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JPH08111559A - 半導体発受光素子及び装置 - Google Patents

半導体発受光素子及び装置

Info

Publication number
JPH08111559A
JPH08111559A JP24368394A JP24368394A JPH08111559A JP H08111559 A JPH08111559 A JP H08111559A JP 24368394 A JP24368394 A JP 24368394A JP 24368394 A JP24368394 A JP 24368394A JP H08111559 A JPH08111559 A JP H08111559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
semiconductor
semiconductor light
receiving element
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24368394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Shishikura
正人 宍倉
Hitoshi Nakamura
均 中村
Shinji Tsuji
伸二 辻
Shoichi Hanatani
昌一 花谷
Shigehisa Tanaka
滋久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24368394A priority Critical patent/JPH08111559A/ja
Publication of JPH08111559A publication Critical patent/JPH08111559A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報サービス網の拡充に向け、コンパクトで
しかも低コストな双方向半導体発受光素子および装置を
提供する。 【構成】 面型の素子で、信号光を検出するための光吸
収層22と信号光を発するための活性層25有し、しか
もそれらが積層あるいは一体化されている。また、光フ
ァイバ27を固定するための円形の溝が能動層上のp−
InP基板21形成され、送受信波長帯より長波長の信
号光は透過する。 【効果】 本発明の面型半導体発受光素子およびその装
置を用いれば、コンパクトでしかも低コストな双方向光
送受信モジュールを作製することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信分野、特に光加入
者系、光インタコネクション等に用いられる半導体発受
光素子および半導体発受光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報産業の発展と情報サービスへ
のニーズの進展から、一般家庭への情報サービスの拡充
を図るため、加入者系の全光化を目指した光加入者系シ
ステムの開発が進められている。このシステムで用いら
れる光送受信モジュールは、対象が一般家庭であること
からコンパクトで低価格であることが望まれる。
【0003】現在、経済上の観点から、光加入者系シス
テムの一つとして、波長1.3μm帯を用いた時分割双
方向多重通信と映像分配サービス行う波長1.5μm帯
光信号が波長多重されるシステムが挙げられる。これに
は1.3μm一芯双方向光送受信機能とともに、1.3
/1.5μm波長多重合分波機能を兼ね備えた光送受信
モジュールが必要である。
【0004】従来、上記1.3/1.5μm波長多重合
分波機能等を有する光回路には、光ファイバを部品とし
て用いていた。光ファイバを部品で構成する光回路は光
ファイバの曲げ半径による制限からモジュールを小型化
することは困難であった。そこで、IEEE Phot
onics Technology Letter,V
ol.4, No.6, p660(1992)記載の
光送受信モジュールでは、低損失で再現性、耐環境性に
優れ、光ファイバとも整合性の良い石英系光波回路を用
いている。石英系光波回路は、光ファイバ部品を用いる
よりも小型でかつ生産性に優れたものである。また、こ
の石英系光波回路に半導体発光素子および受光素子を端
面ハイブリッド実装することにより、光送受信モジュー
ルを作製している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、
1.3/1.5μm分波器や1.3μm3dB結合器等
の光波回路として、石英系の光導波路を採用している。
この石英系導波路基板は、光ファイバで構成するよりも
