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JPH08145907A - 欠陥検査装置 - Google Patents

欠陥検査装置

Info

Publication number
JPH08145907A
JPH08145907A JP6280970A JP28097094A JPH08145907A JP H08145907 A JPH08145907 A JP H08145907A JP 6280970 A JP6280970 A JP 6280970A JP 28097094 A JP28097094 A JP 28097094A JP H08145907 A JPH08145907 A JP H08145907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defect
image data
unit
amount
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6280970A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Komori
三雄 小森
Tomohiro Ogawa
智広 小川
Noriyoshi Sugiyama
則順 杉山
Akihiro Tsubakihara
章弘 椿原
Noriyuki Arai
規之 新井
Masaharu Ishida
雅春 石田
Masayuki Takahashi
雅之 高橋
Hiroshi Iwasaki
洋 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP6280970A priority Critical patent/JPH08145907A/ja
Publication of JPH08145907A publication Critical patent/JPH08145907A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台の検査装置で様々な種類の欠陥を検出し
てその欠陥の種別を報知しその欠陥を総合的に判定す
る。 【構成】 画像データ入力部3と、各画素間の濃度情報
の変化量を水平及び垂直方向ついて求め、水平及び垂直
方向の変化量を前記画素毎に加算し、加算された変化量
を前記画素毎に平均化し、平均化された変化量が基準量
より多い場合に微細な欠陥有りと判定する微細欠陥検査
部5と、入力画像データを所定のしきい値により二値化
して画像データの良否を判定する二値化検査部7と、入
力画像データを縦横それぞれ所定数の画素行列からなる
格子に切り分け、各格子内の各画素の濃度情報を加算し
て各格子毎の濃度加算値を求め、各格子間での濃度加算
値の変化量を水平及び垂直方向について求め、各変化量
が所定量より多い場合に、ムラ有りと判定するムラ検査
部9と、微細欠陥検査部5、二値化検査部7及びムラ検
査部9によりそれぞれ検査された被検査物の欠陥を総合
判定する欠陥総合判定部13とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインセンサカメラで
撮像されたフィルム、不織布、鋼、アルミ、銅のコイル
等の製造ラインにおける表面外観を自動検査する欠陥検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、不織布、鋼、アルミ、銅のコ
イル等の主としてシート状物体の製造ラインにおいて
は、これらの製品に欠陥があるか否かを検査する必要が
ある。従来より、これらの検査は、カメラにより検査対
象を撮像し、その画像データに対して画像処理を施し、
その処理欠陥に基づいて欠陥を判定する手法が採用され
ている。この場合の画像処理では、カメラからの画像デ
ータ(濃度データ)を所定のしきい値で二値化して良否
の判定をする二値化処理が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
欠陥検査装置では、二値化処理に代表される単一の画像
処理によって検査が実行されているのが一般的であるか
ら、様々に発生する欠陥の全てに対応することは不可能
であった。例えば、液晶ディスプレイ用のカラーフィル
タでは染色ムラ等に起因してカラーフィルタの一部分が
ぼんやりと明るくなったり、暗くなったりするムラ欠陥
が発生する場合があるが、このムラは、単純な二値化処
理では検出できない。また、ノイズの多い画像データを
