらダンサーロールの間隔
に応じた張力を線材に付与する。 線材は、例えば圧延機、線引き加工機等の伸線装置から
供給・搬送される。
装置は、線材搬送路に設けられるものであって、上記課
題を解決するために下記の要件を備えたことを特徴とす
る。 1組のダンサーロール:長手方向に搬送される線材の
搬送路の途上に互いに接近・離間可能かつ線材を巡回さ
せるように設けられ、その搬送路に線材の溜め部を形成
する。 弾性部材:それらダンサーロールの接近・離間に対応
して伸縮することにより、それらダンサーロールの間隔
に応じた張力を線材に付与する。 線材は、例えば圧延機、線引き加工機等の伸線装置から
供給・搬送される。
【0006】弾性部材は、ダンサーロールを互いに離間
させて溜め部を大きくする方向の付勢力をダンサーロー
ルに与える状態で設けることができる。また、線材の溜
め部は、例えば線材をダンサーロールに外側から巻き付
けることにより形成することができる。
させて溜め部を大きくする方向の付勢力をダンサーロー
ルに与える状態で設けることができる。また、線材の溜
め部は、例えば線材をダンサーロールに外側から巻き付
けることにより形成することができる。
【0007】ダンサーロールは、より具体的には、線材
の下側に位置固定に設けられた上部ロールと、さらにそ
の下側に昇降可能に設けられた下部ロールとを含むよう
に構成することができる。この場合、弾性部材は、下部
ロールを上部ロールから離間する方向に付勢する状態で
設けることができる。また、下部ロールに作用する重力
の一部又は全部を相殺するバランスウェイト部を設ける
こともできる。
の下側に位置固定に設けられた上部ロールと、さらにそ
の下側に昇降可能に設けられた下部ロールとを含むよう
に構成することができる。この場合、弾性部材は、下部
ロールを上部ロールから離間する方向に付勢する状態で
設けることができる。また、下部ロールに作用する重力
の一部又は全部を相殺するバランスウェイト部を設ける
こともできる。
【0008】上記ダンサーロール装置には、弾性部材の
変位を検出し、その変位に基づいて前記線材に付与され
た張力を検出する張力検出部を設けることができる。
変位を検出し、その変位に基づいて前記線材に付与され
た張力を検出する張力検出部を設けることができる。
【0009】上述のダンサーロール装置を用いて、線材
の張力制御装置を構成することができる。その具体的な
構成として、例えば、上記張力検出部の検出する張力値
に基づいて、線材の張力を調整する張力制御部を含むも
のを例示することができる。
の張力制御装置を構成することができる。その具体的な
構成として、例えば、上記張力検出部の検出する張力値
に基づいて、線材の張力を調整する張力制御部を含むも
のを例示することができる。
【0010】張力制御部は、搬送される線材の上流側及
び下流側の少なくとも一方において、線材の搬送速度を
調整するものとすることができる。この場合、上流側に
位置する伸線装置から線材を上記ダンサーロール装置に
供給し、下流側の巻取装置により巻き取ることによりそ
の線材を搬送する一方、張力制御部は、少なくとも巻取
装置における線材の巻取速度を調整することにより、そ
の搬送速度を調整するものとすることができる。
び下流側の少なくとも一方において、線材の搬送速度を
調整するものとすることができる。この場合、上流側に
位置する伸線装置から線材を上記ダンサーロール装置に
供給し、下流側の巻取装置により巻き取ることによりそ
の線材を搬送する一方、張力制御部は、少なくとも巻取
装置における線材の巻取速度を調整することにより、そ
の搬送速度を調整するものとすることができる。
【0011】
【発明の作用及び効果】本発明のダンサーロール装置
は、ダンサーロールの接近・離間に対応して伸縮する弾
性部材が設けられており、ダンサーロールの間隔を調整
することにより、その間隔に応じた張力が線材に付与さ
れるので、張力の調整を簡単に行うことができる。ま
た、線材搬送中における張力値の変更も容易である。弾
性部材は、ダンサーロールを互いに離間させて溜め部を
大きくする方向の付勢力をダンサーロールに与える状態
で設けることにより、構造が単純でしかも上記効果が顕
著なダンサーロール装置を得ることができる。
は、ダンサーロールの接近・離間に対応して伸縮する弾
性部材が設けられており、ダンサーロールの間隔を調整
することにより、その間隔に応じた張力が線材に付与さ
れるので、張力の調整を簡単に行うことができる。ま
た、線材搬送中における張力値の変更も容易である。弾
性部材は、ダンサーロールを互いに離間させて溜め部を
大きくする方向の付勢力をダンサーロールに与える状態
で設けることにより、構造が単純でしかも上記効果が顕
