JPH08120489A - 陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH08120489A JPH08120489A JP25047994A JP25047994A JPH08120489A JP H08120489 A JPH08120489 A JP H08120489A JP 25047994 A JP25047994 A JP 25047994A JP 25047994 A JP25047994 A JP 25047994A JP H08120489 A JPH08120489 A JP H08120489A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミニウムを主成分とするゲ−ト電極を有
する薄膜トランジスタで、陽極酸化を用いてゲ−ト電極
上に絶縁膜を製造する工程に用いる電解液の組成を、エ
チレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム水溶液を
2:8〜4:6の割合とし、pH5〜8、液温を40℃
以下で陽極酸化を行い、ゲ−トの溶断、耐圧不良を抑制
することにより薄膜トランジスタの歩留まりを向上する
ことができる陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜ト
ランジスタの製造方法を提供する。 【構成】 ガラス基板1上にAlを主成分とするゲ−ト
電極用金属を堆積し、ゲ−ト電極を形成する。次いで所
定の電解液に浸漬し、陽極酸化を行いゲ−ト絶縁膜3を
形成、SiNX 膜4、アモルファスSi層5、n+アモ
ルファス層6、画素電極7、ソ−ス、ドレイン電極8、
9を形成し、薄膜トランジスタとする。
する薄膜トランジスタで、陽極酸化を用いてゲ−ト電極
上に絶縁膜を製造する工程に用いる電解液の組成を、エ
チレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム水溶液を
2:8〜4:6の割合とし、pH5〜8、液温を40℃
以下で陽極酸化を行い、ゲ−トの溶断、耐圧不良を抑制
することにより薄膜トランジスタの歩留まりを向上する
ことができる陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜ト
ランジスタの製造方法を提供する。 【構成】 ガラス基板1上にAlを主成分とするゲ−ト
電極用金属を堆積し、ゲ−ト電極を形成する。次いで所
定の電解液に浸漬し、陽極酸化を行いゲ−ト絶縁膜3を
形成、SiNX 膜4、アモルファスSi層5、n+アモ
ルファス層6、画素電極7、ソ−ス、ドレイン電極8、
9を形成し、薄膜トランジスタとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陽極酸化方法およびそ
れを利用する薄膜トランジスタの製造方法に関する。さ
らに詳しくは軽量、薄型で視認性が優れ、オーディオビ
ジュアル、オフィスオートメーション機器等の端末ディ
スプレイとして最適である液晶表示素子に用いられる薄
膜トランジスタを製造する際に行う陽極酸化方法および
それを利用する薄膜トランジスタの製造方法に関するも
のである。
れを利用する薄膜トランジスタの製造方法に関する。さ
らに詳しくは軽量、薄型で視認性が優れ、オーディオビ
ジュアル、オフィスオートメーション機器等の端末ディ
スプレイとして最適である液晶表示素子に用いられる薄
膜トランジスタを製造する際に行う陽極酸化方法および
それを利用する薄膜トランジスタの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、非晶質シリコン薄膜トランジスタ
(アモルファスシリコン薄膜トランジスタ、以下a−S
iTFTと略す) をスイッチング素子として用いたアク
ティブマトリックス基板とそれを用いた液晶ディスプレ
イ(LCD.Liquid Crystal Display)は、a−SiTFTが
高いスイッチング比を持つこと、ガラス基板が利用でき
る低温工程で製造できる等の特徴があり、大面積、高精
細化に対して最も有利な方法と考えられており、各社で
研究、開発が活発に行なわれ製品化されている。
(アモルファスシリコン薄膜トランジスタ、以下a−S
iTFTと略す) をスイッチング素子として用いたアク
ティブマトリックス基板とそれを用いた液晶ディスプレ
