JPH0791301B2 - ジアセタールの製造方法 - Google Patents
ジアセタールの製造方法Info
- Publication number
- JPH0791301B2 JPH0791301B2 JP1258419A JP25841989A JPH0791301B2 JP H0791301 B2 JPH0791301 B2 JP H0791301B2 JP 1258419 A JP1258419 A JP 1258419A JP 25841989 A JP25841989 A JP 25841989A JP H0791301 B2 JPH0791301 B2 JP H0791301B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diacetal
- carbon atoms
- weight
- general formula
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D493/00—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
- C07D493/02—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D493/04—Ortho-condensed systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はジアセタールの工業的な製造方法に関する。
従来の技術 一般式(1)で表わされるジアセタールは、特異な性能
を有する物質であって、これまでにポリプロピレン等の
透明性改良剤、塗料、インキ、接着剤等の流動性改良
剤、接着剤、香粧品、医薬品等の固形化剤等、幅広い用
途が開発されている。
を有する物質であって、これまでにポリプロピレン等の
透明性改良剤、塗料、インキ、接着剤等の流動性改良
剤、接着剤、香粧品、医薬品等の固形化剤等、幅広い用
途が開発されている。
[式中、X、X′は、同一又は異なって、水素原子、炭
素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のチオアルキル
基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子を表わ
す。m、nは、同一又は異なって、1〜5の整数を表わ
す。pは0又は1を示す。] 斯かるジアセタールは、特定の構造を有する芳香族アル
デヒドと多価アルコールとを酸触媒の存在下、疎水性有
機溶媒中で縮合し、次いで中和し、溶媒を回収し、乾燥
することにより製造される(特公昭48−43748号、特公
昭58−22156号、特公昭58−22157号、特開平1−149789
号等)。
素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のチオアルキル
基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子を表わ
す。m、nは、同一又は異なって、1〜5の整数を表わ
す。pは0又は1を示す。] 斯かるジアセタールは、特定の構造を有する芳香族アル
デヒドと多価アルコールとを酸触媒の存在下、疎水性有
機溶媒中で縮合し、次いで中和し、溶媒を回収し、乾燥
することにより製造される(特公昭48−43748号、特公
昭58−22156号、特公昭58−22157号、特開平1−149789
号等)。
これらの方法により、収率よく目的物であるジアセター
ルを得ることはできるものの、当該製造工程中におい
て、ジアセタールの凝集物である固形物やゲル状ブロッ
ク物が一部に生ずる傾向が認められる。これらの凝集物
の中には中和工程を経ても、尚、未中和の酸触媒が局所
的に残存しており、この残留した酸触媒が中和工程に続
く溶媒回収、乾燥等の加熱工程においてジアセタール
(縮合生成物)の加水分解を惹起する。この局所的なジ
アセタールの加水分解は、目的物の収率の低下のみなら
ず、製品の着色を招いたり、未反応アルデヒドともに原
料に由来するアルデヒド臭を発生させる原因と考えられ
るものである。
ルを得ることはできるものの、当該製造工程中におい
て、ジアセタールの凝集物である固形物やゲル状ブロッ
ク物が一部に生ずる傾向が認められる。これらの凝集物
の中には中和工程を経ても、尚、未中和の酸触媒が局所
的に残存しており、この残留した酸触媒が中和工程に続
く溶媒回収、乾燥等の加熱工程においてジアセタール
(縮合生成物)の加水分解を惹起する。この局所的なジ
アセタールの加水分解は、目的物の収率の低下のみなら
ず、製品の着色を招いたり、未反応アルデヒドともに原
料に由来するアルデヒド臭を発生させる原因と考えられ
るものである。
この着色や臭気を抑制する技術の開発は、特に、ジアセ
タールを核剤として適用した樹脂成形品を食品用の包装
材料や容器等に使用する分野において要望されており、
斯かる問題点を解消し得る技術として、これまでにジア
セタールを亜臨界又は超臨界状態の流体で処理して精製
する方法(特開昭60−199891号)が知られている。
タールを核剤として適用した樹脂成形品を食品用の包装
材料や容器等に使用する分野において要望されており、
斯かる問題点を解消し得る技術として、これまでにジア
