JPH0813932B2 - 水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜 - Google Patents
水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜Info
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- JPH0813932B2 JPH0813932B2 JP14471688A JP14471688A JPH0813932B2 JP H0813932 B2 JPH0813932 B2 JP H0813932B2 JP 14471688 A JP14471688 A JP 14471688A JP 14471688 A JP14471688 A JP 14471688A JP H0813932 B2 JPH0813932 B2 JP H0813932B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 各種の織物や紙などの染色のほかに、特にポリビニル
アルコール系偏光膜用の二色性色素として有用なアゾ染
料及びそれを含有する偏光膜に関する。
アルコール系偏光膜用の二色性色素として有用なアゾ染
料及びそれを含有する偏光膜に関する。
従来の技術 ポリビニルアルコール系偏光膜用の二色性色素として
は従来ヨードが用いられており高い偏光率を示すという
特徴がある反面ヨードの揮発性がたかい為、偏光膜の耐
久性が劣るという問題がある。この為合成染料を使用し
た偏光膜が製造されているがその偏光率、堅牢度等にま
だ問題が多い。
は従来ヨードが用いられており高い偏光率を示すという
特徴がある反面ヨードの揮発性がたかい為、偏光膜の耐
久性が劣るという問題がある。この為合成染料を使用し
た偏光膜が製造されているがその偏光率、堅牢度等にま
だ問題が多い。
発明が解決しようとする課題 ポタビニルアルコール系偏光膜に使用される合成染料
は既存の繊維用のものの転用が多い為偏光率がヨード系
のものに比べてかなり低く用途が限定されている。従っ
てヨードの並の偏光率を示す染料の開発が望まれてい
る。
は既存の繊維用のものの転用が多い為偏光率がヨード系
のものに比べてかなり低く用途が限定されている。従っ
てヨードの並の偏光率を示す染料の開発が望まれてい
る。
課題を解決するための手段 本発明者らは前記した課題を解決すべく鋭意検討を行
った結果遊離酸として式(1) 〔式(1)においてXは2−カルボキシビニル基また
は4−スルホフエニルアゾ基をR1はH、メチル基、メト
キシ基、エトキシ基またはアセチルアミノ基を、R2は
H、メチル基、メトキシ基またはエトキシ基を、R3はア
ミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、アセチルア
ミノ基、ベンゾイルアミノ基、フエニルアミノ基または
4−カルボキシフエニルアミノ基をそれぞれ表す。なお
R3はナフタリン環の6−又は7−位に結合しているもの
とする〕で表される水溶性染料またはこの銅錯塩染料が
耐熱性、耐光性等の堅牢度が優れる上に特に偏光率に優
れていることを見出し本発明を完成させた。即ち本発明
は遊離酸として前記式(1)で表される水溶性染料また
はこの銅錯塩染料及びこれを含有する偏光膜を提供す
る。
った結果遊離酸として式(1) 〔式(1)においてXは2−カルボキシビニル基また
は4−スルホフエニルアゾ基をR1はH、メチル基、メト
キシ基、エトキシ基またはアセチルアミノ基を、R2は
H、メチル基、メトキシ基またはエトキシ基を、R3はア
ミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、アセチルア
ミノ基、ベンゾイルアミノ基、フエニルアミノ基または
4−カルボキシフエニルアミノ基をそれぞれ表す。なお
R3はナフタリン環の6−又は7−位に結合しているもの
とする〕で表される水溶性染料またはこの銅錯塩染料が
耐熱性、耐光性等の堅牢度が優れる上に特に偏光率に優
れていることを見出し本発明を完成させた。即ち本発明
は遊離酸として前記式(1)で表される水溶性染料また
はこの銅錯塩染料及びこれを含有する偏光膜を提供す
る。
