JPH0799862A - 海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温制御システム - Google Patents
海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温制御システムInfo
- Publication number
- JPH0799862A JPH0799862A JP5246774A JP24677493A JPH0799862A JP H0799862 A JPH0799862 A JP H0799862A JP 5246774 A JP5246774 A JP 5246774A JP 24677493 A JP24677493 A JP 24677493A JP H0799862 A JPH0799862 A JP H0799862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- temperature
- deep
- heat exchanger
- surface water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/60—Fishing; Aquaculture; Aquafarming
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】深層水の清浄性を維持して深層水の加熱を行う
とともに、深層水の加熱、及び表層水の冷却に要するエ
ネルギー消費量を大幅に低減する。 【構成】分流型三方弁9を介して給水される海洋深層
水、及び深層水の水温よりも高温の表層水を送水される
熱交換器10と、熱交換器出口側の表層水水温を検出す
る温度検出手段11からの検出値に基づいて三方弁9の
弁開度を制御し、熱交換器10への深層水の送水流量を
制御する温度調節手段12と、熱交換器10からの予熱
深層水を送水される凝縮器14、及び表層水の一部を分
岐して送水される蒸発器15を備えるヒートポンプ13
と、凝縮器出口側の深層水の水温を検出する温度検出手
段18からの検出信号に基づいてヒートポンプ13を起
動制御する起動手段16とを備える。
とともに、深層水の加熱、及び表層水の冷却に要するエ
ネルギー消費量を大幅に低減する。 【構成】分流型三方弁9を介して給水される海洋深層
水、及び深層水の水温よりも高温の表層水を送水される
熱交換器10と、熱交換器出口側の表層水水温を検出す
る温度検出手段11からの検出値に基づいて三方弁9の
弁開度を制御し、熱交換器10への深層水の送水流量を
制御する温度調節手段12と、熱交換器10からの予熱
深層水を送水される凝縮器14、及び表層水の一部を分
岐して送水される蒸発器15を備えるヒートポンプ13
と、凝縮器出口側の深層水の水温を検出する温度検出手
段18からの検出信号に基づいてヒートポンプ13を起
動制御する起動手段16とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海洋生物を生産するた
めの海洋深層水の加熱、及び表層水を冷却する水温制御
システムに関する。
めの海洋深層水の加熱、及び表層水を冷却する水温制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、海洋に生息する魚介類等の海洋水
産資源の栽培漁業に関する研究や、実験が盛んになって
いる。これに付随して行われる水産養殖、種苗生産等の
栽培漁業における事業的生産規模での研究、実験では、
大量の海水を使用した飼育水槽による人工的生産方法が
採用される傾向にある。
産資源の栽培漁業に関する研究や、実験が盛んになって
いる。これに付随して行われる水産養殖、種苗生産等の
栽培漁業における事業的生産規模での研究、実験では、
大量の海水を使用した飼育水槽による人工的生産方法が
採用される傾向にある。
【0003】ところで、魚類等の海洋生物の人工的生産
施設では、海洋表層水のみを取水して飼育する際に水温
の季節変化による温度変動を解消するため、表層水を冬
季にはボイラーにより加熱し、夏期には冷凍機により冷
却して所定の水温に維持している。
施設では、海洋表層水のみを取水して飼育する際に水温
の季節変化による温度変動を解消するため、表層水を冬
季にはボイラーにより加熱し、夏期には冷凍機により冷
却して所定の水温に維持している。
【0004】他方、取水した海洋深層水は清浄で、無機
栄養分に富むとともに、一年中を通じて安定した低水温
性を有するため、これを寒帯性や、深海性の魚類の飼
育、及び海藻の生育用の生産水として使用する場合に
は、夏期には表層水と混合してこれら魚類等の生育に適
合する水温に加熱するようにしている。
栄養分に富むとともに、一年中を通じて安定した低水温
性を有するため、これを寒帯性や、深海性の魚類の飼
育、及び海藻の生育用の生産水として使用する場合に
は、夏期には表層水と混合してこれら魚類等の生育に適
合する水温に加熱するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】表層水のみを用いて海
洋生物を生産する場合には、使用する水量が大量である
ため、ボイラーや、冷凍機による水温制御方式では、そ
のエネルギー費用は膨大なものとなる上、特に、冷却に
要するエネルギー費用が大であるため、現実では冷却は
行われておらず、従って、夏期の水温上昇による飼育生
物の斃死が大きな問題となっている。このため、エネル