処理する場合には二値化では精度の良い検査はできな
い。さらに、ピンホール欠陥等のように1画素以下の欠
陥を検出するためには二値化処理では不可能である。
【0004】このように、従来の画像処理を主体にした
欠陥検査装置では、様々な欠陥を検出することはでき
ず、欠陥の種別毎に専用の画像処理装置を使用して個別
に対応するしか方法がなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、一台の検査装置で同一画像データか
ら複数種類の異なった欠陥を高速に検出でき、しかも検
出された欠陥の種別を報知して欠陥を総合的に判定する
ことのできる欠陥検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1に記載された発明は、被検査物を撮像して
得られた画素毎の濃度情報をデジタル画像データに変換
して取り込む画像データ入力部と、入力された画像デー
タにおける各画素間の濃度情報の変化量を水平方向及び
垂直方向ついて求める変化量演算手段と、求められた水
平方向及び垂直方向の各変化量を前記画素毎に加算する
変化量加算手段と、加算された変化量を前記画素毎に平
均化する平均化手段と、平均化された変化量が基準量よ
り多い場合に微細な欠陥有りと判定する検出手段と、を
有する微細欠陥検査部と、入力された画像データを所定
のしきい値により二値化して画像データの良否を判定す
る二値化検査部と、入力された画像データを縦横それぞ
れ所定数の画素行列からなる格子に切り分け、各格子内
の各画素の濃度情報を加算して各格子毎の濃度加算値を
求める濃度加算手段と、各格子間での濃度加算値の変化
量を水平方向及び垂直方向のそれぞれについて求める変
化量演算手段と、求められた水平方向の変化量と垂直方
向の変化量が所定量より多い場合に、ムラ有りと判定す
る検出手段と、を有するムラ検査部と、前記微細欠陥検
査部、二値化検査部及びムラ検査部によりそれぞれ検査
された被検査物の欠陥を総合判定する欠陥総合判定部と
を具備することを特徴としている。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の欠陥検査装置において、前記画像データ入力部から
供給される画像データに対して被検査物の搬送方向に沿
って縦線強調する強調手段と、強調画像データを所定ラ
イン数毎に加算してその濃度加算値を求めるとともに、
今回加算値として記憶する濃度加算手段と、今回加算値
と前回加算値との差分を演算する差分演算手段と、演算
された差分データに基づいて、または濃度加算手段から
の濃度加算データに基づいて被検査物の搬送方向におけ
るスジ状欠陥の有無を判定するスジ状欠陥検出手段と、
を有するスジ状欠陥検査部を具備し、前記欠陥判定部
は、微細欠陥検査部、二値化検査部、ムラ検査部及びス
ジ状欠陥検査部によりそれぞれ検査された被検査物の欠
陥を総合判定することを特徴としている。
【0008】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2に記載の欠陥検査装置において、前記画像データ
入力部は、入力されたアナログ画像データを10ビット
のデジタル画像データに変換するA/Dコンバータと、
この10ビットのコンバータ出力を8ビットデータに変
換するA/D変換回路とを具備することを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、微細欠陥検査部で
は、複数の画素毎の濃度情報間での各変化量を水平方向
及び垂直方向ついて求め、水平方向及び垂直方向の変化
量を前記画素毎に加算し、加算された変化量を前記画素
毎に平均化し、平均化された変化量が所定より多い場
合、欠陥として検出する。
【0010】また、二値化検査部では、入力される画像
データを所定のしきい値により二値化し、その二値化デ
ータにより欠陥を検出する。
【0011】さらに、ムラ検査部では、画素毎の濃度情
報を縦横それぞれ所定数の画素行列からなる格子に切り
分け、その各格子内の各画素の濃度情報を加算し、各格
子間での濃度加算値の変化量を水平方向及び垂直方向の
それぞれについて求め、求められた水平方向の変化量と
垂直方向の変化量が所定量より多い場合、ムラと検出す
る。
【0012】そして、欠陥判定部は、微細欠陥検査部、
二値化検査部及びムラ検査部によりそれぞれ検査された
被検査物の欠陥を総合判定する。
【0013】請求項2の構成によれば、入力画像データ
に対して被検査物の搬送方向に沿って縦線強調し、強調
