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JPH08139557A - 弾性表面波フィルタ装置 - Google Patents

弾性表面波フィルタ装置

Info

Publication number
JPH08139557A
JPH08139557A JP14741995A JP14741995A JPH08139557A JP H08139557 A JPH08139557 A JP H08139557A JP 14741995 A JP14741995 A JP 14741995A JP 14741995 A JP14741995 A JP 14741995A JP H08139557 A JPH08139557 A JP H08139557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
bus bar
side converter
surface acoustic
acoustic wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14741995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasubumi Horio
保文 堀尾
Masatsugu Oshima
正嗣 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP14741995A priority Critical patent/JPH08139557A/ja
Publication of JPH08139557A publication Critical patent/JPH08139557A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】挿入損失が一層改善された一方向正弾性表面波
フィルタ装置を実現する。 【構成】各変換器の電極指の膜厚を、フィルタ装置の中
心周波数で規定される膜厚に設定し、電極指を電気的に
接続するバスバーの膜厚dを0.3≦d≦0.7μmに
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾性表面波フィルタ装
置、特に挿入損失を一層改良した弾性表面波フィルタ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電性基板上に入力側変換器及び出力側
変換器を形成し、入力側変換器から発生した表面弾性波
を出力側変換器で受信して所定の周波数帯域の信号に変
換する弾性表面波フィルタ装置が実用化されており、例
えば本願人から提案されている特開平5−347535
号に記載されている。この既知の弾性表面波フィルタ装
置では、正電極の電極指と負電極の電極指との間に浮き
電極を配置し、浮き電極による反射効果を有効に利用し
て一方向性を高めている。
【0003】さらに、別の弾性表面波フィルタ装置とし
て、本願人から提案された特願平5−41220号に記
載されている弾性表面波フィルタ装置がある。この弾性
表面波フィルタ装置では、一方向性の入力側変換器及び
出力側変換器をそれぞれ有する2個のフィルタ段が互い
に平行に形成され、第1フィルタ段で変換された信号を
さらに第2フィルタ段で変換して2回の変換動作を行な
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した本願人から提
案された弾性表面波フィルタ装置は浮き電極の反射効果
を有効に利用しているので挿入損失が小さく、しかも周
波数特性及び位相特性を適切に制御でき高い有用性を有
している。しかしながら、一方向性変換器を用いた弾性
表面波フィルタ装置は、共振器型の弾性表面波フィルタ
装置に比べて挿入損失が比較的大きいため、挿入損失を
一層小さくすることが強く要請されている。特に、2個
の一方向性フィルタ段を継続接続した弾性表面波フィル
タ装置は、2個のフィルタ段の変換特性が掛け合された
特性が得られるので、帯域外減衰特性を大幅改善できる
と共にスプリアスを大幅に減らせることができる利点が
ある反面、挿入損失も2倍になってしまう。従って、2
段継続接続型の場合、2個のフィルタ段を単に継続接続
しただけでは挿入損失の有利実用化でまず、損失を改善