著なダンサーロール装置を得ることができる。
【0012】ダンサーロールを、位置固定の上部ロール
と昇降可能な下部ロールとにより構成する場合、下部ロ
ールに作用する重力の一部又は全部を相殺するバランス
ウェイト部を設けることにより、下部ロールの自重に基
づく張力が抑制されるので、その調整可能な張力の範囲
を小張力側へ拡大することができる。
と昇降可能な下部ロールとにより構成する場合、下部ロ
ールに作用する重力の一部又は全部を相殺するバランス
ウェイト部を設けることにより、下部ロールの自重に基
づく張力が抑制されるので、その調整可能な張力の範囲
を小張力側へ拡大することができる。
【0013】また張力検出部を備えた構成によれば、線
材に付与される張力を簡単に知ることができる。そし
て、その張力検出部の検出する張力値に基づいて、線材
の張力を調整する張力制御部を設けることにより、構造
の簡単な張力制御装置を構成することができる。
材に付与される張力を簡単に知ることができる。そし
て、その張力検出部の検出する張力値に基づいて、線材
の張力を調整する張力制御部を設けることにより、構造
の簡単な張力制御装置を構成することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明のダンサーロール装置を用いた伸
線・熱処理システムの一例を模式的に示すものである。
原料線材W0は、線材圧延装置4において圧延され、所
定の線径を有する線材Wとされる。圧延された線材W
は、本発明のダンサーロール装置5を介してルーパー6
により巻き取られる。ルーパー6は、図1に示すよう
に、線材Wが上側から挿通されると共に直流モータ8に
より回転駆動され、その外側下部に設けられた複数のタ
ーンロールを介して自身の外側下部に線材Wを巻き付け
てループ部を形成する。図2に示すように、形成された
ループ部Lはルーパ6の下側に配置されたコンベア12
上に順次落下し、コンベア12の駆動に伴い互いにずれ
た状態で積層されて熱処理炉7へ搬送される。線材W
は、コンベア12により搬送されながら熱処理炉7内に
おいて歪除去等のための所定の熱処理を施された後、次
工程へ回される。ここで、線材Wは、搬送中の張力が不
足していると、図2に破線で示すように、ループ部Lが
コンベア12上で立ち上がり、熱処理炉7の入り口部等
と干渉して搬送が妨げられたりすることがある。従っ
て、線材Wに付与される張力は、例えば上述のような現
象が起こらないような範囲で設定することが望ましいと
いえる。
する。図1は、本発明のダンサーロール装置を用いた伸
線・熱処理システムの一例を模式的に示すものである。
原料線材W0は、線材圧延装置4において圧延され、所
定の線径を有する線材Wとされる。圧延された線材W
は、本発明のダンサーロール装置5を介してルーパー6
により巻き取られる。ルーパー6は、図1に示すよう
に、線材Wが上側から挿通されると共に直流モータ8に
より回転駆動され、その外側下部に設けられた複数のタ
ーンロールを介して自身の外側下部に線材Wを巻き付け
てループ部を形成する。図2に示すように、形成された
ループ部Lはルーパ6の下側に配置されたコンベア12
上に順次落下し、コンベア12の駆動に伴い互いにずれ
た状態で積層されて熱処理炉7へ搬送される。線材W
は、コンベア12により搬送されながら熱処理炉7内に
おいて歪除去等のための所定の熱処理を施された後、次
工程へ回される。ここで、線材Wは、搬送中の張力が不
足していると、図2に破線で示すように、ループ部Lが
コンベア12上で立ち上がり、熱処理炉7の入り口部等
と干渉して搬送が妨げられたりすることがある。従っ
て、線材Wに付与される張力は、例えば上述のような現
象が起こらないような範囲で設定することが望ましいと
いえる。
【0015】次に、ダンサーロール装置5は、図3に示
すように、ダンサーロールとしての上部ロール13及び
下部ロール14、圧縮ばね15等を備える。上部ロール
13はフレーム16に位置固定に設けられた回転軸13
aにより回転可能に支持されている。また、下部ロール
14の回転軸14aの一方の端部にはロールガイド部材
14bが設けられている。ロールガイド部材14bの両
側部には、部材14bを上下に貫通するガイド孔14c
が形成され、ガイド棒17aが挿通されるとともに、下
部ロール14はこのガイド棒17aに沿って昇降するよ
うになっている。そして、線材Wはガイドロール18を
介して上方へ導かれ、上部ロール13及び下部ロール1
4に外側から1回ないしそれ以上の適宜の回数巻き付け
られて溜め部Sを形成した後、下流側へ搬送されるよう
になっている。そして、上流側と下流側において線材W
の搬送速度に差が生じた場合(例えば線材圧延装置4の