画像データを所定ライン数毎に加算してその濃度加算値
を求めるとともに今回加算値として記憶し、今回加算値
と前回加算値との差分を演算し、演算された差分データ
に基づいてまたは濃度加算手段からの濃度加算データに
基づいて被検査物のスジ状欠陥の有無を判定する。そし
て、欠陥判定部は、微細欠陥検査部、二値化検査部、ム
ラ検査部及びスジ状欠陥検査部によりそれぞれ検査され
た被検査物の欠陥を総合判定する。
【0014】請求項3の構成によれば、アナログ画像デ
ータは、10ビットのデジタル画像データに変換され
る。このため、8ビット変換時に比較して画像解像度は
向上する。ただし、このまま10ビットデータを画像処
理するには、10ビット対応の装置構成としなければな
らない。したがって、この10ビットデータを8ビット
データに変換して画像処理をするようにしている。これ
により、当初より8ビットデータを取り扱う場合に比較
して回路構成を複雑・高価にすることなく画像解像度を
向上させることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る欠陥検査装置の一実施例
を図面を参照しつつ系統的に説明する。
【0016】<装置の全体構成>図1は、本発明に係る
欠陥検査装置の一実施例の全体構成を示すブロック図、
図2は、欠陥検査装置の全体システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0017】図1に示すように本実施例の欠陥検査装置
は、CCDラインセンサカメラ1と、画像データ入力部
3と、キズ(微細欠陥)検査部5と、二値化検査部7
と、ムラ検査部9と、画像表示部11と、欠陥総合判定
部13と、から概略構成されている。図3乃至図6に
は、図1に示す欠陥検査装置の各構成部分毎の詳細な構
成が示されている。
【0018】また、システム構成としては、図2に示す
ように、メインCPU15と、このメインCPU15を
中心とした複数のローカルCPU17を備えており、各
ローカルCPU17はローカルバス19を介して、RO
M21、RAM23、画像メモリ25、VMEインタフ
ェース27と接続されており、メインCPU15は、各
VMEインタフェース27を介して各ローカルCPU1
7と接続される構成となっている。図3乃至図6には、
欠陥検査装置の各構成部材とローカルCPU17との接
続関係は省略して記載されている。
【0019】<画像データ入力部3>画像データ入力部
3は、CCDラインセンサカメラ(以下、ラインセンサ
という)1で撮像された撮像データを入力してデジタル
画像データに変換する機能を有し、図3に示すように、
A/D変換部31と、シェーディング補正部33と、射
影演算部35と、輝度補正部37とを備えている。
【0020】<<A/D変換部31>>本実施例では、
CCDラインセンサ1を使用し、A/D変換を10ビッ
トとし、デジタル信号処理部を8ビットとして処理して
いる。
【0021】一般に、デジタルデータは、8ビット単位
で取り扱われるが、A/D変換の精度を向上させるため
に、例えばA/Dコンバータの精度を8ビットから10
ビットにする場合には、全てのデジタル回路も10ビッ
ト処理が可能なものに変更する必要がある。しかし、全
てのデジタル回路を10ビット処理のものに変更するの
はコスト高となり、実用的でない。
【0022】そこで、本実施例のA/D変換部31で
は、A/Dコンバータ39の次段に10ビットデータを
8ビットデータに変換するビット変換回路41を設けた
ものである。このビット変換回路41は、具体的には図
7に示すようなLUT(ルックアップテーブル)で構成
されている。
【0023】図7(A)は、4:1で変換する例であ
り、図4(B)は、1:1で変換する例である。(B)
の場合のように、入力するアナログ信号の一部しか利用
しない場合には、その範囲のみを変換することにより、
既存の8ビットのデジタル処理回路で処理可能であり、
かつ精度も向上する。
【0024】したがって、既存のデジタル処理部を使用
する場合にあっても、A/Dコンバータ39とビット変
換回路41を付けることによって、より精度の高いデー
タ処理が可能となる。また、ビット変換回路41にLU
T方式を使用することにより、低いコストで変換精度を
自由に変更することが可能となる。このため、例えば、
反転出力や一部データのみの変換等の処理が可能とな
る。
【0025】<キズ(微細欠陥)検査部5>キズ検査部
5は、空間フィルタ(例えば、3×3のソーベルフィル
タ)、除算テーブルから成る変化量演算部51と、変化