するため対策を講じなければ2段継続接続型フィルタの
特有の効果を有効に活用することができない。
【0005】従って、本発明の目的は、挿入損失が一層
減少した弾性表面波フィルタ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による弾性表面波
フィルタ装置は、圧電性基板と、この圧電性基板上に形
成され、少なくとも正電極及び負電極を有する一方向性
の入力側変換器と、前記圧電性基板上に形成され、少な
くとも正電極及び負電極を有する一方向性の出力側変換
器とを具え、これら変換器を構成する正電極及び負電極
が、表面弾性波の伝播方向と直交する方向に延在する複
数の電極指及び表面弾性波の伝播方向に延在し各電極指
を電気的に接続するバスバーを有する弾性表面波フィル
タ装置において、各変換器の電極指及びバスバーをアル
ミニウム又はアルミニウム合金例えばアルミニウムにチ
タン又は銅を添加したもので構成し、バスバーの膜厚d
を、0.3μm≦d≦0.7μmの範囲に設定したこと
を特徴とする。
【0007】本発明者が弾性表面波フィルタ装置の挿入
損失について種々の実験及び解析を行なった結果、多数
の電極指を接続するバスバーの電気抵抗値が挿入損失に
ついて強く影響していることが判明した。すなわち、電
極指により変換されるべき電気信号又は変換された電気
信号はバスバーから電極指に入力し、又は電極指からバ
スバーに入力し、バスバーを通って外部回路に供給され
る。一方、バスバーは電極指の形成工程において電極指
と共に圧電性基板上に形成した導体パターンにより構成
される。しかし、電極指の最適膜厚は、設計されるフィ
ルタ装置の中心周波数により決定され、例えば240M
Hzのフィルタ装置の場合、0.15μm程度に設定さ
れ、中心周波数が高くなるに従ってより薄い膜厚に設定
されている。そして、従来の弾性表面波フィルタ装置で
は、製造上の要請よりバスバーの膜厚は電極指の膜厚と
同一に設定されてしまうため、バスバー自身が無視でき
ない電気的抵抗成分を有し、この抵抗成分により変換す
べき及び変換された信号が減衰されてしまう。従って、
バスバーの厚さを厚くしてバスバーの電気抵抗値を小さ
くすれば、すなわちバスバーの膜厚を一層厚くすれば、
フィルタ装置としての挿入損失を大幅に改善することが
できる。
【0008】一方、弾性表面波フィルタ装置において
は、入力側変換器の各開口長部分で生じた表面弾性波は
回折効果によりその伝播方向と直交する方向に拡りなが
ら伝播するため、出力側変換器では入射した表面弾性波
の一部がバスバーに入射し、バスバーの反射効果により
反射波となってしまう。そして、バスバーからの反射波
が出力側変換器において、メインの表面弾性波に重畳さ
れて電気信号に変換される。一方、バスバーの膜厚を厚
くすれば、バスバーの反射効果が一層強くなりバスバー
からの反射波が一層顕著になる。しかしながら、重り合
ったメイン波と反射波とは位相が相互に相異するので強
いリップルが生じてしまい、この結果逆に中心周波数で
は挿入損失が悪化してしまう。従って、弾性表面波フィ
ルタ装置では、バスバーの厚さを単に厚くしただけでは
挿入損失を適切に改善することができない。
【0009】上述した検討結果に基き、本発明者がバス
バーの厚さと挿入損失との関係について種々の実験を行
なったところ、バスバーの膜厚を厚くしてゆくと挿入損
失は除々に減少し、ある膜厚で極値をとり、その後膜厚
を厚くすると逆に挿入損失が除々に増大することが判明
した。このような実験結果に基き、本発明では、バスバ
ーの膜厚をユーザ使用基準を満たす範囲に設定すること
にした。
【0010】尚、各変換器の電極指及びバスバーの形成
は以下の処理工程により容易に形成することができる。
はじめに蒸着又はスパッタリング処理により、フィルタ
装置の中心周波数で規定される電極指の最適膜厚のアル
ミニウム層を圧電性基板上に形成する。次に、フォトリ
ソグラフィ法及びエッチング処理により、各電極指及び
バスバーを形成する。次に、マスクを用いて蒸着又はス
パッタリング処理により、バスバーの部分だけにアルミ
ニウム又はアルミニウム合金層を堆積してバスバーの膜
厚を所定の膜厚とする。この結果、1回の処理工程を追
加するだけで挿入損失が大幅に改善された弾性表面波フ
ィルタ装置を実現することができる。
【0011】さらに、本発明による弾性表面波フィルタ
装置は、圧電性基板と、この圧電性基板上に形成され、