ギー費用が低廉で、経済性に優れた水温制御方式の開発
が要望されていた。
洋生物を生産する場合には、使用する水量が大量である
ため、ボイラーや、冷凍機による水温制御方式では、そ
のエネルギー費用は膨大なものとなる上、特に、冷却に
要するエネルギー費用が大であるため、現実では冷却は
行われておらず、従って、夏期の水温上昇による飼育生
物の斃死が大きな問題となっている。このため、エネル
ギー費用が低廉で、経済性に優れた水温制御方式の開発
が要望されていた。
【0006】また、深層水の水温制御は深層水と表層水
との混合調整方式であるため、深層水と表層水との混合
率が季節により変化し、これにより、深層水の清浄性が
損なわれる他、深層水が含有する栄養分も希釈されると
いう問題があるため、水質等を問題とする実験研究や、
藻類の生産では、深層水単独での利用が必須の要件とな
っており、このため、深層水と表層水とを混合しない深
層水の水温制御方法が要求されていた。また、冷凍機に
よる冷却が考えられるが、上述したエネルギー費用が大
となる同様の問題を孕んでいる。
との混合調整方式であるため、深層水と表層水との混合
率が季節により変化し、これにより、深層水の清浄性が
損なわれる他、深層水が含有する栄養分も希釈されると
いう問題があるため、水質等を問題とする実験研究や、
藻類の生産では、深層水単独での利用が必須の要件とな
っており、このため、深層水と表層水とを混合しない深
層水の水温制御方法が要求されていた。また、冷凍機に
よる冷却が考えられるが、上述したエネルギー費用が大
となる同様の問題を孕んでいる。
【0007】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、取水した深層水を、
深層水自体が有する清浄性を何ら損なわず、かつ、その
水質に変化を与えずに加熱するとともに、深層水の加
熱、及び表層水の冷却に要するエネルギー消費量を大幅
に低減し得る海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水
の水温制御システムを提供するにある。
もので、その目的とするところは、取水した深層水を、
深層水自体が有する清浄性を何ら損なわず、かつ、その
水質に変化を与えずに加熱するとともに、深層水の加
熱、及び表層水の冷却に要するエネルギー消費量を大幅
に低減し得る海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水
の水温制御システムを提供するにある。
【0008】さらに、本発明は、熱交換器とヒートポン
プの蒸発器とから排出される冷却された表層水を、海洋
生物生産用の海洋水として用いることを目的とする。
プの蒸発器とから排出される冷却された表層水を、海洋
生物生産用の海洋水として用いることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、分流型三方弁
を介して給水される海洋深層水、及び深層水の水温より
も高温の表層水を送水される熱交換器と、熱交換器出口
側の表層水の水温を検出する温度検出手段からの検出値
に基づいて三方弁の弁開度を制御し、熱交換器への深層
水の送水流量を制御する温度調節手段と、熱交換器から
予熱された深層水を送水される凝縮器、及び表層水の一
部を分岐して送水される蒸発器を備えるヒートポンプ
と、凝縮器出口側の深層水の水温を検出する温度検出手
段からの検出信号に基づいてヒートポンプを起動制御す
る起動手段とを備えるよう構成したものである。
を介して給水される海洋深層水、及び深層水の水温より
も高温の表層水を送水される熱交換器と、熱交換器出口
側の表層水の水温を検出する温度検出手段からの検出値
に基づいて三方弁の弁開度を制御し、熱交換器への深層
水の送水流量を制御する温度調節手段と、熱交換器から
予熱された深層水を送水される凝縮器、及び表層水の一
部を分岐して送水される蒸発器を備えるヒートポンプ
と、凝縮器出口側の深層水の水温を検出する温度検出手
段からの検出信号に基づいてヒートポンプを起動制御す
る起動手段とを備えるよう構成したものである。
【0010】また、本発明は、熱交換器とヒートポンプ
の蒸発器とから排出される冷却された表層水を、海洋生
物生産用の海洋水として用いるよう構成したものであ
る。
の蒸発器とから排出される冷却された表層水を、海洋生
物生産用の海洋水として用いるよう構成したものであ
る。
【0011】
【作用】取水した深層水と表層水とを熱交換器に送水
し、表層水の有する熱を深層水に与えて熱交換を行う。
そして、熱交換器出口側の表層水水温を検出し、これを
温度調節手段に入力して三方弁の弁開度を制御し、深層
水の熱交換器への送水流量を制御し、表層水の水温を所
定温度に冷却する。
し、表層水の有する熱を深層水に与えて熱交換を行う。
そして、熱交換器出口側の表層水水温を検出し、これを
温度調節手段に入力して三方弁の弁開度を制御し、深層
水の熱交換器への送水流量を制御し、表層水の水温を所
定温度に冷却する。
【0012】また、表層水から熱を与えられて熱交換器
から送出される予熱深層水をヒートポンプの凝縮器に送
水する。そして、凝縮器出口側の深層水水温を検出し、
その検出温度に基づいて起動手段によりヒートポンプを
起動制御し、これにより凝縮器で深層水を加熱する。さ
らに、取水された表層水の一部を分岐させてヒートポン
プの蒸発器に給水して冷却する。
から送出される予熱深層水をヒートポンプの凝縮器に送
水する。そして、凝縮器出口側の深層水水温を検出し、
