JPH08142227A - フィラー貼付方法および装置 - Google Patents
フィラー貼付方法および装置Info
- Publication number
- JPH08142227A JPH08142227A JP6287667A JP28766794A JPH08142227A JP H08142227 A JPH08142227 A JP H08142227A JP 6287667 A JP6287667 A JP 6287667A JP 28766794 A JP28766794 A JP 28766794A JP H08142227 A JPH08142227 A JP H08142227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- bead core
- fillers
- bead
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 title claims abstract description 217
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 137
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 44
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 33
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 15
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000009832 plasma treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/48—Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
- B29D2030/482—Applying fillers or apexes to bead cores
Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で良好な貼り付け及びジョイント
が得られるフィラーの貼付方法及びその装置。 【構成】 幅方向の断面が略三角形の帯状のフィラー9
の始端部17を回転可能に支持されたビードコア5上に
供給し前記フィラー9始端部17の基端側をビードコア
5外周面に圧着した後、前記ビードコア5を軸線回りに
回転してフィラー9をビードコア5外周面に円環状に貼
り付けていき、始端部17が所定角度だけ回転したとき
回転を停止してフィラー9を所定寸法に切断後、フィラ
ー9の始端部17と前記切断により形成された終端部を
固定板14の上部に移動させ、次いでフィラー始端部1
7の先端付近を上方より固定板14に押し付けた状態で
ビードコア5を逆回転してフィラー始端部17の先端側
を引き伸ばし、その状態でフィラー始端部17の切断端
面と終端部の切断端面とを互いに接合するフィラー貼付
方法。
が得られるフィラーの貼付方法及びその装置。 【構成】 幅方向の断面が略三角形の帯状のフィラー9
の始端部17を回転可能に支持されたビードコア5上に
供給し前記フィラー9始端部17の基端側をビードコア
5外周面に圧着した後、前記ビードコア5を軸線回りに
回転してフィラー9をビードコア5外周面に円環状に貼
り付けていき、始端部17が所定角度だけ回転したとき
回転を停止してフィラー9を所定寸法に切断後、フィラ
ー9の始端部17と前記切断により形成された終端部を
固定板14の上部に移動させ、次いでフィラー始端部1
7の先端付近を上方より固定板14に押し付けた状態で
ビードコア5を逆回転してフィラー始端部17の先端側
を引き伸ばし、その状態でフィラー始端部17の切断端
面と終端部の切断端面とを互いに接合するフィラー貼付
方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビードコアの外周面
にフィラーを貼り付けてタイヤの中間材料であるフィラ
ー付ビードを製造するためのフィラー貼付方法とその装
置に関する。
にフィラーを貼り付けてタイヤの中間材料であるフィラ
ー付ビードを製造するためのフィラー貼付方法とその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビードコアの外周面にフィラーを
貼り付ける貼付装置としては特開昭64−90736号
公報及び特開平2−20331号公報に記載されている
ような貼付装置が知られている。これらのフィラー貼付
装置はいずれも、帯状で幅方向の断面が比較的細長い三
角形をした1本のフィラーまたはエイペックスの前記三
角形の最短辺を1本のビードコアの外周面に密着させ
て、三角形を細長く立てたように貼り付けている。
貼り付ける貼付装置としては特開昭64−90736号
公報及び特開平2−20331号公報に記載されている
ような貼付装置が知られている。これらのフィラー貼付
装置はいずれも、帯状で幅方向の断面が比較的細長い三
角形をした1本のフィラーまたはエイペックスの前記三
角形の最短辺を1本のビードコアの外周面に密着させ
て、三角形を細長く立てたように貼り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のこれら
フィラー貼付装置によれば、下記のごとき課題がある。
フィラーをビードコアの外周面に円環状に貼り付けたと
き、フィラーの内周長と外周長との差が大きいためフィ
ラーの始端部と終端部においてフィラーの外周側が大き
く開いてくる。このためフィラー始端部及び終端部をハ
ンドで挟み、ハンドに所定の動きを与えてフィラー始端
部と終端部を接合位置にもってきたり、あるいはフィラ
ー始端部の先端とフィラー終端部の先端を引き伸ばし強
制的に接合させるようにしているので、ハンドの動き及
びその機構が複雑となり、設備が過大となってコスト大
となる他、ハンドの動きを精度良く維持するために制御
機構がさらに複雑となったりメンテナンス面でも不利と
なる欠点があった。また、貼り付けされたフィラー付ビ
ードは1本ずつしか製造できないため生産能力が低く装
置の台数を多く必要とし、総コストが高くなり多くの作
業員を必要とする。
フィラー貼付装置によれば、下記のごとき課題がある。
フィラーをビードコアの外周面に円環状に貼り付けたと
き、フィラーの内周長と外周長との差が大きいためフィ
ラーの始端部と終端部においてフィラーの外周側が大き
く開いてくる。このためフィラー始端部及び終端部をハ
ンドで挟み、ハンドに所定の動きを与えてフィラー始端
部と終端部を接合位置にもってきたり、あるいはフィラ
ー始端部の先端とフィラー終端部の先端を引き伸ばし強
制的に接合させるようにしているので、ハンドの動き及
びその機構が複雑となり、設備が過大となってコスト大
となる他、ハンドの動きを精度良く維持するために制御
機構がさらに複雑となったりメンテナンス面でも不利と
なる欠点があった。また、貼り付けされたフィラー付ビ
ードは1本ずつしか製造できないため生産能力が低く装
置の台数を多く必要とし、総コストが高くなり多くの作
業員を必要とする。
【0004】しかも、タイヤ1本に対してタイヤの左右
のビード部にフィラー付ビードをそれぞれ1本、計2本
を必要としている。このとき、左右のフィラー付ビード
の品質にバラツキがあるとタイヤの品質に対して多大な
悪影響を与える。そこで、この発明の目的は、比較的簡
単な構造で良好な貼付及びジョイントが得られるフィラ
ーの貼付方法およびその装置を提供することにある。
のビード部にフィラー付ビードをそれぞれ1本、計2本
を必要としている。このとき、左右のフィラー付ビード
の品質にバラツキがあるとタイヤの品質に対して多大な
悪影響を与える。そこで、この発明の目的は、比較的簡
単な構造で良好な貼付及びジョイントが得られるフィラ
ーの貼付方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のフィラー貼付
方法は、幅方向の断面が略三角形の帯状のフィラーの始
端部を回転可能に支持されたビードコア上に供給し前記
フィラー始端部の基端側をビードコア外周面に圧着した
後、前記ビードコアを軸線回りに回転してフィラーをビ
ードコア外周面に円環状に貼り付けていき、始端部が所
定角度だけ回転したとき回転を停止してフィラーを所定
寸法に切断後、さらにビードコアとフィラーを正回転し
フィラーの始端部と前記切断により形成された終端部を
固定板の上部に移動させ、次いでフィラー始端部の先端
付近を上方より固定板に押し付けた状態でビードコアを
逆回転してフィラー始端部の先端側を引き伸ばし、その
状態でフィラー始端部の切断端面と終端部の切断端面と
を互いに接合することを特徴とする。
方法は、幅方向の断面が略三角形の帯状のフィラーの始
端部を回転可能に支持されたビードコア上に供給し前記
フィラー始端部の基端側をビードコア外周面に圧着した
後、前記ビードコアを軸線回りに回転してフィラーをビ
ードコア外周面に円環状に貼り付けていき、始端部が所
定角度だけ回転したとき回転を停止してフィラーを所定
寸法に切断後、さらにビードコアとフィラーを正回転し
フィラーの始端部と前記切断により形成された終端部を
固定板の上部に移動させ、次いでフィラー始端部の先端
付近を上方より固定板に押し付けた状態でビードコアを
逆回転してフィラー始端部の先端側を引き伸ばし、その
状態でフィラー始端部の切断端面と終端部の切断端面と
を互いに接合することを特徴とする。
【0006】この発明のフィラー貼付装置は、回転可能
に支持されビードコアを保持するビードコア保持装置
と、ビードコア上に供給される幅方向の断面が略三角形
の帯状のフィラーの始端部を案内する案内装置と、フィ
ラー始端部の基端側をビードコア外周面に圧着する圧着
装置と、ビードコア外周面に貼り付けたフィラーの始端
部が所定角度回転したときフィラーを所定貼り付け長さ
に切断する切断装置と、フィラー始端部の先端付近を上
方より固定板に押し付ける押付装置と、フィラー始端部
の切断端面と終端部の切断端面とを互いに圧着し接合す
る圧接装置と、ビードコアを軸線回りに正逆回転させる
駆動装置とを具備することを特徴とする。
に支持されビードコアを保持するビードコア保持装置
と、ビードコア上に供給される幅方向の断面が略三角形
の帯状のフィラーの始端部を案内する案内装置と、フィ
ラー始端部の基端側をビードコア外周面に圧着する圧着
装置と、ビードコア外周面に貼り付けたフィラーの始端
部が所定角度回転したときフィラーを所定貼り付け長さ