本発明を詳細に説明する。
式(1)の水溶性染料は通常のアゾ染料の製法に従い
公知のジアゾ化、カップリング法で容易に製造出来る。
公知のジアゾ化、カップリング法で容易に製造出来る。
即ち4−アミノ桂皮酸または4−アミノアゾベンゼン
−4′−スルホン酸をジアゾ化しp−クレシジン、2,5
−ジメトキシアニリン、2,5−ジエトキシアニリン、m
−トルイジン、2,5−キシリジン、m−アセチルアミノ
アニリン、m−アセチルアミノ−o−アニシジンなどに
常法によりカップリングさせて中間体となるアミノ基を
有するアミノアゾ化合物を製造する。この場合、アニリ
ンやm−アニシジンにカップリングさせる時はアミノ基
を一端ω−メタンスルホン酸誘導体に変えてからカップ
リングさせたのちアルカリで加水分解してアミノ基含有
するアゾ化合物とする。
−4′−スルホン酸をジアゾ化しp−クレシジン、2,5
−ジメトキシアニリン、2,5−ジエトキシアニリン、m
−トルイジン、2,5−キシリジン、m−アセチルアミノ
アニリン、m−アセチルアミノ−o−アニシジンなどに
常法によりカップリングさせて中間体となるアミノ基を
有するアミノアゾ化合物を製造する。この場合、アニリ
ンやm−アニシジンにカップリングさせる時はアミノ基
を一端ω−メタンスルホン酸誘導体に変えてからカップ
リングさせたのちアルカリで加水分解してアミノ基含有
するアゾ化合物とする。
上記においてジアゾ化法はジアゾ成分の塩酸、硫酸な
どの鉱酸水溶液またはけん濁液に亜硝酸ナトリウムなど
の亜硝酸塩を混合するという順法によるか、あるいはジ
アゾ成分の中性乃至弱アルカリ性の水溶液に亜硝酸塩を
加えておき、これと鉱酸を混合するという逆法によって
もよい。ジアゾ化の温度は−10〜40℃が適当である。
どの鉱酸水溶液またはけん濁液に亜硝酸ナトリウムなど
の亜硝酸塩を混合するという順法によるか、あるいはジ
アゾ成分の中性乃至弱アルカリ性の水溶液に亜硝酸塩を
加えておき、これと鉱酸を混合するという逆法によって
もよい。ジアゾ化の温度は−10〜40℃が適当である。
カップリングはアミン類の塩酸、酢酸などの酸性水溶
液と上記ジアゾ液を混合し中和してpH3〜5にすればよ
い。カップリングの温度は−10〜40℃が適当である。
液と上記ジアゾ液を混合し中和してpH3〜5にすればよ
い。カップリングの温度は−10〜40℃が適当である。
生成したアミノアゾ化合物は通常この条件では析出し
ているので過して取り出すか、所望ならけん濁液のま
ゝ次のジアゾ工程へ進むこともできる。
ているので過して取り出すか、所望ならけん濁液のま
ゝ次のジアゾ工程へ進むこともできる。
ジアゾニウム塩が難溶性でけん濁液となっている場合
は過してプレスケーキとして次のジアゾ工程で使うこ
ともできる。
は過してプレスケーキとして次のジアゾ工程で使うこ
ともできる。
この様にして得た中間体のアミノアゾ化合物をジアゾ
化し、J−酸、γ−酸、N−メチルJ酸、N−エチルJ
酸、N−メチルγ酸、N−アセチルJ酸、N−アセチル
γ酸、N−ベンゾイルJ酸、N−フエニルJ酸、N−
(4−カルボキシフエニル)J酸、N−フエニルγ酸な
どにアルカリ性でカップリングさせて式(1)の水溶性
染料が得られる。
化し、J−酸、γ−酸、N−メチルJ酸、N−エチルJ
酸、N−メチルγ酸、N−アセチルJ酸、N−アセチル
γ酸、N−ベンゾイルJ酸、N−フエニルJ酸、N−
(4−カルボキシフエニル)J酸、N−フエニルγ酸な
どにアルカリ性でカップリングさせて式(1)の水溶性
染料が得られる。
上記においてジアゾ化法は前記の順法でよっても良い
がアミノアゾ化合物が酸性では溶解性が著しく小さい場
合には逆法による方が好ましい。ジアゾ化の温度は0〜
40℃が適当である。ジアゾ液はけん濁液となっている
が、これをそのまゝ使うことも、過してジアゾニウム
塩のプレスケーキを取り出すこともできる。
がアミノアゾ化合物が酸性では溶解性が著しく小さい場
合には逆法による方が好ましい。ジアゾ化の温度は0〜
40℃が適当である。ジアゾ液はけん濁液となっている
が、これをそのまゝ使うことも、過してジアゾニウム
塩のプレスケーキを取り出すこともできる。
カップリングはカップリング成分のアルカリ水溶液に
前記ジアゾニウム塩のけん濁液またはジアゾニウム塩を
