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JPH08110878A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

Info

Publication number
JPH08110878A
JPH08110878A JP6245560A JP24556094A JPH08110878A JP H08110878 A JPH08110878 A JP H08110878A JP 6245560 A JP6245560 A JP 6245560A JP 24556094 A JP24556094 A JP 24556094A JP H08110878 A JPH08110878 A JP H08110878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
parameter
network
network setting
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6245560A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Takahashi
克佳 高橋
Tachiki Ichihashi
立機 市橋
Yoshimasa Baba
義昌 馬場
Koichi Hiramatsu
晃一 平松
Masahito Kobayashi
雅人 小林
Chieko Funabe
千江子 舟辺
Nobuhiro Tsubone
宣宏 坪根
和幸 ▲か▼島
Kazuyuki Kashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6245560A priority Critical patent/JPH08110878A/ja
Publication of JPH08110878A publication Critical patent/JPH08110878A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータネットワークシステムの設定を
する際に必要な情報を自動的に収集し、ネットワーク構
成設定用パラメータを各ノードに配信する際に自動的に
配信する。また、配信後、ネットワーク構成設定用パラ
メータが正しいかどうか確認する手段を持つ。 【構成】 ネットワーク15内の各ノードは、識別子と
物理構成情報をサーバノード10へ送信するノード情報
送信手段をもつ。サーバノード10は、各ノードからの
ノード情報を受信するノード情報受信手段16をもち、
これにより収集した各ノードの情報をもとに各ノードの
ネットワーク設定用パラメータを自動的に生成するパラ
メータ生成手段13をもつ。また生成されたパラメータ
を自動的に配信するパラメータ配信手段14から構成さ
れる。さらに各ノードはサーバノード10からパラメー
タを受信する受信手段24を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータネットワ
ークシステムにおけるネットワーク構成設定用パラメー
タの自動生成及び配信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークシステムにお
いて、ネットワークシステムを構成する各中継ノードに
は、そのネットワークシステム上の各ノードの論理的な
識別子が重複しないように識別子を設定する必要があ
る。また、ネットワークシステムを構成する各ネットワ
ークでは、ネットワーク上にある各々のノードで共通の
値を設定しなければならないパラメータが多い。ネット
ワークシステムが巨大化し複雑化するにつれて、ネット
ワークシステムを構成する各ノードのネットワーク設定
用パラメータを重複なくかつ矛盾なく生成するのは非常
に困難となってきた。
【0003】従来例1.各ノードのネットワーク構成設
定用パラメータを自動的に、また、矛盾なく生成するア
イデアは特開平5−225091及び特開平4−260
149に示されている。図18は、特開平5−2250
91の構成図である。この従来例は、複数のコンピュー
タ間で通信を行なうためのネットワーク用SG(システ
ム生成)パラメータの作成を自動化するためのものであ
る。図において、マシン資源定義テーブル1−6、回線
属性定義テーブル1−7、機能属性定義テーブル1−8
にネットワーク全体の情報を記録しておく。入出力装置
1−1からネットワーク図編集手段1−2を用いてマシ
ンの追加等のネットワーク構成変更の情報を入力する
際、パラメータ規則記述ファイル1−5の内容により関
連付けられたネットワーク情報は自動的に書き換えられ
る様にする。そして、ネットワークSGパラメータ生成
手段1−4により、ネットワーク全体で矛盾のないネッ
トワークSGパラメータを自動的に生成する。また、特
開平4−260149は、ネットワークの構成を定義す
るコンピュータプログラム、ネットワークのための構成
パラメータを生成する方法及びネットワークを構成する
ためのシステムに関するものである。
【0004】以上で示した従来のネットワーク構成設定
用パラメータの生成時には、各ノードの物理構成情報な
どはあらかじめデータベースに入力しておく必要があ
り、管理者の負担となっていた。また、ネットーワーク
システムを構成する各ノードの存在、各ノードの接続関
係及びそれら各ノードにおける実際の物理構成情報は、
サーバノード上のデータベースに登録された値と同期を
とるためにネットワークシステムの管理者が各ノードの
接続関係や物理構成情報を詳細に把握しておく必要があ
った。
【0005】従来例2.特開平01−218243は、
ネットワークの構築手段について述べている。以下、こ
の従来例を図について説明する。図19において、1〜
7は通信装置、201〜209はこれらの通信装置を接
続する回線、211〜217は制御部で、回線選択スイ
ッチ241〜244および送受信部211〜230を制
御して通信手順を実行するものである。このうち、回線
選択スイッチ241〜244は複数の回線201〜20
9の中から選択された回線を送受信部221〜230に
接続するものである。なお、送受信部221〜223,
230は下位送受信部を、224〜229は上位送受信
部をそれぞれ構成している。
【0006】図20は図19に示した通信システムの論
理的なツリー状の階層構成を示す図であり、ツリーのル
ートに当たる通信装置1を1次局、他の通信装置2〜7
を2次局とし、通信装置間の物理的な回線201〜20
8に対応してリンクが張られている。なお、図20に示
された2次局のうち、1次局と直接リンクを張る2次局
を1層の2次局、iを正の整数としてi層の2次局の下
位にあってこれと直接リンクを張る2次局を(i+1)
層の2次局と呼ぶことにする。この場合、物理的に存在
する回線の中で、ツリー状の階層構成を構築するのに必
要のない回線上ではリンクは張らないこととする。例え
ば、図19の回線209に対応するリンクは図20中に
使用されていない。このような回線構成は、信頼性向上
を目的とした冗長構成をとる場合に見られ、回線201
が断線障害を起こした場合に、図21に示すツリー状の
構成を代替として使用することにより復旧できるという
利点がある。
【0007】図22は図19〜図21に示した通信シス
テムにおいて、データ転送の単位であるパケットのルー
ティング処理機能の配置を示す図である。同図において
通信装置1〜7にはパケット転送機能および経路テーブ
ルが配置されている。ここで、パケット転送機能はパケ
ットを受信するとパケット中の宛先ネットワークアドレ
スと経路テーブルとを参照し、該パケットが自局宛か他
局宛かを判断し、他局宛ならば回線201〜208また
はこの回線を介して接続された隣接通信装置1〜7のい
ずれかに該パケットを転送するべきか否かを決定する。
さらに、パケット転送機能は決定された回線または隣接
通信装置にパケットを転送する。
【0008】図23は通信装置1〜7間の回線リンクを
介して転送されるフレーム20およびパケット25のフ
ォーマットの一例を示す図である。ここに示したフレー
ム20は回線を介して隣接した通信装置間で情報を転送
するときの単位であり、コマンドフレームとレスポンス
フレームを区別するためのデータリンクアドレス21、
フレームの種別やフレームの送信順序番号などが設定さ
れるフレーム制御部22、パケットが設定される情報部
23、フレームの伝送誤りを検出するための誤り検出符
号が設定される誤り検査部24からなっている。また図
23に示したパケット25は必ずしも隣接しない通信装
置間でデータを転送する時の単位であり、宛先通信装置
を通信網の中で一意に指定する宛先ネットワークアドレ
ス26、パケットを最初に通信網に送出した通信装置を
指定する送信元ネットワークアドレス27、パケットの
種別やその他のパケットの転送制御に必要な情報が設定
されるパケット制御部28、パケットの運ぶデータが設
定されるパケットデータ29からなっている。
【0009】経路テーブル転送パケットは、以下に述べ
る経路テーブルを図23に示すようなパケットの形式に
したものである。経路テーブルの内容については添付し
た図24及び図25を用いて以下に説明する。添付した
図24及び図25は、図20のネットワーク構成をとる
場合の経路テーブルの一例を示す図である。図24は、
通信装置1の経路テーブルの内容を示している。図25
は、通信装置2の経路テーブルの内容を示している。こ
こでは、説明をわかりやすくするために、ネットワーク
アドレスとして、図19に示された通信装置に用いた番
号1〜7を用いるものとする。また、回線番号として図