第1の入力側変換器及び第1の出力側変換器を有する第
1のフィルタ段と、第1のフィルタ段に平行に形成さ
れ、第2の入力側変換器及び第2の出力側変換器を有す
る第2のフィルタ段とを具え、前第1及び第2の入力側
変換器及び第1及び第2の出力側変換器を、少なくとも
正電極及び負電極を有する一方向性変換器で構成し、前
記正電極が弾性表面波の伝播方向に沿って配置した複数
の電極指及びこれら電極指を電気的に接続するバスバー
を有し、前記負電極が、前記正電極の電極指間に配置し
た複数の電極指及びこれら電極指を電気的に接続するバ
スバーを有し、前記第1フィルタ段の第1の出力側変換
器の正電極のバスバーと第2フィルタ段の第2の入力側
変換器の正電極のバスバーとを電気的に接続し、前記変
換器の電極指及びバスバーをアルミニウム又はアルミニ
ウム合金の薄膜で形成し、前記バスバーの膜厚を、電極
指の膜厚の2倍〜4倍の厚さになるように構成したこと
を特徴とする。一方向性変換器から成るフィルタ段を2
段継続したフィルタ装置は、2個のフィルタ段の特性を
掛け合わせた特性が得られるため、帯域外減衰特性が大
幅に改善される反面、挿入損失も2倍になってしまう。
このため、2個のフィルタ段を単に継続接続しただけで
は挿入損失の面より実用化することができない。このた
め、本発明では、各フィルタ段の一方向性変換器を構成
する全ての電極のバスバーの膜厚を電極指の膜厚の2倍
〜4倍になるように設定する。このように2倍〜4倍の
厚さに設定することにより、挿入損失が約1.5dB程
度改善され、十分に実用化が可能になる。
【0012】本発明による弾性表面波フィルタ装置の実
施例は、水晶又はこれと同程度の電気機械結合係数を有
する圧電性基板と、この圧電性基板上に形成され、イン
タディジタル型の第1の入力側変換器とインタディジタ
ル型の第1の出力側変換器とを有する第1のフィルタ段
と、第1のフィルタ段と平行に形成され、インタディジ
タル型の第2の入力側変換器とインタディジタル型の第
2の出力側変換器とを有する第2のフィルタ段とを具
え、前記第1及び第2の入力側変換器並びに第1及び第
2の出力側変換器が正電極、負電極及び短絡型の浮き電
極を有し、前記第1及び第2のフィルタ段の入力側変換
器及び出力側変換器の各正電極が、λを基本表面弾性波
の波長とした場合に、λの中心間距離で順次形成した複
数の電極指とこれら電極指を電気的に接続するバスバー
とを有し、前記第1及び第2のフィルタ段の入力側変換
器及び出力側変換器の各負電極が、正電極の順次の電極
指の間にλ/2の中心間距離で順次形成した複数の電極
指とこれら電極指を電気的に接続するバスバーとを有
し、前記入力側変換器の各浮き電極が、正電極の電極指
と負電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有
し、前記正電極、負電極及び浮き電極の各電極指の幅を
ほぼλ/12に設定し、前記浮き電極の各電極指を、隣
接する正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位
置から表面弾性波の伝播方向と反対の方向にほぼλ/1
2の距離だけ偏位するように配置し、前記出力側変換器
の各浮き電極が、正電極の電極指と負電極の電極指との
間に配置した複数の電極指を有し、前記正電極、負電極
及び浮き電極の各電極指の幅をほぼλ/12に設定し、
前記浮き電極の各電極指を、隣接する正電極の電極指と
負電極の電極指との間の中間位置から表面弾性波の伝播
方向と同一の方向にほぼλ/12の距離だけ偏位するよ
うに配置し、前記第1及び第2のフィルタ段の入力側変
換器及び出力側変換器の正電極、負電極及び浮き電極の
各電極指及びバスバーをアルミニウム又はアルミニウム
合金で構成し、正電極及び負電極のバスバーの膜厚d
を、0.3μm≦d≦0.7μmの範囲に設定したこと
を特徴とする。2段継続接続型の弾性表面波フィルタ装
置は帯域外減衰特性を大幅に改善できる有用な効果を有
しているが、反面挿入損失が2倍になる欠点がある。従
って、本発明を2段継続接続型弾性表面波フィルタ装置
に適用すれば、帯域外減衰特性に優れると共に挿入損失
も小さい極めて有用な弾性表面波フィルタ装置を実現す
ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明による弾性表面波フィルタ装置
の一例の構成を示す線図的平面図である。本例では、2
