JPH08124414A - 埋込型照明器具 - Google Patents
埋込型照明器具Info
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- JPH08124414A JPH08124414A JP6257975A JP25797594A JPH08124414A JP H08124414 A JPH08124414 A JP H08124414A JP 6257975 A JP6257975 A JP 6257975A JP 25797594 A JP25797594 A JP 25797594A JP H08124414 A JPH08124414 A JP H08124414A
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Abstract
照明器具本体1に対して開口相当位置に近接移動させた
とき、照明器具本体1の周壁1Bに設けた被係合部12
に弾性力で係脱自在に係合する係合部13を設ける。枠
体3の周方向の一箇所には、枠体3が開口相当位置にあ
るとき、照明器具本体1内に突出する吊下げ部材14
を、照明器具本体1の筒軸芯に対して直交する軸芯P回
りで揺動自在に取付ける。被係合部12と係合部13と
の係合が解除され、かつ、枠体3を揺動軸芯P周りで垂
下姿勢に揺動させることが可能な開放位置にまで枠体3
を照明器具本体1の筒軸芯方向に沿って移動させたと
き、吊下げ部材14に対して脱着可能な状態で係止する
係止部16を、照明器具本体1の周壁1Bに設ける。 【効果】 照明器具本体の開口に対して枠体を開口相当
位置で確実に係合保持しながらも、照明ランプの交換作
業及び照明器具本体内の清掃作業を、枠体管理に煩わさ
れることなく迅速、容易に行うことができる。
Description
孔の周縁に埋め込み状態で取付け可能で、かつ、固定板
の表面側に向かって開口する筒型の照明器具本体に、当
該照明器具本体の開口相当位置に透光体又は装飾体を備
えた枠体を着脱自在に取付けてある埋込型照明器具に関
する。
明器具本体の開口を閉塞する状態で、当該照明器具本体
の開口相当位置に位置させた枠体の周縁部分の複数箇所
を、固定板の表面側又は照明器具本体の開口側のフラン
ジ部分に対してビス止め固定していた。しかしながら、
照明ランプの交換作業及び照明器具本体内の清掃作業を
行う際には、枠体と固定板の表面側又は照明器具本体の
フランジ部分とに亘って締付けられている複数のビスを
全て取り外して、照明器具本体から枠体を完全に取り除
き、当該照明器具本体の開口を開放させる必要があり、
また、再び、枠体を照明器具本体の開口を閉塞する状態
で取付ける場合には、照明器具本体と枠体との位置合わ
せをした状態でビスにて締付け固定しなければならず、
枠体の脱着作業の繁雑さと取り除かれたビスや枠体の管
理の煩わしさとから、照明ランプの交換作業及び照明器
具本体内の清掃作業に多くの手間を要する問題があっ
た。そこで、 枠体の周方向の相対向する2箇所に、当該枠体を照
明器具本体に対して開口相当位置に近接移動させたと
き、照明器具本体の周壁に設けた被係合部に弾性力で係
脱自在に係合する係合部を設けた枠取付け構造(例え
ば、実開昭54−177094号公報参照)又は、 枠体の周方向の二箇所に、当該枠体が開口相当位置
にあるとき、照明器具本体内に突出するM字状のバネ線
材を、照明器具本体の筒軸芯に対して直交又はほぼ直交
する軸芯周りで、前記突出姿勢と前記筒軸芯側に倒伏す
る倒伏姿勢とに揺動切換え自在に取付けるとともに、照
明器具本体の周壁には、枠体が開口相当位置にあると
き、各バネ線材の左右一対の外方突出部分に弾性力で係
脱自在に係合する係合片と、前記枠体を開口相当位置か
