JPH08103869A - 溶接ロボット - Google Patents
溶接ロボットInfo
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- JPH08103869A JPH08103869A JP6239980A JP23998094A JPH08103869A JP H08103869 A JPH08103869 A JP H08103869A JP 6239980 A JP6239980 A JP 6239980A JP 23998094 A JP23998094 A JP 23998094A JP H08103869 A JPH08103869 A JP H08103869A
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Abstract
る。 【構成】 溶接トーチ20とレーザセンサ21を備えた
ロボット本体11と、ロボットコントローラ12と、セ
ンサデータに基づいて被溶接部の溶接予定位置を解析す
る形状解析部13aと、教示データの記憶部13bと、
教示データの基準位置と形状解析部13aが解析した被
溶接物の溶接予定位置とのずれ量を算出するずれ量算出
部13cと、このずれ量に基づいて教示データを補正す
る補正部13dとを備え、ロボットコントローラ12が
この補正部13dの出力に応じてロボット本体11を制
御する溶接ロボット10において、レーザセンサ21又
はずれ量算出部13cからの信号が予め定められたエラ
ー条件に該当するか否かを判定するエラー判定部13e
と、エラーと判定した場合、エラー信号をロボットコン
トローラ12に送出するエラー信号発生部13fとを設
けた。
Description
溶接トーチと共にセンサを配設し、このセンサで溶接予
定部位の形状(位置も含む)をセンシングして、そのセ
ンシングデータにより予め教示したデータを補正しなが
ら溶接を行うティーチングプレイバック方式のアーク溶
接ロボット(以下、単に溶接ロボットという)に関す
る。
例えば、特開平5−212540号公報や特願平6−1
6293号公報に記載のものが存在する。このような溶
接ロボット1では、図5に示すように、台座2上に配設
された可動アーム3の先端手首に、レーザセンサ4及び
溶接トーチ5が配設されている。上記レーザセンサ4
は、溶接部位の近傍において、溶接予定線の方向に直交
する方向の検出線に沿ってレーザビームで走査可能に配
備され、走査中に被溶接物の表面で乱反射するレーザ拡
散光の一部を受光して溶接予定部位の位置等の形状を検
出する。
に、まず、教示(ティーチング)モードにして、可動ア
ーム3を被溶接物7と同形同大の教示物7’に向け、ロ
ボット本体(マニピュレータ)を制御するコントローラ
6に、溶接を行う溶接基準位置と、レーザセンサ4で走
査して計測を行うセンサ計測位置とを予め学習記憶させ
る。この後、再生(プレイバック)モードにして可動ア
ーム3を送りラインL上の被溶接物7に向け、記憶され
た溶接基準位置とセンサ計測位置とに基づいて、被溶接
物7の溶接予定位置からのずれを検出して位置補正デー
タを作成し、この位置補正データに基づいて、上記記憶
された溶接基準位置と検出した溶接予定位置との位置差
をコントローラ6で補正して、被溶接物7の溶接予定部
位8に対して溶接トーチ5が溶接を行う。このような構
成の溶接ロボットによれば、繰り返し正確な位置に位置
決めすることの難しい被溶接物に対して、常に正確な溶
接予定位置で、教示内容に忠実な溶接を行うことができ
る。
サで被溶接物の溶接予定部位をセンシングした場合、何
らかの原因で誤ったデータがコントローラに送られてし
まうことがある。この場合、そのままレーザセンサから
のデータに基づいて教示データを補正して溶接を実行し
てしまうと、溶接不良を起こしたり、被溶接物に溶接ト
ーチをぶつけてしまう可能性がある。
もので、センシングエラーが発生した場合、コントロー
ラ側で即座にそれに対処できるようにした溶接ロボット
を提供することを目的としている。
に、請求項1記載の発明は、動腕部の先端に溶接トーチ
と溶接予定部位の表面位置を測定するセンサとを備えた
