JPH08142714A - 自動走行車 - Google Patents
自動走行車Info
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- JPH08142714A JPH08142714A JP6291454A JP29145494A JPH08142714A JP H08142714 A JPH08142714 A JP H08142714A JP 6291454 A JP6291454 A JP 6291454A JP 29145494 A JP29145494 A JP 29145494A JP H08142714 A JPH08142714 A JP H08142714A
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- Japan
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- brake
- vehicle speed
- braking force
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- vehicle
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加速と制動が同時に継続して行われることに
よる燃料の浪費やブレーキシューの磨耗を防止すること
ができる自動走行車を提供する。 【構成】 車速差(車速検出値−目標車速)がオフセッ
ト値ΔV0の範囲内で(図示P6)、かつスロットル開
度がアイドル開度+αより大きいとき(図示P7)、加
速と制動を同時に行って車速が目標車速に一致している
つり合い状態であるとみなし、以後、必要制動力Fを一
定値cずつ減少させる(図示P8)。これに伴い、スロ
ットル開度も徐々に減少され(図示P9)、上記つり合
い状態から脱却可能となる。
よる燃料の浪費やブレーキシューの磨耗を防止すること
ができる自動走行車を提供する。 【構成】 車速差(車速検出値−目標車速)がオフセッ
ト値ΔV0の範囲内で(図示P6)、かつスロットル開
度がアイドル開度+αより大きいとき(図示P7)、加
速と制動を同時に行って車速が目標車速に一致している
つり合い状態であるとみなし、以後、必要制動力Fを一
定値cずつ減少させる(図示P8)。これに伴い、スロ
ットル開度も徐々に減少され(図示P9)、上記つり合
い状態から脱却可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットル開度と制
動力をそれぞれ制御することにより走行中の速度制御を
行う自動走行車に関する。
動力をそれぞれ制御することにより走行中の速度制御を
行う自動走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴルフ場内においてゴルフバ
ッグ等の荷物や人を搬送するゴルフカートとして使用さ
れる自動走行車が各種開発されている。この種の自動走
行車としては、例えば特開平5−73144号公報に開
示されたものが知られている。この公報に開示された自
動走行車においては、スロットル開度を制御するととも
にスタータダイナモによる回生制動の制動力を制御する
ことにより走行中の速度制御を行うようになっている。
ッグ等の荷物や人を搬送するゴルフカートとして使用さ
れる自動走行車が各種開発されている。この種の自動走
行車としては、例えば特開平5−73144号公報に開
示されたものが知られている。この公報に開示された自
動走行車においては、スロットル開度を制御するととも
にスタータダイナモによる回生制動の制動力を制御する
ことにより走行中の速度制御を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
開示された自動走行車においては、スロットル開度と回
生制動の制動力をそれぞれ独立に制御しているため、回
生制動を効かせながらスロットルをある程度開いた状態
で加速と制動とがつり合い、車速が目標車速に一致して
いる場合がある。このような場合には、加速と制動が同
時に継続して行われるため、燃料が無駄に消費される一
方、ブレーキシューも無駄に磨耗してしまう。
開示された自動走行車においては、スロットル開度と回
生制動の制動力をそれぞれ独立に制御しているため、回
生制動を効かせながらスロットルをある程度開いた状態
で加速と制動とがつり合い、車速が目標車速に一致して
いる場合がある。このような場合には、加速と制動が同
時に継続して行われるため、燃料が無駄に消費される一
方、ブレーキシューも無駄に磨耗してしまう。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、加速と制動が同時に継続して行われることに
よる燃料の浪費やブレーキシューの磨耗を防止すること
ができる自動走行車を提供することを目的としている。
たもので、加速と制動が同時に継続して行われることに
よる燃料の浪費やブレーキシューの磨耗を防止すること
ができる自動走行車を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車速検出値が目標車速に一致するようスロットル開
度と制動力をそれぞれ制御して車速制御を行う自動走行
車において、加速と制動を同時に行って車速検出値が目
標車速に略一致しているつり合い状態を検出する検出手
段と、前記検出手段によってつり合い状態が検出された
とき、制動力を所定量ずつ徐々に減少させる制動力減少
手段とを具備することを特徴としている。
は、車速検出値が目標車速に一致するようスロットル開
度と制動力をそれぞれ制御して車速制御を行う自動走行
車において、加速と制動を同時に行って車速検出値が目
標車速に略一致しているつり合い状態を検出する検出手
段と、前記検出手段によってつり合い状態が検出された
とき、制動力を所定量ずつ徐々に減少させる制動力減少
手段とを具備することを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記検出手段は、車速検出値が目標車
速に略一致している状態で、かつスロットル開度が所定
の開度より大きいか否かを判別することにより前記つり
合い状態を検出することを特徴としている。
の発明において、前記検出手段は、車速検出値が目標車
速に略一致している状態で、かつスロットル開度が所定
の開度より大きいか否かを判別することにより前記つり
合い状態を検出することを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明によれば、検出手段が、加速と制動を
同時に行って車速検出値が目標車速に略一致しているつ
り合い状態を検出し、制動力減少手段が、検出手段によ
ってつり合い状態が検出されたとき、制動力を所定量ず