らバネ線材の弾性係合力に抗して前記筒軸芯方向に沿っ
て引き出し移動させたとき、各バネ線材の頂部に係脱自
在に係止して、照明器具本体の開口周縁と枠体との間に
操作用空間を現出した開放状態で枠体を保持する係止片
とを打ち出し形成した枠取付け構造(例えば、実開昭5
5−9087号公報参照)、を、従来の埋込型照明器具
に採用することが考えられる。
の構造の場合、照明器具本体側の被係合部と枠体側の係
合部との係脱によって、枠体を照明器具本体に対して簡
易に着脱することができるものの、照明ランプの交換作
業及び照明器具本体内の清掃作業を行う際の、前記照明
器具本体の開口側から取り除かれた枠体の管理の煩わし
さは解消されておらず、未だ作業能率の改善に余地を残
すものである。また、前記の構造の場合、枠体が開放
位置にあるときの、当該枠体の照明器具本体に対する相
対姿勢は開口相当位置にある状態の姿勢と殆ど同一の姿
勢となるため、照明ランプの交換作業及び照明器具本体
内の清掃作業を行うためには、前記固定板の表面側に沿
う方向から枠体と照明器具本体の開口周縁との間を通し
て手を照明器具本体内に差し入れ、かつ、手を折り曲げ
ながら前記作業を行わなければならず、その結果、枠体
を開放位置で照明器具本体に仮保持させることによる、
枠体の管理面での煩わしさを解消することはできるが、
照明ランプの交換作業及び照明器具本体内の清掃作業の
能率化を図るという面では改善されていない。
のであって、その目的は、照明器具本体に対する枠体の
取り付け構造を工夫することにより、照明ランプの交換
作業及び照明器具本体内の清掃作業を迅速、容易に行え
る埋込型照明器具を提供する点にある。
の本発明の特徴構成は、固定板に形成した貫通孔の周縁
に埋め込み状態で取付け可能で、かつ、固定板の表面側
に向かって開口する筒型の照明器具本体に、当該照明器
具本体の開口相当位置に透光体又は装飾体を備えた枠体
を着脱自在に取付けてある埋込型照明器具であって、前
記枠体の周方向複数箇所の各々に、当該枠体を前記照明
器具本体に対して開口相当位置に近接移動させたとき、
前記照明器具本体の周壁に設けた被係合部に弾性力で係
脱自在に係合する係合部を設けるとともに、前記枠体の
周方向の一箇所には、当該枠体が開口相当位置にあると
き、前記照明器具本体内に突出する吊下げ部材を、前記
照明器具本体の筒軸芯に対して直交又はほぼ直交する軸
芯回りで揺動自在に取付け、更に、前記被係合部と前記
係合部との係合が解除され、かつ、前記枠体を前記揺動
軸芯周りで垂下姿勢に揺動させることが可能な開放位置
にまで当該枠体を前記照明器具本体の筒軸芯方向に沿っ
て移動させたとき、前記吊下げ部材に対して脱着可能な
状態で係止する係止部を、前記照明器具本体の周壁に設
けた点にある。
ていてもよい。
いるとともに、前記被係合部の各々が前記照明器具本体
の周壁から打ち出し形成された突起から構成され、更
に、前記吊下げ部材が線材から構成されているととも
に、前記係止部が、前記照明器具本体の周壁から打ち出
し形成された突片から構成されていてもよい。
げ部材を構成する線材を揺動自在に保持する受け部が一
体形成されていてもよい。
取付けたとき、前記枠体に対して前記透光体又は前記装
飾体と前記反射板とを挾持固定する押え片が、前記係合
部に一体形成されていてもよい。
けられた係合部と照明器具本体の周壁に設けた被係合部
とを弾性力で係合させるだけで、照明器具本体の開口相
当位置に枠体を確実に保持させることができるととも
に、枠体を係合部と被係合部との弾性係合力に抗して開
口相当位置から開放位置にまで筒軸芯方向に沿って移動
させたとき、吊下げ部材が照明器具本体の周壁に設けて
ある係止部に係止して、枠体を照明器具本体に仮保持さ
せることができるので、照明器具本体の開口を開放した
