JPH0810426Y2 - ロール幅調整装置 - Google Patents
ロール幅調整装置Info
- Publication number
- JPH0810426Y2 JPH0810426Y2 JP1990000118U JP11890U JPH0810426Y2 JP H0810426 Y2 JPH0810426 Y2 JP H0810426Y2 JP 1990000118 U JP1990000118 U JP 1990000118U JP 11890 U JP11890 U JP 11890U JP H0810426 Y2 JPH0810426 Y2 JP H0810426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- shaft
- adjusting
- operating
- chock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はH形鋼等の圧延においてロール幅を調整する
ロール幅調整装置に関する。
ロール幅調整装置に関する。
従来の技術 従来、H形鋼の圧延に際して、寸法の異なるH形鋼に
対応するために軸方向に2分割した圧延ロールを互いに
接近離間移動させるロール幅調整装置が、特開昭60-726
03号公報および特開昭62-156007号公報に開示されてい
る。これらのものは、2分されたロールの少なくとも一
方をロール軸に軸心方向に移動自在に外嵌させ、ロール
チョックの外側(ロールと反対側)に位置する前記ロー
ルの端部でねじや歯車機構により、ロールまたは中空状
ロールを軸心方向に移動させるものである。
対応するために軸方向に2分割した圧延ロールを互いに
接近離間移動させるロール幅調整装置が、特開昭60-726
03号公報および特開昭62-156007号公報に開示されてい
る。これらのものは、2分されたロールの少なくとも一
方をロール軸に軸心方向に移動自在に外嵌させ、ロール
チョックの外側(ロールと反対側)に位置する前記ロー
ルの端部でねじや歯車機構により、ロールまたは中空状
ロールを軸心方向に移動させるものである。
考案が解決しようとする課題 しかし上記構成によれば、ロールの幅を調整する調整
用の駆動部は、ロールチョックの外側に配設されるた
め、駆動部によりロールを移動させるロールのネック部
またはロールが固定されたスリーブがロール軸に外嵌さ
れており、これがロールチョック部分に存在する。した
がってロールネック軸受はロールのネック部またはスリ
ーブを介してロール軸を支持することになる。そのため
ロールネック軸受はより大形となり、そのためロール径
やロールチョック、ハウジングなどが大きくなり、設備
コストが大幅に高くなるという問題があった。
用の駆動部は、ロールチョックの外側に配設されるた
め、駆動部によりロールを移動させるロールのネック部
またはロールが固定されたスリーブがロール軸に外嵌さ
れており、これがロールチョック部分に存在する。した
がってロールネック軸受はロールのネック部またはスリ
ーブを介してロール軸を支持することになる。そのため
ロールネック軸受はより大形となり、そのためロール径
やロールチョック、ハウジングなどが大きくなり、設備
コストが大幅に高くなるという問題があった。
本考案は上記問題点を解決して、ロールネック軸受等
の大形化が不要で、設備コストも低くできるロール幅調
整装置を提供することを目的とする。
の大形化が不要で、設備コストも低くできるロール幅調
整装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、ロールチョッ
クにロールネック軸受を介して回転自在に支持されたロ
ール軸に、幅方向に2分割されたロールを配置し、これ
らロールの少なくとも一方をロール軸心に沿って移動さ
せてロール幅を調整するロール幅調整装置において、ロ
ールチョックを挟んで、ロール側にロールを移動させる
作動調整部を設けるとともに、ロール反対側に前記作動
調整部を駆動する調整駆動部を設け、これら作動調整部
と調整駆動部と連動連結する作動軸を、ロールネック軸
受の外側でロールチョックを貫通して配設し、前記調整
駆動部に、作動軸を回転駆動する調整用回転駆動装置
と、調整用回転駆動装置の出力軸と作動ピニオンとの間
で出力軸の回転を接続遮断する手段とを具備し、前記作
動調整部に、ロール軸に軸心方向にのみ移動自在に外嵌
されてロールが外嵌固定されたスリーブと、このスリー
ブのロールチョック側に形成された送り用おねじ部と、
ロール軸に回転のみ自在に外嵌されて前記送り用おねじ
部に螺合する送り用めねじ部が形成された作動リング
と、前記作動軸に取り付けられて作動リングの外周部に
形成された軸受ギヤに噛合し作動リングを回転させる作
動用ピニオンとを具備したものである。
クにロールネック軸受を介して回転自在に支持されたロ