つ徐々に減少させる。これに伴い、スロットル開度も車
速が目標車速に一致するよう徐々に減少される。この結
果、車速が目標車速に一致しているにもかかわらず不必
要に加速と制動が同時に継続して行われるつり合い状態
から脱却することができる。
同時に行って車速検出値が目標車速に略一致しているつ
り合い状態を検出し、制動力減少手段が、検出手段によ
ってつり合い状態が検出されたとき、制動力を所定量ず
つ徐々に減少させる。これに伴い、スロットル開度も車
速が目標車速に一致するよう徐々に減少される。この結
果、車速が目標車速に一致しているにもかかわらず不必
要に加速と制動が同時に継続して行われるつり合い状態
から脱却することができる。
【0008】また、検出手段は、例えば車速検出値が目
標車速に略一致している状態で、かつスロットル開度が
所定の開度より大きいか否かを判別することにより、上
記つり合い状態を検出することが可能である。
標車速に略一致している状態で、かつスロットル開度が
所定の開度より大きいか否かを判別することにより、上
記つり合い状態を検出することが可能である。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。 (1)実施例の構成 自動走行車の構成 図1はこの発明の一実施例による自動走行車の構成を示
すブロック図である。この図に示す自動走行車は、例え
ばゴルフ場で使用されるゴルフカートとして用いられる
ものであり、通常の自動車と同様、エンジン1を搭載
し、このエンジン1からVベルト式自動変速機1aを介
し供給される駆動力を駆動輪である後輪2a,2bに伝
達するためのトランスミッション3、前輪2c,2dを
操舵するためのハンドル4、車速を変えるべくスロット
ル開度を調節するためのアクセルペダル5とガバナ6、
車両に制動をかけるためのブレーキペダル7とドラムブ
レーキ8a〜8d等のメカブレーキ機構を有している。
ついて説明する。 (1)実施例の構成 自動走行車の構成 図1はこの発明の一実施例による自動走行車の構成を示
すブロック図である。この図に示す自動走行車は、例え
ばゴルフ場で使用されるゴルフカートとして用いられる
ものであり、通常の自動車と同様、エンジン1を搭載
し、このエンジン1からVベルト式自動変速機1aを介
し供給される駆動力を駆動輪である後輪2a,2bに伝
達するためのトランスミッション3、前輪2c,2dを
操舵するためのハンドル4、車速を変えるべくスロット
ル開度を調節するためのアクセルペダル5とガバナ6、
車両に制動をかけるためのブレーキペダル7とドラムブ
レーキ8a〜8d等のメカブレーキ機構を有している。
【0010】また、この自動走行車は、通常のマニュア
ル操作による走行(以下、マニュアル走行という)の
他、自動走行が可能であり、この自動走行のための制御
を行うコントローラ9、ステアリングドライバ10、ス
テアリングモータ11、スロットルモータ12、ブレー
キモータドライバ13、ブレーキモータ14、電磁ブレ
ーキ15、その他誘導線センサ16、定点センサ17等
のセンサ群や、マニュアル走行と自動走行を切り替える
ためのステアリングクラッチ18、スロットルクラッチ
19等の各種切替機構20,21を有している。
ル操作による走行(以下、マニュアル走行という)の
他、自動走行が可能であり、この自動走行のための制御
を行うコントローラ9、ステアリングドライバ10、ス
テアリングモータ11、スロットルモータ12、ブレー
キモータドライバ13、ブレーキモータ14、電磁ブレ
ーキ15、その他誘導線センサ16、定点センサ17等
のセンサ群や、マニュアル走行と自動走行を切り替える
ためのステアリングクラッチ18、スロットルクラッチ
19等の各種切替機構20,21を有している。
【0011】ステアリングドライバ10は、自動走行時
にコントローラ9から出力される操舵指示信号に対応し
た駆動電流をステアリングモータ11に供給し、ステア
リング軸22を回動するようになっている。このとき、
ハンドル4は、ステアリングクラッチ18によってステ
アリング軸22から切り離され、マニュアル操作が不能
とされる。
にコントローラ9から出力される操舵指示信号に対応し
た駆動電流をステアリングモータ11に供給し、ステア
リング軸22を回動するようになっている。このとき、
ハンドル4は、ステアリングクラッチ18によってステ
アリング軸22から切り離され、マニュアル操作が不能
とされる。
【0012】スロットルモータ12は、自動走行時にコ
ントローラ9から出力される開度指示信号に応じて駆動
され、スロットルクラッチ19は、同様にコントローラ
9から出力されるオン指示信号に応じて連結状態とされ
る。このとき、切替装置21は、エンジン1の駆動系を
ガバナ6側からスロットルモータ12側に切り替えるよ
うになっている。これにより自動走行時には、アクセル
ペダル5の操作量でなくスロットルモータ12の駆動量
に応じてスロットル開度が調整される。
ントローラ9から出力される開度指示信号に応じて駆動
され、スロットルクラッチ19は、同様にコントローラ
9から出力されるオン指示信号に応じて連結状態とされ
る。このとき、切替装置21は、エンジン1の駆動系を
ガバナ6側からスロットルモータ12側に切り替えるよ
うになっている。これにより自動走行時には、アクセル
ペダル5の操作量でなくスロットルモータ12の駆動量
に応じてスロットル開度が調整される。
【0013】ブレーキモータドライバ13は、自動走行
時にコントローラ9から出力される制動力指令値に対応
した駆動電流をブレーキモータ14に供給する。これに
より、ブレーキモータ14は、ギア23および切替機構
20を介し、四輪2a〜2dの各々に設けられたドラム
ブレーキ8a〜8dを駆動し、車両に制動をかけるよう
になっている。また、ブレーキペダル7は、自動走行時
においても切替機構20を介してドラムブレーキ8a〜
8dに接続された状態とされており、マニュアル操作に
よる制動が可能となっている。
時にコントローラ9から出力される制動力指令値に対応
した駆動電流をブレーキモータ14に供給する。これに
より、ブレーキモータ14は、ギア23および切替機構
20を介し、四輪2a〜2dの各々に設けられたドラム
ブレーキ8a〜8dを駆動し、車両に制動をかけるよう
になっている。また、ブレーキペダル7は、自動走行時
においても切替機構20を介してドラムブレーキ8a〜
8dに接続された状態とされており、マニュアル操作に
よる制動が可能となっている。
【0014】電磁ブレーキ15は、コントローラ9によ
ってオン/オフ制御される駐車用のブレーキ装置であっ
て、図示のように、エンジン1の回転をトランスミッシ
ョン3に伝達する回動軸24にスプライン嵌合されたデ
ィスク15aと、回動軸24と非接触で、かつディスク
15aに対向するようトランスミッション3の外壁等に
固定された固定盤15bとで構成されている。ディスク