供給速度とルーパ6の巻取速度に差が生じた場合)に
は、下部ロール14が適宜昇降して溜め部Sの長さを変
化させ、その速度差を吸収する。
すように、ダンサーロールとしての上部ロール13及び
下部ロール14、圧縮ばね15等を備える。上部ロール
13はフレーム16に位置固定に設けられた回転軸13
aにより回転可能に支持されている。また、下部ロール
14の回転軸14aの一方の端部にはロールガイド部材
14bが設けられている。ロールガイド部材14bの両
側部には、部材14bを上下に貫通するガイド孔14c
が形成され、ガイド棒17aが挿通されるとともに、下
部ロール14はこのガイド棒17aに沿って昇降するよ
うになっている。そして、線材Wはガイドロール18を
介して上方へ導かれ、上部ロール13及び下部ロール1
4に外側から1回ないしそれ以上の適宜の回数巻き付け
られて溜め部Sを形成した後、下流側へ搬送されるよう
になっている。そして、上流側と下流側において線材W
の搬送速度に差が生じた場合(例えば線材圧延装置4の
供給速度とルーパ6の巻取速度に差が生じた場合)に
は、下部ロール14が適宜昇降して溜め部Sの長さを変
化させ、その速度差を吸収する。
【0016】次に、図3に示すように、2本のガイド棒
17aの外側には圧縮ばね15が挿入されており、それ
ぞれ下端部がロールガイド部材14aに、上端部がばね
固定部材15bに固定されている。ばね固定部材15b
はクレーム16に対しその高さ方向中間部にほぼ水平に
取り付けられており、下側からガイド棒17aの上端部
が連結されている。これにより圧縮ばね15は、下部ロ
ール14を下向きに(すなわち上部ロール13から離間
する方向に)付勢するとともに、下部ロール14の昇降
に伴い伸縮し、その変位(すなわち上部及び下部ロール
13及び14の間隔)に応じた張力を線材Wに付与す
る。その伸縮のストロークの範囲は、圧縮ばね15の長
さに応じ、フックの法則をほぼ満たす範囲内で適宜設定
される。このように、ダンサーロール装置5は、本来の
ダンサーロールとしての機能の他に、線材Wに付与され
る張力を調整する張力調整装置としての機能も備えるこ
ととなる。この場合、下部ロール14の位置を変化させ
るだけで張力を変化させることができ、従来のダンサー
ロールのような錘部の交換等も不要である。
17aの外側には圧縮ばね15が挿入されており、それ
ぞれ下端部がロールガイド部材14aに、上端部がばね
固定部材15bに固定されている。ばね固定部材15b
はクレーム16に対しその高さ方向中間部にほぼ水平に
取り付けられており、下側からガイド棒17aの上端部
が連結されている。これにより圧縮ばね15は、下部ロ
ール14を下向きに(すなわち上部ロール13から離間
する方向に)付勢するとともに、下部ロール14の昇降
に伴い伸縮し、その変位(すなわち上部及び下部ロール
13及び14の間隔)に応じた張力を線材Wに付与す
る。その伸縮のストロークの範囲は、圧縮ばね15の長
さに応じ、フックの法則をほぼ満たす範囲内で適宜設定
される。このように、ダンサーロール装置5は、本来の
ダンサーロールとしての機能の他に、線材Wに付与され
る張力を調整する張力調整装置としての機能も備えるこ
ととなる。この場合、下部ロール14の位置を変化させ
るだけで張力を変化させることができ、従来のダンサー
ロールのような錘部の交換等も不要である。
【0017】一方、下部ロール14のロールガイド部材
14aにはバランスウェイト部19がワイヤ、チェーン
等の線状部材20を介して連結されている。このバラン
スウェイト部19は、下部ロール14に作用する重力の
一部又は全部を相殺するようにその重量が設定されてい
る。また、上部ロール13の上方には滑車21が設けら
れ、線状部材20が掛け渡されて下部ロール14の昇降
に伴い回転するようになっている。この滑車21の回転
角度は、そのシャフトに取り付けられたロータリエンコ
ーダ等の角度検出器22により検出され、この回転角度
から下部ロール14の位置が検出される。そして、下部
ロール14の位置から圧縮ばね15の変位、ひいては線
材Wに付与される張力の値を検出することが可能とな
る。すなわち、上記角度検出器22が張力検出部を構成
していると見ることができる。なお、角度検出器22に
代えてリニアエンコーダ等の距離検出器を用いることに
より、上部及び下部ロール13及び14の距離を直接検
出するようにしてもよい。
14aにはバランスウェイト部19がワイヤ、チェーン
等の線状部材20を介して連結されている。このバラン
スウェイト部19は、下部ロール14に作用する重力の
一部又は全部を相殺するようにその重量が設定されてい
る。また、上部ロール13の上方には滑車21が設けら
れ、線状部材20が掛け渡されて下部ロール14の昇降