その検出温度に基づいて起動手段によりヒートポンプを
起動制御し、これにより凝縮器で深層水を加熱する。さ
らに、取水された表層水の一部を分岐させてヒートポン
プの蒸発器に給水して冷却する。
【0013】
【実施例】以下に本発明の詳細を、添付した図面に示す
実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の水温制御
システムの一実施例のブロック図を示すものであって、
取水した低温の海洋深層水は、給水管1を介し、熱交換
器10への給水管2と、熱交換器10からヒートポンプ
13の凝縮器14への給水管4に分流させる分流管3と
に接続されるとともに、後述する温度調節器12からの
制御信号により弁開度を制御し、熱交換器10への深層
水送水流量を制御する分流型三方弁9に給水される。
実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の水温制御
システムの一実施例のブロック図を示すものであって、
取水した低温の海洋深層水は、給水管1を介し、熱交換
器10への給水管2と、熱交換器10からヒートポンプ
13の凝縮器14への給水管4に分流させる分流管3と
に接続されるとともに、後述する温度調節器12からの
制御信号により弁開度を制御し、熱交換器10への深層
水送水流量を制御する分流型三方弁9に給水される。
【0014】他方、深層水よりも高温の表層水は給水管
5を介して公知の、例えば、プレート型熱交換器10に
給水され、ここで表層水の熱を図示しないプレートを介
して深層水に熱を伝熱し、これにより表層水は冷却され
る。熱交換器10の表層水出口側の管には、熱交換後の
表層水の水温を検出する温度センサ11が設けられてい
る。温度センサ11の検出信号を信号伝送線12Aを介
して入力される温度調節器12は、温度検出信号の値に
基づいて平衡をとり、その平衡信号を制御信号として制
御信号伝送線12Bを介して三方弁9の励磁コイル9A
に入力し、その弁開度を制御して給水される深層水の一
部を分流管3を介して凝縮器への給水管4に分流させ、
熱交換器10への深層水の送水流量を制御して所定の表
層水水温になるように制御する公知の比例動作型電子式
温度調節器である。
5を介して公知の、例えば、プレート型熱交換器10に
給水され、ここで表層水の熱を図示しないプレートを介
して深層水に熱を伝熱し、これにより表層水は冷却され
る。熱交換器10の表層水出口側の管には、熱交換後の
表層水の水温を検出する温度センサ11が設けられてい
る。温度センサ11の検出信号を信号伝送線12Aを介
して入力される温度調節器12は、温度検出信号の値に
基づいて平衡をとり、その平衡信号を制御信号として制
御信号伝送線12Bを介して三方弁9の励磁コイル9A
に入力し、その弁開度を制御して給水される深層水の一
部を分流管3を介して凝縮器への給水管4に分流させ、
熱交換器10への深層水の送水流量を制御して所定の表
層水水温になるように制御する公知の比例動作型電子式
温度調節器である。
【0015】圧縮器17、凝縮器14、及び蒸発器15
を具備するヒートポンプ13の凝縮器14には、熱交換
器10からの予熱された深層水を給水する給水管4が接
続され、蒸発器15には、表層水給水管5の上流側に設
けた表層水分岐管6が接続されている。そして、凝縮器
14の出口側には、ヒートポンプ13の運転中は、高温
の気化冷媒との熱交換によりさらに加熱された深層水を
給水管7を介し、深層水を一時的に貯溜して図示しない
水槽に向けて安定的に給水するバッファー・タンク8が
接続されている。バッファー・タンク8には、深層水の
水温を検出する温度センサ18が設けられ、その検出温
度は信号伝送線16Aを介し、公知のサーモスタットタ
イプの2位置型温度調節器16に入力される。この温度
調節器16は、入力された検出信号が所定の値になる
と、図示しないバイメタルの加熱変位によりスイッチを
閉止させ、これによりヒートポンプ13を起動させる起
動手段として作用するものである。また、蒸発器15の
出口側からは、分岐管6から給水される表層水が液化冷
媒との熱交換により冷却された表層水を図示しない水槽
に向けて吐出される。なお、図中符号T、及びFはモニ
タ用の温度計、流量計を示す。
を具備するヒートポンプ13の凝縮器14には、熱交換
器10からの予熱された深層水を給水する給水管4が接
続され、蒸発器15には、表層水給水管5の上流側に設
けた表層水分岐管6が接続されている。そして、凝縮器
14の出口側には、ヒートポンプ13の運転中は、高温
の気化冷媒との熱交換によりさらに加熱された深層水を
給水管7を介し、深層水を一時的に貯溜して図示しない
水槽に向けて安定的に給水するバッファー・タンク8が
接続されている。バッファー・タンク8には、深層水の
水温を検出する温度センサ18が設けられ、その検出温
度は信号伝送線16Aを介し、公知のサーモスタットタ
イプの2位置型温度調節器16に入力される。この温度
調節器16は、入力された検出信号が所定の値になる
と、図示しないバイメタルの加熱変位によりスイッチを
閉止させ、これによりヒートポンプ13を起動させる起
動手段として作用するものである。また、蒸発器15の
出口側からは、分岐管6から給水される表層水が液化冷
媒との熱交換により冷却された表層水を図示しない水槽
に向けて吐出される。なお、図中符号T、及びFはモニ
タ用の温度計、流量計を示す。
【0016】このように構成された本発明の水温制御シ
ステムの作用を、図2に示す表層水のみを冷却する運転
