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JPH0811012Y2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents

閉鎖配電盤

Info

Publication number
JPH0811012Y2
JPH0811012Y2 JP1988082728U JP8272888U JPH0811012Y2 JP H0811012 Y2 JPH0811012 Y2 JP H0811012Y2 JP 1988082728 U JP1988082728 U JP 1988082728U JP 8272888 U JP8272888 U JP 8272888U JP H0811012 Y2 JPH0811012 Y2 JP H0811012Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock mechanism
lock
cover
key
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988082728U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH027707U (ja
Inventor
義信 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP1988082728U priority Critical patent/JPH0811012Y2/ja
Publication of JPH027707U publication Critical patent/JPH027707U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0811012Y2 publication Critical patent/JPH0811012Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、台車の押し込み又は引出しに伴って計器用
変流器(CT),計器用変圧器(VT)等の機器を箱体側の
主回路と接続し又は切離す形式の閉鎖配電盤に関する。
B.考案の概要 本考案は、台車にCT,VT等の機器を搭載し、箱体への
押し込みにより機器を主回路に接続し、引出しにより機
器を主回路から切り離すようにした閉鎖配電盤におい
て、 前記台車の前面に、前記機器の二次側配線を接続する
ための端子台を設けると共に、この端子台を覆うカバー
には、施錠によりその開放を阻止するロック機構を設
け、また台車には、施錠により箱体への押し込みを阻止
するロック機構を設け、かつ前記両ロック機構の錠を操
作する共通の鍵は、各錠の解錠状態において抜け止めさ
れるように構成することにより、 台車が押し込み位置にあるときには、端子台のカバー
を開けないようにしてCT,VTの二次側の配線を開放する
ことができないようにし、また端子台のカバーが開いて
いるときには、台車を配電盤の箱体内に押し込むことが
できないようにして、CT,VTの二次側の配線を開放した
まま主回路に接続することができないようにし、CT,VT
等の機器に過大な電圧がかかることを防止することがで
きるようにしたものである。
C.従来の技術 従来、CT,VTを搭載した台車を、箱体に対して押し込
み,引出し自在に収納した形式の配電盤においては、台
車の前面部に設けられた取付板上にCT,VTの二次側配線
を接続するための端子台を備えている。そして、台車を
配電盤内に押し込むとCT,VTが箱体側の主回路に接続さ
れ、また台車を配電盤から引出すとCT,VTが主回路から
切離されるようになっている。
D.考案が解決しようとする課題 上記従来の閉鎖配電盤においては、配線の接続部を覆
っている端子台のカバーを、台車の位置と無関係に開く
ことができるので、台車を箱体内に押し込んだ状態、即
ちCT,VT等の機器が主回路に接続されて活線状態にある
ときに、誤って機器の二次側を開路したり、逆に機器の
二次側を開路したまま台車を箱体内に押し込んで主回路
に接続させてしまったりすることがある。このように例
えばCT,VTの二次側を開路したまま主回路に接続する
と、一次電流が全て励磁電流となるため、二次側の誘起
電圧が尖頭波高値で定格電圧の100〜300倍と過大なもの
になり、絶縁破壊を招くという問題がある。
そこで、本考案は、主回路と接続された状態では端子
台の配線の接続、あるいは切り離し操作を行うことがで
きないように端子台のカバーをロックし、また端子台を
開放したままでは主回路と接続させることができないよ
うに台車をロックして、CT,VTに過大な電圧がかかるこ
とを防止することができる閉鎖配電盤を提供しようとす
るものである。
E.課題を解決するための手段 上記従来の課題を解決するため本考案においては、台
車にCT,VT等の機器を搭載し、箱体への押し込みにより
機器を主回路に接続し、引出しにより機器を主回路から
切り離すようにした閉鎖配電盤において、 前記台車の前面板の前面に、前記機器の二次側配線を
接続するための端子台を設けると共に、この端子台を覆
うカバーを設け、このカバーは前記前面板内に設けられ
た第1のロック機構により施錠されて、その開放が阻止
されると共に、カバー開放時には第1のロック機構に鍵
が差し込まれて解錠状態にされて第1のロック機構の施
錠を阻止し、 また台車には、施錠により箱体への押し込みを阻止す
る第2のロック機構を設けると共に、台車が箱体に押し
込みされているときには、第2のロック機構に鍵が差し