19の回線に用いた番号201〜208を用いるものと
する。図24及び図25に示すネットワークアドレス、
回線番号、リンク設定指示フラグ、データリンクアドレ
ス、自局識別フラグの値は、通信網の論理的な構成に基
づいて各2次局に対応した値が外部から初期情報として
予め1次局に与えられる。
【0010】また、回線番号とは、前述したネットワー
クアドレスを宛先ネットワークアドレスとして持つパケ
ットを隣接する通信装置へ転送する場合の回線の識別子
であり、自局とつながっている回線のいずれかの回線番
号が設定される。例えば、図24に示すように、通信装
置1の経路テーブルの回線番号には通信装置1に接続さ
れている回線201、202、203のいずれかが設定
される。通信装置2、3、4は隣接する通信装置である
ため、通信装置2、3、4のネットワークアドレスに対
応して接続に用いられた回線番号がそれぞれ201、2
02、203として設定される。一方、通信装置5、
6、7は、隣接する通信装置ではないが、通信装置1か
ら通信装置5、6、7にパケットを送信する場合に用い
る回線番号を通信装置5、6、7のネットワークアドレ
スに対応して設定する。例えば、通信装置5に対してパ
ケットを送信する場合に用いる回線の回線番号201を
設定する。このように経路テーブルの回線番号を設定し
ておくことにより、通信装置1が通信装置5に対してパ
ケットを転送する場合に通信装置1は回線201に対し
てパケットを転送することを経路テーブルから認識する
ことができる。
【0011】リンク設定指示フラグは、上位局と下位局
の関係にある通信装置間において、下位局に対してリン
クを設定する主体となることを示すフラグである。図2
4の場合には、通信装置1が通信装置2、3、4に対し
て上位局であり、通信装置1が通信装置2、3、4に対
してリンクを設定する必要があることを示している。図
25の場合には、通信装置2は、通信装置5の上位局で
あり、通信装置2が通信装置5に対してリンクを設定す
る必要があることを示している。このようにリンク設定
指示フラグはネットワークの構築時に、各通信装置に対
してリンクを設定することを指示するフラグであり、1
次局においてこのフラグを各経路テーブルに設定して対
応する各通信装置に配布することにより、図20に示す
ようなネットワーク構成をとることもできるし、図21
に示すようなネットワーク構成をとることもできる。
【0012】データリンクアドレスとは、コマンドフレ
ームとレスポンスフレームの区別をするために用いる識
別子である。例えば、コマンドフレームとレスポンスフ
レームを区別するための識別子として、隣接する通信装
置間にはられたリンク内において、一意に定まるアドレ
スを用いる。例えば、ここでは、図24に示すように、
通信装置1を上位局とし、通信装置2を下位局としてリ
ンクをはる場合、通信装置1のデータリンクアドレスを
「X」とし、通信装置2のデータリンクアドレスを
「A」と設定するものとする。また、通信装置3に対し
ては、データリンクアドレス「B」を設定し、通信装置
4に対しては、データリンクアドレスを「C」と設定す
るものとする。また、通信装置2に対しては図25に示
すようなデータリンクアドレスを設定するものとする。
これらの経路テーブルは通信装置1において予め初期情
報に基づいて作成され、各通信装置に配布されるもので
ある。通信装置1から通信装置2に送られるコマンドフ
レームに対しては、通信装置2のデータリンクアドレス
「A」という値が設定され、通信装置2から通信装置1
に送られるレスポンスフレームに対しては、通信装置2
のデータリンクアドレス「A」という値が設定される。
また、通信装置1から通信装置3に送られるコマンドフ
レームに対しては通信装置3のデータリンクアドレス
「B」という値が設定される。通信装置3から通信装置
1に送られるレスポンスフレーム対しては通信装置3の
データリンクアドレス「B」という値が設定される。こ
のようにして、各通信装置は受信したフレームのデータ
リンクアドレスをチェックし、データリンクアドレスを
自局のデータリンクアドレスのものであれば、その受信
したフレームをコマンドフレームであると認識する。逆
に、受信したフレームのデータリンクアドレスが自局に
設定されたデータリンクアドレス以外のものであれば、
そのフレームをレスポンスフレームであるとを認識す
る。このデータリンクアドレスは、ある通信装置におい
て、隣接する通信装置を一意に識別できるものであれば
十分であり、ネットワークアドレスがネットワーク全体
で通信装置を一意に識別するものである点においてデー
タリンクアドレスと異なっている。従って、データリン
クアドレスは、重複して用いられる場合がある。例え
ば、図24に示すように、通信装置1が通信装置4と設
定するリンクに対してデータリンクアドレスを「C」と
指定しているのに対し、図25に示すように、通信装置
2も、通信装置2が通信装置5と設定するリンクに対し
て「C」というデータリンクアドレスを設定している。
このように、「C」というデータリンクアドレスが重複
しているが、通信装置1と通信装置4の間で用いられる
データリンクアドレス「C」は通信装置1と通信装置4
の間のリンクでしか用いられない。同様に、通信装置2
と通信装置5の間で用いられるデータリンクアドレス
「C」は通信装置2と通信装置5の間でしか用いられな
い。従って、同一のデータリンクアドレスが重複して設
定される場合であっても何等問題は生じない。
【0013】自局識別フラグとは、経路テーブルの中に
定義された複数のエントリの中でどのエントリが自局で
あるかを設定するフラグである。図24に示すように、
通信装置1の経路テーブルにおいては、通信装置1のエ
ントリの自局識別フラグがONになり、その他の通信装
置の自局識別フラグは全てOFFに設定される。また、
図25に示すように、通信装置2の経路テーブルにおい
ては、通信装置2の自局識別フラグがONに設定され、
その他の自局識別フラグはOFFに設定される。
【0014】1次局はいずれの2次局よりも先に動作し
ている。図24及び図25に示したような経路テーブル
は、1次局となる通信装置1においてそれぞれの通信装
置に対して個別に作成される。この経路テーブルの作成
は通信網の構築の際に1次局において行なわれる。通信
網を構築するにあたり、通信網の設計者は予め通信網を
どのような構成にするかを決定し、その構成をとるため
に必要な初期情報を1次局に与える。1次局は、設計者
から与えられた初期情報を基に、図24及び図25に示
したような経路テーブルを各通信装置に対応させて作成
する。この時点では、1次局はいずれの通信装置ともリ
ンクを確立していない。また、他の通信装置も互いにリ
ンクを確立していない状態にある。1次局は図24に示
した通信装置1の経路テーブルに従い、経路テーブルの
リンク設定指示フラグを参照し、通信装置2、3、4に
対してリンクの設定動作を開始する。1次局がリンク設
定動作を開始すると、経路テーブルのリンク設定指示フ
ラグを参照し、リンクが未確立の回線を順次接続しよう
と試みる。このような状態で通信装置2の電源が投入さ
れると通信装置1は通信装置2との間でリンクの設定動
作を開始する。通信装置1は通信装置2に対してリンク
確立コマンドをコマンドフレームの形式にして送信す
る。コマンドフレームには、通信装置1の経路テーブル
に設定された通信装置2に対するデータリンクアドレス
「A」が設定され、このリンク確立コマンドが通信装置
1から通信装置2に対して送信される。通信装置2は電
源が投入された時点ではまだ通信装置2の経路テーブル
が配布されていないが、電源が投入されてから最初に送
られてくるコマンドを無条件にコマンドフレームである
と解釈する。通信装置2は、このリンク確立コマンドを
受信すると、そのリンク確立コマンドに用いられたデー
タリンクアドレス「A」を用いてレスポンスフレームを
作成し、リンク確立レスポンスを通信装置1に返送す
る。このように、2次局は電源が投入されてから最初に
送られてくるコマンドをリンク確立コマンドであると解
釈し、リンク確立コマンドに用いられたデータリンクア
ドレスをリンク確立レスポンスのデータリンクアドレス
として流用することにより、レスポンスフレームを作成
する。従って、通信装置2に経路テーブルがまだ存在し
ない場合でも通信装置2は通信装置1からのリンク確立
コマンドに対して正常なリンク確立レスポンスを送るこ
とができる。
【0015】上位局となる通信装置1が通信装置2、
3、4とリンクを設定するときの動作は図26に示した
通りである。また、下位局となる通信装置2が通信装置
1とリンクを確立するための動作は図27に示した通り
である。通信装置1と通信装置2のリンクが確立する
と、通信装置1は予め用意した図25に示す経路テーブ
ルを通信装置1から通信装置2に対して転送する。経路
テーブルのサイズが十分小さい場合には、1つの経路テ
ーブル転送パケットの転送により経路テーブルの転送が
完了するが、経路テーブルのサイズが1つのパケットに
入りきれない場合には、経路テーブルが分割され複数の
経路テーブル転送パケットが作成され、通信装置1 か
ら通信装置2に転送される。経路テーブルを受信した通
信装置2は、図25に示す経路テーブルのリンク設定指
示フラグを参照することにより、さらに下位の2次局と
のリンクの設定を開始する。この例においては、通信装
置5に対してリンク設定指示フラグがONになっている
ため、通信装置2は、通信装置5との間でリンクの設定
を確立する。通信装置2が通信装置1とリンクを確立
し、経路テーブルを受信し、さらに下位の通信装置とリ
ンクを確立する動作は、図28に示した通りである。ま
た、通信装置2は通信装置2の経路テーブルを受信した
後は、経路テーブルに設定されたデータリンクアドレス
を用いて通信装置1に対してレスポンスフレームを送る
ことができる。この例においては、通信装置1から通信
装置2に送られるコマンドフレームに対してデータリン
クアドレス「A」が用いられ、通信装置2から通信装置
1に返送されるレスポンスフレームにはデータリンクア
ドレス「A」が用いられる。これらのデータリンクアド
レスは経路テーブルが通信装置に配布された後は経路テ
ーブルのデータリンクアドレスを参照して利用される。
前述したように、通信装置2に電源が投入された場合に
は、通信装置1から送られてきたリンク確立コマンドに
用いられたデータリンクアドレスをそのままリンク確立
レスポンスのデータリンクアドレスとしたが、その際に
用いたデータリンクアドレスも通信装置2のデータリン
クアドレス「A」を用いており、経路テーブルを配布す
る前と経路テーブルを配布した後のいずれにおいてもデ
ータリンクアドレス「A」が用いられ、電源投入直後、
あるいは経路テーブル配布後のいずれにおいても、使用
するデータリンクアドレスは矛盾することがなく、フレ
ームの転送を正しく行うことができる。通信装置2が通
信装置5とリンクを確立すると、通信装置1は予め用意
した通信装置5の経路テーブルを経路テーブル転送パケ
ットの形式にして、通信装置5へ転送する。
【0016】通信装置5が通信装置2を介して通信装置
1から転送された経路テーブルを受信する。通信装置5
は受信した経路テーブルのリンク設定指示フラグを参照
してさらに下位の2次局とのリンクを設定する。この動
作は、前述した通信装置2の動作と同様であり、図28
に示した通りである。また、通信装置1が通信装置2に
対して経路テーブルを転送する動作、そしてさらに、通
信装置2を介して通信装置5に経路テーブルを転送する
動作は、図29に示す通りである。このようにして、図
20に示す通信網が構築されると通信網は通常のデータ
転送動作を行なうことが可能になる。例えば、通信装置
1から通信装置5に対してデータを転送する場合、通信
装置1は、図23に示すパケットの宛先ネットワークア
ドレスを「5」にし、送信元ネットワークアドレスを
「1」に設定したパケットを生成する。そして、通信装
置1は生成したパケットをフレームの形にする。その
際、そのパケットをフレームにするため、データリンク
アドレスにある値「A」を用いてフレームを生成する。
通信装置1は、図24に示す経路テーブルの、通信装置
5のエントリを参照する。そして、通信装置5に対する
回線番号201に、生成したフレームを送信する。通信
装置2は回線201を介してそのフレームを受信する。
通信装置2は通信装置5に対するパケットであることを
検出し、図25に示す経路テーブルの通信装置5に対応
する自局識別フラグを参照し、その受信パケットが自局
宛でないことを検出する。そして、通信装置5宛のパケ
ットを転送すべき回線を経路テーブルの回線番号から判
断し、回線204に受信したパケットを転送する。その
際、データリンクアドレスにある値「C」を用いてフレ
ームを生成する。通信装置5は、通信装置2から回線2
04を介してパケットを受信する。通信装置5の経路テ
ーブルは図示していないが、通信装置5に対応する自局
識別フラグがONとなっているため、その受信したパケ
ットが自局宛であることを判断し、パケットの処理を開
始する。以上のような通常のデータ転送の動作は図30
に示す通りである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワーク構
成設定用パラメータの生成時には、特開平5−2250
91にあるように、各ノードの物理構成情報などはあら
かじめデータベースに入力しておく必要があり、管理者
の負担となっていた。
【0018】また、ネットワークシステムを構成する各
ノードの存在、各ノードの接続関係及びそれら各ノード
における実際の物理構成情報は、サーバノード上のデー
タベースに登録された値と同期をとるためにネットワー
クシステムの管理者が各ノードの接続関係や物理構成情
報を詳細に把握しておく必要があった。
【0019】また、ネットワーク構成設定用パラメータ
を生成し、各ノードに配信する方法は、従来例2に示し
た。しかし、ネットワーク設定用パラメータ配信時に、
不適切な情報を受け取らないようにするための確認手段
はなかった。また、ネットワーク設定用パラメータを反
映する日時を任意に設定することはできなかった。
【0020】この発明は、上記問題点を鑑みてなされた
ものであり、ネットワーク構成設定用パラメータの生成
時にネットワークを構成する各ノードが自ノードの物理
情報及び識別子をサーバノードに送信するネットワーク
システムを提供することを目的とする。また、ネットワ
ーク設定用パラメータ配信時に各ノードが受け取ったネ
ットワーク設定用パラメータが正しいものであるかどう
か確認するネットワークシステムを提供することを目的
とする。また、ネットワーク設定用パラメータを反映す
る日時を指定するネットワークシステムを提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるネットワ
ークシステムは以下の要素を有することを特徴とする。
サーバノードとサーバノードにより管理されるノードを
有するネットワークシステムにおいて上記ノードは、
(a) 自ノードの物理構成情報を得る物理構成情報獲
得手段と、(b) 自ノードに割り当てられた識別子を
記憶する識別子記憶手段と、(c) 上記識別子及び上
記物理構成情報をサーバノードに送信するノード情報送
信手段とを有し、上記サーバノードは、(d) 上記ノ
ード情報送信手段により送信されたノードの識別子及び
物理構成情報を受信するノード情報受信手段と、(e)
受信した物理構成情報に基づいてネットワーク設定用
パラメータを生成するパラメータ生成手段を有する。
【0022】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記サーバノードは、パラメータ生成手段によりネ
ットワーク設定用パラメータを生成後、ノードに配信す
るパラメータ配信手段を有し、上記ノードは、ネットワ
ーク設定用パラメータをサーバノードから受信するパラ
メータ受信手段と、受信したネットワーク設定用パラメ
ータを反映させるパラメータ反映手段を有する。
【0023】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記ノードは、パラメータ反映手段によりネットワ
ーク設定用パラメータを反映させるまで、送られてきた
データを隣接するノードに橋渡しするブリッジノードと
して動作し、ネットワーク設定用パラメータを反映させ
ることにより中継ノードとして動作することを特徴とす
る。
【0024】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記ノードは、パラメータ反映手段によりネットワ
ーク設定用パラメータを反映させるまで端末ノードとし
て動作し、ネットワーク設定用パラメータを反映させる
ことにより中継ノードとして動作することを特徴とす
る。
【0025】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記ノードは、サーバノードからそのノードにいた
る経路が複数ある場合、いずれの経路を用いてもネット
ワーク設定用パラメータを受信可能なことを特徴とす
る。
【0026】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記ノードは、サーバノードからそのノードにいた
る経路が複数ある場合、特定の経路を用いてネットワー
ク設定用パラメータを受信可能なことを特徴とする。
【0027】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記ネットワークシステムは、さらに、パラメータ
配信手段による、ネットワーク設定用パラメータ配信時
に不適切な情報を受け取らないように認証手段を持つこ
とを特徴とする。
【0028】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記ノードは、さらに、ノードが受け取ったネット
ワーク設定用パラメータが正しいものであるかどうかを
確認し、確認結果をノードからサーバノードへ通知する
パラメータ確認手段を持ち、上記サーバノードは上記ノ
ードからの確認結果を受信する配信確認手段を持つこと
を特徴とする。
【0029】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記配信確認手段は、さらに、ノードに配信したネ
ットワーク設定用パラメータが正しいものであるかどう
かをサーバノードからノードへ問い合わせる問い合わせ
手段を持つことと、上記パラメータ確認手段は、さら
に、サーバノードからの問い合わせを受信する問い合わ
せ受信手段を持つことを特徴とする。
【0030】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記サーバノードは、さらに、ノードのパラメータ
反映後に経路を指定したパケットを配信することにより
各ノードが正しく接続されているかを確認する設定確認
手段を持つことを特徴とする。
【0031】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記サーバノードの上記パラメータ生成手段は、上
記ネットワーク設定用パラメータにそのネットワーク設
定用パラメータを反映する日時を指定する情報を生成し
て付加し、上記ノードのパラメータ受信手段は、受信し
たネットワーク設定用パラメータから反映日時を指定す
る情報を分離する日時分離手段を備え、上記パラメータ
反映手段は上記日時分離手段により分離された日時にネ
ットワーク設定用パラメータに従ってノードのネットワ
ーク設定を変更することを特徴とする。
【0032】本発明に係わるネットワークシステムにお
いて上記サーバノードは、ネットワーク設定用パラメー
タを反映する日時を指定する情報を配信する日時情報配
信手段を備え、上記ノードは上記日時を指定する情報を
受信する日時情報受信手段を備えることを特徴とする。
【0033】
【作用】本発明におけるネットワークシステムは、各ノ
ードが自ノードに割り当てられた識別子を記憶する識別
子記憶手段と、自ノードの物理構成情報を得る物理構成
情報獲得手段と、自ノードの識別子及び物理構成情報を
サーバノードへ送信するノード情報送信手段を持つ。サ
ーバノードは各ノードから識別子及び物理構成情報を受
信するノード情報受信手段と受信した物理構成情報に基
づいてネットワーク設定用パラメータを生成するパラメ
ータ生成手段を持つ。各ノードが、自ノードの識別子及
び物理構成情報をサーバノードへ送信するのでサーバノ
ードにおけるネットワークを設定するためのデータの収
集更新が容易になる。また、ネットワーク設定用パラメ
ータ生成時の人間の手からの入力要素を減らすことがで
きる。
【0034】本発明におけるネットワークシステムにお
いて、サーバノードは、パラメータ生成手段により生成
されたネットワーク設定用パラメータを各ノードに配信
するパラメータ配信手段を持つ。また、各ノードは、サ
ーバノードからネットワーク設定用パラメータを受信す
るパラメータ受信手段と、受信したネットワーク設定用
パラメータを反映させるパラメータ反映手段を持つ。こ
れにより、ネットワーク設定用パラメータを自動的に各
ノードに配信することができる。
【0035】また、本発明におけるネットワークシステ
ムにおいて、各ノードはネットワーク設定用パラメータ
を何も定義されていないときにはブリッジノードとして
動作する。各ノードのパラメータ反映手段により、ネッ
トワーク設定用パラメータが反映されると中継ノードと
して動作する。そのため、各ノードはネットワーク設定
用パラメータが何も定義されていなくても、送られてき
たデータを隣接するノードに橋渡しするブリッジノード
として働くので、ネットワーク設定用パラメータの配信
を即座にネットワークシステム上の全ノードに行なうこ
とができる。
【0036】また、本発明におけるネットワークシステ
ムにおいて、各ノードはネットワーク設定用パラメータ
をなにも定義されていないときには端末ノードとして動
作する。各ノードがパラメータ反映手段によりネットワ
ーク設定用パラメータが反映されると中継ノードとして
動作する。そのためネットワーク設定用パラメータが何
も定義されていない時、サーバノードはサーバノードに
もっとも近いノードからネットワーク設定用パラメータ
を配信する。当該ノードはパラメータ反映手段によりネ
ットワーク設定用パラメータを反映し中継ノードとな
る。サーバノードは、この中継ノードを経由して次に近
いノードにネットワーク設定用パラメータを配信する。
次に近いノードはパラメータ反映手段によりネットワー
ク設定用パラメータを反映する。これを繰り返して最終
的にネットワークを構成するのですべてのノードにサー
バノードが生成したネットワーク設定用パラメータを配
信することができる。
【0037】本発明におけるネットワークシステムにお
いて、物理ネットワーク構成に冗長性があるときには、
物理ネットワークのいずれかが物理的に使用できない状
態であっても、複数ある経路のいずれかを用いてネット
ワーク設定用パラメータの配信を行うことが出来る。
【0038】本発明におけるネットワークシステムにお
いて、物理ネットワーク構成に冗長性があり、サーバノ
ードからそのノードに到る経路が複数ある場合、その複
数の経路の中から特定の経路を用いてネットワーク設定
用パラメータを受信することができる。
【0039】また、本発明におけるネットワークシステ
ムは、ネットワーク設定用パラメータの配信時に例えば
パスワードによる認証手段を持つ。
【0040】本発明におけるネットワークシステムにお
いて、上記ノードはパラメータ確認手段を持つ。パラメ
ータ確認手段は、自ノードが受け取ったネットワーク設
定用パラメータが自ノードの物理構成と矛盾がないか等
正当性を確認する。そして確認結果をノードからサーバ
ノードに通知する。また、上記サーバノードは、上記ノ
ードからの確認結果を受信する配信確認手段を持つ。こ
れによりサーバノードと各ノードの間でネットワーク設
定用パラメータの正当性を確認することができ配信の信
頼性を高めることができる。
【0041】また、本発明におけるネットワークシステ
ムにおいて上記サーバノードの配信確認手段は更に、問
い合わせ手段を持つ。問い合わせ手段は、ノードに配信
したネットワーク設定用パラメータが正しいものである
かどうかをサーバノードからノードへ問い合わせること
ができる。また、各ノードにおけるパラメータ確認手段
は、サーバノードからの問い合わせを受信する問い合わ
せ受信手段を持つ。これにより、サーバノードから各ノ
ードにネットワーク設定用パラメータが正しいものであ
るかどうかを、問い合わせることができる。
【0042】また、本発明におけるネットワークシステ
ムは、各ノードがサーバノードから配信されたネットワ
ーク設定用パラメータを反映した後、サーバノードの設
定確認手段が自動的に経路を指定したパケットを発信す
る。これにより、ネットワーク設定用パラメータを反映
しているノードの動作特に中継ノードの動作と物理ネッ
トワークレベルの接続性を確認することが出来る。
【0043】また、本発明におけるネットワークシステ
ムにおいて上記サーバノードの上記パラメータ生成手段
は、ネットワーク設定用パラメータにそのネットワーク
設定用パラメータを反映する日時を指定する情報を生成
し付加する。上記ノードのパラメータ受信手段は、受信
したネットワーク設定用パラメータから反映日時を指定
する情報を分離する日時分離手段を持つ。上記パラメー
タ反映手段は、上記日時分離手段により分離された日時
にネットワーク設定用パラメータに従ってノードのネッ
トワーク設定を変更する。これにより、各ノードに対し
てネットワーク設定用パラメータの反映日時を指定する
ことで、ネットワークの設定変更途中の不安定な状態を
ほとんど無くすことが出来る。
【0044】本発明におけるネットワークシステムにお
いて上記サーバノードは、日時情報配信手段を持つ。日
時情報配信手段は、ネットワーク設定用パラメータを反
映する日時を指定する情報を配信する。また、上記ノー
ドは、サーバノードから日時を指定する情報を受信する
日時情報受信手段を備える。これによりネットワーク設
定パラメータを反映する日時を指定することができる。
【0045】
【実施例】
実施例1.本実施例では、ネットワーク設定用パラメー
タを生成する際にノード側からノード情報を送信するこ
とでサーバノードが自動的に最新の情報を獲得する方式
の一実施例について述べる。
【0046】図1は本実施例で用いるネットワークシス
テムの一実施例の全体構成図である。図1において、1
0はネットワーク設定用パラメータを編集及び生成し各
ノードに配信するサーバノードである。11はネットワ
ーク設定用パラメータをグラフィカルに表示し編集する
ネットワーク構成編集画面、12はネットワーク資源デ
ータベースである。13はパラメータ生成手段、14は
ネットワーク設定用パラメータを配信するパラメータ配
信手段である。16は、中継ノードのノード情報を受信
するノード情報受信手段である。20は中継ノード、2
1は中継ノード20の識別子を記憶する識別子記憶手
段、22は中継ノード20に関する物理構成情報を獲得
する物理構成情報獲得手段である。23は中継ノード2
0に関する識別子や物理構成情報をサーバノード10に
送信するノード情報送信手段である。24は、ネットワ
ーク設定用パラメータをサーバノード10から受信する
パラメータ受信手段である。15はネットワークであ
る。図において中継ノードは1個しか書いていないがサ
ーバノード10に対し複数存在してよい。これは後述の
実施例においても同様である。
【0047】次に本実施例の動作を図1を参照しながら
説明する。コンピュータネットワーク上には中継装置や
端末など様々なノードがあり、それらノードを互いに接
続する物理的なネットワークで接続されている。ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)での物理的なネットワ
ークの例としては、IEEE802.3、FDDIなど
が挙げられる。また、ローカルエリアネットワークを広
域接続したワイドエリアネットワーク(WAN)での物
理的なネットワークの例としては、X.25、専用線、
ISDN等が挙げられる。上で述べたように、ノードに
は中継装置や端末があるが、ここではルータやブリッジ
などの中継装置のことを「中継ノード」と呼ぶ。
【0048】本実施例において、ノード情報を必要とす
るタイミングは、ネットワークが全く未定議の状態から
構成設定を行なう時と、定義された状態から構成変更を
行なう時である。ノードの識別子は、ネットワークが全
く未定義の状態では物理構成情報獲得手段によってその
ノードの持つインタフェースのいずれかの物理MACア
ドレス等のノードを一意に識別できる識別子を得る。ま
た構成変更時には、すでにユーザによって与えられてい
るDTEアドレスやIPアドレスなどの論理的なノード
アドレスを用いる。識別子は、識別子記憶手段21に記
憶されている。中継ノード20にはIEEE802.