15aは、回動軸24にスプライン嵌合されていること
から、回動軸24と一体となって回転する一方、回動軸
24の軸方向に移動可能となっている。また、固定盤1
5bは、ディスク15aを吸引する磁界を発生する永久
磁石と、この永久磁石の磁界を打ち消すようコントロー
ラ9によって励磁される電磁石とで構成されている。
ってオン/オフ制御される駐車用のブレーキ装置であっ
て、図示のように、エンジン1の回転をトランスミッシ
ョン3に伝達する回動軸24にスプライン嵌合されたデ
ィスク15aと、回動軸24と非接触で、かつディスク
15aに対向するようトランスミッション3の外壁等に
固定された固定盤15bとで構成されている。ディスク
15aは、回動軸24にスプライン嵌合されていること
から、回動軸24と一体となって回転する一方、回動軸
24の軸方向に移動可能となっている。また、固定盤1
5bは、ディスク15aを吸引する磁界を発生する永久
磁石と、この永久磁石の磁界を打ち消すようコントロー
ラ9によって励磁される電磁石とで構成されている。
【0015】すなわち、この電磁ブレーキ15は、走行
中において電磁石に対する励磁がオンとされ、この磁界
によって永久磁石の磁界が打ち消されることによりディ
スク15aに対する吸引力が無くなり、結果的に回動軸
24に対し制動が効かなくなるようになっている。一
方、停止直前に電磁石に対する励磁がオフとされると、
ディスク15aが永久磁石の磁力によって固定盤15b
に吸着され、回動軸24に対し制動がかかるようになっ
ている。
中において電磁石に対する励磁がオンとされ、この磁界
によって永久磁石の磁界が打ち消されることによりディ
スク15aに対する吸引力が無くなり、結果的に回動軸
24に対し制動が効かなくなるようになっている。一
方、停止直前に電磁石に対する励磁がオフとされると、
ディスク15aが永久磁石の磁力によって固定盤15b
に吸着され、回動軸24に対し制動がかかるようになっ
ている。
【0016】誘導線センサ16は、車両の前端部に水平
方向に回動自在に取り付けられたT字状アーム25に、
地面と対向するよう3カ所に配置されている。この誘導
線センサ16は、ゴルフ場のコースなどに埋設された図
示しない誘導線を磁気的に検出し、この誘導線との距離
に応じた検出信号をコントローラ9へ出力する。コント
ローラ9は、この誘導線センサ16の出力に基づき、車
両がコースから逸脱しないよう走行制御する。
方向に回動自在に取り付けられたT字状アーム25に、
地面と対向するよう3カ所に配置されている。この誘導
線センサ16は、ゴルフ場のコースなどに埋設された図
示しない誘導線を磁気的に検出し、この誘導線との距離
に応じた検出信号をコントローラ9へ出力する。コント
ローラ9は、この誘導線センサ16の出力に基づき、車
両がコースから逸脱しないよう走行制御する。
【0017】定点センサ17は、地面と対向するよう車
両の所定位置に取り付けられており、ゴルフ場のコース
などに所定間隔をおいて埋設された図示しない複数の永
久磁石から成る定点を磁気的に検出する。例えば、この
定点が3つの永久磁石の磁極によって構成され、その並
びがS極、N極、N極であるとすると、定点センサ17
は、この磁極の並びのパターンに対応した検出信号をコ
ントローラ9へ出力する。この磁極の並びのパターン
は、コントローラ9において車両の停止、発進、速度等
の走行制御を行うための指示信号として用いられる。
両の所定位置に取り付けられており、ゴルフ場のコース
などに所定間隔をおいて埋設された図示しない複数の永
久磁石から成る定点を磁気的に検出する。例えば、この
定点が3つの永久磁石の磁極によって構成され、その並
びがS極、N極、N極であるとすると、定点センサ17
は、この磁極の並びのパターンに対応した検出信号をコ
ントローラ9へ出力する。この磁極の並びのパターン
は、コントローラ9において車両の停止、発進、速度等
の走行制御を行うための指示信号として用いられる。
【0018】また、操作盤26は、運転席の近傍に設け
られており、メインスイッチの他、マニュアル走行と自
動走行の切替を指示するマニュアル/オート切替スイッ
チ、発進と停止を指示する発進/停止スイッチなどの各
種スイッチおよび警告表示等を行う表示部によって構成
されている。この操作盤26のマニュアル/オート切替
スイッチにて自動走行が選択されると、コントローラ9
は、車両の走行モードをマニュアル走行から自動走行に
切り替え、後述する自動走行のための制御を行う。
られており、メインスイッチの他、マニュアル走行と自
動走行の切替を指示するマニュアル/オート切替スイッ
チ、発進と停止を指示する発進/停止スイッチなどの各
種スイッチおよび警告表示等を行う表示部によって構成
されている。この操作盤26のマニュアル/オート切替
スイッチにて自動走行が選択されると、コントローラ9
は、車両の走行モードをマニュアル走行から自動走行に
切り替え、後述する自動走行のための制御を行う。
【0019】その他、車両の走行状態を検出するセンサ
群として、トランスミッション3には車速を検出する車
速センサ30、エンジン1にはスロットル開度を検出す
るスロットルポテンショメータ31、ステアリングドラ
イバ10とブレーキモータドライバ13には各々の温度
を検出するサーミスタ32,33、ブレーキモータドラ
イバ13にはさらにブレーキモータ14への供給電流量
を検出する電流センサ34、ギア23にはメカブレーキ
機構の異常等によりブレーキモータ14の回転数が一定
の限界値を越えたか否かを検出するブレーキリミットス
イッチ35とメカブレーキ機構が解除される位置に達し
たか否かを検出するブレーキ解除位置検出スイッチ36
がそれぞれ設けられている。
群として、トランスミッション3には車速を検出する車
速センサ30、エンジン1にはスロットル開度を検出す
るスロットルポテンショメータ31、ステアリングドラ
イバ10とブレーキモータドライバ13には各々の温度
を検出するサーミスタ32,33、ブレーキモータドラ
イバ13にはさらにブレーキモータ14への供給電流量
を検出する電流センサ34、ギア23にはメカブレーキ
機構の異常等によりブレーキモータ14の回転数が一定
の限界値を越えたか否かを検出するブレーキリミットス
イッチ35とメカブレーキ機構が解除される位置に達し
たか否かを検出するブレーキ解除位置検出スイッチ36
がそれぞれ設けられている。
【0020】コントローラ9の構成 次に、コントローラ9の構成について説明する。コント
ローラ9は、CPU(中央処理装置)、メモリ等のハー
ドウェアによって構成されているが、そのソフトウェア
構成は、図2に示すように、目標車速設定部91、駆動
力計算部92、スロットル駆動計算部93、制動力計算
部94、制動状態切替判断部95、電流指令値計算部9
6、励磁電圧計算部97、異常判定/異常処理部98、
各種センサ出力やスイッチ出力を取り込む入力インタフ