段継続接続型の弾性表面波フィルタ装置について説明す
る。本例では、圧電性基板として矩形の水晶基板10を
用い、この水晶基板10上に第1及び第2フィルタ段1
1及び12を形成する。第1フィルタ段11は第1の送
信側変換器13及び第1の受信側変換器14を具え、第
2フィルタ段12は第2の送信側変換器15及び第2の
受信側変換器16を具える。これら4個の変換器13〜
16は共に同一構造の一方向性変換器で構成する。第1
の送信側変換器13は正電極17及び負電極18と、こ
れら正電極17及び負電極18の電極指間に配置した浮
き電極19とで構成する。これら正電極17、負電極1
8及び浮き電極19の電極指の幅は共にλ/12に設定
する。ここで、λは基本弾性表面波の波長とする。正電
極17及び負電極18の各電極指はそれぞれλのピッチ
で形成し、正電極17の電極指と隣接する負電極18の
電極指との間の中心間距離はλ/2に設定する。また、
浮き電極19の電極指は隣接する正電極17及び負電極
18の電極指間の中間位置から弾性表面波の伝播方向の
上流側に例えばλ/12だけ偏位するように配置して一
方向性特性を高める。また、第1の受信側変換器14も
同様に正電極20と、負電極21と、正電極20及び負
電極21の電極指間に配置した浮き電極22とを有す
る。浮き電極の各電極指は隣接する正電極の電極指と負
電極の電極指との間の中間位置から弾性表面波の伝播方
向にλ/12だけ偏位するように配置する。さらに、第
2の送信側変換器15も同様に正電極23と、負電極2
4と、正電極23及び負電極24の電極指間に配置した
浮き電極25とを有する。さらに、第2の受信側変換器
16も同様に正電極26と、負電極27と、正電極26
及び負電極27の電極指間に配置した浮き電極28とを
有する。各変換器の電極の対数を所定の対数に設定し、
第1フィルタ段11と第2フィルタ段12の中間点から
見て入力側の電気的特性と出力側の電気的特性とが互い
に等しくなるように電気的にバランスさせる。
【0014】変換器13〜16は、第1フィルタ段11
における弾性表面波の伝播方向と第2フィルタ段12の
伝播方向とが互いに平行で同一方向となるように配置す
る。また、第1フィルタ段11と第2フィルタ段12と
が弾性表面波の伝播方向と直交する方向において互いに
並列に配置する。さらに、第1の送信側変換器13にお
いてその正電極17のバスバー17aが水晶基板10の
一方の端縁と直接対向するように配置し、第1の受信側
変換器14においては、正電極20と負電極21の配置
を反転させる。また、第2の送信側変換器15において
はその負電極24のバスバーが水晶基板10の反対側の
端縁と直接対向し、第2の受信側変換器16においては
正電極26と負電極27の配置を反転させる。変換器1
3〜16の正電極17,20,23及び26並びに負電
極18,21,24及び27をこのように配置すること
により、第1フィルタ段11の送信側変換器13の信号
入力電極と第2フィルタ段12の受信側変換器16の信
号出力電極を最も遠く離間させることができ、入出力間
での電磁結合を有効に防止することができる。
【0015】本例では、水晶基板10上の第1フィルタ
段11と第2フィルタ段12との間に吸音材層を塗布
し、一方のフィルタ段で発生した弾性表面波が他方のフ
ィルタ段の変換器に入射するのを防止することができ
る。このように吸音材を塗布することにより、ノイズの
発生を防止して減衰特性を改善することができる。さら
に、水晶基板10の端縁10a及び10bに沿って吸着
材を塗布して水晶基板10の端縁での反射波が変換器に
再入射するのを防止する。
【0016】水晶基板10は、アルミナのような電気的
絶縁材料で構成されたパッケージ30内に収納して支持
する。パッケージ30は複数のボンディングパッドを有
し、これらのボンディングパッドに各変換器の電極を接
続し、ボンディングパッドを介して電極間を相互接続し
又はプリント回路基板に接続する。本例では、各電極と
ボンディングパッドとの間の接続はボンディングワイヤ
を介して行う。
【0017】第1の送信側変換器13の正電極17をボ
ンディングワイヤによりボンディングパッド31に接続
する。ボンディングワイヤの一端を正電極17のバスバ
ー17aの弾性表面波の伝播方向の中間位置に結合す
る。また、負電極18を、パッケージ30の下側の左角
部に配置され、かつ、グランド端子に接続されたボンデ