に切断する切断装置と、フィラー始端部の先端付近を上
方より固定板に押し付ける押付装置と、フィラー始端部
の切断端面と終端部の切断端面とを互いに圧着し接合す
る圧接装置と、ビードコアを軸線回りに正逆回転させる
駆動装置とを具備することを特徴とする。
【0007】また、この発明のフィラー貼付装置は、請
求項3に記載のごとく、前記ビードコア保持装置は側面
同士が密着した1対のビードコアを保持し、前記案内装
置は基端同士が密着した1対の幅方向の断面が略三角形
の帯状のフィラーの各始端部を対応するビードコアに案
内し、さらに個々のビードコア外周面に円環状に貼り付
けた1対のフィラーのそれぞれの先端側を半径方向外側
に向けてそれぞれくせ付けするくせ付け装置と、前記1
対のビードコアおよびフィラーの各密着面に切り口を入
れ1組のフィラー付ビードコアに分割する分割装置とを
具備するようにすることにより一層有効となる。
求項3に記載のごとく、前記ビードコア保持装置は側面
同士が密着した1対のビードコアを保持し、前記案内装
置は基端同士が密着した1対の幅方向の断面が略三角形
の帯状のフィラーの各始端部を対応するビードコアに案
内し、さらに個々のビードコア外周面に円環状に貼り付
けた1対のフィラーのそれぞれの先端側を半径方向外側
に向けてそれぞれくせ付けするくせ付け装置と、前記1
対のビードコアおよびフィラーの各密着面に切り口を入
れ1組のフィラー付ビードコアに分割する分割装置とを
具備するようにすることにより一層有効となる。
【0008】また、請求項4に記載のごとく、前記案内
装置は、フィラーの切断時に後端部を支点として先端側
を若干上方に持ち上げるようにすることにより、フィラ
ーを長手方向に対して低角度でシャープに切断すること
が出来るようになる。
装置は、フィラーの切断時に後端部を支点として先端側
を若干上方に持ち上げるようにすることにより、フィラ
ーを長手方向に対して低角度でシャープに切断すること
が出来るようになる。
【0009】
【作用】まず、請求項1に記載の発明の作用について述
べる。フィラーの幅方向断面はフィラーの先端側で厚さ
が薄くて残留応力が大きく収縮し易い。このため、フィ
ラーをいかに良好に切断してもフィラーの切断端面は先
端側が特に大きく収縮する。しかしながら、このフィラ
ー貼付方法によれば、フィラー始端部の先端付近を上方
より固定板に押し付けた状態でビードコアを逆回転して
フィラー始端部の先端側を相対的に引き伸ばすようにし
ている。これにより、湾曲状に先端側が収縮していたフ
ィラー始端部の切断端面は、ほぼ直線状又は先端側を余
分に引き伸ばした状態に修正され、その状態でフィラー
始端部の切断端面と終端部の切断端面とを過不足なく又
は先端側をオーバラップ気味に接合することができるよ
うになる。そして、フィラーの先端側は前述のように薄
いのでオーバラップ気味に接合しても品質には影響しな
い。
べる。フィラーの幅方向断面はフィラーの先端側で厚さ
が薄くて残留応力が大きく収縮し易い。このため、フィ
ラーをいかに良好に切断してもフィラーの切断端面は先
端側が特に大きく収縮する。しかしながら、このフィラ
ー貼付方法によれば、フィラー始端部の先端付近を上方
より固定板に押し付けた状態でビードコアを逆回転して
フィラー始端部の先端側を相対的に引き伸ばすようにし
ている。これにより、湾曲状に先端側が収縮していたフ
ィラー始端部の切断端面は、ほぼ直線状又は先端側を余
分に引き伸ばした状態に修正され、その状態でフィラー
始端部の切断端面と終端部の切断端面とを過不足なく又
は先端側をオーバラップ気味に接合することができるよ
うになる。そして、フィラーの先端側は前述のように薄
いのでオーバラップ気味に接合しても品質には影響しな
い。
【0010】また、請求項2に記載のフィラー貼付装置
は、以下のように作動する。まず、保持装置によりビー
ドコアを保持する。次に、案内装置がフィラーの始端部
を案内してビードコアの外周面に接近し、フィラーの始
端部をビードコアの外周面に供給した後、圧着装置がフ
ィラー始端部の基端側をビードコアの外周面に圧着す
る。そして、前記案内装置が若干(略10mm)後退す
る。次に、駆動装置によってビードコアを軸線回りに正
回転して、フィラーをビードコアの外周面に円環状に貼
り付けていき、フィラーの始端部が所定角度だけ回転し
たとき回転を停止し、請求項4に記載のごとく、案内装
置の後端部を支点として案内装置の先端側(下流側)を
若干(略10mm)上方に移動した後、切断装置でフィ
ラーをビードコアの外周一周分と等しい長さに切断す
る。このように、案内装置の先端側を若干上方に持ち上
げることによりフィラーが案内装置の先端側で屈曲さ
れ、フィラーのこの屈曲部を切断することにより、厚さ
方向に見たフィラーの切断端面は低角度でシャープな広
い面積となり、この切断端面を接合した際に接合面が増
加し、接合力が増大するようになる。そして、切断後、
案内装置は原点位置に戻る。次に、駆動装置によってビ
ードコアを更に正回転してフィラー始端部の切断端面と
終端部の切断端面とを固定板の上面に移動させた後、押
付装置でフィラー始端部の先端付近を上方より固定板に
押し付けた状態でビードコアを所定量だけ逆回転して停
止する。そうすると、前記フィラー始端部の切断端面が
湾曲状になっていたものが、フィラー始端部の先端側を
動かないように前記押付装置で押えられて、フィラー基
端側だけがビードコアの外周面に貼り付けられた状態で
逆回転することにより、フィラー基端側が後退し、相対
的にフィラー始端部の先端側が伸ばされたと同じ状態に
なり、フィラー始端部の切断端面がビードコアの軸線方
向に略直線状にそろうようになる。次に、上記のように
フィラー始端部の切断端面が略直線状になった状態で、
圧接装置によりフィラーの始端部の切断端面と終端部の
切断端面とを圧着し接合することにより一連の動作が完
了し、フィラー付ビードが完成する。
は、以下のように作動する。まず、保持装置によりビー
ドコアを保持する。次に、案内装置がフィラーの始端部
を案内してビードコアの外周面に接近し、フィラーの始
端部をビードコアの外周面に供給した後、圧着装置がフ
ィラー始端部の基端側をビードコアの外周面に圧着す
る。そして、前記案内装置が若干(略10mm)後退す
る。次に、駆動装置によってビードコアを軸線回りに正
回転して、フィラーをビードコアの外周面に円環状に貼
り付けていき、フィラーの始端部が所定角度だけ回転し
たとき回転を停止し、請求項4に記載のごとく、案内装
置の後端部を支点として案内装置の先端側(下流側)を
若干(略10mm)上方に移動した後、切断装置でフィ
ラーをビードコアの外周一周分と等しい長さに切断す
る。このように、案内装置の先端側を若干上方に持ち上
げることによりフィラーが案内装置の先端側で屈曲さ
れ、フィラーのこの屈曲部を切断することにより、厚さ
方向に見たフィラーの切断端面は低角度でシャープな広
い面積となり、この切断端面を接合した際に接合面が増
加し、接合力が増大するようになる。そして、切断後、
案内装置は原点位置に戻る。次に、駆動装置によってビ
ードコアを更に正回転してフィラー始端部の切断端面と
終端部の切断端面とを固定板の上面に移動させた後、押
付装置でフィラー始端部の先端付近を上方より固定板に
押し付けた状態でビードコアを所定量だけ逆回転して停
止する。そうすると、前記フィラー始端部の切断端面が
湾曲状になっていたものが、フィラー始端部の先端側を
動かないように前記押付装置で押えられて、フィラー基
端側だけがビードコアの外周面に貼り付けられた状態で
逆回転することにより、フィラー基端側が後退し、相対
的にフィラー始端部の先端側が伸ばされたと同じ状態に
なり、フィラー始端部の切断端面がビードコアの軸線方
向に略直線状にそろうようになる。次に、上記のように
フィラー始端部の切断端面が略直線状になった状態で、
圧接装置によりフィラーの始端部の切断端面と終端部の
切断端面とを圧着し接合することにより一連の動作が完
了し、フィラー付ビードが完成する。
【0011】さらに、請求項3に記載のフィラー貼付装
置では、前記保持装置に2本の側面同士が密着した1対
のビードコアを保持させるとともに、前記案内装置では
2本の基端同士が密着した1対の帯状のフィラーの各始
端部を対応する1対のビードコアの外周面に案内するよ
うにしている。そして、1対のビードコアの外周面の全
周にわたって1対の帯状のフィラーの貼り付けが終了
し、フィラーの始端部と終端部との圧着・接合が終了し
た一対のフィラー付ビードのそれぞれの先端側を、くせ
付け装置で半径方向外側に向けてそれぞれくせ付けす
る。次に、分割装置によって、2本のビードコアの側面
同士及び2本の帯状のフィラーの基端同士が密着して1
組になっているフィラー付ビードの各密着面に切り口を
入れ、1本1本のフィラー付ビードに分割し易いように
する。そうすると、隣接する次工程のタイヤ成形工程で
タイヤの左右のビード部に前記フィラー付ビード各1本
ずつを使用する際に、供給し易くなる。
置では、前記保持装置に2本の側面同士が密着した1対
のビードコアを保持させるとともに、前記案内装置では
2本の基端同士が密着した1対の帯状のフィラーの各始
端部を対応する1対のビードコアの外周面に案内するよ
うにしている。そして、1対のビードコアの外周面の全
周にわたって1対の帯状のフィラーの貼り付けが終了
し、フィラーの始端部と終端部との圧着・接合が終了し
た一対のフィラー付ビードのそれぞれの先端側を、くせ
付け装置で半径方向外側に向けてそれぞれくせ付けす
る。次に、分割装置によって、2本のビードコアの側面
同士及び2本の帯状のフィラーの基端同士が密着して1
組になっているフィラー付ビードの各密着面に切り口を
入れ、1本1本のフィラー付ビードに分割し易いように
する。そうすると、隣接する次工程のタイヤ成形工程で
タイヤの左右のビード部に前記フィラー付ビード各1本
ずつを使用する際に、供給し易くなる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を、以下この発明の方法
の実施に使用する装置の概略を示している図を参照しな
がら説明する。図1は本発明の主要部を示す概略側面図
で、図2は図1の正面図である。図1、2において、符
号1、2、3は駆動ローラであり、これら駆動ローラ
1、2、3はフレーム4に図示していない軸受で回転自
在に支持され、図2に示す駆動装置20により正逆に駆
動回転される。そして、駆動ローラ1の軸受を挟んで反
対側の同軸にはプーリ21が、駆動ローラ2の軸受を挟
んで反対側の同軸にはプーリ22、23が、駆動ローラ
3の軸受を挟んで反対側の同軸にはプーリ24、25が
それぞれ嵌着されている。プーリ21とプーリ22とに
