JPH08112362A - 干渉低周波治療器 - Google Patents
干渉低周波治療器Info
- Publication number
- JPH08112362A JPH08112362A JP28134094A JP28134094A JPH08112362A JP H08112362 A JPH08112362 A JP H08112362A JP 28134094 A JP28134094 A JP 28134094A JP 28134094 A JP28134094 A JP 28134094A JP H08112362 A JPH08112362 A JP H08112362A
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- JP
- Japan
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- frequency
- setting
- human body
- interference wave
- interference
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体患部での干渉波の発生位置の深さを調節
して満足のいく通電治療ができる干渉低周波治療器を提
供すること。 【構成】 制御部(2)は周波数設定機能(3)を備
え、二つの中周波電流の周波数の任意な変更により人体
局部における干渉波発生位置の深さを変えることができ
る干渉低周波治療器。
して満足のいく通電治療ができる干渉低周波治療器を提
供すること。 【構成】 制御部(2)は周波数設定機能(3)を備
え、二つの中周波電流の周波数の任意な変更により人体
局部における干渉波発生位置の深さを変えることができ
る干渉低周波治療器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体局所に互いに交叉
させた二つの中周波電流通電を行ない、二つの中周波電
流の周波数の差に相当する刺激(以下干渉波という)を
二つの中周波電流の交叉点に生じさせ、当該干渉波によ
る刺激を付加する干渉低周波治療器に関する。
させた二つの中周波電流通電を行ない、二つの中周波電
流の周波数の差に相当する刺激(以下干渉波という)を
二つの中周波電流の交叉点に生じさせ、当該干渉波によ
る刺激を付加する干渉低周波治療器に関する。
【0002】低周波治療器と干渉低周波治療器を比較す
ると、低周波治療器では周波数1Hz乃至100Hzの
電流を人体に流すので電流は人体の表皮を流れるが、干
渉低周波治療器では周波数1KHz乃至10KHzの電
流を人体に流すので電流は人体の内部を流れる、という
違いがある。又、低周波治療器による低周波通電で10
0Hzの刺激を与える場合には、100Hzの低周波電
流を電極に直接付与するので、通電経路の全体に刺激を
生じさせるが、干渉低周波治療器により100Hzの干
渉波刺激を与える場合は、交叉する二経路の通電電流に
それぞれ中周波を用い、該中周波の電流は周波数が高い
から人体を比較的通電しやすく、通電経路全体に刺激を
生じさせることはなく干渉波が発生する位置にのみ干渉
波刺激を与えることが可能である。尚、前記中周波と
は、1KHz乃至100KHzの帯域の周波を指してお
り、干渉低周波治療器によく用いられるのは1KHz乃
至30KHzの周波数の電流である。
ると、低周波治療器では周波数1Hz乃至100Hzの
電流を人体に流すので電流は人体の表皮を流れるが、干
渉低周波治療器では周波数1KHz乃至10KHzの電
流を人体に流すので電流は人体の内部を流れる、という
違いがある。又、低周波治療器による低周波通電で10
0Hzの刺激を与える場合には、100Hzの低周波電
流を電極に直接付与するので、通電経路の全体に刺激を
生じさせるが、干渉低周波治療器により100Hzの干
渉波刺激を与える場合は、交叉する二経路の通電電流に
それぞれ中周波を用い、該中周波の電流は周波数が高い
から人体を比較的通電しやすく、通電経路全体に刺激を
生じさせることはなく干渉波が発生する位置にのみ干渉
波刺激を与えることが可能である。尚、前記中周波と
は、1KHz乃至100KHzの帯域の周波を指してお
り、干渉低周波治療器によく用いられるのは1KHz乃
至30KHzの周波数の電流である。
【0003】
【従来の技術】従来技術には特開昭58−206760
号公報に示されるものがあり、該公報には、発振器と、
低周波信号発生手段と、位相変調器と、定常位相波を出
力する1対の電極と、位相変調した波形を出力する他の
1対の電極とからなる電気刺激装置が開示されている。
号公報に示されるものがあり、該公報には、発振器と、
低周波信号発生手段と、位相変調器と、定常位相波を出
力する1対の電極と、位相変調した波形を出力する他の
1対の電極とからなる電気刺激装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
数千ヘルツの一定発振周波数の下で当該装置は作動する
ものと思料され、二つの中周波(以下干渉波搬送波とい
う)の周波数を共に変更する制御部及び周波数設定機能
が開示されていない。
数千ヘルツの一定発振周波数の下で当該装置は作動する
ものと思料され、二つの中周波(以下干渉波搬送波とい
う)の周波数を共に変更する制御部及び周波数設定機能
が開示されていない。
【0005】従って、人体局部での干渉波の発生位置の
深さを調節することはできず、満足のいく通電治療がで
きなかった。本発明の目的は、従来技術の課題を解決し
たもので、人体患部での干渉波の発生位置の深さを調節
して満足のいく通電治療ができる干渉低周波治療器を提
供することにある。
深さを調節することはできず、満足のいく通電治療がで
きなかった。本発明の目的は、従来技術の課題を解決し
たもので、人体患部での干渉波の発生位置の深さを調節
して満足のいく通電治療ができる干渉低周波治療器を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、制御部2
は周波数設定機能3を備え、干渉波搬送波の周波数の任
意な変更により人体局部における干渉波発生位置の深さ
を変えることを特徴とする干渉低周波治療器である。
は周波数設定機能3を備え、干渉波搬送波の周波数の任
意な変更により人体局部における干渉波発生位置の深さ
を変えることを特徴とする干渉低周波治療器である。
【0007】
【作用】本発明における制御部2に備わる周波数設定機
能3は、干渉波搬送波の周波数を任意に変更する。これ
らの周波数の変更により、干渉波の発生位置の深さが変
わる。
能3は、干渉波搬送波の周波数を任意に変更する。これ
らの周波数の変更により、干渉波の発生位置の深さが変
わる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例は、人体局部に、互いに別個
の電源によって、交叉する二つの経路に通電を行ない図
3に示す電流A、Bを流し、この二つの電流経路間には
電位差が生じ電流が流れるが、この電流を干渉電流と呼
んでおり、この干渉電流で形成された包絡線即ち干渉波
Cを発生させる干渉低周波治療器1である。
の電源によって、交叉する二つの経路に通電を行ない図
3に示す電流A、Bを流し、この二つの電流経路間には
電位差が生じ電流が流れるが、この電流を干渉電流と呼
んでおり、この干渉電流で形成された包絡線即ち干渉波
Cを発生させる干渉低周波治療器1である。
【0009】前記干渉低周波治療器1は、出力する電圧
の形態を適宜に指令し設定する設定部5と、該設定部5
の信号により作動し設定した形態を作成実施する制御部
2と、該制御部2から出力を得て波形信号を作成する波
形作成部6と、該作成部6から出力を得て電力変換する
出力部7と、該出力部7と導線8で接続され人体局部に
中周波電流を通電させる電極9とからなる。
の形態を適宜に指令し設定する設定部5と、該設定部5
の信号により作動し設定した形態を作成実施する制御部
2と、該制御部2から出力を得て波形信号を作成する波
形作成部6と、該作成部6から出力を得て電力変換する
出力部7と、該出力部7と導線8で接続され人体局部に
中周波電流を通電させる電極9とからなる。
【0010】設定部5は、人体局部へ通電する干渉波搬
送波電流の大きさを調節及び設定する強さ設定ツマミ1
0と、干渉波搬送波電流に係る信号電圧間の電位差を変
更調節し人体局部で生じる干渉波の発生位置を移動させ
るディスタンス設定ツマミ11と、干渉波搬送波に係る
周波数を二つ共変更させ人体局部で生じる干渉波の発生
深さを変える搬送波設定ツマミ12とを備える。
送波電流の大きさを調節及び設定する強さ設定ツマミ1
0と、干渉波搬送波電流に係る信号電圧間の電位差を変
更調節し人体局部で生じる干渉波の発生位置を移動させ
るディスタンス設定ツマミ11と、干渉波搬送波に係る
周波数を二つ共変更させ人体局部で生じる干渉波の発生
深さを変える搬送波設定ツマミ12とを備える。
【0011】更に設定部5は、一方の通電電流に係る発
振周波数を変動させる変動波の周波数を変更設定する干
渉波周波数設定ツマミ13と、二つの通電電流値のそれ
ぞれの大きさを変更調節してバランスを図るバランス設
定ツマミ14とを備える。
振周波数を変動させる変動波の周波数を変更設定する干
渉波周波数設定ツマミ13と、二つの通電電流値のそれ
ぞれの大きさを変更調節してバランスを図るバランス設
定ツマミ14とを備える。
【0012】制御部2はマイコンで作られ、干渉波搬送
波の周波数を任意に変更できる周波数設定機能3を備え
る。即ち、周波数設定機能3は、搬送波設定ツマミ12
に指令されて発振周波数を設定するものである。
波の周波数を任意に変更できる周波数設定機能3を備え
る。即ち、周波数設定機能3は、搬送波設定ツマミ12
に指令されて発振周波数を設定するものである。
【0013】更に制御部2は、周波数設定機能3の信号
を得て、発振信号を作成する第1発振機能17を備え、
更に、バランス設定ツマミ14に指令され第1発振機能
17から得た発振信号の出力振幅を変更調節する第1バ
ランス設定機能18と、強さ設定ツマミ10に指令され
て作動し第1バランス設定機能18から得た発振信号の
振幅レベルを変更調節する第1強さ設定機能19とを備
える。
を得て、発振信号を作成する第1発振機能17を備え、
更に、バランス設定ツマミ14に指令され第1発振機能
17から得た発振信号の出力振幅を変更調節する第1バ
ランス設定機能18と、強さ設定ツマミ10に指令され
て作動し第1バランス設定機能18から得た発振信号の
振幅レベルを変更調節する第1強さ設定機能19とを備
える。
【0014】更に制御部2は、干渉周波数設定ツマミ1
3に指令されて変動波の発振周波数を設定する変動周波
発生機能20と、該発生機能20の信号と共に周波数設
定機能3の信号を得て、該両機能20・3による周波数
変動の指示及び周波数変更調節の指示の通りに発振信号
を作成する第2発振機能21とを備える。前記第2発振
機能21の発振周波数は、第1発振機能21の発振周波
数とは異なるものとし、その差異は一例では100Hz
とする。
3に指令されて変動波の発振周波数を設定する変動周波
発生機能20と、該発生機能20の信号と共に周波数設
定機能3の信号を得て、該両機能20・3による周波数
変動の指示及び周波数変更調節の指示の通りに発振信号
を作成する第2発振機能21とを備える。前記第2発振
機能21の発振周波数は、第1発振機能21の発振周波
数とは異なるものとし、その差異は一例では100Hz
とする。
【0015】更に制御部2は、第2発振機能21の出力
を得てそのレベルを、バランス設定ツマミ14の指令に
よって第1発振機能17の出力値とバランスさせるよう
に調節する第2バランス設定機能22と、該設定機能2
2の出力を得、強さ設定ツマミ10の指令によってレベ
ルが変更調節される第2強さ設定機能23とを備える。
を得てそのレベルを、バランス設定ツマミ14の指令に
よって第1発振機能17の出力値とバランスさせるよう
に調節する第2バランス設定機能22と、該設定機能2
2の出力を得、強さ設定ツマミ10の指令によってレベ
ルが変更調節される第2強さ設定機能23とを備える。
【0016】更に制御部は、第1強さ設定機能19の出
力と第2強さ設定機能23の出力のレベル差を、ディス
タンス設定ツマミ11の指令によって調節するディスタ
ンス設定機能24を備える。
力と第2強さ設定機能23の出力のレベル差を、ディス
タンス設定ツマミ11の指令によって調節するディスタ
ンス設定機能24を備える。
【0017】第1発振機能17の周波数と、第2発振機
能21の周波数とは異なっており、この周波数差異によ
って、人体局部において交叉する二つの通電経路に電位
差が生じ、干渉電流が流れて干渉波が発生し、前記周波
数差が干渉波の周波数となる。
能21の周波数とは異なっており、この周波数差異によ
って、人体局部において交叉する二つの通電経路に電位
差が生じ、干渉電流が流れて干渉波が発生し、前記周波
数差が干渉波の周波数となる。
【0018】前記波形作成部6は、第1強さ設定機能1
9の出力を得て波形信号を作成する第1波形作成回路2
5と、第2強さ設定機能23の出力を得て波形信号を作
成する第2波形作成回路26を備える。
9の出力を得て波形信号を作成する第1波形作成回路2
5と、第2強さ設定機能23の出力を得て波形信号を作
成する第2波形作成回路26を備える。
【0019】前記出力部7は、第1波形作成回路25の
出力を得て電力変換する第1出力回路15と、第2波形
作成回路26の出力を得て電力変換する第2出力回路1
6を備える。
出力を得て電力変換する第1出力回路15と、第2波形
作成回路26の出力を得て電力変換する第2出力回路1
6を備える。
【0020】前記電極9は、第1出力回路15に接続さ
れ人体局部へ電流を付与する第1一方・他方電極27a
・27bと、第2出力回路16に接続され人体局部へ電
流を付与する第2一方・他方電極4a・4bを備える。
れ人体局部へ電流を付与する第1一方・他方電極27a
・27bと、第2出力回路16に接続され人体局部へ電
流を付与する第2一方・他方電極4a・4bを備える。
【0021】使用に際しては、人体局部へ第1一方・他
方電極27a・27bを互いに間隔をあけて貼り一つ目
の通電経路を作り、この通電経路に交叉する通電経路上
に第2一方・他方電極4a・4bを貼り二つ目の通電経
路を作る。
方電極27a・27bを互いに間隔をあけて貼り一つ目
の通電経路を作り、この通電経路に交叉する通電経路上
に第2一方・他方電極4a・4bを貼り二つ目の通電経
路を作る。
【0022】設定部5を操作して機器を作動させ二経路
の通電を行なうが、その際の各ツマミの操作と、その操
作に係る現象を説明すると、先ず、バランス設定ツマミ
14を操作して二経路の干渉波搬送波の通電電流の大き
さを同時に調節する。二経路の通電電流値が同一値にな
るとランプ(図示省略)が点灯する。
の通電を行なうが、その際の各ツマミの操作と、その操
作に係る現象を説明すると、先ず、バランス設定ツマミ
14を操作して二経路の干渉波搬送波の通電電流の大き
さを同時に調節する。二経路の通電電流値が同一値にな
るとランプ(図示省略)が点灯する。
【0023】次に、強さ設定ツマミ10を操作して、干
渉波搬送波の振幅を変更調節して、干渉波電流を調節し
好適な刺激が得られるようにする。
渉波搬送波の振幅を変更調節して、干渉波電流を調節し
好適な刺激が得られるようにする。
【0024】搬送波設定ツマミ12を操作して、人体局
部に発生する干渉波の発生位置を調節する。一般的に
は、前記干渉波搬送波に係る二つの周波数を共に同数だ
け高くしていくと、干渉波搬送波の人体局部における通
過経路は深部に至り、干渉波の発生位置は深部へと移動
して行き、逆に、周波数を共に同数だけ低くしていく
と、干渉波の発生位置は浅部へと移動して行くという感
覚が生じる。上述の機序を説明すると、人体のインピー
ダンスは一般に容量性と抵抗性の組み合わせで成り、深
部に行く程容量性インピーダンスが低くなるため、通電
電流の周波数が高くなると電流は浅部に少なく深部に多
く流れるようになる。
部に発生する干渉波の発生位置を調節する。一般的に
は、前記干渉波搬送波に係る二つの周波数を共に同数だ
け高くしていくと、干渉波搬送波の人体局部における通
過経路は深部に至り、干渉波の発生位置は深部へと移動
して行き、逆に、周波数を共に同数だけ低くしていく
と、干渉波の発生位置は浅部へと移動して行くという感
覚が生じる。上述の機序を説明すると、人体のインピー
ダンスは一般に容量性と抵抗性の組み合わせで成り、深
部に行く程容量性インピーダンスが低くなるため、通電
電流の周波数が高くなると電流は浅部に少なく深部に多
く流れるようになる。
【0025】一例では、第1発振機能17の発振周波数
を4000Hzとし、第2発振機能21の発振周波数を
3900Hzとしていた場合に両者発振周波数を600
0Hz高くすると、第1発振機能17の発振周波数は1
0000Hzとなり、第2発振機能21の発振周波数は
9900Hzとなって、これらの周波数で人体局部にお
ける深部に100Hzの干渉波を生ぜしめて刺激を与え
る。
を4000Hzとし、第2発振機能21の発振周波数を
3900Hzとしていた場合に両者発振周波数を600
0Hz高くすると、第1発振機能17の発振周波数は1
0000Hzとなり、第2発振機能21の発振周波数は
9900Hzとなって、これらの周波数で人体局部にお
ける深部に100Hzの干渉波を生ぜしめて刺激を与え
る。
【0026】ディスタンス設定ツマミ11を操作して、
二つの電位差を適宜に変更して干渉電流の発生状況を調
節し、刺激感覚を変える。前記ディスタンス設定ツマミ
11及びバランス設定ツマミ14の両ツマミの操作によ
り人体局部に生ずる干渉波の平面的位置を調節し、搬送
波設定ツマミ12を操作して干渉波の深さを調節する。
二つの電位差を適宜に変更して干渉電流の発生状況を調
節し、刺激感覚を変える。前記ディスタンス設定ツマミ
11及びバランス設定ツマミ14の両ツマミの操作によ
り人体局部に生ずる干渉波の平面的位置を調節し、搬送
波設定ツマミ12を操作して干渉波の深さを調節する。
【0027】干渉周波数設定ツマミ13を操作して、第
2発振機能21が出力する周波数を調節する。例えば、
干渉周波数設定ツマミ13を0にすれば、第2発振機能
21の出力周波数は一定周波数となり、干渉周波数設定
ツマミ13を50Hzにすれば、所定時間内に0Hzか
ら50Hzまでの周波数が漸増・漸減変動しながら元の
周波数に加算され、その変動を繰り返す。元の周波数を
3900Hzとすれば、3900Hzから3950Hz
までの周波数範囲を漸増・漸減変動し、この時、第1発
振機能21の周波数が4000Hzであれば、周波数が
100Hzから50Hzまでの範囲に漸増・漸減変動す
る干渉波が人体局部に生じる。
2発振機能21が出力する周波数を調節する。例えば、
干渉周波数設定ツマミ13を0にすれば、第2発振機能
21の出力周波数は一定周波数となり、干渉周波数設定
ツマミ13を50Hzにすれば、所定時間内に0Hzか
ら50Hzまでの周波数が漸増・漸減変動しながら元の
周波数に加算され、その変動を繰り返す。元の周波数を
3900Hzとすれば、3900Hzから3950Hz
までの周波数範囲を漸増・漸減変動し、この時、第1発
振機能21の周波数が4000Hzであれば、周波数が
100Hzから50Hzまでの範囲に漸増・漸減変動す
る干渉波が人体局部に生じる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明は、制御部2
に周波数設定機能3を備えたものであるから、干渉波搬
送波電流の周波数を両者共に同数の周波数調節が行なえ
ることとなって、人体局部に生ずる干渉波の位置を任意
に浅深調節できるので、治療位置の調節ができ、治療の
対応範囲を拡大し治療効果を向上させることができた。
に周波数設定機能3を備えたものであるから、干渉波搬
送波電流の周波数を両者共に同数の周波数調節が行なえ
ることとなって、人体局部に生ずる干渉波の位置を任意
に浅深調節できるので、治療位置の調節ができ、治療の
対応範囲を拡大し治療効果を向上させることができた。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例における電極を人体に貼着した
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例を用いて発生させた干渉波の図
である。
である。
2 制御部 3 周波数設定機能
Claims (1)
- 【請求項1】 制御部(2)は周波数設定機能(3)を
備え、二つの中周波電流の周波数の任意な変更により人
体局部における干渉波発生位置の深さを変えることを特
徴とする干渉低周波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28134094A JPH08112362A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 干渉低周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28134094A JPH08112362A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 干渉低周波治療器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08112362A true JPH08112362A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17637749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28134094A Pending JPH08112362A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 干渉低周波治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08112362A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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