量加算部(画素間演算部)53と、平均算出部(空間フ
ィルタ及び除算テーブル)55と、セクタ加算部(検出
手段)57とを備え、このセクタ加算部57は、濃度変
換回路と、セクタ加算回路と、LUTとから構成されて
いる。
【0026】<二値化検査部7>二値化検査部7は、周
知の構成のものが採用されており、ノイズ除去用の平均
値フィルタ71と、明欠陥検出側、暗欠陥検出側にそれ
ぞれ設けられたセクタ加算部73を備え、各セクタ加算
部73A,73Bは、二値化回路、セクタ加算回路、L
UTとから構成されている。
【0027】<ムラ検査部9>ムラ検査部9は、2チャ
ンネルのムラ検査部9A,9Bから成っている。第1チ
ャンネルのムラ検査部9Aで検出されるムラをムラ1、
第2チャンネルのムラ検査部9Bで検出されるムラをム
ラ2と称する。ムラ1とムラ2では、検出したいムラの
大きさ(ムラの周波数)が異なっている。すなわち、ム
ラ1は大きさが小さい(周波数が高い)ムラを指し、ム
ラ2は大きさが大きい(周波数が低い)ムラを指す。こ
のため、第1チャンネルでは、設定されるメッシュ幅が
小さく、第2チャンネルでは、設定されるメッシュ幅は
大きい。各チャンネルは次の構成である。
【0028】ムラセクタ加算部91は、ラインセンサ1
によって得られた画素毎の濃度情報を縦横複数の画素行
列からなる図8に示すような格子に切り分け、その各格
子内の各画素の濃度情報を加算して格子毎の濃度加算値
を求める。
【0029】減算器93は、加算により得られた20ビ
ットの濃度加算データを16ビットの濃度加算データに
減らす処理を実行する。
【0030】変化量算出部(空間フィルタA、空間フィ
ルタB及び各絶対値回路)95は、それぞれ各格子間で
の濃度加算値の水平方向の変化量及び垂直方向の変化量
を3行3列の行列内で求める。
【0031】判定回路97A,97Bは、空間変化量算
出部7によって求められた垂直方向の変化量と、水平方
向の変化量を基に被検査物のムラを検出する。
【0032】<画像表示部11>画像表示部11は、図
中に示した出力〜出力(出力は、明側二値化の出
力と、暗側二値化の出力との合成出力)を画像表示
バスを介して入力し、画像表示選択機能111により所
望の画像を選択し、VRAM回路113、DAC回路1
15を経て、NTSC信号としてモニタ装置(図示せ
ず)に供給される。
【0033】<キズ検査部5における処理(ミクロ欠陥
検出処理)>まず、検査対象をラインセンサ1により撮
像された画像データは0〜255の256階調で表した
画素毎の濃度情報を有している。
【0034】画素毎の濃度情報に対して変化量演算部5
1は、各濃度情報間での水平方向の変化量Hij及び垂直
方向の変化量Vijを3行3列の行列内で求める。
【0035】例えば、任意の画素Lijの水平方向の変化
量Hijと垂直方向の変化量Vijは、図9に示すように画
素Lijを中心とした3行3列の9つの格子の濃度情報を
基に、図10に示す水平方向のソーベルフィルタ(第1
の係数テーブル)と図11に示す垂直方向のソーベルフ
ィルタ(第2の係数テーブル)を用いて以下に示す式
(1)と式(2)によって求める。
【0036】
【数1】 Hij=|−Li-1,j-1 −2Li,j-1 −Li+1,j-1 +Li-1,j+1 +2Li,j+1 +Li+1,j+1 |…式(1) Vij=|−Li-1,j-1 +Li+1,j-1 −2Li-1,j +2Li+1,j −Li-1,j+1 +Li+1,j+1 |…式(2) 水平方向の変化量Hijと垂直方向の変化量Vijが求めら
れると、変化量加算部53では、その水平方向の変化量
ijと垂直方向の変化量Vijを加算してその画素の変化
量Tijを求める。
【0037】画素毎の変化量が求められると、平均算出
部55では、求められた各変化量を、3行3列の9つの
変化量の平均値を中心画素の変化量の平均とする図12
に示すフィルタを用いて平均化し、それを平均変化量と
して画素毎に求める。
【0038】例えば、画素Li-1,j-1 の変化量をT
i-1,j-1 ,画素Li,j-1 の変化量をTi, j-1 ,画素L
i+1,j-1 の変化量をTi+1,j-1 ,画素Li-1,j の変化量
をTi-1,j,画素Lijの変化量をTij,画素Li+1,j
変化量をTi+1,j ,画素Li-1,j+1の変化量をT
i-1,j+1 ,画素Li,j+1 の変化量をTi,j+1 ,画素L
i+1,j+1 の変化量をTi+1,j+1 とすると、画素Lijの平
均変化量Aijは、以下に示す式(3)によって求められ
