[go: up one dir, main page]

JPH08135735A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

Info

Publication number
JPH08135735A
JPH08135735A JP27669094A JP27669094A JPH08135735A JP H08135735 A JPH08135735 A JP H08135735A JP 27669094 A JP27669094 A JP 27669094A JP 27669094 A JP27669094 A JP 27669094A JP H08135735 A JPH08135735 A JP H08135735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
damper device
changing
diameter
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27669094A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Tezuka
圭三 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP27669094A priority Critical patent/JPH08135735A/ja
Publication of JPH08135735A publication Critical patent/JPH08135735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】同一のダンパを用いて弾性係数を簡単に変えら
れるようにする。 【構成】ダンパ14の底板部14Aの一部が内側支持部
23で支えられている。内側支持部23の直径dを変え
ることによって、ダンパ14の弾性係数kが変わるの
で、負荷に応じた弾性係数kを簡単に設定することがで
きる。したがって、直径dを適宜変えれば各部に同一の
ダンパ14を使用できるので、部品管理や組立が容易に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDプレーヤなどに適
用して好適なダンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図4に示すように、CDプレーヤ
10のCDメカニズム12はベースプレート13に搭載
され、このベースプレート13が4隅の係止孔13Aに
係止されたダンパ14を介してシャーシ15に取り付け
られているのが一般的である。これによって、例えばC
Dラジカセ等でスピーカ(図示せず)から出力された音
などによってシャーシ15が振動してもベースプレート
13が振動するのを防止し、CDメカニズム12の光ピ
ックアップ16が振動するのを防止できるので、再生処
理を正常に行うことができる。
【0003】ダンパ14は、例えばゴムで成形され、図
5に示すように円板状の底板部14Aと、その上に一体
的に設けられたジャバラ部14Bとからなり、底板部1
4Aが全面にわたってシャーシ15の平坦面上に載置さ
れている。ベースプレート13はジャバラ部14Bの中
間、本例では1段目と2段目の間に係止されている。そ
して、このダンパ14は中心に通したビス17でビス1
7に一体的に形成されるワッシャ18を介してシャーシ
15に取り付けられている。ワッシャ18とダンパ14
の上面部には通常隙間aが設けられる。これは、ダンパ
14の縦方向の寸法がバラついたとき、ビスによって押
さえこんでしまうのを防止し、適度な弾性を持ってCD
プレーヤ10を保持するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CDメカニ
ズム12の部品は多種類あり、しかもその位置も様々な
のでベースプレート13の4隅に配置されたダンパ14
に作用する荷重は夫々異なるのが普通である。そのた
め、ダンパ14を各荷重に合った特性となるように夫々
異なるものを選定する場合があった。しかし、これでは
ダンパ14の管理が面倒で、また組立時にも各ダンパ1
4の取付位置に注意を払わなければならないという問題
があった。
【0005】そのため、4個とも同一特性のダンパ14
を使用して部品管理及び組立を容易にする場合もある
が、これではダンパ14の特性を十分に活用していると
はいえず、場合によっては光ピックアップ16が振動し
てしまい、再生処理を正常に行うことができなくなると
いう問題が生じる。
【0006】そこで、本発明は上述したような課題を解
決したものであって、ダンパの管理が容易でしかもダン
パの特性を十分に活用することが可能なダンパ装置を提
案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、少なくとも平板状の弾性体から
なる振動吸収部を有するダンパ手段と、平板状の振動吸
収部を支える支持手段とを備え、平板状の振動吸収部を
支持手段で支える範囲を変えることによってダンパ手段
の特性を調整するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】図1に示すようにダンパ14の底板部14Aの
一部が内側支持部23で支えられている。内側支持部2
3の直径dを変えることによって、ダンパ14の弾性係
数kが変わるので、負荷に応じた弾性係数kを簡単に設
定することができる。したがって、内側支持部23の直
径dを適宜変えれば各部に同一のダンパ14を使用でき
るので、部品管理や組立が容易になる。
【0009】
【実施例】続いて、本発明に係るダンパ装置をCDプレ
ーヤに適用した場合の一実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。なお、上述と同一の部分には同一の
符号を付けて詳細な説明を省略した。
【0010】図1は、本発明を適用したCDプレーヤ1
0の一部で、特にダンパ装置20の断面を示す。このC
Dプレーヤ10は、ダンパ装置20以外は図4と同様で
ある。ダンパ装置20は、CDメカニズム12が搭載さ
れたベースプレート13の4隅に設けられており、同一
の特性を有するダンパ14が用いられている。ベースプ
レート13はその係止孔13Aがダンパ14の1段目と
2段目の間に係止されている。
【0011】そして、本発明ではシャーシ21にダンパ
14と同心円でリング状の凹溝22が形成され、その中
央に直径がdの内側支持部23が設けられている。この
内側支持部23の上にダンパ14の底板部14Aが載置
されている。このように本例のダンパ装置20では、ダ
ンパ14の底板部14Aの一部分を支持することによっ
て、ジャバラ部14Bのダンパ効果に加えて底板部14
Aのダンパ効果も用いている。そして、その支持範囲、
本例では内側支持部23の直径dを変えることによっ
て、ダンパ14の特性、すなわち、弾性係数kと減衰係
数c、本例では弾性係数kを変えることが可能になる。
すなわち、内側支持部23の直径dと底板部14Aの直
径Dとの比率d/Dを大きくすれば、ダンパ14の弾性
係数kが大きくなるので、負荷Fが大きい部分に用いる
ことによってダンパ効果を十分に活用することができ
る。また、比率d/Dを小さくすれば、これとは反対に
負荷Fの小さい部分に好適である。
【0012】図2は4個のダンパ装置20の比率d/D
を一定とした場合、すなわち、弾性係数kが一定で、負
荷Fと弾性係数kとの比が異なる場合と、比率d/Dを
変えて弾性係数kを調整することにより負荷Fと弾性係
数kとの比を一定にした場合のダンパ装置20の特性を
示す。図2(A)は、シャーシ21に付加する付加振動
で、(B)、(C)はその時のベースプレート13の振
動を示し、振幅はその時の加速度(G)を表わしてい
る。同図(A)に示すようにある周波数でのシャーシ2
1への付加振動の振幅を0.4Gとしたとき、同図
(B)に示すように4個のダンパ装置20におけるF/
kを各々調整した場合、すなわち、直径dを変えること
によって負荷Fに応じて弾性係数kを変えた場合にはC
Dプレーヤ10のベースプレート13に生ずる振動の振
幅は付加振動と同じで略0.4Gであった。これに対し
て同図(C)に示すように各ダンパ装置20のF/kが
異なる場合、本例では負荷に拘らずd/Dを一定(d/
D=1)とした場合には、ベースプレート13の振動は
0.8Gとなり付加振動の2倍となった。同図(C)は
図4で示した従来例の場合である。また、他の周波数で
のシャーシ21への付加振動では、付加振動の振幅0.
4Gに対し、0.2Gにまで下がる結果も出ている。こ
のように比率d/Dを変えるためには、内側支持部23
の直径dを変えるだけですむから簡単に実施できる。な
お、図1では内側支持部23をシャーシ21と一体成形
した場合について説明したが、内側支持部23をシャー
シ21と別体にすることもできる。こうすれば、内側支
持部23の直径dを簡単に変えることができ、弾性係数
kの変更が容易になるので、ダンパ装置20の用途が広
くなる。
【0013】図3は、第2実施例のダンパ装置30の構
成を示す。このダンパ装置30のダンパ31はゴム製で
あり、円形で平板状の底板部31Aの上に中空の段部3
1Bが設けられ、その上に円板状の下係止部31Cと上
係止部31Dが適宜な間隔で設けられている。上下係止
部31D,31Cの間にベースプレート13が係止され
ている。このダンパ装置30では、シャーシ32にリン
グ状の凹溝33が設けられ、その外周側に外側支持部3
4が形成されている。すなわち、ここではダンパ31の
外周側が支持されている。そして、外側支持部34の内
径eを変える、すなわち、比率e/Dを変えることによ
ってダンパ31の弾性係数kを変えることができる。こ
こでは図1の第1実施例とは反対に内径eを大きくする
程弾性係数kが小さくなる。ここでも、シャーシ32と
外側支持部34を一体にした場合について説明したが、
外側支持部34をシャーシ32と別体にすることもでき
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はダンパの
平板状の振動吸収部を支える範囲を変えることによって
ダンパの特性を変えるようにしたものである。したがっ
て、本発明によれば同一のダンパを用いて、負荷に応じ
た特性を簡単に設定することができるので、部品管理が
容易でしかも組立時にダンパの配置に注意を払う必要が
なくなるから作業が容易になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダンパ装置を適用した第1実施例
のCDプレーヤ10の一部を示す断面図である。
【図2】ダンパ装置20の特性を示す図である。
【図3】第2実施例のダンパ装置30の構成を示す断面
図である。
【図4】一般的なCDプレーヤ10の斜視図である。
【図5】従来のダンパ14の取付構造を示す図である。
【符号の説明】
10 CDプレーヤ 14,31 ダンパ 14A,31A 底板部 14B ジャバラ部 20,30 ダンパ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも平板状の弾性体からなる振動
    吸収部を有するダンパ手段と、 上記平板状の振動吸収部を支える支持手段とを備え、 上記平板状の振動吸収部を上記支持手段で支える範囲を
    変えることによって上記ダンパ手段の特性を調整するよ
    うにしたことを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 上記平板状の振動吸収部の上側にジャバ
    ラ状の振動吸収部が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のダンパ装置。
JP27669094A 1994-11-10 1994-11-10 ダンパ装置 Pending JPH08135735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27669094A JPH08135735A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 ダンパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27669094A JPH08135735A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 ダンパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08135735A true JPH08135735A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17572973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27669094A Pending JPH08135735A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 ダンパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08135735A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998003974A1 (fr) * 1996-07-19 1998-01-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Entrainement de disque