に伴い回転するようになっている。この滑車21の回転
角度は、そのシャフトに取り付けられたロータリエンコ
ーダ等の角度検出器22により検出され、この回転角度
から下部ロール14の位置が検出される。そして、下部
ロール14の位置から圧縮ばね15の変位、ひいては線
材Wに付与される張力の値を検出することが可能とな
る。すなわち、上記角度検出器22が張力検出部を構成
していると見ることができる。なお、角度検出器22に
代えてリニアエンコーダ等の距離検出器を用いることに
より、上部及び下部ロール13及び14の距離を直接検
出するようにしてもよい。
【0018】上記ダンサーロール装置5に対し、張力検
出部の検出する張力値に基づいて線材Wの張力を調整す
る張力制御部を設けることにより、張力制御装置を構成
することができる。その一例を以下に説明する。図4に
そのブロック図を示す張力制御装置23は、ダンサーロ
ール装置5と、張力制御部29とを含む。また、張力制
御部29は、キーボード等の入力部24、制御司令部2
5、乗算器26及びルーパ側速度制御部27等を備え
る。入力部24からは、線材圧延機3からの線材Wの供
給速度Vや、線材Wの目標張力値T0等の設定パラメー
タが入力される。制御司令部25はこの入力を受けて上
記供給速度Vが得られるように、インバータ付き交流電
源装置31に信号を送り、線材圧延機3を駆動する交流
モータ30の回転速度を交流電流の周波数により制御す
る。一方、線材Wの張力Tは、前述の通りダンサーロー
ル装置5に設けられた角度検出部22により圧縮ばね1
5の変位として検出され、ルーパ側速度制御部27に送
られる。
出部の検出する張力値に基づいて線材Wの張力を調整す
る張力制御部を設けることにより、張力制御装置を構成
することができる。その一例を以下に説明する。図4に
そのブロック図を示す張力制御装置23は、ダンサーロ
ール装置5と、張力制御部29とを含む。また、張力制
御部29は、キーボード等の入力部24、制御司令部2
5、乗算器26及びルーパ側速度制御部27等を備え
る。入力部24からは、線材圧延機3からの線材Wの供
給速度Vや、線材Wの目標張力値T0等の設定パラメー
タが入力される。制御司令部25はこの入力を受けて上
記供給速度Vが得られるように、インバータ付き交流電
源装置31に信号を送り、線材圧延機3を駆動する交流
モータ30の回転速度を交流電流の周波数により制御す
る。一方、線材Wの張力Tは、前述の通りダンサーロー
ル装置5に設けられた角度検出部22により圧縮ばね1
5の変位として検出され、ルーパ側速度制御部27に送
られる。
【0019】ルーパ側速度制御部27はこれを受けてサ
イリスタ直流電源装置32に信号を送り、張力Tが目標
張力値T0に近づくように、ルーパ6を駆動する直流モ
ータ8の回転速度を直流電流の電流値Iにより制御す
る。すなわち、張力Tが目標値T0よりも小さい場合に
は、電流値Iを下げて直流モータ8の回転速度(すなわ
ちルーパ6による巻取速度)を上げ、逆に目標値T0よ
りも大きい場合にはモータ8の回転速度を下げるように
制御が行われる。なお、直流電源装置32に送られる電
流値Iは電流検出器35により検出される。また、線材
圧延機3を駆動する交流モータ30の回転速度はロータ
リエンコーダ等の角度検出器33により検出され、その
検出値に基づいてモータ30の駆動がフィードバック制
御されるようになっている。一方、ルーパ6を駆動する
直流モータ8も同様に、タコジェネレータ等の角度検出
器34により回転速度が検出されて、その駆動がフィー
ドバック制御される。
イリスタ直流電源装置32に信号を送り、張力Tが目標
張力値T0に近づくように、ルーパ6を駆動する直流モ
ータ8の回転速度を直流電流の電流値Iにより制御す
る。すなわち、張力Tが目標値T0よりも小さい場合に
は、電流値Iを下げて直流モータ8の回転速度(すなわ
ちルーパ6による巻取速度)を上げ、逆に目標値T0よ
りも大きい場合にはモータ8の回転速度を下げるように
制御が行われる。なお、直流電源装置32に送られる電
流値Iは電流検出器35により検出される。また、線材
圧延機3を駆動する交流モータ30の回転速度はロータ
リエンコーダ等の角度検出器33により検出され、その
検出値に基づいてモータ30の駆動がフィードバック制
御されるようになっている。一方、ルーパ6を駆動する
直流モータ8も同様に、タコジェネレータ等の角度検出
器34により回転速度が検出されて、その駆動がフィー
ドバック制御される。
【0020】ここで、張力Tが目標値T0に速く到達・
維持されるように、以下に述べる制御機構を採用するこ
とができる。まず、制御司令部25に入力された供給速
度Vには、乗算器26により1より大きい所定の乗数C
