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JPH08131782A - チューブ型膜モジュール - Google Patents

チューブ型膜モジュール

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Publication number
JPH08131782A
JPH08131782A JP27501694A JP27501694A JPH08131782A JP H08131782 A JPH08131782 A JP H08131782A JP 27501694 A JP27501694 A JP 27501694A JP 27501694 A JP27501694 A JP 27501694A JP H08131782 A JPH08131782 A JP H08131782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
membrane
main body
membrane module
end member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27501694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3597232B2 (ja
Inventor
Masakazu Kondo
正和 近藤
Yukio Nakamura
幸夫 中村
Yasuo Matsuo
保夫 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP27501694A priority Critical patent/JP3597232B2/ja
Publication of JPH08131782A publication Critical patent/JPH08131782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3597232B2 publication Critical patent/JP3597232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 チューブ膜の交換が簡単にできるチューブ
型膜モジュールを提供すること。 【構 成】 本体10内に複数のチューブ膜15を並列
に配置して収容し、各チューブ膜15の閉塞端を自由端
とすると共に開口端を固定端とする片持状に支持し、こ
の支持した部分より本体10の外部に取り出せるように
構成したチューブ型膜モジュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶液の濃縮等に使用され
るチューブ型膜モジュール(膜分離装置)の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、溶液の濃縮には膜分離法が用いら
れているが、この膜分離に使用される膜モジュールの一
つとしてチューブ型モジュールが知られている。この構
造を簡単に説明すれば、図4に示すように本体1の内部
に管板2a,2bを取り付け、この管板2a,2bにチ
ューブ膜3を複数本並列に配置して両端を支持した状態
で取り付けるとともに本体1の両端にチャンネル4a,
4bを取り付けて閉塞している。
【0003】なお、5はチューブ膜3の中間位置に設け
たバッフル、6は供給液入口、7は供給液出口であり、
8a,8bは膜透過成分出口である。そしてチューブ膜
3は図5に示すようにOリング9でシールされた状態で
管板2a,2bに取り付けて構成されている。このよう
な構成の膜モジュールにおいて、供給液入口6から加圧
状態で本体1内に供給された被処理液Laはチューブ膜
3により濾過され、所定の成分がこのチューブ膜3を透
過して膜透過成分出口8a,8bから取り出されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
な従来のチューブ型膜モジュールには問題がある。即ち
このようなチューブ型膜モジュールにおいては所定の時
期または必要に応じてチューブ膜3を取り替える必要が
あるが、この場合にはチャンネル4a,4b及び管板2
a,2bをそれぞれ本体1の両側から取り外した後、チ
ューブ膜3を本体1から引き抜く必要があった。このよ
うな方法でチューブ膜3を取り替える場合はチューブ型
膜モジュールを全体的に分解することになるから、その
取り替え作業は著しく面倒なものとなっていた。
【0005】また、チューブ膜3と管板2a,2bとの
間に介挿されるOリング9は通常ゴム製のものが使用さ
れているために、被処理液Laの性状によって耐久性の
問題から使用できない等の問題があった。本発明は、以
上の従来技術の問題点に鑑みて、チューブ膜の取り替え
を容易に行うことができるチューブ型膜モジュールを提
供することを第1の目的とする。更に、多種多様な処理
液体に対応することができるチューブ型膜モジュールを
提供することを第2の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るチューブ型膜モジュールは、本体10内
に複数のチューブ膜15を並列に配置して収容し、各チ
ューブ膜15の閉塞端を自由端とすると共に開口端を固
定端とする片持状に支持し、この支持した部分より本体
10の外部に取り出せるように構成する。
【0007】本発明は、チューブ膜15を管板13の外
面から本体10の内部に挿入し、この管板13に片持式
に固定することによって個々のチューブ膜15を簡単に
着脱することができるようにしたことが特徴である。具
体的には、本体10内に複数のチューブ膜15を並列に
配置して収容し、各チューブ膜15の閉塞端を自由端と
すると共に開口端を固定端とし、この固定端の外周にネ
ジ部17を有する管端部材16を取付け、この管端部材
16を前記本体10に固定した管板13に螺合して構成
する。