ィングパッド32に、ボンディングワイヤを介して接続
する。この場合も同様に、ボンディングワイヤの一端を
負電極18のバスバー18aの中間位置に結合する。
【0018】第1の受信側変換器14の負電極21はパ
ッケージ30の下側の右角部に配置され、かつ、グラン
ド端子に接続されたボンディングパッド33にボンディ
ングワイヤを介して接続する。この場合も同様に、ボン
ディングワイヤの一端をバスバーの中間位置に結合す
る。
【0019】第2の送信側変換器15の正電極23をボ
ンディングワイヤによりボンディングパッド34に接続
し、その負電極24はパッケージ30の上側の左角部に
配置され、かつ、グランド端子に接続されたボンディン
グパッド35にボンディングワイヤを介して接続する。
この場合も同様に、ボンディングワイヤの一端を正電極
23及び負電極24のバスバーの中間位置に結合する。
さらに、第1フィルタ段の受信側変換器の正電極20を
ボンディングパッド34に接続して第1フィルタ段の受
信側変換器14と第2フィルタ段の送信側変換器15と
を相互接続する。
【0020】第2の受信側変換器16の正電極26をボ
ンディングワイヤによりボンディングパッド36に接続
し、その負電極27はパッケージの上側の右角部に配置
され、かつ、グランド端子に接続されたボンディングパ
ッド37にボンディングワイヤを介して接続する。この
場合も同様に、ボンディングワイヤの一端をバスバーの
中間位置に結合する。
【0021】上述したように本例では、グランド端子に
接続されたボンディングパッド32、33、35及び3
7をパッケージ30の四つの角部に設け、各変換器の負
電極18、21、24及び27のバスバーをボンディン
グワイヤを介して接続することにより、インダクタンス
の接続点を基準にして入力側と出力側とを電気的にバラ
ンスをとることができ、かつ各変換器のグランド端子を
できるだけ離間することができるために、弾性表面波フ
ィルタ装置の帯域外減衰特性を一層改善することができ
る。
【0022】また本例では、グランド端子に接続された
ボンディングパッド38及び39を、第1及び第2フィ
ルタ段11及び12の送信側変換器13及び15と受信
側変換器14及び16との間に設ける。このように、グ
ランド端子に接続されたボンディングパッド38及び3
9をパッケージの弾性表面波の伝播方向における中間位
置に形成することにより、第1及び第2フィルタ段11
及び12の送信側変換器13及び15と受信側変換器1
4及び16との間が電気的に分離され、したがってパッ
ケージ27における電磁結合が大幅に減少して帯域外減
衰特性を大幅に改善することができる。
【0023】入力端子1に供給された濾波されるべき信
号はボンディングパッド31に供給され、ボンディング
ワイヤを介して第1の送信側変換器13のバスバー17
aに入力し、バスバー17aを経て各電極指に入力す
る。そして、負電極18の電極指との間で励振作用が生
じ、表面弾性波が発生する。この際、正電極17のバス
バー17aに接続されているボンディングワイヤの電気
抵抗値は無視できる程度の値である。一方、バスバー1
7aの膜厚は0.15μm程度であるから、数オーム程
度の抵抗値を有し濾波されるべき信号に対する損失の原
因となってしまう。受信側変換器14に入射した表面弾
性波は正電極20の電極指と負電極21の電極指とによ
って電気信号に変換され、変換された電気信号は正電極
20の各電極指からそのバスバー20aに入力しバスバ
ー20aを伝播し、ボンディングワイヤを介してボンデ
ィングパッド34に入力する。この場合も同様に、変換
された信号がバスバー20aを伝播する間においてバス
バー20aの抵抗成分により減衰してしまう。従って、
信号入力端子に入力した信号が信号出力端子まで伝播す
る間に8個のバスバーを通過するため、バスバーの抵抗
成分に起因する減衰量は無視できないものとなってしま
う。
【0024】一方、図2に線図的に示すように、送信側
変換器13で発生した表面弾性波は、回折作用により伝
播方向と直交する方向に拡がりながら伝播するため、受
信側変換器14の正電極及び負電極のバスバーで反射し
た表面弾性波と直接入射した表面弾性波とが重り合って
しまい、リップルが生じてしまう。このため、受信側変
換器のバスバーでの反射波をできるだけ低減する必要が
ある。バスバーでの反射効果を低減するためには、バス
バーの膜厚を薄くすることが望ましい。一方、バスバー