状態での枠体の管理上の煩わしさがない。しかも、枠体
が開放位置に引き出された状態では、当該枠体が吊下げ
部材の揺動軸芯周りで垂下姿勢となり、かつ、照明器具
本体の開口の周縁側に偏位した位置に位置することとな
るから、照明器具本体の開口が当該照明器具本体の筒軸
芯方向に向かって大きく開放することとなり、従って、
照明器具本体内に前記筒軸芯方向に沿って無理なく手を
差し入れることができる。
開放位置に引き出された状態では、反射板自体も照明器
具本体内から外部に抜き出すことができるとともに、こ
の反射板の開口の向きを、枠体の横軸芯周りでの垂下に
伴って照明器具本体の筒軸芯方向に対して交差する方
向、つまり、当該反射板内に手を挿入し易い向きに変更
できるので、反射板全体の清掃作業を行い易い。
が板バネから構成されている関係上、係合部を弾性付勢
するための構造が不要となり、また、被係合部及び係止
部が共に照明器具本体から打ち出し形成されているた
め、部品点数の削減と構造の簡素化とを図ることがで
き、その上、吊下げ部材を線材で構成することによって
軽量化も図ることができる。
を利用して、当該板バネに受け部を一体形成することに
より、別途形成された受け部を枠体に取付ける場合に比
較して、部品点数の削減と構造の簡素化とを図ることが
できる。
合部を構成する板バネを枠体に取付けるだけで、透光体
又は装飾体と反射板とを挾持固定することができるか
ら、組付けの容易化と部材点数の削減を図ることができ
る。
器具本体の開口に対して枠体を開口相当位置で確実に係
合保持しながらも、照明ランプの交換作業及び照明器具
本体内の清掃作業を、枠体管理に煩わされることなく迅
速、容易に行うことができる。
が枠体に取付けられていても、照明ランプの交換作業及
び照明器具本体内及び反射板内の清掃作業を迅速、容易
に行うことができる。
ストの低廉化と照明器具全体の軽量化とを図ることがで
きる。
ストの低廉化を図ることができる。
具の組付けの容易化と製造コストの低廉化とを図ること
ができる。
金属製の照明器具本体1と、当該照明器具本体1の筒軸
芯方向一端側の開口2を閉塞する状態で、この照明器具
本体1の開口相当位置(以下、本実施例では閉塞位置と
称する。)に着脱自在に取り付けられる円形状の合成樹
脂製の枠体3とから構成される天井埋込型照明器具を示
し、照明器具本体1は、当該照明器具本体1の開口2が
固定板の一例である天板4の表面側に向かって開口する
姿勢で、当該天板4に形成した貫通孔5の周縁に埋め込
み状態で取付けられている。前記照明器具本体1の底壁
1Aの内面には、白熱球又はクリプトン球等の照明ラン
プ6が取付けられるランプホルダー7が設けられてい
る。前記枠体3の鍔部3Aの外周縁は、当該枠体3の裏
面側に向かって屈曲形成されているとともに、枠体3の
裏面側には、当該枠体3と同芯円状の筒部3Bが一体形
成されていて、更に、この筒部3Bで囲まれた枠体3の
中央部分には、当該筒部3Bの内径よりも少し小さな直
径に構成された円形状の投光孔3Cが形成されている。
前記枠体3の筒部3B内には、投光孔3Cの直径よりも
大きな内径に構成されたゴム製の円環状パッキン21
と、ガラス製又はアクリル樹脂製の円板状透光板8(透
光体の一例)、及び、照明ランプ6の外周を覆う円筒状
反射板9の鍔部9Aとが重合状態で内嵌されていて、前
記透光板8で投光孔3Cが閉塞されている。
付け固定構造について説明する。図1,図4に示すよう
に、前記照明器具本体1の周壁1Bの相対向する位置に
は、当該照明器具本体1の筒軸芯方向に沿って一対のT
の字状の取付け孔10が形成されているとともに、これ
ら各取付け孔10には、抜け止め具11が当該取付け孔
10の上下方向に沿って移動自在に装着されている。そ