はタイミングベルト26が、プーリ23とプーリ24と
にはタイミングベルト27が、プーリ25とプーリ28
とにはタイミングベルト29がそれぞれエンドレス状に
巻き掛けされている。前記プーリ28は減速機30の出
力軸に嵌着されており、減速機30の入力軸はサーボモ
ータ31の出力軸と連結されている。また、減速機30
及びサーボモータ31は、フレーム4に基端を固定し直
角方向に突出しているフレーム4cに取り付けられてい
る。そして、プーリ21、22、23、24、25、2
8、タイミングベルト26、27、29、減速機30、
サーボモータ31で全体としてビードコア5、5を保持
するための保持装置10を駆動する駆動装置20を構成
している。
の実施に使用する装置の概略を示している図を参照しな
がら説明する。図1は本発明の主要部を示す概略側面図
で、図2は図1の正面図である。図1、2において、符
号1、2、3は駆動ローラであり、これら駆動ローラ
1、2、3はフレーム4に図示していない軸受で回転自
在に支持され、図2に示す駆動装置20により正逆に駆
動回転される。そして、駆動ローラ1の軸受を挟んで反
対側の同軸にはプーリ21が、駆動ローラ2の軸受を挟
んで反対側の同軸にはプーリ22、23が、駆動ローラ
3の軸受を挟んで反対側の同軸にはプーリ24、25が
それぞれ嵌着されている。プーリ21とプーリ22とに
はタイミングベルト26が、プーリ23とプーリ24と
にはタイミングベルト27が、プーリ25とプーリ28
とにはタイミングベルト29がそれぞれエンドレス状に
巻き掛けされている。前記プーリ28は減速機30の出
力軸に嵌着されており、減速機30の入力軸はサーボモ
ータ31の出力軸と連結されている。また、減速機30
及びサーボモータ31は、フレーム4に基端を固定し直
角方向に突出しているフレーム4cに取り付けられてい
る。そして、プーリ21、22、23、24、25、2
8、タイミングベルト26、27、29、減速機30、
サーボモータ31で全体としてビードコア5、5を保持
するための保持装置10を駆動する駆動装置20を構成
している。
【0013】駆動ローラ1、2、3は同様の構造をして
いるので、代表例として駆動ローラ1の断面図である図
3を参照しながら説明する。駆動ローラ1の中央部に小
径で円筒状のビードコア受部6を有し、このビードコア
受部6の両側には円筒状のフィラー受部7、8を構成し
ている。そして、フィラー受部7とフィラー受部8とは
ネジ部15で螺合しており、ビードコア受部6の幅Wを
ビードコア5、5の幅に応じて変更出来るようになって
いる。また、フィラー受部8はネジ部16で軸と螺着し
ており、ビードコア5、5の高さ変化に応じてフィラー
受部7とフィラー受部8とを簡単に同時に取り替え出来
るようになっている。符号9は帯状のフィラーであり、
幅方向断面は図4に示すように細長い三角形をしてい
る。このフィラー9の基端11、11同士が密着した状
態で1対となり、図示していない巻出部または押出機か
ら案内装置40に送られてくる。ビードコア5は断面が
四角形をしており、それぞれの側面同士が密着した1対
の状態で駆動ローラ1、2、3のビードコア受部6に供
給されるようになっている。そして、ビードコア5、5
は駆動ローラ1、2、3の周囲に装着されたとき、駆動
ローラ1、2、3のそれぞれのビードコア受部6はビー
ドコア5、5の内周にころがり接触している。このよう
に、フィラー付ビードを1対のビードコア5、5と1対
のフィラー9、9とから構成しようとしているのは、1
組のフィラー付ビードを同時に製造して、これらの品質
性能を同等化して、製品タイヤの品質を向上させるため
であり、また一度に2本ずつのフィラー付ビードを製造
できて生産能力の向上を図れるからである。
いるので、代表例として駆動ローラ1の断面図である図
3を参照しながら説明する。駆動ローラ1の中央部に小
径で円筒状のビードコア受部6を有し、このビードコア
受部6の両側には円筒状のフィラー受部7、8を構成し
ている。そして、フィラー受部7とフィラー受部8とは
ネジ部15で螺合しており、ビードコア受部6の幅Wを
ビードコア5、5の幅に応じて変更出来るようになって
いる。また、フィラー受部8はネジ部16で軸と螺着し
ており、ビードコア5、5の高さ変化に応じてフィラー
受部7とフィラー受部8とを簡単に同時に取り替え出来
るようになっている。符号9は帯状のフィラーであり、
幅方向断面は図4に示すように細長い三角形をしてい
る。このフィラー9の基端11、11同士が密着した状
態で1対となり、図示していない巻出部または押出機か
ら案内装置40に送られてくる。ビードコア5は断面が
四角形をしており、それぞれの側面同士が密着した1対
の状態で駆動ローラ1、2、3のビードコア受部6に供
給されるようになっている。そして、ビードコア5、5
は駆動ローラ1、2、3の周囲に装着されたとき、駆動
ローラ1、2、3のそれぞれのビードコア受部6はビー
ドコア5、5の内周にころがり接触している。このよう
に、フィラー付ビードを1対のビードコア5、5と1対
のフィラー9、9とから構成しようとしているのは、1
組のフィラー付ビードを同時に製造して、これらの品質
性能を同等化して、製品タイヤの品質を向上させるため
であり、また一度に2本ずつのフィラー付ビードを製造
できて生産能力の向上を図れるからである。
【0014】駆動ローラ1の下方には、くせ付けローラ
60とテンションローラ70がそれぞれホルダー68の
両端に片持状で回転自在に支持されている。図2におい
て、このくせ付けローラ60は中央部に小径で円筒状の
ビードコア受部61を有し、このビードコア受部61の
両側にはビードコア受部61に向かって先細りの截頭円
錐形をしたフィラーくせ付け部62、62が形成されて
いる。そして、これらビードコア受部61とフィラーく
せ付け部62、62との間には段差63、63が形成さ
れている。テンションローラ70は図3に示す駆動ロー
ラ1と同様の形状をしており、ホルダー68は、図1に
示すように、上下に移動可能な移動板65のピン64に
回動可能に支持されている。そして、前記移動板65の
下部はシリンダ66のピストンロッド67の先端に回動
自在に連結されている。また、ホルダー68の一端に取
り付いているテンションローラ70のローラ軸71はシ
リンダー72のピストンロッド73の先端に回動自在に
連結されている。そして、図14に示すごとくシリンダ
ー72の作動によりピストンロッド73を引っ込める
と、テンションローラ70がピン64を支点として下方
に移動し、ビードコア5、5の内周と、ころがり接触し
ながらビードコア5、5を下方に押し下げて、これによ
り駆動ローラ1、2、3と協働してビードコア5、5を
直立状態に保持するとともに、駆動ローラ1、2、3が
回転したときビードコア5、5を直立状態のまま軸線回
りに回転させる。前述した駆動ローラ1、2、3、テン
ションローラ70、シリンダー72、ピストンロッド7
3等で全体として保持装置10を構成している。
60とテンションローラ70がそれぞれホルダー68の
両端に片持状で回転自在に支持されている。図2におい
て、このくせ付けローラ60は中央部に小径で円筒状の
ビードコア受部61を有し、このビードコア受部61の
両側にはビードコア受部61に向かって先細りの截頭円
錐形をしたフィラーくせ付け部62、62が形成されて
いる。そして、これらビードコア受部61とフィラーく
せ付け部62、62との間には段差63、63が形成さ
れている。テンションローラ70は図3に示す駆動ロー
ラ1と同様の形状をしており、ホルダー68は、図1に
示すように、上下に移動可能な移動板65のピン64に
回動可能に支持されている。そして、前記移動板65の
下部はシリンダ66のピストンロッド67の先端に回動
自在に連結されている。また、ホルダー68の一端に取
り付いているテンションローラ70のローラ軸71はシ
リンダー72のピストンロッド73の先端に回動自在に
連結されている。そして、図14に示すごとくシリンダ
ー72の作動によりピストンロッド73を引っ込める
と、テンションローラ70がピン64を支点として下方
に移動し、ビードコア5、5の内周と、ころがり接触し
ながらビードコア5、5を下方に押し下げて、これによ
り駆動ローラ1、2、3と協働してビードコア5、5を
直立状態に保持するとともに、駆動ローラ1、2、3が
回転したときビードコア5、5を直立状態のまま軸線回
りに回転させる。前述した駆動ローラ1、2、3、テン
ションローラ70、シリンダー72、ピストンロッド7
3等で全体として保持装置10を構成している。
【0015】駆動ローラ1より上流側にはフレーム4a
がフレーム4と直角方向に固着されている。このフレー
ム4aには移動フレーム41が1対のスライドレール4
1aとスライド軸受41bにより支持され、図1の矢印
Aのように前後に移動可能に取り付いている。図5及び
その正面図である図6において、移動フレーム41は上
側の移動フレーム41dと下側の移動フレーム41eと
から構成されており、上側の移動フレーム41dは、案
内装置40後端部に設けている軸41fを支点として案
内装置40の先端側が図5の位置より略10mm上方に
図示しないシリンダにより移動できるようになってい
る。そして、前記軸41fの両端は下側の移動フレーム
41eに支持されているので、上側の移動フレーム41
dと下側の移動フレーム41eとは図1の矢印Aで示す
前後方向には一体的に移動する。符号42は下側の移動
フレーム41eに設けているシリンダで、このシリンダ
42のピストンロッド43の先端はフレーム4a側に固
定されている。符号44はフィラー9、9を案内するた
めの複数のフリーローラであり、符号45はフィラー
9、9を搬送するための駆動ローラで、サーボモータ4
6によりタイミングベルト47及びプーリ45a、46
aを介して駆動されている。符号48は押えローラで、
シリンダ49の作動により支点49a回りにフィラー
9、9を上方から駆動ローラ45の外周面に押し付け
て、フィラー9、9がスリップせずに搬送出来るように
している。
がフレーム4と直角方向に固着されている。このフレー
ム4aには移動フレーム41が1対のスライドレール4
1aとスライド軸受41bにより支持され、図1の矢印
Aのように前後に移動可能に取り付いている。図5及び
その正面図である図6において、移動フレーム41は上
側の移動フレーム41dと下側の移動フレーム41eと
から構成されており、上側の移動フレーム41dは、案
内装置40後端部に設けている軸41fを支点として案
内装置40の先端側が図5の位置より略10mm上方に
図示しないシリンダにより移動できるようになってい
