JPH08106028A - 光コネクタにおける光ファイバフェルールの回転止め構造 - Google Patents
光コネクタにおける光ファイバフェルールの回転止め構造Info
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- JPH08106028A JPH08106028A JP24245694A JP24245694A JPH08106028A JP H08106028 A JPH08106028 A JP H08106028A JP 24245694 A JP24245694 A JP 24245694A JP 24245694 A JP24245694 A JP 24245694A JP H08106028 A JPH08106028 A JP H08106028A
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 光コネクタにおける光ファイバフェルールの
回転止め構造において、ハウジングの内周壁と光ファイ
バフェルールの外周壁との対応する部分は、互いに係合
することにより、光ファイバフェルールのハウジングの
中心軸のまわりでの回転を規制することができ且つその
対応する部分におけるハウジングの内周壁と光ファイバ
フェルールの外周壁との間の回転方向における隙間が、
結合側位置において小さく後退位置においてそれより大
きくなるような形状とされている。 【効果】 結合前(コネクタ組立て時)には光ファイバ
フェルールの浮動量をできるだけ小さく抑えて回転角度
を厳しく規制して、相手光ファイバフェルールとの回転
角度位置合わせを精度よくすることができる一方で、結
合後には光ファイバフェルールの浮動量を大きくするこ
とができるので、ハウジング同志の回転位置ずれによる
悪影響を受けにくいものとすることができる。
回転止め構造において、ハウジングの内周壁と光ファイ
バフェルールの外周壁との対応する部分は、互いに係合
することにより、光ファイバフェルールのハウジングの
中心軸のまわりでの回転を規制することができ且つその
対応する部分におけるハウジングの内周壁と光ファイバ
フェルールの外周壁との間の回転方向における隙間が、
結合側位置において小さく後退位置においてそれより大
きくなるような形状とされている。 【効果】 結合前(コネクタ組立て時)には光ファイバ
フェルールの浮動量をできるだけ小さく抑えて回転角度
を厳しく規制して、相手光ファイバフェルールとの回転
角度位置合わせを精度よくすることができる一方で、結
合後には光ファイバフェルールの浮動量を大きくするこ
とができるので、ハウジング同志の回転位置ずれによる
悪影響を受けにくいものとすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光コネクタにおける光
ファイバフェルールの回転止め構造に関するものであ
る。
ファイバフェルールの回転止め構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ同志の接続および切り離しを
容易に行うために用いられる光コネクタとしては各種の
ものがあるが、その代表的な構造例としては、光ファイ
バを円筒棒(フェルール)の中心に固定し、この光ファ
イバフェルールを精密な内径を持つ中空円筒(整列スリ
ーブ)内に挿入してフェルールの端面同志を突当てる方
式がある。この技術は、光ファイバとレーザ・ダイオー
ド等の光素子との接続にも用いることができるが、いず
れの場合においても光ファイバをフェルールの中心に固
定して取り扱うものである。
容易に行うために用いられる光コネクタとしては各種の
ものがあるが、その代表的な構造例としては、光ファイ
バを円筒棒(フェルール)の中心に固定し、この光ファ
イバフェルールを精密な内径を持つ中空円筒(整列スリ
ーブ)内に挿入してフェルールの端面同志を突当てる方
式がある。この技術は、光ファイバとレーザ・ダイオー
ド等の光素子との接続にも用いることができるが、いず
れの場合においても光ファイバをフェルールの中心に固
定して取り扱うものである。
【0003】このような方式の場合、光ファイバフェル
ールは、その先端部が精密な外形寸法に加工されて整列
スリーブ内に挿入される嵌合部とされ、かつ、基端部側
にこの光ファイバフェルールをプラグハウジング内に保
持するためのフランジ部を有する形態とされる。そし
て、通常、プラグハウジング内に位置決めキーを設ける
とともに、フェルールのフランジ部にキー溝を設け、そ
れらのキーとキー溝をかみ合わせることによってフェル
ールのプラグハウジングに対する回転を拘束するように
しているが、一方において、互いに突き合わされた双方
のプラグハウジングが若干の位置ずれを生じた場合にそ
の位置ずれが直接フェルールに影響することがないよう
に、フェルールをプラグハウジングに対して浮動状態に
保っておく必要があり、このために、キーとキー溝の間
には、ある程度の隙間を確保するようにしている。この
ような従来の方式を採用した光コネクタの例としては、
例えば、特開平1−216304号公報や特開平3−2
52612号公報に開示されたものがある。
ールは、その先端部が精密な外形寸法に加工されて整列
スリーブ内に挿入される嵌合部とされ、かつ、基端部側
にこの光ファイバフェルールをプラグハウジング内に保
持するためのフランジ部を有する形態とされる。そし
て、通常、プラグハウジング内に位置決めキーを設ける
とともに、フェルールのフランジ部にキー溝を設け、そ
れらのキーとキー溝をかみ合わせることによってフェル
ールのプラグハウジングに対する回転を拘束するように
しているが、一方において、互いに突き合わされた双方
のプラグハウジングが若干の位置ずれを生じた場合にそ
の位置ずれが直接フェルールに影響することがないよう
に、フェルールをプラグハウジングに対して浮動状態に
保っておく必要があり、このために、キーとキー溝の間
には、ある程度の隙間を確保するようにしている。この
ような従来の方式を採用した光コネクタの例としては、
例えば、特開平1−216304号公報や特開平3−2
52612号公報に開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ファイバ
の中には、伝搬する光の偏波状態を保存できる偏波保持
光ファイバがある。偏波保持光ファイバは、主軸方向に
直線偏波光を入射した場合、その偏波状態を保持する特
性を持つものである。そのような偏波保持光ファイバの
性能を評価するパラメータとして、主軸方向に直線偏波
を入射したときの出射側の光パワーの主軸方向とその直
角方向の成分の比である消光比が用いられている。この
ような偏波保持光ファイバ同志、あるいは直線偏波で発
光するレーザ.ダイオード等の光素子と偏波保持光ファ
イバを接続する場合には、光ファイバの主軸の向き、す
なわち光ファイバの軸回りの角度を合わせる必要があ
り、この回転方向の角度ずれに対する必要な精度として
は、接続部の消光比が−40dB必要な場合で0.5度以
内、−30dB必要な場合で2度以内が要求されるもの
である。このように偏波保持光ファイバを接続する場合
には、結合時に回転位置を相当に厳しく規制する必要が
ある。また、斜め研摩したような光ファイバフェルール
同志の接続においても、同様に結合時に回転位置を厳し
く規制する必要がある。
の中には、伝搬する光の偏波状態を保存できる偏波保持
光ファイバがある。偏波保持光ファイバは、主軸方向に
直線偏波光を入射した場合、その偏波状態を保持する特
性を持つものである。そのような偏波保持光ファイバの
性能を評価するパラメータとして、主軸方向に直線偏波
を入射したときの出射側の光パワーの主軸方向とその直
角方向の成分の比である消光比が用いられている。この
ような偏波保持光ファイバ同志、あるいは直線偏波で発
光するレーザ.ダイオード等の光素子と偏波保持光ファ
イバを接続する場合には、光ファイバの主軸の向き、す
なわち光ファイバの軸回りの角度を合わせる必要があ
り、この回転方向の角度ずれに対する必要な精度として
は、接続部の消光比が−40dB必要な場合で0.5度以