小型であるが、幅3mm、長さ26mmと依然大きい。
この基板は、光送受信モジュールのほぼ半分の大きさを
占めており、経済性の観点から更なる小型化が必要であ
る。
【0006】また、送信器である半導体レーザと受信器
であるフォトダイオードを端面ハイブリッド実装してい
る。この手法は3次元の位置あわせが必要であり、時間
も掛かり、また部品点数も多いので、材料および実装に
かかるコストを低減することは困難である。
【0007】本発明の目的は、光波回路の小型化を図る
と同時に、部品点数および位置あわせ等の実装コストを
低減し、経済性に優れた低コストの光送受信モジュール
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、信号光の入出射方向が基板面内垂直方
向で、上下に配置された半導体あるいは誘電体で構成さ
れた反射鏡構造の間に発光機能と受光機能を同時に有す
る半導体層からなる面型発受光素子において、外部信号
光入射側の反射鏡構造の反射率を、反射鏡に電流等を注
入することによって制御する。
【0009】また、信号光の入出射方向が基板面内垂直
方向で、上下に配置された半導体あるいは誘電体で構成
された反射鏡構造の間に発光機能を有する半導体層と、
上下に配置された反射鏡構造の外側であり、外部信号光
入射側に受光機能を有する半導体層からなる面型発受光
素子において、受光機能を有する半導体層に電圧を印加
する等の方法を用いて光吸収効率を制御する。
【0010】上記2つの発光機能と受光機能を一体化し
た面型半導体発受光素子において、以下の手段を組み合
わせる。上記半導体発受光素子の発光領域からの発光光
をモニタする受光部を反射鏡構造の外側でかつ外部から
の信号光入射側とは反対側に配置する。発光部からの出
射光上の半導体基板に円形の溝等の光ファイバを固定す
る手段を有する。発光領域または受光領域のメサ直径が
光ファイバの直径と同等あるいはそれ以下にする。発光
領域の発光波長と受光領域の受光波長が1.3μm帯等
の同一波長帯であり、それよりも長波長帯の1.55μ
m帯等の信号光は透過する。半導体部をIn1-x-yAlx
GayAs1-zz系(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z
≦1)半導体で構成する。片側の同一面、特に信号光の
入出射面とは反対側の同一面に、電圧印加あるいは信号
入出力用の電極構造を設ける。
【0011】上記手段を組み合わせた半導体発受光素子
をアレー状またはマトリックス状に配置する。また、そ
れらあるいは単体の半導体発受光素子の同一基板上に電
子デバイスをモノリシックに、あるいは電子デバイスを
集積化した集積回路基板、特に主にSiで構成された集
積回路基板上にハイブリッドに集積化する。
【0012】
【作用】低コスト光モジュールの実現には、1.3/
1.55μm分波器や1.3μm結合器等から構成され
る光回路部をコンパクトにすること、部品点数を少なく
すること、実装を簡便にすること等が挙げられる。
【0013】本発明の面型半導体発受光素子では、電流
注入等による反射鏡の反射率を制御し、受光領域のバン
ドギャップを受光波長と同程度とすることにより、安定
な発光と受光感度の向上が図れ、しかも受光波長よりも
長波長の信号光を透過することができる。また、多重量
子井戸構造等で構成された受光領域に電圧を印加するこ
とで吸収端波長近傍の吸収効率を制御することができる
ので、送信時には透明化し、受信時には電圧印加により
信号光を吸収し、しかも受信波長よりも長波長の信号光
を透過することができる。さらに送信光の変調が受光領
域の電圧変調によっても可能となる。したがって、1.
3μm結合器や1.3/1.55μm分波器等の光回路
基板が不用となり、部品点数が少なく、実装も簡便とな
るので、コンパクトなしかも低コストな光送受信モジュ
ールを構成することが可能となる。 また、発光領域か
らの光出力をモニタするための受光部を半導体発受光素
子に一体化することにより、部品点数および実装コスト
の低減を図ることができる。
【0014】さらに、片側の同一面上に電極を配置する
ことによりワイヤが不用なフリップチップ実装が可能と
なり、また、基板に円形の溝を設けることにより差し込
むだけで光ファイバを固定することができるので、実装
を容易にすることができる。
【0015】In1-x-yAlxGayAs1-zz系の化合
物半導体で構成することにより、高性能な1.3μm帯
の半導体レーザとフォトダイオードを構成することがで
き、1.55μm帯の信号光に対して透明にすることが
可能となる。
【0016】また、電子デバイスをモノリシックもしく
はハイブリッドに集積化することにより、光送受信モジ