が乗算され、ルーパ6による線材Wの初期巻取速度V’
(=CV)としてルーパ側速度制御部27に送信され
る。ルーパ側速度制御部27はこれを受けて、直流電源
装置32を介し直流モータ8を上述の速度V’で回転さ
せようとする。ここで、Cは1よりも大きいので、線材
Wは圧延器3からの供給速度Vよりも大きな速度でルー
パ6に巻き取られることとなり、線材Wの張力Tは急激
に大きくなる。それによる負荷増大に伴い、モータ8の
回転速度は低下しようとするが、上述のフィードバック
制御により、直流電源装置32はモータ8の回転速度を
一定に保持しようとして電流Iを増大させる。この電流
Iの値は電流検出器35により検出されて、ルーパ側速
度制御部27に送られる。
維持されるように、以下に述べる制御機構を採用するこ
とができる。まず、制御司令部25に入力された供給速
度Vには、乗算器26により1より大きい所定の乗数C
が乗算され、ルーパ6による線材Wの初期巻取速度V’
(=CV)としてルーパ側速度制御部27に送信され
る。ルーパ側速度制御部27はこれを受けて、直流電源
装置32を介し直流モータ8を上述の速度V’で回転さ
せようとする。ここで、Cは1よりも大きいので、線材
Wは圧延器3からの供給速度Vよりも大きな速度でルー
パ6に巻き取られることとなり、線材Wの張力Tは急激
に大きくなる。それによる負荷増大に伴い、モータ8の
回転速度は低下しようとするが、上述のフィードバック
制御により、直流電源装置32はモータ8の回転速度を
一定に保持しようとして電流Iを増大させる。この電流
Iの値は電流検出器35により検出されて、ルーパ側速
度制御部27に送られる。
【0021】ここで、ルーパ側速度制御部27には、電
流検出部35からの電流Iの値を受けて直流電源装置3
2に送信される電流設定値I’を変化せせる回路部が設
けられている。この回路部は、入力される電流Iに対し
て垂下特性を有する電流設定値I’を出力するように構
成されており、電流Iが増加しようとすると電流設定値
I’を下げるように制御を行う。これにより、直流モー
タ8の回転速度は減少しながら、目標張力値T0 に対応
する平衡速度に速やかに近づくこととなる。
流検出部35からの電流Iの値を受けて直流電源装置3
2に送信される電流設定値I’を変化せせる回路部が設
けられている。この回路部は、入力される電流Iに対し
て垂下特性を有する電流設定値I’を出力するように構
成されており、電流Iが増加しようとすると電流設定値
I’を下げるように制御を行う。これにより、直流モー
タ8の回転速度は減少しながら、目標張力値T0 に対応
する平衡速度に速やかに近づくこととなる。
【0022】なお、上述の実施例においては張力Tの調
整は、ルーパ6による線材の巻取速度を調整することに
より行っていたが、圧延装置3側の線材Wの供給速度V
(すなわち交流モータ30の回転速度)を調整すること
により行ってもよい。ダンサーロール装置5は、図5に
示すように弾性部材として、下部ロール14と床面等の
設置面Gとの間に配置される引張ばね40を含むもので
あってもよい。また、図6に示すように、上部及び下部
ロール13及び14に加え、線材Wの溜め部Sに対し側
方から接近・離間可能な第三のロール41を設けること
もできる。この場合、弾性部材として、ロール41を上
部及び下部ロール13及び14に対し接近する方向に付
勢する圧縮ばね42を設けることができる。
整は、ルーパ6による線材の巻取速度を調整することに
より行っていたが、圧延装置3側の線材Wの供給速度V
(すなわち交流モータ30の回転速度)を調整すること
により行ってもよい。ダンサーロール装置5は、図5に
示すように弾性部材として、下部ロール14と床面等の
設置面Gとの間に配置される引張ばね40を含むもので
あってもよい。また、図6に示すように、上部及び下部
ロール13及び14に加え、線材Wの溜め部Sに対し側
方から接近・離間可能な第三のロール41を設けること
もできる。この場合、弾性部材として、ロール41を上
部及び下部ロール13及び14に対し接近する方向に付
勢する圧縮ばね42を設けることができる。
【0023】なお、伸線装置は線材圧延機3ではなくダ
イス式の線引き加工機であってもよい。また、線材の熱
処理を行わない場合等においては、巻取装置はルーパ6
に代えて他の形式のもの、例えばボビン等に線材を巻き
取る形式のものであってもよい。
イス式の線引き加工機であってもよい。また、線材の熱
処理を行わない場合等においては、巻取装置はルーパ6
に代えて他の形式のもの、例えばボビン等に線材を巻き
取る形式のものであってもよい。
【図1】本発明のダンサーロール装置を使用した線材の
圧延・熱処理システムの構成を示す概念図。