して、前記各抜け止め具11は、各々の取付け孔10の
Tの字状頭部の幅広部分を介して、照明器具本体1に脱
着自在に構成されているとともに、この抜け止め具11
は、照明器具本体1内側への押込み操作で、当該照明器
具本体1の外部に殆ど突出しない退避姿勢となり、照明
器具本体1外方への引出し操作で、抜け止め具11の基
端側が照明器具本体1の周壁1Bに接当し、かつ、先端
側が前記貫通孔5の周縁よりも貫通孔径方向外側に突出
する突出姿勢となるように切換え自在に構成されてい
る。そして、前記抜け止め具11を退避姿勢にした状態
で、照明器具本体1を天板4の貫通孔5に差し込み、照
明器具本体1の開口2側に一体形成されている鍔部1C
を天板4の表面側に接当させ、その状態で抜け止め具1
1を突出姿勢に切り換えて、この抜け止め具11の先端
側が天板4の裏面側に接当するまで開口2側に引き下げ
操作すると、当該抜け止め具11は天板4の裏面側と照
明器具本体1の周壁1Bとに亘って突っ張り状態で保持
されて、照明器具本体1は天板4に抜け止め保持され
る。つまり、抜け止め具11の先端側を天板4の裏面側
に接当させた状態で、照明器具本体1が貫通孔5から抜
け出し方向に移動しようとすると、抜け止め具11の先
端側に天板4の裏面側からの押し上げ作用が生じるが、
その反作用で抜け止め具11の基端側が照明器具本体1
の周壁1Bに押圧されて、前記抜け止め具11の移動が
規制されるように構成されている。
の取付け構造について説明する。図5に示すように、前
記照明器具本体1の周壁1Bの内面で、前記取付け孔1
0と円周方向で90度位相の異なる位置には、照明器具
本体1の筒軸芯方向に沿ってくの字状に打ち出し形成さ
れた突起12(被係合部の一例)が設けられている。前
記枠体3の筒部3Bのうち、外周面側の周方向の2箇所
には、枠体3を照明器具本体1に対して閉塞位置に近接
移動させたとき、各突起12に弾性力で係脱自在に係合
する凸形状の板バネ13(係合部の一例)がビス止め固
定されている。そして、図3に示すように、前記突起1
2に対する板バネ13の弾性係合力による係合で、照明
器具本体1の開口2を閉塞し、かつ、照明器具本体1の
鍔部1Cを目隠しする状態で、枠体3が照明器具本体1
に取付けられ、図1に示すように、枠体3を弾性係合力
に抗して照明器具本体1の筒軸芯方向に沿って引出し移
動させると、突起12と板バネ13との係合が解除され
て、照明器具本体1から枠体3が引出されて、当該照明
器具本体1の開口2が開放される。尚、前記枠体3の鍔
部3Aに装着されているゴム製の円環状パッキン22
は、枠体3が照明器具本体1に対して閉塞位置にあると
き、照明器具本体1の鍔部1Cに押圧接当して、照明器
具本体1の鍔部1Cと枠体3の鍔部3Aとの間を気密状
態に保持するシール機能を有する。
のバネ板13のうち、一方のバネ板13の取付け基部1
3Aには、枠体3が閉塞位置にあるとき、照明器具本体
1内に突出するほぼM字状のバネ線材14(吊下げ部材
の一例)を、照明器具本体1の筒軸芯に対して直交する
軸芯P周りで、前記突出姿勢と、枠体3の外方側を経由
して当該枠体3の鍔部3Aの外周縁に接当する位置まで
倒伏させた倒伏姿勢とに揺動自在に取付けられていると
ともに、バネ線材14の両脚部の相対向する中間部分に
は、互いに相反する方向にくの字状に屈曲して形成され
た左右一対の外方突出部分14Aが設けられている。前
記照明器具本体1の周壁1Bには、枠体3が閉塞位置に
あるとき、バネ線材14の左右一対の外方突出部分14
Aの各々を、相対向する外方側から係合する一対の倒伏
L字状の係合片15が打ち出し形成されている。前記両
外方突出部分14Aは、枠体3が閉塞位置にあるとき、
両係合片15と弾性力で係脱自在に係合しており、当該
係合によって照明器具本体1と枠体3との前記筒軸芯周
