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JPH08104146A - エアクリーナサポート構造 - Google Patents

エアクリーナサポート構造

Info

Publication number
JPH08104146A
JPH08104146A JP24041294A JP24041294A JPH08104146A JP H08104146 A JPH08104146 A JP H08104146A JP 24041294 A JP24041294 A JP 24041294A JP 24041294 A JP24041294 A JP 24041294A JP H08104146 A JPH08104146 A JP H08104146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
air cleaner
support arm
arm
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24041294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomeo Umemoto
留男 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP24041294A priority Critical patent/JPH08104146A/ja
Publication of JPH08104146A publication Critical patent/JPH08104146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サポートアームの前後方向の振動を防止し
て、エアクリーナその他の部材の耐久性を向上する。 【構成】 前車軸フレーム7の上面側に固定した受け台
10上に、エアクリーナ4を支持するための左右一対の
支持脚17を有するサポートアーム8が立設され、この
サポートアーム8の前方でかつ前記受け台10上にバッ
テリー3が載置されているエアクリーナサポート構造に
おいて、前記サポートアーム8に、同アーム8の上下方
向中途部を前記バッテリー3に直結する連結手段19を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアクリーナサポート
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、農用トラクタにおいては、車両
の前部を覆うボンネット内に、バッテリー、エアクリー
ナ、ラジエータ、エンジン等が設けられている。このう
ち、バッテリー31とエアクリーナのサポートアーム3
2とは、図5に示すように、前車軸フレーム33の上面
側に固定した受け台34上に設けられており、サポート
アーム32はその支持脚35の下端間を連結する取付ス
テー36を受け台34にボルト37締結することによっ
て当該受け台34上に立設されている。
【0003】また、バッテリー31は、受け台34の側
壁38に二本の斜材39を連結し、この各斜材39の先
端部に、当該バッテリー31の前側コーナ部に当接した
アングル材40の両端部をボルト締結することにより、
受け台34上に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のサポート構
造では、サポートアーム32とバッテリー31とは別個
独立に受け台34に固定されているので、それらの取付
構造が複雑であるとともに、エンジンの振動や走行振動
によってサポートアーム32が前後に振動し、このた
め、エアクリーナやその接続部が早期に損傷することが
あった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、サポー
トアームの前後方向の振動を防止して、エアクリーナそ
の他の部材の耐久性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、前車軸フレームの上面側に固定した受け台上に、エ
アクリーナを支持するための左右一対の支持脚を有する
サポートアームが立設され、このサポートアームの前方
でかつ前記受け台上にバッテリーが載置されているエア
クリーナサポート構造において、前記サポートアーム
に、同アームの上下方向中途部を前記バッテリーに直結
する連結手段が設けられていることを特徴とする。
【0007】この場合、後述の理由により、連結手段
は、各支持脚の中途部から前方へ突設された左右一対の
連結部材と、この一対の連結部材間に配置されたバッテ
リーの前面に当接する押圧部材とを備え、この押圧部材
によって前記バッテリーを前記支持脚側へ押圧すべく、
同押圧部材の両端部が前記各連結部材の先端部にボルト
締結されていることが好ましい。
【0008】
【作用】サポートアーム8は前後方向に短い部材である
のに対して、バッテリー3は同アーム8よりもかなり前
後長さが大きいほぼ直方体を呈しており、しかも両者の
固有振動数がまったく異なる。このため、かかるバッテ
リー3にサポートアーム8とを直結することにより、同
アーム8が前後に振動するのを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は、本発明の第一実施例を示してい
る。同図において、トラクタ1の前部を覆うボンネット
2内には、バッテリー3、エアクリーナ4、ラジエータ
5、エンジン6等が設けられている。
【0010】エンジン6の前下部には、下面側で図外の
前車軸ケースを支持する前車軸フレーム7が前方突出状
にボルト締結されており、この前車軸フレーム7上に、
前側から順に、バッテリー3、エアクリーナ4のサポー
トアーム8、ラジエータ5、冷却ファン9が設けられて
いる。このうち、バッテリー3とエアクリーナ4のサポ
ートアーム8とは、前車軸フレーム7の上面側に固定さ
れた受け台10上に固定されていて、本実施例の受け台
10は、底板11の左右両端に側壁12をかつ前端に前
壁13を一体に突設してなり、底板11の下面に突設し
た取付フレーム14を前車軸フレーム7にボルト15締
結することにより同フレーム7に固定されている。
【0011】サポートアーム8は、上弦材16の両端か
ら下方に延びる左右一対の支持脚17を一体に備えた門
形枠に形成され、この各支持脚17の下端間を連結する
取付ステー18を受け台10にボルト締結することに
り、同受け台10上に立設されている。本実施例では、
上記サポートアーム8に、同アーム8の上下方向中途部
をバッテリー3に直結する連結手段19が設けられてお
り、この連結手段19は、各支持脚19の中途部から前
方へ突設された左右一対の連結部材20と、この一対の
連結部材20間に配置されたバッテリー3の前面に当接
する押圧部材21とを備えている。
【0012】連結部材20は先端部に螺合部22が形成
された鋼棒材よりなり、その螺合部22が前方へ突出す
るよう、当該連結部材20の基端部が各支持脚19の中
途部に固定されている。押圧部材21は、バッテリー3
の前面幅よりも長いアングル材よりなり、前記連結部材
20の螺合部22が挿通される挿通孔23を両端部に備
えている。
【0013】そして、前記バッテリー3は、この連結手
段19によってサポートアーム8を介して受け台10上
に固定されている。すなわち、サポートアーム8の前方
でかつ一対の連結部材20間にバッテリー3が配置さ
れ、このバッテリー3の前面コーナ部に押圧部材21を
当接するとともに、同部材21両端の挿通孔23に挿通
した螺合部22をダブルナット24で締め付けることに
より、当該バッテリー3が押圧部材21によって各支持
脚17へ押圧された状態で受け台10上に固定されてい
る。
【0014】このように、本実施例では、サポートアー
