JPH08105713A - 検査用画像処理方法とその装置および画像処理による検査装置 - Google Patents
検査用画像処理方法とその装置および画像処理による検査装置Info
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- JPH08105713A JPH08105713A JP6268205A JP26820594A JPH08105713A JP H08105713 A JPH08105713 A JP H08105713A JP 6268205 A JP6268205 A JP 6268205A JP 26820594 A JP26820594 A JP 26820594A JP H08105713 A JPH08105713 A JP H08105713A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 7
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 58
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 7
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 18
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のカメラ毎のキャリブレーションデータ
を有効に活用して、一つのカメラによる撮像画像の処理
に必要な設定情報を演算するだけで、他の撮像手段によ
る撮像画像に処理に必要な同一条件の設定情報を自動的
に設定させ得て、検査作業の操作性および能率の向上を
図れるようにする。 【構成】 第1カメラ1Aによる撮像画像に対する描画
ウインドウ及び検査用に設定される判定条件を記憶する
メモリ8,9と、該撮像画像に対する設定キャリブレー
ションデータを抽出し記憶するメモリ10とを有し、そ
れら記憶されるウインドウとキャリブレーションデータ
及び判定条件とキャリブレーションデータとの演算によ
り実際の座標系でのウインドウの位置及び判定条件値を
求め、その求めた実際の座標系でのウインドウの位置及
び判定条件値と第1カメラ1A以外のカメラ1B〜1N
による撮像画像に対するキャリブレーションデータとの
演算により他のカメラ1B〜1Nによる撮像画像に対し
て第1カメラ1Aと同様なウインドウの自動描画および
判定条件の自動設定を行なうようにしている。
を有効に活用して、一つのカメラによる撮像画像の処理
に必要な設定情報を演算するだけで、他の撮像手段によ
る撮像画像に処理に必要な同一条件の設定情報を自動的
に設定させ得て、検査作業の操作性および能率の向上を
図れるようにする。 【構成】 第1カメラ1Aによる撮像画像に対する描画
ウインドウ及び検査用に設定される判定条件を記憶する
メモリ8,9と、該撮像画像に対する設定キャリブレー
ションデータを抽出し記憶するメモリ10とを有し、そ
れら記憶されるウインドウとキャリブレーションデータ
及び判定条件とキャリブレーションデータとの演算によ
り実際の座標系でのウインドウの位置及び判定条件値を
求め、その求めた実際の座標系でのウインドウの位置及
び判定条件値と第1カメラ1A以外のカメラ1B〜1N
による撮像画像に対するキャリブレーションデータとの
演算により他のカメラ1B〜1Nによる撮像画像に対し
て第1カメラ1Aと同様なウインドウの自動描画および
判定条件の自動設定を行なうようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば量産される同
一の工業用製品を並設された複数のベルトコンベヤ上に
載置して搬送しつつ、それらを各検査搬送ライン毎に設
置したカメラなどの複数の撮像手段によって撮像して、
それら撮像画像から同一内容の検査を視覚的に行う場合
などに適用される検査用画像処理方法とその装置および
画像処理による検査装置に関するものである。
一の工業用製品を並設された複数のベルトコンベヤ上に
載置して搬送しつつ、それらを各検査搬送ライン毎に設
置したカメラなどの複数の撮像手段によって撮像して、
それら撮像画像から同一内容の検査を視覚的に行う場合
などに適用される検査用画像処理方法とその装置および
画像処理による検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同一の製品に対して同一内容の検査を行
う場合、撮像手段であるカメラを含めた複数の検査装置
の全てを同一条件に設定することが必要なことは当然で
ある。しかしながら、実際には、照明のあて方や各カメ
ラの設置距離など物理的な位置の相違などに起因して、
同一製品を撮像したとしても、それらの撮像画像の大き
さや画像中の位置はカメラ毎に異なっていることが多
い。そこで、従来では、複数のカメラによって撮像した
撮像画像に対して、それぞれ個別的にウインドウを描画
し、かつ個別的に判定条件を設定していた。
う場合、撮像手段であるカメラを含めた複数の検査装置
の全てを同一条件に設定することが必要なことは当然で
ある。しかしながら、実際には、照明のあて方や各カメ
ラの設置距離など物理的な位置の相違などに起因して、
同一製品を撮像したとしても、それらの撮像画像の大き
さや画像中の位置はカメラ毎に異なっていることが多
い。そこで、従来では、複数のカメラによって撮像した
撮像画像に対して、それぞれ個別的にウインドウを描画