ュールをコンパクトにしかも低コストに作製することが
可能となる。特に、高性能で低コストなSi系材料を用
いて集積回路を構成することにより、より一層の低コス
ト化が可能となる。
【0017】また、アレー状またはマトリックス状に本
素子を配置することにより、低コストな光インタコネク
ション用等の光送受信モジュールの作製が可能である。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。
【0019】実施例1 図1はIn1-xGaxAs1-yy(0≦x≦1、0≦y≦
1)系化合物半導体を用いた本発明の一実施例の断面構
造図である。p−InP基板1上に有機金属気相成長法
により、n−InP/InGaAsP上部多層反射鏡2
を20周期、n−InP上部クラッド層3を0.63μ
m、歪を加えたInGaAsP層を井戸層とした歪In
GaAsP/InGaAsP(λg=1.15μm)多
重量子井戸活性層4を2.5周期、p−InP下部クラ
ッド層5を0.63μm、p−InP/InGaAsP
下部多層反射鏡6を25周期、順次積層した。ここで、
上部多層反射鏡2および下部多層反射鏡6はInP、I
nGaAsP(λg=1.2μm)をそれぞれ光学膜厚
である104.2nm、96.2nmとした。多重量子
井戸活性層4の井戸層は圧縮歪を加えたInGaAsP
を5nm、障壁層であるInGaAsP(λg=1.1
5μm)を10nmとした。この多重量子井戸活性層4
は面発光レーザの活性層であり、かつフォトダイオード
の光吸収層である。エッチングにより上記多層構造にメ
サ構造を形成し、再び有機金属気相成長法により、電流
狭窄構造であるp−InP8、n−InP9、p−In
P10の各層を埋込成長した。その後、p−InGaA
sP(λg=1.2μm)コンタクト層7で平坦化を行
った。n型コンタクトおよび上部多層反射鏡2に電流を
注入するp型コンタクト形成のためのメサエッチング行
い、SiO211を形成し、真空蒸着によりp型電極1
2、n型電極13、p型電極14を形成した。最後に、
光ファイバ16を固定するための円形の溝を能動層上の
p−InP基板1形成し、反射防止膜15を形成した。
【0020】本実施例の半導体発受光素子のサイズは5
00μm×500μmである。本素子の発振波長は1.
3μmであり、しきい値電流は5mA程度であった。ま
た、1.3μm光に対する受光感度は、p型電極12と
n型電極13を用いて上部多層反射鏡2に電流注入する
ことにより反射率を低下させることで、量子効率約50
%を得た。1.55μm光の透過ロスは1dB程度であ
った。したがって、素子のサイズは500μm×500
μmとコンパクトでかつ低コストな光送受信素子を作製
することができた。また、構成元素にAlを含んだIn
1-x-yAlxGayAs1-zz系の化合物半導体を用いて
も同様の効果が得られる。
【0021】実施例2 図2はIn1-xGaxAs1-yy(0≦x≦1、0≦y≦
1)系化合物半導体を用いた本発明の一実施例の断面構
造図である。p−InP基板21上に有機金属気相成長
法により、アンドープInP/InGaAsP多重量子
井戸光吸収層22を50周期、n−InP/InGaA
sP上部多層反射鏡23を20周期、n−InP上部ク
ラッド層24を0.63μm、歪を加えたInGaAs
P層を井戸層とした歪InGaAsP/InGaAsP
(λg=1.15μm)多重量子井戸活性層25を2.
5周期、p−InP下部クラッド層26を0.63μ
m、p−InP/InGaAsP下部多層反射鏡27を
25周期、順次積層した。ここで、多重量子井戸光吸収
層22はInP障壁層を5nm、InGaAsP井戸層
5nmで構成され、上部多層反射鏡23および下部多層
反射鏡27はInP、InGaAsP(λg=1.2μ
m)をそれぞれ光学膜厚である104.2nm、96.
2nmとした。多重量子井戸活性層25の井戸層は圧縮
歪を加えたInGaAsPを5nm、障壁層であるIn
GaAsP(λg=1.15μm)を10nmとした。
エッチングにより上記多層構造にメサ構造を形成し、再
び有機金属気相成長法により、電流狭窄構造であるp−
InP29、n−InP30、p−InP31の各層を
埋込成長した。その後、p−InGaAsP(λg=
1.2μm)コンタクト層28で平坦化を行った。n型
コンタクトおよび多重量子井戸光吸収層22に電界を印
加するp型コンタクト形成のためのメサエッチング行
い、SiO232を形成し、真空蒸着によりp型電極3
3、n型電極34、p型電極35を形成した。最後に、
光ファイバ37を固定するための円形の溝を能動層上の
p−InP基板21形成し、反射防止膜36を形成し
た。
【0022】本実施例の半導体発受光素子のサイズは5
00μm×500μmである。本素子の発振波長は1.