イ(LCD.Liquid Crystal Display)は、a−SiTFTが
高いスイッチング比を持つこと、ガラス基板が利用でき
る低温工程で製造できる等の特徴があり、大面積、高精
細化に対して最も有利な方法と考えられており、各社で
研究、開発が活発に行なわれ製品化されている。
【0003】従来この薄膜トランジスタは図2に断面で
示す構造を有していた。すなわちガラスや石英など表面
が絶縁膜からなる基板21上にアルミニウムを主成分と
した金属膜からなるゲ−ト電極22、ゲ−ト電極上に陽
極酸化によるゲ−ト絶縁膜223、第2のゲ−ト絶縁膜
としてチッ化シリコン(SiNX )24、チャネル層
(a−Si)25、オ−ミックコンタクトを取るための
n+ a−Si(半導体層)26及び画素電極27、ソ−
ス、ドレイン電極28、29、配線引出し部30により
構成されていた。
示す構造を有していた。すなわちガラスや石英など表面
が絶縁膜からなる基板21上にアルミニウムを主成分と
した金属膜からなるゲ−ト電極22、ゲ−ト電極上に陽
極酸化によるゲ−ト絶縁膜223、第2のゲ−ト絶縁膜
としてチッ化シリコン(SiNX )24、チャネル層
(a−Si)25、オ−ミックコンタクトを取るための
n+ a−Si(半導体層)26及び画素電極27、ソ−
ス、ドレイン電極28、29、配線引出し部30により
構成されていた。
【0004】ここで、上記陽極酸化用電解液として酒石
酸アンモニウム水溶液とエチレングリコ−ルを1:9の
割合で混合したものを使用していた(特開平3−232
27号公報参照)。
酸アンモニウム水溶液とエチレングリコ−ルを1:9の
割合で混合したものを使用していた(特開平3−232
27号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、ゲ−ト電極表面を陽極酸化することにより得られる
Al 2 O3 アルミナ)をゲ−ト絶縁膜として利用してい
たが、ここで絶縁膜として用いるアルミナは中性溶液を
用いた陽極酸化時の印加電圧によって膜厚、耐圧が決め
られていた。つまり、100V印加すれば、耐圧100
V、1400オングストローム(理論値14オングスト
ローム/V)の陽極酸化膜が得られる事になり、絶縁性
を上げるためにはより高い電圧を印加する方が良いこと
が分かる。また、陽極酸化した後、SiNX 、a−S
i、SiNX と製膜した後所定のパタ−ンを得るために
弗化水素酸(HF)ならびにバッファ−ド弗化水素酸
(BHF)を用いてエッチングを行なうが、SiNX ピ
ンホ−ルが存在した場合上記の酸によりアルミナが腐食
される場合があり(BHFでアルミナのエッチングレ−
ト約1000オングストローム/min)、ゲ−ト、ソ
−ス間ショ−ト(GSショ−ト)の原因になる。さら
に、陽極酸化時にアルミナにピンホ−ルが発生すること
があり、同様にSiNX の欠陥によりGSショ−トの原
因となるが、ピンホ−ルは酸化膜厚が厚くなるに従い減
少する(表1)。これらのことからもアルミナ膜厚を厚
くする(印加電圧を上げる)ことによるBHFダメ−ジ
の余裕度向上、ピンホ−ル低減という有利な点がある。
て、ゲ−ト電極表面を陽極酸化することにより得られる
Al 2 O3 アルミナ)をゲ−ト絶縁膜として利用してい
たが、ここで絶縁膜として用いるアルミナは中性溶液を
用いた陽極酸化時の印加電圧によって膜厚、耐圧が決め
られていた。つまり、100V印加すれば、耐圧100
V、1400オングストローム(理論値14オングスト
ローム/V)の陽極酸化膜が得られる事になり、絶縁性
を上げるためにはより高い電圧を印加する方が良いこと
が分かる。また、陽極酸化した後、SiNX 、a−S
i、SiNX と製膜した後所定のパタ−ンを得るために
弗化水素酸(HF)ならびにバッファ−ド弗化水素酸
(BHF)を用いてエッチングを行なうが、SiNX ピ
ンホ−ルが存在した場合上記の酸によりアルミナが腐食
される場合があり(BHFでアルミナのエッチングレ−
ト約1000オングストローム/min)、ゲ−ト、ソ
−ス間ショ−ト(GSショ−ト)の原因になる。さら
に、陽極酸化時にアルミナにピンホ−ルが発生すること
があり、同様にSiNX の欠陥によりGSショ−トの原
因となるが、ピンホ−ルは酸化膜厚が厚くなるに従い減
少する(表1)。これらのことからもアルミナ膜厚を厚
くする(印加電圧を上げる)ことによるBHFダメ−ジ