ェース99a〜99h、および各種指令値等の制御信号
を外部へ出力する出力インタフェース99i〜99mか
ら成っている。
ローラ9は、CPU(中央処理装置)、メモリ等のハー
ドウェアによって構成されているが、そのソフトウェア
構成は、図2に示すように、目標車速設定部91、駆動
力計算部92、スロットル駆動計算部93、制動力計算
部94、制動状態切替判断部95、電流指令値計算部9
6、励磁電圧計算部97、異常判定/異常処理部98、
各種センサ出力やスイッチ出力を取り込む入力インタフ
ェース99a〜99h、および各種指令値等の制御信号
を外部へ出力する出力インタフェース99i〜99mか
ら成っている。
【0021】目標車速設定部91は、操作盤26におい
て発進が指示されると、定点センサ17から供給される
指示信号に応じてメモリから読み出した速度指示情報に
基づき、目標車速の設定値を出力する。駆動力計算部9
2は、上記目標車速の設定値とトランスミッション3に
設置された車速センサ30から出力される現在の車速検
出値との差に基づき、車両に与えるべき必要駆動力を算
出する。
て発進が指示されると、定点センサ17から供給される
指示信号に応じてメモリから読み出した速度指示情報に
基づき、目標車速の設定値を出力する。駆動力計算部9
2は、上記目標車速の設定値とトランスミッション3に
設置された車速センサ30から出力される現在の車速検
出値との差に基づき、車両に与えるべき必要駆動力を算
出する。
【0022】スロットル駆動計算部93は、走行モード
に応じてスロットルクラッチ19のオン/オフ指示信号
を出力するとともに、上記必要駆動力の算出結果とスロ
ットルポテンショメータ31によるスロットル開度の検
出結果に基づき、スロットルモータ12の駆動量に対応
したスロットル駆動パルスを出力する。
に応じてスロットルクラッチ19のオン/オフ指示信号
を出力するとともに、上記必要駆動力の算出結果とスロ
ットルポテンショメータ31によるスロットル開度の検
出結果に基づき、スロットルモータ12の駆動量に対応
したスロットル駆動パルスを出力する。
【0023】制動力計算部94は、目標車速の設定値と
現在の車速検出値との差および電流センサ34によって
検出されるブレーキモータ14への供給電流量に基づ
き、必要制動力を算出する。
現在の車速検出値との差および電流センサ34によって
検出されるブレーキモータ14への供給電流量に基づ
き、必要制動力を算出する。
【0024】制動状態切替判断部95は、目標車速の設
定値と現在の車速検出値との差およびスロットル開度の
検出結果に基づき、適切な制動状態であるか否かを判断
し、その判断結果を制動力計算部94へ出力する。すな
わち、車速が目標車速にほぼ一致しているにもかかわら
ずスロットルがある程度まで開いて加速の状態になって
いるとすると、加速と制動を同時に行うことによってつ
り合いを保っていることになる。このつり合い状態を放
置しておくと、燃料の浪費やブレーキシューの磨耗を招
くことになる。ここでは、このような不適切な制動状態
(すなわち、上記つり合い状態)から脱却すべく判断を
行っている。
定値と現在の車速検出値との差およびスロットル開度の
検出結果に基づき、適切な制動状態であるか否かを判断
し、その判断結果を制動力計算部94へ出力する。すな
わち、車速が目標車速にほぼ一致しているにもかかわら
ずスロットルがある程度まで開いて加速の状態になって
いるとすると、加速と制動を同時に行うことによってつ
り合いを保っていることになる。このつり合い状態を放
置しておくと、燃料の浪費やブレーキシューの磨耗を招
くことになる。ここでは、このような不適切な制動状態
(すなわち、上記つり合い状態)から脱却すべく判断を
行っている。
【0025】制動力計算部94は、上記判断結果が適切
な制動状態であれば、上記算出した必要制動力をそのま
ま電流指令値計算部96へ出力する。一方、上記判断結
果が不適切な制動状態であれば、必要制動力を所定の値
(例えば「0」)になるまで徐々に低下させつつ電流指
令値計算部96へ出力する。
な制動状態であれば、上記算出した必要制動力をそのま
ま電流指令値計算部96へ出力する。一方、上記判断結
果が不適切な制動状態であれば、必要制動力を所定の値
(例えば「0」)になるまで徐々に低下させつつ電流指
令値計算部96へ出力する。
【0026】また、制動力計算部94は、車両に制動を
かけない場合にブレーキ解除位置検出スイッチ36のオ
ン/オフの状態に基づきブレーキ機構がブレーキ解除位
置にあるか否かを検出する。ブレーキ機構がブレーキ解
除位置にない場合には、ドラムブレーキ8a〜8dを完
全に解除すべくブレーキモータ14を逆方向に回転させ
るための一定値を出力する。
かけない場合にブレーキ解除位置検出スイッチ36のオ
ン/オフの状態に基づきブレーキ機構がブレーキ解除位
置にあるか否かを検出する。ブレーキ機構がブレーキ解
除位置にない場合には、ドラムブレーキ8a〜8dを完
全に解除すべくブレーキモータ14を逆方向に回転させ
るための一定値を出力する。
【0027】電流指令値計算部96は、制動力計算部9
4によって算出される必要制動力の値に基づき、ブレー
キモータドライバ13に与えるべき制動力指令値を出力
する。励磁電圧計算部97は、電磁ブレーキ15に対し
オン/オフを指示する2値信号を出力する。
4によって算出される必要制動力の値に基づき、ブレー
キモータドライバ13に与えるべき制動力指令値を出力
する。励磁電圧計算部97は、電磁ブレーキ15に対し
オン/オフを指示する2値信号を出力する。
【0028】異常判定/異常処理部98は、ステアリン
グドライバ10とブレーキモータドライバ13のそれぞ
れに設けられたサーミスタ32,33の温度検出値、ブ
レーキリミットスイッチ35の出力、現在の車速検出値
および必要制動力の算出結果に基づき、異常判定を行
う。そして、異常であると判定した場合には、車両の停
止処理指示を出す。電流指令値計算部96、励磁電圧計
算部97およびスロットル駆動計算部93は、上記停止
処理指示を受け、車両を停止させるための値を出力す
る。
グドライバ10とブレーキモータドライバ13のそれぞ
れに設けられたサーミスタ32,33の温度検出値、ブ
レーキリミットスイッチ35の出力、現在の車速検出値
および必要制動力の算出結果に基づき、異常判定を行
う。そして、異常であると判定した場合には、車両の停
止処理指示を出す。電流指令値計算部96、励磁電圧計
算部97およびスロットル駆動計算部93は、上記停止
処理指示を受け、車両を停止させるための値を出力す
る。
【0029】(2)実施例の動作 次に、図3に示すフローチャートを参照し、本実施例に
よる自動走行時の動作について説明する。
よる自動走行時の動作について説明する。
【0030】通常の制動制御動作 まず、前述のつり合い状態から脱却するための制動制御
を除く通常の制動制御動作を説明する。図3において、