3、ISDN等様々なインタフェースが存在することが
考えられるが、物理構成情報獲得手段22は中継ノード
20に存在するインタフェースの種類や数などの物理構
成情報を獲得しノード情報送信手段23に送る。物理構
成情報獲得手段22は、例えば、ノードの電源投入時に
制御プログラムが初期化処理としてそのノードに装着さ
れているインタフェースボードを初期化するが、この時
にこれらインタフェースボードの種類(CSMA/CD
ボードやISDNボード等)を獲得する。ノード情報送
信手段23は中継ノード20の識別子と物理構成情報
を、ネットワーク15を介してサーバノード10に送信
する。ここで、ネットワーク15はサーバノード10と
中継ノード20を直接接続する物理ネットワークでも良
いし、複数の物理ネットワークと中継ノードから構成さ
れる論理ネットワークでも良い。ネットワークが全く未
定義の状態の時は、後述の実施例で詳しく述べるが、各
中継ノードをブリッジとして動作させ、複数の物理ネッ
トワークから構成されるブリッジネットワークとし、サ
ーバノード10に送信する。
【0049】ノード情報送信手段23の送信タイミング
は、次の場合が考えられる。 (1)ネットワークを始めて定義する時。 (2)中継ノードの構成に変更があった時に中継ノード
から。 (3)定期的に中継ノードから。 (4)サーバノードの要求に応じて。 このように中継ノードが動的にノード情報を送信するこ
とで、サーバノードは自動的に最新の情報を獲得するこ
とができる。中継ノード20から送信されたノード情報
はサーバノード10のノード情報受信手段16が受信
し、ネットワーク資源データベース12に中継ノード2
0のノード情報を登録する。また、ネットワーク構成編
集画面11にノード情報が反映される。上記例では中継
ノードについて述べたが、端末ノードについても同様で
ある。
【0050】ネットワーク構成を編集するユーザはネッ
トワーク構成編集画面11上に表示されている複数のノ
ード間にネットワークを定義し、ネットワークアドレス
等のネットワーク毎のパラメータを設定する。また、各
ノードのインタフェースの使用未使用や、X.25での
DTEアドレスや回線速度、IPアドレス等のノード毎
のパラメータを設定する。パラメータ生成手段13は、
上記パラメータから各ノードに設定するネットワーク設
定用パラメータを生成する。そしてパラメータ配信手段
14が、各ノードに自動的に配信する。中継ノード20
は、サーバノード10から送信されたネットワーク設定
用パラメータを、パラメータ受信手段24で受信する。
このようにして、生成されたネットワーク設定用パラメ
ータは直ちに各ノードに自動的に配信される。
【0051】以上のように本実施例では以下の要素を有
することを特徴とするネットワークシステムについて述
べた。コンピュータネットワークを構成する各ノードが
自ノードの物理構成情報を得る手段を持ち、各ノードが
自ノードの識別子及び上記物理構成情報をサーバノード
に送信する手段を持つ。各ノードのネットワーク設定用
パラメータを生成及び配信するサーバノードにおいて、
上記パラメータを自動生成する際に、各ノードの識別子
及び物理構成情報をサーバノードが動的に各ノードから
受信する手段を持つ。また、コンピュータネットワーク
を構成する各ノードのネットワーク設定用パラメータを
自動生成した後、該当ネットワークを経由し、ネットワ
ーク設定用パラメータを自動的に各ノードに配信する手
段を持つ。
【0052】このように、各ノードが自ノードのノード
情報をサーバノードに送信する手段を持つことで、ネッ
トワークシステムの管理者が全てのノードの物理構成情
報を詳細に把握していなくても、サーバノードのネット
ワーク資源データベースを構築できる。また、各ノード
のノード情報をネットワーク資源データベースにいちい
ち入力する必要がなくなり、管理者の負担が軽減する。
さらに、ネットワーク上の各ノードに自動的に配信する
ので、ユーザが各ノード一つ一つにパラメータを設定す
る手間を大幅に省くことができる。
【0053】実施例2.本実施例は、ネットワーク設定
用パラメータの配信手順について述べる。図2は、本実
施例によるネットワークシステムの一実施例の構成図で
ある。10はサーバノード、30は中継ノードである。
14は、パラメータ配信手段である。24はパラメータ
受信手段である、25はパラメータ反映手段である。パ
ラメータ反映手段25は、パラメータ受信手段24より
受信されたネットワーク設定用パラメータを反映する。
図3はパラメータの配信を行なう手順を説明するための
図である。図3において、30、31、32は中継ノー
ド、50は端末ノードである。40はサーバノード10
と中継ノード30の間を接続している物理ネットワー
ク、41は中継ノード30と中継ノード31の間を接続
している物理ネットワークである。42は中継ノード3
0と中継ノード32の間を接続している物理ネットワー
ク、43は中継ノード31と中継ノード32の間を接続
している物理ネットワークである。44は中継ノード3
2と中継ノード50の間を接続している物理ネットワー
クである。51〜58は物理ネットワークと中継ノード
間のインタフェースである。
【0054】次にネットワークが全く未定義の状態での
ネットワーク設定用パラメータの配信方法を図3を参照
しながら説明する。ネットワーク設定用パラメータが反
映されるまで、各中継ノードはパラメータ受信手段24
とパラメータ反映手段25を持つ端末ノードとして働
く。パラメータ配信を行う手順としては、まず、サーバ
ノード10は物理ネットワーク40で直接接続している
中継ノード30に、中継ノード30用に生成したネット
ワーク設定用パラメータを配信する。次に、中継ノード
30のパラメータ受信手段24はサーバノード10から
ネットーワーク設定用パラメータを受信し、パラメータ
反映手段25に渡し、パラメータ反映手段25は、パラ
メータを反映し、設定どおりの動作を始める。
【0055】次に、サーバノード10は中継ノード30
を経由して、中継ノード31と中継ノード32に対して
それぞれの設定のために生成したネットワーク設定用パ
ラメータを配信する。中継ノード31と中継ノード32
はサーバノード10から受信したネットーワーク設定用
パラメータを反映し、設定どおりの動作を始める。ま
た、端末ノード50に対するアドレスの設定などの必要
があれば、サーバノード10は、端末ノード50に対
し、端末ノード50用に生成したネットワーク設定用パ
ラメータを中継ノード30と中継ノード32を経由して
配信する。端末ノード50はサーバノード10から受信
したネットーワーク設定用パラメータを反映し、設定ど
おりの動作を始める。
【0056】図4は、中継ノード30においてパラメー
タを反映した後のサーバノード10と中継ノード30と
中継ノード31の構成図である。26は、データ中継手
段である。データ中継手段26は、サーバノード10の
パラメータ配信手段14が中継ノード30を経由し、中
継ノード31にパラメータを配信するときにデータを中
継する。そして、中継ノード31はパラメータ受信手段
24がパラメータを受信し、次にパラメータ反映手段2
5がパラメータを反映し、中継ノードの31用に設定さ
れた動作を始める。
【0057】図5はサーバノード10、中継ノード3
0、中継ノード31の処理の流れのタイミングを示す図
である。まずサーバノード10がパラメータ生成手段1
3により各ノード用パラメータを作成する(S10)。
S11においてサーバノード10はパラメータ配信手段
14により、中継ノード30用パラメータを配信する。
S12において中継ノード30はパラメータ受信手段2
4がパラメータを受信する。S13においてパラメータ
反映手段25は、パラメータ受信手段24よりネットワ
ーク設定用パラメータを受け取りパラメータを反映し、
中継ノード30としての設定通りの動作を始める。次に
サーバノード10はS14において中継ノード31用の
パラメータをパラメータ配信手段により、配信する。S
15において、中継ノード30は、データ中継手段26
により中継ノード31にサーバノード10から送られて
きたパラメータを中継する。次に中継ノード31は、S
16において、パラメータ受信手段24がパラメータを
受信する。S17において、パラメータ反映手段25が
パラメータを反映し、設定通りの動作を始める。
【0058】以上のように、サーバノードに最も近い中
継ノードからネットワーク設定用パラメータを配信し反
映する動作を繰り返すことで、最終的にネットワーク内
の全てのノードにサーバノードが生成したネットワーク
設定用パラメータを配信することが出来る。
【0059】実施例3.本実施例は、サーバノード10
からパラメータを送りたい中継ノードに到る経路が複数
存在するネットワーク設定用パラメータの配信方式につ
いて述べる。各中継ノードにネットワーク設定用パラメ
ータを何も定義していない状態では各中継ノードが複数
のインタフェースを活性化した端末ノードとして動作す
る。そして、上記中継ノードが上記複数インタフェース
のうちのいづれかから自ノード宛のネットワーク設定用
パラメータを受け取ると、そのパラメータを反映し、中
継ノードとして動作する。次に、図3においてサーバノ
ード10から中継ノード32への経路には、中継ノード
30を経由する経路と、中継ノード31を経由する経路
が存在する。本実施例においては、中継ノード32は自
ノードに接続している全ての物理ネットワークとのイン
タフェース56〜58を活性化しておき、端末ノードと
して動作している。今、物理ネットワーク42が断線な
どの理由で使用できないとき、サーバノード10から中
継ノード32へ配信されるネットワーク設定用パラメー
タは、中継ノード31を経由して中継ノード32へ到達
する。中継ノード32は物理ネットワーク43とのイン
タフェース57も活性化しているので、上記パラメータ
を受信することが出来る。中継ノード32は受信した上
記パラメータを反映させ、中継ノードとしての動作を始
める。
【0060】以上のように、サーバノードから中継ノー
ドまでの間に複数の経路がある場合、中継ノードが持つ
すべてのインタフェースを活性化しておくことで、いず
れかの物理ネットワークが使用できない状態であって
も、中継ノードまでネットワーク設定用パラメータを配
信することが出来る。
【0061】実施例4.本実施例は、サーバノードから
中継ノードまでの間に複数の経路があるが、その中の特
定の経路を用いてネットワーク設定用パラメータを配信
する方式について述べる。図3を参照しながら説明す
る。中継ノード32は、サーバノード10に最も近い物
理ネットワーク42とのインタフェース56のみを活性
化しておき、それ以外のインタフェース57、58は非
活性化しておく。そのため、物理ネットワーク43や4
4に中継ノード32宛の不正なネットワーク設定用パラ
メータが流されても受け取ることはない。サーバノード
10から物理ネットワーク42を通って来るネットワー
ク設定用パラメータのみを受け取る。同様に、中継ノー
ド31は、ネットワーク41とのインタフェース54の
みを活性化しておき、サーバノード10から配信される
ネットワーク設定用パラメータだけを待つ。従って、ネ
ットワーク構成設定時の機密性を高めることができる。
【0062】以上のように本実施例は、各中継ノードに
ネットワーク設定用パラメータを何も定義していない状
態では、中継ノードがネットワーク設定用パラメータを
受け取る特定のインタフェースだけを活性化しておく。
そして、上記インタフェースから自ノード宛のネットワ
ーク設定用パラメータを受け取った時にのみ、そのパラ
メータを反映することを特徴とする。
【0063】実施例5.本実施例では、中継ノードにネ
ットワーク設定用パラメータを何も設定していない時、
各中継ノードがブリッジ動作をし、ネットワーク設定用
パラメータを配送する方式について述べる。図6は本実
施例によるネットワークシステムの一実施例の構成図で
ある。図6において、10はサーバノード、14はパラ
メータ配信手段、70、71及び72は中継ノード、7
3はブリッジ動作手段、74は自ノード宛パラメータ抽
出手段である。
【0064】図7は、図6のサーバノード10が送信す
るパケットの例である。図7において、81はパケット
のヘッダ部、82は中継ノード70宛のネットワーク設
定用パラメータ、83は中継ノード71宛のネットワー
ク設定用パラメータ、84は中継ノード72宛のネット
ワーク設定用パラメータである。
【0065】次に本実施例について、図6及び図7を参
照しながら説明する。中継ノード70、71および72
はネットワーク設定用パラメータが何も設定されていな
いとする。このとき、中継ノード70、71および72
はブリッジ動作を行い、図6に示されるネットワークは
ブリッジネットワークとして接続されている。このと
き、各ノードではスパニングツリープロトコルを動作さ
せているので、サーバノード10から見た各ノードへの
経路はループのない木構造となっている。
【0066】サーバノード10のパラメータ配信手段1
4は、中継ノード70、71及び72に対して生成した
ネットワーク設定用パラメータを、図7、パケット80
に示すように1つのパケットにまとめ、ヘッダ部81に
送信先アドレスとしてブロードキャストアドレスを設定
して送信する。中継ノード70のブリッジ動作手段73
は、パケット80を受け取ると、中継ノード70の自ノ
ード宛パラメータ抽出手段74に送る。上記パラメータ
抽出手段74は、受け取ったパケット80の中から中継
ノード70宛のネットワーク設定用パラメータ82を抽
出し、パラメータ反映手段25は上記パラメータ82の
内容を反映する。また、パケット80は、上記ブリッジ
動作手段73から中継ノード71へ接続するインタフェ
ースへ送信される。
【0067】中継ノード71および72においても上記
中継ノード70の場合と同様に、パケット80から自ノ
ード宛のネットワーク設定用パラメータを抽出し、反映
する。このように、各中継ノードにネットワーク設定用
パラメータが何も設定されていないときには、各中継ノ
ードはブリッジ動作をし、サーバノードが複数ノード分
のネットワーク設定用パラメータを一つのパケットとし
てブリッジネットワークに送信するので、サーバノード
からのネットワーク設定用パラメータの配信を即座に行
うことが可能となる。
【0068】以上のように、本実施例では各中継ノード
にネットワーク設定用パラメータを何も定義していない
状態では各中継ノードがブリッジとして動作し、サーバ
ノードが複数ノード分のネットワーク設定用パラメータ
を一つのパケットとしてブリッジネットワークに送信す
る手段を持つ。各ノードは、上記サーバノードから配信
された複数ノード分のネットワーク設定用パラメータの
中から自ノード用に生成されたネットワーク設定用パラ
メータを取り出す手段を持つことを特徴とするネットワ
ークシステムについて述べた。
【0069】実施例6.本実施例は、ネットワーク設定
用パラメータの配信時にパスワード等の認証機構を持つ
場合について述べる。典型的な例としては、サーバノー
ドは配信するネットワーク設定用パラメータにパスワー
ドを付与し、各ノードはあらかじめ設定されたパスワー
ドとネットワーク設定用パラメータ内のパスワードを認
証し、パスワードが一致した時には受け取ったネットワ
ーク設定用パラメータを有効とし、一致しないときには
上記パラメータを廃棄する。以上のように、本実施例で
はネットワーク設定用パラメータ配信時に誤った情報を
受け取らないように認証機構を持つ場合について述べ
た。
【0070】実施例7.本実施例は、各ノードが、受け
取ったネットワーク設定用パラメータが正しいものであ
るかどうかを確認し、サーバノードへ通知する手段を持
つネットワークシステムについて述べる。図8は本実施
例におけるネットワークシステムの一実施例の構成図で
ある。図8において、10はサーバノード、14はパラ
メータ配信手段である。92はパラメータが正しく配信
されたかどうかを確認した結果を受信する配信確認手段
である。93はノード、94はネットワーク設定用パラ
メータが正しいかどうかを確認するパラメータ確認手段
である。96はパラメータパケット、97はパラメータ
確認手段94が確認した結果を通知する確認通知パケッ
トである。
【0071】次に本実施例の動作を図8〜10を参照し
ながら説明する。サーバノード10において、パラメー
タ配信手段14は、サーバノード10が生成したネット
ワーク設定用パラメータをパラメータパケット96に格
納してノード93宛に配信し、配信確認手段92に対
し、パラメータパケット96をノード93宛に配信した
事を通知する。ノード93のパラメータ受信手段24
は、パラメータパケット96を受信し、パラメータ確認
手段94に渡す。パラメータ確認手段94の処理の流れ
を図9を用いて説明する。S20においてパラメータ確
認手段94は、パラメータ受信手段24からネットワー
ク設定用パラメータを受け取る。S21において、ネッ
トワーク設定用パラメータがノード93の物理構成と矛
盾がないかなど、上記パラメータの正当性を確認する。
確認の結果、上記パラメータが正当だと認められると
(S22、Yes)確認通知パケット97をサーバノー
ド10に対して送信する(S23)。その一方で上記パ
ラメータをパラメータ反映手段25へ渡し、パラメータ
を反映する(S24)。また、正当だと認められない場
合は(S22、No)、S25において不当なパラメー
タを受信した事を確認通知パケット97によってサーバ
ノード10に通知する。
【0072】次に図10を用いてサーバノード10の配
信確認手段92の処理の流れを説明する。S30では、
パラメータ配信手段14がネットワーク設定用パラメー
タをノード93に配信した時点で、配信確認手段92
は、パラメータパケット96の配信の通知を受ける。S
31において、タイムアウトしたか否かを調べる。これ
は、パラメータ配信手段14がパラメータパケットをノ
ード93に配信した後、確認通知パケット97をパラメ
ータ確認手段94から受け取らなかったか否か決めるた
めにタイムアウトを設定し、パラメータパケット96が
ノード93へ到達したか否かを調べるものである。S3
1においてタイムアウトした(Yes)ならば、S32
へ進みパラメータパケットの再送をパラメータ配信手段
14に指示し終了する。S31において、タイムアウト
していない場合は(No)、S33へ進む。S33にお
いて確認通知パケットを受信したか否か調べNOなら
ば、S31へ進み再びタイムアウトしたか否か調べる。
S33においてYesならばS34に進む。S34にお
いて確認通知パケット97により通知された結果が正当
であった場合は終了する。確認の結果不当なパラメータ
であった場合は、S35においてユーザに通知しユーザ
からの指示を待つ。
【0073】以上のように、本実施例では、ノードが受
け取ったネットワーク設定用パラメータが正しいもので
あるかどうかをノードからサーバノードへ通知する手段
を持つことを特徴とするネットワークシステムについて
述べた。
【0074】実施例8.本実施例は、上記実施例7の配
信確認手段92に問い合せ受信手段が加わったものにつ
いて述べる。図11は本実施例におけるネットワークシ
ステムの構成図である。図11において、90は問い合
わせ手段である。問い合わせ手段90は各ノードが受け
取ったネットワーク設定用パラメータが正しいものであ
るかどうかをサーバノード10から各ノードへ問い合わ
せる手段である。91は問い合わせ受信手段である。問
い合わせ受信手段91は、サーバノードからの問い合わ
せを受信する手段である。98は確認要求パケットであ
る。確認要求パケット98は、問い合わせ手段90から
ネットワーク設定用パラメータが正しく反映されたかど
うかを確認することを要求するためのものである。他の
構成は、図8と同様であるので説明は省略する。
【0075】次に本実施例の動作を図を参照しながら説
明する。サーバノード10において、パラメータ配信手
段14は、サーバノード10が生成したネットワーク設
定用パラメータをパラメータパケット96に格納してノ
ード93宛に配信し、配信確認手段92に対し、パラメ
ータパケット96をノード93宛に配信した事を通知す
る。配信確認手段92はネットワーク設定用パラメータ
が正しく配信されたかどうかを確認することを要求する
ために、問い合せ手段90から確認要求パケット98を
ノード93宛に送信する。
【0076】ノード93の問い合せ受信手段91が、確
認要求パケット98を受信すると、パラメータ確認手段
94は受け取ったネットワーク設定用パラメータがノー
ド93の物理構成と矛盾がないかなど、上記パラメータ
の正当性を確認する。確認の結果、上記パラメータが正
当だと認められると確認通知パケット97をサーバノー
ド10に対して送信し、その一方で上記パラメータをパ
ラメータ反映手段25へ渡す。また、正当だと認められ
ない場合は、不当なパラメータを受信した事を確認通知
パケット97によってサーバノード10に通知する。
【0077】サーバノード10の配信確認手段92は、
確認通知パケット97を受信し、ノード93へ配信した
パラメータパケット96が正しく配信されているか、ま
た、上記パラメータの内容が正当なものであるかどうか
の確認結果を知る。確認の結果不当なパラメータであっ
た場合は、ユーザに対し通知し、ユーザからの指示を待
つ。もし、配信確認手段92が確認通知パケット97を
受け取らなかった場合はパケット96がノード93へ到
達しなかったものと見なし、配信確認手段92はパラメ
ータ配信手段14に対してネットワーク設定用パラメー
タの再送を指示する。
【0078】以上のように、この実施例では、各ノード
が受け取ったネットワーク設定用パラメータが正しいも
のであるかどうかをサーバノードから各ノードへ問い合
わせる手段を持ち各ノードが問い合わせを受信する手段
を持つことを特徴とするネットワークシステムについて
述べた。
【0079】実施例7及び実施例8に示すように、サー
バノードにおいて各ノードに配信されたネットワーク設
定用パラメータが正当なものであるかどうかを確認する
手段を持つことにより、ネットワーク設定用パラメータ
配信の信頼性を高めることができる。
【0080】実施例9.本実施例は、各ノードでネット
ワーク設定用パラメータを反映した動作を始めた後、サ
ーバノードが経路を指定したパケットを発信し、ネット
ワークの設定が正しく行なわれているかを確認する方式
について述べる。
【0081】図12は、本実施例におけるネットワーク
システムの構成図である。図において、100は設定確
認手段である。60は端末ノードである。図13は、各
ノード間の接続関係を示す図である。図13において、
60は端末ノード、45は中継ノード31と端末ノード
60の間を接続している物理ネットワークである。他の
構成要素は図3と同様である。
【0082】本実施例の動作を図13を参照しながら説