の膜厚を薄くすることはバスバーの抵抗値が増大し減衰
を大きくするように作用する。これらの事項より、バス
バーの膜厚と挿入損失との間にどのような関係があるか
を調べる必要がある。
【0025】このため、本発明者は、図1に示す構造の
一方向性2段縦続接続型弾性表面波フィルタ装置につい
てバスバーの膜厚が相異する装置を試作してバスバーの
膜厚と挿入損失との関係について実験を行なった。この
実験結果を図3に示す。尚、実験に際し、電極指及びバ
スバーは共にアルミニウムで蒸着及びフォトリソグラフ
ィ法で形成した。また、全ての試作装置について電極指
は0.15μmの膜厚とした。図3において、横軸はバ
スバーの膜厚を示し、縦軸は挿入損失を示す。図3に示
すように、挿入損失は、膜厚が0.15μmから膜厚が
厚くなるに従って徐々に減少し、膜厚0.5μmで最小
値となり、その後膜厚が増加するに従って挿入損失は逆
に増大している。この実験結果は、前述した解析結果と
ほぼ対応している。すなわち、バスバーの膜厚が0.1
5μm程度の場合バスバーの抵抗値が挿入損失に強く影
響し、膜厚0.5μm以上になると抵抗値よりもバスバ
ーによる反射効果が強く影響するものと解される。
【0026】一方、挿入損失が増大すると自動車電話及
び携帯電話器等の通信装置に実装した場合、S/N比が
悪化してしまうためその改善が強く望まれている。そし
て、電話メーカー等のユーザの多くは、一般に挿入損失
の限界を7dB以下に制限している。従って、ユーザ使
用基準を考慮すると、許容されるバスバーの膜厚の範囲
は0.3〜0.7μmとなる。このバスバーの膜厚の適
切な範囲は、電極指の膜厚を基準に考えると、電極指の
膜厚の2倍〜4倍の範囲にある。すなわち、全ての電極
のバスバーの膜厚を、電極指の膜厚の2倍〜4倍の範囲
に設定すれば、十分に実用化可能な2段継続接続型のフ
ィルタを実現することができる。
【0027】図4(a)及び(b)は本発明による弾性
表面波フィルタ装置の変形例を示す線図である。図4
(a)はダート型の電極構造を用いた1段の一方向性弾
性表面波フィルタ装置に本発明を適用した例を示す。圧
電性基板40上に入力側変換器41及び出力側変換器4
2を形成する。入力側変換器41は複数の電極指を有す
る正電極43及び負電極44を有する。そして、本例で
も、各電極をアルミニウムで形成し、各電極のバスバー
43a,44aの膜厚は0.3〜0.7μmに設定し、
各電極指の膜厚はフィルタ装置としての中心周波数に応
じて決定する。尚、出力側変換器42の構造は入力側変
換器41と同一であるため、その説明は省略する。この
ダート型の一方向性変換器においても、バスバーの抵抗
値及び膜厚が挿入損失に強く影響を及ぼすため本発明を
有効に適用することができる。さらに、このダート型の
一方向性変換器を有するフィルタ段を、図1に示すよう
に2段継続接続した場合、挿入損失が2倍になってしま
い、実用化できなくなるおそれがある。この場合にも、
各変換器を構成する正及び負電極のバスバーの膜厚を電
極指の膜厚よりも厚くなるように設定することにより挿
入損失が低減され、2段継続接続型の特有の効果を有効
に活用することができる。
【0028】図4(b)は反射バンク型の電極構造の一
方向性フィルタ装置に本発明を適用した例を示す。圧電
性基板50上に入力側変換器51及び出力側変換器52
をそれぞれ形成し、これら変換器と隣接して反射器53
及び54を形成する。入力側変換器51は複数の電極指
を有する正電極55及び負電極56を形成する。変換器
及び各電極指の表面弾性波の伝播方向の幅及び間隔はλ
/4に設定する。正電極55の各電極指はバスバー55
aに接続し、負電極56の各電極指はバスバー56aに
接続する。そして、入力側及び出力側変換器及び反射器
はアルミニウムで形成し、バスバーの膜厚は0.3〜
0.7μmに設定し、各電極指の膜厚はフィルタそれぞ
れの中心周波数に基いて設定する。
【0029】本発明は上述した実施例だけに限定されず
種々の変形や変更が可能である。例えば、浮き電極を含
む一方向性変換器で構成されるフィルタ装置については
2段縦続接続型を例にして説明したが、水晶基板上に1
個の入力側変換器と1個の出力側変換器を形成した1段
のフィルタ装置についても適用することができる。この
場合にも、電極指の膜厚はフィルタ装置の中心周波数に
基いて最適値を設定し、バスバーの膜厚は0.3〜0.