る。そして、前記軸41fの両端は下側の移動フレーム
41eに支持されているので、上側の移動フレーム41
dと下側の移動フレーム41eとは図1の矢印Aで示す
前後方向には一体的に移動する。符号42は下側の移動
フレーム41eに設けているシリンダで、このシリンダ
42のピストンロッド43の先端はフレーム4a側に固
定されている。符号44はフィラー9、9を案内するた
めの複数のフリーローラであり、符号45はフィラー
9、9を搬送するための駆動ローラで、サーボモータ4
6によりタイミングベルト47及びプーリ45a、46
aを介して駆動されている。符号48は押えローラで、
シリンダ49の作動により支点49a回りにフィラー
9、9を上方から駆動ローラ45の外周面に押し付け
て、フィラー9、9がスリップせずに搬送出来るように
している。
【0016】符号50はフィラー9、9を受けるための
下受板で上側の移動フレーム41dに固定されており、
符号51はフィラー9、9を上方から下受板50の上に
押えるための上押えである。この上押え51はシリンダ
52により作動するようになっており、フィラー9、9
は前記下受板50と前記上押え51とにより動かないよ
うに挟持されることにより、後述の刃81により安定的
に切断されるようになる。また、前記下受板50及び上
押え51の先端側には、これらの平面図である図8に示
すように、切り欠きの幅がビードコア5、5の幅よりも
少し広い四角形の切り欠き53を形成してあり、このこ
とにより、フィラー9、9を切断後に形成される始端部
をビードコア5、5の外周面に案内し供給したとき、下
受板50と上押え51とが邪魔することなく、フィラー
9、9の下面の基端側12、12とビードコア5、5の
外周面とが直接接触出来るようにしている。そして、移
動フレーム41、上側の移動フレーム41d、下側の移
動フレーム41e、シリンダ42、フリーローラ44、
駆動ローラ45、モータ46、押えローラ48、シリン
ダ49、下受板50、上押え51、シリンダ52等で全
体として、フィラー9、9の始端部をビードコア5、5
の外周面に案内し供給する案内装置40を構成してい
る。
下受板で上側の移動フレーム41dに固定されており、
符号51はフィラー9、9を上方から下受板50の上に
押えるための上押えである。この上押え51はシリンダ
52により作動するようになっており、フィラー9、9
は前記下受板50と前記上押え51とにより動かないよ
うに挟持されることにより、後述の刃81により安定的
に切断されるようになる。また、前記下受板50及び上
押え51の先端側には、これらの平面図である図8に示
すように、切り欠きの幅がビードコア5、5の幅よりも
少し広い四角形の切り欠き53を形成してあり、このこ
とにより、フィラー9、9を切断後に形成される始端部
をビードコア5、5の外周面に案内し供給したとき、下
受板50と上押え51とが邪魔することなく、フィラー
9、9の下面の基端側12、12とビードコア5、5の
外周面とが直接接触出来るようにしている。そして、移
動フレーム41、上側の移動フレーム41d、下側の移
動フレーム41e、シリンダ42、フリーローラ44、
駆動ローラ45、モータ46、押えローラ48、シリン
ダ49、下受板50、上押え51、シリンダ52等で全
体として、フィラー9、9の始端部をビードコア5、5
の外周面に案内し供給する案内装置40を構成してい
る。
【0017】図1において、符号130は1対の投受光
器からなる微小型の光学的センサで、それぞれフレーム
4に固定されている。フィラー9、9をビードコア5、
5の外周面に円環状に貼り付けながら回転していき、フ
ィラー9、9の始端が前記1対のセンサ130の間を通
過した瞬間に検知するようになっている。ここで、セン
サ130がフィラー9、9の始端を検知してから、あと
どれ位の角度だけ回転した後に停止して切断すれば、終
端部の切断端面と始端部の切断端面との位置が一致する
長さとなり、良好な接合が可能となるかを事前に調査し
ている。そこで、センサ130がフィラー9、9の始端
を検知後、駆動装置20のサーボモータ31を事前調査
で把握した所定角度だけ回転して、精度良く停止するよ
うにしている。次に、上側の移動フレーム41dを軸4
1fの回りに、図示しないシリンダにより上方に回動さ
せ、案内装置40の先端側を持ち上げてフィラー9、9
を屈曲させる。そして、後述の刃81が帯状のフィラー
9、9を切断すると切断端面が2か所形成され、下流側
の切断端面は終端部となり、上流側の切断端面は次の始
端部となる。これにより、今貼り付け中のフィラー9、
9の始端面と、今切断された終端部の切断端面とが過不
足なく一致するような長さが得られるようになる。
器からなる微小型の光学的センサで、それぞれフレーム
4に固定されている。フィラー9、9をビードコア5、
5の外周面に円環状に貼り付けながら回転していき、フ
ィラー9、9の始端が前記1対のセンサ130の間を通
過した瞬間に検知するようになっている。ここで、セン
サ130がフィラー9、9の始端を検知してから、あと
どれ位の角度だけ回転した後に停止して切断すれば、終
端部の切断端面と始端部の切断端面との位置が一致する
長さとなり、良好な接合が可能となるかを事前に調査し
ている。そこで、センサ130がフィラー9、9の始端
を検知後、駆動装置20のサーボモータ31を事前調査
で把握した所定角度だけ回転して、精度良く停止するよ
うにしている。次に、上側の移動フレーム41dを軸4
1fの回りに、図示しないシリンダにより上方に回動さ
せ、案内装置40の先端側を持ち上げてフィラー9、9
を屈曲させる。そして、後述の刃81が帯状のフィラー
9、9を切断すると切断端面が2か所形成され、下流側
の切断端面は終端部となり、上流側の切断端面は次の始
端部となる。これにより、今貼り付け中のフィラー9、
9の始端面と、今切断された終端部の切断端面とが過不
足なく一致するような長さが得られるようになる。
【0018】図5、6において、符号80はフィラー
9、9を幅方向に切断するための切断装置で、刃81を
支持する支持部材82の一端側に刃81が脱着可能に固
定され、支持部材82の他端側には2個のスライド軸受
83が脱着可能に固定されている。そして、これらスラ
イド軸受83は両端が上側の移動フレーム41dに固定
されている1対のガイドシャフト84と摺動可能に嵌合
している。符号85は前記刃81をフィラー9、9の幅
方向に移動させるためのロッドレスシリンダで、このロ
ッドレスシリンダ85の両端は上側の移動フレーム41
dに固定されており、スライド軸受83を取り付けてい
る移動子86がロッドレスシリンダ85の外周面に沿っ
て軸線方向に移動することにより、前記刃81がフィラ
ー9、9を幅方向に切断する。なお、このロッドレスシ
リンダ85の代わりにロッドを有するシリンダを使用す
ること、又はモータによる移動方式とすることも可能で
ある。
9、9を幅方向に切断するための切断装置で、刃81を
支持する支持部材82の一端側に刃81が脱着可能に固
定され、支持部材82の他端側には2個のスライド軸受
83が脱着可能に固定されている。そして、これらスラ
イド軸受83は両端が上側の移動フレーム41dに固定
されている1対のガイドシャフト84と摺動可能に嵌合
している。符号85は前記刃81をフィラー9、9の幅
方向に移動させるためのロッドレスシリンダで、このロ
ッドレスシリンダ85の両端は上側の移動フレーム41
dに固定されており、スライド軸受83を取り付けてい
る移動子86がロッドレスシリンダ85の外周面に沿っ
て軸線方向に移動することにより、前記刃81がフィラ
ー9、9を幅方向に切断する。なお、このロッドレスシ
リンダ85の代わりにロッドを有するシリンダを使用す
ること、又はモータによる移動方式とすることも可能で
ある。
【0019】刃81の上面には電気式のヒータ87を設
けて刃81を摂氏180度前後に自動コントロールしな
がら加熱し、フィラー9、9を切断しやすいようにして
いる。そして、刃81の上下面には刃先エッジ部を除い
てテフロンコーティングとプラズマ処理を施して、熱に
より溶融したゴムが刃81の上下面さらにはフィラー
9、9の切断端面に付着するのを防止している。また、
刃81はフィラー9、9の長さ方向に傾斜しており、こ
のことによりフィラー9、9を低角度にシャープに切断
して切断面の面積を出来るだけ大きくし、フィラー9、
9の始端部の切断端面と終端部の切断端面との接合面積
を増加させ、接合力を増大させるようにしている。さら
に、図7に示すように、案内装置40の先端側を持ち上
げてフィラー9、9を屈曲させてから切断するので、フ
ィラー9、9の切断角度θは、フィラー9、9の屈曲を
解除後には更に低角度となり、切断後の角度θ1は限界
に近い15度とすることが出来る。そして、刃81、支
持部材82、スライド軸受83、ガイドシャフト84、
ロッドレスシリンダ85、移動子86、ヒータ87で全
体として切断装置80を構成している。
けて刃81を摂氏180度前後に自動コントロールしな
がら加熱し、フィラー9、9を切断しやすいようにして
いる。そして、刃81の上下面には刃先エッジ部を除い
てテフロンコーティングとプラズマ処理を施して、熱に
より溶融したゴムが刃81の上下面さらにはフィラー
9、9の切断端面に付着するのを防止している。また、
刃81はフィラー9、9の長さ方向に傾斜しており、こ
のことによりフィラー9、9を低角度にシャープに切断
して切断面の面積を出来るだけ大きくし、フィラー9、
9の始端部の切断端面と終端部の切断端面との接合面積
を増加させ、接合力を増大させるようにしている。さら
に、図7に示すように、案内装置40の先端側を持ち上
げてフィラー9、9を屈曲させてから切断するので、フ
ィラー9、9の切断角度θは、フィラー9、9の屈曲を
解除後には更に低角度となり、切断後の角度θ1は限界
に近い15度とすることが出来る。そして、刃81、支
持部材82、スライド軸受83、ガイドシャフト84、
ロッドレスシリンダ85、移動子86、ヒータ87で全
体として切断装置80を構成している。
【0020】図1、2において、符号91はフィラー
9、9の始端部の基端側12、12をビードコアの5、
5の外周面に圧着するための圧着板で、揺動フレーム9
3に取り付けられ垂直に配置されたシリンダ92により
昇降されるようになっている。揺動フレーム93は、支
点であるピン94の回りに略90度上下方向に、シリン
ダ95の作動によりアーム96を介して揺動出来るよう
になっている。なお、シリンダ95のテールエンドはフ
レーム4cに回動自在に固定されている。このようにす
ることにより、貼り付け初期にビードコア5、5を保持
装置10に挿入する際、及び貼り付け完了後フィラー付