る。
【0039】
【数2】 Aij=(Ti-1,j-1 +Ti,j-1 +Ti+1,j-1 +Ti-1,j +Tij+Ti+1,j +Ti-1,j+1 +Ti,j+1 i+1,j+1 )×1/9 …式(3) そしてセクタ加算部57では、求められた各平均変化量
と予め設定されている欠陥判定しきい値とを比較し、求
められた平均変化量が予め設定されている欠陥判定しき
い値より大きい場合、欠陥と判定する。
【0040】このように、ラインセンサ1によって得ら
れた濃度情報の水平方向の変化量及び垂直方向の変化量
を縦横複数の行列、例えば水平方向のソーベルフィルタ
と、垂直方向の輪郭を強調する垂直方向のソーベルフィ
ルタによって求め、求められた水平方向と垂直方向の変
化量を画素毎に加算し、さらに、加算された変化量を例
えば3行3列の9つの変化量の平均値を中心画素の変化
量の平均とするフィルタを用いて平均化し、その平均変
化量により欠陥を検出しているので、ラインセンサ1の
画素に対して微小(画素面積前後)である欠陥でも正確
に検出することが可能となる。また、被検査物を撮像し
て得られた濃度情報にシェーディングや高周波ノイズが
多く含まれる場合であっても、本実施例のキズ検査部5
を用いれば、前記平均変化量を求めることにより前記シ
ェーディングと高周波ノイズはともに減少される。
【0041】<二値化検査部7の処理>この二値化検査
部7では、画像データ入力部3から供給される0〜25
5の256階調で表した画素毎の濃度情報に対して平均
値フィルタ71によりノイズ成分を除去した後、それぞ
れ所定のしきい値により、空洞キズのような明るい欠
陥、引っ掻きキズのような暗い欠陥をそれぞれ検出す
る。
【0042】<ムラ検出部9の処理>前述したように、
このムラ検出部9は、ムラの周波数の高いムラをチャン
ネル1で、ムラの周波数の低いムラをチャンネル2で検
出できるように設定されてある。個々の処理は2チャン
ネルとも全く同一である。
【0043】画像データ入力部3から画素毎の濃度情報
が供給されると濃度情報を加算するセクタ加算部91で
は、図8に示すように濃度情報を縦横複数の画素行列か
らなる格子に切り分け、その各格子内の各画素の濃度情
報を加算して格子毎の濃度加算値を求める。なお図8で
は、縦横とも10画素ずつの10行10列の格子に区切
っているがこれに限らずこの数は任意に変更可能であ
る。
【0044】変化量算出部95では、各格子間での水平
方向の濃度加算値の変化量Hij及び垂直方向の濃度加算
値の変化量Vijを3行3列の行列内で求める。
【0045】例えば、任意の格子の濃度加算値Σijの水
平方向の変化量Hijと垂直方向の変化量Vijは、図13
に示すようにΣijを中心とした3行3列の9つの格子の
濃度加算値を基に、図10に示した水平方向のソーベル
フィルタ(空間フィルタA)と図11に示した垂直方向
のソーベルフィルタ(空間フィルタB)を用いて以下に
示す式(4)と式(5)によって求める。
【0046】
【数3】 Hij=|−Σi-1,j-1 −2Σi,j-1 −Σi+1,j-1 +Σi-1,j+1 +2Σi,j+1 +Σi+1,j+1 |…式(4) Vij=|−Σi-1,j-1 +Σi+1,j-1 −2Σi-1,j +2Σi+1,j −Σi-1,j+1 +Σi+1,j+1 |…式(5) そして判定回路97A,97Bでは、求められた水平方
向の変化量Hij及び垂直方向の変化量Vijと予め設定さ
れているムラ判定しきい値とを比較し、求められた変化
量Hij,Vijが予め設定されているムラ判定しきい値よ
り大きい場合、ムラと判定する。
【0047】このように、ラインセンサ1によって得ら
れた画素毎の被検査物の濃度情報を縦横複数の画素行列
からなる格子に切り分け、その各格子内の各画素の濃度
情報を加算して格子毎の濃度加算値を求めることにより
ムラを強調し、各格子間での水平方向の濃度加算値の変
化量Hij及び垂直方向の濃度加算値の変化量Vijを3行
3列の行列内で求めることによってさらにムラを強調し
ている。そして求められた各格子の変化量Hij,Vij
予め設定してあるムラ判定しきい値とを比較し、求めら
れた各格子の変化量Hij,Vij予め設定されているムラ
判定しきい値より大きい場合、ムラと判定する。
【0048】したがって、水平方向と垂直方向の両方で
変化量Hij,Vijを求めてムラをより強調しているた
め、被検査物の検出方向に関係なくムラが検出でき、ま
た、被検査物がLCD用のカラーフィルタのように表面
が細かく格子状に分けられ境界線がある場合でもムラの