まずコントローラ9は、車両が駐車中であるか否かを判
断し(ステップSa1)、この判断結果が「No」とな
った後、ステップSa2に処理を進める。
を除く通常の制動制御動作を説明する。図3において、
まずコントローラ9は、車両が駐車中であるか否かを判
断し(ステップSa1)、この判断結果が「No」とな
った後、ステップSa2に処理を進める。
【0031】ステップSa2では、現在のスロットル開
度が加速の状態(すなわち、自動変速装置のクラッチが
切れない程度の開度であるアイドル開度+αより大きい
開度)で、かつ、車速が目標車速にほぼ等しい状態(目
標車速+オフセット値ΔV0(例えば0.5km/h)
の範囲内)になっているか否かを判断する。すなわち、
ここでは加速と制動を同時に行っている前述のつり合い
状態であるか否かを検出している。
度が加速の状態(すなわち、自動変速装置のクラッチが
切れない程度の開度であるアイドル開度+αより大きい
開度)で、かつ、車速が目標車速にほぼ等しい状態(目
標車速+オフセット値ΔV0(例えば0.5km/h)
の範囲内)になっているか否かを判断する。すなわち、
ここでは加速と制動を同時に行っている前述のつり合い
状態であるか否かを検出している。
【0032】この場合、通常の制動制御であるので、上
記ステップSa2の判断結果が「No」となり、ステッ
プSa3に進む。ステップSa3では、現在の車速検出
値と目標車速との差Δvに基づきPIDによる制動制御
を行うべく、以下のように必要制動力Fを算出する。
記ステップSa2の判断結果が「No」となり、ステッ
プSa3に進む。ステップSa3では、現在の車速検出
値と目標車速との差Δvに基づきPIDによる制動制御
を行うべく、以下のように必要制動力Fを算出する。
【0033】すなわち、必要制動力Fは、車速差Δvの
関数F=f(Δv)として与えられ、前回の制御サイク
ルにおける必要制動力F(n−1)と今回の制御サイク
ルにおける必要制動力F(n)との差をΔFとおくと、
ΔFは下式(1)によって与えられる。 ΔF= Kp×(Δv(n)−Δv(n−1)) +Ki×Δv(n) +Kd×(Δv(n)−2Δv(n−1)+Δv(n−2))……(1) ただし、Δv(n)は今回の制御サイクルにおける車速
差、 Δv(n−1)は前回の制御サイクルにおける車速差、 Δv(n−2)は前々回の制御サイクルにおける車速
差、 Kp,Ki,Kdは所定の定数である。
関数F=f(Δv)として与えられ、前回の制御サイク
ルにおける必要制動力F(n−1)と今回の制御サイク
ルにおける必要制動力F(n)との差をΔFとおくと、
ΔFは下式(1)によって与えられる。 ΔF= Kp×(Δv(n)−Δv(n−1)) +Ki×Δv(n) +Kd×(Δv(n)−2Δv(n−1)+Δv(n−2))……(1) ただし、Δv(n)は今回の制御サイクルにおける車速
差、 Δv(n−1)は前回の制御サイクルにおける車速差、 Δv(n−2)は前々回の制御サイクルにおける車速
差、 Kp,Ki,Kdは所定の定数である。
【0034】必要制動力Fが算出されると、次にステッ
プSa4(図3参照)へ進む。ステップSa4では、必
要制動力Fの算出結果が負の値であるか否かを判断す
る。ここで、算出した必要制動力Fが正の値であれば、
この判断結果が「No」となり、ステップSa5に進
む。
プSa4(図3参照)へ進む。ステップSa4では、必
要制動力Fの算出結果が負の値であるか否かを判断す
る。ここで、算出した必要制動力Fが正の値であれば、
この判断結果が「No」となり、ステップSa5に進
む。
【0035】ステップSa5では、エンジン回転数、変
速比(エンジン回転数と車速との比)および現在与えて
いる制動力の大きさに基づき、車両の走行負荷Lの大き
さを判定する。ここで、走行負荷Lとは、車両の走行を
妨げようとする抵抗を意味し、下り坂を走行するときや
車重が軽いときには小となる一方、上り坂を走行すると
きや車重が重いときには大となる。
速比(エンジン回転数と車速との比)および現在与えて
いる制動力の大きさに基づき、車両の走行負荷Lの大き
さを判定する。ここで、走行負荷Lとは、車両の走行を
妨げようとする抵抗を意味し、下り坂を走行するときや
車重が軽いときには小となる一方、上り坂を走行すると
きや車重が重いときには大となる。
【0036】このステップSa5では、エンジン回転数
と変速比が共に所定のしきい値を越えた場合に高負荷と
判定し、現在与えている制動力が所定のしきい値を越
え、かつ変速比が所定のしきい値を下回った場合に低負
荷と判定し、上記以外の場合に中負荷と判定する。
と変速比が共に所定のしきい値を越えた場合に高負荷と
判定し、現在与えている制動力が所定のしきい値を越
え、かつ変速比が所定のしきい値を下回った場合に低負
荷と判定し、上記以外の場合に中負荷と判定する。
【0037】次に、ステップSa6に進むと、ブレーキ
モータ14の回転方向を制動方向に設定する。なお、ブ
レーキモータ14を逆方向に回転すると制動が解除され
るが、この点については後述する。そして、ステップS
a7に進むと、前述のステップSa3における必要制動
力Fの算出結果に基づき、ブレーキモータドライバ13
への制動力指令値Gを算出する。
モータ14の回転方向を制動方向に設定する。なお、ブ
レーキモータ14を逆方向に回転すると制動が解除され
るが、この点については後述する。そして、ステップS
a7に進むと、前述のステップSa3における必要制動
力Fの算出結果に基づき、ブレーキモータドライバ13
への制動力指令値Gを算出する。
【0038】この制動力指令値Gは、上記必要制動力F
に所定の係数kをかけて与えられる。ただし後述する理
由から、車両の加速度が正の場合、制動力指令値Gは必
要制動力Fと車両の走行負荷Lの関数G=g(F,L)
として与えられる。下式(2)〜(4)は、それぞれ走行負
荷Lの大きさに対応した制動力指令値Gの計算式であ
る。 G=k×F+C1(Lが低負荷の場合) ……………………………………(2) G=k×F+C2(Lが中負荷の場合) ……………………………………(3) G=k×F+C3(Lが高負荷の場合) ……………………………………(4) ただし、kは所定の係数、 C1,C2,C3は異なる定数、 かつ、0<C1<C2<C3が成立する。
に所定の係数kをかけて与えられる。ただし後述する理
由から、車両の加速度が正の場合、制動力指令値Gは必
要制動力Fと車両の走行負荷Lの関数G=g(F,L)
として与えられる。下式(2)〜(4)は、それぞれ走行負
荷Lの大きさに対応した制動力指令値Gの計算式であ
る。 G=k×F+C1(Lが低負荷の場合) ……………………………………(2) G=k×F+C2(Lが中負荷の場合) ……………………………………(3) G=k×F+C3(Lが高負荷の場合) ……………………………………(4) ただし、kは所定の係数、 C1,C2,C3は異なる定数、 かつ、0<C1<C2<C3が成立する。