し、かつ個別的に判定条件を設定していた。
【0003】例えば製品を撮像して得られる画像を用い
た場合を例にとって説明すると、図8に示すように、複
数のカメラにより撮像された撮像画像A1,A2に対し
てその画像A1,A2の大きさに合わせてウインドウW
1,W2をそれぞれ描画し、それらウインドウW1,W
2が描画されている画素数の全画素数に占める割合(こ
こでは、面積)を求めて、その求めた面積に基づいて検
査の判定条件である許容範囲の上限値および下限値をそ
れぞれカメラ毎に設定していた。
た場合を例にとって説明すると、図8に示すように、複
数のカメラにより撮像された撮像画像A1,A2に対し
てその画像A1,A2の大きさに合わせてウインドウW
1,W2をそれぞれ描画し、それらウインドウW1,W
2が描画されている画素数の全画素数に占める割合(こ
こでは、面積)を求めて、その求めた面積に基づいて検
査の判定条件である許容範囲の上限値および下限値をそ
れぞれカメラ毎に設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
検査用画像処理方法によれば、設置したカメラの数と同
数のウインドウをカメラ毎に操作者が描画し、かつ、判
定条件を設定しなければならないので、所定の検査にあ
たっての操作性が非常に煩雑になるばかりでなく、検査
作業の全体能率も非常に低いという問題があった。
検査用画像処理方法によれば、設置したカメラの数と同
数のウインドウをカメラ毎に操作者が描画し、かつ、判
定条件を設定しなければならないので、所定の検査にあ
たっての操作性が非常に煩雑になるばかりでなく、検査
作業の全体能率も非常に低いという問題があった。
【0005】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、撮像手段毎のキャリブレーションデータを有効に活
用して、一つの撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報を演算するだけで、他の撮像手段による撮像画
像に処理に必要な同一条件の設定情報を自動的に設定さ
せることを可能にして、検査作業の操作性および能率を
顕著に向上することができる検査用画像処理方法とその
装置および画像処理による検査装置を提供することを目
的としている。
で、撮像手段毎のキャリブレーションデータを有効に活
用して、一つの撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報を演算するだけで、他の撮像手段による撮像画
像に処理に必要な同一条件の設定情報を自動的に設定さ
せることを可能にして、検査作業の操作性および能率を
顕著に向上することができる検査用画像処理方法とその
装置および画像処理による検査装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る検査用画像処理方法は、検査
対象物の二次元画像を撮像する撮像手段による撮像画像
から該撮像手段のキャリブレーションデータを抽出する
とともに、他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必
要な設定情報を演算し記憶し、その設定情報と上記キャ
リブレーションデータとにより当該撮像手段による撮像
画像の処理に必要な設定情報を演算することを特徴とす
るものである。
に、請求項1の発明に係る検査用画像処理方法は、検査
対象物の二次元画像を撮像する撮像手段による撮像画像
から該撮像手段のキャリブレーションデータを抽出する
とともに、他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必
要な設定情報を演算し記憶し、その設定情報と上記キャ
リブレーションデータとにより当該撮像手段による撮像
画像の処理に必要な設定情報を演算することを特徴とす
るものである。
【0007】また、請求項2の発明に係る検査用画像処
理装置は、請求項1の発明に係る検査用画像処理方法を
実施するために使用される装置であって、検査対象物の
二次元画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段による
撮像画像から該撮像手段のキャリブレーションデータを
抽出し記憶する手段と、その記憶されたキャリブレーシ
ョンデータとの演算により他の同種撮像手段による撮像
画像の処理に必要な設定情報を求めてそれを記憶する手
段と、その設定情報と上記キャリブレーションデータと
により当該撮像手段による撮像画像の処理に必要な設定
情報を演算する手段とを備えたものである。
理装置は、請求項1の発明に係る検査用画像処理方法を
実施するために使用される装置であって、検査対象物の
二次元画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段による
撮像画像から該撮像手段のキャリブレーションデータを
抽出し記憶する手段と、その記憶されたキャリブレーシ
ョンデータとの演算により他の同種撮像手段による撮像
画像の処理に必要な設定情報を求めてそれを記憶する手
段と、その設定情報と上記キャリブレーションデータと
により当該撮像手段による撮像画像の処理に必要な設定
情報を演算する手段とを備えたものである。
【0008】さらに、請求項3の発明に係る画像処理に
よる検査装置は、検査対象物の二次元画像を撮像する第
1撮像手段と、該第1撮像手段による撮像画像に対して
ウインドウを描画しそれを記憶する手段と、上記第1撮