検出精度は被検査物の傾きに依存しなくなる。さらに、
ラインセンサを用いた場合に検出しにくい所定周期で発
生しているムラも周期に関係なく検出することができ
る。
【0049】なお、求められた水平方向の変化量Hij
垂直方向の変化量Vijを加算したものをその格子の変化
量Cijとしてこの変化量Cijを各格子について求め、判
定回路97A,97Bでは、求められた変化量Cijと予
め設定されているムラ判定しきい値を比較し、求められ
た変化量Cijが予め設定されているムラ判定しきい値よ
り大きい場合、ムラと判定するようにしても良い。
【0050】<欠陥総合判定処理>各検査部5,7,9
からの検査データは、欠陥総合判定部13に供給され
る。欠陥総合判定部13は、、例えば、欠陥種別判定テ
ーブル131が形成されており、このテーブルデータに
基づいて供給された検査データに基づいて被検査物の欠
陥種別が判定される。なお、図14に示すように各検査
部5,7,9の出力に対しては、コントラスト方向の強
さ、すなわち変化量がしきい値を越えたか否かによって
強弱に分けられる。微細欠陥の場合は、ミクロ大、ミク
ロ小の2通り、二値化の場合には、二値化大、二値化小
の2通り、ムラの場合は、ムラ1強、ムラ1弱、ムラ2
強、ムラ2弱の4通り、合計8通りの検査が可能であ
る。この時のしきい値は、欠陥総合判定部13に予め設
定されている。したがって、この時には、8ビットのデ
ータをインデックスとして欠陥種別判定テーブルをアク
セスすれば良い。
【0051】図15、図16には、各種の欠陥名と、そ
の原画像、濃度断面、判定結果、処理画面の一例が示さ
れている。この例では、(1) 極小穴(ピンホール)、
(2) 穴、(3) 大穴、(4) 薄い汚れ、(5) 汚れ、(6) 濃い
汚れ、に対する本実施例装置による判定結果を模式的に
示したものである。
【0052】(1)極小穴(ピンホール欠陥)の場合 図15(1)に示すように、極小穴(ピンホール欠陥)
は、微細欠陥であるから、キズ検査部で欠陥が検出さ
れ、“ミクロ小”と判定される。
【0053】(2)穴の場合 図15(2)に示すように、穴は、“ミクロ大”あるい
は“二値化小”と判定される。
【0054】(3)大穴の場合 図15(2)に示すように、大穴は、“二値化大”ある
いは“二値化大とその他の判定全て”において欠陥が検
出される。
【0055】(4)うすい汚れの場合 図16(1)に示すように、“うすい汚れ”は、“ムラ
1弱”と判定される。
【0056】(5)汚れの場合には、 図16(2)に示すように、汚れは、“ムラ1強”ある
いは“ムラ1強”と“ミクロ大”に該当する。
【0057】(6)濃い汚れの場合 図16(2)に示すように、濃い汚れは、“ムラ1強”
と“ムラ2”に該当する。
【0058】このように、本実施例装置によれば、一つ
の画像データから複数の欠陥を総合判定することがで
き、欠陥種別判定テーブルに予め欠陥情報を設定してお
くことにより、欠陥種別毎に判定できるのである。
【0059】<スジ状欠陥検出処理>図17は、スジ状
欠陥検査部の一構成例を示しており、このスジ状欠陥検
査部151は、前記画像データ入力部3の後段に、キズ
検査部5等と並列に設けられる。
【0060】初めに原理的な説明をする。鋼板、帯鋼、
樹脂シート、紙等の連続したシート物製品や1枚1枚切
り離された枚葉製品には、欠陥検出の困難な製品の搬送
方向(流れ方向)に沿った図18(1)に示すような低
コントラストのスジ状欠陥や図18(2)に示すような
微細幅のスジ傷が発生する場合がある。
【0061】図18(1)に示すような低コントラスト
のスジ状欠陥の一ラインにおける濃度断面は、図18
(3)に示すようにスジ部分の幅が広く、かつノイズが
比較的少ないものとなっている。一方、図18(2)に
示すような微細幅のスジ傷の濃度断面では、図18
(4)に示すようにスジ幅は狭く、かつランダムに発生
するノイズ分が多い。これらの各画像データを流れ方向
(搬送方向)に積分すると、図18(1)の低コントラ
ストのスジでは、図19(1)に示すように、その濃度
加算値は、スジ部分で鮮明となり、あるしきい値で切る
ことによりスジ部分の検出が可能となる。ところが、図
18(2)の微細幅のスジ傷のある画像データの濃度加
算値は、図19(2)に示すように、ノイズが多いため
に、スジ部分とノイズ部分との区別がつかず判定が困難
となる。したがって、単純に画像データ(濃度値)を積
分する手法では、微細幅のスジ傷は検出できない。
【0062】そこで、図17に示すように、画像データ