ール軸に、幅方向に2分割されたロールを配置し、これ
らロールの少なくとも一方をロール軸心に沿って移動さ
せてロール幅を調整するロール幅調整装置において、ロ
ールチョックを挟んで、ロール側にロールを移動させる
作動調整部を設けるとともに、ロール反対側に前記作動
調整部を駆動する調整駆動部を設け、これら作動調整部
と調整駆動部と連動連結する作動軸を、ロールネック軸
受の外側でロールチョックを貫通して配設し、前記調整
駆動部に、作動軸を回転駆動する調整用回転駆動装置
と、調整用回転駆動装置の出力軸と作動ピニオンとの間
で出力軸の回転を接続遮断する手段とを具備し、前記作
動調整部に、ロール軸に軸心方向にのみ移動自在に外嵌
されてロールが外嵌固定されたスリーブと、このスリー
ブのロールチョック側に形成された送り用おねじ部と、
ロール軸に回転のみ自在に外嵌されて前記送り用おねじ
部に螺合する送り用めねじ部が形成された作動リング
と、前記作動軸に取り付けられて作動リングの外周部に
形成された軸受ギヤに噛合し作動リングを回転させる作
動用ピニオンとを具備したものである。
作用 上記構成において、ロール幅を調整する時には、調整
駆動部の調整駆動力を遮断状態から接続遮断手段によっ
て接続し、調整用回転駆動装置を回転駆動してロールチ
ョックを貫通する作動軸を回転させ、作動調整部の駆動
ピニオンにより受動ギヤを介して作動リングを回転さ
せ、そして両送り用ねじ部の作用により、スリーブを介
してロールを軸心方向に移動させ、ロール幅の調整をす
る。したがって、ロールネック軸受はロール軸を直接支
持すればよく、ロールネック軸受を大形化する必要がな
い。
駆動部の調整駆動力を遮断状態から接続遮断手段によっ
て接続し、調整用回転駆動装置を回転駆動してロールチ
ョックを貫通する作動軸を回転させ、作動調整部の駆動
ピニオンにより受動ギヤを介して作動リングを回転さ
せ、そして両送り用ねじ部の作用により、スリーブを介
してロールを軸心方向に移動させ、ロール幅の調整をす
る。したがって、ロールネック軸受はロール軸を直接支
持すればよく、ロールネック軸受を大形化する必要がな
い。
実施例 以下本考案に係るロール幅調整装置の一実施例を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
1は圧延機において上水平ロール2と下水平ロール3
とによって圧延成形されるH形鋼で、上水平ロール2と
下水平ロール3は同一構成であり、下水平ロール3のみ
を説明する。
とによって圧延成形されるH形鋼で、上水平ロール2と
下水平ロール3は同一構成であり、下水平ロール3のみ
を説明する。
下水平ロール3は、幅方向に2分割された左右一対の
下ロール4A,4Bを備え、両下ロール4A,4Bにはそれぞれ同
一構造のロール幅調整装置5A,5Bが対称方向に配設され
て両下ロール4A,4Bを軸心A方向に互いに接近離間動
し、圧延されるH形鋼1に対応してロール幅を調整する
ことができるように構成される。
下ロール4A,4Bを備え、両下ロール4A,4Bにはそれぞれ同
一構造のロール幅調整装置5A,5Bが対称方向に配設され
て両下ロール4A,4Bを軸心A方向に互いに接近離間動
し、圧延されるH形鋼1に対応してロール幅を調整する
ことができるように構成される。
このロール幅調整装置5A,5Bは、ロールチョック10A,1
0Bを挟んで、下ロール4A,4B側に下ロール4A,4Bをそれぞ
れ移動させる作動調整部Dと、ロールチョック10A,10B
の下ロール4A,4B反対側に前記作動調整部Dを駆動する
調整駆動部Eと、これら作動調整部Dと調整駆動部Eと
連動連結する作動軸21A,21Bとを備え、作動軸21A,21Bは
ロールネック軸受9A,9Bの外側でロールチョック10A,10B
を貫通して配設されている。
0Bを挟んで、下ロール4A,4B側に下ロール4A,4Bをそれぞ
れ移動させる作動調整部Dと、ロールチョック10A,10B
の下ロール4A,4B反対側に前記作動調整部Dを駆動する
調整駆動部Eと、これら作動調整部Dと調整駆動部Eと
連動連結する作動軸21A,21Bとを備え、作動軸21A,21Bは
ロールネック軸受9A,9Bの外側でロールチョック10A,10B
を貫通して配設されている。
すなわち、作動調整部Dには、下ロール4A,4Bはスリ
ーブ6A,6Bに焼ばめやキー、スプラインにより外嵌固定
され、このスリーブ6A,6Bはロール軸7にキー8A,8B(又
はスプライン)を介して軸心方向にのみ移動自在に外嵌
される。このスリーブ6A,6Bの外端部は下ロール4A,4B
と、ロール軸7をロールネック軸受9A,9Bを介して回転
自在に支持するロールチョック10A,10Bの中間位置にま
で突出され、スリーブ6A,6Bの下ロール4A,4B側外周には
ロール固定用おねじ部11A,11Bが形成されるとともに、