内、−30dB必要な場合で2度以内が要求されるもの
である。このように偏波保持光ファイバを接続する場合
には、結合時に回転位置を相当に厳しく規制する必要が
ある。また、斜め研摩したような光ファイバフェルール
同志の接続においても、同様に結合時に回転位置を厳し
く規制する必要がある。
【0005】ところが、特開平1−216304号公報
や特開平3−252612号公報に開示されたような従
来方式を採用した光コネクタの光ファイバフェルールの
保持構造では、回転位置を厳しく規制するために、キー
とキー溝との間の隙間をできるだけ小さくすると、結合
後においても、キーとキー溝との間の隙間が同じである
ので、その隙間が小さく、光ファイバフェルールを保持
したハウジング同志の位置ずれの影響を受けやすく、結
合後のハウジング同志の位置ずれにより光ファイバフェ
ルールに回転力が加えられてしまい、消光比の低下を招
いてしまいがちなものとなってしまう。
や特開平3−252612号公報に開示されたような従
来方式を採用した光コネクタの光ファイバフェルールの
保持構造では、回転位置を厳しく規制するために、キー
とキー溝との間の隙間をできるだけ小さくすると、結合
後においても、キーとキー溝との間の隙間が同じである
ので、その隙間が小さく、光ファイバフェルールを保持
したハウジング同志の位置ずれの影響を受けやすく、結
合後のハウジング同志の位置ずれにより光ファイバフェ
ルールに回転力が加えられてしまい、消光比の低下を招
いてしまいがちなものとなってしまう。
【0006】この点、特開平1−216304号公報に
開示された構造は、一方のキーとキー溝との間の隙間を
小さく、他方のキーとキー溝との間の隙間を比較的に大
きくすることにより、結合前における回転位置の規制を
厳しくし、結合後におけるハウジング同志の位置ずれに
よる影響をある程度受けにくくしている。しかし、この
ような従来構造では、隙間を比較的に大きくした他方の
キーとキー溝との側における浮動量は大きくできるが、
隙間を規制した一方のキーとキー溝との側への浮動量は
小さくなるので、ハウジング同志の位置ずれがこの側の
方への影響を与えるようなものである場合には、前述し
たのと同様に、その位置ずれの影響を受けやすく、結合
後のハウジング同志の位置ずれにより光ファイバフェル
ールに回転力が加えられてしまい、消光比の低下を招い
てしまいがちなものとなってしまう。
開示された構造は、一方のキーとキー溝との間の隙間を
小さく、他方のキーとキー溝との間の隙間を比較的に大
きくすることにより、結合前における回転位置の規制を
厳しくし、結合後におけるハウジング同志の位置ずれに
よる影響をある程度受けにくくしている。しかし、この
ような従来構造では、隙間を比較的に大きくした他方の
キーとキー溝との側における浮動量は大きくできるが、
隙間を規制した一方のキーとキー溝との側への浮動量は
小さくなるので、ハウジング同志の位置ずれがこの側の
方への影響を与えるようなものである場合には、前述し
たのと同様に、その位置ずれの影響を受けやすく、結合
後のハウジング同志の位置ずれにより光ファイバフェル
ールに回転力が加えられてしまい、消光比の低下を招い
てしまいがちなものとなってしまう。
【0007】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうるような、光コネクタにおける光フ
ァイバフェルールの回転止め構造を提供することであ
る。
の問題点を解消しうるような、光コネクタにおける光フ
ァイバフェルールの回転止め構造を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光ファ
イバフェルールを保持するハウジングを備え、該ハウジ
ングに保持された光ファイバフェルールは、相手光コネ
クタとの結合前においては結合側位置に偏移されてお
り、相手コネクタとの結合後においてはその偏移力に抗
して後退位置へと移動させられるようになっている光コ
ネクタにおける光ファイバフェルールの回転止め構造に
おいて、前記ハウジングの内周壁と前記光ファイバフェ
ルールの外周壁との対応する部分は、互いに係合するこ
とにより、前記光ファイバフェルールの前記ハウジング
の中心軸のまわりでの回転を規制することができ且つ前
記対応する部分における前記ハウジングの内周壁と前記
光ファイバフェルールの外周壁との間の前記回転方向に
おける隙間が、前記結合側位置において小さく前記後退
位置においてそれより大きくなるような形状とされてい
ることを特徴とする。
イバフェルールを保持するハウジングを備え、該ハウジ
ングに保持された光ファイバフェルールは、相手光コネ
クタとの結合前においては結合側位置に偏移されてお
り、相手コネクタとの結合後においてはその偏移力に抗
して後退位置へと移動させられるようになっている光コ
ネクタにおける光ファイバフェルールの回転止め構造に
おいて、前記ハウジングの内周壁と前記光ファイバフェ
ルールの外周壁との対応する部分は、互いに係合するこ
とにより、前記光ファイバフェルールの前記ハウジング
の中心軸のまわりでの回転を規制することができ且つ前
記対応する部分における前記ハウジングの内周壁と前記
光ファイバフェルールの外周壁との間の前記回転方向に
おける隙間が、前記結合側位置において小さく前記後退
位置においてそれより大きくなるような形状とされてい
ることを特徴とする。
【0009】本発明の1つの好ましい実施態様によれ
ば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フランジ
部が形成されており、前記ハウジングは、前記光ファイ
バフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接させ
ることにより前記結合側位置を定める壁部を有したフレ
ーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フラン
ジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッパ
部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前記フ
ランジ部の外周の少なくとも1個所には、キー溝が形成
されており、前記ストッパ部には、前記キー溝と係合し
て前記回転を規制するためのキーが形成されており、前
記キー溝および前記キーは、互いに係合した前記キー溝
と前記キーとの間の前記回転方向における隙間が、前記
結合側位置において小さく前記後退位置においてそれよ
り大きくなるような形状とされている。
ば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フランジ
部が形成されており、前記ハウジングは、前記光ファイ
バフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接させ
ることにより前記結合側位置を定める壁部を有したフレ
ーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フラン
ジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッパ
部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前記フ
ランジ部の外周の少なくとも1個所には、キー溝が形成
されており、前記ストッパ部には、前記キー溝と係合し
て前記回転を規制するためのキーが形成されており、前
記キー溝および前記キーは、互いに係合した前記キー溝
と前記キーとの間の前記回転方向における隙間が、前記
結合側位置において小さく前記後退位置においてそれよ
り大きくなるような形状とされている。
【0010】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
前記光ファイバフェルールの中間部には、フランジ部が
形成されており、前記ハウジングは、前記光ファイバフ
ェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接させるこ