入力部3から出力された画像データに対する前処理とし
て、空間フィルタ部153を設けこのフィルタ出力を積
分処理部155により加算するようにしている。また、
積分処理部155の出力の後処理としてブロック毎の差
分をとる差分処理部57を設けている。さらに、判定部
として、積分処理部155の出力データに基づいて判定
する第1の判定部159と差分処理部157の出力デー
タに基づいて判定する第2の判定部161とを備えてい
る。
【0063】空間フィルタ部153は、例えば、上述し
た垂直方向のソーベルフィルタが採用でき、このソーベ
ルフィルタにより画像データ中のスジ部分が強調されて
いる。この濃度断面を図20に示す。
【0064】この空間フィルタ部153でスジ部分が強
調されたデータに対して積分処理を施すと、図21に示
すように、ノイズ部分とスジ部分の差が一層明確にな
る。第1の判定部159では、ノイズレベルが低い場合
にこの積分データに対するしきい値処理によりスジ欠陥
の判定を実行する。
【0065】一方、前記積分データのみからでは、ノイ
ズとスジ部分との差が明確にならない場合に、差分処理
部157により、図22に示すように、前回の積分値と
の差分を取り、第2の判定部161では、その差分デー
タに基づいて判定を行う。
【0066】これらの判定結果は、前記欠陥総合判定部
13に供給され、これに基づいて被検査物の欠陥検査が
総合的に実行され、欠陥があれば、どのような欠陥かが
表示されるのである。
【0067】このようにこのスジ状欠陥検査部151に
よれば、低コントラストな、または微細幅のスジ状欠陥
の検出を安定して行うことができ、検出精度が向上す
る。また、スポット状の低コントラストの欠陥の検出も
行うことができる。
【0068】また、前回積分値と今回積分値の差分を取
り、この差分値に基づいてスジ欠陥を検査するようにし
ているので、スジ傷の発生起点とスジ傷の終点とを検出
することができ、より一層明確な欠陥検出が可能とな
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、一台の検査装置で同一画像データから複数
種類の異なった欠陥を高速に検出でき、しかも検出され
た欠陥の種別を報知して欠陥を総合的に判定することが
可能となる。
【0070】請求項2に記載の発明によれば、低コント
ラストな、または微細幅のスジ状欠陥の検出を安定して
行うことが可能となる。
【0071】請求項3記載の発明によれば、既存のデジ
タル処理部を使用する場合にあっても、A/Dコンバー
タと変換回路を付けることによって、より精度の高いデ
ータ処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る欠陥検査装置の一実施例構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係る欠陥検査装置におけるシステム構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る欠陥検査装置における画像データ
入力部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る欠陥検査装置における各検査部の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る欠陥検査装置におけるムラ検査部
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る欠陥検査装置における画像表示部
の構成を示すブロック図である。
【図7】A/D変換回路におけるテーブル構成を示す説
明図である。
【図8】画素毎の濃度情報を縦横複数の画素行列からな
る格子に切り分けた例を示す説明図である。
【図9】任意の画素の輝度情報の水平方向の変化量と垂
直方向の変化量を求める場合の説明図である。
【図10】水平方向ソーベルフィルタを示す説明図であ
る。
【図11】垂直方向のソーベルフィルタを示す説明図で
ある。
【図12】平均変化量を求める3行3列のフィルターを
示す説明図である。
【図13】任意の格子の輝度加算値の水平方向の変化量
と垂直方向の変化量を求める場合の説明図である。
【図14】欠陥総合判定処理を示す説明図である。
【図15】欠陥総合判定処理の結果を示す説明図であ
る。
【図16】欠陥総合判定処理の結果を示す説明図であ
る。
【図17】スジ状欠陥検査部の一構成例を示すブロック
図である。
【図18】スジ状欠陥の説明図である。
【図19】スジ状欠陥の濃度加算値を示す説明図であ
る。