セタールを亜臨界又は超臨界状態の流体で処理して精製
する方法(特開昭60−199891号)が知られている。
発明が解決しようとする課題 本発明者らは、特定の流体により特別の精製処理を施す
ことなく、より簡便に上記目的を達成し得る新規な製造
方法を確立すべく鋭意検討する中で、従来の製造方法に
係る中和以降、乾燥前のいずれかの工程において、特定
の構造を有する脂肪族第3級アミンを所定量配合するこ
とにより、従来回避することが困難であった局所的なジ
アセタールの加水分解が抑制され、所定の目的が達成さ
れることを見い出し、斯かる知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
ことなく、より簡便に上記目的を達成し得る新規な製造
方法を確立すべく鋭意検討する中で、従来の製造方法に
係る中和以降、乾燥前のいずれかの工程において、特定
の構造を有する脂肪族第3級アミンを所定量配合するこ
とにより、従来回避することが困難であった局所的なジ
アセタールの加水分解が抑制され、所定の目的が達成さ
れることを見い出し、斯かる知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
即ち、本発明は、ジアセタールの着色を防止し、ジアセ
タールの加水分解によって生ずるアルデヒドに起因する
異臭が大幅に抑制されたジアセタールを収率よく製造す
る工業的に優れた方法を提供することを目的とする。
タールの加水分解によって生ずるアルデヒドに起因する
異臭が大幅に抑制されたジアセタールを収率よく製造す
る工業的に優れた方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明に係るジアセタールの製造方法は、芳香族アルデ
ヒドと多価アルコールとを酸触媒の存在下、疎水性有機
溶媒中で縮合し、次いで中和し、溶媒を回収し、乾燥し
て前記一般式(1)で表わされるジアセタールを製造す
るに際し、中和以降乾燥前のいずれかの工程において、
ジアセタール100重量部当り、一般式(2)又は一般式
(3)で表わされる脂肪族第3級アミンを0.1〜20重量
部配合することを特徴とする。
ヒドと多価アルコールとを酸触媒の存在下、疎水性有機
溶媒中で縮合し、次いで中和し、溶媒を回収し、乾燥し
て前記一般式(1)で表わされるジアセタールを製造す
るに際し、中和以降乾燥前のいずれかの工程において、
ジアセタール100重量部当り、一般式(2)又は一般式
(3)で表わされる脂肪族第3級アミンを0.1〜20重量
部配合することを特徴とする。
[式中、R1、R2は、同一又は異なって、炭素数10〜26の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。R3は、炭素数1
〜4のアルキル基又は(C2H4O)nHを表わす。nは1〜
4の整数である。] [式中、R4は炭素数14〜22のアルキル基を表わす。R5、
R6は、同一又は異なって、水素原子、(C2H4O)nHを表
わす。nは1〜4の整数である。但し、R5、R6のいずれ
もが水素原子であることはない。] 本発明に係る芳香族アルデヒドは、下記のいずれかの一
般式で表わされ、 [式中、X及びnは一般式(1)に同じ。] [式中、X′及びmは一般式(1)に同じ。] 具体的には、ベンズアルデヒド、炭素数1〜4のアルキ
ル基が1〜5個置換したベンズアルデヒド置換体、炭素
数1〜4のチオアルキル基が1〜5個置換したベンズア
ルデヒド置換体、ハロゲン原子が1〜5個置換したベン
ズアルデヒド置換体、炭素数1〜4のアルコキシ基が1
〜5個置換したベンズアルデヒド置換体並びにそれらの
任意の割合の混合物が例示される。
アルキル基又はアルケニル基を表わす。R3は、炭素数1
〜4のアルキル基又は(C2H4O)nHを表わす。nは1〜
4の整数である。] [式中、R4は炭素数14〜22のアルキル基を表わす。R5、
R6は、同一又は異なって、水素原子、(C2H4O)nHを表
わす。nは1〜4の整数である。但し、R5、R6のいずれ
もが水素原子であることはない。] 本発明に係る芳香族アルデヒドは、下記のいずれかの一
般式で表わされ、 [式中、X及びnは一般式(1)に同じ。] [式中、X′及びmは一般式(1)に同じ。] 具体的には、ベンズアルデヒド、炭素数1〜4のアルキ
ル基が1〜5個置換したベンズアルデヒド置換体、炭素
数1〜4のチオアルキル基が1〜5個置換したベンズア
ルデヒド置換体、ハロゲン原子が1〜5個置換したベン
ズアルデヒド置換体、炭素数1〜4のアルコキシ基が1
〜5個置換したベンズアルデヒド置換体並びにそれらの
任意の割合の混合物が例示される。
又、多価アルコールは、下記の一般式で表わされ、 [式中、pは一般式(1)に同じ。] 具体的には、ソルビット、キシリット等の糖アルコール
並びにそれらの任意の割合の混合物が例示される。
並びにそれらの任意の割合の混合物が例示される。
得られるジアセタールには、芳香族の各置換基の種や数
が異なる非対象型あるいは同一の対象型並びにそれらの
混合物はいうに及ばず、ソルビット誘導体、キシリット
誘導体の任意の混合物も包含される。
が異なる非対象型あるいは同一の対象型並びにそれらの
混合物はいうに及ばず、ソルビット誘導体、キシリット
誘導体の任意の混合物も包含される。
