JPH08130422A - 最大電圧スイングを有する交換演算増幅器を使用する低電圧交換キャパシタンス回路 - Google Patents
最大電圧スイングを有する交換演算増幅器を使用する低電圧交換キャパシタンス回路Info
- Publication number
- JPH08130422A JPH08130422A JP7183434A JP18343495A JPH08130422A JP H08130422 A JPH08130422 A JP H08130422A JP 7183434 A JP7183434 A JP 7183434A JP 18343495 A JP18343495 A JP 18343495A JP H08130422 A JPH08130422 A JP H08130422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- operational amplifier
- exchange
- capacitance
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 22
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241001338801 Chlorus Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H19/00—Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電荷のロスがなくかつ動的特性が保持される
交換キャパシタンス回路を提供する。 【構成】 交換キャパシタンス(C1)の入力スイッチ
として交換演算増幅器(A1)を使用する交換キャパシ
タンス回路に、該交換演算増幅器のターンオフフェーズ
間に、該交換演算増幅器の出力(Vdc-out)をサプライ
電圧(Vdd)にスイッチングする第3のスイッチ(S
2)と、該交換演算増幅器のターンオンフェーズの間
に、前記交換キャパシタンスの前記出力ノードをグラウ
ンドにスイッチグする第4のスイッチ(S3)を装着す
る。
交換キャパシタンス回路を提供する。 【構成】 交換キャパシタンス(C1)の入力スイッチ
として交換演算増幅器(A1)を使用する交換キャパシ
タンス回路に、該交換演算増幅器のターンオフフェーズ
間に、該交換演算増幅器の出力(Vdc-out)をサプライ
電圧(Vdd)にスイッチングする第3のスイッチ(S
2)と、該交換演算増幅器のターンオンフェーズの間
に、前記交換キャパシタンスの前記出力ノードをグラウ
ンドにスイッチグする第4のスイッチ(S3)を装着す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意のシグナル条件下
で入力スイッチの高導電度を確保するために所謂交換(s
witched)演算増幅器を少なくとも入力スイッチとして使
用する低サプライ電圧及び低電力吸収のための交換キャ
パシタンスに関する。
で入力スイッチの高導電度を確保するために所謂交換(s
witched)演算増幅器を少なくとも入力スイッチとして使
用する低サプライ電圧及び低電力吸収のための交換キャ
パシタンスに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】交換キャパシタンス回路
は、極度に低い歪み性及び容易な集積性のためシグナル
加工で広く使用されている。一般に任意の種類のフィル
ターが交換キャパシタンス回路によりに形成される。典
型的にはバッテリーで電力供給される回路である低サプ
ライ電圧及び低電流吸収の用途では、約1.5 Vのレベル
まで低くなった比較的低いサプライ電圧で回路に電力供
給を行なうことを要求されることがしばしば生ずる。こ
れらの条件では、一般的には電界効果トランジスター
(FET)により更に一般的にはMOSFETにより構
成されるスイッチの効果的な駆動を確保することが問題
になる。実際に仮にサプライ電圧が電界効果トランジス
ターのスレッショルド電圧のそれに匹敵するレベルに降
下すると、図1に示されたようなインテグレーターとし
ての従来の交換キャパシタンス回路の正確な機能は迅速
に損なわれる。実際にその過駆動電圧が入力シグナルに
依存する入力スイッチS1の正確な動作を確保するため
には、回路の動作の動的範囲が大きく減少する。
は、極度に低い歪み性及び容易な集積性のためシグナル
加工で広く使用されている。一般に任意の種類のフィル
ターが交換キャパシタンス回路によりに形成される。典
型的にはバッテリーで電力供給される回路である低サプ
ライ電圧及び低電流吸収の用途では、約1.5 Vのレベル
まで低くなった比較的低いサプライ電圧で回路に電力供
給を行なうことを要求されることがしばしば生ずる。こ
れらの条件では、一般的には電界効果トランジスター
(FET)により更に一般的にはMOSFETにより構
成されるスイッチの効果的な駆動を確保することが問題
になる。実際に仮にサプライ電圧が電界効果トランジス
ターのスレッショルド電圧のそれに匹敵するレベルに降
下すると、図1に示されたようなインテグレーターとし
ての従来の交換キャパシタンス回路の正確な機能は迅速
に損なわれる。実際にその過駆動電圧が入力シグナルに
依存する入力スイッチS1の正確な動作を確保するため
には、回路の動作の動的範囲が大きく減少する。
【0003】スイッチに及び特に入力スイッチS1に入
力シグナルの任意の条件下の高コンダクタンスを確保す
るために提案されている問題点に関する解決法は、低ス
レッショルドトランジスターによりスイッチを実現する
ための特殊な製造技術の使用か又はそれによりスイッチ
を好適に過駆動にするクロック電圧を増倍するための特
殊な回路(電圧マルチプライヤー)を使用するかのいず
れかによる。この第2のアプローチは、低スレッショル
ド集積デバイス形成のための製造プロセスの複雑化を回
避するが、一方では専用の電圧マルチプライヤーの集積
化を必要とする。その後、交換演算増幅器の使用に基づ
く交換構造「交換演算増幅器」の使用に基づく代替解決
法がM.ステイヤールト、J.クロルス及びS.ゴガー
ルトによりIEEE Procに「交換演算増幅器、非
常に低い電圧で完全な交換キャパシターフィルターを実
現するための技術」と題する記事として提示された。
力シグナルの任意の条件下の高コンダクタンスを確保す
るために提案されている問題点に関する解決法は、低ス
レッショルドトランジスターによりスイッチを実現する
ための特殊な製造技術の使用か又はそれによりスイッチ