りでの相対回動と、枠体3の照明器具本体1に対する引
出し方向への移動とが規制されている。尚、前記相対回
動の規制によって、突起12と板バネ13との係合が、
枠体3の引出し方向への移動以外で係合解除されないよ
うに構成されている。また、図2に示すように、前記枠
体3が閉塞位置にある状態から、当該枠体3を照明器具
本体1に対して強制的に前記筒軸芯方向に沿って引出し
移動すると、バネ線材14の両外方突出部分14Aは、
係合片15により弾性係合力に抗して互いに近接方向に
移動し、両外方突出部分14Aとの係合が解除されると
ともに、この係合片15によって、照明器具本体1の周
壁1Bの内面に沿うバネ線材14の移動が案内される。
器具本体1の周壁1Bには、枠体3を閉塞位置からバネ
線材14の弾性係合力及び板バネ13の弾性係合力に抗
して前記筒軸芯方向に沿って引出し移動させたとき、バ
ネ線材14の頂部の内方突出部分14Bに係脱自在に係
止して、照明器具本体1の開口2周縁と枠体3との間に
操作用空間を現出した開放状態で枠体を保持する突片1
6(係止部の一例)が打ち出し形成されている。
体3を閉塞位置から前記筒軸芯方向に沿って引出し移動
させ、バネ線材14の頂部の内方突出部分14Bを突片
16に係止した状態、つまり、枠体3が開放位置に位置
する状態では、枠体3が前記軸芯P周りで垂下姿勢に揺
動して照明器具本体1の開口2が前記筒軸芯方向におい
て開放され、照明器具本体1の開口2の直下方向から当
該照明器具本体1内に手を挿入することができる。この
とき、前記反射板9の枠体3側とは反対側の開口9Bの
向きを、当該反射板9内に手を挿入し易い、照明器具本
体1の筒軸芯方向に対して交差する方向、つまり、斜め
下方向きにすることができる。
取付け構造について説明する。図5〜図8に示すよう
に、前記バネ板13の取付け基部13Aの左右両端縁に
は、左右一対の半円環状の受け部17が、前記軸芯P方
向に沿って挿通孔を備えた状態で打ち出し形成されてい
るとともに、この取付け基部13Aの両受け部17間
で、かつ、各受け部17にバネ線材14の軸径よりも僅
かに大きい間隔を隔てた位置には、前記両受け部17に
挿入されたバネ線材14の揺動軸部分14Cの軸芯P方
向への抜け出し移動を阻止する逆L字状の舌片18が、
枠体3に取付けた状態で枠体3の鍔部3A側に向かって
突出する状態で各々打ち出し形成されている。前記バネ
線材14の両脚部の基端側は、同一軸線上に位置する状
態で各々外方に向かって折曲形成されていて、当該折曲
部分がバネ板13に対する揺動軸部分14Cに構成され
ている。そして、前記各揺動軸部分14Cを各受け部1
7に各々挿通保持させることによって、バネ線材14が
バネ板13に対して軸芯P周りで揺動自在に取付けられ
る。更に、前記バネ線材14のバネ板13に対する取付
け方法を説明する。先ず、前記バネ線材14を前記倒伏
姿勢にして、バネ線材14の両揺動軸部分14Cを、両
受け部17間に挿入可能な寸法となるまで、バネ線材1
4の前記基端側を弾性力に抗して互いに近接する方向に
弾性移動させる。そして、各揺動軸部分14Cを舌片1
8の先端側開口から当該舌片18内に差し込み、各揺動
軸部分14Cの先端側を各受け部17の挿通孔に相対向
させる状態で、バネ線材14の基端部側を両受け部17
間に位置させ、バネ線材14の前記基端側の弾性移動を
解除すると、当該基端側が弾性的に離間方向に復元移動
して各揺動軸部分14Cが各受け部17に挿通される。
この挿通状態からバネ線材14を突出姿勢に揺動移動す
ると、バネ線材14の両脚部で揺動軸部分14Cに連続
する部位が、受け部17と舌片18との間に位置する状
態となって、両揺動軸部分14Cの受け部17からの抜
け出しが舌片18のバネ線材14存在側の側面によって