像手段による撮像画像に対して検査のための判定条件を
設定しそれを記憶する手段と、上記第1撮像手段による
撮像画像に対して設定されるキャリブレーションデータ
を抽出しそれを記憶する手段と、上記各記憶手段に記憶
されているウインドウとキャリブレーションデータおよ
び判定条件とキャリブレーションデータとをそれぞれ演
算して実際の座標系でのウインドウの位置および実際の
座標系での判定条件値を求める手段と、他の同種撮像手
段による撮像画像に対するキャリブレーションデータと
上記第1撮像手段による撮像画像から求めた上記の実際
の座標系でのウインドウの位置および実際の座標系での
判定条件値とを演算して他の同種撮像手段による撮像画
像に対して第1撮像手段と同様なウインドウの自動描画
および判定条件の自動設定を行う手段とを備えたもので
ある。
よる検査装置は、検査対象物の二次元画像を撮像する第
1撮像手段と、該第1撮像手段による撮像画像に対して
ウインドウを描画しそれを記憶する手段と、上記第1撮
像手段による撮像画像に対して検査のための判定条件を
設定しそれを記憶する手段と、上記第1撮像手段による
撮像画像に対して設定されるキャリブレーションデータ
を抽出しそれを記憶する手段と、上記各記憶手段に記憶
されているウインドウとキャリブレーションデータおよ
び判定条件とキャリブレーションデータとをそれぞれ演
算して実際の座標系でのウインドウの位置および実際の
座標系での判定条件値を求める手段と、他の同種撮像手
段による撮像画像に対するキャリブレーションデータと
上記第1撮像手段による撮像画像から求めた上記の実際
の座標系でのウインドウの位置および実際の座標系での
判定条件値とを演算して他の同種撮像手段による撮像画
像に対して第1撮像手段と同様なウインドウの自動描画
および判定条件の自動設定を行う手段とを備えたもので
ある。
【0009】さらにまた、上記構成の画像処理による検
査装置においては、上記各撮像手段が検査対象物の検査
用搬送ラインの上部位置に垂直姿勢に配置されているこ
とが好ましい。
査装置においては、上記各撮像手段が検査対象物の検査
用搬送ラインの上部位置に垂直姿勢に配置されているこ
とが好ましい。
【0010】
【作用】請求項1および請求項2の発明によれば、撮像
手段によって撮像された検査対象物の二次元画像から該
撮像手段のキャリブレーションデータが抽出されるとと
もに、他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報が演算し記憶される。この記憶された設定情報
と上記キャリブレーションとを演算することによって当
該撮像手段による撮像画像の処理に必要な設定情報が得
られるのはもとより、上記記憶された設定情報を他の同
種撮像手段による撮像画像の処理時に読み出して、これ
と他の撮像手段のキャリブレーションとを演算すること
によって他の撮像手段による撮像画像の処理に必要な同
一条件の設定情報を自動的に得ることが可能であり、撮
像手段毎に個別的に設定情報を演算する操作手間を省く
ことができる。
手段によって撮像された検査対象物の二次元画像から該
撮像手段のキャリブレーションデータが抽出されるとと
もに、他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報が演算し記憶される。この記憶された設定情報
と上記キャリブレーションとを演算することによって当
該撮像手段による撮像画像の処理に必要な設定情報が得
られるのはもとより、上記記憶された設定情報を他の同
種撮像手段による撮像画像の処理時に読み出して、これ
と他の撮像手段のキャリブレーションとを演算すること
によって他の撮像手段による撮像画像の処理に必要な同
一条件の設定情報を自動的に得ることが可能であり、撮
像手段毎に個別的に設定情報を演算する操作手間を省く
ことができる。
【0011】また、請求項3の発明によれば、第1撮像
手段によって撮像された検査対象物の二次元画像に対し
てウインドウを描画するとともに、その画像に対する検
査用の判定条件を設定するだけで、これらウインドウお
よび判定条件と第1撮像手段のキャリブレーションデー
タとの演算によって実際の座標系でのウインドウの位置
および判定条件値を求めることが可能であるとともに、
他の同種撮像手段による撮像画像のキャリブレーション
と上記の実際の座標系でのウインドウの位置および判定
条件値との演算によって他の撮像手段による撮像画像に
対して、第1撮像手段と同様のウインドウの自動描画お
よび第1撮像手段と同様の判定条件の自動設定を行うこ
とが可能である。したがって、撮像手段の物理的な設置
位置の違いや照明のあて方の違いなどに起因して、同一
の検査対象物の撮像画像が撮像手段毎で異なっていて
も、第1撮像手段による撮像画像に対してウインドウ描
画および判定条件を設定するという簡単な操作を行うだ
けで、同種の他の撮像手段による撮像画像に対してもそ
れに見合った同様なウインドウ描画および判定条件の設
定が行えて、同一内容の検査作業を能率的に実行するこ
とができる。
手段によって撮像された検査対象物の二次元画像に対し
てウインドウを描画するとともに、その画像に対する検
査用の判定条件を設定するだけで、これらウインドウお
よび判定条件と第1撮像手段のキャリブレーションデー
タとの演算によって実際の座標系でのウインドウの位置
および判定条件値を求めることが可能であるとともに、
他の同種撮像手段による撮像画像のキャリブレーション
と上記の実際の座標系でのウインドウの位置および判定