の余裕度向上、ピンホ−ル低減という有利な点がある。
【0006】
【表1】
【0007】しかしながら、印加電圧を増加させると、
陽極酸化中に引出し配線電極部分を形成するためのレジ
ストパタ−ンと金属との境界部分で金属溶断が発生する
場合があった。(図3)。製品パネルでこの溶断が発生
すると配線には駆動電圧が供給されないため線欠陥とな
り重大な不良となる。従来の酒石酸アンモニウム水溶
液:エチレングリコ−ル(EG)=1:9の電解液組成
では酸化電圧を増加させると、この溶断が顕著となるた
め、従来アルミナを1500オングストローム(すなわ
ち105V程度)までしか形成することができなかっ
た。この対策として、従来、レジストパターニング後に
行われているポストベ−ク温度を上げて溶断を防止して
いた(特開平3−232274号参照)。ただし、ポス
トベ−ク温度を上げることは、陽極酸化後のレジスト剥
離において剥離が困難になるという問題があった。この
問題に対して我々はレジストパタ−ニング時の処理によ
ってこの問題を簡単に解決できる方法を見いだし、特許
出願をした(特願平5−26218号)。すなわち、ポ
ジレジスト塗布、プリベ−ク、露光、現像、ポストベ−
クというフォトプロセスにおいてポストベ−クを行わな
い、あるいはポストベ−クの後にUVを照射することに
より溶断が抑制できるという結果を得た。しかし、この
方法は効果の再現性の問題や、工程増加に伴う新規設備
投資などのコスト増加という別の問題を有する。
陽極酸化中に引出し配線電極部分を形成するためのレジ
ストパタ−ンと金属との境界部分で金属溶断が発生する
場合があった。(図3)。製品パネルでこの溶断が発生
すると配線には駆動電圧が供給されないため線欠陥とな
り重大な不良となる。従来の酒石酸アンモニウム水溶
液:エチレングリコ−ル(EG)=1:9の電解液組成
では酸化電圧を増加させると、この溶断が顕著となるた
め、従来アルミナを1500オングストローム(すなわ
ち105V程度)までしか形成することができなかっ
た。この対策として、従来、レジストパターニング後に
行われているポストベ−ク温度を上げて溶断を防止して
いた(特開平3−232274号参照)。ただし、ポス
トベ−ク温度を上げることは、陽極酸化後のレジスト剥
離において剥離が困難になるという問題があった。この
問題に対して我々はレジストパタ−ニング時の処理によ
ってこの問題を簡単に解決できる方法を見いだし、特許
出願をした(特願平5−26218号)。すなわち、ポ
ジレジスト塗布、プリベ−ク、露光、現像、ポストベ−
クというフォトプロセスにおいてポストベ−クを行わな
い、あるいはポストベ−クの後にUVを照射することに
より溶断が抑制できるという結果を得た。しかし、この
方法は効果の再現性の問題や、工程増加に伴う新規設備
投資などのコスト増加という別の問題を有する。
【0008】本発明は、上記従来技術に見られたアルミ
ニウム(Al)のゲ−ト電極の溶断、耐圧不良などの陽
極酸化膜に見られる問題を解決し、新規設備を導入する
ことなく安定した陽極酸化膜を歩留まりよくえることが
できる陽極酸化方法およびその陽極酸化方法を用いる薄
膜トランジスタの製造方法を提供することを目的とす
る。
ニウム(Al)のゲ−ト電極の溶断、耐圧不良などの陽
極酸化膜に見られる問題を解決し、新規設備を導入する
ことなく安定した陽極酸化膜を歩留まりよくえることが
できる陽極酸化方法およびその陽極酸化方法を用いる薄
膜トランジスタの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため本発明の陽極酸化方法は、従来用いられていた電解
液の組成を酒石酸アンモニウム水溶液に対してエチレン
グリコ−ルの割合を2:8〜4:6で混合し、pHを5
〜8、液温40℃以下で陽極酸化をすることを要旨とす
るものである。すなわち、絶縁性基板上にアルミニウム
またはアルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金属
薄膜で電極を形成した後、電解液中で陽極酸化する方法
において、前記電解液の組成が酒石酸アンモニウム水溶
液に対してエチレングリコ−ルを2:8〜4:6の割合
で混合し、pHを5〜8とし、電解液温を40℃以下で
陽極酸化することを特徴とする。
ため本発明の陽極酸化方法は、従来用いられていた電解
液の組成を酒石酸アンモニウム水溶液に対してエチレン