ロボット本体と、このロボット本体の動腕部の動作及び
溶接動作を制御するロボット制御手段と、上記センサの
データより溶接予定部位の基準位置を解析する解析手段
と、教示データを記憶する記憶手段と、上記教示データ
に含まれる基準位置と上記解析手段が解析した被溶接物
の溶接予定部位の基準位置とのずれ量を算出するずれ量
算出手段と、このずれ量算出手段の出力に基づいて上記
教示データを補正する補正手段とを備え、上記ロボット
制御手段がこの補正手段の出力に応じて上記ロボット本
体を制御する溶接ロボットにおいて、上記センサ又は上
記ずれ量算出手段からの信号が予め定められたエラー条
件に該当するか否かを判定するエラー判定手段と、この
エラー判定手段がエラーと判定した場合エラー信号を上
記ロボット制御手段に送出するエラー信号発生手段とを
設けたことを特徴としている。
載の溶接ロボットであって、上記エラー判定手段が、予
め与えられた複数のエラー条件のいずれのエラー条件に
該当するかを判定し、上記エラー信号発生手段が、上記
各エラー条件毎に対応したそれぞれ異なるエラー信号の
うち、該当するエラー条件に対応するエラー信号を上記
ロボット制御手段に送出することを特徴としている。
載の溶接ロボットであって、上記ロボット制御手段が、
入力されたエラー信号に対応した画面を表示装置に表示
させることを特徴としている。
は3記載の溶接ロボットであって、上記エラー判定手段
が複数のエラー条件に該当すると判定した場合、上記エ
ラー信号発生手段が、予め定めた優先順位の上位のエラ
ー条件に応じたエラー信号のみをロボット制御手段に送
出することを特徴としている。
項1乃至4のいずれかに記載の溶接ロボットであって、
上記教示データに含まれる基準位置が、上記センサを教
示物の溶接予定部位に走査させ上記解析手段で解析して
得た位置であることを特徴としている。
により被溶接物の溶接予定部位の基準位置を解析し、予
め教示された教示データの基準位置と、センサで検知し
た基準位置とのずれ量を算出し、そのずれ量に応じて教
示データを補正し、その補正した教示データに基づいて
ロボット制御手段がロボット本体を制御して溶接を行
う。この際、センサのデータ又はずれ量算出手段のデー
タが、予め定めたエラー条件に合致する場合(例えば、
センサのデータがそのまま使えるものでなかったり、ず
れ量が極端に大きかったりする場合)、つまりセンシン
グエラーが発生した場合、エラー信号発生手段からエラ
ー信号がロボット制御手段に送られる。
グエラーの内容に応じたエラー信号がロボット制御手段
に送られるので、ロボット制御手段側で各エラーに対処
できる。
グエラーが発生した場合、エラーの内容を表す画面が表
示装置に表示される。
容が複数のエラー条件に該当する場合、優先順位の上位
のエラー内容のみが表示装置に表示される。
教示物の溶接予定部位で走査させることにより教示デー
タの基準位置を決める。そして、その教示データと実際
の被溶接物の基準位置とのずれを算出して、その結果に
基づき教示データを補正して溶接ロボットを制御する。
いて説明する。図1は、この発明の一実施例である溶接
ロボットのシステム全体の構成を示す概略図、また、図
2は、同システムに適用されるセンサコントローラの電
気的構成を示すブロック図である。この例の溶接ロボッ
トは、鉄骨系の建物ユニットの組立工場に配備され、送
りライン上で仮組立された構造体の鋼製の梁と柱とをジ
ョイントピースを介してアーク溶接する作業を行うもの
で、図1に示すように、ロボット本体11と、ロボット
コントローラ12と、センサコントローラ13と、表示
装置(モニタ)14と、教示ボックス15とからなり、
必要に応じて、パソコンやホストコンピュータが接続さ
れるようになっている。
接各関節に取り付けられた多関節構造のもので、台座2
の上に3次元的に駆動すると共に所望の姿勢をとり得る
動腕部16が設けられている。動腕部16は、2つのア
ーム(第1アーム17aと第2アーム17bと)で構成
され、所定方向に駆動可能な可動アーム17と、この可
動アーム17の先端に設けられた手首部18と、可動ア
ーム17の基端部を台座2上で回動自在に軸支して、可
動アーム17を被溶接物と教示物との間で往復駆動する