モード1を実行するフローチャート、図3に示す深層水
の加熱、及び表層水の冷却を行う運転モード2のフロー
チャートを参照しながら説明する。
ステムの作用を、図2に示す表層水のみを冷却する運転
モード1を実行するフローチャート、図3に示す深層水
の加熱、及び表層水の冷却を行う運転モード2のフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0017】図2の運転モード1において、取水した表
層水を管5を介して熱交換器10に送水し、表層水の水
温よりも低温の深層水を管1、及び三方弁9を介して熱
交換器10に送水する(ステップS1)。熱交換器10
では、深層水に熱を与えて表層水を冷却し、その出口側
水温は温度センサ11により検出され、その検出信号は
信号伝送線12Aを介して温度調節器12に入力され、
水温の高低を判別し(ステップS2)、水温が高ければ
三方弁9から分流管3への分流量を減じるようにその弁
開度を制御して熱交換器10への送水流量を増加させ
(ステップS3)、水温が低ければ、分流管3への分流
量を増加させて熱交換器10への送水流量を減少させる
ように弁開度を制御し(ステップS4)、所定水温に冷
却された表層水を図示しない水槽に給水する(ステップ
S5)。そして、熱交換器10において表層水の水温に
より予熱された深層水は、停止中のヒートポンプ13の
凝縮器14を介してバッファー・タンク8に貯溜され、
排水として外部に吐出される(ステップS6)。なお、
バッファー・タンク8から排出される予熱深層水を、生
産用水として用い得ることは言う迄もない。
層水を管5を介して熱交換器10に送水し、表層水の水
温よりも低温の深層水を管1、及び三方弁9を介して熱
交換器10に送水する(ステップS1)。熱交換器10
では、深層水に熱を与えて表層水を冷却し、その出口側
水温は温度センサ11により検出され、その検出信号は
信号伝送線12Aを介して温度調節器12に入力され、
水温の高低を判別し(ステップS2)、水温が高ければ
三方弁9から分流管3への分流量を減じるようにその弁
開度を制御して熱交換器10への送水流量を増加させ
(ステップS3)、水温が低ければ、分流管3への分流
量を増加させて熱交換器10への送水流量を減少させる
ように弁開度を制御し(ステップS4)、所定水温に冷
却された表層水を図示しない水槽に給水する(ステップ
S5)。そして、熱交換器10において表層水の水温に
より予熱された深層水は、停止中のヒートポンプ13の
凝縮器14を介してバッファー・タンク8に貯溜され、
排水として外部に吐出される(ステップS6)。なお、
バッファー・タンク8から排出される予熱深層水を、生
産用水として用い得ることは言う迄もない。
【0018】次に、図3の運転モード2において、取水
された表層水は管5を介して熱交換器10に送水される
とともに、分岐管6を介してヒートポンプ13の蒸発器
15に送水され、また、深層水は管1、及び三方弁9を
介して熱交換器10に送水される。そして、熱交換器1
0の表層水出口側の水温を検出した温度センサ11の検
出信号は温度調節器12に入力され、三方弁9の弁開度
を制御して熱交換器10への送水流量を制御し、所定水
温に冷却された表層水を吐出するとともに、熱交換器1
0から予熱された深層水を凝縮器14に送水する。これ
らのステップは、上述した運転モード1で行うステップ
S1乃至S6と同一であるので、その詳細な説明は省略
する。
された表層水は管5を介して熱交換器10に送水される
とともに、分岐管6を介してヒートポンプ13の蒸発器
15に送水され、また、深層水は管1、及び三方弁9を
介して熱交換器10に送水される。そして、熱交換器1
0の表層水出口側の水温を検出した温度センサ11の検
出信号は温度調節器12に入力され、三方弁9の弁開度
を制御して熱交換器10への送水流量を制御し、所定水
温に冷却された表層水を吐出するとともに、熱交換器1
0から予熱された深層水を凝縮器14に送水する。これ
らのステップは、上述した運転モード1で行うステップ
S1乃至S6と同一であるので、その詳細な説明は省略
する。
【0019】熱交換器10にて表層水の熱を与えられた
予熱深層水は管4を介し、さらに、停止中のヒートポン
プ13の凝縮器14を経てバッファー・タンク8に貯溜
され、その水温を検出した温度センサ18からの温度検
出信号は信号伝送線16Aを介して2位置型温度調節器
16に入力される。そして、温度センサ18からの検出
信号の値が設定値以下であれば(ステップS7)、温度
調節器16から出力される起動信号により圧縮機17が
駆動され、これによりヒートポンプ13は運転を開始す
る(ステップS8)。凝縮器14では、気化した冷媒と
の熱交換により給水された予熱深層水をさらに加熱し
(ステップS9)、この加熱深層水を管7を介してバッ
ファー・タンク8に貯溜し、ここから図示しない深層水
用の水槽に給水する。また、分岐管6を介して給水され
る表層水はヒートポンプ13の蒸発器15に送水され、
液化冷媒の気化熱により冷却された表層水は排水として
外部に吐出される(ステップS10)。なお、上述した
蒸発器15から吐出される冷却表層水を生産用水として
用い得ることは言う迄もない。
予熱深層水は管4を介し、さらに、停止中のヒートポン
プ13の凝縮器14を経てバッファー・タンク8に貯溜
され、その水温を検出した温度センサ18からの温度検
出信号は信号伝送線16Aを介して2位置型温度調節器
16に入力される。そして、温度センサ18からの検出