を好適に過駆動にするクロック電圧を増倍するための特
殊な回路(電圧マルチプライヤー)を使用するかのいず
れかによる。この第2のアプローチは、低スレッショル
ド集積デバイス形成のための製造プロセスの複雑化を回
避するが、一方では専用の電圧マルチプライヤーの集積
化を必要とする。その後、交換演算増幅器の使用に基づ
く交換構造「交換演算増幅器」の使用に基づく代替解決
法がM.ステイヤールト、J.クロルス及びS.ゴガー
ルトによりIEEE Procに「交換演算増幅器、非
常に低い電圧で完全な交換キャパシターフィルターを実
現するための技術」と題する記事として提示された。
【0004】この新規なアプローチによると、スイッチ
に及び特に入力スイッチS1に任意の入力シグナル条件
下で高導電性を確保するために、入力スイッチS1とし
て従来使用されたMOSFET構造典型的にはCMOS
ゲートを、専用スイッチによりターンオン及びオフに駆
動する交換演算増幅器で置換している。前記交換キャパ
シタンス構造を構成する他のスイッチは、CMOS構造
の使用を必ずしも必要とすることなく、例えばN−チャ
ンネル又はP−チャンネルトランジスター等の同じタイ
プのトランジスターで実現できる。この技術を例示する
ために、図2は、入力トランジスターS1の機能が交換
演算増幅器A1により行なわれる図1に示した回路と機
能的に等価の従来の交換キャパシタンス集積回路を示し
ている。
に及び特に入力スイッチS1に任意の入力シグナル条件
下で高導電性を確保するために、入力スイッチS1とし
て従来使用されたMOSFET構造典型的にはCMOS
ゲートを、専用スイッチによりターンオン及びオフに駆
動する交換演算増幅器で置換している。前記交換キャパ
シタンス構造を構成する他のスイッチは、CMOS構造
の使用を必ずしも必要とすることなく、例えばN−チャ
ンネル又はP−チャンネルトランジスター等の同じタイ
プのトランジスターで実現できる。この技術を例示する
ために、図2は、入力トランジスターS1の機能が交換
演算増幅器A1により行なわれる図1に示した回路と機
能的に等価の従来の交換キャパシタンス集積回路を示し
ている。
【0005】交換キャパシタンス回路の入力スイッチと
しての交換演算増幅器の使用は、従来技術の回路と比較
して決定的な利点を提供するが、任意の条件下でスイッ
チのターンオフを確保する必要性と両立して任意の動作
条件下で回路の動的特性を最大にすることはできない。
図2の回路において電圧Vref をVdc-outに等しくする
と、スイッチのターンオフを確保しながら、得られる最
大電圧スイングが2に等しくなる(Vref −Vdsat)。
他方入力スイッチの高導電度を確保するために、Vref
はN−チャンネルスイッチの最低可能レベルに、又はP
−チャンネルスイッチの最高可能レベルに位置させなけ
ればならない。しかしこの方法では、回路で使用される
演算増幅器(A1及びA2)の動的特性が顕著に減少す
る。換言すると、値Vdc-outはVref 値に関連し、従っ
て交換キャパシタンス回路の意図する動作条件に厳格に
関連する妥協的な選択を課している。
しての交換演算増幅器の使用は、従来技術の回路と比較
して決定的な利点を提供するが、任意の条件下でスイッ
チのターンオフを確保する必要性と両立して任意の動作
条件下で回路の動的特性を最大にすることはできない。
図2の回路において電圧Vref をVdc-outに等しくする
と、スイッチのターンオフを確保しながら、得られる最
大電圧スイングが2に等しくなる(Vref −Vdsat)。
他方入力スイッチの高導電度を確保するために、Vref
はN−チャンネルスイッチの最低可能レベルに、又はP
−チャンネルスイッチの最高可能レベルに位置させなけ
ればならない。しかしこの方法では、回路で使用される
演算増幅器(A1及びA2)の動的特性が顕著に減少す
る。換言すると、値Vdc-outはVref 値に関連し、従っ
て交換キャパシタンス回路の意図する動作条件に厳格に
関連する妥協的な選択を課している。
【0006】ブーストタイミングシグナルを必要とせ
ず、一方入力シグナルの任意の条件下で最大電圧スイン
グに実質的に等しい動的挙動つまりレール−レール動的
特性を確保する、低サプライ電圧及び低電流吸収用に適
した交換キャパシタンス回路の追求を行なった本発明者
らは、「Electronic Letters」の1994年3月3日の第3
巻第5号に「低電圧SC回路用の設計戦略」と題する記
事を掲載した。基本的にこの記事で提案された解決法
は、入力構造として、交換演算増幅器を使用し、該演算
増幅器の入力共通モード電圧は、スイッチの正確な動作
と最大動的範囲を可能にすることの両者を確保するため
にゼロにされる。入力共通モード電圧のこのようなゼロ
値は、同じ入力交換演算増幅器の出力共通モード電圧の
「先行した知識」により、電荷注入の機構を通して仮想
グラウンド電圧を調節することにより課される。上記記
事で述べた回路の一態様を表す図3のダイアグラムに示
したように、入力共通モード電圧をゼロにすることは、
各スイッチング時に交換キャパシタンスC1の出力ノー
ドN2に電荷を注入するために適した付加キャパシター
Cdcにより達成され、該キャパシターCdcはスイッチ対
S5及びS6により交互にサプライ電圧Vddからグラウ
ンドへスイッチされる。該回路はクロックフェーズ対1
及び2によりコントロールされる。
ず、一方入力シグナルの任意の条件下で最大電圧スイン
グに実質的に等しい動的挙動つまりレール−レール動的
特性を確保する、低サプライ電圧及び低電流吸収用に適
した交換キャパシタンス回路の追求を行なった本発明者
らは、「Electronic Letters」の1994年3月3日の第3
巻第5号に「低電圧SC回路用の設計戦略」と題する記
事を掲載した。基本的にこの記事で提案された解決法
は、入力構造として、交換演算増幅器を使用し、該演算
増幅器の入力共通モード電圧は、スイッチの正確な動作
と最大動的範囲を可能にすることの両者を確保するため
にゼロにされる。入力共通モード電圧のこのようなゼロ
値は、同じ入力交換演算増幅器の出力共通モード電圧の
「先行した知識」により、電荷注入の機構を通して仮想
グラウンド電圧を調節することにより課される。上記記
事で述べた回路の一態様を表す図3のダイアグラムに示
したように、入力共通モード電圧をゼロにすることは、
各スイッチング時に交換キャパシタンスC1の出力ノー
ドN2に電荷を注入するために適した付加キャパシター
Cdcにより達成され、該キャパシターCdcはスイッチ対
S5及びS6により交互にサプライ電圧Vddからグラウ