7μmに設定する。電極指及びバスバーをアルミニウム
で構成したが、アルミニウムにチタン又は銅などを添加
したアルミニウム合金にも適用することができる。
【0030】さらに、本発明は、実施例として説明した
電極構造のフィルタ装置についてだけでなく、バスバー
の抵抗値及び膜厚によって挿入損失が影響を受ける全て
の弾性表面波フィルタ装置に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
極指及びバスバーをアルミニウム又はアルミニウム合金
で構成し、電極指の膜厚は設計されるフィルタ装置の中
心周波数に基いて決定される膜厚とし、バスバーの膜厚
は0.3〜0.7μmの膜厚としているからバスバーの
抵抗値及び反射効果による損失を大幅に低減することが
できる。また実施のバスバーの膜厚は比較的薄いため、
接続するボンディングワイヤはバスバーの中心にしか接
続できなかった。しかし、本発明では、従来のバスバー
の膜厚よりも厚い膜厚のバスバーを用いるため、バスバ
ーを圧電性基板を収納するパッケージ側のボンディング
パードにボンディングワイヤを接続する際、バスバーの
任意の位置にボンディングワイヤの一端を結合すること
ができる利点が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弾性表面波フィルタ装置の一例の
構成を示す線図的平面図である。
【図2】バスバーによる反射効果を説明するための模式
図である。
【図3】バスバーの膜厚と挿入損失との関係を示すグラ
フである。
【図4】本発明による弾性表面波フィルタ装置の変形例
を示す線図的平面図である。
【符号の説明】
10 水晶基板 11 第1フィルタ段 12 第2フ
ィルタ段 13,15 送信側変換器 14,16 受
信側変換器 17,20,23,26 正電極 18,
21,24,27 負電極 19,22,25,28浮
き電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電性基板と、この圧電性基板上に形成さ
    れ、少なくとも正電極及び負電極を有する一方向性の入
    力側変換器と、前記圧電性基板上に形成され、少なくと
    も正電極及び負電極を有する一方向性の出力側変換器と
    を具え、これら変換器を構成する正電極及び負電極が、
    表面弾性波の伝播方向と直交する方向に延在する複数の
    電極指及び表面弾性波の伝播方向に延在し各電極指を電
    気的に接続するバスバーを有する弾性表面波フィルタ装
    置において、 各変換器の電極指及びバスバーをアルミニウム又はアル
    ミニウム合金の薄膜で構成し、バスバーの膜厚dを、電
    極指の膜厚よりも厚くし、かつ0.3μm≦d≦0.7
    μmの範囲に設定したことを特徴とする弾性表面波フィ
    ルタ装置。
  2. 【請求項2】圧電性基板と、この圧電性基板上に形成さ
    れ、第1の入力側変換器及び第1の出力側変換器を有す
    る第1のフィルタ段と、 第1のフィルタ段に平行に形成され、第2の入力側変換
    器及び第2の出力側変換器を有する第2のフィルタ段と
    を具え、 前第1及び第2の入力側変換器及び第1及び第2の出力
    側変換器を、少なくとも正電極及び負電極を有する一方
    向性変換器で構成し、 前記正電極が弾性表面波の伝播方向に沿って配置した複
    数の電極指及びこれら電極指を電気的に接続するバスバ
    ーを有し、 前記負電極が、前記正電極の電極指間に配置した複数の
    電極指及びこれら電極指を電気的に接続するバスバーを
    有し、 前記第1フィルタ段の第1の出力側変換器の正電極のバ
    スバーと第2フィルタ段の第2の入力側変換器の正電極
    のバスバーとを電気的に接続し、 前記変換器の電極指及びバスバーをアルミニウム又はア
    ルミニウム合金の薄膜で形成し、前記バスバーの膜厚
    を、電極指の膜厚の2倍〜4倍の厚さになるように構成
    したことを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
  3. 【請求項3】水晶又はこれと同程度の電気機械結合係数
    を有する圧電性基板と、 この圧電性基板上に形成され、正電極、負電極及び短絡
    型の浮き電極を有するインタディジタル型の入力側変換
    器と、 前記圧電性基板上に形成され、正電極、負電極及び浮き
    電極を有するインタディジタル型の出力側変換器とを具
    え、 前記入力側変換器及び出力側変換器の各正電極が、λを
    基本表面弾性波の波長とした場合に、λの中心間距離で
    順次形成した複数の電極指とこれら電極指を電気的に接
    続するバスバーとを有し、 前記入力側変換器及び出力側変換器の各負電極が、正電
    極の順次の電極指の間にλ/2の中心間距離で順次形成
    した複数の電極指とこれら電極指を電気的に接続するバ