条件値との演算によって他の撮像手段による撮像画像に
対して、第1撮像手段と同様のウインドウの自動描画お
よび第1撮像手段と同様の判定条件の自動設定を行うこ
とが可能である。したがって、撮像手段の物理的な設置
位置の違いや照明のあて方の違いなどに起因して、同一
の検査対象物の撮像画像が撮像手段毎で異なっていて
も、第1撮像手段による撮像画像に対してウインドウ描
画および判定条件を設定するという簡単な操作を行うだ
けで、同種の他の撮像手段による撮像画像に対してもそ
れに見合った同様なウインドウ描画および判定条件の設
定が行えて、同一内容の検査作業を能率的に実行するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にもとづいて
説明する。図1および図2はこの発明の一実施例による
画像処理による検査装置の概要を示す概略平面図および
概略側面図であり、同図において、1A,1B,…,1
Nはそれぞれ撮像手段としてのカメラで、これらカメラ
1A,1B,…,1Nは、複数の検査ラインを構成する
ように、所定の間隔を隔てて互いに平行状に並設された
搬送用コンベヤ2A,2B,…,2Nの搬送途中の上部
位置にそれぞれ垂直姿勢に設置されて各コンベヤ2A,
2B,…,2N上に載置され搬送される同一の検査対象
物Tの二次元画像を上方から撮像するように固定されて
おり、これらカメラ1A,1B,…,1Nにそれぞれ対
応して視覚検査装置3A,3B,…,3Nが設けられ、
これら視覚検査装置3A,3B,…,3NはCPUバス
4を介して中央演算処理装置(CPU)5に接続されて
いる。
説明する。図1および図2はこの発明の一実施例による
画像処理による検査装置の概要を示す概略平面図および
概略側面図であり、同図において、1A,1B,…,1
Nはそれぞれ撮像手段としてのカメラで、これらカメラ
1A,1B,…,1Nは、複数の検査ラインを構成する
ように、所定の間隔を隔てて互いに平行状に並設された
搬送用コンベヤ2A,2B,…,2Nの搬送途中の上部
位置にそれぞれ垂直姿勢に設置されて各コンベヤ2A,
2B,…,2N上に載置され搬送される同一の検査対象
物Tの二次元画像を上方から撮像するように固定されて
おり、これらカメラ1A,1B,…,1Nにそれぞれ対
応して視覚検査装置3A,3B,…,3Nが設けられ、
これら視覚検査装置3A,3B,…,3NはCPUバス
4を介して中央演算処理装置(CPU)5に接続されて
いる。
【0013】図3は上記視覚検査装置3A,3B,…,
3Nの内部構成を示す概略ブロック図である。なお、同
図では、第1カメラ1Aに接続された視覚検査装置3A
の内部構成のみを詳しく図示しているが、他のカメラ1
B,…,1Nに接続された視覚検査装置3B,…,3N
の内部構成も全く同一のものである。
3Nの内部構成を示す概略ブロック図である。なお、同
図では、第1カメラ1Aに接続された視覚検査装置3A
の内部構成のみを詳しく図示しているが、他のカメラ1
B,…,1Nに接続された視覚検査装置3B,…,3N
の内部構成も全く同一のものである。
【0014】図3において、6は第1カメラ1Aによる
撮像画像を記憶する画像メモリで、その撮像画像を表示
するCRTなどの表示部7が接続されている。8は上記
撮像画像に対してウインドウ(図8参照)を描画し、そ
のウインドウが描画されている画素数を記憶するウイン
ドウメモリ、9は同撮像画像に対して検査のための判定
条件を設定しそれを記憶する判定条件メモリ、10は同
撮像画像に対して設定されるキャリブレーションデータ
を抽出し記憶するキャリブレーションメモリである。1
1は演算制御部であって、上記各メモリ8,10に記憶
されているウインドウとキャリブレーションデータとを
演算して実際の座標系でのウインドウの位置を求めると
ともに、各メモリ9,10に記憶されている判定条件と
キャリブレーションデータとを演算して実際の座標系で
の判定条件値を求めるものである。このような構成から
なる第1カメラ1Aに対応する視覚検査装置3Aにおけ
る上記演算制御部11で求められた実座標系でのウイン
ドウの位置および判定条件値は、CPUバス4およびC
PU5を通じて他のカメラ1B,…,1Nに対応する視
覚検査装置3B,…,3Nに伝送複写されるように構成
されている。
撮像画像を記憶する画像メモリで、その撮像画像を表示
するCRTなどの表示部7が接続されている。8は上記
撮像画像に対してウインドウ(図8参照)を描画し、そ
のウインドウが描画されている画素数を記憶するウイン
ドウメモリ、9は同撮像画像に対して検査のための判定
条件を設定しそれを記憶する判定条件メモリ、10は同
撮像画像に対して設定されるキャリブレーションデータ
を抽出し記憶するキャリブレーションメモリである。1
1は演算制御部であって、上記各メモリ8,10に記憶
されているウインドウとキャリブレーションデータとを
演算して実際の座標系でのウインドウの位置を求めると
ともに、各メモリ9,10に記憶されている判定条件と
キャリブレーションデータとを演算して実際の座標系で
の判定条件値を求めるものである。このような構成から
なる第1カメラ1Aに対応する視覚検査装置3Aにおけ
る上記演算制御部11で求められた実座標系でのウイン
ドウの位置および判定条件値は、CPUバス4およびC
PU5を通じて他のカメラ1B,…,1Nに対応する視
覚検査装置3B,…,3Nに伝送複写されるように構成
されている。
【0015】次に、上記構成の検査装置における画像処
理動作について、図4および図5に示すフローチャート