信号の値が設定値以下であれば(ステップS7)、温度
調節器16から出力される起動信号により圧縮機17が
駆動され、これによりヒートポンプ13は運転を開始す
る(ステップS8)。凝縮器14では、気化した冷媒と
の熱交換により給水された予熱深層水をさらに加熱し
(ステップS9)、この加熱深層水を管7を介してバッ
ファー・タンク8に貯溜し、ここから図示しない深層水
用の水槽に給水する。また、分岐管6を介して給水され
る表層水はヒートポンプ13の蒸発器15に送水され、
液化冷媒の気化熱により冷却された表層水は排水として
外部に吐出される(ステップS10)。なお、上述した
蒸発器15から吐出される冷却表層水を生産用水として
用い得ることは言う迄もない。
【0020】そして、本実施例の水温制御システムによ
れば、表層水は年間を通じて水温が変動するものである
から、表層水、及び深層水を海洋生物生産用水として利
用するに際し、熱交換器10から送水される冷却された
表層水、及び予熱された深層水の有する水温レベルで十
分な期間には、運転モード1により熱交換器10から送
水される表層水、及び深層水を用い、また、熱交換器1
0からの冷却表層水、及び予熱深層水の水温レベルで不
十分な期間には、自動的に運転モード2に切換えてヒー
トポンプ13を駆動し、蒸発器15から排出される冷却
表層水、及び凝縮器から排出される加熱深層水を利用す
ることが出来る。
れば、表層水は年間を通じて水温が変動するものである
から、表層水、及び深層水を海洋生物生産用水として利
用するに際し、熱交換器10から送水される冷却された
表層水、及び予熱された深層水の有する水温レベルで十
分な期間には、運転モード1により熱交換器10から送
水される表層水、及び深層水を用い、また、熱交換器1
0からの冷却表層水、及び予熱深層水の水温レベルで不
十分な期間には、自動的に運転モード2に切換えてヒー
トポンプ13を駆動し、蒸発器15から排出される冷却
表層水、及び凝縮器から排出される加熱深層水を利用す
ることが出来る。
【0021】従って、取水される表層水の季節的な水温
変動、ならびに深層水、表層水の設定水温に応じ、熱交
換器、ヒートポンプを選択的に使用し、あるいは、両者
を併用する等して、エネルギー消費量を極力少なくし、
設定された水温レベルを有する表層水、深層水が得られ
るように水温制御が行える。
変動、ならびに深層水、表層水の設定水温に応じ、熱交
換器、ヒートポンプを選択的に使用し、あるいは、両者
を併用する等して、エネルギー消費量を極力少なくし、
設定された水温レベルを有する表層水、深層水が得られ
るように水温制御が行える。
【0022】図4(A)は、海洋生物の生産工程におい
て、図示しない海洋生物生産用の水槽に給水される深層
水、及び表層水の水温レベルが、例えば、共に15℃、
18℃、23℃の温度レベルを必要とする場合に、高知
県海洋深層水研究所にて計測した表層水と、深層水との
年間水温変動記録結果を考慮して作成した本発明による
水温制御システムの運転方法の表を示すもので、図中点
線はヒートポンプの駆動を、実線は熱交換器の使用を示
す。
て、図示しない海洋生物生産用の水槽に給水される深層
水、及び表層水の水温レベルが、例えば、共に15℃、
18℃、23℃の温度レベルを必要とする場合に、高知
県海洋深層水研究所にて計測した表層水と、深層水との
年間水温変動記録結果を考慮して作成した本発明による
水温制御システムの運転方法の表を示すもので、図中点
線はヒートポンプの駆動を、実線は熱交換器の使用を示
す。
【0023】この表によれば、深層水、及び表層水が共
に15℃の温度レベルを必要とする場合には、年間を通
じて熱交換器のみの使用で十分であることが示されてい
る。また、深層水、及び表層水が共に18℃の温度レベ
ルを必要とする場合には、深層水については6月から1
1月迄、表層水については4月半ばから12月迄は熱交
換器を使用し、また、ヒートポンプは、深層水に対して
は1月乃至5月、及び12月の期間に駆動し、表層水に
対しては1月から4月半ば迄の期間に駆動する。さら
に、深層水、及び表層水が共に23℃の温度レベルを必
要とする場合には、深層水については8月から9月半ば
迄、表層水については7月から10月迄は共に熱交換器
を使用し、また、ヒートポンプは、深層水に対しては1
月から7月迄、及び9月半ばから12月迄の期間に駆動
し、表層水に対しては1月から6月迄、及び11月、1
2月の期間に駆動する。このことから、本実施例の水温
制御システムによれば、熱交換器単独で、また、熱交換
器と、ヒートポンプとの併用により深層水の加熱、表層
水の冷却が適宜に行えることが分かる。
に15℃の温度レベルを必要とする場合には、年間を通
じて熱交換器のみの使用で十分であることが示されてい
る。また、深層水、及び表層水が共に18℃の温度レベ
ルを必要とする場合には、深層水については6月から1
1月迄、表層水については4月半ばから12月迄は熱交
換器を使用し、また、ヒートポンプは、深層水に対して
は1月乃至5月、及び12月の期間に駆動し、表層水に
対しては1月から4月半ば迄の期間に駆動する。さら
に、深層水、及び表層水が共に23℃の温度レベルを必
要とする場合には、深層水については8月から9月半ば
迄、表層水については7月から10月迄は共に熱交換器
を使用し、また、ヒートポンプは、深層水に対しては1
月から7月迄、及び9月半ばから12月迄の期間に駆動
し、表層水に対しては1月から6月迄、及び11月、1
2月の期間に駆動する。このことから、本実施例の水温