圧延・熱処理システムの構成を示す概念図。
【図2】線材Wに形成されたループ部がコンベアにより
搬送される状態を示す説明図。
搬送される状態を示す説明図。
【図3】本発明のダンサーロール装置の一例を示す側面
模式図。
模式図。
【図4】本発明の張力制御装置の構成例を示すブロック
図。
図。
【図5】本発明のダンサーロール装置の変形例を示す模
式図。
式図。
【図6】同じく別の変形例を示す模式図。
【図7】従来のダンサロール装置を示す模式図。
4 線材圧延装置(伸線装置) 5 ダンサーロール装置 6 ルーパ(巻取装置) 13 上部ロール(ダンサーロール) 14 下部ロール(ダンサーロール) 15、42 圧縮ばね(弾性部材) 19 バランスウェイト部 23 張力制御装置 29 張力制御部 40 引張ばね(弾性部材)
Claims (10)
- 【請求項1】 長手方向に搬送される線材の搬送路の途
上に互いに接近・離間可能かつ前記線材を巡回させるよ
うに設けられ、前記搬送路に前記線材の溜め部を形成す
る1組のダンサーロールと、 それらダンサーロールの接近・離間に対応して伸縮する
ことにより、それらダンサーロールの間隔に応じた張力
を前記線材に付与する弾性部材と、 を含むことを特徴とする線材搬送路におけるダンサーロ
ール装置。 - 【請求項2】 前記弾性部材は、前記ダンサーロールを
互いに離間させて前記溜め部を大きくする方向の付勢力
を前記ダンサーロールに与える状態で設けられている請
求項1記載のダンサーロール装置。 - 【請求項3】 前記線材は前記ダンサーロールに外側か
ら巻き付けられることにより、前記溜め部を形成する請
求項1又は2に記載のダンサーロール装置。 - 【請求項4】 前記線材は、圧延機、線引き加工機等の
伸線装置から供給・搬送されるものである請求項1ない
し3のいずれかに記載のダンサーロール装置。 - 【請求項5】 前記ダンサーロールは、前記線材の下側
に位置固定に設けられた上部ロールと、さらにその下側
に昇降可能に設けられた下部ロールとを含むものとされ
る一方、 前記弾性部材は、前記下部ロールを前記上部ロールから
離間する方向に付勢する状態で設けられている請求項1
ないし4のいずれかに記載のダンサーロール装置。 - 【請求項6】 前記下部ロールに作用する重力の一部又
は全部を相殺するバランスウェイト部が設けられている
請求項1ないし5のいずれかに記載のダンサーロール装
置。 - 【請求項7】 前記弾性部材の変位を検出し、その変位
に基づいて前記線材に付与された張力を検出する張力検
出部を備える請求項1ないし7のいずれかに記載のダン
サーロール装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のダンサーロール装置と、 前記張力検出部の検出する張力値に基づいて、前記線材
の張力を調整する張力制御部と、 を含むことを特徴とする線材の張力制御装置。 - 【請求項9】 前記張力制御部は、搬送される前記線材
の上流側及び下流側の少なくとも一方において、該線材
の搬送速度を調整するものである請求項8記載の張力制
御装置。 - 【請求項10】 前記線材は、その上流側に位置する前
記伸線装置から前記ダンサーロール装置に供給され、下
流側の巻取装置により巻き取られることにより、搬送さ
れるものとされる一方、 前記張力制御部は、少なくとも前記巻取装置における前
記線材の巻取速度を調整することにより、前記搬送速度
を調整するものとされる請求項9記載の張力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32358694A JPH08157142A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 線材搬送路におけるダンサーロール装置及び線材の張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32358694A JPH08157142A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 線材搬送路におけるダンサーロール装置及び線材の張力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08157142A true JPH08157142A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18156369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32358694A Pending JPH08157142A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 線材搬送路におけるダンサーロール装置及び線材の張力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08157142A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006134929A1 (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-21 | Bridgestone Corporation | 長尺部材送り機構 |