ンドへスイッチされる。該回路はクロックフェーズ対1
及び2によりコントロールされる。
【0007】上記記事で述べた図3の回路が、ブースト
駆動クロックフェーズの発生を必要とすることなく、最
大動的範囲及び比較的低いサプライ電圧を確保できるに
もかかわらず、それは幾つかの欠点を有している。ある
スイッチングの瞬間に(インテグレーションフェーズ)
キャパシタンスC1及びC2はある値に、より正確には
キャパシターC1は入力演算増幅器A1の入力ノードの
電圧に、かつ回路のS構造の演算増幅器A2のフィード
バック(集積)キャパシターC2は回路のつまり演算増
幅器A2の出力ノードの電圧に充電される。該スイッチ
ングの瞬間の直後に、キャパシターC1及びC2の正に
充電された電機子はグラウンドに接続され、従ってキャ
パシターの他の電機子(つまりクロックフェーズ1のス
タート時のノードN1及びクロックフェーズ2のスター
ト時のノードN2)は負の電圧を取るようにされる(グ
ラウンド値未満)。
駆動クロックフェーズの発生を必要とすることなく、最
大動的範囲及び比較的低いサプライ電圧を確保できるに
もかかわらず、それは幾つかの欠点を有している。ある
スイッチングの瞬間に(インテグレーションフェーズ)
キャパシタンスC1及びC2はある値に、より正確には
キャパシターC1は入力演算増幅器A1の入力ノードの
電圧に、かつ回路のS構造の演算増幅器A2のフィード
バック(集積)キャパシターC2は回路のつまり演算増
幅器A2の出力ノードの電圧に充電される。該スイッチ
ングの瞬間の直後に、キャパシターC1及びC2の正に
充電された電機子はグラウンドに接続され、従ってキャ
パシターの他の電機子(つまりクロックフェーズ1のス
タート時のノードN1及びクロックフェーズ2のスター
ト時のノードN2)は負の電圧を取るようにされる(グ
ラウンド値未満)。
【0008】特にコントロールフェーズ2のスタート時
のノードN2、及びフェーズ1のスタート時の入力演算
増幅器A1の出力ノードN1は負の電圧(グラウンド値
未満)を取るようにされる。スイッチS4及びS2が接
地基板に集積されたN−チャンネル電界効果トランジス
ターで形成されていると、集積N−チャンネルスイッチ
(トランジスター)の電流ターミナルの負の電圧(グラ
ウンド値未満)におけるバイアスが、トランジスターの
ソース又はドレーンノードと基板間の接合の直接バイア
スを生じさせ、従って基板自身を通る電荷の(従ってシ
グナルの)ロスを決定する。
のノードN2、及びフェーズ1のスタート時の入力演算
増幅器A1の出力ノードN1は負の電圧(グラウンド値
未満)を取るようにされる。スイッチS4及びS2が接
地基板に集積されたN−チャンネル電界効果トランジス
ターで形成されていると、集積N−チャンネルスイッチ
(トランジスター)の電流ターミナルの負の電圧(グラ
ウンド値未満)におけるバイアスが、トランジスターの
ソース又はドレーンノードと基板間の接合の直接バイア
スを生じさせ、従って基板自身を通る電荷の(従ってシ
グナルの)ロスを決定する。
【0009】このような効果がある状態から他の状態へ
のトランジションの間にのみ起こるとしても、シグナル
のロスは交換キャパシタンス回路(SC)の固有の正確
性を劣化させるために十分であり、これは多くの用途で
受け入れられない。他方、上記したシグナルの劣化の問
題点の簡単な解決法は、Cdcキャパシタンスを、交換キ
ャパシタンス回路の入力及び出力構造のそれぞれの演算
増幅器A1及びA2の入力をゼロ(グラウンド)レベル
より高くバイアスするようにディメンジョンを決定する
ことであるが、これによると再度動的範囲が減少する。
のトランジションの間にのみ起こるとしても、シグナル
のロスは交換キャパシタンス回路(SC)の固有の正確
性を劣化させるために十分であり、これは多くの用途で
受け入れられない。他方、上記したシグナルの劣化の問
題点の簡単な解決法は、Cdcキャパシタンスを、交換キ
ャパシタンス回路の入力及び出力構造のそれぞれの演算
増幅器A1及びA2の入力をゼロ(グラウンド)レベル
より高くバイアスするようにディメンジョンを決定する
ことであるが、これによると再度動的範囲が減少する。
【0010】
【発明の目的】本発明の主目的は、既知の回路の上述し
た欠点及び/又は限界を有しない改良された交換キャパ
シタンス回路を提供することである。
た欠点及び/又は限界を有しない改良された交換キャパ
シタンス回路を提供することである。
【0011】
【発明の構成】本発明の第1の態様によると、交換キャ
パシタンス回路の入力交換演算増幅器構造の出力を、前
記記事で述べた回路の場合のグラウンド値にする代わり
に、サプライ電圧Vddにスイッチする。これは、サプラ
イ電圧Vddに接続された基板中の専用集積P−チャンネ
ルスイッチを使用することにより達成され、所謂「ボデ
ィ効果」が除かれる。これにより、入力演算増幅器A1
の出力ノードは、交換演算増幅器がオフのときの動作の
間に負の電圧を取らない。更にVdd/2電圧を合計する
代わりに差し引くために、バイアスキャパシターCdcを
それぞれサプライノード及びグラウンドへ接続する2個
のスイッチを駆動するクロックフェーズを交換する。
パシタンス回路の入力交換演算増幅器構造の出力を、前
記記事で述べた回路の場合のグラウンド値にする代わり
に、サプライ電圧Vddにスイッチする。これは、サプラ
イ電圧Vddに接続された基板中の専用集積P−チャンネ
ルスイッチを使用することにより達成され、所謂「ボデ
ィ効果」が除かれる。これにより、入力演算増幅器A1
の出力ノードは、交換演算増幅器がオフのときの動作の
間に負の電圧を取らない。更にVdd/2電圧を合計する
代わりに差し引くために、バイアスキャパシターCdcを
それぞれサプライノード及びグラウンドへ接続する2個
のスイッチを駆動するクロックフェーズを交換する。
【0012】その結果、交換キャパシタンススイッチ1
及びそして最終的には集積出力段(第2の演算増幅器)
のフィードバックキャパシタンスの両者が、スイッチン
グの間に入力演算増幅器の出力ノードの及び交換キャパ
シタンスC1の出力ノードのポテンシャルが上昇するよ
うに機能し、従って集積スイッチのそれぞれの基板を通
しての任意の電荷のロスを防止する。入力共通モードを
コントロールするキャパシタンスCdcはスイッチングの
間に仮想グラウンドノードから負の値にし、換言すると
実質的に負のスパイクを発生させる。本発明の他の態様
によると、これらの負のスパイクが全体として集積回路
の正確な動作を阻害し及び/又は不利となる場合には、
交換キャパシタンスの出力ノードとグラウンド間にキャ