ム8の上下方向中途部が連結手段19によってバッテリ
ー3に直結されているので、エンジン6の振動や走行振
動によってサポートアーム8が前後に振動するのが防止
される。すなわち、サポートアーム8が前後方向に短い
枠部材であるのに対して、バッテリー3は同アーム8よ
りもかなり前後長さが大きいほぼ直方体を呈しており、
しかも両者の固有振動数がまったく異なるので、かかる
バッテリー3にサポートアーム8とを直結すれば、サポ
ートアーム8が前後に振動するのを防止できるのであ
る。
【0015】図3は本発明の第二実施例を示しており、
この実施例では、バッテリー3がサポートアーム8の枠
内に収められており、かつ、連結手段19がサポートア
ーム8の各支持脚17に直接溶着した押圧部材26より
なる点で上記第一実施例と異なる。すなわち、この実施
例の連結手段19は、アングル材よりなる押圧部材26
を各支持脚17の中途部対向内側に溶着することによっ
て構成され、サポートアーム8を受け台10上にボルト
締結する際に、受け台10上に載置したバッテリー3の
左右両肩部を当該押圧部材26で押さえることにより、
バッテリー3を受け台10に固定するようにしている。
【0016】なお、図3(c)に示すように、押圧部材
26の内面にはゴムパッド27が設けられている。本実
施例によれば、第一実施例のときような連結部材20や
ダブルナット24を要しないので材料コストを低減でき
る利点があるが、押圧部材27が支持脚17に溶着され
ているためサポートアーム8を取り外さないとバッテリ
ー3を取り出すことができない。
【0017】この点、第一実施例の場合には、ダブルナ
ット24を緩めて押圧部材21を取り外せば、バッテリ
ー3をサポートアーム8と別個に取り外すことができ
る。図4は本発明の第三実施例を示している。この実施
例が第一実施例と異なる点は、支持脚17の下端部に前
方突出状の取付ブラケット28が固定され、このブラケ
ット28の先端部に、連結手段19の構成部材である連
結部材20の基端部が接続されている点にある。
【0018】また、本実施例では、連結部材20は後下
がり傾斜状とされており、バッテリー3の後面は、支持
脚17自体ではなく同支持脚17の下部間に架設した当
接板29に押圧されるようになっている。なお、図4
(b)に示すように、この場合、サポートアーム8の上
端部と受け台10との間にブレース30を架設すること
により、さらに当該サポートアーム8の前後振動を防止
するようにしてもよい。
【0019】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サポートアーム8の上下方向中途部を同アーム8とは前
後接地長さも固有振動数も大きくことなるバッテリー3
に直結するようにしたので、サポートアーム8の前後方
向の振動を防止でき、ひいてはエアクリーナ4その他の
部材の耐久性が向上される。
【0021】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記のようにサポートアーム8をバッテリー3に直結する
ようにしているにも拘らず、ボルト22を締結している
ナット24を緩めて押圧部材21を取り外すことによっ
てバッテリー3をサポートアーム8とは別個に取り外す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に係るエアクリーナサポート構造の
分解斜視図である。
【図2】同サポート構造を有するトラクタのボンネット
の側面断面図である。
【図3】(a)は第二実施例に係るエアクリーナサポー
ト構造の斜視図、(b)は同側面図、(c)は(b)の
C−C線矢視図である。
【図4】(a)は第三実施例に係るエアクリーナサポー
ト構造の斜視図、(b)は同側面図である。
【図5】従来のエアクリーナサポート構造の分解斜視図
である。
【符号の説明】
3 バッテリー 7 前車軸フレーム 8 サポートアーム 10 受け台 17 支持脚 19 連結手段 20 連結部材 21 押圧部材 22 螺合部(ボルト) 24 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前車軸フレーム(7)の上面側に固定し
    た受け台(10)上に、エアクリーナ(4)を支持する
    ための左右一対の支持脚(17)を有するサポートアー
    ム(8)が立設され、このサポートアーム(8)の前方
    でかつ前記受け台(10)上にバッテリー(3)が載置
    されているエアクリーナサポート構造において、 前記サポートアーム(8)に、同アーム(8)の上下方
    向中途部を前記バッテリー(3)に直結する連結手段
    (19)が設けられていることを特徴とするエアクリー
    ナサポート構造。
  2. 【請求項2】 連結手段(19)は、各支持脚(17)
    の中途部から前方へ突設された左右一対の連結部材(2
    0)と、この一対の連結部材(20)間に配置されたバ
    ッテリー(3)の前面に当接する押圧部材(21)とを
    備え、この押圧部材(21)によって前記バッテリー
    (3)を前記支持脚(17)側へ押圧すべく、同押圧部
    材(21)の両端部が前記各連結部材(20)の先端部
    にボルト(22)締結されている請求項1に記載のエア
    クリーナサポート構造。
JP24041294A 1994-10-04 1994-10-04 エアクリーナサポート構造 Pending JPH08104146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24041294A JPH08104146A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 エアクリーナサポート構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24041294A JPH08104146A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 エアクリーナサポート構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08104146A true JPH08104146A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17059092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24041294A Pending JPH08104146A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 エアクリーナサポート構造

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JP (1) JPH08104146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081016A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Kubota Corp 走行車両のボンネット内構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081016A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Kubota Corp 走行車両のボンネット内構造
JP4738305B2 (ja) * 2006-09-28 2011-08-03 株式会社クボタ 走行車両のボンネット内構造

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