グリコ−ルの割合を2:8〜4:6で混合し、pHを5
〜8、液温40℃以下で陽極酸化をすることを要旨とす
るものである。すなわち、絶縁性基板上にアルミニウム
またはアルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金属
薄膜で電極を形成した後、電解液中で陽極酸化する方法
において、前記電解液の組成が酒石酸アンモニウム水溶
液に対してエチレングリコ−ルを2:8〜4:6の割合
で混合し、pHを5〜8とし、電解液温を40℃以下で
陽極酸化することを特徴とする。
【0010】また前記構成においては、アルミニウムを
主成分とした陽極酸化可能な金属がアルミニウムに高融
点金属を含む金属とすることが好ましい。また前記構成
においては、前記電極を陽極酸化する際に電流を制御し
て陽極酸化を行い、次いで電圧を制御して陽極酸化を行
うことが好ましい。
主成分とした陽極酸化可能な金属がアルミニウムに高融
点金属を含む金属とすることが好ましい。また前記構成
においては、前記電極を陽極酸化する際に電流を制御し
て陽極酸化を行い、次いで電圧を制御して陽極酸化を行
うことが好ましい。
【0011】さらに本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、絶縁性基板上に画素電極を設け、ゲート電極を少
なくともアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とし
た陽極酸化可能な金属薄膜で形成し、ソース電極、ドレ
イン電極、配線引出し部を設ける薄膜トランジスタの製
造方法であって、前記ゲート電極を、電解液の組成がエ
チレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム水溶液を
2:8〜4:6の割合で混合し、pHを5〜8とし、電
解液温を40℃以下で陽極酸化することを特徴とする。
法は、絶縁性基板上に画素電極を設け、ゲート電極を少
なくともアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とし
た陽極酸化可能な金属薄膜で形成し、ソース電極、ドレ
イン電極、配線引出し部を設ける薄膜トランジスタの製
造方法であって、前記ゲート電極を、電解液の組成がエ
チレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム水溶液を
2:8〜4:6の割合で混合し、pHを5〜8とし、電
解液温を40℃以下で陽極酸化することを特徴とする。
【0012】また前記構成においては、前記アルミニウ
ムまたはアルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金
属薄膜をアルミニウムに高融点金属を含む金属で形成す
ることが好ましい。
ムまたはアルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金
属薄膜をアルミニウムに高融点金属を含む金属で形成す
ることが好ましい。
【0013】また前記構成においては、前記アルミニウ
ムまたはアルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金
属薄膜を、電流を制御して陽極酸化し、次いで電圧をが
制御して陽極酸化することが好ましい。
ムまたはアルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金
属薄膜を、電流を制御して陽極酸化し、次いで電圧をが
制御して陽極酸化することが好ましい。
【0014】
【作用】本発明は、絶縁性基板上にアルミニウムまたは
アルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜で
電極を形成した後、酒石酸アンモニウム水溶液に対して
エチレングリコ−ルの割合を2:8〜4:6で混合し、
pHを5〜8、液温40℃以下で陽極酸化を行なう。こ
れにより、アルミニウムのゲ−ト電極の溶断、耐圧不良
などの陽極酸化膜に欠陥が生じるのを防ぎ、工程増加に
伴う新規設備投資などのコスト増加を招くことなく、安
定した陽極酸化膜を歩留まりよく形成できる。
アルミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜で
電極を形成した後、酒石酸アンモニウム水溶液に対して