ビードを取り出す際に駆動ローラ1の上方に広い空間が
できて作業が容易になる。そして、圧着板91、シリン
ダ92、揺動フレーム93、ピン94、シリンダ95、
アーム96で全体として圧着装置90を構成している。
9、9の始端部の基端側12、12をビードコアの5、
5の外周面に圧着するための圧着板で、揺動フレーム9
3に取り付けられ垂直に配置されたシリンダ92により
昇降されるようになっている。揺動フレーム93は、支
点であるピン94の回りに略90度上下方向に、シリン
ダ95の作動によりアーム96を介して揺動出来るよう
になっている。なお、シリンダ95のテールエンドはフ
レーム4cに回動自在に固定されている。このようにす
ることにより、貼り付け初期にビードコア5、5を保持
装置10に挿入する際、及び貼り付け完了後フィラー付
ビードを取り出す際に駆動ローラ1の上方に広い空間が
できて作業が容易になる。そして、圧着板91、シリン
ダ92、揺動フレーム93、ピン94、シリンダ95、
アーム96で全体として圧着装置90を構成している。
【0021】符号101はフィラー9、9の始端部の先
端13、13付近を上方から固定板14に押し付ける押
付板で、この押付板101はシリンダ102により外套
部材108を介して上下移動出来るようになっている。
図1のY−Y矢視図である図9において(一部断面図示
を含む)、押付板101は左右で1対となっており、そ
れぞれ押付板101の下面104がフィラー9、9の先
端13、13側の上面の三角形の形状に合って動けるよ
うに、ピン103の回りに押付板101は回動出来るよ
うになっている。押付板101はピン103によってナ
ット部材105に取り付けられており、ナット部材10
5はネジシャフト106と螺合している。また外套部材
108に形成してある溝109の内周面にナット部材1
05の外周面が摺動可能に嵌合しており、溝109の軸
線と直交する方向の断面形状は略四角形をしている。従
って、この溝109に同形状で嵌合しているナット部材
105はネジシャフト106の軸線方向には摺動可能で
あるが、ネジシャフト106の軸の回りには回動出来な
いようになっている。
端13、13付近を上方から固定板14に押し付ける押
付板で、この押付板101はシリンダ102により外套
部材108を介して上下移動出来るようになっている。
図1のY−Y矢視図である図9において(一部断面図示
を含む)、押付板101は左右で1対となっており、そ
れぞれ押付板101の下面104がフィラー9、9の先
端13、13側の上面の三角形の形状に合って動けるよ
うに、ピン103の回りに押付板101は回動出来るよ
うになっている。押付板101はピン103によってナ
ット部材105に取り付けられており、ナット部材10
5はネジシャフト106と螺合している。また外套部材
108に形成してある溝109の内周面にナット部材1
05の外周面が摺動可能に嵌合しており、溝109の軸
線と直交する方向の断面形状は略四角形をしている。従
って、この溝109に同形状で嵌合しているナット部材
105はネジシャフト106の軸線方向には摺動可能で
あるが、ネジシャフト106の軸の回りには回動出来な
いようになっている。
【0022】ネジシャフト106の一端にはハンドル1
07が取り付いており、ハンドル107を正逆に回す
と、押付板101、101がお互いに接近したり離隔す
るようにナット部材105、105はネジシャフト10
6と右ネジ、左ネジの関係で螺合している。そこで、ハ
ンドル107を回すことにより、フィラー9、9の幅サ
イズ変更に対応出来るようになっている。また、固定板
14はフレーム4にその基端部を固定されて片持状に前
記駆動ローラ2と駆動ローラ3との間をこれらと平行に
突出しており、固定板14の上側表面中央にははビード
コア5、5の受部である溝14aを形成している。そし
て、この溝14aの左右の上側表面はフィラー9、9の
受部14b,14bとなっており、ビードコア5、5の
外周面にほぼ合致するような曲面となっている。そし
て、固定板14、揺動フレーム93、押付板101、シ
リンダ102、ピン103、ナット部材105、ネジシ
ャフト106、ハンドル107、外套部材108、溝1
09等で全体として押付装置100を構成している。
07が取り付いており、ハンドル107を正逆に回す
と、押付板101、101がお互いに接近したり離隔す
るようにナット部材105、105はネジシャフト10
6と右ネジ、左ネジの関係で螺合している。そこで、ハ
ンドル107を回すことにより、フィラー9、9の幅サ
イズ変更に対応出来るようになっている。また、固定板
14はフレーム4にその基端部を固定されて片持状に前
記駆動ローラ2と駆動ローラ3との間をこれらと平行に
突出しており、固定板14の上側表面中央にははビード
コア5、5の受部である溝14aを形成している。そし
て、この溝14aの左右の上側表面はフィラー9、9の
受部14b,14bとなっており、ビードコア5、5の
外周面にほぼ合致するような曲面となっている。そし
て、固定板14、揺動フレーム93、押付板101、シ
リンダ102、ピン103、ナット部材105、ネジシ
ャフト106、ハンドル107、外套部材108、溝1
09等で全体として押付装置100を構成している。
【0023】符号111は、固定板14の上面に位置し
ているフィラー9、9の始端部の切断端面と終端部の切
断端面との傾斜面同士を、全幅同時に上方から圧着し接
合する圧接板で、揺動フレーム93に固定しているシリ
ンダ112によりビードコア5、5の軸心方向に下降・
上昇するようになっている。圧接板111の下面側は比
較的柔軟な材質、例えばスポンジ又は軟質のウレタン等
で厚めにコーティングされており、フィラー9、9の全
幅を一様に均一に圧接出来るようになっている。そし
て、固定板14、揺動フレーム93、圧接板111、シ
リンダ112で全体として圧接装置110を構成してい
る。
ているフィラー9、9の始端部の切断端面と終端部の切
断端面との傾斜面同士を、全幅同時に上方から圧着し接
合する圧接板で、揺動フレーム93に固定しているシリ
ンダ112によりビードコア5、5の軸心方向に下降・
上昇するようになっている。圧接板111の下面側は比
較的柔軟な材質、例えばスポンジ又は軟質のウレタン等
で厚めにコーティングされており、フィラー9、9の全
幅を一様に均一に圧接出来るようになっている。そし
て、固定板14、揺動フレーム93、圧接板111、シ
リンダ112で全体として圧接装置110を構成してい
る。
【0024】図1のX−X矢視図である図10におい
て、符号116は二股金具118に回転自在に支持され
た起こしローラで、起こしローラ116の断面は楔形に
なっており、起こしローラ116でフィラー9、9の幅
方向中心部を押えることにより、図11に示すように、
フィラー9、9の基端側12、12の面12a、12a
をビードコア5、5の外周面に押し付けて、フィラー
9、9の先端13、13側を半径方向外側に向けて起き
上げるようにしている。このように起こしローラ116
と前述したくせ付けローラ60とを併用することによ
り、フィラー9、9のくせ付けが一層有効になる。フレ
ーム4bはフレーム4に固着されており、このフレーム
4bに固着されているシリンダ117により、起こしロ
ーラ116はビードコア5、5の軸心方向に下降・上昇
するようになっている。そして、フレーム4b、起こし
ローラ116、シリンダ117、二股金具118及び前
述のくせ付けローラ60等で全体としてくせ付け装置1
15を構成している。
て、符号116は二股金具118に回転自在に支持され
た起こしローラで、起こしローラ116の断面は楔形に
なっており、起こしローラ116でフィラー9、9の幅
方向中心部を押えることにより、図11に示すように、
フィラー9、9の基端側12、12の面12a、12a
をビードコア5、5の外周面に押し付けて、フィラー
9、9の先端13、13側を半径方向外側に向けて起き
上げるようにしている。このように起こしローラ116
と前述したくせ付けローラ60とを併用することによ
り、フィラー9、9のくせ付けが一層有効になる。フレ
ーム4bはフレーム4に固着されており、このフレーム
4bに固着されているシリンダ117により、起こしロ
ーラ116はビードコア5、5の軸心方向に下降・上昇
するようになっている。そして、フレーム4b、起こし
ローラ116、シリンダ117、二股金具118及び前
述のくせ付けローラ60等で全体としてくせ付け装置1
15を構成している。
【0025】図12において、符号121は、1対のビ
ードコア5、5及び1対のフィラー9、9の各密着面に
切り口を入れるためのナイフで、ナイフ121はナイフ
取付部材123に着脱可能に固定されている。分割装置
120の拡大正面図である(一部断面を含む)図13に
おいて、前記取付部材123の両面には溝124を形成
しており、この溝124は、フレーム4bに固着されて
いる二股フレーム125のガイドレール127と摺動可
能に嵌合している。また、シリンダ122は二股フレー
ム125に固定されている。そして、ナイフ121、シ
リンダ122、取付部材123、溝124、二股フレー
ム125、ピストンロッド126、ガイドレール127
で全体として分割装置120を構成している。以上説明
した装置の個々の作動は、図示していないシーケンサ等
により全体の一連の動作として自動化されている。
ードコア5、5及び1対のフィラー9、9の各密着面に
切り口を入れるためのナイフで、ナイフ121はナイフ
取付部材123に着脱可能に固定されている。分割装置
120の拡大正面図である(一部断面を含む)図13に
おいて、前記取付部材123の両面には溝124を形成
しており、この溝124は、フレーム4bに固着されて
いる二股フレーム125のガイドレール127と摺動可
能に嵌合している。また、シリンダ122は二股フレー
ム125に固定されている。そして、ナイフ121、シ
リンダ122、取付部材123、溝124、二股フレー
ム125、ピストンロッド126、ガイドレール127
で全体として分割装置120を構成している。以上説明
した装置の個々の作動は、図示していないシーケンサ等
により全体の一連の動作として自動化されている。
【0026】次に、一実施例の作動を図14ないし図2
2を参照しながら説明する。今、フィラー9、9は後退
位置(原点位置)にある案内装置40にセットされてお
り、フィラー9、9の始端部17の切断端面がすでに形
成されているとする。まず、シリンダ95を作動させ揺
動フレーム93をピン94の回りに回転し上方に逃がし
た状態で、1対のビードコア5、5を保持装置10に挿
入し、そして、シリンダ95を作動し揺動フレーム93