明する。実施例2に示したように、サーバノード10が
各ノードにネットワーク設定用パラメータを配信し、各
ノードでネットワーク設定用パラメータを反映した動作
を始めた後、サーバノード10は経路を指定したパケッ
トを発信する。これにより、ネットワークの設定が正し
く行われているか、また、物理ネットワークが正しく接
続されているかを確認する。経路を指定したパケット
は、サーバノードが自動的に経路を選択し全ての経路を
通過するように発信される。経路を指定したパケットと
してTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Pr
otocol)の標準的ユーティリティであるPING
Requestパケットを用いる。
【0083】例えば、サーバノード10は、PING
Requestパケットの経路指定フィールドに、中継
ノード30、中継ノード32、中継ノード31を指定し
て端末ノード60へPING Requestパケット
を送信する。指定した経路上にある中継ノード30、中
継ノード32および中継ノード31の、ネットワーク設
定が正しければ、上記PING Requestパケッ
トは端末ノード60まで到達する。端末ノード60はP
ING Requestパケットに対してPING R
esponseパケットをサーバノード10宛に送信す
る。端末ノード60においてPING Request
パケットを認識し、PING Responseパケッ
トを返信する機能は、TCP/IPにより標準的に提供
されている機能である。サーバノード10にPING
Responseパケットが到達すれば、サーバノード
10は指定経路の各ノードに関する設定及び反映が正し
く行われており、かつ、物理ネットワークレベルでの接
続が正しく行われていることを認識する。
【0084】同様に、サーバノード10は中継ノード3
0、中継ノード31、中継ノード32を経由して端末ノ
ード50へPING Requestパケットを送信
し、端末ノード50から送られるPING Respo
nseパケットを受信することで、図13中の全ての経
路のネットワーク設定が正しく行われたことを確認する
ことが出来る。
【0085】図14は、設定確認手段の処理の流れを示
す図である。設定確認手段100は、PING Req
uestパケットを送信してから一定時間経過してもP
ING Responseパケットが返送されてこなけ
れば、ネットワーク設定用パラメータの設定が失敗であ
ると判断する。図、S40において、設定確認手段10
0はPING Requestパケットを送信する。S
41にてタイムアウトしたか否か調べ、NoであればS
42に進む。S42においてPING Respons
eパケットを受信したか否か調べNoであればS41へ
戻る。S42にてYesであれば設定完了であるとし、
終了する(S43)。また、S41においてタイムアウ
トしていれば(Yes)S44に進み、設定失敗である
と判断する。S45においてネットワーク設定用パラメ
ータを再送し、終了する。以上のように、本実施例は、
ネットワーク設定用パラメータの設定終了後に、サーバ
ノードが自動的に経路指定パケットを流すことによっ
て、各ノードが正しく接続されているかを確認する手段
を持つことを特徴とするネットワークシステムについて
述べた。
【0086】実施例10.本実施例は、ネットワーク設
定用パラメータにそのネットワーク設定用パラメータを
反映する日時を指定する情報を付加した例について述べ
る。
【0087】図15は本実施例におけるネットワークシ
ステムの構成図である。図15において、106は反映
日時指定情報を付加したネットワーク設定用パラメータ
のパラメータパケット、107は日時分離手段、108
はネットワーク設定用パラメータ、109は反映日時指
定情報である。他の構成要素は、上記実施例と同様であ
る。
【0088】本実施例の動作を図15を参照しながら説
明する。サーバノード10のパラメータ生成手段13が
ノード93に対するネットワーク設定用パラメータを生
成した後、反映日時指定情報109をネットワーク設定
用パラメータに付加する。パラメータ配信手段14は、
反映日時指定情報109を付加したネットワーク設定用
パラメータをパラメータパケット106としノード93
に配信する。ノード93のパラメータ受信手段24はパ
ラメータパケット106を受信する。日時分離手段10
7は、パラメータパケット106からネットワーク設定
用パラメータ108と反映日時指定情報109を分離
し、それらをパラメータ反映手段25に送る。指定され
た日時になると、パラメータ反映手段25はパラメータ
受信手段24から受け取ったネットワーク設定用パラメ
ータ108に従ってノードのネットワーク設定を変更す
る。
【0089】本実施例では、パラメータ反映手段25が
指定された日時にパラメータの設定の変更を行なってい
る。しかし、日時分離手段107が指定された日時に設
定変更指示をパラメータ反映手段25に出すようにして
もよい。
【0090】以上のように、本実施例では、ネットワー
ク設定用パラメータにそのネットワーク設定用パラメー
タを反映する日時を指定する情報を付加したパケットを
配信することを特徴とするネットワークシステムについ
て述べた。
【0091】実施例11.本実施例は、ネットワーク設
定用パラメータとは別に日時を指定する情報を配信する
例について述べる。図16は、本実施例におけるネット
ワークシステムの構成図である。101は日時情報配信
手段である。102は、反映日時指定情報を送るための
反映日時指定パケットである。103は反映する日時が
来た時に出す反映指示である。104は、日時情報受信
手段である。他の構成要素は、上記実施例と同様であ
る。
【0092】本実施例の動作を図16を参照しながら説
明する。サーバノード10がノード93に対するネット
ワーク設定用パラメータを生成した後、パラメータ配信
手段14はノード93にパラメータパケット96を配信
する。ノード93のパラメータ受信手段24はパラメー
タパケット96を受信し、ネットワーク設定用パラメー
タをパラメータ確認手段へ渡す。上記実施例7で述べた
ようにネットワーク設定用パラメータの確認を行なう。
確認結果が”正当”であれば、パラメータ確認手段94
はネットワーク設定用パラメータをパラメータ反映手段
25へ渡す。パラメータ確認手段94は、配信確認手段
92に確認通知パケット97にて確認結果を送信する。
配信確認手段92は、先に配信したネットワーク設定用
パラメータが正当であるとの結果を受け取ると、日時情
報配信手段101に対し、反映日時指定パケット102
を配信するよう指示を出す。日時情報配信指示を受け、
ネットワーク設定用パラメータを反映する日時を反映日
時指定パケット102とし、当該ノード93に配信す
る。
【0093】ノード93の日時情報受信手段104は、
受信した反映日時指定パケット102から反映日時指定
情報を取り出し、ネットワーク設定用パラメータ108
を反映すべき日時が来てから反映指示103をパラメー
タ反映手段25に出す。パラメータ反映手段25は、パ
ラメータ確認手段94からネットワーク設定用パラメー
タ108を受け取っても反映はせず、日時情報受信手段
104からの反映指示103を待つ。
【0094】以上のように本実施例は、サーバノードは
ネットワーク設定用パラメータを各ノードに配信した事
を確認した後、各ノードにおいてネットワーク設定用パ
ラメータを反映する日時を指定するパケットを各ノード
へ配信し、各ノードが同時にネットワーク設定用パラメ
ータを反映することを特徴とするネットワークシステム
について述べた。本実施例によればネットワークシステ
ム上の全ノードのネットワーク設定を同時に変更するこ
とが可能である。また、一部のノードについて、日時を
指定してネットワーク設定を変更することもできる。
【0095】実施例12.本実施例は、ネットワーク設
定パラメータとは別に日時を指定する情報を配信する他
の例について述べる。図17は本実施例におけるネット
ワークシステムの構成図である。実施例11、図16と
の違いは、サーバノード10において、日時情報配信手
段101がパラメータ配信手段14に含まれる点であ
る。他の構成要素は図16と同様である。
【0096】パラメータ配信手段14は、配信確認手段
92から確認結果を通知され、ネットワーク上の全ての
ノードへネットワーク設定用パラメータを配信したこと
を確認する。その後、パラメータ配信手段14の日時情
報配信手段101は、反映日時指定パケット102をノ
ード93に対して送信する。日時情報受信手段104が
反映日時指定パケット102を受信する。日時情報受信
手段104は、受け取った反映日時指定パケット102
の情報を読み取り、パラメータ反映手段25に反映日時
指定情報109を送る。指定された日時になると、パラ
メータ反映手段25はパラメータ確認手段94から受け
取ったネットワーク設定用パラメータ108に従ってノ
ード93のネットワーク設定を変更する。あるいは、実
施例11のように、日時情報受信手段104は指定され
た日時に反映指示103をパラメータ反映手段25に出
すようにしてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各ノー
ドの最新の物理構成情報と識別を自動的に収集できるの
でネットワークシステム管理者は各ノードの詳細情報を
把握しておく必要がなくなる。また、サーバノードでの
ネットワーク設定パラメータ生成の際に、ユーザがノー
ドの情報を入力する負担を軽減することが出来る。
【0098】さらに、本発明によれば、ユーザが各ノー
ドに別個にネットワーク設定用パラメータの設定を行う
繁雑な作業の必要がなくなるため、ユーザの負担を大幅
に軽減することが出来る。
【0099】また、本発明によれば、ネットワーク設定
用パラメータの配信を即座に行うことが出来る。
【0100】また、本発明によれば、ネットワーク設定
用パラメータの配信をネットワークシステム上の全ノー
ドにわたって行うことが出来る。
【0101】また、本発明によれば、各ノードはサーバ
ノードからそのノードに到る経路が複数ある場合、いず
れの経路を用いてもネットワーク設定用パラメータを受
信することができる。
【0102】また、本発明によれば、物理ネットワーク
構成に冗長性があっても、その中の特定の経路により使
用するためネットワーク構成設定時の機密性を高めるこ
とができる。
【0103】また、本発明によれば、ネットワーク構成
設定時の機密性を高めることが出来る。
【0104】本発明によれば、ネットワーク設定用パラ
メータの正当性の検証を行なうため、配信の信頼性を高
めることができる。
【0105】また、本発明によればサーバノードから各
ノードへノードへ配信したネットワーク設定用パラメー
タが正しいものであるかどうか問い合わせることができ
る。
【0106】また、本発明によれば、中継ノードの中継
動作と物理ネットワークレベルの接続性を自動的に確認
することが出来る。
【0107】また、本発明によれば、ネットワークシス
テム上の全ノードのネットワーク設定を同時に変更する
ことが出来るため、端末間で通信不能となる期間をほと
んど無くすことが出来る。
【0108】また、本発明によればネットワーク設定用
パラメータの生成とは別にネットワーク設定用パラメー
タを反映する日時を指定する情報を配信することができ