エチレングリコ−ルの割合を2:8〜4:6で混合し、
pHを5〜8、液温40℃以下で陽極酸化を行なう。こ
れにより、アルミニウムのゲ−ト電極の溶断、耐圧不良
などの陽極酸化膜に欠陥が生じるのを防ぎ、工程増加に
伴う新規設備投資などのコスト増加を招くことなく、安
定した陽極酸化膜を歩留まりよく形成できる。
【0015】なお、電解液の組成が酒石酸アンモニウム
水溶液に対してエチレングリコ−ルを2:8〜4:6と
したのは、酒石酸アンモニウム水溶液の比が2未満では
ゲート電極の溶断が発生するためであり、4を越える剥
離が生じやすくなるとともに陽極酸化膜の耐圧低下が顕
著になるからである。pHを5〜8したのは、5未満だ
と陽極酸化膜が溶解し、8を越えると陽極酸化膜だけで
なくレジストも溶解するからである。また電解液温を4
0℃以下としたのは、40℃を越えると陽極酸化膜の溶
解が起り、真の耐圧が得られないからである。
水溶液に対してエチレングリコ−ルを2:8〜4:6と
したのは、酒石酸アンモニウム水溶液の比が2未満では
ゲート電極の溶断が発生するためであり、4を越える剥
離が生じやすくなるとともに陽極酸化膜の耐圧低下が顕
著になるからである。pHを5〜8したのは、5未満だ
と陽極酸化膜が溶解し、8を越えると陽極酸化膜だけで
なくレジストも溶解するからである。また電解液温を4
0℃以下としたのは、40℃を越えると陽極酸化膜の溶
解が起り、真の耐圧が得られないからである。
【0016】また前記アルミニウムを主成分とした陽極
酸化可能な金属がアルミニウムに高融点金属を含む金属
としたことにより低抵抗、かつ熱によるヒロックを抑
え、信頼性の高い陽極酸化膜を得ることができる。
酸化可能な金属がアルミニウムに高融点金属を含む金属
としたことにより低抵抗、かつ熱によるヒロックを抑
え、信頼性の高い陽極酸化膜を得ることができる。
【0017】また前記陽極酸化方法として電流を制御し
て陽極酸化を行い、次いで電圧制御で陽極酸化を行うの
で、新規設備を導入することなく、ゲ−ト電極の溶断の
ない、緻密な耐圧性にすぐれた陽極酸化膜を形成でき
る。
て陽極酸化を行い、次いで電圧制御で陽極酸化を行うの
で、新規設備を導入することなく、ゲ−ト電極の溶断の
ない、緻密な耐圧性にすぐれた陽極酸化膜を形成でき
る。
【0018】さらに本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、絶縁性基板上に画素電極を設け、ゲート電極を少
なくともアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とし
た陽極酸化可能な金属薄膜で形成し、ソース電極、ドレ
イン電極、配線引出し部を設ける薄膜トランジスタの製
造方法であって、前記ゲート電極を、電解液の組成がエ
チレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム水溶液を
2:8〜4:6の割合で混合し、pHを5〜8とし、電
解液温を40℃以下で陽極酸化する。これにより、工程
増加に伴う新規設備投資などのコスト増加を招くことな
く、ゲ−ト電極の溶断のない、耐圧性にすぐれた陽極酸
化膜を持つ、信頼性の高い薄膜トランジスタを歩留りよ
くえることができる。
法は、絶縁性基板上に画素電極を設け、ゲート電極を少
なくともアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とし
た陽極酸化可能な金属薄膜で形成し、ソース電極、ドレ
イン電極、配線引出し部を設ける薄膜トランジスタの製
造方法であって、前記ゲート電極を、電解液の組成がエ
チレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム水溶液を
2:8〜4:6の割合で混合し、pHを5〜8とし、電
解液温を40℃以下で陽極酸化する。これにより、工程
増加に伴う新規設備投資などのコスト増加を招くことな
く、ゲ−ト電極の溶断のない、耐圧性にすぐれた陽極酸
化膜を持つ、信頼性の高い薄膜トランジスタを歩留りよ
くえることができる。
【0019】また前記アルミニウムまたはアルミニウム
を主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜をアルミニウム
に高融点金属を含む金属で形成することが、熱によるヒ