3μmであり、しきい値電流は5mA程度であった。ま
た、多重量子井戸光吸収層22は無バイアス時には1.
3μm、1.55μm光双方に対して透明である。一
方、逆バイアスを加えることにより1.55μm光に対
しては透明であるが、1.3μm光に対して受光感度を
有するようになる。逆バイアスを加えたときの量子効率
は約70%であった。1.55μm光の透過ロスは1d
B程度であった。また、多重量子井戸光吸収層22の印
加電圧に変調を掛けることにより、直接変調と同様な送
信光の変調特性が得られた。したがって、素子のサイズ
は500μm×500μmとコンパクトでかつ低コス
ト、高効率な光送受信素子を作製することができた。ま
た、構成元素にAlを含んだIn1-x-yAlxGayAs
1-zz系の化合物半導体を用いても同様の効果が得られ
る。
【0023】実施例3 図3は実施例2の半導体発受光素子にモニタ用の受光部
を一体化した本発明の一実施例の構造図である。p−I
nP基板41上に有機金属気相成長法により、アンドー
プInP/InGaAsP多重量子井戸光吸収層42を
50周期、n−InP/InGaAsP上部多層反射鏡
43を20周期、n−InP上部クラッド層44を0.
63μm、歪を加えたInGaAsP層を井戸層とした
歪InGaAsP/InGaAsP(λg=1.15μ
m)多重量子井戸活性層45を2.5周期、p−InP
下部クラッド層46を0.63μm、p−InP/In
GaAsP下部多層反射鏡47を25周期、順次積層し
た。ここで、多重量子井戸光吸収層42はInP障壁層
を5nm、InGaAsP井戸層5nmで構成され、上
部多層反射鏡43および下部多層反射鏡47はInP、
InGaAsP(λg=1.2μm)をそれぞれ光学膜
厚である104.2nm、96.2nmとした。多重量
子井戸活性層45の井戸層は圧縮歪を加えたInGaA
sPを5nm、障壁層であるInGaAsP(λg=
1.15μm)を10nmとした。エッチングにより上
記多層構造にメサ構造を形成し、再び有機金属気相成長
法により、電流狭窄構造であるp−InP49、n−I
nP50、p−InP51の各層を埋込成長した。その
後、p−InGaAsP(λg=1.2μm)コンタク
ト層48で平坦化を行い、アンドープInGaAsP
(λg=1.4μm)モニタ光吸収層52、n−InP
コンタクト層53を成長した。電極コンタクト形成のた
めのメサエッチング行い、SiO254を形成し、真空
蒸着によりp型電極55、n型電極56、n型電極5
7、p型電極58を形成した。最後に、光ファイバ60
を固定するための円形の溝を能動層上のp−InP基板
41形成し、反射防止膜59を形成した。
【0024】実施例2と同様な特性が得られ、さらにn
型電極57、p型電極58に逆バイアスを加えることで
送信光をモニタすることができた。
【0025】実施例4 図4は実施例2の半導体発受光素子をSiの電子デバイ
スで構成された集積回路にハイブリッド実装した本発明
の一実施例の構造図である。実施例3の半導体発受光素
子61をSi系の電子デバイス62で構成された集積回
路基板63にAuSn半田を用いてフリップチップ実装
した。その後、光ファイバ64を半導体発受光素子61
の円形溝に固定した。1.3μm双方向光伝送を行った
結果、良好な伝送特性が得られた。
【0026】実施例5 図5は実施例2の半導体発受光素子と同一基板上に電子
デバイスをモノリシック集積化した本発明の一実施例の
上面図である。実施例3の半導体発受光素子71を形成
した後に、In1-x-yAlxGayAs系の化合物半導体
を用いて電子デバイス72をモノリシックに集積化して
光電子集積回路73を作製した。電子集積回路部の結晶
成長法には分子線エピタキシ法を用いた。1.3μm双
方向光伝送を行った結果、良好な伝送特性が得られた。
また、1.55μm光の透過ロスは実施例3と同程度で
あった。
【0027】実施例6 図6は実施例2の半導体発受光素子をマトリックス状に
集積化した本発明の一実施例の構造図である。形成方法
は実施例3と同様であり、81は半導体発受光素子、8
2は半導体発受光素子をマトリックス状に集積化した基
板である。均一な発光および受光特性が得られ、その特
性は実施例3と同様であった。
【0028】
【発明の効果】本発明の面型半導体発受光素子およびそ
の装置を用いれば、コンパクトでしかも低コストな双方
向光送受信モジュールを作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の面型半導体発受光素子の断面
構造図。
【図2】本発明実施例2の面型半導体発受光素子の断面
構造図。
【図3】本発明実施例3の面型半導体発受光素子の断面
構造図。
【図4】本発明実施例4のハイブリッド集積双方向光送
受信装置の構造図。
【図5】本発明実施例5のモノリシック集積双方向光送
受信装置上面図。
【図6】本発明実施例6のマトリックス集積面型半導体
発受光素子の構造図。
【符号の説明】
1・・・p−InP基板、2・・・n−InP/InG
aAsP上部多層反射鏡、3・・・n−InP上部クラ
ッド層、4・・・歪InGaAsP/InGaAsP多
重量子井戸活性層、5・・・p−InP下部クラッド
層、6・・・p−InP/InGaAsP下部多層反射
鏡、7・・・p−InGaAsPコンタクト層、8・・
・p−InPブロック層、9・・・n−InPブロック
層、10・・・p−InPブロック層、11・・・Si
2、12・・・p型電極、13・・・n型電極、14
・・・p型電極、15・・・反射防止膜、16・・・光
ファイバ、21・・・p−InP基板、22・・・アン
ドープInP/InGaAsP多重量子井戸光吸収層、
23・・・n−InP/InGaAsP上部多層反射
鏡、24・・・n−InP上部クラッド層、25・・・
歪InGaAsP/InGaAsP多重量子井戸活性
層、26・・・p−InP下部クラッド層、27・・・
p−InP/InGaAsP下部多層反射鏡、28・・
・p−InGaAsPコンタクト層、29・・・p−I
nPブロック層、30・・・n−InPブロック層、3
1・・・p−InPブロック層、32・・・SiO2
33・・・p型電極、34・・・n型電極、35・・・
p型電極、36・・・反射防止膜、37・・・光ファイ
バ、41・・・p−InP基板、42・・・アンドープ
InP/InGaAsP多重量子井戸光吸収層、43・
・・n−InP/InGaAsP上部多層反射鏡、44
・・・n−InP上部クラッド層、45・・・歪InG
aAsP/InGaAsP多重量子井戸活性層、46・
・・p−InP下部クラッド層、47・・・p−InP
/InGaAsP下部多層反射鏡、48・・・p−In
GaAsPコンタクト層、49・・・p−InPブロッ
ク層、50・・・n−InPブロック層、51・・・p
−InPブロック層、52・・・モニタ光吸収層、53
・・・n−InPコンタクト層、54・・・SiO2
55・・・p型電極、56・・・n型電極、57・・・
n型電極、58・・・p型電極、59・・・反射防止
膜、60・・・光ファイバ、61・・・実施例2の半導
体発受光素子、62・・・Si系の電子デバイス、63
・・・集積回路基板、64・・・光ファイバ、71・・
・実施例2の半導体発受光素子、72・・・In1-x-y
AlxGayAs系電子デバイス、73・・・光電子集積
回路、81・・・半導体発受光素子、82・・・4×4
半導体発受光素子集積化基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花谷 昌一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 田中 滋久 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号光の入出射方向が基板面内垂直方向
    で、上下に配置された半導体あるいは誘電体で構成され
    た反射鏡構造の間に発光機能と受光機能を同時に有する
    半導体層からなる面型発受光素子において、外部信号光
    入射側の反射鏡構造の反射率を制御する手段を有するこ
    とを特徴とする半導体発受光素子。
  2. 【請求項2】請求項1記載の面型発受光素子において、
    外部から電流を注入することにより、反射鏡構造の反射
    率を制御することを特徴とする半導体発受光素子。
  3. 【請求項3】信号光の入出射方向が基板面内垂直方向
    で、上下に配置された半導体あるいは誘電体で構成され
    た反射鏡構造の間に発光機能を有する半導体層と、上下
    に配置された反射鏡構造の外側であり、外部信号光入射
    側に受光機能を有する半導体層からなる面型発受光素子
    において、該受光機能を有する半導体層の光吸収効率を
    制御する手段を有することを特徴とする半導体発受光素
    子。
  4. 【請求項4】請求項3記載の面型発受光素子において、
    外部から電圧を印加することにより、受光機能を有する
    半導体層である光吸収層の吸収効率を制御することを特
    徴とする半導体発受光素子。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の半導体発