パシタンスを付加することによりこれらのスパイクの振
幅を減少させ、これによりスイッチングの瞬間にCdcキ
ャパシターにより前記ノードに注入された電荷を大きい
キャパシタンス上に分布させる。
及びそして最終的には集積出力段(第2の演算増幅器)
のフィードバックキャパシタンスの両者が、スイッチン
グの間に入力演算増幅器の出力ノードの及び交換キャパ
シタンスC1の出力ノードのポテンシャルが上昇するよ
うに機能し、従って集積スイッチのそれぞれの基板を通
しての任意の電荷のロスを防止する。入力共通モードを
コントロールするキャパシタンスCdcはスイッチングの
間に仮想グラウンドノードから負の値にし、換言すると
実質的に負のスパイクを発生させる。本発明の他の態様
によると、これらの負のスパイクが全体として集積回路
の正確な動作を阻害し及び/又は不利となる場合には、
交換キャパシタンスの出力ノードとグラウンド間にキャ
パシタンスを付加することによりこれらのスパイクの振
幅を減少させ、これによりスイッチングの瞬間にCdcキ
ャパシターにより前記ノードに注入された電荷を大きい
キャパシタンス上に分布させる。
【0013】本発明の更に他の態様によると、交換演算
増幅器のターンオンを予期し従って交換キャパシタンス
C1の仮想グラウンドノードへの接続を遅らせることに
より、前記負のスパイクの振幅を強く抑制できる。これ
は、対応するスイッチを好適に遅らせた(又は予期され
た)クロックフェーズシグナルで駆動することにより容
易に得られる。実際にこれらの予期された接続の寄与
は、スイッチングの間の交換キャパシタンスの出力ノー
ドのポテンシャルを上昇させる傾向にある。これにより
バイアスキャパシターCdcの接続、従って交換キャパシ
タンスの出力ノードへの引き続く電荷注入が遅れ、従っ
て入力共通モードが調節され、一方比較的減少した振幅
の負のスパイクが製造される。
増幅器のターンオンを予期し従って交換キャパシタンス
C1の仮想グラウンドノードへの接続を遅らせることに
より、前記負のスパイクの振幅を強く抑制できる。これ
は、対応するスイッチを好適に遅らせた(又は予期され
た)クロックフェーズシグナルで駆動することにより容
易に得られる。実際にこれらの予期された接続の寄与
は、スイッチングの間の交換キャパシタンスの出力ノー
ドのポテンシャルを上昇させる傾向にある。これにより
バイアスキャパシターCdcの接続、従って交換キャパシ
タンスの出力ノードへの引き続く電荷注入が遅れ、従っ
て入力共通モードが調節され、一方比較的減少した振幅
の負のスパイクが製造される。
【0014】本発明の別の特徴及び利点が添付図面を参
照しながら行なう引き続く重要な態様の説明を通して明
らかになるであろう。図1は、従来技術によるCMOS
スイッチを使用するSC集積回路の従来のダイアグラム
を示す。図2は、図1の回路に機能的に類似する交換キ
ャパシタンス回路を示し、ここでは入力スイッチの機能
は既知の技術に従って交換演算増幅器構造により行なわ
れる。図3は、より最近の発展した技術による、最大動
的範囲可能にするために適した図1及び図2の回路と機
能的に類似する回路を示す。図4は、本発明に従って構
成された回路の基本的なダイアグラムである。図5は、
本発明の一態様による、図4の回路のコントロールクロ
ックフェーズのダイアグラムである。図6は、完全な差
動状態で実現される本発明の回路を示す基本的なダイア
グラムである。
照しながら行なう引き続く重要な態様の説明を通して明
らかになるであろう。図1は、従来技術によるCMOS
スイッチを使用するSC集積回路の従来のダイアグラム
を示す。図2は、図1の回路に機能的に類似する交換キ
ャパシタンス回路を示し、ここでは入力スイッチの機能
は既知の技術に従って交換演算増幅器構造により行なわ
れる。図3は、より最近の発展した技術による、最大動
的範囲可能にするために適した図1及び図2の回路と機
能的に類似する回路を示す。図4は、本発明に従って構
成された回路の基本的なダイアグラムである。図5は、
本発明の一態様による、図4の回路のコントロールクロ
ックフェーズのダイアグラムである。図6は、完全な差
動状態で実現される本発明の回路を示す基本的なダイア
グラムである。
【0015】本発明の好ましい態様により構成された交
換キャパシタンス集積回路が図4に示されている。図か
ら判るように、スイッチ集積2はノードN1を、図3の
既知回路でのグラウンドの代わりに、サプライ電圧Vdd
に接続している。更にバイアスキャパシターCdcをVdd
又はグラウンドへ接続するスイッチS5及びS6の駆動
クロックフェーズは交換され、図3の既知回路の場合の
ようにそれを合計する代わりにVdd/2に等しい電圧を
機能的に差し引く。その結果、入力演算増幅器A1の出
力ノードN1は、交換演算増幅器がオフであるフェーズ
の間、負の(グラウンド値未満)電圧を取らずにVdd−
Voで与えられる電圧を取る。これにより出力集積段の
(つまり第2の交換演算増幅器A2の)フィードバック
キャパシターC2は電荷をロスしない。
換キャパシタンス集積回路が図4に示されている。図か
ら判るように、スイッチ集積2はノードN1を、図3の
既知回路でのグラウンドの代わりに、サプライ電圧Vdd
に接続している。更にバイアスキャパシターCdcをVdd
又はグラウンドへ接続するスイッチS5及びS6の駆動
クロックフェーズは交換され、図3の既知回路の場合の
ようにそれを合計する代わりにVdd/2に等しい電圧を
機能的に差し引く。その結果、入力演算増幅器A1の出
力ノードN1は、交換演算増幅器がオフであるフェーズ
の間、負の(グラウンド値未満)電圧を取らずにVdd−
Voで与えられる電圧を取る。これにより出力集積段の
(つまり第2の交換演算増幅器A2の)フィードバック
キャパシターC2は電荷をロスしない。
【0016】従って出力集積段のフィードバックキャパ
シタンスC2だけでなくサンプリングキャパシタンスC
1も、スイッチングの間に、ノードN1及びN2のポテ
ンシャルがスイッチS2、S3及びS4のそれぞれの基
板を通しての電荷のロスを防止するために上昇するよう
に、機能する。他方入力共通モードを固定するために、
キャパシターCdcは演算増幅器A2の仮想グラウンドを
スイッチングの瞬間に負の(グラウンド値未満)電圧に
し、これにより負の電圧スパイクを生成する。これが受
容できない場合は常に、発生するスパイクの振幅を、本
発明の他の回路配置の単独又は組合せ作用を通して顕著
に減少させることができる。本発明のこれらの他の態様
のうちの第1の態様によると、キャパシターCdcにより
行なわれる電荷注入によりノードN2に生成するスイッ