を貼り付け位置に戻した後、第1段階として図14に示
すように、シリンダ72を作動しテンションローラ70
を下降しビードコア5、5の内周面に接触させて、ビー
ドコア5、5を直立状態に保持する。次に、第2段階と
して図15に示すように、シリンダ42を作動し案内装
置40を矢印のように前進させて、フィラー9、9の始
端部17をビードコア5、5の内周面に案内する。そし
て、シリンダ92を作動し圧着装置90の圧着板91を
下降させ、上方からフィラー9、9の始端部17の基端
側12、12をビードコア5、5の内周面に圧着し密着
させる。このとき、フィラー9、9とビードコア5、5
とは図4に示すような状態で密着している。
2を参照しながら説明する。今、フィラー9、9は後退
位置(原点位置)にある案内装置40にセットされてお
り、フィラー9、9の始端部17の切断端面がすでに形
成されているとする。まず、シリンダ95を作動させ揺
動フレーム93をピン94の回りに回転し上方に逃がし
た状態で、1対のビードコア5、5を保持装置10に挿
入し、そして、シリンダ95を作動し揺動フレーム93
を貼り付け位置に戻した後、第1段階として図14に示
すように、シリンダ72を作動しテンションローラ70
を下降しビードコア5、5の内周面に接触させて、ビー
ドコア5、5を直立状態に保持する。次に、第2段階と
して図15に示すように、シリンダ42を作動し案内装
置40を矢印のように前進させて、フィラー9、9の始
端部17をビードコア5、5の内周面に案内する。そし
て、シリンダ92を作動し圧着装置90の圧着板91を
下降させ、上方からフィラー9、9の始端部17の基端
側12、12をビードコア5、5の内周面に圧着し密着
させる。このとき、フィラー9、9とビードコア5、5
とは図4に示すような状態で密着している。
【0027】次に、第3段階として図16に示すよう
に、シリンダ52を作動し上押え51を上昇させるとと
もに、シリンダ92を作動し圧着板91を上昇させる。
そして、シリンダ42を作動し案内装置40を矢印の方
向に若干(略10mm)後退させる。ここで、案内装置
40を原点位置まで後退させないのはフィラー9、9に
蛇行が生じるのを防ぐためである。このとき、案内装置
40が後退する速度と同じ速度で駆動ローラ45が正回
転するようにサーボモータ46を駆動し、フィラー9、
9を引っ張らないようにしている。次に、第4段階とし
て、駆動装置20のサーボモータ31を正回転し、図1
7に示すように、ビードコア5、5を矢印の方向に回転
させる。このとき、駆動ローラ2の上方に配置している
図示していないセンター押えローラがそれ用のシリンダ
の作動で下降し、ビードコア5、5の全長にわたってフ
ィラー9、9の基端側12、12をビードコア5、5の
内周面に圧着し密着させるようにしているが、図が煩雑
になるので図示していない。なお、このセンター押えロ
ーラはビードコア5、5が1回転すると上昇する。
に、シリンダ52を作動し上押え51を上昇させるとと
もに、シリンダ92を作動し圧着板91を上昇させる。
そして、シリンダ42を作動し案内装置40を矢印の方
向に若干(略10mm)後退させる。ここで、案内装置
40を原点位置まで後退させないのはフィラー9、9に
蛇行が生じるのを防ぐためである。このとき、案内装置
40が後退する速度と同じ速度で駆動ローラ45が正回
転するようにサーボモータ46を駆動し、フィラー9、
9を引っ張らないようにしている。次に、第4段階とし
て、駆動装置20のサーボモータ31を正回転し、図1
7に示すように、ビードコア5、5を矢印の方向に回転
させる。このとき、駆動ローラ2の上方に配置している
図示していないセンター押えローラがそれ用のシリンダ
の作動で下降し、ビードコア5、5の全長にわたってフ
ィラー9、9の基端側12、12をビードコア5、5の
内周面に圧着し密着させるようにしているが、図が煩雑
になるので図示していない。なお、このセンター押えロ
ーラはビードコア5、5が1回転すると上昇する。
【0028】そして、センサ130がフィラー9、9の
始端である切断端面18を検知後、所定角度でサーボモ
ータ31は停止する、と同時にサーボモータ46も停止
してフィラー9、9の搬送を止める。次に、案内装置4
0の先端側を図示していないシリンダで若干上方に持ち
上げてフィラー9、9を前述の図7のように屈曲させた
状態で、シリンダ52を作動し上押え51を下降させ
て、フィラー9、9を上押え51と下受板50とで挟持
した状態で、切断装置80のロッドレスシリンダ85を
作動し、ガイドシャフト84の一端側で待機していた刃
81を他端側に移動させて、フィラー9、9を幅方向に
切断する。そうすると、フィラー9、9はビードコア
5、5の外周一周分と等しい長さで、かつ前述のように
低角度に切断されている。
始端である切断端面18を検知後、所定角度でサーボモ
ータ31は停止する、と同時にサーボモータ46も停止
してフィラー9、9の搬送を止める。次に、案内装置4
0の先端側を図示していないシリンダで若干上方に持ち
上げてフィラー9、9を前述の図7のように屈曲させた
状態で、シリンダ52を作動し上押え51を下降させ
て、フィラー9、9を上押え51と下受板50とで挟持
した状態で、切断装置80のロッドレスシリンダ85を
作動し、ガイドシャフト84の一端側で待機していた刃
81を他端側に移動させて、フィラー9、9を幅方向に
切断する。そうすると、フィラー9、9はビードコア
5、5の外周一周分と等しい長さで、かつ前述のように
低角度に切断されている。
【0029】次に、第5段階として図18に示すよう
に、案内装置40を原点位置に後退させた後、若干上方
に持ち上げていた案内装置40の先端側を元の位置に下
げる。そして、保持装置10を少し正回転しフィラー
9、9の始端部17が、固定板14の上部で押付板10
1の下方に来たところで停止する。次に、押付装置10
0のシリンダ102を作動し、1対の押付板101でフ
ィラー9、9の始端部17の先端13、13付近を上方
から固定板14の上に押し付け動かないような状態にし
て(図19)、駆動装置20のサーボモータ31を逆回
転しビードコア5、5を逆回転させる。そうすると、フ
ィラー9、9の先端13、13側は厚さが薄く収縮し易
いので、拡大した平面図である図19に示すように、フ
ィラー9、9の始端部17では切断端面18が先端1
3、13側で大きく収縮して、始端19が湾曲状になっ
ていたものが、ビードコア5、5だけが矢印のごとく逆
方向に動くことにより、フィラー9、9の先端13、1
3側は相対的に伸ばされることになり、図20に示すよ
うに、始端19がほとんど直線状、又は先端側が余分に
引き伸ばされて修正されるようになる。
に、案内装置40を原点位置に後退させた後、若干上方
に持ち上げていた案内装置40の先端側を元の位置に下
げる。そして、保持装置10を少し正回転しフィラー
9、9の始端部17が、固定板14の上部で押付板10
1の下方に来たところで停止する。次に、押付装置10
0のシリンダ102を作動し、1対の押付板101でフ
ィラー9、9の始端部17の先端13、13付近を上方
から固定板14の上に押し付け動かないような状態にし
て(図19)、駆動装置20のサーボモータ31を逆回
転しビードコア5、5を逆回転させる。そうすると、フ
ィラー9、9の先端13、13側は厚さが薄く収縮し易
いので、拡大した平面図である図19に示すように、フ
ィラー9、9の始端部17では切断端面18が先端1
3、13側で大きく収縮して、始端19が湾曲状になっ
ていたものが、ビードコア5、5だけが矢印のごとく逆
方向に動くことにより、フィラー9、9の先端13、1
3側は相対的に伸ばされることになり、図20に示すよ
うに、始端19がほとんど直線状、又は先端側が余分に
引き伸ばされて修正されるようになる。
【0030】次に、押付板101を上昇させた後、第6
段階として、図21に示すように、保持装置10を正回
転しビードコア5、5とフィラー9、9を同時に少しだ
け送り、フィラー9、9の始端部17と終端部19aが
固定板14の上部で圧接板111の下方に来たところで
回転を停止する。そして、シリンダ112を作動し圧接
板111を下降させ、始端部17と終端部19aの斜面
状の両切断端面同士を上方から固定板14上で圧着し接
合する。そうすると、この時点でフィラー9、9がビー
ドコア5、5の外周面に円環状に貼り付けを完了したこ
とになる。
段階として、図21に示すように、保持装置10を正回
転しビードコア5、5とフィラー9、9を同時に少しだ
け送り、フィラー9、9の始端部17と終端部19aが
固定板14の上部で圧接板111の下方に来たところで
回転を停止する。そして、シリンダ112を作動し圧接
板111を下降させ、始端部17と終端部19aの斜面
状の両切断端面同士を上方から固定板14上で圧着し接
合する。そうすると、この時点でフィラー9、9がビー
ドコア5、5の外周面に円環状に貼り付けを完了したこ
とになる。
【0031】次に、第7段階として図21に示すよう
に、圧接板111を上昇するとともに、シリンダ117
を作動し起こしローラ116を下降させ、起こしローラ
116でフィラー9、9の幅方向中心を押し付ける。ま
た同時にシリンダ72を作動しテンションローラ70を
上昇させるとともに、シリンダ66を作動しくせ付けロ
ーラ60を下降させ、くせ付けローラ60のビードコア
受部61をビードコア5、5の内周面に接触させる。そ
してまた同時に、分割装置120のシリンダ122を作
動しナイフ121で、1対のビードコア5、5の側面同
士およびフィラー9、9の基端11、11同士が密着し
た各密着面に、切り口を入れる。次に、駆動装置20で
ビードコア5、5を1ないし2回転させて停止する。そ
うすると図11で前述したような起こしローラ116で
の起こし作用とともに、くせ付けローラ60のくせ付け
部62、62の作用により、2段階にわたってくせ付け
されるのでフィラー9、9の先端13、13側が半径方
向外側に向かって完全にくせ付けされるようになる。
に、圧接板111を上昇するとともに、シリンダ117
を作動し起こしローラ116を下降させ、起こしローラ
116でフィラー9、9の幅方向中心を押し付ける。ま
た同時にシリンダ72を作動しテンションローラ70を
上昇させるとともに、シリンダ66を作動しくせ付けロ
ーラ60を下降させ、くせ付けローラ60のビードコア
受部61をビードコア5、5の内周面に接触させる。そ
してまた同時に、分割装置120のシリンダ122を作
動しナイフ121で、1対のビードコア5、5の側面同
士およびフィラー9、9の基端11、11同士が密着し
た各密着面に、切り口を入れる。次に、駆動装置20で
ビードコア5、5を1ないし2回転させて停止する。そ