一般式(2)で表わされる脂肪族第3級アミンとして、
具体的には、ジステアリルメチルアミン、ジヘキサデシ
ルメチルアミン、ジテトラデシルメチルアミン、ジドデ
シルアミン、ジヘキサデシルメチルアミン、ジテトラデ
シルメチルアミン、ジドデシルメチルアミン、ジオレイ
ルメチルアミン、ステアリルラウリルメチルアミン、ジ
ステアリルエチルアミン、ジオレイルプロピルアミン、
ジラウリルブチルアミン、ジステアリルヒドロキシエチ
ルアミン、ジオレイルアミンのエチレンオキサイド2モ
ル付加物、ジステアリルアミンのエチレンオキサイド4
モル付加物等が例示される。
具体的には、ジステアリルメチルアミン、ジヘキサデシ
ルメチルアミン、ジテトラデシルメチルアミン、ジドデ
シルアミン、ジヘキサデシルメチルアミン、ジテトラデ
シルメチルアミン、ジドデシルメチルアミン、ジオレイ
ルメチルアミン、ステアリルラウリルメチルアミン、ジ
ステアリルエチルアミン、ジオレイルプロピルアミン、
ジラウリルブチルアミン、ジステアリルヒドロキシエチ
ルアミン、ジオレイルアミンのエチレンオキサイド2モ
ル付加物、ジステアリルアミンのエチレンオキサイド4
モル付加物等が例示される。
一般式(3)で表わされる脂肪族第3級アミンとして、
具体的には、テトラデシルヒドロキシエチルアミン、ス
テアリルヒドロキシエチルアミン、ステアリルアミンの
エチレンオキサイド2モル付加物等のアルキル(又はア
ルケニル)モノアルカノールアミン;テトラデシルジヒ
ドロキシエチルアミン、ヘキサデシルジヒドロキシエチ
ルアミン、ステアリルジヒドロキシエチルアミン、オレ
イルジヒドロキシエチルアミン等のアルキル(又はアル
ケニル)ジアルカノールアミン等が例示される。
具体的には、テトラデシルヒドロキシエチルアミン、ス
テアリルヒドロキシエチルアミン、ステアリルアミンの
エチレンオキサイド2モル付加物等のアルキル(又はア
ルケニル)モノアルカノールアミン;テトラデシルジヒ
ドロキシエチルアミン、ヘキサデシルジヒドロキシエチ
ルアミン、ステアリルジヒドロキシエチルアミン、オレ
イルジヒドロキシエチルアミン等のアルキル(又はアル
ケニル)ジアルカノールアミン等が例示される。
これらのうち、一般式(2)で表わされる化合物の方が
一般式(3)で表わされる化合物よりも有効にジアセタ
ールの分解を抑制し得るため好ましい。
一般式(3)で表わされる化合物よりも有効にジアセタ
ールの分解を抑制し得るため好ましい。
この脂肪族第3級アミンは、単独で又は2種以上を組み
合わせて用いられ、その配合量は、ジアセタール100重
量部(理論量)に対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.3
〜13重量部程度である。0.1重量部より少ない配合量で
は充分に所定の効果が得られにくく、20重量部を越えて
配合しても顕著な効果の向上が認められず、逆に加熱時
にアミン自体が着色し、結果としてジアセタール組成物
が着色する傾向にあたるため好ましくない。
合わせて用いられ、その配合量は、ジアセタール100重
量部(理論量)に対し、0.1〜20重量部、好ましくは0.3
〜13重量部程度である。0.1重量部より少ない配合量で
は充分に所定の効果が得られにくく、20重量部を越えて
配合しても顕著な効果の向上が認められず、逆に加熱時
にアミン自体が着色し、結果としてジアセタール組成物
が着色する傾向にあたるため好ましくない。
当該脂肪族第3級アミンの配合時期は、縮合反応終了以
降であれば特に限定されるものではなく、具体的には反
応工程に続いて行なわれる、中和工程、溶剤回収工程等
の乾燥工程前のいずれの工程であっても所定の効果を得
ることができるが、ジアセタールの加水分解をより効果
的に抑制するためには、より前の処理段階で配合するこ
とが好ましい。
降であれば特に限定されるものではなく、具体的には反
応工程に続いて行なわれる、中和工程、溶剤回収工程等
の乾燥工程前のいずれの工程であっても所定の効果を得
ることができるが、ジアセタールの加水分解をより効果
的に抑制するためには、より前の処理段階で配合するこ
とが好ましい。
脂肪族第3級アミンを中和工程で適用した場合、このも
のは、それ単独で又は従来中和剤として用いられてきた
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水
酸化物と併用されて酸触媒の中和剤として機能する。
のは、それ単独で又は従来中和剤として用いられてきた
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水
酸化物と併用されて酸触媒の中和剤として機能する。
ここでいう酸触媒としては、硫酸、リン酸、p−トルエ
ンスルホン酸、アルキル(C2〜C12)ベンゼンスルホン
酸、G酸、R酸、塩化亜鉛等が例示される。
ンスルホン酸、アルキル(C2〜C12)ベンゼンスルホン
酸、G酸、R酸、塩化亜鉛等が例示される。
当該脂肪族第3級アミンの添加方法は、所定の効果を奏
する限り特に限定されるものではないが、具体的には、
脂肪族第3級アミンを1〜40重量%程度含む溶液を所定
量ジアセタールに添加し、均一に混合した後、乾燥すれ
ばよい。
する限り特に限定されるものではないが、具体的には、
脂肪族第3級アミンを1〜40重量%程度含む溶液を所定
量ジアセタールに添加し、均一に混合した後、乾燥すれ