ロックを抑え、ゲ−ト電極の溶断のない、歩留りの高い
陽極酸化膜を持つ薄膜トランジスタをえるうえで好まし
い。
を主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜をアルミニウム
に高融点金属を含む金属で形成することが、熱によるヒ
ロックを抑え、ゲ−ト電極の溶断のない、歩留りの高い
陽極酸化膜を持つ薄膜トランジスタをえるうえで好まし
い。
【0020】前記アルミニウムまたはアルミニウムを主
成分とした陽極酸化可能な金属薄膜が、電流が制御され
て陽極酸化が行われ、次いで電圧制御で陽極酸化が行わ
れてなることが、 陽極酸化膜を緻密な膜とし、ゲ−ト
電極の溶断のない、安定した陽極酸化による絶縁膜を有
する薄膜トランジスタを歩留まりよく作製できる。
成分とした陽極酸化可能な金属薄膜が、電流が制御され
て陽極酸化が行われ、次いで電圧制御で陽極酸化が行わ
れてなることが、 陽極酸化膜を緻密な膜とし、ゲ−ト
電極の溶断のない、安定した陽極酸化による絶縁膜を有
する薄膜トランジスタを歩留まりよく作製できる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。図1(a)〜(dは本発明一実施例の薄
膜トランジスタの製造工程を示す断面図である。
しながら説明する。図1(a)〜(dは本発明一実施例の薄
膜トランジスタの製造工程を示す断面図である。
【0022】以下、製造工程にしたがって説明する。ま
ず、スパッタリングによりガラス基板等からなる透光性
絶縁物基板1上にアルミニウム薄膜を堆積させ、次にゲ
−トパタ−ンを得るためのレジストを塗布し、露光し、
レジストパタ−ン11を形成しフォトリソ、エッチング
によりゲ−ト電極2を形成した(図1(a))。配線電
極を得るためのレジストパタ−ン11aを作り陽極酸化
を行う(図1(b))。
ず、スパッタリングによりガラス基板等からなる透光性
絶縁物基板1上にアルミニウム薄膜を堆積させ、次にゲ
−トパタ−ンを得るためのレジストを塗布し、露光し、
レジストパタ−ン11を形成しフォトリソ、エッチング
によりゲ−ト電極2を形成した(図1(a))。配線電
極を得るためのレジストパタ−ン11aを作り陽極酸化
を行う(図1(b))。
【0023】次ぎに、pH5〜8とし、陽極酸化方法と
して直流安定化電源を用い、陽極酸化開始からまず一定
の電流密度、例えば5mA/cm2 で所定の電圧、例え
ば140Vになるまで電流を流し所定の電圧になったと
同時に一定の直流電圧、例えば140Vに切り替え、電
流が所定、例えば0.05mA/cm2 の値になるまで
陽極酸化を行い、陽極酸化電流密度と溶断の関係を調
べ、その結果を表3に示した。
して直流安定化電源を用い、陽極酸化開始からまず一定
の電流密度、例えば5mA/cm2 で所定の電圧、例え
ば140Vになるまで電流を流し所定の電圧になったと
同時に一定の直流電圧、例えば140Vに切り替え、電
流が所定、例えば0.05mA/cm2 の値になるまで
陽極酸化を行い、陽極酸化電流密度と溶断の関係を調
べ、その結果を表3に示した。
【0024】ここで、従来技術の課題を解決するために
陽極酸化電解液の組成、pH(5〜8の範囲),陽極酸
化電流密度と溶断の関係について条件を変えて検討し
た。その結果、溶断に対して組成、電流密度の依存性が
認められ、溶断の発生しない領域が見いだされた(表
2)。
陽極酸化電解液の組成、pH(5〜8の範囲),陽極酸
化電流密度と溶断の関係について条件を変えて検討し
た。その結果、溶断に対して組成、電流密度の依存性が
認められ、溶断の発生しない領域が見いだされた(表
2)。
【0025】
【表2】
【0026】また、電解液のpHであるが、pH8以上
ではポジ型レジストが溶解し、pH5以下では酸化膜が
溶解する問題があるため上記の範囲としている。 一
方、酸化膜の特性の一つである耐圧を測定する方法とし
て陽極酸化したゲ−ト電極と交差するよう対向電極を作
製し、ゲ−ト電極−陽極酸化膜−対向電極という構造を
作り、電圧を0Vから1Vステップで印加し、両電極間
に1×10-4Aの電流が流れた電圧を耐圧としている。
この電流は、陽極酸化終了時の電流値のおよそ1000
倍であり測定後のサンプルを観察すると絶縁膜が破壊さ
れている。耐圧となる電圧は理論的に陽極酸化電圧と等
しくなることから耐圧を測定することにより、プロセス
の条件の影響について簡単に評価することができる。こ
の耐圧評価の方法を用いて陽極酸化したサンプルを評価
すると、耐圧は電解液組成、温度に依存性が認められた
(表3)。
ではポジ型レジストが溶解し、pH5以下では酸化膜が
溶解する問題があるため上記の範囲としている。 一
方、酸化膜の特性の一つである耐圧を測定する方法とし
て陽極酸化したゲ−ト電極と交差するよう対向電極を作
製し、ゲ−ト電極−陽極酸化膜−対向電極という構造を
作り、電圧を0Vから1Vステップで印加し、両電極間
に1×10-4Aの電流が流れた電圧を耐圧としている。
この電流は、陽極酸化終了時の電流値のおよそ1000
倍であり測定後のサンプルを観察すると絶縁膜が破壊さ
れている。耐圧となる電圧は理論的に陽極酸化電圧と等
しくなることから耐圧を測定することにより、プロセス
の条件の影響について簡単に評価することができる。こ
の耐圧評価の方法を用いて陽極酸化したサンプルを評価
すると、耐圧は電解液組成、温度に依存性が認められた
(表3)。
【0027】
【表3】
【0028】これらの結果から、本発明の電解液組成、
液温は例えば、エチレングリコ−ル7に対し1%酒石酸
アンモニウム水溶液を3の割合で混合し、液温30℃、
電流密度5mA/cm2 、電圧140Vで、ゲ−ト絶縁膜3を
2000オングストロームの厚さに形成した(図1
(c))。
液温は例えば、エチレングリコ−ル7に対し1%酒石酸
アンモニウム水溶液を3の割合で混合し、液温30℃、
電流密度5mA/cm2 、電圧140Vで、ゲ−ト絶縁膜3を
2000オングストロームの厚さに形成した(図1
(c))。
【0029】次にP−CVD(プラズマ化学気相成長)
により、更に第2のゲ−ト絶縁膜を構成するためのSi
NX 膜4、アモルファスSi膜5を、ゲ−ト・ソ−ス電
極をエッチングする時のストッパ−となるSiNX 膜4
を堆積し、フォトプロセス、エッチング後にストッパ−
層を加工した。その後同じくP−CVDによりn+アモ
ルファスSi層を形成し、フォトリソ、エッチングを行
ないオ−ミックコンタクトを取るためのn+a−Si層
6を形成した。その後、ITOをスパッタリング法によ
り堆積し、フォトリソ、エッチングにより画素電極7と
した。さらに、ソ−ス、ドレイン金属として、スパッタ
リング法によりTi(チタン)、Alの積層に堆積さ
せ、フォトリソ、エッチングによりソ−ス、ドレイン電
極8、9、配線引出し部10とし、薄膜トランジスタを
完成した(図1(d))。
により、更に第2のゲ−ト絶縁膜を構成するためのSi
NX 膜4、アモルファスSi膜5を、ゲ−ト・ソ−ス電
極をエッチングする時のストッパ−となるSiNX 膜4
を堆積し、フォトプロセス、エッチング後にストッパ−
層を加工した。その後同じくP−CVDによりn+アモ
ルファスSi層を形成し、フォトリソ、エッチングを行
ないオ−ミックコンタクトを取るためのn+a−Si層
6を形成した。その後、ITOをスパッタリング法によ
り堆積し、フォトリソ、エッチングにより画素電極7と
した。さらに、ソ−ス、ドレイン金属として、スパッタ
リング法によりTi(チタン)、Alの積層に堆積さ
せ、フォトリソ、エッチングによりソ−ス、ドレイン電
極8、9、配線引出し部10とし、薄膜トランジスタを
完成した(図1(d))。
【0030】ここで、上記方法で作製したサンプルの耐
圧、GSショ−トを評価した結果を表3に示した。耐圧
は希望電圧(印加電圧)が安定して得られ、GSショ−
トの発生は見られず、本発明の効果を確認した。
圧、GSショ−トを評価した結果を表3に示した。耐圧
は希望電圧(印加電圧)が安定して得られ、GSショ−
トの発生は見られず、本発明の効果を確認した。
【0031】また、ゲ−ト用金属として上記実施例では
アルミニウムを用いたが、アルミニウムに微量の高融点
金属を添加した合金、即ちAl−Ta(1.0%〜2.
0%)、Al−Zr(0.5%〜3%)、Al−W
(1.0%〜2.0%)、Al−Sc(0.5〜2.5
%)、Al−Ti(0.5%〜1.5%)、Al−Mo
(0.5%〜1.5%)などを用いることも可能であ
る。これらの金属はAlと同様に陽極酸化が可能であ
り、同時に熱によるヒロックを抑える効果がある。さら
に、上層に合金、下層にAlという積層構造にすること
によってより低抵抗化、ヒロックの抑制にも効果があ
る。
アルミニウムを用いたが、アルミニウムに微量の高融点
金属を添加した合金、即ちAl−Ta(1.0%〜2.
0%)、Al−Zr(0.5%〜3%)、Al−W
(1.0%〜2.0%)、Al−Sc(0.5〜2.5
%)、Al−Ti(0.5%〜1.5%)、Al−Mo
(0.5%〜1.5%)などを用いることも可能であ
る。これらの金属はAlと同様に陽極酸化が可能であ
り、同時に熱によるヒロックを抑える効果がある。さら
に、上層に合金、下層にAlという積層構造にすること
によってより低抵抗化、ヒロックの抑制にも効果があ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、陽極酸化
用電解液として酒石酸アンモニウム:エチレングリコ−
ルを2:8〜4:6、pH5〜8、液温40℃以下で陽
極酸化することにより、ゲ−ト溶断、耐圧不良の防止が
でき、ゲ−ト絶縁膜の欠陥が原因となっていたゲ−ト・
ソ−ス間ショ−トが減少した陽極酸化膜を得ることがで
きた。またこの方法を用いた薄膜トランジスタの製造方
法によれば、歩留まりが向上するとともに、得られた薄
膜トランジスタは耐圧がよく、ゲ−ト溶断、ゲ−ト・ソ
−ス間ショ−トが少なく信頼性が向上した。
用電解液として酒石酸アンモニウム:エチレングリコ−
ルを2:8〜4:6、pH5〜8、液温40℃以下で陽
極酸化することにより、ゲ−ト溶断、耐圧不良の防止が
でき、ゲ−ト絶縁膜の欠陥が原因となっていたゲ−ト・
ソ−ス間ショ−トが減少した陽極酸化膜を得ることがで
きた。またこの方法を用いた薄膜トランジスタの製造方
法によれば、歩留まりが向上するとともに、得られた薄
膜トランジスタは耐圧がよく、ゲ−ト溶断、ゲ−ト・ソ
−ス間ショ−トが少なく信頼性が向上した。
【図1】本発明の1実施例の薄膜トランジスタの製造工
程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
【図2】薄膜トランジスタを示す断面図である。
【図3】アルミニウムゲート電極の溶断を説明する図で
ある。
ある。
1 ガラス基板 2 ゲ−ト電極 3 ゲ−ト絶縁膜 4 SiNX 5 a−Si層 6 半導体層 7 画素電極 8 ソ−ス電極 9 ドレイン電極 10配線引出し部 11レジストパタ−ン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/336
Claims (6)
- 【請求項1】 絶縁性基板上にアルミニウムまたはアル
ミニウムを主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜で電極
を形成した後、電解液中で陽極酸化する方法において、
前記電解液の組成が酒石酸アンモニウム水溶液に対して
エチレングリコ−ルを2:8〜4:6の割合で混合し、
pHを5〜8とし、電解液温を40℃以下で陽極酸化す
ることを特徴とする陽極酸化方法。 - 【請求項2】 前記アルミニウムを主成分とした陽極酸
化可能な金属がアルミニウムに高融点金属を含む金属と
した請求項1記載の陽極酸化方法。 - 【請求項3】 前記電極を陽陽極酸化する際に電流を制
御して陽極酸化を行い、次いで電圧を制御して陽極酸化
を行う請求項1記載の陽極酸化方法。 - 【請求項4】 絶縁性基板上に画素電極を設け、ゲート
電極を少なくともアルミニウムまたはアルミニウムを主
成分とした陽極酸化可能な金属薄膜で形成し、ソース電
極、ドレイン電極、配線引出し部を設ける薄膜トランジ
スタの製造方法であって、前記ゲート電極を、電解液の
組成がエチレングリコ−ルに対して酒石酸アンモニウム
水溶液を2:8〜4:6の割合で混合し、pHを5〜8
とし、電解液温を40℃以下で陽極酸化することを特徴
とする薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項5】 前記アルミニウムまたはアルミニウムを
主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜をアルミニウムに
高融点金属を含む金属で形成する請求項4記載の薄膜ト
ランジスタの製造方法。 - 【請求項6】 前記アルミニウムまたはアルミニウムを
主成分とした陽極酸化可能な金属薄膜を、電流を制御し
て陽極酸化し、次いで電圧を制御して陽極酸化する請求
項4記載の薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25047994A JPH08120489A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25047994A JPH08120489A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08120489A true JPH08120489A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17208472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25047994A Pending JPH08120489A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 陽極酸化方法およびそれを利用する薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08120489A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5915172A (en) * | 1996-12-26 | 1999-06-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing LCD and TFT |
JPH11258632A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 表示装置用アレイ基板 |
JPH11258633A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 表示装置用アレイ基板の製造方法 |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP25047994A patent/JPH08120489A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5915172A (en) * | 1996-12-26 | 1999-06-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing LCD and TFT |
JPH11258632A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 表示装置用アレイ基板 |
JPH11258633A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 表示装置用アレイ基板の製造方法 |
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