チングスパイクの振幅は、図4に示すようにノードN2
とグラウンド間に接続されたキャパシターCstを付加す
ることにより強く抑制される。
シタンスC2だけでなくサンプリングキャパシタンスC
1も、スイッチングの間に、ノードN1及びN2のポテ
ンシャルがスイッチS2、S3及びS4のそれぞれの基
板を通しての電荷のロスを防止するために上昇するよう
に、機能する。他方入力共通モードを固定するために、
キャパシターCdcは演算増幅器A2の仮想グラウンドを
スイッチングの瞬間に負の(グラウンド値未満)電圧に
し、これにより負の電圧スパイクを生成する。これが受
容できない場合は常に、発生するスパイクの振幅を、本
発明の他の回路配置の単独又は組合せ作用を通して顕著
に減少させることができる。本発明のこれらの他の態様
のうちの第1の態様によると、キャパシターCdcにより
行なわれる電荷注入によりノードN2に生成するスイッ
チングスパイクの振幅は、図4に示すようにノードN2
とグラウンド間に接続されたキャパシターCstを付加す
ることにより強く抑制される。
【0017】これによりバイアスキャパシターCdcによ
り注入された電荷は増加したキャパシタンス上に分布
し、従ってスイッチングの瞬間にノードN2は負の(グ
ラウンド値未満)ポテンシャルであるがバッファキャパ
シタンスCstの導入のない場合の結果と比較して大きく
減少した振幅を取る。負のスイッチングスパイクの振幅
を減少させるために適した本発明の回路の他の態様は、
スイッチS6、S4及びS3を通して交換キャパシタン
スC1を仮想グラウンドへ接続する瞬間として参照され
るように、入力交換演算増幅器A1の及び出力交換演算
増幅器A2のターンオンを予期することから成る。
り注入された電荷は増加したキャパシタンス上に分布
し、従ってスイッチングの瞬間にノードN2は負の(グ
ラウンド値未満)ポテンシャルであるがバッファキャパ
シタンスCstの導入のない場合の結果と比較して大きく
減少した振幅を取る。負のスイッチングスパイクの振幅
を減少させるために適した本発明の回路の他の態様は、
スイッチS6、S4及びS3を通して交換キャパシタン
スC1を仮想グラウンドへ接続する瞬間として参照され
るように、入力交換演算増幅器A1の及び出力交換演算
増幅器A2のターンオンを予期することから成る。
【0018】勿論、これは演算増幅器A1及びA2をタ
ーンオンしスイッチS5及びS2を駆動する一連のクロ
ックフェーズシグナルに関して好適に遅れたクロックフ
ェーズシグナルでスイッチを駆動することにより容易に
実現できる。本発明のこのような好ましい態様による駆
動クロックシグナルの直接フェーズが図5に示されてい
る。図示の例では、サプライ電圧Vddに向かうスイッチ
S2がサプライ電圧Vddに接続された基板を有するP−
チャンネル電界効果トランジスターで実現され、従って
該トランジスターは所謂「ボディ効果」により影響され
ない。
ーンオンしスイッチS5及びS2を駆動する一連のクロ
ックフェーズシグナルに関して好適に遅れたクロックフ
ェーズシグナルでスイッチを駆動することにより容易に
実現できる。本発明のこのような好ましい態様による駆
動クロックシグナルの直接フェーズが図5に示されてい
る。図示の例では、サプライ電圧Vddに向かうスイッチ
S2がサプライ電圧Vddに接続された基板を有するP−
チャンネル電界効果トランジスターで実現され、従って
該トランジスターは所謂「ボディ効果」により影響され
ない。
【0019】本発明の改良されたSC回路は、ブースト
コントロールフェーズなしにかつ通常低サプライ電圧の
用途で意図されるような最大動的範囲(レール−レー
ル)でかつ減少した電流吸収で機能する一方、ターンオ
ンスイッチの基板を通しての電荷のロスを除去すること
により、SC構造に課される限界内で電流の正確性を保
持する。本発明の交換キャパシタンス回路は、クロック
フェーズの間のみに出力シグナルを提供する。
コントロールフェーズなしにかつ通常低サプライ電圧の
用途で意図されるような最大動的範囲(レール−レー
ル)でかつ減少した電流吸収で機能する一方、ターンオ
ンスイッチの基板を通しての電荷のロスを除去すること
により、SC構造に課される限界内で電流の正確性を保
持する。本発明の交換キャパシタンス回路は、クロック
フェーズの間のみに出力シグナルを提供する。
【0020】高オーダーのフィルターを設計するために
は、他の段を付加することにより符号の反転を行なうこ
とがしばしば必要になる。これらの場合で考慮されるべ
き他の態様は、電荷注入キャパシターCdcによるスイッ
チングフェーズで生ずることのあるエラーにより生ずる
オフセットの増加である。これらの両限界は図6に示し
たように完全な差動回路トポロジーを適用することによ
り除去できる。Vref =0、Vdc-in =0及びVdc-out
=Vdd/2を選択することにより、動的範囲は図4のシ
ングルエンド回路の場合と比較して2倍になる。更に完
全な差動トポロジーの回路により、シグナルのラインを
単に交差させることにより出力シグナルの符号を反転す
るオプションを本来的に利用できる。最後にスイッチ
(特にバイアスキャパシターCdcを接続するスイッチ)
のスイッチングにより生ずる全てのエラーは共通モード
と考えることができ、差動出力シグナルの正確性に影響
を与えない。
は、他の段を付加することにより符号の反転を行なうこ
とがしばしば必要になる。これらの場合で考慮されるべ
き他の態様は、電荷注入キャパシターCdcによるスイッ
チングフェーズで生ずることのあるエラーにより生ずる
オフセットの増加である。これらの両限界は図6に示し
たように完全な差動回路トポロジーを適用することによ
り除去できる。Vref =0、Vdc-in =0及びVdc-out
=Vdd/2を選択することにより、動的範囲は図4のシ
ングルエンド回路の場合と比較して2倍になる。更に完
全な差動トポロジーの回路により、シグナルのラインを
単に交差させることにより出力シグナルの符号を反転す
るオプションを本来的に利用できる。最後にスイッチ
(特にバイアスキャパシターCdcを接続するスイッチ)
のスイッチングにより生ずる全てのエラーは共通モード
と考えることができ、差動出力シグナルの正確性に影響
を与えない。
【図1】従来技術によるCMOSスイッチを使用するS
C集積回路の従来のダイアグラム。
C集積回路の従来のダイアグラム。
【図2】図1の回路に機能的に類似する交換キャパシタ
ンス回路のダイアグラム。
ンス回路のダイアグラム。
【図3】図1及び図2の回路と機能的に類似する回路の
ダイアグラム。
ダイアグラム。