を参照して説明する。なお、動作フローの理解を容易に
するためにウインドウの描画動作(図4)と判定条件の
設定動作(図5)とに分けて説明するが、実際はこれら
両動作が同時に実行処理されるものであることはもちろ
んである。
理動作について、図4および図5に示すフローチャート
を参照して説明する。なお、動作フローの理解を容易に
するためにウインドウの描画動作(図4)と判定条件の
設定動作(図5)とに分けて説明するが、実際はこれら
両動作が同時に実行処理されるものであることはもちろ
んである。
【0016】まず、ウインドウの描画処理動作について
説明すると、第1カメラ1Aにより撮像された画像に対
してウインドウを描画し、そのウインドウが描画されて
いる画素数(ビット数)をウインドウメモリ8に記憶さ
せる(ステップS21)とともに、上記撮像画像に対し
て設定されるキャリブレーションデータが抽出され、そ
れがキャリブレーションメモリ10に記憶される(ステ
ップS22)。つぎに、上記ウインドウとキャリブレー
ションデータとを下記の演算式(1)にもとづいて演算
する(ステップS23)ことにより、ウインドウが描画
されている各画素の実際の座標系での位置を求める(ス
テップS24)。
説明すると、第1カメラ1Aにより撮像された画像に対
してウインドウを描画し、そのウインドウが描画されて
いる画素数(ビット数)をウインドウメモリ8に記憶さ
せる(ステップS21)とともに、上記撮像画像に対し
て設定されるキャリブレーションデータが抽出され、そ
れがキャリブレーションメモリ10に記憶される(ステ
ップS22)。つぎに、上記ウインドウとキャリブレー
ションデータとを下記の演算式(1)にもとづいて演算
する(ステップS23)ことにより、ウインドウが描画
されている各画素の実際の座標系での位置を求める(ス
テップS24)。
【0017】
【数1】
【0018】続いて、第2カメラ1Bにより撮像された
画像に対して設定されるキャリブレーションデータが抽
出され、それが第2カメラ1Bに接続された視覚検査装
置3Bにおけるキャリブレーションメモリ10に記憶さ
れ(ステップS25)、そのキャリフブレーションデー
タと上記ステップS24で求めた実際の座標系での位置
とを下記の演算式(2)にもとづいて演算する(ステッ
プS26)ことにより、第2カメラ1Bのカメラ座標に
おけるウインドウが描画されている各画素の位置を求め
る(ステップS27)。そして、第2カメラ1Bによる
撮像画像に対して上記演算式(2)で求められた各画素
の位置においてウインドウを自動的に描画する(ステッ
プS28)。このステップS25〜ステップS28まで
の動作を最後のカメラ1Nの撮像画像に対するウインド
ウ自動描画処理が終了するまで繰り返す(ステップS2
9)ことで、全てのカメラ1A,1B,…,1Nによる
撮像画像に対して、それぞれの大きさに見合ったウイン
ドウを描画することができる。
画像に対して設定されるキャリブレーションデータが抽
出され、それが第2カメラ1Bに接続された視覚検査装
置3Bにおけるキャリブレーションメモリ10に記憶さ
れ(ステップS25)、そのキャリフブレーションデー
タと上記ステップS24で求めた実際の座標系での位置
とを下記の演算式(2)にもとづいて演算する(ステッ
プS26)ことにより、第2カメラ1Bのカメラ座標に
おけるウインドウが描画されている各画素の位置を求め
る(ステップS27)。そして、第2カメラ1Bによる
撮像画像に対して上記演算式(2)で求められた各画素
の位置においてウインドウを自動的に描画する(ステッ
プS28)。このステップS25〜ステップS28まで
の動作を最後のカメラ1Nの撮像画像に対するウインド
ウ自動描画処理が終了するまで繰り返す(ステップS2
9)ことで、全てのカメラ1A,1B,…,1Nによる
撮像画像に対して、それぞれの大きさに見合ったウイン
ドウを描画することができる。
【0019】
【数2】
【0020】なお、上記演算式(1)および(2)中に
使用した用語を定義すると、つぎの通りである。 (Xr,Yr):実際の座標系での値 (Xc,Yc):カメラ座標系での値 (Ox,Oy):カメラ座標原点の実際の座標系での値 P:1画素あたりの実寸法 θ:カメラ座標系と実際の座標系の傾き
使用した用語を定義すると、つぎの通りである。 (Xr,Yr):実際の座標系での値 (Xc,Yc):カメラ座標系での値 (Ox,Oy):カメラ座標原点の実際の座標系での値 P:1画素あたりの実寸法 θ:カメラ座標系と実際の座標系の傾き
【0021】次に、判定条件の設定処理動作について説
明すると、第1カメラ1Aにより撮像された画像に対し
て検査のための判定条件(回転方向の判定条件と面積の
判定条件)を設定しそれを判定条件メモリ9に記憶させ
る(ステップS31)とともに、上記撮像画像に対して
設定されるキャリブレーションデータが抽出され、それ
がキャリブレーションメモリ10に記憶される(ステッ
プS32)。つぎに、上記の判定条件とキャリブレーシ
ョンデータとを下記の演算式(3)にもとづいて演算す
る(ステップS33)ことにより、判定条件の実際の座
標系での値を求める(ステップS34)。
明すると、第1カメラ1Aにより撮像された画像に対し
て検査のための判定条件(回転方向の判定条件と面積の
判定条件)を設定しそれを判定条件メモリ9に記憶させ
る(ステップS31)とともに、上記撮像画像に対して
設定されるキャリブレーションデータが抽出され、それ
がキャリブレーションメモリ10に記憶される(ステッ
プS32)。つぎに、上記の判定条件とキャリブレーシ
ョンデータとを下記の演算式(3)にもとづいて演算す
る(ステップS33)ことにより、判定条件の実際の座
標系での値を求める(ステップS34)。
【0022】
【数3】
【0023】続いて、第2カメラ1Bにより撮像された
画像に対して設定されるキャリブレーションデータが抽
出され、それが第2カメラ1Bに接続された視覚検査装
置3Bにおけるキャリブレーションメモリ10に記憶さ
れ(ステップS35)、そのキャリフブレーションデー
タと上記ステップS24で求めた実際の座標系での判定
条件値とを下記の演算式(4)にもとづいて演算する
(ステップS36)ことにより、第2カメラ1Bのカメ
ラ座標系での判定条件値を求める(ステップS37)。
そして、第2カメラ1Bによる撮像画像に対して上記演
算式(4)で求められた判定条件値を自動的に設定する
(ステップS38)。このステップS35〜ステップS
38までの動作を最後のカメラ1Nの撮像画像に対する
判定条件自動設定処理が終了するまで繰り返す(ステッ
プS39)ことで、第2以降のカメラ1B,…,1Nに
よる撮像画像に対して、第1カメラ1Aと同様な判定条
件をれぞれ自動設定することができる。
画像に対して設定されるキャリブレーションデータが抽
出され、それが第2カメラ1Bに接続された視覚検査装
置3Bにおけるキャリブレーションメモリ10に記憶さ
れ(ステップS35)、そのキャリフブレーションデー
タと上記ステップS24で求めた実際の座標系での判定
条件値とを下記の演算式(4)にもとづいて演算する
(ステップS36)ことにより、第2カメラ1Bのカメ
ラ座標系での判定条件値を求める(ステップS37)。
そして、第2カメラ1Bによる撮像画像に対して上記演
算式(4)で求められた判定条件値を自動的に設定する
(ステップS38)。このステップS35〜ステップS
38までの動作を最後のカメラ1Nの撮像画像に対する
判定条件自動設定処理が終了するまで繰り返す(ステッ
プS39)ことで、第2以降のカメラ1B,…,1Nに
よる撮像画像に対して、第1カメラ1Aと同様な判定条
件をれぞれ自動設定することができる。
【0024】
【数4】
【0025】なお、上記演算式(3)および(4)中に
使用した用語を定義すると、つぎの通りである。 (Xr,Yr):実際の座標系でのX,Y方向の値 (Xc,Yc):カメラ座標系でのX,Y方向の値 (Ox,Oy):カメラ座標原点の実際の座標系での
X,Y方向の値 θ:カメラ座標系と実際の座標系との傾き θr:実際の座標系での傾き θc:カメラ座標系での傾き Mr:実際の座標系での面積値 Mc:カメラ座標系での面積値 P:1画素あたりの実寸法
使用した用語を定義すると、つぎの通りである。 (Xr,Yr):実際の座標系でのX,Y方向の値 (Xc,Yc):カメラ座標系でのX,Y方向の値 (Ox,Oy):カメラ座標原点の実際の座標系での
X,Y方向の値 θ:カメラ座標系と実際の座標系との傾き θr:実際の座標系での傾き θc:カメラ座標系での傾き Mr:実際の座標系での面積値 Mc:カメラ座標系での面積値 P:1画素あたりの実寸法
【0026】なお、上記実施例では、複数のカメラ1
A,1B,…,1Nに対してそれぞれ各別に視覚検査装
置3A,3B,…,3Nを接続する場合について説明し
たが、図6に示すように、複数のカメラ1A,1B,
…,1Nに対して一つの視覚検査装置3のみを接続した
構成であってもよい。この場合、ウインドウメモリ8、
キャブレーションメモリ10および判定条件メモリ9は
カメラ1A,1B,…,1Nの数に対応して複数のメモ
リ(図面上では、8a〜8n、9a〜9n、10a〜1
0nで示す)が必要であるが、画像メモリ6、表示部7
および演算制御部11を共用することが可能であり、構
成の簡略化、低コスト化が図れる。
A,1B,…,1Nに対してそれぞれ各別に視覚検査装
置3A,3B,…,3Nを接続する場合について説明し
たが、図6に示すように、複数のカメラ1A,1B,
…,1Nに対して一つの視覚検査装置3のみを接続した
構成であってもよい。この場合、ウインドウメモリ8、
キャブレーションメモリ10および判定条件メモリ9は
カメラ1A,1B,…,1Nの数に対応して複数のメモ
リ(図面上では、8a〜8n、9a〜9n、10a〜1
0nで示す)が必要であるが、画像メモリ6、表示部7
および演算制御部11を共用することが可能であり、構
成の簡略化、低コスト化が図れる。
【0027】また、上記実施例では、所定の間隔を隔て
て互いに平行状に並設された複数の検査ライン用の搬送
コンベヤ2A,2B,…,2Nの搬送途中の上部位置に
それぞれカメラ1A,1B,…,1Nを設置してなる並
列式検査装置に適用したものについて説明したが、図7
に示すように、一つの検査ライン用の搬送コンベヤ2の
搬送方向に所定の間隔を隔てて複数の1A,1B,…,
1Nを設置してなる直列式検査装置に適用してもよい。
て互いに平行状に並設された複数の検査ライン用の搬送
コンベヤ2A,2B,…,2Nの搬送途中の上部位置に
それぞれカメラ1A,1B,…,1Nを設置してなる並
列式検査装置に適用したものについて説明したが、図7
に示すように、一つの検査ライン用の搬送コンベヤ2の
搬送方向に所定の間隔を隔てて複数の1A,1B,…,
1Nを設置してなる直列式検査装置に適用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1および請求項2
の発明によれば、撮像手段によって撮像された検査対象