【0039】車両の加速度が正の場合に、走行負荷Lの
大きさに応じて定数C1,C2,C3(C1<C2<C
3)を制動力指令値Gに加えるのは、以下の理由に基づ
くものである。すなわち、ブレーキモータ14は、非制
動状態から制動を開始する場合、モータ自体の特性やド
ラムブレーキ8a〜8dへの動力伝達系路の摩擦抵抗の
ため、最初の通電時に大電流を供給する必要があるから
である。
大きさに応じて定数C1,C2,C3(C1<C2<C
3)を制動力指令値Gに加えるのは、以下の理由に基づ
くものである。すなわち、ブレーキモータ14は、非制
動状態から制動を開始する場合、モータ自体の特性やド
ラムブレーキ8a〜8dへの動力伝達系路の摩擦抵抗の
ため、最初の通電時に大電流を供給する必要があるから
である。
【0040】つまり、低負荷の場合(例えば下り時)
は、既にモータに通電して制動中であるから、C1を大
きくする必要はないが、高負荷の場合(例えば上り時)
は、走行加速度が正になる前は非制動状態(すなわち、
モータへの通電がない状態)であるから、通電を開始す
る場合はC3を大きくする必要がある。
は、既にモータに通電して制動中であるから、C1を大
きくする必要はないが、高負荷の場合(例えば上り時)
は、走行加速度が正になる前は非制動状態(すなわち、
モータへの通電がない状態)であるから、通電を開始す
る場合はC3を大きくする必要がある。
【0041】さて、ステップSa8に進むと、上記ステ
ップSa7で算出した制動力指令値Gをブレーキモータ
ドライバ13へ供給し、ブレーキモータ14を駆動す
る。これにより、制動力指令値Gに対応した制動力によ
って車両に制動がかかる。
ップSa7で算出した制動力指令値Gをブレーキモータ
ドライバ13へ供給し、ブレーキモータ14を駆動す
る。これにより、制動力指令値Gに対応した制動力によ
って車両に制動がかかる。
【0042】つり合い状態から脱却するための制動制
御動作 次に、前述のつり合い状態から脱却するための制動制御
動作を説明する。この場合、車速が目標車速にほぼ一致
した状態で、加速と制動を同時に行っている状態である
から、前述のステップSa2の判断結果が「Yes」と
なり、ステップSa9に進む。ステップSa9では、こ
のつり合い状態から脱却すべく、現在の必要制動力Fを
一定値cずつ減少させる。すなわち、このステップSa
9が繰り返し実行されることにより必要制動力Fが徐々
に減少する。これに伴い、スロットル開度も車速が目標
車速に一致するよう徐々に低下される。上記のように必
要制動力Fを算出した後は、通常の制動制御の場合と同
様、前述のステップSa4〜Sa8を実行し、ブレーキ
モータ14を駆動し制動をかける。
御動作 次に、前述のつり合い状態から脱却するための制動制御
動作を説明する。この場合、車速が目標車速にほぼ一致
した状態で、加速と制動を同時に行っている状態である
から、前述のステップSa2の判断結果が「Yes」と
なり、ステップSa9に進む。ステップSa9では、こ
のつり合い状態から脱却すべく、現在の必要制動力Fを
一定値cずつ減少させる。すなわち、このステップSa
9が繰り返し実行されることにより必要制動力Fが徐々
に減少する。これに伴い、スロットル開度も車速が目標
車速に一致するよう徐々に低下される。上記のように必
要制動力Fを算出した後は、通常の制動制御の場合と同
様、前述のステップSa4〜Sa8を実行し、ブレーキ
モータ14を駆動し制動をかける。
【0043】ここで、車両が平坦路から下り坂へ進入す
る場合や上り坂から平坦路へ進入する場合に上記つり合
い状態に陥り易いことから、これらの場合を具体例とし
てつり合い状態から脱却するための動作を説明する。
る場合や上り坂から平坦路へ進入する場合に上記つり合
い状態に陥り易いことから、これらの場合を具体例とし
てつり合い状態から脱却するための動作を説明する。
【0044】図4は車両が平坦路から下り坂へ進入する
場合の車速差(車速−目標車速)、スロットル開度およ
び必要制動力の変化を示している。この図において、ま
ず車両が平坦路から下り坂へ進入し始めると、車両の走
行負荷が減少することから車速差は増大する(図示P
1)。この車速差の増大に応じて、スロットル開度の指
令値が減少されるとともに(図示P2)、上式(1)によ
り算出される必要制動力Fが増大される(図示P3)。
そして、車速差が減少し始めると(図示P4)、それに
応じて必要制動力Fが減少され始める(図示P5)。こ
のときの制動制御は上式(1)に基づくものである。
場合の車速差(車速−目標車速)、スロットル開度およ
び必要制動力の変化を示している。この図において、ま
ず車両が平坦路から下り坂へ進入し始めると、車両の走
行負荷が減少することから車速差は増大する(図示P
1)。この車速差の増大に応じて、スロットル開度の指
令値が減少されるとともに(図示P2)、上式(1)によ
り算出される必要制動力Fが増大される(図示P3)。
そして、車速差が減少し始めると(図示P4)、それに
応じて必要制動力Fが減少され始める(図示P5)。こ
のときの制動制御は上式(1)に基づくものである。
【0045】こうして車速差がさらに減少し、車速差が
オフセット値ΔV0の範囲内になると(図示P6)、こ
のときのスロットル開度がアイドル開度+αより大きい
ことから(図示P7)、前述のつり合い状態になったも
のとみなし、以後、必要制動力Fを一定値cずつ減少さ
せる(図示P8)。これに伴い、スロットル開度も徐々
に減少される(図示P9)。
オフセット値ΔV0の範囲内になると(図示P6)、こ
のときのスロットル開度がアイドル開度+αより大きい
ことから(図示P7)、前述のつり合い状態になったも
のとみなし、以後、必要制動力Fを一定値cずつ減少さ
せる(図示P8)。これに伴い、スロットル開度も徐々
に減少される(図示P9)。
【0046】そして、スロットル開度が必要制動力Fの
減少に伴って減少し、上記アイドル開度+αを下回ると
(図示P10)、上記必要制動力Fを一定値cずつ減少
させる制御を停止し、再び上式(1)に基づく制動制御を
開始する(図示P11)。この場合、車両は下り坂を走
行しているため、必要制動力Fは「0」にならず、ある
程度の値を保持する。
減少に伴って減少し、上記アイドル開度+αを下回ると
(図示P10)、上記必要制動力Fを一定値cずつ減少
させる制御を停止し、再び上式(1)に基づく制動制御を
開始する(図示P11)。この場合、車両は下り坂を走
行しているため、必要制動力Fは「0」にならず、ある
程度の値を保持する。
【0047】また、図5は車両が上り坂から平坦路へ進
入する場合の車速差、スロットル開度および必要制動力
の変化を示している。この場合も、車両が上り坂から平
坦路へ進入することにより走行負荷が減少するため、車
速差は増大する(図示P1′)。これ応じて、図4の場
合と同様、スロットル開度が減少され(図示P2′)、
必要制動力Fは増大される(図示P3′)。そして、車
速差が減少し始めると(図示P4′)、必要制動力Fが
減少される(図示P5′)。このときの制動制御は上式
(1)に基づくものである。
入する場合の車速差、スロットル開度および必要制動力
の変化を示している。この場合も、車両が上り坂から平
坦路へ進入することにより走行負荷が減少するため、車
速差は増大する(図示P1′)。これ応じて、図4の場
合と同様、スロットル開度が減少され(図示P2′)、
必要制動力Fは増大される(図示P3′)。そして、車
速差が減少し始めると(図示P4′)、必要制動力Fが
減少される(図示P5′)。このときの制動制御は上式
(1)に基づくものである。
【0048】そして車速差がオフセット値ΔV0の範囲
内になると(図示P6′)、このときのスロットル開度
がアイドル開度+αより大きいことから(図示P
7′)、図4の場合と同様、前述のつり合い状態になっ
たものとみなし、以後、必要制動力Fを一定値cずつ減
少させる(図示P8′)。これに伴い、スロットル開度
も徐々に減少される(図示P9′)。
内になると(図示P6′)、このときのスロットル開度
がアイドル開度+αより大きいことから(図示P
7′)、図4の場合と同様、前述のつり合い状態になっ
たものとみなし、以後、必要制動力Fを一定値cずつ減
少させる(図示P8′)。これに伴い、スロットル開度
も徐々に減少される(図示P9′)。
【0049】以後は、車両が平坦路を走行することか
ら、スロットル開度はアイドル開度+αより大きい値に
保たれるため(図示P10′)、必要制動力Fは一定値
cずつ減少され続け、遂には負の値になるので、値
「0」に設定される(図示図示P11′)。
ら、スロットル開度はアイドル開度+αより大きい値に
保たれるため(図示P10′)、必要制動力Fは一定値
cずつ減少され続け、遂には負の値になるので、値
「0」に設定される(図示図示P11′)。
【0050】制動力が不要であるときの動作 制動力が不要であるときとは、車両が駐車中である場合
(すなわち、電磁ブレーキ15による駐車)と、制動を
かけないで走行を行う場合の2つのケースがある。ま
ず、車両が駐車中である場合、前述のステップSa1
(図3参照)の判断結果が「Yes」となり、ステップ
Sa10に進む。ステップSa10では、駐車中におい
ては電磁ブレーキ15によって駐車用制動力がかけられ
ているので、ブレーキモータ14を駆動する必要が無い
ことから、必要制動力Fを「0」とする。そして、後述
するステップSa12に進む。
(すなわち、電磁ブレーキ15による駐車)と、制動を
かけないで走行を行う場合の2つのケースがある。ま
ず、車両が駐車中である場合、前述のステップSa1
(図3参照)の判断結果が「Yes」となり、ステップ
Sa10に進む。ステップSa10では、駐車中におい
ては電磁ブレーキ15によって駐車用制動力がかけられ
ているので、ブレーキモータ14を駆動する必要が無い
ことから、必要制動力Fを「0」とする。そして、後述
するステップSa12に進む。
【0051】一方、制動をかけないで走行を行う場合、
前述のステップSa3,Sa9における必要制動力Fの
算出結果が「0」より小さくなる。したがって、前述の
ステップSa4の判断結果が「Yes」となり、ステッ
プSa11に進む。ステップSa11では、負の制動力
は存在しないことから、必要制動力Fを「0」とし、次
のステップSa12に進む。
前述のステップSa3,Sa9における必要制動力Fの
算出結果が「0」より小さくなる。したがって、前述の
ステップSa4の判断結果が「Yes」となり、ステッ
プSa11に進む。ステップSa11では、負の制動力
は存在しないことから、必要制動力Fを「0」とし、次
のステップSa12に進む。
【0052】ステップSa12では、ブレーキ解除位置
検出スイッチ36がオンとなっているか否かを判断す
る。すなわち、ドラムブレーキ8a〜8dを駆動するブ
レーキ機構には図示しないリターンスプリングが設けら
れており、ブレーキモータ14の非制動時には自動的に
戻るよう構成されているが、各部の摩擦抵抗によって完
全にブレーキ解除位置に戻らない場合がある。このた
め、ブレーキ機構がブレーキ解除位置に戻ったときにオ
ンとなるブレーキ解除位置検出スイッチ36をギア23
等の所定箇所に設けておき、ここではそのオン/オフの
状態を検出している。
検出スイッチ36がオンとなっているか否かを判断す
る。すなわち、ドラムブレーキ8a〜8dを駆動するブ
レーキ機構には図示しないリターンスプリングが設けら
れており、ブレーキモータ14の非制動時には自動的に
戻るよう構成されているが、各部の摩擦抵抗によって完
全にブレーキ解除位置に戻らない場合がある。このた
め、ブレーキ機構がブレーキ解除位置に戻ったときにオ
ンとなるブレーキ解除位置検出スイッチ36をギア23
等の所定箇所に設けておき、ここではそのオン/オフの
状態を検出している。
【0053】ここで、ブレーキ機構がブレーキ解除位置
に戻っていない場合には、上記ステップSa12の判断
結果が「No」となり、ステップSa13に進む。ステ
ップSa13では、ブレーキ機構をブレーキ解除位置に
戻すべく、ブレーキモータ14の回転方向を制動方向と
逆方向に設定する。そして、ステップSa14では、制
動力指令値Gをブレーキ解除に必要な大きさ(一定値)
に設定し、ブレーキモータ14を逆方向に駆動する。こ
れにより、ブレーキ機構がブレーキ解除位置まで確実に
戻される。
に戻っていない場合には、上記ステップSa12の判断
結果が「No」となり、ステップSa13に進む。ステ
ップSa13では、ブレーキ機構をブレーキ解除位置に
戻すべく、ブレーキモータ14の回転方向を制動方向と
逆方向に設定する。そして、ステップSa14では、制
動力指令値Gをブレーキ解除に必要な大きさ(一定値)
に設定し、ブレーキモータ14を逆方向に駆動する。こ
れにより、ブレーキ機構がブレーキ解除位置まで確実に
戻される。
【0054】一方、ブレーキ機構が既にブレーキ解除位
置に戻っている場合には、上記ステップSa12の判断
結果が「Yes」となり、ステップSa15に進む。ス
テップSa15では、ブレーキモータ14を逆方向に駆
動する必要がないことから、制動力指令値Gを「0」と
する。この結果、ブレーキモータ14は駆動されない。
置に戻っている場合には、上記ステップSa12の判断
結果が「Yes」となり、ステップSa15に進む。ス
テップSa15では、ブレーキモータ14を逆方向に駆
動する必要がないことから、制動力指令値Gを「0」と
する。この結果、ブレーキモータ14は駆動されない。
【0055】(3)まとめ このように、車速を目標車速に一致させるべく車速検出
値をフィードバックしてスロットル開度と制動力をそれ
ぞれ制御する場合には、加速と制動を同時に行っている
状態で車速が目標車速に一致しているつり合い状態にな
ることがあるが、本実施例では、このようなつり合い状
態を検出し、該状態から脱却すべく、それまでの車速差
(車速検出値−目標車速)に基づく制動制御を中止し、
現在与えている制動力を徐々に減少させる。これに伴
い、スロットル開度も車速が目標車速に一致するよう徐
々に減少され、上記つり合い状態から脱却可能となる。
値をフィードバックしてスロットル開度と制動力をそれ
ぞれ制御する場合には、加速と制動を同時に行っている
状態で車速が目標車速に一致しているつり合い状態にな
ることがあるが、本実施例では、このようなつり合い状
態を検出し、該状態から脱却すべく、それまでの車速差
(車速検出値−目標車速)に基づく制動制御を中止し、
現在与えている制動力を徐々に減少させる。これに伴
い、スロットル開度も車速が目標車速に一致するよう徐
々に減少され、上記つり合い状態から脱却可能となる。
【0056】(4)変更例 なお、既述した実施例では、走行負荷Lをエンジン回転
数や変速比によって検出するようにしているが、このよ
うな検出方法に限らず、例えば傾斜角センサ(図示略)
を用いて検出するようにしてもよい。この場合、例えば
傾斜角が+12゜(上り)のとき高負荷と判定し、−1
2゜(下り)のとき低負荷と判定することが可能であ
る。実施例において、走行負荷Lをエンジン回転数や変
速比によって検出するようにしたのは、走行負荷Lが坂
を上り下りする場合にのみ変化するのではなく、車重や
エンジン性能などその他の要因により変化する場合もあ
るからである。
数や変速比によって検出するようにしているが、このよ
うな検出方法に限らず、例えば傾斜角センサ(図示略)
を用いて検出するようにしてもよい。この場合、例えば
傾斜角が+12゜(上り)のとき高負荷と判定し、−1
2゜(下り)のとき低負荷と判定することが可能であ
る。実施例において、走行負荷Lをエンジン回転数や変
速比によって検出するようにしたのは、走行負荷Lが坂
を上り下りする場合にのみ変化するのではなく、車重や
エンジン性能などその他の要因により変化する場合もあ
るからである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、車速が目標車速に一致しているにもかかわらず不必
要に加速と制動が同時に継続して行われるつり合い状態
から脱却することができるので、燃料の浪費やブレーキ
シューの磨耗を防止することが可能となる。
ば、車速が目標車速に一致しているにもかかわらず不必
要に加速と制動が同時に継続して行われるつり合い状態
から脱却することができるので、燃料の浪費やブレーキ
シューの磨耗を防止することが可能となる。
【図1】実施例の自動走行車の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】同自動走行車のコントローラのソフトウェア構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】実施例の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図4】車両が平坦路から下り坂に進入するときの実施
例の動作を説明するためのグラフである。
例の動作を説明するためのグラフである。
【図5】車両が上り坂から平坦路に進入するときの実施
例の動作を説明するためのグラフである。
例の動作を説明するためのグラフである。
9…コントローラ(検出手段、制動力減少手段)、 10…ステアリングドライバ、 11…ステアリングモータ、 12…スロットルモータ、 13…ブレーキモータドライバ、 14…ブレーキモータ、 15…電磁ブレーキ、 30…車速センサ(検出手段)、 31…スロットルポテンショメータ(検出手段)、 36…ブレーキ解除位置検出スイッチ 91…目標車速設定部、 92…駆動力計算部、 93…スロットル駆動計算部、 94…制動力計算部、 95…制動状態切替判断部、 96…電流指令値計算部、 97…励磁電圧計算部、 98…異常判定/異常処理部、 99a〜99m…インタフェース。
Claims (2)
- 【請求項1】 車速検出値が目標車速に一致するようス
ロットル開度と制動力をそれぞれ制御して車速制御を行
う自動走行車において、 加速と制動を同時に行って車速検出値が目標車速に略一
致しているつり合い状態を検出する検出手段と、 前記検出手段によってつり合い状態が検出されたとき、
制動力を所定量ずつ徐々に減少させる制動力減少手段と
を具備することを特徴とする自動走行車。 - 【請求項2】 前記検出手段は、車速検出値が目標車速
に略一致している状態で、かつスロットル開度が所定の
開度より大きいか否かを判別することにより前記つり合
い状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の自
動走行車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29145494A JP3685343B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動走行車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142714A true JPH08142714A (ja) | 1996-06-04 |
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Family
ID=17769081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29145494A Expired - Fee Related JP3685343B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動走行車 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3685343B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326427A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
JP2010221917A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 車両制御装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1994
- 1994-11-25 JP JP29145494A patent/JP3685343B2/ja not_active Expired - Fee Related
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