【図4】本発明に従って構成された回路の基本的なダイ
アグラム。
アグラム。
【図5】本発明の一態様による、図4の回路のコントロ
ールクロックフェーズのダイアグラム。
ールクロックフェーズのダイアグラム。
【図6】完全な差動状態で実現される本発明の回路を示
す基本的なダイアグラム。
す基本的なダイアグラム。
S2、S3、S4、S5、S6・・・スイッチ A1、
A2・・・演算増幅器 C1・・・交換キャパシタンス Vdd・・・サプライ電
圧 Vdc-out・・・出力電圧 Cdc・・・バイアスキャ
パシター
A2・・・演算増幅器 C1・・・交換キャパシタンス Vdd・・・サプライ電
圧 Vdc-out・・・出力電圧 Cdc・・・バイアスキャ
パシター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレア・バスキロット イタリア国 トルトナ 15057 コルソ・ アレッサンドリア 166 (72)発明者 アンジェロ・ナガリ イタリア国 チラベーニャ 27024 ヴィ ア・グラムシ 67
Claims (6)
- 【請求項1】 交換キャパシタンス(C1)の入力スイ
ッチとして交換演算増幅器(A1)を使用し、かつ前記
交換キャパシタンス(C1)の放電の参照電圧の予備設
定レベルから前記交換演算増幅器(A1)の出力DC電
圧(Vdc-out)の限定可能なレベルを解放しかつ前記演
算増幅器(A1)の出力DC電圧(Vdc-out)の前記レ
ベルをサプライ電圧(Vdd)の約半分に対応する値に固
定する手段を有し、かつ該手段が、前記交換キャパシタ
ンス(C1)の出力に接続された1つの電機子と、第1
のスイッチ(S5)を通してサプライノード(Vdd)へ
かつ第2のスイッチ(S6)を通してグラウンドへ接続
可能な他の電機子を有するバイアスキャパシター
(Cdc)を含んで成る、ブーストされていないクロック
フェーズで機能する交換キャパシタンス回路において、 前記交換演算増幅器(A1)のターンオフフェーズ間
に、該交換演算増幅器(A1)の出力(Vdc-out)をサ
プライ電圧(Vdd)にスイッチングする第3のスイッチ
(S2)、 前記交換演算増幅器(A1)のターンオンフェーズの間
に、前記交換キャパシタンス(C1)の前記出力ノード
をグラウンドにスイッチグする第4のスイッチ(S3)
を含んで成ることを特徴とする交換キャパシタンス回
路。 - 【請求項2】 前記交換キャパシタンス(C1)の出力
ノードとグラウンド間に接続されたバッファキャパシタ
ー(Cst)を更に含んで成る請求項1に記載の回路。 - 【請求項3】 グラウンドに接続された非反転入力及び
第5のスイッチ(S4)を通して交換キャパシタンス
(C1)の出力ノードに接続された反転入力を有する第
2の交換演算増幅器(A2)から成る出力スイッチ構造
を含んで成る請求項1に記載の回路。 - 【請求項4】 前記第4のスイッチ(S3)が前記第1
のスイッチ(S5)の及び前記入力演算増幅器(A1)
のターンオン及びオフ用のスイッチの開閉に関してある
リード時間だけ開閉し、ここで前記第2のスイッチ(S
6)及び第5のスイッチ(S4)が前記第3のスイッチ
(S2)の及び前記第2の交換演算増幅器(A2)のタ
ーンオン及びオフ用のスイッチの開閉に関してあるリー
ド時間で互いに同位相で開閉される請求項3に記載の回
路。 - 【請求項5】 前記第1のスイッチ(S5)及び前記第
3のスイッチ(S2)の各々が、P−チャンネル電界効
果トランジスターで構成され、前記第2(S6)、第4
(S3)及び前記第5のスイッチ(S4)の各々が、N
−チャンネル電界効果トランジスターで構成されている
請求項3に記載の回路。 - 【請求項6】 入力交換演算増幅器の2個の差動出力の
各々用の前記手段及び前記スイッチをコピーすることに
より、各々が交換キャパシタンスを駆動する完全な差動
形態を構成している請求項1に記載の回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT94830318.5 | 1994-06-24 | ||
EP94830318A EP0689286B1 (en) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | Low voltage, switched capacitance circuit employing switched operational amplifiers with maximized voltage swing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08130422A true JPH08130422A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=8218477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7183434A Pending JPH08130422A (ja) | 1994-06-24 | 1995-06-26 | 最大電圧スイングを有する交換演算増幅器を使用する低電圧交換キャパシタンス回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5745002A (ja) |
EP (1) | EP0689286B1 (ja) |
JP (1) | JPH08130422A (ja) |
DE (1) | DE69423748T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008035698A1 (fr) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Panasonic Corporation | Circuit à atténuation variable |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100190766B1 (ko) * | 1996-06-24 | 1999-06-01 | 김영환 | 고조파 왜곡을 감소시킨 스위치드 캐패시터 디지탈-아날로그변환기 |
US6147541A (en) * | 1996-10-02 | 2000-11-14 | Endress + Hauser Gmbh + Co. | Monolithic MOS-SC circuit |