外端部側外周に送り用おねじ部12A,12Bが形成される。
前記ロール固定おねじ部11A,11Bには固定用ナット13A,1
3Bが螺着される。スリーブ6A,6B外側のロール軸7に形
成された段部14A,14Bには、作動リング15A,15Bが回転自
在に外嵌され、この作動リング15A,15Bは、段部14A,14B
と段部14A,14B外側のロール軸7に形成された規制溝16
A,16Bに嵌合する分割リング17A,17Bにより軸心A方向の
移動が規制されている。この作動リング15A,15Bは、段
部14A,14Bに外嵌するリング本体15aと、スリーブ6A,6B
に外嵌する筒部15bからなり、筒部15bの内周面に送り用
おねじ部12A,12Bに螺合する送り用めねじ部18A,18Bが形
成され、またリング本体15aの外周面には受動ギヤ19A、
19Bが全周にわたって形成される。20A,20Bは固定用ナッ
ト13A,13Bとスリーブ6A,6Bとの間に取付けられるスケー
ルカバーである。
ーブ6A,6Bに焼ばめやキー、スプラインにより外嵌固定
され、このスリーブ6A,6Bはロール軸7にキー8A,8B(又
はスプライン)を介して軸心方向にのみ移動自在に外嵌
される。このスリーブ6A,6Bの外端部は下ロール4A,4B
と、ロール軸7をロールネック軸受9A,9Bを介して回転
自在に支持するロールチョック10A,10Bの中間位置にま
で突出され、スリーブ6A,6Bの下ロール4A,4B側外周には
ロール固定用おねじ部11A,11Bが形成されるとともに、
外端部側外周に送り用おねじ部12A,12Bが形成される。
前記ロール固定おねじ部11A,11Bには固定用ナット13A,1
3Bが螺着される。スリーブ6A,6B外側のロール軸7に形
成された段部14A,14Bには、作動リング15A,15Bが回転自
在に外嵌され、この作動リング15A,15Bは、段部14A,14B
と段部14A,14B外側のロール軸7に形成された規制溝16
A,16Bに嵌合する分割リング17A,17Bにより軸心A方向の
移動が規制されている。この作動リング15A,15Bは、段
部14A,14Bに外嵌するリング本体15aと、スリーブ6A,6B
に外嵌する筒部15bからなり、筒部15bの内周面に送り用
おねじ部12A,12Bに螺合する送り用めねじ部18A,18Bが形
成され、またリング本体15aの外周面には受動ギヤ19A、
19Bが全周にわたって形成される。20A,20Bは固定用ナッ
ト13A,13Bとスリーブ6A,6Bとの間に取付けられるスケー
ルカバーである。
前記作動軸21A,21Bは、ロールネック軸受9A,9B取付位
置近傍のロールチョック10A,10Bに軸心Aと平行に貫通
された貫通孔22A,22B内に配設され、軸受を介して軸心
A方向に沿う矢印B,C方向位置自在でかつ回転自在に支
持される。
置近傍のロールチョック10A,10Bに軸心Aと平行に貫通
された貫通孔22A,22B内に配設され、軸受を介して軸心
A方向に沿う矢印B,C方向位置自在でかつ回転自在に支
持される。
調整駆動部Eには、作動軸20A,20Bの下ロール4A,4B側
に突出する内端部に作動リング15A,15Bの受動ギヤ19A,1
9Bに噛合可能な作動ピニオン23A,23Bが固定され、ロー
ルチョック10A,10Bから外方に突出する外端部側がロー
ルチョック10A,10B外側に配設された減速機24A,24Bにギ
ヤを介して連動連結される。この減速機24A,24Bの入力
軸はフレキシブルシャフト25A,25Bを介して図外の調整
駆動モータに連結される。また作動軸21A,21Bの外端部
は、減速機24A,24Bに取付部材26A,26Bを介して取付けら
れた出退用シリンダ(接続遮断手段の一例)27A,27Bの
ピストンロッド27aにジョイント28A,28Bを介して連結さ
れ、作動ピニオン23A,23Bを実線で示す連結位置(イ)
と仮想線で示す離脱位置(ロ)の間で移動させることが
できる。
に突出する内端部に作動リング15A,15Bの受動ギヤ19A,1
9Bに噛合可能な作動ピニオン23A,23Bが固定され、ロー
ルチョック10A,10Bから外方に突出する外端部側がロー
ルチョック10A,10B外側に配設された減速機24A,24Bにギ
ヤを介して連動連結される。この減速機24A,24Bの入力
軸はフレキシブルシャフト25A,25Bを介して図外の調整
駆動モータに連結される。また作動軸21A,21Bの外端部
は、減速機24A,24Bに取付部材26A,26Bを介して取付けら
れた出退用シリンダ(接続遮断手段の一例)27A,27Bの
ピストンロッド27aにジョイント28A,28Bを介して連結さ
れ、作動ピニオン23A,23Bを実線で示す連結位置(イ)
と仮想線で示す離脱位置(ロ)の間で移動させることが
できる。
次にこのロール幅調整装置5A,5Bの作用を説明する。
圧延するH形鋼1の寸法を変更する場合には、圧延前
停止状態で、調整駆動部Eの出退用シリンダ27A,27Bを
伸展して離間位置(ロ)にある作動ピニオン23A,23Bを
受動ギヤ19A,19Bに噛み合う連結位置(イ)まで矢印C
方向に移動させる。そして、調整駆動モータを駆動し減
速機24A,24Bを介して作動軸21A,21Bを正転あるいは逆転
させる。そして作動調整部Dの作動ピニオン23A,23Bお
よび受動ギヤ19A,19Bにより作動リング15A,15Bを回転さ
せる。すると、送り用めねじ用18A,18Bと送り用おねじ
部12A,12Bとの作用により、スリーブ6A,6Bを矢印B方向
または矢印C方向に摺動させ、下ロール4A,4Bを互いに
接近離間させてロール幅をWを調整することができる。
調整後には出退用シリンダ27A,27Bを収縮して作動ピニ
オン23A,23Bを離間位置(ロ)に戻しておく。
停止状態で、調整駆動部Eの出退用シリンダ27A,27Bを
伸展して離間位置(ロ)にある作動ピニオン23A,23Bを
受動ギヤ19A,19Bに噛み合う連結位置(イ)まで矢印C
方向に移動させる。そして、調整駆動モータを駆動し減
速機24A,24Bを介して作動軸21A,21Bを正転あるいは逆転
させる。そして作動調整部Dの作動ピニオン23A,23Bお
よび受動ギヤ19A,19Bにより作動リング15A,15Bを回転さ
せる。すると、送り用めねじ用18A,18Bと送り用おねじ
部12A,12Bとの作用により、スリーブ6A,6Bを矢印B方向
または矢印C方向に摺動させ、下ロール4A,4Bを互いに
接近離間させてロール幅をWを調整することができる。
調整後には出退用シリンダ27A,27Bを収縮して作動ピニ
オン23A,23Bを離間位置(ロ)に戻しておく。
上水平ロールも同様にしてロール幅調整を行う。
上記実施例によれば、調整駆動部Eの調整用駆動力
を、ロールチョック10A,10Bを貫通する作動軸21A,21Bに
より、作動調整部Dに伝達し作動ピニオン23A,23Bおよ
び受動ギヤ19A,19Bを介して作動リング15A,15Bを回転さ
せ、ねじ機構によって下ロール4A,4Bを接近離間移動す
るので、ロール軸7を直接ロールネック軸9A,9Bで支持
することができる。したがって、従来のようにロールネ
ック軸受9A,9Bを大形化する必要もなく、設備コストを
増大させるおそれもない。
を、ロールチョック10A,10Bを貫通する作動軸21A,21Bに
より、作動調整部Dに伝達し作動ピニオン23A,23Bおよ
び受動ギヤ19A,19Bを介して作動リング15A,15Bを回転さ
せ、ねじ機構によって下ロール4A,4Bを接近離間移動す
るので、ロール軸7を直接ロールネック軸9A,9Bで支持
することができる。したがって、従来のようにロールネ
ック軸受9A,9Bを大形化する必要もなく、設備コストを
増大させるおそれもない。
なお、上記実施例では作動リング15A,15Bへの動力伝
達を接続遮断する手段として出退用シリンダ27A,27Bを
使用したが、減速機24A,24Bの入力軸と調整駆動モータ
の出力軸との間や作動軸21A,21Bなどに電磁クラッチを
介在させてもよい。
達を接続遮断する手段として出退用シリンダ27A,27Bを
使用したが、減速機24A,24Bの入力軸と調整駆動モータ
の出力軸との間や作動軸21A,21Bなどに電磁クラッチを
介在させてもよい。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、ロールネック軸
受の近傍でロールチョックを貫通する作動軸により、ロ
ールチョックのロール反対側に設けた調整駆動部の調整
駆動力を、ロールチョックのロール側に設けた作動調整
部に伝達して駆動するように構成したので、ロール軸を
直接ロールネック軸受で支持させることができる。した
がって、従来のようにロール軸をロールのネック部また
はスリーブを介してロールネック軸受で支持させること
がないので、ロールネック軸受を大形化する必要もな
く、ロール径やロールチョック、ハウジングなどの大形
化も不要となって、設備コストを低減できる。
受の近傍でロールチョックを貫通する作動軸により、ロ
ールチョックのロール反対側に設けた調整駆動部の調整
駆動力を、ロールチョックのロール側に設けた作動調整
部に伝達して駆動するように構成したので、ロール軸を
直接ロールネック軸受で支持させることができる。した
がって、従来のようにロール軸をロールのネック部また
はスリーブを介してロールネック軸受で支持させること
がないので、ロールネック軸受を大形化する必要もな
く、ロール径やロールチョック、ハウジングなどの大形
化も不要となって、設備コストを低減できる。
第1図は本考案の一実施例を示す下水平ロールの半断面
図である。 A……ロール軸心、D……作動調整部、E……調整駆動
部、1……H形鋼、2……上水平ロール、3……下水平