とにより前記結合側位置を定める壁部を有したフレーム
部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フランジ部
の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッパ部と
を備えており、前記光ファイバフェルールの前記フラン
ジ部は、断面四角形とされており、前記ストッパ部に
は、前記フランジ部と係合して前記回転を規制するため
の全体として四角錐状の凹部が形成されており、互いに
係合した前記フランジ部の外壁と前記凹部の内壁との間
の前記回転方向における隙間は、前記結合側位置におい
て小さく前記後退位置においてそれより大きくなるよう
にされている。
前記光ファイバフェルールの中間部には、フランジ部が
形成されており、前記ハウジングは、前記光ファイバフ
ェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接させるこ
とにより前記結合側位置を定める壁部を有したフレーム
部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フランジ部
の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッパ部と
を備えており、前記光ファイバフェルールの前記フラン
ジ部は、断面四角形とされており、前記ストッパ部に
は、前記フランジ部と係合して前記回転を規制するため
の全体として四角錐状の凹部が形成されており、互いに
係合した前記フランジ部の外壁と前記凹部の内壁との間
の前記回転方向における隙間は、前記結合側位置におい
て小さく前記後退位置においてそれより大きくなるよう
にされている。
【0011】本発明のもう1つ別の好ましい実施態様に
よれば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フラ
ンジ部が形成されており、前記ハウジングは、前記光フ
ァイバフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接
させることにより前記結合側位置を定める壁部を有した
フレーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フ
ランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるスト
ッパ部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前
記フランジ部の外周の少なくとも1個所には、キー溝が
形成されており、前記フレーム部には、前記キー溝と係
合して前記回転を規制するためのキーが形成されてお
り、前記キー溝および前記キーは、互いに係合した前記
キー溝と前記キーとの間の前記回転方向における隙間
が、前記結合側位置において小さく前記後退位置におい
てそれより大きくなるような形状とされている。
よれば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フラ
ンジ部が形成されており、前記ハウジングは、前記光フ
ァイバフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接
させることにより前記結合側位置を定める壁部を有した
フレーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フ
ランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるスト
ッパ部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前
記フランジ部の外周の少なくとも1個所には、キー溝が
形成されており、前記フレーム部には、前記キー溝と係
合して前記回転を規制するためのキーが形成されてお
り、前記キー溝および前記キーは、互いに係合した前記
キー溝と前記キーとの間の前記回転方向における隙間
が、前記結合側位置において小さく前記後退位置におい
てそれより大きくなるような形状とされている。
【0012】本発明のさらに別の好ましい実施態様によ
れば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フラン
ジ部が形成されており、前記ハウジングは、前記光ファ
イバフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接さ
せることにより前記結合側位置を定める壁部を有したフ
レーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フラ
ンジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッ
パ部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前記
フランジ部は、断面四角形とされており、前記フレーム
部には、前記フランジ部と係合して前記回転を規制する
ための全体として四角錐状の凹部が形成されており、互
いに係合した前記フランジ部の外壁と前記凹部の内壁と
の間の前記回転方向における隙間は、前記結合側位置に
おいて小さく前記後退位置においてそれより大きくなる
ようにされている。
れば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フラン
ジ部が形成されており、前記ハウジングは、前記光ファ
イバフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接さ
せることにより前記結合側位置を定める壁部を有したフ
レーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フラ
ンジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッ
パ部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前記
フランジ部は、断面四角形とされており、前記フレーム
部には、前記フランジ部と係合して前記回転を規制する
ための全体として四角錐状の凹部が形成されており、互
いに係合した前記フランジ部の外壁と前記凹部の内壁と
の間の前記回転方向における隙間は、前記結合側位置に
おいて小さく前記後退位置においてそれより大きくなる
ようにされている。
【0013】本発明のまた別の好ましい実施態様によれ
ば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フランジ
部が形成されており、前記ハウジングは、前記光ファイ
バフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接させ
ることにより前記結合側位置を定める壁部を有したフレ
ーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フラン
ジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッパ
部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前記フ
ランジ部は、四角錐状とされており、前記フレーム部に
は、前記フランジ部と係合して前記回転を規制するため
の凹部が形成されており、互いに係合した前記フランジ
部の外壁と前記凹部の内壁との間の前記回転方向におけ
る隙間は、前記結合側位置において小さく前記後退位置
においてそれより大きくなるようにされている。
ば、前記光ファイバフェルールの中間部には、フランジ
部が形成されており、前記ハウジングは、前記光ファイ
バフェルールを収納し前記フランジ部の前面を当接させ
ることにより前記結合側位置を定める壁部を有したフレ
ーム部と、該フレーム部の後端に結合されて前記フラン
ジ部の後面を当接させて前記後退位置を定めるストッパ