うすると図11で前述したような起こしローラ116で
の起こし作用とともに、くせ付けローラ60のくせ付け
部62、62の作用により、2段階にわたってくせ付け
されるのでフィラー9、9の先端13、13側が半径方
向外側に向かって完全にくせ付けされるようになる。
【0032】次に、起こしローラ116とナイフ121
を上昇させるとともに、くせ付けローラ60を上昇させ
ると、図1と同じく全ての装置が原点位置の状態にな
る。そこで、シリンダ95を作動させ揺動フレーム93
をピン94の回りに回転して上方に逃がした後、完成し
たフィラー付ビードを保持装置10から取り出す。以上
のようにして完成した1組のフィラー付ビードはフィラ
ー先端側が良好にくせ付けされているとともに、分割装
置120で切り口が入れられているので、次工程のタイ
ヤ成形機で使用する際に分離し易く、供給し易くなって
いる。また、本発明に係る一実施例によれば、フィラー
を従来の先行例のように細長く立てて貼り付けるのでは
なく、水平にした状態で貼り付けていくようにしてい
る。そこで、フィラーをビードコアの外周面に円環状に
貼り付けたとき、フィラーの内周長と外周長との差がほ
とんどなく、従来のようにハンドで外周長側の開きを修
正する必要がなくなり、比較的簡単な装置で良好なフィ
ラーの接合を得ることが出来るようになる。
を上昇させるとともに、くせ付けローラ60を上昇させ
ると、図1と同じく全ての装置が原点位置の状態にな
る。そこで、シリンダ95を作動させ揺動フレーム93
をピン94の回りに回転して上方に逃がした後、完成し
たフィラー付ビードを保持装置10から取り出す。以上
のようにして完成した1組のフィラー付ビードはフィラ
ー先端側が良好にくせ付けされているとともに、分割装
置120で切り口が入れられているので、次工程のタイ
ヤ成形機で使用する際に分離し易く、供給し易くなって
いる。また、本発明に係る一実施例によれば、フィラー
を従来の先行例のように細長く立てて貼り付けるのでは
なく、水平にした状態で貼り付けていくようにしてい
る。そこで、フィラーをビードコアの外周面に円環状に
貼り付けたとき、フィラーの内周長と外周長との差がほ
とんどなく、従来のようにハンドで外周長側の開きを修
正する必要がなくなり、比較的簡単な装置で良好なフィ
ラーの接合を得ることが出来るようになる。
【0033】
(1)本発明のフィラー貼付方法によれば、フィラー始
端部の先端付近を上方より固定板に押し付けた状態でビ
ードコアを逆回転しフィラー始端部の先端側を引き伸ば
しするので、フィラー始端部の切断端面をほぼ直線状に
精度良くそろえることが出来、フィラー両端部を過不足
なく精度良く接合することが出来る。 (2)また、本発明のフィラー貼付装置によれば、比較
的簡単な構造でフィラー両端部の接合を良好にすること
が出来、低コストで高品質のフィラー付ビードを得るこ
とが出来る。 (3)さらに、本発明のフィラー貼付装置によれば、同
時に1組のフィラー付ビードを製造することが出来ると
共に、この装置はかなり小型でコンパクトに出来ており
自動化されている。そこで、この装置をタイヤ成形機の
そばに設置してタイヤ成形者がこの装置の作業を兼務す
ることが出来、生産性を向上させることが出来るととも
に、それら1組のフィラー付ビードの品質を同等化する
ことが出来てタイヤの品質を向上させることが出来る。
端部の先端付近を上方より固定板に押し付けた状態でビ
ードコアを逆回転しフィラー始端部の先端側を引き伸ば
しするので、フィラー始端部の切断端面をほぼ直線状に
精度良くそろえることが出来、フィラー両端部を過不足
なく精度良く接合することが出来る。 (2)また、本発明のフィラー貼付装置によれば、比較
的簡単な構造でフィラー両端部の接合を良好にすること
が出来、低コストで高品質のフィラー付ビードを得るこ
とが出来る。 (3)さらに、本発明のフィラー貼付装置によれば、同
時に1組のフィラー付ビードを製造することが出来ると
共に、この装置はかなり小型でコンパクトに出来ており
自動化されている。そこで、この装置をタイヤ成形機の
そばに設置してタイヤ成形者がこの装置の作業を兼務す
ることが出来、生産性を向上させることが出来るととも
に、それら1組のフィラー付ビードの品質を同等化する
ことが出来てタイヤの品質を向上させることが出来る。
【図1】この発明の方法に使用するフィラー貼付装置の
一実施例の主要部概略側面図である。
一実施例の主要部概略側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】駆動ローラの断面図である。
【図4】フィラーの幅方向断面図である。
【図5】案内装置及び切断装置の概略を示す拡大側面図
である。
である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】案内装置の先端側を持ち上げフィラーを屈曲さ
せた状態を示す図である。
せた状態を示す図である。
【図8】下受板及び上押えの切り欠きを示す平面図であ
る。
る。
【図9】図1のY−Y矢視図である。
【図10】図1のX−X矢視図である。
【図11】起こしローラの作用説明図である。
【図12】分割装置及び起こしローラの側面図である。
【図13】分割装置の正面図である。
【図14】一実施例の作動を説明するための図である。
【図15】一実施例の作動を説明するための図である。
【図16】一実施例の作動を説明するための図である。
【図17】一実施例の作動を説明するための図である。
【図18】一実施例の作動を説明するための図である。
【図19】押付板の作用を説明するための図である
【図20】押付板の作用を説明するための図である
【図21】一実施例の作動を説明するための図である。
【図22】一実施例の作動を説明するための図である。
1、2、3:駆動ローラ 5:ビードコア 9:フィラー 10:保持装置 11:基端 12:基端側 13:先端 14:固定板 17:始端部 18:切断端面 19:始端 19a:終端部 20:駆動装置 31:サーボモ
ータ 40:案内装置 45:駆動ロー
ラ 50:下受板 51:上押え 60:くせ付けローラ 65:移動板 70:テンションローラ 72:シリンダ 80:切断装置 81:刃 90:圧着装置 91:圧着板 93:揺動フレーム 95:シリンダ 100:押付装置 101:押付板 110:圧接装置 111:圧接板 115:くせ付装置 116:起こし
ローラ 120:分割装置 121:ナイフ 130:センサ W:幅
ータ 40:案内装置 45:駆動ロー
ラ 50:下受板 51:上押え 60:くせ付けローラ 65:移動板 70:テンションローラ 72:シリンダ 80:切断装置 81:刃 90:圧着装置 91:圧着板 93:揺動フレーム 95:シリンダ 100:押付装置 101:押付板 110:圧接装置 111:圧接板 115:くせ付装置 116:起こし
ローラ 120:分割装置 121:ナイフ 130:センサ W:幅
Claims (4)
- 【請求項1】 幅方向の断面が略三角形の帯状のフィラ
ーの始端部を回転可能に支持されたビードコア上に供給
し前記フィラー始端部の基端側をビードコア外周面に圧
着した後、前記ビードコアを軸線回りに回転してフィラ
ーをビードコア外周面に円環状に貼り付けていき、始端
部が所定角度だけ回転したとき回転を停止してフィラー
を所定寸法に切断後、さらにビードコアとフィラーを正
回転しフィラーの始端部と前記切断により形成された終
端部を固定板の上部に移動させ、次いでフィラー始端部
の先端付近を上方より固定板に押し付けた状態でビード
コアを逆回転してフィラー始端部の先端側を引き伸ば
し、その状態でフィラー始端部の切断端面と終端部の切
断端面とを互いに接合することを特徴とするフィラー貼
付方法。 - 【請求項2】 回転可能に支持されビードコアを保持す
るビードコア保持装置と、ビードコア上に供給される幅
方向の断面が略三角形の帯状のフィラーの始端部を案内
する案内装置と、フィラー始端部の基端側をビードコア
外周面に圧着する圧着装置と、ビードコア外周面に貼り
付けたフィラーの始端部が所定角度回転したときフィラ
ーを所定貼り付け長さに切断する切断装置と、フィラー
始端部の先端付近を上方より固定板に押し付ける押付装
置と、フィラー始端部の切断端面と終端部の切断端面と
を互いに圧着し接合する圧接装置と、ビードコアを軸線
回りに正逆回転させる駆動装置とを具備することを特徴
とするフィラー貼付装置。 - 【請求項3】 前記ビードコア保持装置は側面同士が密
着した1対のビードコアを保持し、前記案内装置は基端
同士が密着した1対の幅方向の断面が略三角形の帯状の
フィラーの各始端部を対応するビードコアに案内し、さ
らに個々のビードコア外周面に円環状に貼り付けた1対
のフィラーのそれぞれの先端側を半径方向外側に向けて
くせ付けするくせ付け装置と、前記1対のビードコアお
よびフィラーの各密着面に切り口を入れ1組のフィラー
付ビードコアに分割する分割装置とを具備することを特
徴とする請求項2に記載のフィラー貼付装置。 - 【請求項4】 前記案内装置は、フィラーの切断時に後
端部を支点として先端側を若干上方に持ち上げることを
特徴とする請求項2に記載のフィラー貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6287667A JPH08142227A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | フィラー貼付方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6287667A JPH08142227A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | フィラー貼付方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142227A true JPH08142227A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17720171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6287667A Pending JPH08142227A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | フィラー貼付方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08142227A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010058604A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 조충환 | 타이어의 비드필러 절단장치 |