ロール、4A,4B……下ロール、5A,5B……ロール幅調整装
置、6A,6B……スリーブ、7……ロール軸、8A,8B……キ
ー、9A,9B……ロールネック軸受、10A,10B……ロールチ
ョック、12A,12B……送り用おねじ部、15A,15B……作動
リング、15b……筒部、17A,17B……分割リング、18A,18
B……送り用めねじ部、19A,19B……受動ギヤ、21A,21B
……作動軸、22A,22B……貫通孔、23A,23B……作動ピニ
オン、24A,24B……減速機、27A,27B……出退用シリン
ダ。
図である。 A……ロール軸心、D……作動調整部、E……調整駆動
部、1……H形鋼、2……上水平ロール、3……下水平
ロール、4A,4B……下ロール、5A,5B……ロール幅調整装
置、6A,6B……スリーブ、7……ロール軸、8A,8B……キ
ー、9A,9B……ロールネック軸受、10A,10B……ロールチ
ョック、12A,12B……送り用おねじ部、15A,15B……作動
リング、15b……筒部、17A,17B……分割リング、18A,18
B……送り用めねじ部、19A,19B……受動ギヤ、21A,21B
……作動軸、22A,22B……貫通孔、23A,23B……作動ピニ
オン、24A,24B……減速機、27A,27B……出退用シリン
ダ。
Claims (1)
- 【請求項1】ロールチョックにロールネック軸受を介し
て回転自在に支持されたロール軸に、幅方向に2分割さ
れたロールを配置し、これらロールの少なくとも一方を
ロール軸心に沿って移動させてロール幅を調整するロー
ル幅調整装置において、 ロールチョックを挟んで、ロール側にロールを移動させ
る作動調整部を設けるとともに、ロール反対側に前記作
動調整部を駆動する調整駆動部を設け、これら作動調整
部と調整駆動部と連動連結する作動軸を、ロールネック
軸受の外側でロールチョックを貫通して配設し、 前記調整駆動部に、作動軸を回転駆動する調整用回転駆
動装置と、調整用回転駆動装置の出力軸と作動ピニオン
との間で出力軸の回転を接続遮断する手段とを具備し、 前記作動調整部に、ロール軸に軸心方向にのみ移動自在
に外嵌されてロールが外嵌固定されたスリーブと、この
スリーブのロールチョック側に形成された送り用おねじ
部と、ロール軸に回転のみ自在に外嵌されて前記送り用
おねじ部に螺合する送り用めねじ部が形成された作動リ
ングと、前記作動軸に取り付けられて作動リングの外周
部に形成された受動ギヤに噛合し作動リングを回転させ
る作動用ピニオンとを具備したことを特徴とするロール
幅調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000118U JPH0810426Y2 (ja) | 1990-01-05 | 1990-01-05 | ロール幅調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990000118U JPH0810426Y2 (ja) | 1990-01-05 | 1990-01-05 | ロール幅調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395103U JPH0395103U (ja) | 1991-09-27 |
JPH0810426Y2 true JPH0810426Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31504085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990000118U Expired - Lifetime JPH0810426Y2 (ja) | 1990-01-05 | 1990-01-05 | ロール幅調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810426Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6433243A (en) * | 1987-07-24 | 1989-02-03 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Yarn passing method to length measuring and storage apparatus |
-
1990
- 1990-01-05 JP JP1990000118U patent/JPH0810426Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0395103U (ja) | 1991-09-27 |
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