物の二次元画像から該撮像手段のキャリブレーションデ
ータと他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報とを求め、これを記憶させておくことが可能で
あるから、それら設定情報とキャリブレーションとの演
算によって当該撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報を得るだけでなく、他の同種撮像装置による撮
像画像の処理時には、他の同種撮像手段のキャリブレー
ションと上記記憶された設定情報との演算によって他の
撮像手段による撮像画像の処理に必要な同一条件の設定
情報を自動的に得ることができる。したがって、同一の
検査対象物を撮像する複数の撮像手段による撮像画像が
異なっている場合の画像処理において、各画像に同一の
検査条件を設定するとき、一つの撮像手段による画像に
対して所定の設定を行うだけで、それ以外の同種撮像手
段による撮像画像に対する個別的な設定操作は全く不要
となり、複数の撮像装置に対する同一検査条件の設定作
業を非常に操作性よく、かつ、能率的に実行することが
できるという効果を奏する。
の発明によれば、撮像手段によって撮像された検査対象
物の二次元画像から該撮像手段のキャリブレーションデ
ータと他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報とを求め、これを記憶させておくことが可能で
あるから、それら設定情報とキャリブレーションとの演
算によって当該撮像手段による撮像画像の処理に必要な
設定情報を得るだけでなく、他の同種撮像装置による撮
像画像の処理時には、他の同種撮像手段のキャリブレー
ションと上記記憶された設定情報との演算によって他の
撮像手段による撮像画像の処理に必要な同一条件の設定
情報を自動的に得ることができる。したがって、同一の
検査対象物を撮像する複数の撮像手段による撮像画像が
異なっている場合の画像処理において、各画像に同一の
検査条件を設定するとき、一つの撮像手段による画像に
対して所定の設定を行うだけで、それ以外の同種撮像手
段による撮像画像に対する個別的な設定操作は全く不要
となり、複数の撮像装置に対する同一検査条件の設定作
業を非常に操作性よく、かつ、能率的に実行することが
できるという効果を奏する。
【0029】また、請求項3の発明によれば、第1撮像
手段により撮像された検査対象物の二次元画像に対して
ウインドウを描画し、かつ、その画像に対する検査用の
判定条件を設定するだけで、これらウインドウおよび判
定条件と第1撮像手段のキャリブレーションデータとの
演算によって実際の座標系でのウインドウの位置および
判定条件値を求め、この求めた実際の座標系でのウイン
ドウの位置および判定条件値と他の同種撮像手段による
撮像画像のキャリブレーションとの演算によって他の撮
像手段による撮像画像に対して、第1撮像手段と同様の
ウインドウの自動描画および第1撮像手段と同様の判定
条件の自動設定を行うことができる。したがって、撮像
手段の物理的な設置位置の違いや照明のあて方の違いな
どに起因して、同一の検査対象物の撮像画像が撮像手段
毎で異なっていても、第1撮像手段による撮像画像に対
してウインドウ描画および判定条件を設定するという簡
単な操作を行うだけで、同種の他の撮像手段による撮像
画像に対してもそれに見合った同様なウインドウ描画お
よび判定条件の設定が行えて、同一内容の検査作業を非
常に能率的に実行することができるという効果を奏す
る。
手段により撮像された検査対象物の二次元画像に対して
ウインドウを描画し、かつ、その画像に対する検査用の
判定条件を設定するだけで、これらウインドウおよび判
定条件と第1撮像手段のキャリブレーションデータとの
演算によって実際の座標系でのウインドウの位置および
判定条件値を求め、この求めた実際の座標系でのウイン
ドウの位置および判定条件値と他の同種撮像手段による
撮像画像のキャリブレーションとの演算によって他の撮
像手段による撮像画像に対して、第1撮像手段と同様の
ウインドウの自動描画および第1撮像手段と同様の判定
条件の自動設定を行うことができる。したがって、撮像
手段の物理的な設置位置の違いや照明のあて方の違いな
どに起因して、同一の検査対象物の撮像画像が撮像手段
毎で異なっていても、第1撮像手段による撮像画像に対
してウインドウ描画および判定条件を設定するという簡
単な操作を行うだけで、同種の他の撮像手段による撮像
画像に対してもそれに見合った同様なウインドウ描画お
よび判定条件の設定が行えて、同一内容の検査作業を非
常に能率的に実行することができるという効果を奏す
る。
【図1】この発明の一実施例による画像処理による検査
装置の概要を示す概略平面図である。
装置の概要を示す概略平面図である。
【図2】図1の概略側面図である。
【図3】視覚検査装置の内部構成を示す概略ブロック図
である。
である。
【図4】画像処理動作のうち、ウインドウの描画動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】画像処理動作のうち、判定条件の設定動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】この発明の他の実施例による画像処理による検
査装置における視覚検査装置の内部構成を示す概略ブロ
ック図である。
査装置における視覚検査装置の内部構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図7】別の適用例を示す概略側面図である。
【図8】従来の検査用画像処理方法を説明する概略図で
ある。
ある。
1A,1B,…,1N カメラ(撮像手段) 5 CPU 8 ウインドウメモリ 9 判定条件メモリ 10 キャリブレーションメモリ 11 演算制御部 T 検査対象物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【数3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/64 400 A
Claims (4)
- 【請求項1】 検査対象物の二次元画像を撮像する撮像
手段による撮像画像から該撮像手段のキャリブレーショ
ンデータを抽出するとともに、他の同種撮像手段による
撮像画像の処理に必要な設定情報を演算し記憶し、その
設定情報と上記キャリブレーションデータとにより当該
撮像手段による撮像画像の処理に必要な設定情報を演算
することを特徴とする検査用画像処理方法。 - 【請求項2】 検査対象物の二次元画像を撮像する撮像
手段と、この撮像手段による撮像画像から該撮像手段の
キャリブレーションデータを抽出し記憶する手段と、そ
の記憶されたキャリブレーションデータとの演算により
他の同種撮像手段による撮像画像の処理に必要な設定情
報を求めてそれを記憶する手段と、その設定情報と上記
キャリブレーションデータとにより当該撮像手段による
撮像画像の処理に必要な設定情報を演算する手段とを備
えていることを特徴とする検査用画像処理装置。 - 【請求項3】 検査対象物の二次元画像を撮像する第1
撮像手段と、該第1撮像手段による撮像画像に対してウ
インドウを描画しそれを記憶する手段と、上記第1撮像
手段による撮像画像に対して検査のための判定条件を設
定しそれを記憶する手段と、上記第1撮像手段による撮
像画像に対して設定されるキャリブレーションデータを
抽出しそれを記憶する手段と、上記各記憶手段に記憶さ
れているウインドウとキャリブレーションデータおよび
判定条件とキャリブレーションデータとをそれぞれ演算
して実際の座標系でのウインドウの位置および実際の座
標系での判定条件値を求める手段と、他の同種撮像手段
による撮像画像に対するキャリブレーションデータと上
記第1撮像手段による撮像画像から求めた上記の実際の
座標系でのウインドウの位置および実際の座標系での判
定条件値とを演算して他の同種撮像手段による撮像画像
に対して第1撮像手段と同様なウインドウの自動描画お
よび判定条件の自動設定を行う手段とを備えていること
を特徴とする画像処理による検査装置。 - 【請求項4】 上記各撮像手段が、検査対象物の検査用
搬送ラインの上部位置に垂直姿勢に配置されている請求
項3の画像処理による検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6268205A JPH08105713A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 検査用画像処理方法とその装置および画像処理による検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6268205A JPH08105713A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 検査用画像処理方法とその装置および画像処理による検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105713A true JPH08105713A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17455386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6268205A Pending JPH08105713A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 検査用画像処理方法とその装置および画像処理による検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08105713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109322A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | National Institute Of Information & Communication Technology | カメラ、カメラアレイ及びカメラアレイシステム |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6268205A patent/JPH08105713A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109322A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | National Institute Of Information & Communication Technology | カメラ、カメラアレイ及びカメラアレイシステム |
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