JP2008084961A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 積層板の製造装置 |
JP2009167017A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Btsr Internatl Spa | 機械への糸又はワイヤの供給を制御する装置及びその方法 |
CN107555255A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-01-09 | 福建农林大学 | 一种手动绕线装置 |
CN112647170A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-13 | 江苏凯嘉橡胶科技股份有限公司 | 整体带芯经线并股均张力装置 |
CN115085095A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-09-20 | 广东威恒输变电工程有限公司 | 一种电缆送线过程智能调节系统 |
CN115072491A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-09-20 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种线缆套管动态张力读取装置及调节装置 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32358694A patent/JPH08157142A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006134929A1 (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-21 | Bridgestone Corporation | 長尺部材送り機構 |
JP2008084961A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 積層板の製造装置 |
JP2009167017A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Btsr Internatl Spa | 機械への糸又はワイヤの供給を制御する装置及びその方法 |
CN107555255A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-01-09 | 福建农林大学 | 一种手动绕线装置 |
CN107555255B (zh) * | 2017-09-28 | 2023-02-10 | 福建农林大学 | 一种手动绕线装置 |
CN112647170A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-13 | 江苏凯嘉橡胶科技股份有限公司 | 整体带芯经线并股均张力装置 |
CN115072491A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-09-20 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种线缆套管动态张力读取装置及调节装置 |
CN115072491B (zh) * | 2022-06-29 | 2023-11-10 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种线缆套管动态张力读取装置及调节装置 |
CN115085095A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-09-20 | 广东威恒输变电工程有限公司 | 一种电缆送线过程智能调节系统 |
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