小量づつ添加する。この際液がpH8〜11を保つ様必要に
応じアルカリを添加する。アルカリとしてはナトリウ
ム、カリウム、リチウムなどの炭酸塩、アンモニヤ、モ
ノ、ジ、トリエタノールアミンなどのアミンの使用が好
ましく、これ以外にナトリウム、カリウムなどの水酸化
物や重炭酸塩を併用してもよい。また必要に応じピリジ
ンや尿素などの通常のカップリング促進剤を添加しても
よい。
前記ジアゾニウム塩のけん濁液またはジアゾニウム塩を
小量づつ添加する。この際液がpH8〜11を保つ様必要に
応じアルカリを添加する。アルカリとしてはナトリウ
ム、カリウム、リチウムなどの炭酸塩、アンモニヤ、モ
ノ、ジ、トリエタノールアミンなどのアミンの使用が好
ましく、これ以外にナトリウム、カリウムなどの水酸化
物や重炭酸塩を併用してもよい。また必要に応じピリジ
ンや尿素などの通常のカップリング促進剤を添加しても
よい。
カップリングの温度は−10〜40℃が適当である。カッ
プリング終了後必要に応じ塩化ナトリウムまたは/およ
び塩化カリウムを加えて塩析して取り出す。
プリング終了後必要に応じ塩化ナトリウムまたは/およ
び塩化カリウムを加えて塩析して取り出す。
又式(1)の水溶性染料の銅錯塩を得るには通常の方
法に依ればよい。即ち式(1)の水溶性染料を水溶液
中、硫酸銅、塩化銅、酢酸銅などの銅塩と通常70〜110
℃に加熱する。この際必要に応じアンモニア、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、モノプロパノール
アミン、ピリジンなどの有機アミンを添加することも出
来る。
法に依ればよい。即ち式(1)の水溶性染料を水溶液
中、硫酸銅、塩化銅、酢酸銅などの銅塩と通常70〜110
℃に加熱する。この際必要に応じアンモニア、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、モノプロパノール
アミン、ピリジンなどの有機アミンを添加することも出
来る。
本発明の偏光膜を調製する為の基材としては繊維素系
樹脂(セロファン)、PVA、変性PVA、PVAと他の樹脂の
共重合物等が用いられる。これらのうち好ましいもの
は、PVA、変性PVA、PVAと他の樹脂の共重合物等であ
り、以下これらをPVA系基材という。PVA系基材として
は、通常の純PVAの他、不飽和カルボン酸又はその誘導
体、不飽和スルホン酸又はその誘導体、炭素数2〜30の
α−オレフィン等で約15モル%未満共重合変性された変
性ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール等のポ
リビニルアセタール、エチレン含量15〜55モル%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等が挙げられる。こ
れらの基材から偏光膜を製造する方法としては、成型さ
れたPVA系フィルムそのものを染色する方法、PVA系樹脂
の溶液に染料を添加し、原液染色後製膜する方法等を挙
げる事が出来る。まずPVA系フィルムの一般的な染色方
法及び延伸法について説明する。
樹脂(セロファン)、PVA、変性PVA、PVAと他の樹脂の
共重合物等が用いられる。これらのうち好ましいもの
は、PVA、変性PVA、PVAと他の樹脂の共重合物等であ
り、以下これらをPVA系基材という。PVA系基材として
は、通常の純PVAの他、不飽和カルボン酸又はその誘導
体、不飽和スルホン酸又はその誘導体、炭素数2〜30の
α−オレフィン等で約15モル%未満共重合変性された変
性ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール等のポ
リビニルアセタール、エチレン含量15〜55モル%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等が挙げられる。こ
れらの基材から偏光膜を製造する方法としては、成型さ
れたPVA系フィルムそのものを染色する方法、PVA系樹脂
の溶液に染料を添加し、原液染色後製膜する方法等を挙
げる事が出来る。まずPVA系フィルムの一般的な染色方
法及び延伸法について説明する。
式(1)の水溶性染料又はその銅錯体及び必要に応じ
て無機塩、界面活性剤等の染色助剤を含有する染浴中に
0℃ないし70℃、好ましくは30〜45℃でPVA系フィルム
を浸漬して染色し、次いで必要に応じてホウ酸処理し、
乾燥する。該染色フィルムに偏光機能を付与させる為に
染色前、染色後または染色中に一軸方向に2倍以上特に
好ましくは2.5〜4倍延伸する。染色前又は染色後に延
伸する場合には湿式延伸の他に乾式条件(通常常温ない
し180℃の範囲)で行ってもよく、また染色と同時に延
伸する場合には染浴中で0〜70℃好ましくは30〜45℃で
延伸する。
て無機塩、界面活性剤等の染色助剤を含有する染浴中に
0℃ないし70℃、好ましくは30〜45℃でPVA系フィルム
を浸漬して染色し、次いで必要に応じてホウ酸処理し、
乾燥する。該染色フィルムに偏光機能を付与させる為に
染色前、染色後または染色中に一軸方向に2倍以上特に
好ましくは2.5〜4倍延伸する。染色前又は染色後に延
伸する場合には湿式延伸の他に乾式条件(通常常温ない
し180℃の範囲)で行ってもよく、また染色と同時に延
伸する場合には染浴中で0〜70℃好ましくは30〜45℃で
延伸する。
次に原液染色後製膜する方法は、まずPVA系基材(樹
脂)を水、有機溶媒、水−アルコール混合溶媒等の溶媒
に溶解し、式(1)の水溶性染料又はその銅錯塩染料を
添加し、原液染色を行う。この染色原液を流延法、溶液
塗布法、押出法等によって製膜し、染色フィルムを製造
する。このようにしてえられた染色フィルムに偏光機能
を付与させる為に該染色フィルムを前記同様の湿式また
は乾式条件で一軸方向に延伸する。
脂)を水、有機溶媒、水−アルコール混合溶媒等の溶媒
に溶解し、式(1)の水溶性染料又はその銅錯塩染料を
添加し、原液染色を行う。この染色原液を流延法、溶液
塗布法、押出法等によって製膜し、染色フィルムを製造
する。このようにしてえられた染色フィルムに偏光機能
を付与させる為に該染色フィルムを前記同様の湿式また
は乾式条件で一軸方向に延伸する。
ここで一軸延伸とは完全に一軸方向にのみフィルムを
延伸する(自由幅一軸延伸)他、延伸方向に直角の方向
にも幅方向の収縮を防止する為若干の延伸を行う事(一
定幅一軸延伸)をも意味する。
延伸する(自由幅一軸延伸)他、延伸方向に直角の方向
にも幅方向の収縮を防止する為若干の延伸を行う事(一
定幅一軸延伸)をも意味する。
またフィルムの染色法としては前記したような浸漬に
よる染色又は原液染色による染色法が一般的であるが印
捺糊を調製しこれをフィルムに捺染し、加熱して内部拡
散により染着させる方法を採用する事も出来る。
よる染色又は原液染色による染色法が一般的であるが印
捺糊を調製しこれをフィルムに捺染し、加熱して内部拡
散により染着させる方法を採用する事も出来る。
式(1)で表される水溶性染料又はその銅錯塩染料は
単独で又はそれら同志で混合して使用することが出来る
他、更にはこれらの染料と他の染料と配合することによ
り種々の色相に染色された高偏光率の偏光膜を製造する
事ができる。特に多用されるグレー又はブラック用の配
合成分として式(1)で表される水溶性染料又はその銅
錯塩染料を使用した場合すぐれた偏光能及び好ましい吸
収特性を示す偏光膜がえられる。又その熱に対する安定
性がすぐれている。
単独で又はそれら同志で混合して使用することが出来る
他、更にはこれらの染料と他の染料と配合することによ
り種々の色相に染色された高偏光率の偏光膜を製造する
事ができる。特に多用されるグレー又はブラック用の配
合成分として式(1)で表される水溶性染料又はその銅
錯塩染料を使用した場合すぐれた偏光能及び好ましい吸
収特性を示す偏光膜がえられる。又その熱に対する安定
性がすぐれている。
この様にして製造された偏光膜はそのまま使用される
他、特に高い耐久性を要求される分野においてはポリエ
ステル、塩化ビニール、セルローズトリアセテート、ア
クリル樹脂、ポリエーテルスルホン等の支持フィルムを
接着したり特殊アクリル樹脂等でコーティングして高偏
光率でしかも高耐久性の偏光板として使用に供すること
も出来る。
他、特に高い耐久性を要求される分野においてはポリエ
ステル、塩化ビニール、セルローズトリアセテート、ア
クリル樹脂、ポリエーテルスルホン等の支持フィルムを
接着したり特殊アクリル樹脂等でコーティングして高偏
光率でしかも高耐久性の偏光板として使用に供すること
も出来る。
また、近年、新しいタイプの液晶表示体として液晶の
複屈折を利用したもの、即ち、スーパーツイスト型(ね
じれ角を従来のツイストネマチックより大きくしたも
の)及び強誘電性液晶型の液晶表示体が出現して来た。
これら複屈折型液晶表示体に従来のヨウ素系偏光板を使
用すると画面全体が、黄色とか紫色に着色し、表示品位
を低下させるという欠点が現われるが本発明の偏光板は
それを補正するカラー偏光板としてもすぐれている。
複屈折を利用したもの、即ち、スーパーツイスト型(ね
じれ角を従来のツイストネマチックより大きくしたも
の)及び強誘電性液晶型の液晶表示体が出現して来た。
これら複屈折型液晶表示体に従来のヨウ素系偏光板を使
用すると画面全体が、黄色とか紫色に着色し、表示品位
を低下させるという欠点が現われるが本発明の偏光板は
それを補正するカラー偏光板としてもすぐれている。
実施例 以下に本発明を具体例によって説明する。実施例中、
部は重量部を示す。
部は重量部を示す。
実施例1. 4−アミノアゾベンゼン−4′−スルホン酸ナトリウ
ム29.9部(1/10モル)を水300部にとかし濃塩酸25部と
亜硝酸ナトリウム6.9部を加えてジアゾ化し、この中へ
p−クレシジン13.7部を塩酸水溶液にとかして加えたの
ち、酢酸ナトリウムを加えてpH4まで中和してカップリ
ングさせた。反応終了後ろ過して次式(2)で表される
ジスアゾ化合物41.5部を含むプレスケーキを得た。
ム29.9部(1/10モル)を水300部にとかし濃塩酸25部と
亜硝酸ナトリウム6.9部を加えてジアゾ化し、この中へ
p−クレシジン13.7部を塩酸水溶液にとかして加えたの
ち、酢酸ナトリウムを加えてpH4まで中和してカップリ
ングさせた。反応終了後ろ過して次式(2)で表される
ジスアゾ化合物41.5部を含むプレスケーキを得た。
このプレスケーキを水1000部中に水酸化ナトリウムで
中和して溶解し、その中に亜硝酸ナトリウム8部を加え
た溶液を、10%塩酸溶液200部中に約20℃で滴下してジ
アゾ化した。ジアゾ化終了後過剰の亜硝酸をスルファミ
ン酸を加えて分解したのちこのジアゾニウム塩の懸濁液
をN−フエニルJ酸31.5部を10%炭酸ナトリウム水溶液
600部に溶解した液中に約20℃で滴下してカップリング
させた。2時間かきまぜたのち塩化ナトリウム90部を加
えて塩析し一夜かきまぜてからろ過し、5%塩化ナトリ
ウム水溶液で洗い、乾燥して次式(3)で表されるトリ
スアゾ染料70部を得た。
中和して溶解し、その中に亜硝酸ナトリウム8部を加え
た溶液を、10%塩酸溶液200部中に約20℃で滴下してジ
アゾ化した。ジアゾ化終了後過剰の亜硝酸をスルファミ
ン酸を加えて分解したのちこのジアゾニウム塩の懸濁液
をN−フエニルJ酸31.5部を10%炭酸ナトリウム水溶液
600部に溶解した液中に約20℃で滴下してカップリング
させた。2時間かきまぜたのち塩化ナトリウム90部を加
えて塩析し一夜かきまぜてからろ過し、5%塩化ナトリ
ウム水溶液で洗い、乾燥して次式(3)で表されるトリ
スアゾ染料70部を得た。
このトリスアゾ染料の0.3g/lの染浴を調製し40℃に保持
し、厚さ75μのポリビニルアルコールフィルムを浸漬し
2分間染色した。濡れたまゝの染色フィルムを5%ホウ
酸水溶液中で40℃で4倍に延伸しこの状態のまゝ水洗、
乾燥して青紫色の偏光フィルムを製造した。その偏光フ
ィルムの吸収極大λmaxでの偏光率ρ(max)を測定した
結果単板透過率43%、λmaxは580nmでρ(max)は97.5
%であった。
し、厚さ75μのポリビニルアルコールフィルムを浸漬し
2分間染色した。濡れたまゝの染色フィルムを5%ホウ
酸水溶液中で40℃で4倍に延伸しこの状態のまゝ水洗、
乾燥して青紫色の偏光フィルムを製造した。その偏光フ
ィルムの吸収極大λmaxでの偏光率ρ(max)を測定した
結果単板透過率43%、λmaxは580nmでρ(max)は97.5
%であった。
こゝで吸収極大波長λmaxでの偏光率ρ(max)はその
波長での平行位透過率T‖(max)、直交位透過率T⊥
(max)を用いて次式によって表される。
波長での平行位透過率T‖(max)、直交位透過率T⊥
(max)を用いて次式によって表される。
比較のため偏光膜用の青紫色染料として知られているC.
I.Direct Violet 9(下記構造式)を使用して 前記同様に偏光膜を調製した所λmaxは575nmで単板透過
率43%の時のρ(max)は92.5%で本発明の染料の方が
すぐれていた。
I.Direct Violet 9(下記構造式)を使用して 前記同様に偏光膜を調製した所λmaxは575nmで単板透過
率43%の時のρ(max)は92.5%で本発明の染料の方が
すぐれていた。
また偏光膜製造時の熱変色の大きさを次の方法により
測定した。即ち式(3)の染料を用いて染色し延伸した
偏光膜を2枚調製し一方を風乾し、他方を80℃で10分間
熱風乾燥器中で乾燥して双方の色差を測定した。色の測
定はC光源を用いL*,a*,b*測定法により測定し次の式
より色差(ΔE)を算出した。
測定した。即ち式(3)の染料を用いて染色し延伸した
偏光膜を2枚調製し一方を風乾し、他方を80℃で10分間
熱風乾燥器中で乾燥して双方の色差を測定した。色の測
定はC光源を用いL*,a*,b*測定法により測定し次の式
より色差(ΔE)を算出した。
こゝにΔa*,Δb*は二つの資料間のa*,b*の差でありL1
*は明度、a*は赤線方向、b*は黄青方向の色相を示
す数値である。
*は明度、a*は赤線方向、b*は黄青方向の色相を示
す数値である。
式(3)の染料を用いた場合は透過率43%の場合ΔE
は1.1であった。比較の為行ったC.I.Direct Violet 9で
は2.0で本発明の染料の方がすぐれている事が判った。
は1.1であった。比較の為行ったC.I.Direct Violet 9で
は2.0で本発明の染料の方がすぐれている事が判った。
実施例2. 実施例1に於いてN−フエニルJ酸の代わりにN−メ
チルJ酸25.3部またはN−ベンゾイルJ酸34.3部を使用
してそれぞれ式(4),(5)で、表されるトリスアゾ
染料を得た。
チルJ酸25.3部またはN−ベンゾイルJ酸34.3部を使用
してそれぞれ式(4),(5)で、表されるトリスアゾ
染料を得た。
これらのトリスアゾ染料の水溶液で実施例1と同様にポ
リビニルアルコールフィルムを処理し偏光フィルムを製
造した。式(4)の染料は青紫色で単板での透過率43%
の場合、最大吸収波長は575nmでこの時の偏光率は96.0
%であった。式(5)の染料はルビー赤色で最大吸収波
長は555nmでこの時の偏光率は96.5%であった。
リビニルアルコールフィルムを処理し偏光フィルムを製
造した。式(4)の染料は青紫色で単板での透過率43%
の場合、最大吸収波長は575nmでこの時の偏光率は96.0
%であった。式(5)の染料はルビー赤色で最大吸収波
長は555nmでこの時の偏光率は96.5%であった。
実施例3. 4−アミノ桂皮酸16.3部(1/10モル)を水600部中に
水酸化ナトリウム4部と共に溶解し濃塩酸22部と亜硝酸
ナトリウム6.9部を加えてジアゾ化した。この中へp−
クレシジン13.7部をメタノール10部に溶解した溶液を加
えたのち酢酸ナトリウムを加えてpH4まで中和してカッ
プリングさせた。反応終了後ろ過して次式(6)で表さ
れるモノアゾ化合物30部を含むプレスケーキを得た。
水酸化ナトリウム4部と共に溶解し濃塩酸22部と亜硝酸
ナトリウム6.9部を加えてジアゾ化した。この中へp−
クレシジン13.7部をメタノール10部に溶解した溶液を加
えたのち酢酸ナトリウムを加えてpH4まで中和してカッ
プリングさせた。反応終了後ろ過して次式(6)で表さ
れるモノアゾ化合物30部を含むプレスケーキを得た。
このプレスケーキを水1000部中に水酸化ナトリウムで
中和して溶解した。これに亜硝酸ナトリウム8部を加え
た溶液を、10%塩酸溶液200部中に約20℃で滴下してジ
アゾ化した。ジアゾ化終了後過剰の亜硝酸をスルファミ
ン酸を加えて分解したのち、ろ過してジアゾニウム塩の
プレスケーキを得た。このジアゾニウム塩を水600部に
懸濁させた液をJ酸23.9部を10%炭酸ナトリウム水溶液
300部にとかした溶液中に約20℃で滴下してカップリン
グさせた。2時間かきまぜたのち塩化ナトリウム90部を
加えて塩析し一夜かきまぜてからろ過し、10%塩化ナト
リウム水溶液で洗い、乾燥して次式(7)で表されるジ
スアゾ染料55部を得た。
中和して溶解した。これに亜硝酸ナトリウム8部を加え
た溶液を、10%塩酸溶液200部中に約20℃で滴下してジ
アゾ化した。ジアゾ化終了後過剰の亜硝酸をスルファミ
ン酸を加えて分解したのち、ろ過してジアゾニウム塩の
プレスケーキを得た。このジアゾニウム塩を水600部に
懸濁させた液をJ酸23.9部を10%炭酸ナトリウム水溶液
300部にとかした溶液中に約20℃で滴下してカップリン
グさせた。2時間かきまぜたのち塩化ナトリウム90部を
加えて塩析し一夜かきまぜてからろ過し、10%塩化ナト
リウム水溶液で洗い、乾燥して次式(7)で表されるジ
スアゾ染料55部を得た。
このジスアゾ染料の水溶液で実施例1と同様にポリビ
ニルアルコールフィルムを処理し赤紫色の偏光フィルム
を製造した。単板での透過率43%の場合、最大吸収波長
は570nmでこの時の偏光率は95.5%であった。
ニルアルコールフィルムを処理し赤紫色の偏光フィルム
を製造した。単板での透過率43%の場合、最大吸収波長
は570nmでこの時の偏光率は95.5%であった。
実施例4. 実施例3に於いてJ酸の代わりにγ酸23.9部またはN
−フエニルJ酸32.5部を使用して同様操作してそれぞれ
式(8)、(9)で表されるジスアゾ染料を得た。
−フエニルJ酸32.5部を使用して同様操作してそれぞれ
式(8)、(9)で表されるジスアゾ染料を得た。
これらのジスアゾ染料の水溶液で実施例1と同様にポ
リビニルアルコールフィルムを処理し偏光フィルムを製
造した。式(8)の染料は灰色で単板透過率43%の場
合、最大吸収波長は595nmでこの時の偏光率は94.0%で
あった。式(9)の染料は紫青色で最大吸収波長は585n
mでこの時の偏光率は97.0%であった。
リビニルアルコールフィルムを処理し偏光フィルムを製
造した。式(8)の染料は灰色で単板透過率43%の場
合、最大吸収波長は595nmでこの時の偏光率は94.0%で
あった。式(9)の染料は紫青色で最大吸収波長は585n
mでこの時の偏光率は97.0%であった。
又この偏光フィルムにつき実施例1と同様にして熱変
色を測定したところΔE=1.2の値を示した。
色を測定したところΔE=1.2の値を示した。
実施例5. 実施例1〜4と同様な方法により次表に示される一般
式(1)の染料を製造した。
式(1)の染料を製造した。
表中X1,X2は夫々4−カルボキシビニル基と4−スルホ
フエニルアゾ基を、また色相、λmaxは共にポリビニル
アルコールフィルムに染色した時のものを示す。
フエニルアゾ基を、また色相、λmaxは共にポリビニル
アルコールフィルムに染色した時のものを示す。
実施例6. 前記実施例4記載の式(9)の染料70部を水1000部に
とかし濃アンモニア水70部を加えたのち結晶硫酸銅24部
の水溶液を加えて90℃で3時間加熱した。塩化ナトリウ
ム60部を加え冷却塩析し一夜かきまぜてからろ過し、5
%塩化ナトリウム水溶液で洗い、乾燥して次式(31)で
表されるトリスアゾ染料71部を得た。
とかし濃アンモニア水70部を加えたのち結晶硫酸銅24部
の水溶液を加えて90℃で3時間加熱した。塩化ナトリウ
ム60部を加え冷却塩析し一夜かきまぜてからろ過し、5
%塩化ナトリウム水溶液で洗い、乾燥して次式(31)で
表されるトリスアゾ染料71部を得た。
このトリスアゾ染料の水溶液で実施例1と同様にポリ
ビニルアルコールフィルムを処理し青色の偏光フィルム
を製造した。単板透過率43%の場合、最大吸収波長は60
5nmでこの時の偏光率は95.1%であった。
ビニルアルコールフィルムを処理し青色の偏光フィルム
を製造した。単板透過率43%の場合、最大吸収波長は60
5nmでこの時の偏光率は95.1%であった。
実施例7. 実施例6と同様な方法により前記の各式の染料を原料
として次表に示す銅錯塩染料を製造した。
として次表に示す銅錯塩染料を製造した。
色相、λmaxは共にポリビニルアルコールフィルムに
染色したものについてである。
染色したものについてである。
発明の効果 殊にポバール系フィルムの染色に供して高い偏光率並
びに高い熱安定性を有する偏光膜を与える水溶性ジス
(又はトリス)アゾ染料が得られた。そしてこの偏光膜
は青紫色系偏光膜としてすぐれた光学特性を有する。
びに高い熱安定性を有する偏光膜を与える水溶性ジス
(又はトリス)アゾ染料が得られた。そしてこの偏光膜
は青紫色系偏光膜としてすぐれた光学特性を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】遊離酸として式(1) 〔式(1)においてXは2−カルボキシビニル基または
4−スルホフエニルアゾ基を、R1はH、メチル基、メト
キシ基、エトキシ基またはアセチルアミノ基を、R2は
H、メチル基、メトキシ基またはエトキシ基を、R3はア
ミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、アセチルア
ミノ基、ベンゾイルアミノ基、フエニルアミノ基または
4−カルボキシフエニルアミノ基をそれぞれ表す。なお
R3はナフタリン環の6−又は7−位に結合しているもの
とする〕で表される水溶性染料またはこの銅錯塩染料 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の式(1)の水
溶性染料またはこの銅錯塩染料を含有する偏光膜
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14471688A JPH0813932B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14471688A JPH0813932B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01313568A JPH01313568A (ja) | 1989-12-19 |
JPH0813932B2 true JPH0813932B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=15368639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14471688A Expired - Lifetime JPH0813932B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 水溶性アゾ染料及びこれを含有する偏光膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813932B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812553B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2008-03-13 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 폴리아조 화합물 또는 이의 염과 이를 함유하는 염료계편광막 |
CN103224714B (zh) * | 2005-04-04 | 2014-12-17 | 三菱化学株式会社 | 各向异性染料膜用染料、含有该染料的组合物、各向异性染料膜以及偏振元件 |
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EP0549342B1 (en) * | 1991-12-26 | 1999-03-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | Water-soluble azo dyes and polarizing films using the dyes |
JP3881175B2 (ja) | 1998-12-18 | 2007-02-14 | 日本化薬株式会社 | 液晶プロジェクタ用支持体付カラー偏光板及びカラー液晶プロジェクタ |
KR100730227B1 (ko) | 1999-07-14 | 2007-06-19 | 니폰 가야꾸 가부시끼가이샤 | 염료계 편광판 |
JP2002155218A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-05-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | トリスアゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜 |
JP2003064276A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Sumitomo Chem Co Ltd | アゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜 |
JP2004137452A (ja) * | 2002-08-19 | 2004-05-13 | Sumitomo Chem Co Ltd | ジスアゾ化合物又はその塩、及びそれらの偏光膜への適用 |
JP5133713B2 (ja) * | 2008-01-21 | 2013-01-30 | 日東電工株式会社 | 偏光子、コーティング液、及び偏光子の製造方法 |
WO2012165223A1 (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-06 | 日本化薬株式会社 | 染料系偏光素子及び偏光板 |
CN103305022A (zh) * | 2012-03-16 | 2013-09-18 | 上海汇友精密化学品有限公司 | 一种偶氮型直接染料及其制备方法 |
JP6064759B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2017-01-25 | 三菱化学株式会社 | 異方性色素膜用色素、該色素を含む組成物、異方性色素膜及び偏光素子 |
JP6107352B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2017-04-05 | 三菱化学株式会社 | 異方性色素膜用色素、該色素を含む組成物、異方性色素膜及び偏光素子 |
WO2015087978A1 (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-18 | 三菱化学株式会社 | 異方性色素膜用組成物、異方性色素膜及び光学素子 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP14471688A patent/JPH0813932B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812553B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2008-03-13 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 폴리아조 화합물 또는 이의 염과 이를 함유하는 염료계편광막 |
CN103224714B (zh) * | 2005-04-04 | 2014-12-17 | 三菱化学株式会社 | 各向异性染料膜用染料、含有该染料的组合物、各向异性染料膜以及偏振元件 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01313568A (ja) | 1989-12-19 |
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