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JPH0789822B2 - 粉体加水ミキサ− - Google Patents

粉体加水ミキサ−

Info

Publication number
JPH0789822B2
JPH0789822B2 JP9155887A JP9155887A JPH0789822B2 JP H0789822 B2 JPH0789822 B2 JP H0789822B2 JP 9155887 A JP9155887 A JP 9155887A JP 9155887 A JP9155887 A JP 9155887A JP H0789822 B2 JPH0789822 B2 JP H0789822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
powder
mixer
stirring
blade
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP9155887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63254938A (ja
Inventor
愛光 小島
Original Assignee
安田工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 安田工機株式会社 filed Critical 安田工機株式会社
Priority to JP9155887A priority Critical patent/JPH0789822B2/ja
Publication of JPS63254938A publication Critical patent/JPS63254938A/ja
Publication of JPH0789822B2 publication Critical patent/JPH0789822B2/ja
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小麦粉、そば粉等の粉体に水、食塩水、カン
水などの水を加えて混練してなる多加水粉体混練物を得
るための粉体加水ミキサーに関するものである。
〔従来の技術〕
小麦粉等の粉体を、円筒体内で攪拌翼の付いた回転軸を
回転させて攪拌するとともに、粉体に給水して機械的に
かつ連続的に混練加水する装置は従来より知られてい
る。これらの多くは製めん機として知られており、実用
に供されているが、機械製めんでは加水量が粉体に対し
てせいぜい40%程度であり、めんとして十分なものは得
られていない。
小麦粉のような粉体を水と混練してめん等を得る場合問
題となることは、グルテンの生成量でありまた生成され
た状態である。一般に50%以上の水を加えて混練したと
き、滑らかさ、粘り、ソフトさ、弾力などの点で良好な
ものがえられるとされている。そのため、従来の混練装
置でも種々の給水方法が試みられているが、機械的に行
なう場合には粉体に加わる力もつよいため、多量の水を
含ませるとグルテンが混練中に破壊されたり、また混練
物が装置から取だせなくなるなどの問題が生じている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記実情に鑑み、粉体に加える水の供給位置を
工夫することにとって、澱粉の性質および生成されるグ
ルテンの性質を損なうことなく、良好な特性を有する多
加水粉体混練物を得ることができる粉体加水ミキサーを
提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の粉体加水ミキサーは、基端部側に粉体供給口を
有し先端部に加水粉体の排出口を有する円筒状ミキサー
本体と、該ミキサー本体内に装着された回転軸とからな
り、 該回転軸は、該ミキサー本体の粉体供給口に相応する位
置に粉体送り用スクリュー翼を備え、該スクリュー翼よ
り該ミキサー本体の先端部側に攪拌送り羽根を所定枚数
備えてなり、かつ 該回転軸を経て攪拌送り羽根の少なくとも1枚に到る給
水孔を有し、該攪拌送り羽根の先端部に該給水孔の水噴
出口を開口させたことを特徴とする。
本発明において、回転軸に設ける攪拌送り羽根は回転軸
の軸線に対して10〜60°の角度で、軸線を中心にして対
になるように2枚設け、かつ軸線方向に取付位置を90°
づつづらして所定枚数設ける。攪拌送り羽根の枚数は攪
拌する部分の長さによつて異なるが、たとえば攪拌部の
長さが240mm程度のとき巾25mmの羽根を45°の角度で7
〜8箇所、径14〜16枚設けるとよい。
攪拌送り羽根に設ける水噴出口は通常羽根1枚に対して
1個でよい。しかしながら2個以上設けてもよい。水噴
出口を設ける羽根は、スクリュー翼に隣接する位置の2
枚の攪拌送り羽根の先端部位で、該羽根の回転方向と逆
方向の位置に水噴出口を開口させるとよい。必要に応じ
て他の羽根に設けてもよく、また水噴出口は羽根の先端
に設けてもよい。
水噴出口の大きさは特に限定されないが、羽根の厚さが
3mmの場合1〜1.5mm程度とするとよい。
また、回転軸の回転速度は特に限定されないが、1000〜
4000RPM、好ましくは2000〜3000RPM程度である。これ以
外の回転速度でもよいことは勿論である。
〔作用〕 回転軸の軸面より水、食塩水、カン水などの混練用の水
(以下単に水という)を噴出させる方法は知られている
が、回転軸は高速度で回転されるため噴出口の大きさ等
を十分に検討しないと微細な水滴とならずに粉体に混入
され、そのため均一に水を含んだ混練物が得られないな
どの問題があつた。本発明の装置では水噴出口を攪拌送
り羽根の先端部に設け、かつその位置を該羽根の回転方
向と逆方向の位置に開口させたため、羽根が高速度で回
転すると羽根の後部にあたる水噴出口が設けられている
部分は負圧状態となるため、噴出された水は霧状となつ
て粉体中に均一に分散する。そのため、粉体に一様に混
合されるだけでなく、粉体に急速に吸収されるため、多
くの水を含ませることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の粉体加水ミキサーの1例を示す断面図
で、1は円筒状ミキサー本体、2は回転軸、3は回転軸
2に設けられた攪拌送り羽根、4はスクリュー翼を示
す。ホッパー6から粉体がミキサー本体内に供給される
と、スクリュー翼4によつて図中左側の方向、すなわち
ミキサー本体の先端部へと送られ、水噴出口51が設けら
れている羽根31を通過するときに水が付与されたのち他
の羽根3、3、……によって攪拌混合され加水されて、
ミキサー本体の排出口101より排出される。なお、第1
図において5は給水孔、7は水槽、8は給水パイプ、9
はポンプを示す。
第2図〜第4図は、水噴出口51を設けた攪拌送り羽根31
の各例を示す図である。第2図(b)に示すように羽根
31はスクリュー翼4に説しているように設けるのが好ま
しい。
第5図〜第6図は本発明ミキサーを使用した製めん装置
の例である。なお、この装置は第7図に示すようにミキ
サーを有する加水部A、めん帯、めん線製造部Bおよび
架台部Cとからなつており、これらは必要に応じて結合
または分離できるようになつている。それ故、パン生地
等を得る場合には、めん帯、めん線製造部Bを切離し他
のロールを有するものを取付けるとよい。
第5図〜第6図において、61は粉体を入れたホッパー、
62は定量フィーダー、63は振動ホッパー、10はミキサ
ー、11はロール、12はロール調節ネジ、13はカッター、
14は押込部材、15はレバー、16は操作盤を示す。
〔発明の効果〕
本発明ミキサーによれば、上記したように水が攪拌送り
羽根の回転により生じる負圧により霧状となるため、粉
体に一様にまざり、その結果高含水量の多加水粉体混練
物が選られる。
得られた多加水粉体混練物は、例えば52%の含水量もの
でも、ミキサー本体の内壁にくっつくことなく該本体よ
り排出され、このものは粉体として性質を残している。
この多加水粉体混練物より製造しためん線は、例えば巾
3.8mm、厚さ2.5mmのもの1食分は30秒でゆであがり、得
られたゆでめん非常に良好なものであった。めんの製造
に際しても、ロール・カッターに付着することもない。
また、本発明で得られる多加水粉体混練物は非常に弾力
性に富み、強靱でもあるため、まんじゅうやシュウマ
イ、ワンタン、ギョウザの皮などとしても使用できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ミキサーのの断面図、 第2図(a)、(b)ないし第4図は水噴出口を設けた
攪拌送り羽根の各例を示す斜視図、 第5図ないし第7図は本発明ミキサーを使用した製めん
装置の側面図、正面図および分解斜視図である。 図中、1…ミキサー本体、 2…回転軸 3…攪拌送り羽根 31…水噴出口を設けた攪拌送り羽根 4…スクリュー翼 51…水噴出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部側に粉体供給口を有し先端部に加水
    粉体の排出口を有する円筒状ミキサー本体と、該ミキサ
    ー本体内に装着された回転軸とからなり、 該回転軸は、該ミキサー本体の粉体供給口に相応する位
    置に粉体送り用スクリュー翼を備え、該スクリュー翼よ
    り該ミキサー本体の先端部側に攪拌送り羽根を所定枚数
    備えてなり、かつ 該回転軸を経て攪拌送り羽根の少なくとも1枚に到る給
    水孔を有し、該攪拌送り羽根の先端部に該給水孔の水噴
    出口を開口させたことを特徴とする粉体加水ミキサー。
  2. 【請求項2】スクリュー翼に隣接する位置の2枚の攪拌
    送り羽根の先端部位で、該羽根の回転方向と逆方向の位
    置に水噴出口を開口させたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の粉体加水ミキサー。
  3. 【請求項3】攪拌送り羽根が、回転軸の軸線に対し10〜
    60°の角度で、軸線を中心にして対になるように2枚設
    けられ、かつ軸線方向に取付位置を90°づつづらして所
    定枚数設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の粉体加水ミキサー。
JP9155887A 1987-04-14 1987-04-14 粉体加水ミキサ− Expired - Fee Related JPH0789822B2 (ja)

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JP9155887A JPH0789822B2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 粉体加水ミキサ−

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Publication Number Publication Date
JPS63254938A JPS63254938A (ja) 1988-10-21
JPH0789822B2 true JPH0789822B2 (ja) 1995-10-04

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JP9155887A Expired - Fee Related JPH0789822B2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 粉体加水ミキサ−

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JP (1) JPH0789822B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066965B2 (en) 2000-11-08 2006-06-27 L'oreal S.A. Bleaching composition for keratinous fibers comprising an associate polyurethane
US7077869B2 (en) 2000-11-08 2006-07-18 L'oreal S.A. Composition for bleaching or permanent waving of keratinous fibers comprising a cationic associative polyurethane
US7101405B2 (en) 2000-11-08 2006-09-05 L'oreal S.A. Oxidation dyeing composition for karatinous fibers comprising a cationic associative polyurethane
US7108726B2 (en) 2000-11-08 2006-09-19 L'oreal S.A. Direct dyeing composition for keratinous fibres comprising a cationic associative polyurethane

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066965B2 (en) 2000-11-08 2006-06-27 L'oreal S.A. Bleaching composition for keratinous fibers comprising an associate polyurethane
US7077869B2 (en) 2000-11-08 2006-07-18 L'oreal S.A. Composition for bleaching or permanent waving of keratinous fibers comprising a cationic associative polyurethane
US7101405B2 (en) 2000-11-08 2006-09-05 L'oreal S.A. Oxidation dyeing composition for karatinous fibers comprising a cationic associative polyurethane
US7108726B2 (en) 2000-11-08 2006-09-19 L'oreal S.A. Direct dyeing composition for keratinous fibres comprising a cationic associative polyurethane

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Publication number Publication date
JPS63254938A (ja) 1988-10-21

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