EP0860832A3 (en) * 1997-02-19 1999-01-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Disc drive
WO1999016070A1 (fr) * 1997-09-25 1999-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Mecanisme d'entrainement de disque
CN1081379C (zh) * 1997-02-17 2002-03-20 三星电子株式会社 光盘机
DE10011571C2 (de) * 1999-03-10 2003-01-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Flexible Tragvorrichtung

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998003974A1 (fr) * 1996-07-19 1998-01-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Entrainement de disque
US6507555B1 (en) 1996-07-19 2003-01-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Balanced disk drive apparatus
US6704271B2 (en) 1996-07-19 2004-03-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive apparatus
US6711116B2 (en) 1996-07-19 2004-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Balanced disk drive apparatus
KR100434917B1 (ko) * 1996-07-19 2004-08-16 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 디스크 구동장치용 밸런서
CN1081379C (zh) * 1997-02-17 2002-03-20 三星电子株式会社 光盘机
EP0860832A3 (en) * 1997-02-19 1999-01-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Disc drive
WO1999016070A1 (fr) * 1997-09-25 1999-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Mecanisme d'entrainement de disque
US6741544B1 (en) 1997-09-25 2004-05-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive apparatus
US7051346B2 (en) 1997-09-25 2006-05-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive apparatus having particular clamping device
DE10011571C2 (de) * 1999-03-10 2003-01-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Flexible Tragvorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8233646B2 (en) Acoustic device and method of manufacturing same
US4492826A (en) Loudspeaker
JP3141834B2 (ja) スピーカ
US20070025585A1 (en) Loudspeaker damper and method of mounting loudspeaker damper
JP3035704B1 (ja) 電気−機械振動変換器
KR19990035933A (ko) 패시브 라디에이터 및 패시브 라디에이터를 구성하는 시스템
KR880004716A (ko) 전기 역학적 확성기
JPH09327091A (ja) 圧電スピーカ
US6296238B1 (en) Device for the damping of vibrations between objects
US10412497B2 (en) Loudspeaker with vibration control system
JPH08135735A (ja) ダンパ装置
JP2576454B2 (ja) スクリーン兼用スピーカ
US6449376B1 (en) Planar-type loudspeaker with at least two diaphragms
KR100676421B1 (ko) 일채널 투웨이 스피커
JPH0746690A (ja) スピーカ用エッジ
JPS5827364Y2 (ja) ト−ンア−ム取付機構
JP3416764B2 (ja) 振動発生装置
JPH0514550Y2 (ja)
JPH05168079A (ja) スピーカユニット
JP3160543B2 (ja) 制振板、この制振板を用いた制振装置、この制振装置を用いたスピーカキャビネットおよびオルゴール
JPH0832246A (ja) オーディオ・ビデオ機器用支持脚
JPH11182623A (ja) 振動減衰機構
CN1234859A (zh) 物体间的减振装置
JP3488609B2 (ja) ハードディスクドライブ保持装置
JPS631513Y2 (ja)