接当阻止されるように構成されている。
の取付け基部13Aには、当該板バネ13を枠体3の筒
部3Bに取付けたとき、当該筒部3Bに切り欠き形成さ
れた溝19を通して筒部3B内にまで入り込み可能な寸
法に構成されている押え片13Bが折曲状態で一体形成
されていて、当該押え片13Bの枠体3側への押圧力に
よって、この押え片13Bと枠体3とで前記パッキン2
1と透光板8及び反射板9を挾持固定して、枠体3の筒
部3Bからの抜け出しが規制されている。
変形例を示し、前記バネ線材14をV字状に形成し、板
バネ13を、下端部分に押え片13Bが折曲状態で一体
形成されている縦長長方形状に形成するとともに、バネ
線材14の基端側のループ部分14Dを、板バネ13の
先端側のカーリング部13Cに係止させて、バネ線材1
4を板バネ13に対して前記突出姿勢と倒伏姿勢とに亘
って揺動自在に取付けてある。前記照明器具本体1の周
壁1Bには、筒軸芯方向に挿通するループ状の係合片1
5が打ち出し形成してあり、バネ線材14の左右一対の
触角状部分がこの係合片15に弾性力で係脱自在に係合
する状態で挿通してある。更に、前記バネ線材14の両
触角状部分の先端部は、同一軸線上に位置する状態で各
々外方に向かって折曲形成されていて、枠体3を照明器
具本体1の開口相当位置からバネ線材14の弾性係合力
及び板バネ13の弾性係合力に抗して前記筒軸芯方向に
沿って引出し移動したとき、バネ線材14の前記屈曲部
分14Eが係合片15に係止されて、照明器具本体1の
開口2周縁と枠体3との間に操作用空間を現出した開放
状態で枠体3を垂下姿勢に保持するするように構成され
ている。従って、前記係合片15がバネ線材14に対す
る係止部16に兼用構成されることから、前記第1実施
例において、照明器具本体1の周壁1Bに打ち出し形成
されている突片16を省略することができる。尚、前記
板バネ13の押え片13Cは、枠体3の筒部3Bに貫通
形成された挿通孔20を通して、この筒部3B内にまで
入り込むように構成されている。その他の構成は第1実
施例と同様である。
め具11を用いることなく、照明器具本体1の鍔部1C
を、釘やビス等を用いて天板4に直接固定してもよい。 前記照明器具本体1の形状は円筒形状に限定される
ものではなく、角筒形状であってもよく、また、前記枠
体3の形状としては、照明器具本体1の開口相当位置に
取付けた状態で、照明器具本体1の鍔部1Cを目隠しで
きる形状であるならば、その形状は特定されない。 前記反射板9は照明器具本体1内に取付けられてい
てもよい。 前記板バネ13は枠体3の周方向の3箇所以上に設
けられていてもよく、この場合は、板バネ13の設置個
数と同数の突起12を、照明器具本体1の周壁1Bの前
記板バネ13と係脱自在な位置関係で打ち出し形成す
る。 前記各実施例では、前記係合部13が板バネから構
成されているとともに、前記被係合部12の各々が照明
器具本体1の周壁1Bから打ち出し形成された突起から
構成され、更に、吊下げ部材14がバネ線材から構成さ
れているとともに、係止部16が、照明器具本体1の周
壁1Bから打ち出し形成された突片から構成されている
が、この構成に限定されるものではなく、係合部13を
枠体3の筒部3Bに一体形成するとともに、被係合部1
2を各別に形成して、照明器具本体1の周壁1Bの所定
箇所にビスや接着材又は溶接等で固着して構成し、更
に、吊下げ部材14を板バネから構成するとともに、係
止部16を各別に形成して、照明器具本体1の周壁1B
の所定箇所にビスや接着材又は溶接等で固着して構成し
てもよい。 前記各実施例では、照明器具本体1を天板4に埋め
込み状態で取付けてあるもので説明したが、この構成に
限定されるものではなく、照明器具本体1を壁板に埋め