【図20】スジ状欠陥のフィルタ処理後の濃度断面を示
す説明図である。
【図21】スジ状欠陥のフィルタ処理+積分処理後の濃
度断面を示す説明図である。
【図22】スジ状欠陥の差分処理後の濃度断面を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 CCDラインセンサカメラ 3 画像データ入力部 5 キズ(微細欠陥)検査部 51 変化量演算部 53 変化量加算部 55 平均算出部 57 セクタ加算部 7 二値化検査部 9 ムラ検査部 91 ムラセクタ加算部 95 変化量算出部 11 画像表示部 13 欠陥総合判定部 39 A/Dコンバータ 41 ビット変換回路 151 スジ状欠陥検査部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椿原 章弘 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 新井 規之 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石田 雅春 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 高橋 雅之 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 岩崎 洋 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物を撮像して得られた画素毎の濃
    度情報をデジタル画像データに変換して取り込む画像デ
    ータ入力部と、 入力された画像データにおける各画素間の濃度情報の変
    化量を水平方向及び垂直方向ついて求める変化量演算手
    段と、求められた水平方向及び垂直方向の各変化量を前
    記画素毎に加算する変化量加算手段と、加算された変化
    量を前記画素毎に平均化する平均化手段と、平均化され
    た変化量が基準量より多い場合に微細な欠陥有りと判定
    する検出手段と、を有する微細欠陥検査部と、 入力された画像データを所定のしきい値により二値化し
    て画像データの良否を判定する二値化検査部と、 入力された画像データを縦横それぞれ所定数の画素行列
    からなる格子に切り分け、各格子内の各画素の濃度情報
    を加算して各格子毎の濃度加算値を求める濃度加算手段
    と、各格子間での濃度加算値の変化量を水平方向及び垂
    直方向のそれぞれについて求める変化量演算手段と、求
    められた水平方向の変化量と垂直方向の変化量が所定量
    より多い場合に、ムラ有りと判定するムラ検出手段と、
    を有するムラ検査部と、 前記微細欠陥検査部、二値化検査部及びムラ検査部によ
    りそれぞれ検査された被検査物の欠陥を総合判定する欠
    陥総合判定部と、 を具備することを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の欠陥検査装置において、 前記画像データ入力部から供給される画像データに対し
    て被検査物の搬送方向に沿って縦線強調する強調手段
    と、強調画像データを所定ライン数毎に加算してその濃
    度加算値を求めるとともに、今回加算値として記憶する
    濃度加算手段と、今回加算値と前回加算値との差分を演
    算する差分演算手段と、演算された差分データに基づい
    て、または濃度加算手段からの濃度加算データに基づい
    て被検査物の搬送方向におけるスジ状欠陥の有無を判定
    するスジ状欠陥検出手段と、を有するスジ状欠陥検査部
    を具備し、 前記欠陥判定部は、微細欠陥検査部、二値化検査部、ム
    ラ検査部及びスジ状欠陥検査部によりそれぞれ検査され
    た被検査物の欠陥を総合判定することを特徴とする欠陥
    検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の欠陥検査装置に
    おいて、 前記画像データ入力部は、入力されたアナログ画像デー
    タを10ビットのデジタル画像データに変換するA/D
    コンバータと、この10ビットのコンバータ出力を8ビ
    ットデータに変換するA/D変換回路とを具備すること
    を特徴とする欠陥検査装置。を具備することを特徴とす
    る欠陥検査装置。
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