込まれて解錠状態にされて第2のロック機構の施錠を阻
止し、 かつ前記第1、第2のロック機構の錠を操作する共通
の鍵は、各錠の解錠状態において抜け止めされるように
構成した。
F.作用 本考案の閉鎖配電盤においては、台車が配電盤の箱体
内に入っているときは、台車の第2のロック機構が解錠
状態にあるので、台車を自由に引き出すことができる
が、この状態で第2のロック機構の鍵を抜去することは
できないので、端子台のカバーを開けて配線を開路する
ことができない。台車を引き出して第2のロック機構を
施錠すれば、台車の進入が阻止されるが、鍵は抜去可能
となる。従って、この状態で鍵を抜去して、端子台のカ
バーの第1のロック機構を解錠すれば、カバーを開き、
配線の接続を変更する等の作業を行うことができる。な
お、この状態では、鍵は抜去することができないので、
台車の第2のロック機構を解錠することができず、従っ
て、誤って端子台の配線を開路したまま台車を押し込ん
で主回路に接続させるような事態は生じない。
G.実施例 本考案の実施例を図に基づいて説明する。第1図は閉
鎖配電盤の側面図、第2図は第1図II−II矢視図、第3
図はカバーのロック機構の施錠状態を示す平面図、第4
図は解錠状態を示す平面図である。
図において、1は正面に扉を備えた配電盤の箱体であ
る。2は箱体1に出入り可能な台車である。台車2の前
面板3の上部には端子台4が設けられている。台車2の
下部には、台車2を箱体1内へ押し込むことができない
ようにするための第2のロック機構5が設けられてい
る。このロック機構5は、それを操作するための錠6を
備えている。錠6は、鍵7を鍵穴に挿入して施錠する
と、ピン8を下方へ突出させ、この状態で鍵7を抜き取
ることができる構造となっている。従って、このまま台
車2を箱体1内へ押し込もうとしても、ピン8が箱体1
の底部に設けられたストッパ1aに係合するので動かな
い。台車2上にはCT9,VT10が搭載されている。CT9及びV
T10には、後方に接続導体11,11が接続されている。この
接続導体11,11は、台車2を箱体1内へ押し込むことに
よって自動的に主回路と接続されるようになっている。
なお、箱体1の押し込み状態で第2のロック機構5を
施錠しようと、ピン8を下方へ突出させても、ピン8は
ストッパ1aに当接してピン8の下方への突出が阻止され
る。これにより、箱体1の押し込み状態では第2のロッ
ク機構5の施錠を行うことができない。CT9,VT10の二次
側の配線は、接続を適宜変更することができるように端
子台4に接続され、上部の配線処理室12に導かれてい
る。端子台4は、前面板3上に蝶着されたカバー13に覆
われている。カバー13は、容易に開放することがないよ
うにねじ止めされ、かつ錠前がかけられている。第3,4
図に示すように、前面板3内の内側には、カバー13の開
放を阻止するための第1のロック機構14が設けられてい
る。ロック機構14は錠15の回転により操作するようにな
っている。錠15は、鍵7を時計方向へ回してカバー13の
ロックを解錠すると抜け止めされる構造を有する。錠15
の後部には、回転に連動して左右に移動するクランク形
の連結ピン16が設けられている。この連結ピン16は、鍵
7を時計方向へ回せば一端側が右方へ突出して箱体1の
側壁に突設された仕切り板1bに係合し、鍵7を反時計方
向へ回せば他端側が、カバー13の舌片17の係合孔17aに
差し込まれるようになっている。舌片17の先端は、カバ
ー13の閉鎖状態において、前面板3の孔3aを貫通して内
側に進入し、押しピン18をばね19に抗して押し込んでい
る。
一方、カバー13の開放状態では、押しピン18は、前面
板3の内側において、取付部材20に保持されており、ば
ね19によって舌片17を押し出す方向へ付勢されている。
このため、カバー13の開放状態で第1のロック機構14を
施錠しょうとしても、連結ピン16は押しピン18に当接し
て移動が阻止され、第1のロック機構14の施錠は行うこ
とができない。なお、押しピン18は、ガイド孔20aに係
合するガイドピン18aによって移動範囲が規制される。
次に上記実施例の作用を説明する。台車2が配電盤の
箱体1内に挿入されているときは、接続導体11,11が配
電盤側の主回路と接続しておりCT9,VT10は通電状態にあ
る。このとき、鍵7が第2のロック機構5の錠6に差し
込まれ、解錠状態で抜け止めされているので、この鍵7
を抜いてカバー13の第1のロック機構14を解錠すること
はできない。従って、端子台4の配線を外すことができ
ない。一方、第2のロック機構5のピン8は上昇位置に
あって、ストッパ1aに係合していないので、台車2は自
由に引き出すことができる。そして、この台車2を箱体
1から引き出すと、接続導体11,11が配電盤側の主回路
から外れてCT9,VT10は無電圧状態になる。台車2を箱体
1外へ引出した状態では、鍵7を錠6から抜去すること
ができるが、鍵7を抜くためには第2のロック機構5を
施錠しなければならない。即ち、鍵7を反時計方向へ回
わすと、ピン8が台車2の下方へ突出してストッパ1aに
当接するので、台車1を箱体1内に押し込むことができ
ない。第2のロック機構5の施錠状態では鍵7を錠6か
ら抜き取ることができ、従って、この鍵7でカバー13の
第1のロック機構14を解錠することができる。第1のロ
ック機構14において、鍵7を錠15に差込んで時計方向へ
回わすと、連結ピン16が第3,4図において右行して舌片1
7の係合孔17aから抜け、同時にストッパピン18が舌片17
を押し出す。従って、ネジ及び錠前を外せばカバー13を
開けて内部の端子台4の配線を接続替えできる。第1の
ロック機構14が解錠された状態では、鍵7が抜け止めさ
れるので、配線を開放したまま台車2の第2のロック機
構5を解錠することができず、従って台車2を箱体1内
へ押し込むことができない。もし何等かの故障が生じて
鍵7が抜かれても、第1のロック機構14の連結ピン16が
前面板3の側方へ突出しているので、誤って台車2を押
し込んでも箱体1の側板の仕切り1bに当って停止する。
そして、配線の接続が終了した後にカバー13を閉じて押
しピン18を押し込み、鍵7を反時計方向へ回わし、連結
ピン16を舌片17の係合孔17aに差し込んで施錠する。同
時に連結ピン16の他端部が左方へ引っ込むので台車2の
進入を許容する状態になる。このように第1のロック機
構14がロックされると鍵7を抜き取ることができるの
で、この鍵7で第2のロック機構5を解錠して台車2を
押し込むことができる。
H.考案の効果 以上のように本考案においては、台車の前面に、機器
の二次側配線を接続するための端子台を設けると共に、
この端子台を覆うカバーには、施錠によりその開放を阻
止するロック機構を設け、また台車には、施錠により箱
体への押し込みを阻止するロック機構を設け、かつ前記
両ロック機構の錠を操作する共通の鍵は、各錠の解錠状
態において抜け止めされるように構成したため、主回路
と接続された状態では、端子台の配線の接続、あるいは
切り離し操作を行うことができないように、端子台のカ
バーをロックし、また端子台を開放したままでは、主回
路と接続させることができないように、台車をロックし
て、CT,VTに過大な電圧がかかることを防止することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は閉鎖
配電盤の側面図、第2図は第1図II−II矢視図、第3図
はカバーのロック機構の施錠状態を示す平面図、第4図
は解錠状態を示す平面図である。 2……台車、3……前面板、4……端子台、5……第2
のロック機構、6……錠、7……鍵、9……CT、10……
VT、13……カバー、14……第1のロック機構、15……
錠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車にCT,VT等の機器を搭載し、箱体への
    押し込みにより機器を主回路に接続し、引出しにより機
    器を主回路から切り離すようにした閉鎖配電盤におい
    て、 前記台車の前面板の前面に、前記機器の二次側配線を接
    続するための端子台を設けると共に、この端子台を覆う
    カバーを設け、このカバーは前記前面板内に設けられた
    第1のロック機構により施錠されて、その開放が阻止さ
    れると共に、カバー開放時には第1のロック機構に鍵が
    差し込まれて解錠状態にされて第1のロック機構の施錠
    を阻止し、 また台車には、施錠により箱体への押し込みを阻止する
    第2のロック機構を設けると共に、台車が箱体に押し込
    みされているときには、第2のロック機構に鍵が差し込
    まれて解錠状態にされて第2のロック機構の施錠を阻止
    し、 かつ前記第1、第2のロック機構の錠を操作する共通の
    鍵は、各錠の解錠状態において抜け止めされるように構
    成したことを特徴とする閉鎖配電盤。
JP1988082728U 1988-06-22 1988-06-22 閉鎖配電盤 Expired - Lifetime JPH0811012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988082728U JPH0811012Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 閉鎖配電盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988082728U JPH0811012Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 閉鎖配電盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH027707U JPH027707U (ja) 1990-01-18
JPH0811012Y2 true JPH0811012Y2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=31307472

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JP1988082728U Expired - Lifetime JPH0811012Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 閉鎖配電盤

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4965359B2 (ja) * 2007-06-27 2012-07-04 富士電機株式会社 インターロック装置
US7663867B2 (en) * 2008-04-15 2010-02-16 General Electric Company Secondary circuit terminal block design for fixed type circuit breakers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH027707U (ja) 1990-01-18

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