基動部19とからなっている。上記手首部18には、溶
接トーチ20及び溶接予定部位の形状や溶接予定線の位
置を検出するためのレーザセンサ21が配設されてい
る。
を示す部分斜視図である。この例において、被溶接物5
0は、建物ユニットの鉄骨躯体の一部分であって、角に
R部がついた角形鋼管からなる柱51と、柱51の上端
部又は下端部に接近して配置されたジョイントピース5
2とからなり、ジョイントピース52のエッジ部52a
が、柱51の角部に数mm程度のギャップを持って予め
仮付けされている。そして、このジョイントピース52
のエッジ部52aと柱51の角部とを接合すべく、エッ
ジ部52aに沿ってアーク溶接のための溶接予定線Pが
設定されている。ジョイントピース52は、梁を柱51
に接合して架設するための断面コ字型の接合用部材であ
り、ジョイントピース52と柱51とをアーク溶接する
際には、既に、ジョイントピースのコ字型の凹部に梁が
挿入され、2重構造部分となった所がスポット溶接され
て両者は互いに固定されている。つまり、建物ユニット
の鉄骨躯体が送りライン上で仮組立された後、当該鉄骨
躯体の隅部(柱51の上下端部とジョイントピース51
との接合部位)がこの例の溶接ロボットによって本溶接
されることとなる。
投光レンズ等からなる発光部と、結像レンズや位置検出
素子(PSD)等からなる受光部とを備え、半導体レー
ザからの射出光が、投光レンズで絞られ、被測定物上に
ビームスポットを作ると、このビームスポットが、被測
定物の表面で乱反射(拡散反射)し、その一部が戻って
きて結像レンズによって位置検出素子上に像となって結
ばれることで、スポット光の位置やレーザセンサ21の
前面から被測定物の表面までの距離が計測されるように
なっている。このレーザセンサ21は、溶接予定線Pの
近傍において、検出線Sの方向に走査可能に備えられ、
検出線Sに沿う被溶接物50の表面位置を検出する。な
お、レーザセンサ21の走査機構としては、レーザセン
サ21自体を全体的に駆動するものであっても良いし、
レーザセンサ21の内部においてミラー等を用いて発光
部からの光の照射方向を変更するものであっても良い。
ローラ13が接続されている。このセンサコントローラ
13は、図2に示すように、形状解析部13aと、記憶
部13bと、ずれ量算出部13cと、補正部13dと、
エラー判定部13eと、エラー信号発生部13fと、制
御部13gと、さらには、センシング駆動回路、教示デ
ータ作成部、最適条件選択部、及び送信回路(いずれも
図示略)とから電気的に構成されている。
ンシング駆動回路は、センシング位置に位置決めされた
レーザセンサ21を上述のように走査させるための回路
であり、形状解析部13aは、レーザセンサ21から送
出されてくる検出信号に基づいて、かつ、所定のアルゴ
リズムに従って、被溶接物50の溶接部位のギャップ、
段差等の寸法やエッジ部52aの位置(この例では、こ
のエッジ部の位置が溶接予定位置となる)等の形状デー
タを算出する。教示データ作成部(図示略)は、教示モ
ードのとき、レーザセンサ21を走査させて、模擬溶接
部位の形状データを含む教示データを作成して、RAM
やEEPROM等からなる記憶部13bに格納する。
る他、レーザセンサ21を走査して、各計測点毎に測定
された受光量を記憶する。また、ずれ量算出部13c
は、教示データに含まれる基準位置(教示物50’で教
示したエッジ部52a’の位置)と形状解析部13aが
解析した被溶接物50の溶接予定部位の基準位置(エッ
ジ部52aの位置)とのずれ量を算出する。補正部13
dは、ずれ量算出部13cの出力に基づいて、教示デー
タを補正する。最適条件選択部(図示略)は、ロボット
コントローラ12が予め保管している最適溶接条件デー
タベースからこの補正した教示データに応じた最適な溶
接条件を選択する。また、エラー判定部13eは、レー
ザセンサ21又はずれ量算出部13cからの信号が予め
定められたエラー条件に該当するか否かを判定する。エ
ラー信号発生部13fは、エラー判定部13eが、エラ
ーと判定した場合エラー信号を発生する。また、送信回
路(図示略)は、ロボットコントローラ12へ溶接予定