制御システムによれば、熱交換器単独で、また、熱交換
器と、ヒートポンプとの併用により深層水の加熱、表層
水の冷却が適宜に行えることが分かる。
【0024】図4(B)は、図4(A)に示す温度レベ
ル条件の下で水温制御を行うと仮定した場合、水温制御
に要する本実施例システムと、ボイラーによる加熱、及
び冷凍機による冷却を行う従来システムとの単位水量当
たりの加熱、もしくは冷却に要するエネルギー消費量の
比較グラフを示すもので、斜線部分は従来システムによ
るエネルギー消費量を、黒地部分は本実施例システムに
よるエネルギー消費量を示す。このグラフから、1月は
両システムのエネルギー消費量は同じであるが、2月乃
至7月、及び10月乃至12月の本実施例によるエネル
ギー消費量は従来技術によるものに比し遥かに少量であ
り、しかも、8月、9月にはその差が顕著に現れている
ことがわかる。このことから、本実施例による水温制御
システムのエネルギー消費量は、従来システムのそれに
比しほぼ2分の1以下になると予測される。
ル条件の下で水温制御を行うと仮定した場合、水温制御
に要する本実施例システムと、ボイラーによる加熱、及
び冷凍機による冷却を行う従来システムとの単位水量当
たりの加熱、もしくは冷却に要するエネルギー消費量の
比較グラフを示すもので、斜線部分は従来システムによ
るエネルギー消費量を、黒地部分は本実施例システムに
よるエネルギー消費量を示す。このグラフから、1月は
両システムのエネルギー消費量は同じであるが、2月乃
至7月、及び10月乃至12月の本実施例によるエネル
ギー消費量は従来技術によるものに比し遥かに少量であ
り、しかも、8月、9月にはその差が顕著に現れている
ことがわかる。このことから、本実施例による水温制御
システムのエネルギー消費量は、従来システムのそれに
比しほぼ2分の1以下になると予測される。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、熱交
換器に深層水と、深層水よりも高温の表層水とを送水
し、熱交換後の表層水の出口側水温を検出し、この検出
値に基づいて三方弁からの熱交換器への深層水送水流量
を制御して所定の水温になるように冷却した表層水を排
出する一方、表層水の一部を分岐してヒートポンプの蒸
発器に送水するとともに、熱交換後の予熱された深層水
をヒートポンプの凝縮器に送水し、凝縮器出口側の深層
水水温を検出し、その検出値に応じてヒートポンプを起
動し、凝縮器から加熱された深層水を、また、蒸発器か
ら冷却された表層水を得るよう構成してあるので、冷却
された表層水は勿論のこと、加熱された深層水を各別に
生産用水として得ることが出来る。しかも、熱交換器
や、凝縮器に深層水を送水して加熱する方式であるた
め、深層水自体の有する清浄性を何ら損なうこともなけ
れば、その水質に変化を与えることなく深層水を得るこ
とが出来る。
換器に深層水と、深層水よりも高温の表層水とを送水
し、熱交換後の表層水の出口側水温を検出し、この検出
値に基づいて三方弁からの熱交換器への深層水送水流量
を制御して所定の水温になるように冷却した表層水を排
出する一方、表層水の一部を分岐してヒートポンプの蒸
発器に送水するとともに、熱交換後の予熱された深層水
をヒートポンプの凝縮器に送水し、凝縮器出口側の深層
水水温を検出し、その検出値に応じてヒートポンプを起
動し、凝縮器から加熱された深層水を、また、蒸発器か
ら冷却された表層水を得るよう構成してあるので、冷却
された表層水は勿論のこと、加熱された深層水を各別に
生産用水として得ることが出来る。しかも、熱交換器
や、凝縮器に深層水を送水して加熱する方式であるた
め、深層水自体の有する清浄性を何ら損なうこともなけ
れば、その水質に変化を与えることなく深層水を得るこ
とが出来る。
【0026】さらに、表層水の水温の季節的変化、なら
びに表層水、深層水の設定温度に応じ、何ら駆動エネル
ギーを必要としない熱交換器のみを運転する運転モード
に切換えたり、また、熱交換器、及びヒートポンプの選
択的運転や、併用運転による運転モードに切換えたりし
て、設定された水温レベルを有する表層水、深層水を得
ることが出来るため、冷却、加熱に要するエネルギー消
費量を大幅に低減することが可能となる。
びに表層水、深層水の設定温度に応じ、何ら駆動エネル
ギーを必要としない熱交換器のみを運転する運転モード
に切換えたり、また、熱交換器、及びヒートポンプの選
択的運転や、併用運転による運転モードに切換えたりし
て、設定された水温レベルを有する表層水、深層水を得
ることが出来るため、冷却、加熱に要するエネルギー消
費量を大幅に低減することが可能となる。
【図1】 本発明の水温制御システムの一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 上記実施例を運転モード1にして表層水のみ
を冷却するフローチャートである。
を冷却するフローチャートである。
【図3】 上記実施例を運転モード2にして表層水を冷
却し、深層水を加熱するフローチャートである。
却し、深層水を加熱するフローチャートである。
【図4】 図4(A)は年間を通じて熱交換器、及びヒ
ートポンプの駆動により深層水の加熱と、表層水の冷却
とを行う運転方法を示す表、図4(B)は図4(A)に
示す温度レベル条件の下で、本実施例、及び従来システ
ムにより表層水の冷却、深層水の加熱に要する年間を通
じてのエネルギー消費量の比較を示すグラフである。
ートポンプの駆動により深層水の加熱と、表層水の冷却
とを行う運転方法を示す表、図4(B)は図4(A)に
示す温度レベル条件の下で、本実施例、及び従来システ
ムにより表層水の冷却、深層水の加熱に要する年間を通
じてのエネルギー消費量の比較を示すグラフである。
1 深層水給水管、2 熱交換器への深層水給水管、3
分流管、4 深層水を熱交換器からヒートポンプの凝
縮器に給水する管、5 表層水給水管、6 ヒートポン
プの蒸発器への表層水給水管、9 励磁コイル9Aを備
える分流型三方弁、10 熱交換器、11 表層水出口
側水温を検出する温度センサ、12 三方弁の弁開度を
制御する温度調節器、13 ヒートポンプ、14 凝縮
器、15蒸発器、16 ヒートポンプを起動制御する温
度調節器、17 圧縮機、8バッファー・タンク、18
加熱された深層水の水温を検出する温度センサ。
分流管、4 深層水を熱交換器からヒートポンプの凝
縮器に給水する管、5 表層水給水管、6 ヒートポン
プの蒸発器への表層水給水管、9 励磁コイル9Aを備
える分流型三方弁、10 熱交換器、11 表層水出口
側水温を検出する温度センサ、12 三方弁の弁開度を
制御する温度調節器、13 ヒートポンプ、14 凝縮
器、15蒸発器、16 ヒートポンプを起動制御する温
度調節器、17 圧縮機、8バッファー・タンク、18
加熱された深層水の水温を検出する温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森野 仁夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 萩原 運弘 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 分流型三方弁を介して給水される海洋深
層水、及び該深層水の水温よりも高温の表層水を送水さ
れる熱交換器と、熱交換器出口側の表層水の水温を検出
する温度検出手段からの検出値に基づいて上記三方弁の
弁開度を制御し、熱交換器への深層水の送水流量を制御
する温度調節手段と、熱交換器から予熱された深層水を
送水される凝縮器、及び表層水の一部を分岐して送水さ
れる蒸発器を備えるヒートポンプと、上記凝縮器出口側
の深層水の水温を検出する温度検出手段からの検出信号
に基づいて上記ヒートポンプを起動制御する起動手段と
を備えることを特徴とする海洋生物生産用の海洋深層
水、及び表層水の水温制御システム。 - 【請求項2】 上記熱交換器と上記ヒートポンプの蒸発
器とから排出される冷却された表層水を、海洋生物生産
用の海洋水として用いることを特徴とする「請求項1」
記載の海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温
制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24677493A JP3282152B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24677493A JP3282152B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799862A true JPH0799862A (ja) | 1995-04-18 |
JP3282152B2 JP3282152B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=17153467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24677493A Expired - Fee Related JP3282152B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282152B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310916B1 (ko) * | 1999-10-06 | 2001-10-18 | 김수현 | 양식장의 암모니아가스 제거 시스템 |
US7313280B2 (en) | 2003-03-14 | 2007-12-25 | Seiko Epson Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
US7471343B2 (en) | 2003-03-14 | 2008-12-30 | Seiko Epson Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
JP2010207121A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toshiyuki Takatsu | 稚魚生産水の温度制御方法及び温度制御装置 |
US7832657B2 (en) | 2005-02-18 | 2010-11-16 | Kabushiki Kaisha Isekogyo | Apparatus for lowering water temperature of sea surface |
KR101291142B1 (ko) * | 2011-03-25 | 2013-08-01 | 삼성중공업 주식회사 | 폐열회수장치 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP24677493A patent/JP3282152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310916B1 (ko) * | 1999-10-06 | 2001-10-18 | 김수현 | 양식장의 암모니아가스 제거 시스템 |