    受光素子において、上記発光機能を有する半導体層から
    の発光光をモニタするための受光部を、外部からの信号
    光を受光する半導体層とは別に設け、これを上下に配置
    された反射鏡構造の外側であり、外部信号光入射側とは
    反対側に配置することを特徴とする半導体発受光素子。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の半導体発
    受光素子において、光ファイバを固定する手段を有する
    ことを特徴とする半導体発受光素子。
  7. 【請求項7】請求項6記載の半導体発受光素子におい
    て、上記半導体発受光素子が形成された半導体基板に光
    ファイバを固定するための円形の溝を有し、その溝が発
    光機能を有する半導体層からの出射光上に形成されてい
    ることを特徴とする半導体発受光素子。
  8. 【請求項8】請求項7記載の半導体発受光素子におい
    て、発光領域または受光領域のメサ直径が、信号光を入
    出射するための光ファイバの直径と同等あるいはそれよ
    りも小さいことを特徴とする半導体発受光素子。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の半導体発
    受光素子において、発光機能を有する半導体層で発光す
    る波長と、受光機能を有する半導体層で受光する波長が
    同一波長帯であることを特徴とする半導体発受光素子。
  10. 【請求項10】請求項9記載の半導体発受光素子におい
    て、発光波長帯および受光波長帯よりも長波長帯の信号
    光が、該半導体発受光素子を透過することを特徴とする
    半導体発受光素子。
  11. 【請求項11】請求項10記載の半導体発受光素子にお
    いて、該半導体発受光素子の発振波長帯および受信波長
    帯が1.3μm帯であり、1.55μm帯の信号光は該
    半導体発受光素子を透過することを特徴とする半導体発
    受光素子。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載の半導
    体発受光素子において、該半導体発受光素子の半導体部
    がIn1-x-yAlxGayAs1-zz系(0≦x≦1、0
    ≦y≦1、0≦z≦1)の化合物半導体で構成されるこ
    とを特徴とする半導体発受光素子。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかに記載の半導
    体発受光素子において、該半導体発受光素子の片側の同
    一面側のみに、少なくとも1組の電圧印加または信号入
    出力のための電極構造を有することを特徴とする半導体
    発受光素子。
  14. 【請求項14】請求項13記載の半導体発受光素子にお
    いて、該半導体発受光素子の信号光の入出射面とは反対
    側の同一面のみに、少なくとも1組の電圧印加または信
    号入出力のための電極構造を有することを特徴とする半
    導体発受光素子。
  15. 【請求項15】信号光の入出射方向が基板面内垂直方向
    で、上下に配置された半導体あるいは誘電体で構成され
    た反射鏡構造の間に発光機能と受光機能を同時に有する
    半導体層からなる素子であって、外部信号光入射側の反
    射鏡構造の反射率を制御する手段を有する半導体発受光
    素子を複数アレー状またはマトリックス状に配置するこ
    とを特徴とする半導体発受光装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載の半導体発受光装置にお
    いて、該半導体発受光素子と同一基板上に電子デバイス
    をモノリシックに集積化することを特徴とする半導体発
    受光装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の半導体発受光装置にお
    いて、主に電子デバイスからなる集積回路基板上に、該
    半導体発受光素子をハイブリッドに集積化することを特
    徴とする半導体発受光装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の半導体発受光装置にお
    いて、主に電子デバイスからなる集積回路基板として、
    主にSiで構成される集積回路基板を用いることを特徴
    とする半導体発受光装置。
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