JP2006103146A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ用ビード部の製造方法 |
JP2007320128A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ構成部材の成形方法 |
DE112006003959T5 (de) | 2006-07-21 | 2009-05-28 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Reifenwulstes |
WO2014112069A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-24 | 不二精工 株式会社 | カバーテープ供給装置 |
WO2015145519A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | 不二精工 株式会社 | タイヤ用ビードフィラーの巻き回方法及び巻き回装置 |
JP2023523380A (ja) * | 2021-04-01 | 2023-06-05 | ブイエムアイ・ホラント・ビー.ブイ. | ビードにエイペックスをステッチするための、ビードエイペックスステッチングデバイス、ビードエイペックスステーション、及び方法 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP6287667A patent/JPH08142227A/ja active Pending
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010058604A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 조충환 | 타이어의 비드필러 절단장치 |
JP2006103146A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ用ビード部の製造方法 |
JP4643215B2 (ja) * | 2004-10-05 | 2011-03-02 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ用ビード部の製造方法 |
JP2007320128A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ構成部材の成形方法 |
US9138952B2 (en) | 2006-07-21 | 2015-09-22 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Method of and apparatus for manufacturing a tire bead |
DE112006003959T5 (de) | 2006-07-21 | 2009-05-28 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Reifenwulstes |
US8857489B2 (en) | 2006-07-21 | 2014-10-14 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Method of and apparatus for manufacturing a tire bead |
US10518495B2 (en) | 2013-01-17 | 2019-12-31 | Fuji Seiko Co., Ltd. | Cover tape feed device |
RU2618052C2 (ru) * | 2013-01-17 | 2017-05-02 | Фудзи Сейко Ко., Лтд. | Устройство для подачи ленты покрытия |
CN104995017A (zh) * | 2013-01-17 | 2015-10-21 | 不二精工株式会社 | 包带供给装置 |
JP5961285B2 (ja) * | 2013-01-17 | 2016-08-02 | 不二精工株式会社 | カバーテープ供給装置 |
DE112013006440B4 (de) * | 2013-01-17 | 2021-04-08 | Fuji Seiko Co., Ltd. | Deckbandzuführvorrichtung |
WO2014112069A1 (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-24 | 不二精工 株式会社 | カバーテープ供給装置 |
CN104995017B (zh) * | 2013-01-17 | 2018-05-29 | 不二精工株式会社 | 包带供给装置 |
KR20160135721A (ko) * | 2014-03-24 | 2016-11-28 | 후지 세이코 가부시키가이샤 | 타이어용 비드 필러 권취 방법 및 권취 장치 |
JPWO2015145519A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2017-04-13 | 不二精工株式会社 | タイヤ用ビードフィラーの巻き回方法及び巻き回装置 |
RU2661989C2 (ru) * | 2014-03-24 | 2018-07-23 | Фудзи Сейко Ко., Лтд. | Способ намотки и устройство для намотки наполнительного шнура борта для шины |
CN106103067B (zh) * | 2014-03-24 | 2019-07-23 | 不二精工株式会社 | 轮胎用胎圈三角胶芯的卷绕方法和卷绕装置 |
WO2015145519A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | 不二精工 株式会社 | タイヤ用ビードフィラーの巻き回方法及び巻き回装置 |
US10688745B2 (en) | 2014-03-24 | 2020-06-23 | Fuji Seiko Co., Ltd. | Winding method and winding device for bead filler for tire |
CN106103067A (zh) * | 2014-03-24 | 2016-11-09 | 不二精工株式会社 | 轮胎用胎圈三角胶芯的卷绕方法和卷绕装置 |
DE112014006509B4 (de) | 2014-03-24 | 2022-05-05 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Wickelverfahren für Wulstkernreiter für Reifen |
JP2023523380A (ja) * | 2021-04-01 | 2023-06-05 | ブイエムアイ・ホラント・ビー.ブイ. | ビードにエイペックスをステッチするための、ビードエイペックスステッチングデバイス、ビードエイペックスステーション、及び方法 |
KR20230154096A (ko) * | 2021-04-01 | 2023-11-07 | 브이엠아이 홀랜드 비.브이. | 비드-에이펙스 스티칭 장치 및 비드에 에이펙스를 스티칭하는 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008155418A (ja) | タイヤ構成部材の圧着方法と圧着装置、及びタイヤ成型装置 | |
JPH08142227A (ja) | フィラー貼付方法および装置 | |
JP4358350B2 (ja) | タイヤ補強層の形成方法および装置 | |
WO1991012127A1 (en) | Method of sticking bead apexes and apparatus therefor | |
EP0590906A1 (en) | Method and apparatus for automatically assembling a tyre bead apex | |
US7431786B2 (en) | Apparatus and method for affixing tire component member | |
JPS59207227A (ja) | タイヤ成形ドラムに帯状部材を巻付ける方法およびその装置 | |
JP2008126560A (ja) | ゴム成形装置、ゴム部材の製造装置及び製造方法 | |
JPH04220332A (ja) | 帯状部材の切断成形方法および装置 | |
WO2011007833A1 (ja) | タイヤ構成部材の製造装置及び製造方法 | |
JP2004202960A (ja) | ビードエイペックスジョイント装置及びジョイント方法 | |
JP7218491B2 (ja) | グリーンタイヤの製造装置及びグリーンタイヤの製造方法 | |
JPS631531A (ja) | タイヤ部材の自動貼付方法及び装置 | |
WO2010004869A1 (ja) | タイヤ補強部材の製造装置及び製造方法 | |
JP5788652B2 (ja) | タイヤ構成部材のジョイント装置 | |
JP2008049589A (ja) | 帯状部材の接合方法および装置 | |
JPH0137261B2 (ja) | ||
WO2004011236A1 (ja) | タイヤ構成部材の貼付装置 | |
JP2015020425A (ja) | ビード部材の製造方法及び製造装置 | |
JPH0486248A (ja) | タイヤ構成材料の自動圧着方法 | |
JP2003127249A (ja) | ビードコアへのフィラーの貼付け方法および装置 | |
JP2002160816A (ja) | 樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付け方法 | |
JP3779569B2 (ja) | 未加硫シートの筒状成形方法及び装置 | |
JP3992542B2 (ja) | 金型ロールへの芯体コード巻き付け方法及びその装置 | |
KR102352788B1 (ko) | 타이어 에이펙스 수리장치 |