    スバーとを有し、 前記入力側変換器の各浮き電極が、正電極の電極指と負
    電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有し、 前記正電極、負電極及び浮き電極の各電極指の幅をほぼ
    λ/12に設定し、前記浮き電極の各電極指を、隣接す
    る正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置か
    ら表面弾性波の伝播方向と反対の方向にほぼλ/12の
    距離だけ偏位するように配置し、 前記出力側変換器の各浮き電極が、正電極の電極指と負
    電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有し、 前記正電極、負電極及び浮き電極の各電極指の幅をほぼ
    λ/12に設定し、前記浮き電極の各電極指を、隣接す
    る正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置か
    ら表面弾性波の伝播方向と同一の方向にほぼλ/12の
    距離だけ偏位するように配置し、 前記入力側変換器及び出力側変換器の正電極、負電極及
    び浮き電極の各電極指及びバスバーをアルミニウム又は
    アルミニウム合金の薄膜で構成し、正電極及び負電極の
    バスバーの膜厚dを、電極指の膜厚よりも厚くし、かつ
    0.3μm≦d≦0.7μmの範囲に設定したことを特
    徴とする弾性表面波フィルタ装置。
  4. 【請求項4】水晶又はこれと同程度の電気機械結合係数
    を有する圧電性基板と、 この圧電性基板上に形成され、インタディジタル型の第
    1の入力側変換器とインタディジタル型の第1の出力側
    変換器とを有する第1のフィルタ段と、 第1のフィルタ段と平行に形成され、インタディジタル
    型の第2の入力側変換器とインタディジタル型の第2の
    出力側変換器とを有する第2のフィルタ段とを具え、 前記第1及び第2の入力側変換器並びに第1及び第2の
    出力側変換器が正電極、負電極及び短絡型の浮き電極を
    有し、 前記第1及び第2のフィルタ段の入力側変換器及び出力
    側変換器の各正電極が、λを基本表面弾性波の波長とし
    た場合に、λの中心間距離で順次形成した複数の電極指
    とこれら電極指を電気的に接続するバスバーとを有し、 前記第1及び第2のフィルタ段の入力側変換器及び出力
    側変換器の各負電極が、正電極の順次の電極指の間にλ
    /2の中心間距離で順次形成した複数の電極指とこれら
    電極指を電気的に接続するバスバーとを有し、 前記入力側変換器の各浮き電極が、正電極の電極指と負
    電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有し、 前記正電極、負電極及び浮き電極の各電極指の幅をほぼ
    λ/12に設定し、前記浮き電極の各電極指を、隣接す
    る正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置か
    ら表面弾性波の伝播方向と反対の方向にほぼλ/12の
    距離だけ偏位するように配置し、 前記出力側変換器の各浮き電極が、正電極の電極指と負
    電極の電極指との間に配置した複数の電極指を有し、前
    記正電極、負電極及び浮き電極の各電極指の幅をほぼλ
    /12に設定し、前記浮き電極の各電極指を、隣接する
    正電極の電極指と負電極の電極指との間の中間位置から
    表面弾性波の伝播方向と同一の方向にほぼλ/12の距
    離だけ偏位するように配置し、 前記第1及び第2のフィルタ段の入力側変換器及び出力
    側変換器の正電極、負電極及び浮き電極の各電極指及び
    バスバーをアルミニウム又はアルミニウム合金の薄膜で
    構成し、正電極及び負電極のバスバーの膜厚dを、電極
    指の膜厚よりも厚くし、かつ0.3μm≦d≦0.7μ
    mの範囲に設定したことを特徴とする弾性表面波フィル
    タ装置。
JP14741995A 1994-09-14 1995-06-14 弾性表面波フィルタ装置 Withdrawn JPH08139557A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100729694B1 (ko) * 2003-04-23 2007-06-18 후지쓰 메디아 데바이스 가부시키가이샤 탄성 표면파 디바이스
JP2013070260A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 弾性表面波素子及びその製造方法

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