部位の座標値(補正された教示データ)、最適溶接条件
信号、及びエラー信号を送信する。制御部13gは、C
PU(中央処理装置)及びROMやRAM等の内部メモ
リを備え、ROMに記憶された処理プログラムを、RA
Mを用いて実行することによりセンサコントローラ13
の構成各部を制御する。
め与えられた複数のエラー条件のいずれのエラー条件に
該当するかを判定できるようになっている。そして、エ
ラー信号発生部13fは、該当するエラー条件に対応す
るエラー番号(エラー条件毎に異なる)を発生する。特
に、エラー判定部13eが複数のエラー条件に該当する
と判定した場合、エラー信号発生部13fは、予め定め
た優先順位の上位のエラー条件に応じたエラー番号のみ
を発生するようになっている。具体的なエラー条件とエ
ラー番号の関係については、作用の説明のところで述べ
る。
コントローラ12に接続されており、ロボットコントロ
ーラ12はセンサコントローラ13から送られてきた補
正された教示データ(溶接予定部位の補正された座標
値)、最適溶接条件信号等に基づいて、ロボット本体1
1の動作制御を行い、溶接を実行する。また、エラー信
号が送られてきたときには、そのエラー信号を表示装置
14に表示させ、必要に応じてロボット本体11の動作
を停止する。なお、このロボットコントローラ12内の
最適溶接条件データベースには、熟練工の知識や経験に
基づいて、溶接条件決定のための電流、電圧、速度、ト
ーチ角度、狙い角度等の情報が記憶されている。
物ユニットの組立工場において、この溶接ロボットによ
り、構造体である被溶接物50の溶接予定部位(柱51
とジョイントピース52との間)に対して溶接を実行す
るには、まず、ロボット本体11に対する相対位置が送
りライン上の被溶接物と同じ関係になるように送りライ
ン外に教示物を配置する。教示物は被溶接物と同じも
の、あるいはモデル化したものである。そして、この教
示物にロボット本体11を向けて教示を行う。すなわ
ち、まず、教示物の基準座標を、可動アーム17の先端
を動かすことで溶接ロボット10に教示する。ついで、
教示物の模擬溶接予定線に沿って溶接トーチ20の先端
を手動で動かすことにより、動腕部16の座標値を検出
して溶接基準線を算出させる。
の測定位置)を定め、その位置でレーザセンサ21を走
査させて、その計測データにより模擬溶接部位の形状を
解析させる。この解析データの中には教示物のエッジ部
(溶接基準位置)の座標値や溶接基準線の座標値が含ま
れている。センシング位置は、この例の場合、上下に間
隔をおいた2点である(3点以上でも勿論良い)。
を送りライン上の被溶接物50に戻して再生モードとす
る。このとき、教示物に向けて教示を行った際の座標値
のうち、可動アーム18及び手首部19の座標値のみを
用いて、ワーク空間上の座標値を算出するようにしてい
るので、教示物と被溶接物50との間の往復動に用いら
れる基動部20の座標値は除かれて、そのまま、送りラ
イン上の被溶接物50の溶接予定部位の走査が行われ
る。すなわち、図3に示すように、上下2つのセンシン
グ位置SP1、SP2でレーザセンサ21を走査させて
(図中hが走査範囲を示す)、被溶接物50のエッジ部
(溶接予定位置)52aの位置S1、S2を解析させ
る。ついで、図4に示すように、教示物50’で解析し
たエッジ部52a’の位置と、被溶接物50で解析した
エッジ部52aの位置とのずれ量δを算出させ、上下の
センシング位置SP1、SP2でのずれ量δの大きい方
を選択して、そのずれ量δに応じて教示データの内容を
補正し、補正したデータを正式な溶接予定部位の座標デ
ータとする。そして、このデータに対応した溶接条件を
選択し、それらをロボットコントローラ12に送信す
る。
ーラ13にはエラー診断機能が備わっており、下記のエ
ラー条件(診断条件)に合致するか否かを判断する。 (1)センシング位置SP1でのエッジ部の位置S1が
計測不可能である。 (2)センシング位置SP2でのエッジ部の位置S2が
計測不可能である。 (3)教示データのエッジ部の位置と被溶接物のエッジ
部の位置S1との差(ずれ量δ)が所定値L1以上であ
る。 (4)教示データのエッジ部の位置と被溶接物のエッジ