部とを備えており、前記光ファイバフェルールの前記フ
ランジ部は、四角錐状とされており、前記フレーム部に
は、前記フランジ部と係合して前記回転を規制するため
の凹部が形成されており、互いに係合した前記フランジ
部の外壁と前記凹部の内壁との間の前記回転方向におけ
る隙間は、前記結合側位置において小さく前記後退位置
においてそれより大きくなるようにされている。
【0014】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
について本発明をより詳細に説明する。
について本発明をより詳細に説明する。
【0015】図1および図2は、本発明を適用しうる光
コネクタの光ファイバフェルールを保持したハウジング
を示す断面図であり、図1は、光ファイバフェルールが
結合側位置に偏移された状態を示しており、図2は、光
ファイバフェルールが後退位置に移動させられた状態を
示している。これら図1および図2に示されるように、
この実施例では、ハウジング10は、全体として円筒状
のフレーム部20と、このフレーム部20の後端部に結
合される全体として円柱状のストッパ部30とからなっ
ている。一方、このハウジング10によって保持される
光ファイバフェルール40は、その中心軸にそって光フ
ァイバ1(図3の(B) 参照)の先端部を固定保持してお
り、相手光コネクタの結合部の方へ延びる前端部41
と、光ファイバケーブルの引出し部の方へと延びる後端
部42と、これら前端部41と後端部42との間に形成
されたフランジ部43とを有している。
コネクタの光ファイバフェルールを保持したハウジング
を示す断面図であり、図1は、光ファイバフェルールが
結合側位置に偏移された状態を示しており、図2は、光
ファイバフェルールが後退位置に移動させられた状態を
示している。これら図1および図2に示されるように、
この実施例では、ハウジング10は、全体として円筒状
のフレーム部20と、このフレーム部20の後端部に結
合される全体として円柱状のストッパ部30とからなっ
ている。一方、このハウジング10によって保持される
光ファイバフェルール40は、その中心軸にそって光フ
ァイバ1(図3の(B) 参照)の先端部を固定保持してお
り、相手光コネクタの結合部の方へ延びる前端部41
と、光ファイバケーブルの引出し部の方へと延びる後端
部42と、これら前端部41と後端部42との間に形成
されたフランジ部43とを有している。
【0016】フレーム部20は、光ファイバフェルール
40のフランジ部43を収納しうる円筒部21を有して
おり、また、光ファイバフェルール40の前端部41を
相手光コネクタの結合部の方へと突き出せるようにする
貫通穴22を有している。また、このフレーム部20の
貫通穴22の周辺の内壁面23は、光ファイバフェルー
ル40のフランジ部43の前面を当接させて、光ファイ
バフェルール40の結合側位置を定める作用をする。
40のフランジ部43を収納しうる円筒部21を有して
おり、また、光ファイバフェルール40の前端部41を
相手光コネクタの結合部の方へと突き出せるようにする
貫通穴22を有している。また、このフレーム部20の
貫通穴22の周辺の内壁面23は、光ファイバフェルー
ル40のフランジ部43の前面を当接させて、光ファイ
バフェルール40の結合側位置を定める作用をする。
【0017】ストッパ部30は、光ファイバフェルール
40を、図1に示したように、結合側位置へと偏移させ
るためのコイルスプリング50を収納すると共に光ファ
イバフェルール40の後端部42を受け入れる凹部31
と、光ファイバフェルール40の後端部42を受け入れ
ると共に、光ファイバケーブルを引き出せるようにする
貫通穴32とを有している。ストッパ部30の外周の前
端面33は、光ファイバフェルール40のフランジ部4
3の後面を当接させて、光ファイバフェルール40の後
退位置を定める作用をする。
40を、図1に示したように、結合側位置へと偏移させ
るためのコイルスプリング50を収納すると共に光ファ
イバフェルール40の後端部42を受け入れる凹部31
と、光ファイバフェルール40の後端部42を受け入れ
ると共に、光ファイバケーブルを引き出せるようにする
貫通穴32とを有している。ストッパ部30の外周の前
端面33は、光ファイバフェルール40のフランジ部4
3の後面を当接させて、光ファイバフェルール40の後
退位置を定める作用をする。
【0018】このような構成を有する光ファイバフェル
ール40を保持したハウジング10は、相手光コネクタ
との結合前の状態においては、図1に示すように、光フ
ァイバフェルール40は、コイルスプリング50の偏移
力により、そのフランジ部43の前面がフレーム部20
の貫通穴22の周辺の内壁面23に対して当接させられ
て、結合側位置にあるようにされている。このようなハ
ウジング10を有する光コネクタを相手光コネクタへと
結合させる時には、光ファイバフェルール40の前端部
41の先端面が、整列スリーブ(図示していない)内に
て、相手光コネクタの対応する光ファイバフェルールの
先端面に当接して、コイルスプリング50の偏移力に抗
して光ファイバフェルール40は後退させられる。この
ような光ファイバフェルール40の後退移動は、図2に
示すように、フランジ部43の後面がストッパ部30の
前端面33と当接する後退位置までは、最大限許され
る。
ール40を保持したハウジング10は、相手光コネクタ
との結合前の状態においては、図1に示すように、光フ
ァイバフェルール40は、コイルスプリング50の偏移
力により、そのフランジ部43の前面がフレーム部20
の貫通穴22の周辺の内壁面23に対して当接させられ
て、結合側位置にあるようにされている。このようなハ
ウジング10を有する光コネクタを相手光コネクタへと
結合させる時には、光ファイバフェルール40の前端部
41の先端面が、整列スリーブ(図示していない)内に
て、相手光コネクタの対応する光ファイバフェルールの
先端面に当接して、コイルスプリング50の偏移力に抗
して光ファイバフェルール40は後退させられる。この
ような光ファイバフェルール40の後退移動は、図2に
示すように、フランジ部43の後面がストッパ部30の
前端面33と当接する後退位置までは、最大限許され
る。
【0019】次に、本発明を適用した光ファイバフェル
ール40およびストッパ部30の詳細構造について、特
に、図3、図4および図5を参照して説明する。図3
は、光ファイバフェルール40の詳細構造を示す図であ
り、図3の(A) は、その側面図、図3の(B) は、その正
面図である。これら図に示されるように、この実施例に
おける光ファイバフェルール40のフランジ部43は、
全体として断面円形状であるが、そのフランジ部43の
両側部には、一定の巾を有したキー溝44が形成されて
いる。
ール40およびストッパ部30の詳細構造について、特
に、図3、図4および図5を参照して説明する。図3
は、光ファイバフェルール40の詳細構造を示す図であ
り、図3の(A) は、その側面図、図3の(B) は、その正
面図である。これら図に示されるように、この実施例に
おける光ファイバフェルール40のフランジ部43は、
全体として断面円形状であるが、そのフランジ部43の
両側部には、一定の巾を有したキー溝44が形成されて
いる。
【0020】図4は、ストッパ部30の詳細構造を示す
図であり、図4の(A) は、その縦断面図、図4の(B)
は、その正面図である。これら図に示されるように、こ
の実施例のストッパ部30は、前端面33の両側から前
方へと突出するようにして形成されたキー部材34を有
している。これらキー部材34の形状は、前端の巾が広
く、後方へいくにしたがって巾が漸次狭くされたテーパ
状とされている。
図であり、図4の(A) は、その縦断面図、図4の(B)
は、その正面図である。これら図に示されるように、こ
の実施例のストッパ部30は、前端面33の両側から前
方へと突出するようにして形成されたキー部材34を有
している。これらキー部材34の形状は、前端の巾が広
く、後方へいくにしたがって巾が漸次狭くされたテーパ
状とされている。
【0021】図5は、このような光ファイバフェルール
40とストッパ部30との関係を詳細に示す側面図であ
り、図5の(A) は、光ファイバフェルール40が結合側
位置へと偏移されている状態を示し、図5の(B) は、光
ファイバフェルール40が後退位置にある状態を示して
いる。これら図に示されるように、ストッパ部30の各
キー部材34は、光ファイバフェルール40のフランジ
部43の各対応するキー溝44に係合していて、光ファ
イバフェルール40のその中心軸の回りの回転を規制し
ている。図5の(A) によく示されているように、相手光
コネクタとの結合前の状態においては、互いに嵌合して
いるキー溝44とキー部材34との間の前記回転の方向
における隙間は、非常に小さく設定されているので、そ
の回転位置が厳しく規制されている。
40とストッパ部30との関係を詳細に示す側面図であ
り、図5の(A) は、光ファイバフェルール40が結合側
位置へと偏移されている状態を示し、図5の(B) は、光
ファイバフェルール40が後退位置にある状態を示して
いる。これら図に示されるように、ストッパ部30の各
キー部材34は、光ファイバフェルール40のフランジ
部43の各対応するキー溝44に係合していて、光ファ
イバフェルール40のその中心軸の回りの回転を規制し
ている。図5の(A) によく示されているように、相手光
コネクタとの結合前の状態においては、互いに嵌合して
いるキー溝44とキー部材34との間の前記回転の方向
における隙間は、非常に小さく設定されているので、そ
の回転位置が厳しく規制されている。
【0022】しかし、図5の(B) によく示されるよう
に、相手光コネクタとの結合後の状態においては、互い
に嵌合しているキー溝44とキー部材34との間の前記
回転の方向における隙間は、比較的に大きくされる。し
たがって、相手光コネクタとの結合後においては、比較
的に大きな浮動量が得られるので、ハウジング同志の比
較的に大きな角度位置ずれが生じても、それを吸収する
ことができ、光ファイバフェルール同志の回転位置に悪
影響が及ぼされないようにすることができる。光ファイ
バフェルールの先端面が、相手光コネクタの光ファイバ
フェルールの先端面と一度結合してしまえば、光ファイ
バフェルールの間には回転力は働かないようになるの
で、この結合後の状態においては、光ファイバフェルー
ル40の回転位置をそれ程厳しく規制する必要はないの
で、結合後の状態においては、浮動量が比較的に大きく
ても問題はない。
に、相手光コネクタとの結合後の状態においては、互い
に嵌合しているキー溝44とキー部材34との間の前記
回転の方向における隙間は、比較的に大きくされる。し
たがって、相手光コネクタとの結合後においては、比較
的に大きな浮動量が得られるので、ハウジング同志の比
較的に大きな角度位置ずれが生じても、それを吸収する
ことができ、光ファイバフェルール同志の回転位置に悪
影響が及ぼされないようにすることができる。光ファイ
バフェルールの先端面が、相手光コネクタの光ファイバ
フェルールの先端面と一度結合してしまえば、光ファイ
バフェルールの間には回転力は働かないようになるの
で、この結合後の状態においては、光ファイバフェルー
ル40の回転位置をそれ程厳しく規制する必要はないの
で、結合後の状態においては、浮動量が比較的に大きく
ても問題はない。
【0023】図6、図7および図8は、本発明の別の実
施例としての光ファイバフェルールおよびストッパ部の
詳細構造を説明するための図である。図6は、図1から
図5に関して説明した実施例における光ファイバフェル
ール40に代えて使用されうる光ファイバフェルールを
示しており、図6の(A) は、その側面図、図6の(B)
は、その正面図である。これら図に示されるように、こ
の実施例の光ファイバフェルール40Aは、前端部41
Aと後端部42Aとの間に形成されたフランジ部43A
が、断面四角形状とされている。
施例としての光ファイバフェルールおよびストッパ部の
詳細構造を説明するための図である。図6は、図1から
図5に関して説明した実施例における光ファイバフェル
ール40に代えて使用されうる光ファイバフェルールを
示しており、図6の(A) は、その側面図、図6の(B)
は、その正面図である。これら図に示されるように、こ
の実施例の光ファイバフェルール40Aは、前端部41
Aと後端部42Aとの間に形成されたフランジ部43A
が、断面四角形状とされている。
【0024】図7は、図1から図5に関して説明した実
施例におけるストッパ部30の代わりに使用されうるス
トッパ部を示しており、図7の(A) は、その縦断面図、
図7の(B) は、その正面図である。これら図に示される
ように、この実施例のストッパ部30Aは、コイルスプ
リング50を収納すると共に光ファイバフェルール40
Aの後端部42Aを受け入れる凹部31Aと、光ファイ
バフェルール40Aの後端部42Aを受け入れると共
に、光ファイバケーブルを引き出せるようにする貫通穴
32Aとを有している。ストッパ部30Aの外周の前端
面33Aは、光ファイバフェルール40Aのフランジ部
43Aの後面を当接させて、光ファイバフェルール40
Aの後退位置を定める作用をする。このストッパ部30
Aには、さらに、前端面33Aの両側から結合側の方へ
と延びる壁部によって定められた全体として四角錐状の
凹部34Aが設けられている。
施例におけるストッパ部30の代わりに使用されうるス
トッパ部を示しており、図7の(A) は、その縦断面図、
図7の(B) は、その正面図である。これら図に示される
ように、この実施例のストッパ部30Aは、コイルスプ
リング50を収納すると共に光ファイバフェルール40
Aの後端部42Aを受け入れる凹部31Aと、光ファイ
バフェルール40Aの後端部42Aを受け入れると共
に、光ファイバケーブルを引き出せるようにする貫通穴
32Aとを有している。ストッパ部30Aの外周の前端
面33Aは、光ファイバフェルール40Aのフランジ部
43Aの後面を当接させて、光ファイバフェルール40
Aの後退位置を定める作用をする。このストッパ部30
Aには、さらに、前端面33Aの両側から結合側の方へ
と延びる壁部によって定められた全体として四角錐状の
凹部34Aが設けられている。
【0025】図8は、このような光ファイバフェルール
40Aとストッパ部30Aとの関係を詳細に示す側面図
であり、図8の(A) は、光ファイバフェルール40Aが
結合側位置へと偏移されている状態を示し、図8の(B)
は、光ファイバフェルール40Aが後退位置にある状態
を示している。これら図に示されるように、ストッパ部
30Aの凹部34Aは、光ファイバフェルール40Aの
フランジ部43Aを係合させており、光ファイバフェル
ール40Aのその中心軸の回りの回転を規制している。
図8の(A) によく示されているように、相手光コネクタ
との結合前の状態においては、互いに嵌合しているフラ
ンジ部43Aと凹部34Aとの間の前記回転の方向にお
ける隙間は、非常に小さく設定されているので、その回
転位置が厳しく規制されている。
40Aとストッパ部30Aとの関係を詳細に示す側面図
であり、図8の(A) は、光ファイバフェルール40Aが
結合側位置へと偏移されている状態を示し、図8の(B)
は、光ファイバフェルール40Aが後退位置にある状態
を示している。これら図に示されるように、ストッパ部
30Aの凹部34Aは、光ファイバフェルール40Aの
フランジ部43Aを係合させており、光ファイバフェル
ール40Aのその中心軸の回りの回転を規制している。
図8の(A) によく示されているように、相手光コネクタ
との結合前の状態においては、互いに嵌合しているフラ
ンジ部43Aと凹部34Aとの間の前記回転の方向にお
ける隙間は、非常に小さく設定されているので、その回
転位置が厳しく規制されている。
【0026】しかし、図8の(B) によく示されるよう
に、相手光コネクタとの結合後の状態においては、互い
に嵌合しているフランジ部43Aと凹部34Aとの間の
前記回転の方向における隙間は、比較的に大きくされ
る。したがって、相手光コネクタとの結合後において
は、比較的に大きな浮動量が得られるので、ハウジング
同志の比較的に大きな角度位置ずれが生じても、それを
吸収することができ、光ファイバフェルール同志の回転
位置に悪影響が及ぼされないようにすることができる。
に、相手光コネクタとの結合後の状態においては、互い
に嵌合しているフランジ部43Aと凹部34Aとの間の
前記回転の方向における隙間は、比較的に大きくされ
る。したがって、相手光コネクタとの結合後において
は、比較的に大きな浮動量が得られるので、ハウジング
同志の比較的に大きな角度位置ずれが生じても、それを
吸収することができ、光ファイバフェルール同志の回転
位置に悪影響が及ぼされないようにすることができる。
【0027】図9は、本発明のさらに別の実施例として
のフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造を
説明するための図である。図9の(A) は、図1から図5
に関して説明した実施例におけるフレーム部20に代え
て使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、図9
の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例におけ
る光ファイバフェルール40に代えて使用されうる光フ
ァイバフェルールを示す側面図である。図9の(A) に示
すフレーム部20Aは、円筒部21Aの内周壁の両側に
キー突部24Aを形成した以外は、図1および図2に関
して説明したフレーム部20と同様の構造であるので、
同様の構成部分については、同じ参照番号に符号Aを付
加した参照符号を付して示すだけで、繰り返し説明しな
い。キー突部24Aの巾は、前端から後端に向かって漸
次巾が狭くされている。
のフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造を
説明するための図である。図9の(A) は、図1から図5
に関して説明した実施例におけるフレーム部20に代え
て使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、図9
の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例におけ
る光ファイバフェルール40に代えて使用されうる光フ
ァイバフェルールを示す側面図である。図9の(A) に示
すフレーム部20Aは、円筒部21Aの内周壁の両側に
キー突部24Aを形成した以外は、図1および図2に関
して説明したフレーム部20と同様の構造であるので、
同様の構成部分については、同じ参照番号に符号Aを付
加した参照符号を付して示すだけで、繰り返し説明しな
い。キー突部24Aの巾は、前端から後端に向かって漸
次巾が狭くされている。
【0028】図9の(B) に示す光ファイバフェルール4
0Bは、図3に示した光ファイバフェルール40と同様
の構造であるので、同様の構成部分については、同じ参
照番号に符号Aを付加した参照符号を付して示すだけ
で、繰り返し説明しない。このような実施例において
は、光ファイバフェルール40Bの各キー溝44Bがフ
レーム部20Aの円筒部21Aの内周壁に形成された対
応するキー突部24Aに係合することにより、回転位置
の規制が行われ、これらキー突部24とキー溝44Bと
の間の協動作用は、前述したキー部材34とキー溝44
との間の協動作用と同様であるので、繰り返し詳述しな
い。
0Bは、図3に示した光ファイバフェルール40と同様
の構造であるので、同様の構成部分については、同じ参
照番号に符号Aを付加した参照符号を付して示すだけ
で、繰り返し説明しない。このような実施例において
は、光ファイバフェルール40Bの各キー溝44Bがフ
レーム部20Aの円筒部21Aの内周壁に形成された対
応するキー突部24Aに係合することにより、回転位置
の規制が行われ、これらキー突部24とキー溝44Bと
の間の協動作用は、前述したキー部材34とキー溝44
との間の協動作用と同様であるので、繰り返し詳述しな
い。
【0029】図10は、本発明のさらに別の実施例とし
てのフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造
を説明するための図である。図10の(A) は、図1から
図5に関して説明した実施例におけるフレーム部20に
代えて使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、
図10の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例
における光ファイバフェルール40に代えて使用されう
る光ファイバフェルールを示す側面図である。図10の
(A) に示すフレーム部20Bは、円筒部21Bの前端部
の内周壁の形状以外は、図1および図2に関して説明し
たフレーム部20と同様の構造であるので、同様の構成
部分については、同じ参照番号に符号Bを付加した参照
符号を付して示すだけで、繰り返し説明しない。円筒部
21Bの前端部の内周壁の形状は、そこに四角錐状の凹
部を作り出すようなものとされている。
てのフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造
を説明するための図である。図10の(A) は、図1から
図5に関して説明した実施例におけるフレーム部20に
代えて使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、
図10の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例
における光ファイバフェルール40に代えて使用されう
る光ファイバフェルールを示す側面図である。図10の
(A) に示すフレーム部20Bは、円筒部21Bの前端部
の内周壁の形状以外は、図1および図2に関して説明し
たフレーム部20と同様の構造であるので、同様の構成
部分については、同じ参照番号に符号Bを付加した参照
符号を付して示すだけで、繰り返し説明しない。円筒部
21Bの前端部の内周壁の形状は、そこに四角錐状の凹
部を作り出すようなものとされている。
【0030】図10の(B) に示す光ファイバフェルール
40Cは、図6に示した光ファイバフェルール40Aと
同様の構造であるので、同様の構成部分については、同
じ参照番号に符号Cを付加した参照符号を付して示すだ
けで、繰り返し説明しない。このような実施例において
は、光ファイバフェルール40Cの断面四角形状のフラ
ンジ部43Cがフレーム部20Bの円筒部21Bの前端
部の内周壁にて定められた四角錐状の凹部内に係合する
ことにより、回転位置の規制が行われ、これらフランジ
部43Cと四角錐状の凹部との間の協動作用は、前述し
たフランジ部43Aと四角錐状の凹部34Aとの間の協
動作用と同様であるので、繰り返し詳述しない。
40Cは、図6に示した光ファイバフェルール40Aと
同様の構造であるので、同様の構成部分については、同
じ参照番号に符号Cを付加した参照符号を付して示すだ
けで、繰り返し説明しない。このような実施例において
は、光ファイバフェルール40Cの断面四角形状のフラ
ンジ部43Cがフレーム部20Bの円筒部21Bの前端
部の内周壁にて定められた四角錐状の凹部内に係合する
ことにより、回転位置の規制が行われ、これらフランジ
部43Cと四角錐状の凹部との間の協動作用は、前述し
たフランジ部43Aと四角錐状の凹部34Aとの間の協
動作用と同様であるので、繰り返し詳述しない。
【0031】図11は、本発明のさらに別の実施例とし
てのフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造
を説明するための図である。図11の(A) は、図1から
図5に関して説明した実施例におけるフレーム部20に
代えて使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、
図11の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例
における光ファイバフェルール40に代えて使用されう
る光ファイバフェルールを示す側面図である。図11の
(A) に示すフレーム部20Cは、円筒部21Cの内周壁
の両側にキー突部24Cを形成した以外は、図1および
図2に関して説明したフレーム部20と同様の構造であ
るので、同様の構成部分については、同じ参照番号に符
号Cを付加した参照符号を付して示すだけで、繰り返し
説明しない。キー突部24Cの巾は、一定とされてい
る。
てのフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造
を説明するための図である。図11の(A) は、図1から
図5に関して説明した実施例におけるフレーム部20に
代えて使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、
図11の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例
における光ファイバフェルール40に代えて使用されう
る光ファイバフェルールを示す側面図である。図11の
(A) に示すフレーム部20Cは、円筒部21Cの内周壁
の両側にキー突部24Cを形成した以外は、図1および
図2に関して説明したフレーム部20と同様の構造であ
るので、同様の構成部分については、同じ参照番号に符
号Cを付加した参照符号を付して示すだけで、繰り返し
説明しない。キー突部24Cの巾は、一定とされてい
る。
【0032】図11の(B) に示す光ファイバフェルール
40Dは、キー溝44Dの形状以外は、図3に示した光
ファイバフェルール40と同様の構造であるので、同様
の構成部分については、同じ参照番号に符号Dを付加し
た参照符号を付して示すだけで、繰り返し説明しない。
このキー溝44Dの巾は、前端から後端へと漸次巾が狭
くされている。このような実施例においては、光ファイ
バフェルール40Dの各キー溝44Dがフレーム部20
Cの円筒部21Cの内周壁に形成された対応するキー突
部24Cに係合することにより、回転位置の規制が行わ
れ、これらキー突部24Cとキー溝44Dとの間の協動
作用は、前述したキー部材34とキー溝44との間の協
動作用と同様であるので、繰り返し詳述しない。
40Dは、キー溝44Dの形状以外は、図3に示した光
ファイバフェルール40と同様の構造であるので、同様
の構成部分については、同じ参照番号に符号Dを付加し
た参照符号を付して示すだけで、繰り返し説明しない。
このキー溝44Dの巾は、前端から後端へと漸次巾が狭
くされている。このような実施例においては、光ファイ
バフェルール40Dの各キー溝44Dがフレーム部20
Cの円筒部21Cの内周壁に形成された対応するキー突
部24Cに係合することにより、回転位置の規制が行わ
れ、これらキー突部24Cとキー溝44Dとの間の協動
作用は、前述したキー部材34とキー溝44との間の協
動作用と同様であるので、繰り返し詳述しない。
【0033】図12は、本発明のさらに別の実施例とし
てのフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造
を説明するための図である。図12の(A) は、図1から
図5に関して説明した実施例におけるフレーム部20に
代えて使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、
図12の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例
における光ファイバフェルール40に代えて使用されう
る光ファイバフェルールを示す側面図である。図12の
(A) に示すフレーム部20Dは、円筒部21Dの前端部
の内周壁の形状以外は、図1および図2に関して説明し
たフレーム部20と同様の構造であるので、同様の構成
部分については、同じ参照番号に符号Dを付加した参照
符号を付して示すだけで、繰り返し説明しない。円筒部
21Dの前端部の内周壁の形状は、そこに断面四角形状
の凹部を作り出すようなものとされている。
てのフレーム部および光ファイバフェルールの詳細構造
を説明するための図である。図12の(A) は、図1から
図5に関して説明した実施例におけるフレーム部20に
代えて使用されうるフレーム部を示す縦断面図であり、
図12の(B) は、図1から図5に関して説明した実施例
における光ファイバフェルール40に代えて使用されう
る光ファイバフェルールを示す側面図である。図12の
(A) に示すフレーム部20Dは、円筒部21Dの前端部
の内周壁の形状以外は、図1および図2に関して説明し
たフレーム部20と同様の構造であるので、同様の構成
部分については、同じ参照番号に符号Dを付加した参照
符号を付して示すだけで、繰り返し説明しない。円筒部
21Dの前端部の内周壁の形状は、そこに断面四角形状
の凹部を作り出すようなものとされている。
【0034】図12の(B) に示す光ファイバフェルール
40Eは、フランジ部43Eの形状以外は、図3に示し
た光ファイバフェルール40と同様の構造であるので、
同様の構成部分については、同じ参照番号に符号Eを付
加した参照符号を付して示すだけで、繰り返し説明しな
い。フランジ部43Eは、四角錐状とされている。この
ような実施例においては、光ファイバフェルール40E
の四角錐状のフランジ部43Eがフレーム部20Dの円
筒部21Dの前端部の内周壁にて定められた断面四角形
状の凹部内に係合することにより、回転位置の規制が行
われ、これらフランジ部43Eと断面四角形状の凹部と
の間の協動作用は、前述したフランジ部43Cと四角錐
状の凹部21Bとの間の協動作用と同様であるので、繰
り返し詳述しない。
40Eは、フランジ部43Eの形状以外は、図3に示し
た光ファイバフェルール40と同様の構造であるので、
同様の構成部分については、同じ参照番号に符号Eを付
加した参照符号を付して示すだけで、繰り返し説明しな
い。フランジ部43Eは、四角錐状とされている。この
ような実施例においては、光ファイバフェルール40E
の四角錐状のフランジ部43Eがフレーム部20Dの円
筒部21Dの前端部の内周壁にて定められた断面四角形
状の凹部内に係合することにより、回転位置の規制が行
われ、これらフランジ部43Eと断面四角形状の凹部と
の間の協動作用は、前述したフランジ部43Cと四角錐
状の凹部21Bとの間の協動作用と同様であるので、繰
り返し詳述しない。
【0035】
【発明の効果】結合前(コネクタ組立て時)には光ファ
イバフェルールの浮動量をできるだけ小さく抑えて回転
角度を厳しく規制して、相手光ファイバフェルールとの
回転角度位置合わせを精度よくすることができる一方
で、結合後には光ファイバフェルールの浮動量を大きく
することができるので、ハウジング同志の回転位置ずれ
による悪影響を受けにくいものとすることができる。
イバフェルールの浮動量をできるだけ小さく抑えて回転
角度を厳しく規制して、相手光ファイバフェルールとの
回転角度位置合わせを精度よくすることができる一方
で、結合後には光ファイバフェルールの浮動量を大きく
することができるので、ハウジング同志の回転位置ずれ
による悪影響を受けにくいものとすることができる。
【図1】本発明を適用しうる光コネクタの光ファイバフ
ェルールを保持したハウジングを示し、光ファイバフェ
ルールが結合側位置に偏移された状態を示す断面図であ
る。
ェルールを保持したハウジングを示し、光ファイバフェ
ルールが結合側位置に偏移された状態を示す断面図であ
る。
【図2】本発明を適用しうる光コネクタの光ファイバフ
ェルールを保持したハウジングを示し、光ファイバフェ
ルールが後退位置に移動させられた状態を示す断面図で
ある。
ェルールを保持したハウジングを示し、光ファイバフェ
ルールが後退位置に移動させられた状態を示す断面図で
ある。
【図3】図1および図2に示した実施例における光ファ
イバフェルールの詳細構造を示す図である。
イバフェルールの詳細構造を示す図である。
【図4】図1および図2に示した実施例におけるストッ
パ部の詳細構造を示す図である。
パ部の詳細構造を示す図である。
【図5】図3に示した光ファイバフェルールと図4に示
したストッパ部との関係を詳細に示す側面図である。