るためより柔軟なネットワークシステムを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図2】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図3】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例における物理ネットワークの構成図である。
【図4】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図5】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例の処理の流れのタイミングを表す図である。
【図6】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図7】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例におけるパケット内部構造の概略図である。
【図8】 本発明にかかわるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図9】 本発明に係るネットワークシステムの一実施
例におけるパラメータ確認手段の処理の流れを表す図で
ある。
【図10】 本発明に係わるネットワークシステムの一
実施例における配信確認手段の処理の流れを表す図であ
る。
【図11】 本発明に係わるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図12】 本発明に係わるネットワークシステムの一
実施例の構成図である。
【図13】 本発明に係わるネットワークシステムの一
実施例における物理ネットワークの概略図である。
【図14】 本発明に係わるネットワークシステムの一
実施例における設定確認手段の処理の流れを表す図であ
る。
【図15】 本発明にかかわるネットワークシステムの
一実施例における構成図である。
【図16】 本発明にかかわるネットワークシステムの
一実施例の構成図である。
【図17】 本発明にかかわるネットワークシステムの
一実施例の構成図である。
【図18】 従来例におけるネットワーク用システム生
成パラメータの自動生成の構成図である。
【図19】 従来例における通信システムの物理的構成
を示すブロック図である。
【図20】 従来例における通信システムの論理構成を
示す図である。
【図21】 従来例における通信システムの他の論理構
成を示す図である。
【図22】 従来例における通信システムのルーティン
グ処理機能の配置図である。
【図23】 動作を説明するためのフレームおよびパケ
ットのフォーマット図である。
【図24】 従来例における通信装置1の経路テーブル
を示す図である。
【図25】 従来例における通信装置2の経路テーブル
を示す図である。
【図26】 従来例における通信システムの動作を説明
するためのフローチャート図である。
【図27】 従来例における通信システムの動作を説明
するためのフローチャート図である。
【図28】 従来例における通信システムの動作を説明
するためのフローチャート図である。
【図29】 従来例における通信システムの動作を説明
するためのフローチャート図である。
【図30】 従来例における通信システムの動作を説明
するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
10 サーバノード、11 ネットワーク構成編集画
面、12 ネットワーク資源データベース、13 パラ
メータ生成手段、14 パラメータ配信手段、15 ネ
ットワーク、16 ノード情報受信手段、20,30〜
32,70〜72中継ノード、21 識別子記憶手段、
22 物理構成情報獲得手段、23 ノード情報送信手
段、24 パラメータ受信手段、25 パラメータ反映
手段、26 データ中継手段、40,41〜45 物理
ネットワーク、50,60 端末ノード、51〜58
インタフェース、73 ブリッジ動作手段、74 自ノ
ード宛パラメータ抽出手段、80 パケット、81 ヘ
ッダ部、82〜84 ネットワーク設定用パラメータ、
90 問い合わせ手段、91 問い合わせ受信手段、9
2 配信確認手段、93 ノード、94 パラメータ確
認手段、96,106 パラメータパケット、97 確
認通知パケット、98 確認要求パケット、100 設
定確認手段、101 日時情報配信手段、102 反映
日時指定パケット、103 反映日時指定パケット、1
04 日時情報受信手、107 日時分離手段、108
ネットワーク設定用パラメータ、109 反映日時指
定情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 晃一 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内 (72)発明者 小林 雅人 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内 (72)発明者 舟辺 千江子 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内 (72)発明者 坪根 宣宏 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内 (72)発明者 ▲か▼島 和幸 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社通信システム研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバノードとサーバノードにより管理
    されるノードを有するネットワークシステムにおいて上
    記ノードは、(a) 自ノードの物理構成情報を得る物
    理構成情報獲得手段と、(b) 自ノードに割り当てら
    れた識別子を記憶する識別子記憶手段と、(c) 上記
    識別子及び上記物理構成情報をサーバノードに送信する
    ノード情報送信手段とを有し、上記サーバノードは、
    (d) 上記ノード情報送信手段により送信されたノー
    ドの識別子及び物理構成情報を受信するノード情報受信
    手段と、(e) 受信した物理構成情報に基づいてネッ
    トワーク設定用パラメータを生成するパラメータ生成手
    段を有することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 上記サーバノードは、パラメータ生成手
    段によりネットワーク設定用パラメータを生成後、ノー
    ドに配信するパラメータ配信手段を有し、 上記ノードは、ネットワーク設定用パラメータをサーバ
    ノードから受信するパラメータ受信手段と、受信したネ
    ットワーク設定用パラメータを反映させるパラメータ反
    映手段を有することを特徴とする請求項1記載のネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】 上記ノードは、パラメータ反映手段によ
    りネットワーク設定用パラメータを反映させるまで送ら
    れてきたデータを隣接するノードに橋渡しするブリッジ
    ノードとして動作し、ネットワーク設定用パラメータを
    反映させることにより中継ノードとして動作することを
    特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記ノードは、パラメータ反映手段によ
    りネットワーク設定用パラメータを反映させるまで端末
    ノードとして動作し、ネットワーク設定用パラメータを
    反映させることにより中継ノードとして動作することを
    特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記ノードは、サーバノードからそのノ
    ードにいたる経路が複数ある場合、いずれの経路を用い
    てもネットワーク設定用パラメータを受信可能なことを
    特徴とする請求項4記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記ノードは、サーバノードからそのノ
    ードにいたる経路が複数ある場合、特定の経路を用いて
    ネットワーク設定用パラメータを受信可能なことを特徴
    とする請求項4記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 上記ネットワークシステムは、さらに、
    パラメータ配信手段による、ネットワーク設定用パラメ
    ータ配信時に不適切な情報を受け取らないように認証手
    段を持つことを特徴とする請求項2記載のネットワーク
    システム。
  8. 【請求項8】 上記ノードは、さらに、ノードが受け取
    ったネットワーク設定用パラメータが正しいものである
    かどうかを確認し、確認結果をノードからサーバノード
    へ通知するパラメータ確認手段を持ち、上記サーバノー
    ドは上記ノードからの確認結果を受信する配信確認手段
    を持つことを特徴とする請求項2記載のネットワークシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 上記配信確認手段は、さらに、ノードに
    配信したネットワーク設定用パラメータが正しいもので
    あるかどうかをサーバノードからノードへ問い合わせる
    問い合わせ手段を持つことと、上記パラメータ確認手段
    は、さらに、サーバノードからの問い合わせを受信する
    問い合わせ受信手段を持つことを特徴とする請求項8記
    載のネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記サーバノードは、さらに、ノード
    のパラメータ反映後に経路を指定したパケットを配信す
    ることにより各ノードが正しく接続されているかを確認
    する設定確認手段を持つことを特徴とする請求項2記載
    のネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 上記サーバノードの上記パラメータ生
    成手段は、上記ネットワーク設定用パラメータにそのネ
    ットワーク設定用パラメータを反映する日時を指定する
    情報を生成して付加し、上記ノードのパラメータ受信手
    段は、受信したネットワーク設定用パラメータから反映
    日時を指定する情報を分離する日時分離手段を備え、上
    記パラメータ反映手段は上記日時分離手段により分離さ
    れた日時にネットワーク設定用パラメータに従ってノー
    ドのネットワーク設定を変更することを特徴とする請求
    項2記載のネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 上記サーバノードは、ネットワーク設
    定用パラメータを反映する日時を指定する情報を配信す
    る日時情報配信手段を備え、上記ノードは上記日時を指
    定する情報を受信する日時情報受信手段を備えることを
    特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
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