部の位置S2との差(ずれ量δ)が所定値L1以上であ
る。 (5)S1とS2の差が所定値L2を超えている。
は、該当したエラー条件に対応したエラー番号をロボッ
トコントローラ12に送信する。この場合、エラー番号
とエラー条件は一対一の対応関係にあり、各エラー条件
毎に異なるエラー番号が下記のように対応付けされてい
る。
るエラーが発生した場合は、エラー番号「32」がロボ
ットコントローラ12に送信される。また、複数のエラ
ーが同時に起こった場合は、同時にエラー番号が送信さ
れる。但し、優先順位のあるものの場合は、優先順位の
上位のエラー番号のみが送信される。ここでは、※印の
番号のエラーに対して、※印のない番号のエラーが優先
順位の上位にある。したがって、※印のエラーが検出さ
れても、エラー番号「31」又は「32」が発生した場
合には、※印の番号は送信されない。
「32」が送信されてきた場合は、その番号を表示装置
に表示させると共に、エラー番号(文番号)「32」の
命令語に飛んで、この命令を実行する。すなわち、ロボ
ット本体の運転を停止させる。一方、エラー番号が送信
されて来ない場合は、補正された教示データ及び選択さ
れた溶接条件に従い、溶接トーチ20を動かして溶接を
実行する。
場合、即座にロボットコントローラ12にエラー信号が
送られてくるので、ロボットコントローラ12側ですぐ
それに対処することができる。したがって、誤ったセン
シングデータにより溶接を実行してしまう心配がなく、
溶接不良を生じたり、被溶接物50に溶接トーチ20を
ぶつけたりするおそれがない。また、表示画面を見るこ
とで、何のエラーが発生したかが分かる。したがって、
即座にそのエラーに対処することができる。特に、優先
順位の上位のエラーのみが表示されるので、表示内容に
沿って対処すれば、効率良くエラーを解消できる。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、エラー条
件は上記の例に限らず、種々設定することができる。エ
ラー番号も任意の文番号に設定し得る。また、センサコ
ントローラは、ソフトウェア構成であるとハードウェア
構成であるとを問わない。また、上述の実施例では、セ
ンサコントローラとロボットコントローラとが互いに別
体である場合について述べたが、例えば、ロボットコン
トローラがセンサコントローラの機能を兼ね備えるよう
にしても良い。
明によれば、センシングエラーが発生した場合、エラー
信号がロボット制御手段に送られてくるので、ロボット
制御手段側でエラーに対処することができる。したがっ
て、誤ったデータにより溶接を実行してしまうおそれが
なく、溶接不良を生じたり、被溶接物に溶接トーチをぶ
つけてしまったりする等の心配がない。
するエラー条件に応じた信号がロボット制御手段に送ら
れるので、ロボット制御手段側では、エラーの内容に応
じた対処の仕方を実行することができる。
画面を見ることで、何のエラーが発生したかが分かる。
したがって、即座にそのエラーに対処することができ
る。
順位の上位のエラーのみが表示されるので、表示内容に
沿って対処すれば、効率良くエラーを解消できる。
ば、教示物で教示した教示データ(基準位置)とセンシ
ングデータ(溶接予定位置)とのずれに応じて教示デー
タを補正するので、被溶接物の位置が教示した位置と微
妙にずれていても、正確な溶接予定位置で溶接すること
ができる。
テム全体の構成を示す概略図である。
電気的構成を示すブロック図である。
溶接物の溶接予定部位をセンシングする様子を説明する
ための図である。
の位置のずれを説明するための平面図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 動腕部の先端に溶接トーチと溶接予定部
位の表面位置を測定するセンサとを備えたロボット本体
と、このロボット本体の動腕部の動作及び溶接動作を制
御するロボット制御手段と、前記センサのデータより溶
接予定部位の基準位置を解析する解析手段と、教示デー
タを記憶する記憶手段と、前記教示データに含まれる基
準位置と前記解析手段が解析した被溶接物の溶接予定部
位の基準位置とのずれ量を算出するずれ量算出手段と、
このずれ量算出手段の出力に基づいて前記教示データを
補正する補正手段とを備え、前記ロボット制御手段がこ
の補正手段の出力に応じて前記ロボット本体を制御する
溶接ロボットにおいて、 前記センサ又は前記ずれ量算出手段からの信号が予め定
められたエラー条件に該当するか否かを判定するエラー
判定手段と、 このエラー判定手段がエラーと判定した場合エラー信号
を前記ロボット制御手段に送出するエラー信号発生手段
とを設けたことを特徴とする溶接ロボット。 - 【請求項2】 請求項1記載の溶接ロボットであって、 前記エラー判定手段が、予め与えられた複数のエラー条
件のいずれのエラー条件に該当するかを判定し、 前記エラー信号発生手段が、前記各エラー条件毎に対応
したそれぞれ異なるエラー信号のうち、該当するエラー
条件に対応するエラー信号を前記ロボット制御手段に送
出することを特徴とする溶接ロボット。 - 【請求項3】 請求項2記載の溶接ロボットであって、 前記ロボット制御手段が、入力されたエラー信号に対応
した画面を表示装置に表示させることを特徴とする溶接
ロボット。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の溶接ロボットであ
って、 前記エラー判定手段が複数のエラー条件に該当すると判
定した場合、前記エラー信号発生手段が予め定めた優先
順位の上位のエラー条件に応じたエラー信号のみをロボ
ット制御手段に送出することを特徴とする溶接ロボッ
ト。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の溶接
ロボットであって、 前記教示データに含まれる基準位置が、前記センサを教
示物の溶接予定部位に走査させ前記解析手段で解析して
得た位置であることを特徴とする溶接ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23998094A JP3550192B2 (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 溶接ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23998094A JP3550192B2 (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 溶接ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103869A true JPH08103869A (ja) | 1996-04-23 |
JP3550192B2 JP3550192B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=17052693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23998094A Expired - Lifetime JP3550192B2 (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 溶接ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3550192B2 (ja) |
Cited By (2)
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CN100363140C (zh) * | 2004-02-09 | 2008-01-23 | 丰田自动车株式会社 | 焊缝偏离判定方法和装置 |
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- 1994-10-04 JP JP23998094A patent/JP3550192B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JP3550192B2 (ja) | 2004-08-04 |
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