ばよい。
上記溶液を調製するために適当な溶媒としては、これら
の脂肪族第3級アミンの良溶媒であれば足り、具体的に
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シ
クロヘキサン、n−デカン、ミネラルスピリット等の脂
肪族、脂環族、芳香族系炭化水素類、イソプロパノー
ル、エタノール/イソプロパノール混合溶剤等の低級ア
ルコール類、メチルクロライド、トリクレン、パークレ
ン等のハロゲン系溶剤等が例示され、なかでもシクロヘ
キサン、低級アルコール等が好ましい。
の脂肪族第3級アミンの良溶媒であれば足り、具体的に
は、ベンゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シ
クロヘキサン、n−デカン、ミネラルスピリット等の脂
肪族、脂環族、芳香族系炭化水素類、イソプロパノー
ル、エタノール/イソプロパノール混合溶剤等の低級ア
ルコール類、メチルクロライド、トリクレン、パークレ
ン等のハロゲン系溶剤等が例示され、なかでもシクロヘ
キサン、低級アルコール等が好ましい。
本発明に係る処理は、一般に以下に例示する処方に従っ
て行なわれる。即ち、 (1)所定量の芳香族アルデヒド(A)、多価アルコー
ル(B)[(A):(B)=1:1〜4:1(モル比)、以
下、両者を併せて「反応基質」という。]、補助溶剤と
しての低級アルコール及び酸触媒(反応基質100重量部
に対し0.05〜10重量部程度)を含有する均一溶液(又は
懸濁液)と分触媒である疎水性有機溶媒とを反応器中に
連続的に又は間欠的に仕込みながら所定条件下(40〜20
0℃、2〜15時間)で縮合反応を行なう。ここで、適当
な疎水性有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、エチルシクロヘキサン等が例示される。
て行なわれる。即ち、 (1)所定量の芳香族アルデヒド(A)、多価アルコー
ル(B)[(A):(B)=1:1〜4:1(モル比)、以
下、両者を併せて「反応基質」という。]、補助溶剤と
しての低級アルコール及び酸触媒(反応基質100重量部
に対し0.05〜10重量部程度)を含有する均一溶液(又は
懸濁液)と分触媒である疎水性有機溶媒とを反応器中に
連続的に又は間欠的に仕込みながら所定条件下(40〜20
0℃、2〜15時間)で縮合反応を行なう。ここで、適当
な疎水性有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、エチルシクロヘキサン等が例示される。
(2)得られたスラリー状又は湿った粉末状の形態にあ
る反応混合物を必要に応じて濾過し、これに所定量の脂
肪族第3級アミン又は別途調製した当該アミン溶液を水
酸化ナトリウムの如き強塩基の溶液とともに添加して酸
触媒を完全に中和する。ここで、上記アミンの作用は明
確ではないものの、当該アミンは、水酸化ナトリウムと
比較して凝集物やゲル状ブロック物へ浸透し易く、その
結果、中和が促進され、残存する酸成分の量が低減する
のではないかと推定される。
る反応混合物を必要に応じて濾過し、これに所定量の脂
肪族第3級アミン又は別途調製した当該アミン溶液を水
酸化ナトリウムの如き強塩基の溶液とともに添加して酸
触媒を完全に中和する。ここで、上記アミンの作用は明
確ではないものの、当該アミンは、水酸化ナトリウムと
比較して凝集物やゲル状ブロック物へ浸透し易く、その
結果、中和が促進され、残存する酸成分の量が低減する
のではないかと推定される。
(3)水(常温〜90℃)で未反応原料(多価アルコール
及び芳香族アルデヒド)、反応中間体(モノベンザール
等)を洗浄して除去する。このとき、前工程で添加され
た脂肪族第3級アミンは疎水性物質であるため、中和塩
として除去される以外は系内に残存する。
及び芳香族アルデヒド)、反応中間体(モノベンザール
等)を洗浄して除去する。このとき、前工程で添加され
た脂肪族第3級アミンは疎水性物質であるため、中和塩
として除去される以外は系内に残存する。
(4)加熱(40〜180℃)下、常圧又は減圧下(760〜1m
mHg)で溶媒を回収する。
mHg)で溶媒を回収する。
(5)次いで、加熱及び/又は減圧下、乾燥する。
かくして得られたジアセタールは、残存するアルデヒド
に起因する異臭が大幅に抑制されたものであるととも
に、製品の色相も良好で、かつ熱安定性も大幅に改善さ
れたものである。
に起因する異臭が大幅に抑制されたものであるととも
に、製品の色相も良好で、かつ熱安定性も大幅に改善さ
れたものである。
このものは、結晶性樹脂の核剤としてのみならず、液状
物質のゲル化剤、粘度調整剤、揺変剤、タレ防止剤、油
水分離剤、凝集剤等として機能し、接着剤、塗料、樹脂
の改質、芳香剤、、水処理、流出油の固化・回収、香
料、化粧料、土木・建材、潤滑剤、防錆剤、農薬、医
薬、医療外製品、燃料、インキ、糊等、本発明に係るジ
アセタールが従来用いられてきた分野において同様に適
用される。
物質のゲル化剤、粘度調整剤、揺変剤、タレ防止剤、油
水分離剤、凝集剤等として機能し、接着剤、塗料、樹脂
の改質、芳香剤、、水処理、流出油の固化・回収、香
料、化粧料、土木・建材、潤滑剤、防錆剤、農薬、医
薬、医療外製品、燃料、インキ、糊等、本発明に係るジ
アセタールが従来用いられてきた分野において同様に適