【0008】また、前記チューブ膜15と管端部材16
との接合部の外周を熱収縮チューブ18で囲繞して簡単
にシールできる構成とする。更に、前記チューブ膜と管
端部材との接合部近傍における管端部材の外周に環状溝
を形成し、この環状溝の外形形状に沿って熱収縮チュー
ブを変形させるようにして簡単にシールすることができ
る上にシール性を更に高めることができる。
【0009】
【実 施 例】以下図1〜図3に基づき本発明によるチ
ューブ型膜モジュールの一実施例を説明する。図1は本
実施例におけるチューブ型膜モジュールの一部を断面し
た側面図であり、図2は図1のA部を拡大してチューブ
膜15の取り付け状態を示す断面図である。
【0010】本体10には供給液入口11(被処理液の
入口)と供給液出口12とを設けるととともに本体19
の開口端側に管板13とチャンネル14とを着脱自在に
取り付けている。そしてこの管板13には複数本のチュ
ーブ膜15が並列に配置されて片持状に取り付けられて
いる。詳述すれば、チューブ膜15としては例えばセラ
ミック膜等の剛性を有する膜で形成され、その一端15
aは閉塞端として形成し、他端の開口端には管端部材1
6が取り付けている。
【0011】この管端部材16はチューブ膜15の端部
に嵌合して支持する部分と、外周面をテーパー状に形成
し、この部分にネジ部17を形成している。そしてチュ
ーブ膜15と管端部材16との接合部Bを囲繞して熱収
縮チューブ18を溶着してシール性を保持させている。
この管端部材16をテーパー状のネジ部17を有する部
材とすることによってこれを管板13のネジ部に螺合し
た場合に、そのネジ込みに伴なってこのネジ部17が相
手側に食い込んでシール性を発揮する。つまりOリング
のようなパッキング材を必要とせずにシールすることが
可能となる。
【0012】図3はチューブ膜15と管端部材16との
接合部Bの構造の他の実施例であって、管端部材16と
の外周には環状溝19a,19bで設けられ、この環状
溝19a,19bの外形形状に沿って熱収縮チューブ1
8の一部が窪んでシール性の向上を図るようになってい
る。なお、本体10の中央部分にチューブ膜15を保持
する穴を明けたバッフルプレート20を配置してチュー
ブ膜15の中程を支持している。また、チャンネル14
には膜透過成分出口21が設けてある。
【0013】前記構成のチューブ型膜モジュールにおい
て、今、供給液入口11から本体10内に被処理液La
が供給されると、その一部の成分はチューブ膜15を透
過して膜透過成分出口21から取り出され、一方、濃縮
された被処理液Lbは供給液出口12から取り出され
る。そしてこのチューブ型膜モジュールのチューブ膜1
5を取り替える場合はチャンネル14を取り外した後、
管端部材16を回して螺合を解除して所定のチューブ膜
15を管端部材16及び熱収縮チューブとともに引き抜
く。
【0014】そして別に用意された新しいチューブ膜1
5を挿入して管端部材16を管板13に螺合させ、しか
る後チャンネル14を取り付けるのである。
【0015】
【発明の効果】以上の如く本発明によるチューブ型膜モ
ジュールによれば、一端が閉塞端となってチューブ膜1
5を用いることにより、所謂片持ち状態で管板13に取
り付け可能であり、かつこの管板13への取り付けも管
端部材16を螺合して取り付けられるようにしたため、
チューブ膜15の着脱が簡単になり、作業性の向上とコ
スト低減を図ることができる。更に、ゴム製のOリング
を使用する必要が無くなったため、耐蝕性の問題が解消
し、多種多様の被処理液に適用することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチューブ型膜モジュールの実施例
を示す一部を断面した側面図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】チューブ膜と管端部材の接合部の他の実施例を
示す断面図である。
【図4】従来のチューブ型膜モジュールの従来を示す一
部を破断した側面図である。
【図5】図4のC部を拡大した断面図である。
【符合の説明】
10 本体 11 液供給入口 13 管板 1
4 チャンネル 15 チューブ膜 16 管端部材 17 ネジ部 18 熱収縮チューブ 19a,19b リング溝
20 バッフル 21 膜透過成分出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体10内に複数のチューブ膜15を並
    列に配置して収容し、各チューブ膜15の閉塞端を自由
    端とすると共に開口端を固定端とする片持状に支持し、
    この支持した部分より本体10の外部に取り出せるよう
    に構成したチューブ型膜モジュール。
  2. 【請求項2】 本体10内に複数のチューブ膜15を並
    列に配置して収容し、各チューブ膜15の閉塞端を自由
    端とすると共に開口端を固定端とし、この固定端に外周
    にネジ部17を有する管端部材16を取付け、この管端
    部材16を前記本体10に固定した管板13に螺合して
    片持状に支持した請求項1記載のチューブ型膜モジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記チューブ膜15と管端部材16との
    接合部の外周を熱収縮チューブ18で囲繞してなる請求
    項2記載のチューブ型膜モジュール。
  4. 【請求項4】 前記チューブ膜15と管端部材16との
    接合部近傍における管端部材16の外周に環状溝19を
    形成し、この環状溝19の外形形状に沿って熱収縮チュ
    ーブ18を変形させてなる請求項3記載のチューブ型膜
    モジュール。
JP27501694A 1994-11-09 1994-11-09 チューブ型膜モジュール Expired - Lifetime JP3597232B2 (ja)

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