したストッパ部との関係を詳細に示す側面図である。
【図6】光ファイバフェルールの別の実施例を示す図で
ある。
ある。
【図7】図6の光ファイバフェルールと組み合わせて使
用される別の実施例のストッパ部を示す図である。
用される別の実施例のストッパ部を示す図である。
【図8】図6の光ファイバフェルールと図7のストッパ
部との関係を詳細に示す側面図である。
部との関係を詳細に示す側面図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例としてのフレーム部
および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するため
の図である。
および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するため
の図である。
【図10】本発明のさらに別の実施例としてのフレーム
部および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するた
めの図である。
部および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するた
めの図である。
【図11】本発明のさらに別の実施例としてのフレーム
部および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するた
めの図である。
部および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するた
めの図である。
【図12】本発明のさらに別の実施例としてのフレーム
部および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するた
めの図である。
部および光ファイバフェルールの詳細構造を説明するた
めの図である。
1 光ファイバ 10 ハウジング 20 フレーム部 21 円筒部 22 貫通穴 23 内壁面 24A キー突部 30 ストッパ部 31 凹部 32 貫通穴 33 前端面 34 キー部材 34A 四角錐状凹部 40 光ファイバフェルール 41 前端部 42 後端部 43 フランジ部 44 キー溝 50 コイルスプリング
Claims (6)
- 【請求項1】 光ファイバフェルールを保持するハウジ
ングを備え、該ハウジングに保持された光ファイバフェ
ルールは、相手光コネクタとの結合前においては結合側
位置に偏移されており、相手コネクタとの結合後におい
てはその偏移力に抗して後退位置へと移動させられるよ
うになっている光コネクタにおける光ファイバフェルー
ルの回転止め構造において、前記ハウジングの内周壁と
前記光ファイバフェルールの外周壁との対応する部分
は、互いに係合することにより、前記光ファイバフェル
ールの前記ハウジングの中心軸のまわりでの回転を規制
することができ且つ前記対応する部分における前記ハウ
ジングの内周壁と前記光ファイバフェルールの外周壁と
の間の前記回転方向における隙間が、前記結合側位置に
おいて小さく前記後退位置においてそれより大きくなる
ような形状とされていることを特徴とする光ファイバフ
ェルールの回転止め構造。 - 【請求項2】 前記光ファイバフェルールの中間部に
は、フランジ部が形成されており、前記ハウジングは、
前記光ファイバフェルールを収納し前記フランジ部の前
面を当接させることにより前記結合側位置を定める壁部
を有したフレーム部と、該フレーム部の後端に結合され
て前記フランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定
めるストッパ部とを備えており、前記光ファイバフェル
ールの前記フランジ部の外周の少なくとも1個所には、
キー溝が形成されており、前記ストッパ部には、前記キ
ー溝と係合して前記回転を規制するためのキーが形成さ
れており、前記キー溝および前記キーは、互いに係合し
た前記キー溝と前記キーとの間の前記回転方向における
隙間が、前記結合側位置において小さく前記後退位置に
おいてそれより大きくなるような形状とされている請求
項1記載の光ファイバフェルールの回転止め構造。 - 【請求項3】 前記光ファイバフェルールの中間部に
は、フランジ部が形成されており、前記ハウジングは、
前記光ファイバフェルールを収納し前記フランジ部の前
面を当接させることにより前記結合側位置を定める壁部
を有したフレーム部と、該フレーム部の後端に結合され
て前記フランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定
めるストッパ部とを備えており、前記光ファイバフェル
ールの前記フランジ部は、断面多角形とされており、前
記ストッパ部には、前記フランジ部と係合して前記回転
を規制するための全体として多角錐状の凹部が形成され
ており、互いに係合した前記フランジ部の外壁と前記凹
部の内壁との間の前記回転方向における隙間は、前記結
合側位置において小さく前記後退位置においてそれより
大きくなるようにされている請求項1記載の光ファイバ
フェルールの回転止め構造。 - 【請求項4】 前記光ファイバフェルールの中間部に
は、フランジ部が形成されており、前記ハウジングは、
前記光ファイバフェルールを収納し前記フランジ部の前
面を当接させることにより前記結合側位置を定める壁部
を有したフレーム部と、該フレーム部の後端に結合され
て前記フランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定
めるストッパ部とを備えており、前記光ファイバフェル
ールの前記フランジ部の外周の少なくとも1個所には、
キー溝が形成されており、前記フレーム部には、前記キ
ー溝と係合して前記回転を規制するためのキーが形成さ
れており、前記キー溝および前記キーは、互いに係合し
た前記キー溝と前記キーとの間の前記回転方向における
隙間が、前記結合側位置において小さく前記後退位置に
おいてそれより大きくなるような形状とされている請求
項1記載の光ファイバフェルールの回転止め構造。 - 【請求項5】 前記光ファイバフェルールの中間部に
は、フランジ部が形成されており、前記ハウジングは、
前記光ファイバフェルールを収納し前記フランジ部の前
面を当接させることにより前記結合側位置を定める壁部
を有したフレーム部と、該フレーム部の後端に結合され
て前記フランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定
めるストッパ部とを備えており、前記光ファイバフェル
ールの前記フランジ部は、断面多角形とされており、前
記フレーム部には、前記フランジ部と係合して前記回転
を規制するための全体として多角錐状の凹部が形成され
ており、互いに係合した前記フランジ部の外壁と前記凹
部の内壁との間の前記回転方向における隙間は、前記結
合側位置において小さく前記後退位置においてそれより
大きくなるようにされている請求項1記載の光ファイバ
フェルールの回転止め構造。 - 【請求項6】 前記光ファイバフェルールの中間部に
は、フランジ部が形成されており、前記ハウジングは、
前記光ファイバフェルールを収納し前記フランジ部の前
面を当接させることにより前記結合側位置を定める壁部
を有したフレーム部と、該フレーム部の後端に結合され
て前記フランジ部の後面を当接させて前記後退位置を定
めるストッパ部とを備えており、前記光ファイバフェル
ールの前記フランジ部は、四角錐状とされており、前記
フレーム部には、前記フランジ部と係合して前記回転を
規制するための凹部が形成されており、互いに係合した
前記フランジ部の外壁と前記凹部の内壁との間の前記回
転方向における隙間は、前記結合側位置において小さく
前記後退位置においてそれより大きくなるようにされて
いる請求項1記載の光ファイバフェルールの回転止め構
造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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