用される。
実施例 以下、実施例を掲げて本発明を詳しく説明する。
尚、各例における諸特性は以下の方法に従って評価し
た。
た。
・純度(重量%):ガスクロマトグラフィーによる。
・アルデヒド量(ppm):ソックスレー抽出後、 ガスクロマトグラフィーにより測定する。
・色相(APHA):10重量%濃度のN−メチル−2−ピロ
リドン溶液の色相を評価する。
リドン溶液の色相を評価する。
実施例1 ソルビトール20kg、p−トルアルデヒド27kg(対ソルビ
トールのモル比=2.1)及びメタノール27kgを硫酸0.3kg
の存在下、50℃に加熱、攪拌して均一溶液とする。
トールのモル比=2.1)及びメタノール27kgを硫酸0.3kg
の存在下、50℃に加熱、攪拌して均一溶液とする。
攪拌機及びデカンター付き凝縮器を備えた内容積200lの
反応容器に上記均一溶液を7l及びシクロヘキサンを別ラ
インから9l仕込み、70℃にて攪拌した。
反応容器に上記均一溶液を7l及びシクロヘキサンを別ラ
インから9l仕込み、70℃にて攪拌した。
次いで、前記均一溶液を連続的に3時間かけて仕込みつ
つ、同時に別ラインから反応基質濃度が35重量%となる
ようにシクロヘキサンを連続的に仕込みながら、65〜75
℃の加熱下で5時間反応させた。反応中に留出するシク
ロヘキサン相は系内に戻し、水/メタノール相は反応系
外に留去する。
つ、同時に別ラインから反応基質濃度が35重量%となる
ようにシクロヘキサンを連続的に仕込みながら、65〜75
℃の加熱下で5時間反応させた。反応中に留出するシク
ロヘキサン相は系内に戻し、水/メタノール相は反応系
外に留去する。
得られた反応粗物に5重量%濃度のジステアリルメチル
アミン/シクロヘキサン溶液8kgを15重量%の水酸化ナ
トリウム水溶液1kgと共に添加して系内を中和し、温水5
0lで洗浄後、80〜120℃/760〜10mmHgの条件下で10時間
乾燥して純度99.5重量%の1,3:2,4−ジトルイリデンソ
ルビトール(以下「Me−DBS」と略記する。)を90重量
%の収率で得た。このものから検出されたアルデヒド量
は50ppmであった。又、製品の色相は50であった。
アミン/シクロヘキサン溶液8kgを15重量%の水酸化ナ
トリウム水溶液1kgと共に添加して系内を中和し、温水5
0lで洗浄後、80〜120℃/760〜10mmHgの条件下で10時間
乾燥して純度99.5重量%の1,3:2,4−ジトルイリデンソ
ルビトール(以下「Me−DBS」と略記する。)を90重量
%の収率で得た。このものから検出されたアルデヒド量
は50ppmであった。又、製品の色相は50であった。
実施例2 脂肪族第3級アミンとしてジヒドロキシエチルステアリ
ルアミンを適用した以外は実施例1に準じてMe−DBSを
調製した(純度=99.5%、収率89重量%)。このものか
ら検出されたアルデヒド量は55ppmであった。又、製品
の色相は55であった。
ルアミンを適用した以外は実施例1に準じてMe−DBSを
調製した(純度=99.5%、収率89重量%)。このものか
ら検出されたアルデヒド量は55ppmであった。又、製品
の色相は55であった。
実施例3 脂肪族第3級アミンとしてステアリルラウリルメチルア
ミン/ステアリルヒドロキシエチルアミン当重量混合物
を適用した以外は実施例1に準じてMe−DBSを調製した
(純度=99.5%、収率90重量%)。このものから検出さ
れたアルデヒド量は40ppmであった。又製品の色相は40
であった。
ミン/ステアリルヒドロキシエチルアミン当重量混合物
を適用した以外は実施例1に準じてMe−DBSを調製した
(純度=99.5%、収率90重量%)。このものから検出さ
れたアルデヒド量は40ppmであった。又製品の色相は40
であった。
実施例4 実施例1で得られた反応粗物を水酸化カリウムの10重量
%アルコール溶液で中和後、水洗した。次いで、この水
洗物に10重量%濃度のジステアリルメチルアミンを含む
イソプロパノール/メタノール当重量混合溶液40kgを添
加し、100分間混合攪拌した後、実施例1と同じ条件下
で乾燥してMe−DBSを調製した(純度=99.5%、収率88
重量%)。このものから検出されたアルデヒド量は30pp
mであった。又、製品の色相は50であった。
%アルコール溶液で中和後、水洗した。次いで、この水
洗物に10重量%濃度のジステアリルメチルアミンを含む
イソプロパノール/メタノール当重量混合溶液40kgを添
加し、100分間混合攪拌した後、実施例1と同じ条件下
で乾燥してMe−DBSを調製した(純度=99.5%、収率88
重量%)。このものから検出されたアルデヒド量は30pp
mであった。又、製品の色相は50であった。
実施例5 p−トルアルデヒドに代えてベンズアルデヒド23.9kgを
用いた以外は実施例1に準じて、1,3:2,4−ジベンジリ
デンソルビートを調製した。このものから検出されたア
ルデヒド量は1ppmであった。又、製品の色相は30であっ
た。
用いた以外は実施例1に準じて、1,3:2,4−ジベンジリ
デンソルビートを調製した。このものから検出されたア
ルデヒド量は1ppmであった。又、製品の色相は30であっ
た。
比較例1 ジステアリルメチルアミンを適用しない以外は実施例1
に準じて調製したMe−DBS中に検出されるアルデヒドは7