US7313280B2 (en) | 2003-03-14 | 2007-12-25 | Seiko Epson Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
US7471343B2 (en) | 2003-03-14 | 2008-12-30 | Seiko Epson Corporation | Image processing device, image processing method, and image processing program |
US7832657B2 (en) | 2005-02-18 | 2010-11-16 | Kabushiki Kaisha Isekogyo | Apparatus for lowering water temperature of sea surface |
JP2010207121A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toshiyuki Takatsu | 稚魚生産水の温度制御方法及び温度制御装置 |
KR101291142B1 (ko) * | 2011-03-25 | 2013-08-01 | 삼성중공업 주식회사 | 폐열회수장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3282152B2 (ja) | 2002-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2006103815A1 (ja) | 給湯機 | |
JP4513110B2 (ja) | 遠洋鰹釣り漁船の蓄養水循環制御方法及び装置 | |
JPH0799862A (ja) | 海洋生物生産用の海洋深層水、及び表層水の水温制御システム | |
JP2019007692A (ja) | 貯湯給湯装置 | |
US5967085A (en) | Sea water well-driven heat exchange system coupled to an agricultural system and aquaculture preserve | |
KR101215457B1 (ko) | 양어장용 다목적 히트펌프 시스템 | |
SE454207B (sv) | Anordning for uppvermning eller kylning kombinerad med uppvermning av vatten innefattande en vermepump och en dertill ansluten varmvattenkrets | |
JP2019173975A (ja) | 貯湯給湯装置 | |
CN208653058U (zh) | 一种奶水牛乳制品冷却装置 | |
JPH08152193A (ja) | 給湯装置 | |
US20240125484A1 (en) | System for producing heat for domestic hot water or central heating | |
EP3412991B1 (en) | Heat exchange system and scale suppression method for heat exchange system | |
CN112443984B (zh) | 热水器及其出水控制系统、供水系统 | |
RU2650306C1 (ru) | Способ регулирования температуры молока с использованием низкопотенциального источника энергии грунта | |
JP2007198671A (ja) | 給湯装置 | |
RU218283U1 (ru) | Устройство для термизации молока при дойке | |
JP2002235968A (ja) | 空気調和装置 | |
JPS5919257B2 (ja) | 冷温水機用ポンプの流量制御方法 | |
SU717514A1 (ru) | Способ регулировани температуры охлаждающей воды в судовой системе охлаждени | |
JPH0814607A (ja) | 冷却装置における冷水循環方法および冷水循環システム | |
JPH07293948A (ja) | 冷却装置 | |
RU26367U1 (ru) | Установка для инкубации икры и выращивания молоди рыб | |
KR100424452B1 (ko) | 수조식 양식장의 수온조절 시스템 | |
WO2004071183A1 (en) | Thermal controlled aquaculture tanks for fish production | |
SU1554822A1 (ru) | Устройство дл регулировани температуры воздуха и поливной воды в теплице |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |