JPH08137774A - データ独立型コンピュータシステム、そのシステムを構成するプロセッシングマシン、データマシン、及びマンマシンインタフェースマシン - Google Patents
データ独立型コンピュータシステム、そのシステムを構成するプロセッシングマシン、データマシン、及びマンマシンインタフェースマシンInfo
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- JPH08137774A JPH08137774A JP6273519A JP27351994A JPH08137774A JP H08137774 A JPH08137774 A JP H08137774A JP 6273519 A JP6273519 A JP 6273519A JP 27351994 A JP27351994 A JP 27351994A JP H08137774 A JPH08137774 A JP H08137774A
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Abstract
能が高く、かつ人間が行う業務の構成及び手続きに即し
たコンピュータシステムの実現を目的とする。 【構成】 マシン108は、ネットワーク101に対し
て、業務処理要求102、業務処理結果103、データ
アクセス要求104、又はデータアクセス結果105が
格納された各電文を送受信する部分106と、それら電
文に対する業務処理を実行する部分107とを有する。
マシン114は、ネットワーク101に対して、データ
アクセス要求104又はデータアクセス結果105が格
納された各電文を送受信する部分109と、データを記
憶する部分110と、その部分に対して電文に対応する
データアクセスを行う部分111とを有する。マシン1
15は、ネットワーク101に対して、業務処理要求1
02、業務処理結果103が格納された各電文を送受信
する部分113と、それら電文に対応するマンマシンイ
ンタフェース処理を実行する部分114とを有する。
Description
の構築技術に関する。
コンピュータシステムでは、貴重なハードウエアを十分
に活用するという観点から、汎用的なハードウエア上で
汎用的なオペレーティングシステム(以下、OSとい
う)が実行され、できる限り多くのアプリケーションへ
の対応が図られていた。
め、技術の発展につれてOSは巨大化し、そのオーバー
ヘッドは大きくなっていった。また、従来、1台の汎用
的なコンピュータマシン上で多くのアプリケーションが
並列に実行される形態が一般的となってきたために、1
台のコンピュータマシンが巨大で複雑な構成を有する結
果がもたらされ、コンピュータシステム全体としての性
能及び信頼性の低下がもたらされている。
されつつある今日においては、システムの汎用化に関し
て、その利点よりも弊害の方が顕著になりつつあるのが
現状である。
及びその実行形態は、人間の会社等の組織及びそこでの
仕事の遂行方法とかけ離れている。従って、従来、例え
ば、ある業務の専門家がその業務をコンピュータシステ
ム化する場合に、困難を生じてしまう。これは、1つに
は、従来のコンピュータシステムの構築方式が、エンド
ユーザコンピューティングを疎外していること、2つ目
は、従来、専門家がコンピュータシステムを理解してい
ないためコンピュータシステムのデベロッパ側がコンピ
ュータシステムの構築を行うことになるが、その場合に
デベロッパ側が業務の仕様を良く理解できないことに起
因している。
信頼性及び性能が高く、かつ、人間が行う業務の構成及
び手続きに即したコンピュータシステムを実現すること
を目的とする。
ク図である。本発明は、以下に示す構造を有するプロセ
ッシングマシン108、データマシン114、又はマン
マシンインタフェースマシン119のうち少なくとも1
つがネットワーク101に接続された構成を有するデー
タ独立型コンピュータシステムである。なお、個々のマ
シンも本発明の独立した権利請求の対象である。
ットワーク101から業務処理要求102が格納された
電文(電文A)を受信し、ネットワーク101に対して
業務処理結果103が格納された電文(電文B)を送信
し、ネットワーク101に対してデータアクセス要求1
04が格納された電文(電文C)を送信し、ネットワー
ク101からデータアクセス結果105が格納された電
文(電文D)を受信する第1の電文送受信手段106
(LANプロセッサ404)と、第1の電文送受信手段
106が送受信する電文に対応する業務処理を実行する
業務処理実行手段107(CPU401等)とを有す
る。
ク101からデータアクセス要求104が格納された電
文(電文C)を受信し、ネットワーク101に対してデ
ータアクセス結果105が格納された電文(電文D)を
送信する第2の電文送受信手段109(LANプロセッ
サ504)と、データを記憶するデータ記憶手段110
(ディスク記憶装置506)と、データ記憶手段110
に対して、第2の電文送受信手段が送受信する電文に対
応するデータアクセスを行うデータアクセス手段111
(CPU501等)とを有する。
115は、ネットワーク101に対して業務処理要求1
02が格納された電文(電文A)を送信し、ネットワー
ク101から業務処理結果103が格納された電文(電
文B)を受信する第3の電文送受信手段113(LAN
プロセッサ304)と、第3の電文送受信手段113が
送受信する電文に対応するマンマシンインタフェース処
理を実行するマンマシンインタフェース手段114(C
PU301、表示部306等)とを有する。
101は、例えばローカルエリアネットワーク(LA
N)であるが、複数のLANの複合体、又は公衆網を含
むようなものであってもよい。
ンマシンインタフェース、プロセッシング、及びデータ
の3つに分割され、各機能を専用に実現するマンマシン
インタフェースマシン115、プロセッシングマシン1
08、及びデータマシン112がネットワーク101に
より接続された構成を有する。
ドウエアがネットワークで接続された構成を有すること
により、第1の利点として、従来肥大化していたシステ
ム構成が単純化される。即ち、まず、プロセッシングマ
シン108の機能は、非常に単純なものとなる。即ち、
ハードウエアと業務処理ソフトウエアは一体で提供さ
れ、ハードウエア毎に特定のソフトウエアしか実行され
ないことが保証される。このため、メモリ管理におい
て、メモリ領域の割当ては固定となり仮想空間制御等は
必要なくなるため、プログラムデータのスワップイン/
スワップアウト等の制御は必要なくなる。また、タスク
制御はシングルタスク制御でよいため、プロセス管理や
優先度管理等の制御も必要なくなる。このように、プロ
セッシマグマシン108においては、現在のOSに必要
とされるほとんどの機能は必要なくなる。また、データ
マシン112は、データの検索若しくは更新、又はデー
タの書込み又は読出しの機能のみを有すればよくなるた
め、やはりその機能は非常に単純化される。更に、マン
マシンインタフェースマシン115においては、マンマ
シンインタフェースの機能のみを実現できればよく、デ
ータストレージの機能は必要なくなる。このため、マン
マシンインタフェースマシン115は、従来からあるパ
ーソナルコンピュータ程度の機器として簡単に実装する
ことができる。このようにコンピュータシステムが単純
化されることによって、システム全体の信頼性が大幅に
向上し、安価なCPUをプロセッシングマシン108等
に使用することが可能となってコンピュータシステムの
性能対価格比を大幅に向上させることができる。また、
業務の変化に応じてマシンを単純に追加、置き換え等す
るばよいため、業務に対応した柔軟かつ効率的で拡張性
に富んだコンピュータシステムを構築することができ
る。更に、データマシン112についてもデータベース
毎に用意すれば、特定の業務が他の業務によって遅延さ
せられるような恐れもほとんどなくなる。加えて、プロ
セッシングマシン108及びマンマシンインタフェース
マシン115は、ハードウエアとソフトウエアが一体と
なって提供される結果、これらを単純にネットワーク1
01に接続して電源を入れるだけでセットアップを終了
することができ、これらに障害が発生した場合にはマシ
ン全体を交換してしまえばよい。従って、コンピュータ
システム全体に対する運用管理及び障害管理をネットワ
ーク101とデータマシン112に集中させることがで
き、コンピュータ管理が劇的に簡素化される。
るマシンがネットワークによって接続された構成を有す
ることにより、マシン間の通信仕様の規格化が容易にな
る。具体的には、マシン間の通信が、ユーザID、業務
ID、画面ID、ファイルID、SQL文等の業務と対
応のつけ易い情報によって構成される業務レベルの電文
として規格化され、そのような電文を用いて、特化され
た独立した機能を有するマシンに対して業務処理が依頼
される。この結果、各マシンの再利用の促進及び重複開
発の削減を図ることができる。
108、データマシン112などが業務に対応した機
能、データに特化され、かつマシン間の通信も業務レベ
ルの電文に限定される結果、コンピュータシステムの構
成及びその実行形態を、人間の会社等の組織及びそこで
の仕事の遂行方法と対応付けることができる。この結果
として、ある業務の専門家がコンピュータ及びネットワ
ークに関する知識をそれほど持っていなくても、容易に
システムを構築することができるようになる。この結
果、ベンダー及び顧客双方のコンピュータシステム構築
時の負担及びコストを大幅に削減することができる。
つき詳細に説明する。図2は、本発明の実施例としての
データ独立型コンピュータシステムの構成図である。
ロセッシングマシン202、及びデータマシン203が
業務処理を分担して実行する。MMIマシン201、プ
ロセッシングマシン202、及びデータマシン203
は、ローカルネットワーク(LAN)204によって接
続され、電文を用いた多対多の通信を行う。電文の授受
は、MMIマシン201とプロセッシングマシン202
の間(電文A、B)、及びプロセッシングマシン202
とデータマシン203の間(電文C、D)で発生し、M
MIマシン201とデータマシン203の間では発生し
ない。後述するように、各マシン間のインタフェースは
規格化されている。また、各マシンとも、システムプロ
グラム及びアプリケーションプログラムは、原則として
各々が内蔵するROMに記憶する。LAN204に接続
されるMMIマシン201、プロセッシングマシン20
2、及びデータマシン203の数は、任意の数である。
また、LAN204は、プロセッシングマシン202の
1つである特定のゲートウエイマシンを介して、他のL
AN又は公衆ネットワークと接続されてもよい。その場
合に、例えばLAN204内のプロセッシングマシン2
02が、他のネットワークに接続されているデータマシ
ン203をアクセスすることもできる。
ンタフェースに特化されており、例えば図3に示される
ように、CPU301、ROM302、RAM303、
LANプロセッサ304、電源部305、及び表示部3
06などから構成される。なお、MMIマシン201に
は、図3に示される表示部306のほか、画像入出力装
置、音声入出力装置、タッチスクリーン等の特殊入力装
置、ATM等の専用装置なども含まれる。LANプロセ
ッサ304は、LAN204に対する接続インタフェー
スであり、従来からあるネットワークインタフェースボ
ードと同等の機能を有する。
される画面等は、業務アプリケーションが最初に起動さ
れる時点で、その業務アプリケーションの処理を行うプ
ロセッシングマシン202からダウンロードされ、それ
以降は、入出力項目と動画や音声を含む画面の制御情報
のみが、電文としてプロセッシングマシン202との間
で授受される。プロセッシングマシン202からダウン
ロードされた情報は、MMIマシン201に保存される
が、必要に応じて削除して再度ダウンロードすることも
可能な構成とされる。
カル処理を実行することもできる。その場合には、MM
Iマシン201には、それ専用のデータマシン203及
びプロセッシングマシン202が内蔵される。即ち、M
MIマシン201は、いわゆるパーソナルコンピュータ
と同等の機能を有する構成となる。
毎に存在するが、複数のユーザが交代で1台のMMIマ
シン201を使用することもでき、また、1台のMMI
マシン201の表示部306上の各ウインドウを、各ユ
ーザに割り当てることもできる。
わゆるワンボードコンピュータの構成を有し、例えば図
4に示されるように、CPU401、ROM402、R
AM403、LANプロセッサ404、及び電源部40
5などから構成される。
という概念は不要である。即ち、プロセッシングマシン
202は、従来のモデムなどと同様に、単にLAN20
4上のコネクタに挿入されるのみで動作可能となる。
理毎に用意され、LANプロセッサ404を介してLA
N204に接続される。この業務処理は、各プロセッシ
ングマシン202間での通信が不要な範囲で細分化され
る。
は、複数台のプロセッシングマシン202がLAN20
4に接続され、協調的に動作する。この場合、各プロセ
ッシングマシン202は、それぞれ独立にデータマシン
203上のデータをアクセスする、いわゆるデータ中心
設計に基づいて構築される。このようなデータ中心処理
を実現するために、プロセッシングマシン202上で実
行される業務アプリケーションは、後述する電文によっ
てMMIマシン201又はデータマシン203と通信を
行うオンラインプログラムとして実行される。この場合
における電文は、後述するように規格化されたとなる。
ァイルサーバであり、その機能は、データ若しくはデー
タベースの管理機能に特化され、例えば図5に示される
ように、CPU501、ROM502、RAM503、
LANプロセッサ504、電源部505、及びディスク
記憶装置506などから構成される。
タベースとしては任意の形式のものを採用することでき
るが、各データベースは、プロセッシングマシン202
の1つである専用のユーティリティマシンによって共通
の方式のもとで管理される。データベース毎の相違は、
データマシン203内のインタフェース部により吸収さ
れる。
T)、又はフロッピィディスク装置などから入力される
外部データは、上述のユーティリティマシンを経由し
て、そのデータ形式が変換されながらデータマシン20
3に格納される。データベースの新規構築は、上述のユ
ーティリティマシンによって行われる。
文の構造を示す。電文には、MMIマシン201とプロ
セッシングマシン202との間で授受される電文A、B
と、プロセッシングマシン202とデータマシン203
との間で授受される電文C、Dとがある。
グマシン202との間で授受される電文A、Bは、図6
(a) に示される構造を有する。図6(a) において、先頭
の電文制御601は、図6(c) に示される構造を有す
る。
は、電文の種類、即ち、電文A、B等の通常電文、機器
接続定義の自動生成時の電文、セキュリティ情報を配付
する電文等の種別を識別する情報を示す。
は、LAN204のグローバルアドレス、例えば各マシ
ンのLANプロセッサ304、404、504に割り付
けられている物理アドレス(ネットワークアドレス)で
ある。
を発生させたユーザを示す。電文識別連番613は、情
報が複数の電文に分割されて送信される場合に、それら
の電文の伝送順序を示す。
時間を示し、障害調査、レスポンス測定などに使用され
る。図6(a) の構造に戻り、業務ID602は、プロセ
ッシングマシン202内で行われる業務処理の種類、例
えば、日時処理における受注表処理、貸借表の出力処理
等を区別する識別子である。
てMMIマシン201の表示部306に表示される複数
の画面のうちの1つを特定する識別子である。画面制御
情報604は、MMIマシン201の表示部306上に
おいて現在画面を待たせている若しくは現在画面を点滅
させている等を示す情報、又は、表示部306上に表示
される動画を制御するための情報等である。
以上のデータ領域606をどのように使用しているか、
例えば現在どの領域にデータが格納されているかを示す
情報である。
1の表示部306に対する画面の入力項目、出力項目
が、データ項目を単位として格納される。次に、プロセ
ッシングマシン202とデータマシン203との間で授
受される電文C、Dは、図6(b) に示される構造を有す
る。
は、図6(a) に示される電文A、Bの場合と同様、図6
(c) に示される構造を有する。業務ID602は、図6
(a) に示される電文A、Bにおけるものと同様のもので
ある。
ァイルを特定する識別子である。検索制御情報608
は、データマシン203内のデータベースに対する検索
処理において、検索されたデータが重複した場合、指定
された条件に該当するデータが見つからなかった場合、
又は検索エラーが発生した場合等における処理を指定す
るための検索付加条件が設定される。
る電文A、Bにおけるものと同様のものである。データ
領域606についても、その構造は図6(a) における電
文A、Bにおけるものと同様である。そして、プロセッ
シングマシン202からデータマシン203に送信され
る電文Cのデータ領域606には、電文Cが検索処理を
指定している場合には、データベース操作言語の1つで
あるSQL言語を用いた書込み条件と、そのときの検索
キーが格納され、電文Cが書込み処理を指定している場
合には、書込みデータが格納される。逆に、データマシ
ン203からプロセッシングマシン202へ送信される
電文Dのデータ領域606には、電文Cによって指定さ
れた検索処理又は書込み処理に対応する結果データが格
納される。
04のプロトコルに従って、LAN204上を伝送され
るパケットのデータフィールドに格納されて転送され
る。上述した電文を用いて実現される業務処理の動作に
ついて、図7の動作説明図によって示される受注業務の
例を用いて説明する。
ューを表示部306上に表示している(ステップ70
1)。それに対して、電話オペレータ等の利用者が受注
業務を選択すると(ステップ702)、MMIマシン2
01は受注画面を表示部306上に表示する(ステップ
703)。
(704)。入力項目は、品目、コード、数量等であ
る。MMIマシン201は、その入力項目を、電文Aと
して、プロセッシングマシン202に送信する(70
5)。
ックを行うために、在庫ファイルを検索する。即ち、プ
ロセッシングマシン202は、MMIマシン201から
受信した入力項目に基づいて在庫ファイルを検索する条
件を示すSQL文を生成し、それをファイルIDと共に
電文Cに格納し、その電文Cをデータマシン203へ送
信する(ステップ706)。
シン202から受信した電文Cの内容に基づいて在庫フ
ァイルを検索し(ステップ707)、検索結果を電文D
としてプロセッシングマシン202へ通知する(ステッ
プ708)。
マシン202は、受注マスタの更新を行うために、デー
タマシン203に対して受注マスタ更新依頼を示すSQ
L文を生成し、それをファイルIDと共に電文Cに格納
し、その電文Cをデータマシン203へ送信する(ステ
ップ709)。
シン202から受信した電文Cの内容に基づいて受注マ
スタ更新処理を実行し(ステップ710)、更新結果を
電文Dとしてプロセッシングマシン202へ通知する
(ステップ711)。
シン202へ更新結果が通知されると、プロセッシング
マシン202からMMIマシン201に画面出力データ
が電文Bとして送信され(ステップ712)、MMIマ
シン201は処理結果を表示部306上に表示する(ス
テップ713)。
ルが格納されているデータマシン203と受注マスタが
格納されているデータマシン203は異なってもよい。
受注業務を行うプロセッシングマシン202は、例えば
単一のマシンである。
ータシステムの機能がMMI(マンマシンインタフェー
ス)、プロセッシング、及びデータの3つに分割され、
各機能を専用に実現するMMIマシン201、プロセッ
シングマシン202、及びデータマシン203がLAN
204により接続された構成を有する。
ドウエアがネットワークで接続された構成を有すること
により、第1の利点として、従来肥大化していたシステ
ム構成が単純化される。即ち、まず、プロセッシングマ
シン202の機能は、図4などに示されるように非常に
単純なものとなる。即ち、ハードウエアと業務処理ソフ
トウエアは一体で提供され、ハードウエア毎に特定のソ
フトウエアしか実行されないことが保証される。このた
め、メモリ管理において、メモリ領域の割当ては固定と
なり仮想空間制御等は必要なくなるため、プログラムデ
ータのスワップイン/スワップアウト等の制御は必要な
くなる。また、タスク制御はシングルタスク制御でよい
ため、プロセス管理や優先度管理等の制御も必要なくな
る。このように、プロセッシマグマシン202において
は、現在のOSに必要とされるほとんどの機能は必要な
くなる。また、データマシン203は、データの検索若
しくは更新、又はデータの書込み又は読出しの機能のみ
を有すればよくなるため、やはりその機能は非常に単純
化される。更に、MMIマシン201においては、マン
マシンインタフェースの機能のみを実現できればよく、
データストレージの機能は必要なくなる。このため、M
MIマシン201は、従来からあるパーソナルコンピュ
ータ程度の機器として簡単に実装することができる。こ
のようにコンピュータシステムが単純化されることによ
って、システム全体の信頼性が大幅に向上し、安価なC
PUをプロセッシングマシン202等に使用することが
可能となってコンピュータシステムの性能対価格比を大
幅に向上させることができる。また、業務の変化に応じ
てマシンを単純に追加、置き換え等するばよいため、業
務に対応した柔軟かつ効率的で拡張性に富んだコンピュ
ータシステムを構築することができる。更に、データマ
シン203についてもデータベース毎に用意すれば、特
定の業務が他の業務によって遅延させられるような恐れ
もほとんどなくなる。加えて、プロセッシングマシン2
02及びMMIマシン201は、ハードウエアとソフト
ウエアが一体となって提供される結果、これらを単純に
LAN204に接続して電源を入れるだけでセットアッ
プを終了することができ、これらに障害が発生した場合
はマシン全体を交換してしまえばよい。従って、コンピ
ュータシステム全体に対する運用管理及び障害管理をL
AN204(ネットワーク)とデータマシン203に集
中させることができ、コンピュータ管理が劇的に簡素化
される。
るマシンがネットワークによって接続された構成を有す
ることにより、マシン間の通信仕様の規格化が容易にな
る。具体的には、マシン間の通信が、ユーザID61
2、業務ID602、画面ID603、ファイルID6
07、SQL文等の業務と対応のつけ易い情報によって
構成される業務レベルの電文として規格化され、そのよ
うな電文を用いて、特化された独立した機能を有するマ
シンに対して業務処理が依頼される。この結果、各マシ
ンの再利用の促進及び重複開発の削減を図ることができ
る。
202、データマシン203などが業務に対応した機
能、データに特化され、かつマシン間の通信も業務レベ
ルの電文に限定される結果、コンピュータシステムの構
成及びその実行形態を、人間の会社等の組織及びそこで
の仕事の遂行方法と対応付けることができる。この結果
として、ある業務の専門家がコンピュータ及びネットワ
ークに関する知識をそれほど持っていなくても、容易に
システムを構築することができるようになる。この結
果、ベンダー及び顧客双方のコンピュータシステム構築
時の負担及びコストを大幅に削減することができる。
独立した構成としてLAN204又は他のLAN若しく
は公衆ネットワークに接続され、かつデータマシン20
3へのアクセスが業務レベルの電文として規格化される
結果、データを集中的に管理するデータセンタを設立す
ることもできるようになる。この結果、データ保持に対
するコストやリスクを大幅に削減することができるよう
になる。
なり、業務処理を単位として電文が伝送されるため、ネ
ットワークのトラヒックが無用に増加することもない。
例えば、データマシン203上のデータベースへのアク
セスにおいて、トランザクションファイルなどは一気に
プロセッシングマシン202に取り込まれメモリ上に展
開されて処理される。
においては、現在のOSに必要とされるほとんどの機能
は必要なくなる。また、データマシンは、データの検索
若しくは更新、又はデータの書込み又は読出しの機能の
みを有すればよくなるため、やはりその機能は非常に単
純化される。更に、マンマシンインタフェースマシンに
おいては、マンマシンインタフェースの機能のみを実現
できればよく、データストレージの機能は必要なくな
る。このようにコンピュータシステムが単純化されるこ
とによって、システム全体の信頼性が大幅に向上し、安
価なCPUをプロセッシングマシン等に使用することが
可能となってコンピュータシステムの性能対価格比を大
幅に向上させることが可能となる。
追加、置き換え等するばよいため、業務に対応した柔軟
かつ効率的で拡張性に富んだコンピュータシステムを構
築することが可能となる。
ス毎に用意すれば、特定の業務が他の業務によって遅延
させられるような恐れもほとんどなくなるという効果を
生ずる。
シンインタフェースマシンは、ハードウエアとソフトウ
エアが一体となって提供される結果、これらを単純にネ
ットワークに接続して電源を入れるだけでセットアップ
を終了することができ、これらに障害が発生した場合に
はマシン全体を交換してしまえばよい。従って、コンピ
ュータシステム全体に対する運用管理及び障害管理をネ
ットワークとデータマシンに集中させることができ、コ
ンピュータ管理が劇的に簡素化されるという効果を生ず
る。
有するマシンがネットワークによって接続された構成を
有することにより、マシン間の通信仕様の規格化が容易
になる。具体的には、マシン間の通信が、ユーザID、
業務ID、画面ID、ファイルID、SQL文等の業務
と対応のつけ易い情報によって構成される業務レベルの
電文として規格化され、そのような電文を用いて、特化
された独立した機能を有するマシンに対して業務処理が
依頼される。この結果、各マシンの再利用の促進及び重
複開発の削減を図ることが可能となる。
シン、データマシンなどが業務に対応した機能、データ
に特化され、かつマシン間の通信も業務レベルの電文に
限定される結果、コンピュータシステムの構成及びその
実行形態を、人間の会社等の組織及びそこでの仕事の遂
行方法と対応付けることが可能となる。この結果とし
て、ある業務の専門家がコンピュータ及びネットワーク
に関する知識をそれほど持っていなくても、容易にシス
テムを構築することができるようになる。この結果、ベ
ンダー及び顧客双方のコンピュータシステム構築時の負
担及びコストを大幅に削減することが可能となる。
立した構成として特定に接続され、かつデータマシンへ
のアクセスが業務レベルの電文として規格化される結
果、データを集中的に管理するデータセンタを設立する
ことも可能となる。この結果、データ保持に対するコス
トやリスクを大幅に削減することが可能となる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ネットワークから業務処理要求が格納さ
れた電文を受信し、前記ネットワークに対して業務処理
結果が格納された電文を送信し、前記ネットワークに対
してデータアクセス要求が格納された電文を送信し、前
記ネットワークからデータアクセス結果が格納された電
文を受信する第1の電文送受信手段と、該第1の電文送
受信手段が送受信する電文に対応する業務処理を実行す
る業務処理実行手段とを有するプロセッシングマシン
と、 前記ネットワークから前記データアクセス要求が格納さ
れた電文を受信し、前記ネットワークに対して前記デー
タアクセス結果が格納された電文を送信する第2の電文
送受信手段と、データを記憶するデータ記憶手段と、前
記データ記憶手段に対して、前記第2の電文送受信手段
が送受信する電文に対応するデータアクセスを行うデー
タアクセス手段とを有するデータマシンと、 前記ネットワークに対して前記業務処理要求が格納され
た電文を送信し、前記ネットワークから前記業務処理結
果が格納された電文を受信する第3の電文送受信手段
と、該第3の電文送受信手段が送受信する電文に対応す
るマンマシンインタフェース処理を実行するマンマシン
インタフェース手段とを有するマンマシンインタフェー
スマシンのうち、 少なくとも1つが前記ネットワークに接続された構成を
有することを特徴とするデータ独立型コンピュータシス
テム。 - 【請求項2】 ネットワークに接続され、該ネットワー
クから業務処理要求が格納された電文を受信し、前記ネ
ットワークに対して業務処理結果が格納された電文を送
信し、前記ネットワークに対してデータアクセス要求が
格納された電文を送信し、前記ネットワークからデータ
アクセス結果が格納された電文を受信する第1の電文送
受信手段と、 該第1の電文送受信手段が送受信する電文に対応する業
務処理を実行する業務処理実行手段と、 を有することを特徴とするプロセッシングマシン。 - 【請求項3】 ネットワークに接続され、該ネットワー
クからデータアクセス要求が格納された電文を受信し、
前記ネットワークに対してデータアクセス結果が格納さ
れた電文を送信する第2の電文送受信手段と、 データを記憶するデータ記憶手段と、 前記データ記憶手段に対して、前記第2の電文送受信手
段が送受信する電文に対応するデータアクセスを行うデ
ータアクセス手段と、 を有することを特徴とするデータマシン。 - 【請求項4】 ネットワークに接続され、該ネットワー
クに対して業務処理要求が格納された電文を送信し、該
ネットワークから業務処理結果が格納された電文を受信
する第3の電文送受信手段と、 該第3の電文送受信手段が送受信する電文に対応するマ
ンマシンインタフェース処理を実行するマンマシンイン
タフェース手段と、 を有することを特徴とするマンマシンインタフェースマ
シン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273519A JPH08137774A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | データ独立型コンピュータシステム、そのシステムを構成するプロセッシングマシン、データマシン、及びマンマシンインタフェースマシン |
US08/521,436 US6032176A (en) | 1994-11-08 | 1995-08-30 | Data-independent type computer system: processing machine, data machine and man-machine interface therein |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273519A JPH08137774A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | データ独立型コンピュータシステム、そのシステムを構成するプロセッシングマシン、データマシン、及びマンマシンインタフェースマシン |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08137774A true JPH08137774A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17528993
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH08137774A (ja) |
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- 1994-11-08 JP JP6273519A patent/JPH08137774A/ja active Pending
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1995
- 1995-08-30 US US08/521,436 patent/US6032176A/en not_active Expired - Fee Related
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