込み状態で取付けて実施してもよい。 前記各実施例では、枠体3の投光孔3Cを透光体の
一例である円板状透光板8で閉塞した照明器具を例に挙
げて説明したが、透光体としては、照明器具本体1の外
方側に突出する曲面を備えたセードであってもよい。ま
た、前記透光体8に代えて、ガラス製ビーズや格子部材
等の装飾部材を備えた装飾体を用いて実施してもよい。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
面図
面図
す断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 固定板(4)に形成した貫通孔(5)の
周縁に埋め込み状態で取付け可能で、かつ、固定板
(4)の表面側に向かって開口する筒型の照明器具本体
(1)に、当該照明器具本体(1)の開口相当位置に透
光体(8)又は装飾体を備えた枠体(3)を着脱自在に
取付けてある埋込型照明器具であって、 前記枠体(3)の周方向複数箇所の各々に、当該枠体
(3)を前記照明器具本体(1)に対して開口相当位置
に近接移動させたとき、前記照明器具本体(1)の周壁
(1B)に設けた被係合部(12)に弾性力で係脱自在
に係合する係合部(13)を設けるとともに、 前記枠体(3)の周方向の一箇所には、当該枠体(3)
が開口相当位置にあるとき、前記照明器具本体(1)内
に突出する吊下げ部材(14)を、前記照明器具本体
(1)の筒軸芯に対して直交又はほぼ直交する軸芯
(P)回りで揺動自在に取付け、 更に、前記被係合部(12)と前記係合部(13)との
係合が解除され、かつ、前記枠体(3)を前記揺動軸芯
(P)周りで垂下姿勢に揺動させることが可能な開放位
置にまで当該枠体(3)を前記照明器具本体(1)の筒
軸芯方向に沿って移動させたとき、前記吊下げ部材(1
4)に対して脱着可能な状態で係止する係止部(16)
を、前記照明器具本体(1)の周壁(1B)に設けてあ
る埋込型照明器具。 - 【請求項2】 前記枠体(3)には、筒状の反射板
(9)が取付けられている請求項1記載の埋込型照明器
具。 - 【請求項3】 前記複数の係合部(13)が板バネから
構成されているとともに、前記被係合部(12)の各々
が前記照明器具本体(1)の周壁(1B)から打ち出し
形成された突起から構成され、更に、前記吊下げ部材
(14)が線材から構成されているとともに、前記係止
部(16)が、前記照明器具本体(1)の周壁(1B)
から打ち出し形成された突片から構成されている請求項
1又は2記載の埋込型照明器具。 - 【請求項4】 前記係合部(13)を構成する板バネ
に、前記吊下げ部材(14)を構成する線材を揺動自在
に保持する受け部(17)が一体形成されている請求項
3記載の埋込型照明器具。 - 【請求項5】 前記係合部(13)を構成する板バネを
前記枠体(3)に取付けたとき、前記枠体(3)に対し
て前記透光体(8)又は前記装飾体と前記反射板(9)
とを挾持固定する押え片(13B)が、前記係合部(1
3)に一体形成されている請求項3又は4記載の埋込型
照明器具。
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ID=17313811
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1994
- 1994-10-24 JP JP25797594A patent/JP3801221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3801221B2 (ja) | 2006-07-26 |
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