EP0862270A1 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-02 | STMicroelectronics S.r.l. | Staircase adaptive voltage generator circuit |
US5923206A (en) * | 1997-03-27 | 1999-07-13 | Exar Corporation | Charge injection cancellation technique |
US6020769A (en) * | 1997-10-17 | 2000-02-01 | Lucent Technologies, Inc. | Low voltage sample and hold circuits |
US5982205A (en) * | 1997-10-17 | 1999-11-09 | Lucent Technologies, Inc. | Low voltage sample and hold circuits |
US5973518A (en) * | 1997-10-17 | 1999-10-26 | Lucent Technologies, Inc. | Low voltage sample and hold circuit |
US5959853A (en) * | 1998-08-24 | 1999-09-28 | Kos; Marek John | Closed-loop switched capacitor network power supply |
US6201477B1 (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-13 | Robert G. Yarnall, Jr. | Switched capacitor power supply for an electronic animal containment system |
GB2358097A (en) * | 1999-12-22 | 2001-07-11 | Ericsson Telefon Ab L M | A low voltage switched capacitor differential amplifier with improved dynamic range |
US6424208B1 (en) | 1999-12-30 | 2002-07-23 | The Engineering Consortium, Inc. | Switched capacitor filter with integrated voltage multiplier |
DE50114333D1 (de) * | 2000-01-21 | 2008-10-30 | Infineon Technologies Ag | Verstärker- oder filterschaltung in "switched-capacitor"-schaltungstechnik und verfahren zur verstärkung oder filterung von signalen |
US6344767B1 (en) | 2000-01-28 | 2002-02-05 | The Hong Kong University Of Science And Technology | Switched-opamp technique for low-voltage switched capacitor circuits |
DE10023524C2 (de) * | 2000-05-13 | 2002-07-11 | Micronas Gmbh | Zweistufiger Verstärker |
DE10031522B9 (de) * | 2000-06-28 | 2007-07-12 | Infineon Technologies Ag | Frequenzkompensierte Verstärkeranordnung und Verfahren zum Betrieb einer frequenzkompensierten Verstärkeranordnung |
DE10040399A1 (de) * | 2000-08-18 | 2002-03-07 | Infineon Technologies Ag | Schaltbarer Operationsverstärker für Switched-Opamp-Anwendungen |
DE10040422C2 (de) * | 2000-08-18 | 2002-09-19 | Infineon Technologies Ag | Schaltungsanordnung und Verfahren in switched operational amplifier Technik |
US6720799B2 (en) * | 2001-01-11 | 2004-04-13 | Broadcom Corporation | Replica network for linearizing switched capacitor circuits |
US6756842B2 (en) * | 2002-05-08 | 2004-06-29 | Analog Devices, Inc. | AC coupled multistage high gain operational amplifier |
ITMI20030136A1 (it) * | 2003-01-28 | 2004-07-29 | St Microelectronics Srl | Stadio di ingresso a condensatori commutati per convertitori analogico-digitali. |
EP1594230A1 (en) | 2004-05-05 | 2005-11-09 | STMicroelectronics S.r.l. | Switched capacitance circuit |
US7423483B1 (en) | 2005-06-20 | 2008-09-09 | Marvell International Ltd. | Increasing amplifier bandwidth by positive capacitive feedback |
US7564273B2 (en) * | 2007-02-06 | 2009-07-21 | Massachusetts Institute Of Technology | Low-voltage comparator-based switched-capacitor networks |
US7795959B2 (en) * | 2008-02-01 | 2010-09-14 | Analog Devices, Inc. | Switched-capacitor circuit having switch-less feedback path |
GB2457683A (en) * | 2008-02-21 | 2009-08-26 | Toumaz Technology Ltd | A CMOS operational amplifier with chopper stabilization and a switched output |
US8633764B2 (en) * | 2011-06-10 | 2014-01-21 | International Business Machines Corporation | Restoring output common-mode of amplifier via capacitive coupling |
WO2016060556A1 (en) | 2014-10-13 | 2016-04-21 | Greenpeak Technologies B.V. | Switched capacitor biasing circuit |
TW201725852A (zh) * | 2016-01-15 | 2017-07-16 | 絡達科技股份有限公司 | 切換式電容電路 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839109A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-07 | Toshiba Corp | 低域通過フィルタ |
DE58906837D1 (de) * | 1989-05-08 | 1994-03-10 | Siemens Ag | Integrierbarer Sigma-Delta-Modulator in Switched-Capacitor-Technik. |
-
1994
- 1994-06-24 EP EP94830318A patent/EP0689286B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-24 DE DE69423748T patent/DE69423748T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-19 US US08/326,107 patent/US5745002A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7183434A patent/JPH08130422A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008035698A1 (fr) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Panasonic Corporation | Circuit à atténuation variable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0689286A1 (en) | 1995-12-27 |
US5745002A (en) | 1998-04-28 |
DE69423748T2 (de) | 2000-07-20 |
DE69423748D1 (de) | 2000-05-04 |
EP0689286B1 (en) | 2000-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08130422A (ja) | 最大電圧スイングを有する交換演算増幅器を使用する低電圧交換キャパシタンス回路 | |
US6930545B2 (en) | Switched-capacitor, common-mode feedback circuit for a differential amplifier without tail current | |
US4710724A (en) | Differential CMOS comparator for switched capacitor applications | |
GB1589414A (en) | Fet driver circuits | |
KR20090031675A (ko) | 부스트된 전하 회로 | |
CN215682235U (zh) | 电路和比较器 | |
US4716319A (en) | Switched capacitor filter for low voltage applications | |
US5994960A (en) | High speed switched op-amp for low supply voltage applications | |
US6781434B2 (en) | Low charge-dump transistor switch | |
US6424208B1 (en) | Switched capacitor filter with integrated voltage multiplier | |
US5923206A (en) | Charge injection cancellation technique | |
EP0243792B1 (en) | Offset corrected amplifier | |
JP2534346B2 (ja) | 高速論理回路 | |
JP2001111419A (ja) | チャージポンプ回路 | |
JP3370169B2 (ja) | 出力回路 | |
CN112003594A (zh) | 一种低功耗的动态比较器电路 | |
TWI857609B (zh) | 放大器電路 | |
JPS6134690B2 (ja) | ||
JP4530503B2 (ja) | インピーダンス変換回路 | |
JP3047828B2 (ja) | コンパレータ回路 | |
US20230336176A1 (en) | Level shifter circuit, corresponding device and method | |
JPS58121829A (ja) | 駆動回路 | |
TW202308299A (zh) | 電荷引導式放大電路及其控制方法 | |
JPH06216727A (ja) | 遅延時間可変論理回路 | |
JPH0774620A (ja) | バツフア回路 |