50ppmであった。又、製品の色相は280であった。
に準じて調製したMe−DBS中に検出されるアルデヒドは7
50ppmであった。又、製品の色相は280であった。
発明の効果 本発明に係る特定の脂肪族第3級アミンを適用すること
により得られたジアセタールは、大幅に臭気及び色相が
抑制されたものであって、工業的に極めて有用なもので
ある。
により得られたジアセタールは、大幅に臭気及び色相が
抑制されたものであって、工業的に極めて有用なもので
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】芳香族アルデヒドと多価アルコールとを酸
触媒の存在下、疎水性有機溶媒中で縮合し、次いで中和
し、溶媒を回収し、乾燥して一般式(1)で表わされる
ジアセタールを製造するに際し、中和以降、乾燥前のい
ずれかの工程において、ジアセタール100重量部当り、
一般式(2)又は一般式(3)で表わされる脂肪族第3
級アミンを0.1〜20重量部配合することを特徴とするジ
アセタールの製造方法。 [式中、X、X′は、同一又は異なって、水素原子、炭
素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のチオアルキル
基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子を表わ
す。m、nは、同一又は異なって、1〜5の整数を表わ
し、pは0又は1を示す。] [式中、R1、R2は、同一又は異なって、炭素数10〜26の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。R3は、炭素数1
〜4のアルキル基又は(C2H4O)nHを表わす。nは1〜
4の整数である。] [式中、R4は炭素数14〜22のアルキル基を表わす。R5、
R6は、同一又は異なって、水素原子、(C2H4O)nHを表
わす。nは1〜4の整数である。但し、R5、R6のいずれ
もが水素原子であることはない。]
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1258419A JPH0791301B2 (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | ジアセタールの製造方法 |
US07/590,769 US5120863A (en) | 1989-10-02 | 1990-09-26 | Process for preparation of diacetal compounds |
KR1019900015380A KR940008424B1 (ko) | 1989-10-02 | 1990-09-27 | 디아세탈 화합물의 제조방법 |
EP90118822A EP0421329B1 (en) | 1989-10-02 | 1990-10-01 | Process for preparation of diacetal compounds |
DE69018186T DE69018186T2 (de) | 1989-10-02 | 1990-10-01 | Verfahren zur Herstellung von Diacetal-Verbindungen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1258419A JPH0791301B2 (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | ジアセタールの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120284A JPH03120284A (ja) | 1991-05-22 |
JPH0791301B2 true JPH0791301B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17319962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1258419A Expired - Fee Related JPH0791301B2 (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | ジアセタールの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5120863A (ja) |
EP (1) | EP0421329B1 (ja) |
JP (1) | JPH0791301B2 (ja) |
KR (1) | KR940008424B1 (ja) |
DE (1) | DE69018186T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69828028T2 (de) * | 1997-01-17 | 2005-12-01 | New Japan Chemical Co., Ltd. | Verfahren zur rekristallisation von diacetal in polyolefinharz |
ATE362936T1 (de) * | 2000-09-01 | 2007-06-15 | Milliken & Co | Fluorierte and alkylierte alditolderivate und diese enthaltende gegenstände aus polyolefinen |
KR100475545B1 (ko) * | 2001-11-19 | 2005-03-10 | 주식회사 효성 | 방향족 알데히드와 다가 알코올의 축합반응에 의한디아세탈의 제조방법 |
US7130313B2 (en) * | 2002-02-14 | 2006-10-31 | Nokia Corporation | Time-slice signaling for broadband digital broadcasting |
BR0308037A (pt) * | 2002-05-02 | 2004-12-28 | New Japan Chem Co Ltd | Agente para a supressão da transferência de odor e de gosto que se origine a partir de um diacetal, composição de diacetal que compreende o agente para a supressão da transferência de odor e de gosto, agente de nucleação de uma poliolefina que compreende a composição, composição de resina de poliolefina e produto moldado que compreende o agente de nucleação |
JP4013636B2 (ja) | 2002-05-09 | 2007-11-28 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のラジエター装置 |
US20060079720A1 (en) * | 2004-10-13 | 2006-04-13 | Milliken & Company | Method for preparing acetal-containing compositions |
US10894781B2 (en) | 2016-06-30 | 2021-01-19 | Hindustan Petroleum Corporation Ltd. | Mannitol based gelators for oil spillage applications |
US11059831B2 (en) * | 2016-06-30 | 2021-07-13 | Hindustan Petroleum Corporation Ltd. | Sorbitol based gelators and method thereof |
CN111454519B (zh) * | 2020-05-13 | 2022-05-03 | 北京吉海川科技发展有限公司 | 有色聚丙烯材料的制备方法及有色组合物的用途 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4562265A (en) * | 1979-10-11 | 1985-12-31 | Milliken Research Corporation | Method for producing a di-acetal of sorbitol and an aromatic aldehyde |
EP0019999B1 (en) * | 1979-05-02 | 1983-09-07 | Imperial Chemical Industries Plc | Acetals and their preparation |
JPS5822157B2 (ja) * | 1980-05-16 | 1983-05-06 | 新日本理化株式会社 | 1,3:2,4−ジベンジリデンソルビト−ル類及び1,3:2,4−ジベンジリデンキシルト−ル類の製造法 |
EP0050327B1 (de) * | 1980-10-21 | 1984-06-20 | Roche Diagnostics GmbH | Neue schwefelhaltige Phospholipide, Verfahren zu deren Herstellung und diese Verbindungen enthaltende Arzneimittel |
US4703116A (en) * | 1984-08-17 | 1987-10-27 | National Starch And Chemical Corporation | Polysaccharide derivatives containing aldehyde groups, their preparation from the corresponding acetals and use as paper additives |
JPS624289A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-10 | Adeka Argus Chem Co Ltd | 改良されたソルビト−ル誘導体組成物 |
JPH07107067B2 (ja) * | 1987-12-07 | 1995-11-15 | 新日本理化株式会社 | アセタール類の製造方法 |
-
1989
- 1989-10-02 JP JP1258419A patent/JPH0791301B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-09-26 US US07/590,769 patent/US5120863A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-27 KR KR1019900015380A patent/KR940008424B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-10-01 DE DE69018186T patent/DE69018186T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-01 EP EP90118822A patent/EP0421329B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5120863A (en) | 1992-06-09 |
EP0421329A2 (en) | 1991-04-10 |
KR910007936A (ko) | 1991-05-30 |
KR940008424B1 (ko) | 1994-09-14 |
JPH03120284A (ja) | 1991-05-22 |
EP0421329B1 (en) | 1995-03-29 |
DE69018186D1 (de) | 1995-05-04 |
EP0421329A3 (en) | 1992-03-04 |
DE69018186T2 (de) | 1995-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2694961B2 (ja) | 有機溶剤の痕跡を含まぬ高純度アルジトールジアセタールの製法 | |
JPH0791301B2 (ja) | ジアセタールの製造方法 | |
DE2944085C2 (de) | Verfahren zur Herstellung von α-Cyanacrylsäure-estern | |
US2533723A (en) | Catalytic amine-ketone condensation | |
JP6106104B2 (ja) | 末端にアミノ基を有する狭分散ポリアルキレングリコール誘導体の製造方法 | |
EP0866086B1 (de) | Verfahren zur Herstellung SiOH-funktioneller Carbosilan-Dendrimere | |
US4408075A (en) | Process for the preparation of tris-(ether-amines) and the tris-(ether-amines) produced | |
JP2872294B2 (ja) | ジアセタールの製造法 | |
JP3575705B2 (ja) | ジンゲロールおよびショーガオールの製造法 | |
AU2003279287B2 (en) | Preparation of codeine from morphine | |
EP0497976B9 (en) | Method of producing acetals | |
JPS6312333A (ja) | 両性界面活性剤の製造法 | |
US5508396A (en) | Process for preparing n-alkyllactams | |
JP2711884B2 (ja) | アセタール類の製造方法 | |
JP3890792B2 (ja) | ジアセタール類の製造方法 | |
RU2657243C2 (ru) | Способ получения саркозинатов жирных кислот | |
JP2622747B2 (ja) | シス―7―デセン―4―オリドの製造方法 | |
JP3569428B2 (ja) | ホモアリルアミン類の製造方法 | |
KR960000903A (ko) | 시클로헥사논화합물 및 그 제조방법과 시클로헥사논 화합물로 부터 실라시클로헥산형 액정 화합물의 제조방법 | |
JPS58152835A (ja) | 含フッ素環状化合物 | |
US6133480A (en) | Preparation of N-phenyl-1-naphthylamine | |
US2185219A (en) | Furfuryl n-morpholine alkyl halide medicinal preparation | |
JP5426120B2 (ja) | ジベンジリデンアルジトール類の製造方法 | |
KR20030041038A (ko) | 방향족 알데히드와 다가 알코올의 축합반응에 의한디아세탈의 제조방법 | |
Graymore | CCIII.—The reduction products of certain cyclic methyleneamines |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |