JPH0789460B2 - 超小形スライドスイッチの製造方法 - Google Patents
超小形スライドスイッチの製造方法Info
- Publication number
- JPH0789460B2 JPH0789460B2 JP3029530A JP2953091A JPH0789460B2 JP H0789460 B2 JPH0789460 B2 JP H0789460B2 JP 3029530 A JP3029530 A JP 3029530A JP 2953091 A JP2953091 A JP 2953091A JP H0789460 B2 JPH0789460 B2 JP H0789460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed contact
- contact piece
- metal plate
- movable contact
- contact pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Slide Switches (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばDIPスイッ
チに適用される超小形スライドスイッチの製造方法に関
する。
チに適用される超小形スライドスイッチの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、この種のスライドスイッチは超小
型化されている。このため、スライドスイッチを構成す
る可動接片も当然超小型化され、現在では、幅が1mm以
下とされている。
型化されている。このため、スライドスイッチを構成す
る可動接片も当然超小型化され、現在では、幅が1mm以
下とされている。
【0003】図9は、従来のスライドスイッチの可動接
片を示すものである。この可動接片91はフープ状の金
属92を打ち抜いて形成され、接点部93、94が図示
せぬスイッチケースの底部に固定して配設された固定接
点に接触されるようになっている。この可動接片91に
は、この可動接片91を駆動する操作子95が取着され
る。すなわち、可動接片91の中央部には、透孔96が
設けられ、この透孔96に操作子95の突起97が挿入
される。そして、この挿入状態において、突起97が熱
変形され、操作子95が可動接片91に固定される。こ
の後、橋絡部98、99が切断され、可動接片91は図
示せぬスイッチケースに組込まれる。
片を示すものである。この可動接片91はフープ状の金
属92を打ち抜いて形成され、接点部93、94が図示
せぬスイッチケースの底部に固定して配設された固定接
点に接触されるようになっている。この可動接片91に
は、この可動接片91を駆動する操作子95が取着され
る。すなわち、可動接片91の中央部には、透孔96が
設けられ、この透孔96に操作子95の突起97が挿入
される。そして、この挿入状態において、突起97が熱
変形され、操作子95が可動接片91に固定される。こ
の後、橋絡部98、99が切断され、可動接片91は図
示せぬスイッチケースに組込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
可動接片91は、幅Wが0.6〜0.8mm程度であると
ともに、弾性を持たせるためにその形状が複雑である。
しかも、可動接片91の中央に設けられる透孔96の直
径は0.3mm程度であり、このように微細な透孔96に
操作子95の突起97を挿入することは極めて困難であ
り、組立てが繁雑なものである。
可動接片91は、幅Wが0.6〜0.8mm程度であると
ともに、弾性を持たせるためにその形状が複雑である。
しかも、可動接片91の中央に設けられる透孔96の直
径は0.3mm程度であり、このように微細な透孔96に
操作子95の突起97を挿入することは極めて困難であ
り、組立てが繁雑なものである。
【0005】また、操作子95と可動接片91とを固定
する突起97は、透孔96と同様に直径が0.3mm程度
であるため、十分な強度を得ることが難しく、操作子9
5を操作してスイッチ状態を切換える際、折れてしまう
等の問題を有している。
する突起97は、透孔96と同様に直径が0.3mm程度
であるため、十分な強度を得ることが難しく、操作子9
5を操作してスイッチ状態を切換える際、折れてしまう
等の問題を有している。
【0006】そこで、固定接片を折曲し、固定接片に弾
性を持たせることが考えられる。しかし、この場合、固
定接片に対してスイッチケースをインサート成型する場
合、折曲した固定接片の裏側にスイッチケースを構成す
る樹脂が侵入し、固定接片が動かなくなる問題を有して
いる。
性を持たせることが考えられる。しかし、この場合、固
定接片に対してスイッチケースをインサート成型する場
合、折曲した固定接片の裏側にスイッチケースを構成す
る樹脂が侵入し、固定接片が動かなくなる問題を有して
いる。
【0007】この発明は、超小形化されたスライドスイ
ッチに係わる課題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、製造が容易であるととも
に、固定接片の裏側に樹脂が侵入することを防止して、
固定接片の動作に必要なスペースを確保することが可能
な超小形スライドスイッチの製造方法を提供しようとす
るものである。
ッチに係わる課題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、製造が容易であるととも
に、固定接片の裏側に樹脂が侵入することを防止して、
固定接片の動作に必要なスペースを確保することが可能
な超小形スライドスイッチの製造方法を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、金属板に一端部が互いに対向し、他端部
が前記金属板に保持され、前記一端部が互いに金属板の
一方面から突出するように折曲された少なくとも一対の
弾性を有する固定接片を形成する工程と、前記金属板の
他方面側に前記固定接片の一端部相互間に対する樹脂の
侵入を阻止するスペーサ部材を取着する工程と、前記金
属板の他方面側及び前記固定接片の一端部上を除く前記
金属板の一方面側に樹脂を注入し、前記金属板の一方面
側に前記固定接片の先端部に接触される平板状の可動接
片を有した操作子が収容される収容部を有したスイッチ
ケースを形成する工程とを有している。
解決するため、金属板に一端部が互いに対向し、他端部
が前記金属板に保持され、前記一端部が互いに金属板の
一方面から突出するように折曲された少なくとも一対の
弾性を有する固定接片を形成する工程と、前記金属板の
他方面側に前記固定接片の一端部相互間に対する樹脂の
侵入を阻止するスペーサ部材を取着する工程と、前記金
属板の他方面側及び前記固定接片の一端部上を除く前記
金属板の一方面側に樹脂を注入し、前記金属板の一方面
側に前記固定接片の先端部に接触される平板状の可動接
片を有した操作子が収容される収容部を有したスイッチ
ケースを形成する工程とを有している。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】すなわち、この発明によれば、一端部が互いに
金属板の一方面から突出するように折曲された少なくと
も一対の弾性を有する固定接片が設けられた金属板の他
方面側にスペーサ部材を取着し、この後、金属板の他方
面側及び固定接片の一端部上を除く金属板の一方面側に
樹脂を注入し、金属板の一方面側に収容部を有するスイ
ッチケースを形成している。したがって、スイッチケー
スを形成する際、スペーサ部材によって固定接片の一端
部相互間に樹脂が侵入することを阻止できるため、超小
形の固定接片が動作するに必要なスペースを確実に保持
することができる。 しかも、スペーサ部材は金属板の他
方面側に取着するだけでよいため、製造が容易であると
ともに、製造工数の大幅な増加も伴わないため、量産性
に優れている。
金属板の一方面から突出するように折曲された少なくと
も一対の弾性を有する固定接片が設けられた金属板の他
方面側にスペーサ部材を取着し、この後、金属板の他方
面側及び固定接片の一端部上を除く金属板の一方面側に
樹脂を注入し、金属板の一方面側に収容部を有するスイ
ッチケースを形成している。したがって、スイッチケー
スを形成する際、スペーサ部材によって固定接片の一端
部相互間に樹脂が侵入することを阻止できるため、超小
形の固定接片が動作するに必要なスペースを確実に保持
することができる。 しかも、スペーサ部材は金属板の他
方面側に取着するだけでよいため、製造が容易であると
ともに、製造工数の大幅な増加も伴わないため、量産性
に優れている。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0016】図1乃至図4において、DIPスライドス
イッチのスイッチケース11は、長手方向の長さが1
2.5mmであり、短手方向の長さが6.2mmである。こ
のスイッチケース11には、収容部12が設けられてい
る。この収容部12の底部には、図1、図3、図4に示
すごとく、スペーサ部材13を介在して複数の固定接片
14a〜14h、15a〜15hが設けられている。こ
れら固定接片14a〜14h、15a〜15hのうち、
スイッチケース11から延出された端部は接続端子とさ
れる。これら固定接片14a〜14h、15a〜15h
はそれぞれ上方に折曲して弾性を有するようになされて
いる。
イッチのスイッチケース11は、長手方向の長さが1
2.5mmであり、短手方向の長さが6.2mmである。こ
のスイッチケース11には、収容部12が設けられてい
る。この収容部12の底部には、図1、図3、図4に示
すごとく、スペーサ部材13を介在して複数の固定接片
14a〜14h、15a〜15hが設けられている。こ
れら固定接片14a〜14h、15a〜15hのうち、
スイッチケース11から延出された端部は接続端子とさ
れる。これら固定接片14a〜14h、15a〜15h
はそれぞれ上方に折曲して弾性を有するようになされて
いる。
【0017】また、各対向する固定接片14a、15a
〜14h、15h上には、それぞれ操作子16a〜16
hが設けられている。これら操作子16a〜16hの下
面部一部には、図1、図3、図4に示すごとく、可動接
片17a〜17hとしての例えば平板状の導電性金属が
インサート成型によって設けられている。さらに、操作
子16a〜16hの上面中央部には、それぞれ操作部1
61が設けられ、これら操作部161の両側に位置する
操作子16a〜16hの上面には、操作子の移動方向に
沿って複数の凹部162がそれぞれ設けられている。こ
れら操作子16a〜16hはスイッチケース11に嵌合
固定されるカバー18によって移動自在に位置決めされ
る。
〜14h、15h上には、それぞれ操作子16a〜16
hが設けられている。これら操作子16a〜16hの下
面部一部には、図1、図3、図4に示すごとく、可動接
片17a〜17hとしての例えば平板状の導電性金属が
インサート成型によって設けられている。さらに、操作
子16a〜16hの上面中央部には、それぞれ操作部1
61が設けられ、これら操作部161の両側に位置する
操作子16a〜16hの上面には、操作子の移動方向に
沿って複数の凹部162がそれぞれ設けられている。こ
れら操作子16a〜16hはスイッチケース11に嵌合
固定されるカバー18によって移動自在に位置決めされ
る。
【0018】すなわち、このカバー18には、前記操作
子16a〜16hに対応して矩形状の開口部18a〜1
8hが設けられており、各開口部18a〜18hから操
作子16a〜16hの各操作部161が移動自在に突出
される。但し、この各操作部161の先端部は、カバー
18の上面と一致されている。また、各開口部18a〜
18hの長手方向に沿った側壁181の下面には、図
1、図4に示すごとく、それぞれ複数の突起182が設
けられている。これら突起182には、前記操作子16
a〜16hに設けられた突起162が、固定接片14
a、15a〜14h、15hの付勢力によってそれぞれ
圧接される。また、スイッチケース11の上面には、カ
バー18の開口部18a〜18hを覆うように、防水お
よび防塵用のシール19が接着される。
子16a〜16hに対応して矩形状の開口部18a〜1
8hが設けられており、各開口部18a〜18hから操
作子16a〜16hの各操作部161が移動自在に突出
される。但し、この各操作部161の先端部は、カバー
18の上面と一致されている。また、各開口部18a〜
18hの長手方向に沿った側壁181の下面には、図
1、図4に示すごとく、それぞれ複数の突起182が設
けられている。これら突起182には、前記操作子16
a〜16hに設けられた突起162が、固定接片14
a、15a〜14h、15hの付勢力によってそれぞれ
圧接される。また、スイッチケース11の上面には、カ
バー18の開口部18a〜18hを覆うように、防水お
よび防塵用のシール19が接着される。
【0019】次に、上記構成のスライドスイッチの製造
方法について説明する。
方法について説明する。
【0020】図5に示すごとく、前記固定接片14a〜
14h、15a〜15hは、フープ状金属21に打ち抜
き形成される。フープ状金属21には固定接片14a〜
14h、15a〜15hとともに、固定接片14a、1
5aおよび固定接片14h、15hに隣接して保持部材
22、23が打ち抜き形成される。これら保持部材2
2、23の中央部には、透孔22a、23aが設けられ
ている。これら透孔22a、23aには、前記スペーサ
部材13の長手方向両端に設けられた突起131、13
2が挿入され、この状態で突起131、132が熱変形
され、図6に示すごとく、スペーサ部材13が保持部材
22、23に固定される。このスペーサ部材13には、
図5に示すごとく、固定接片14a、15a〜固定接片
14h、15hに対応して凹部13a〜13hが設けら
れており、固定接片14a〜14h、15a〜15hが
上下動する場合に十分なストロークが得られるととも
に、固定接片14a〜14h、15a〜15hに十分な
弾性力が設定できるようになっている。
14h、15a〜15hは、フープ状金属21に打ち抜
き形成される。フープ状金属21には固定接片14a〜
14h、15a〜15hとともに、固定接片14a、1
5aおよび固定接片14h、15hに隣接して保持部材
22、23が打ち抜き形成される。これら保持部材2
2、23の中央部には、透孔22a、23aが設けられ
ている。これら透孔22a、23aには、前記スペーサ
部材13の長手方向両端に設けられた突起131、13
2が挿入され、この状態で突起131、132が熱変形
され、図6に示すごとく、スペーサ部材13が保持部材
22、23に固定される。このスペーサ部材13には、
図5に示すごとく、固定接片14a、15a〜固定接片
14h、15hに対応して凹部13a〜13hが設けら
れており、固定接片14a〜14h、15a〜15hが
上下動する場合に十分なストロークが得られるととも
に、固定接片14a〜14h、15a〜15hに十分な
弾性力が設定できるようになっている。
【0021】この後、図7に示すごとく、固定接片14
a〜14h、15a〜15hの上方に、分割可能な上型
24、25が設けられるとともに、固定接片14a〜1
4h、15a〜15hの下方に、図示せぬ下型を設定し
た状態で、これら型の内部に樹脂が注入され、スイッチ
ケース11が形成される。この樹脂注入に際して、固定
接片14a〜14h、15a〜15hの下方には、前記
スペーサ部材13が設けられているため、固定接片14
a〜14h、15a〜15hの下方に樹脂が侵入するこ
とがない。したがって、固定接片14a〜14h、15
a〜15hの動作に必要なスペースを確保することがで
きる。
a〜14h、15a〜15hの上方に、分割可能な上型
24、25が設けられるとともに、固定接片14a〜1
4h、15a〜15hの下方に、図示せぬ下型を設定し
た状態で、これら型の内部に樹脂が注入され、スイッチ
ケース11が形成される。この樹脂注入に際して、固定
接片14a〜14h、15a〜15hの下方には、前記
スペーサ部材13が設けられているため、固定接片14
a〜14h、15a〜15hの下方に樹脂が侵入するこ
とがない。したがって、固定接片14a〜14h、15
a〜15hの動作に必要なスペースを確保することがで
きる。
【0022】この後、スイッチケース11の収容部12
内に、可動接片17a〜17hがそれぞれ設けられた操
作子16a〜16hが配設された後、カバー18が装着
され、さらに、スイッチケース11の上面にシール19
が接着される。この後、固定接片14a〜14h、15
a〜15hや保持部材22、23がフープ状金属21か
ら切り離される。
内に、可動接片17a〜17hがそれぞれ設けられた操
作子16a〜16hが配設された後、カバー18が装着
され、さらに、スイッチケース11の上面にシール19
が接着される。この後、固定接片14a〜14h、15
a〜15hや保持部材22、23がフープ状金属21か
ら切り離される。
【0023】上記構成において、図3に示すごとく、操
作子16hが、固定接片14h側に移動されている場合
は、可動接片17hが固定接片14hにのみ接触してい
るため、スイッチ状態はオフとなっている。この状態に
おいて、操作子16hを固定接片15h側に操作する
と、図4に示すごとく、可動接片17hによって固定接
片14hと固定接片15hとが接続され、スイッチ状態
がオンとなる。
作子16hが、固定接片14h側に移動されている場合
は、可動接片17hが固定接片14hにのみ接触してい
るため、スイッチ状態はオフとなっている。この状態に
おいて、操作子16hを固定接片15h側に操作する
と、図4に示すごとく、可動接片17hによって固定接
片14hと固定接片15hとが接続され、スイッチ状態
がオンとなる。
【0024】上記実施例によれば、固定接片14a〜1
4h、15a〜15hを互いに一方側に折曲して弾性を
有するようにしている。したがって、可動接片17a〜
17hを平板状とすることができるため、可動接片17
a〜17hを操作子16a〜16hに容易に固定するこ
とができる。
4h、15a〜15hを互いに一方側に折曲して弾性を
有するようにしている。したがって、可動接片17a〜
17hを平板状とすることができるため、可動接片17
a〜17hを操作子16a〜16hに容易に固定するこ
とができる。
【0025】この平板状の可動接片17a〜17hは、
操作子16a〜16hにインサート成型することによ
り、可動接片17a〜17hの幅が0.6〜0.8mm程
度と超小型であっても、従来に比べて容易に製造するこ
とができるものである。しかも、可動接片17a〜17
hと操作子16a〜16hとの結合が強固であるため、
可動接片17a〜17hが操作子16a〜16hから脱
落することがないものである。
操作子16a〜16hにインサート成型することによ
り、可動接片17a〜17hの幅が0.6〜0.8mm程
度と超小型であっても、従来に比べて容易に製造するこ
とができるものである。しかも、可動接片17a〜17
hと操作子16a〜16hとの結合が強固であるため、
可動接片17a〜17hが操作子16a〜16hから脱
落することがないものである。
【0026】また、固定接片14a〜14h、15a〜
15hに対して、スイッチケース11を設ける場合、こ
れより先に、固定接片14a〜14h、15a〜15h
の下方にスペーサ部材13を取着している。したがっ
て、スイッチケース11を形成するための樹脂を注入し
た場合、スペーサ部材13によって、固定接片14a〜
14h、15a〜15hの下側に樹脂が入り込むことを
防止できるため、固定接片14a〜14h、15a〜1
5hの動作に必要なスペースを確保することができるも
のである。
15hに対して、スイッチケース11を設ける場合、こ
れより先に、固定接片14a〜14h、15a〜15h
の下方にスペーサ部材13を取着している。したがっ
て、スイッチケース11を形成するための樹脂を注入し
た場合、スペーサ部材13によって、固定接片14a〜
14h、15a〜15hの下側に樹脂が入り込むことを
防止できるため、固定接片14a〜14h、15a〜1
5hの動作に必要なスペースを確保することができるも
のである。
【0027】なお、上記実施例において、可動接片17
a〜17hは、操作子16a〜16hにインサート成型
したが、これに限定されるものではなく、操作子16a
〜16hの下面部一部に金属を蒸着して形成してもよ
い。
a〜17hは、操作子16a〜16hにインサート成型
したが、これに限定されるものではなく、操作子16a
〜16hの下面部一部に金属を蒸着して形成してもよ
い。
【0028】その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、製造が容易であるとともに、操作子に対して可動接
片を強固に取着でき、しかも、固定接片の裏側に樹脂が
侵入することを防止して、固定接片の動作に必要なスペ
ースを確保することが可能な超小形スライドスイッチの
製造方法を提供できる。
ば、製造が容易であるとともに、操作子に対して可動接
片を強固に取着でき、しかも、固定接片の裏側に樹脂が
侵入することを防止して、固定接片の動作に必要なスペ
ースを確保することが可能な超小形スライドスイッチの
製造方法を提供できる。
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1の組立て状態を示す斜視図
【図3】図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】図2の4−4線に沿った断面図。
【図5】可動接片の製造方法を示す分解斜視図。
【図6】可動接片の製造方法を示す斜視図。
【図7】スイッチケースの製造方法を示す斜視図。
【図8】スイッチケースの製造方法を示す平面図。
【図9】従来の可動接片の製造方法を示す斜視図。
11…スイッチケース、12…収容部、13…スペーサ
部材、14a〜14h,15a〜15h…固定接片、1
6a〜16h…操作子、17a〜17h…可動接片、1
8…カバー。
部材、14a〜14h,15a〜15h…固定接片、1
6a〜16h…操作子、17a〜17h…可動接片、1
8…カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−28682(JP,A) 実開 昭62−136017(JP,U) 実開 昭50−139960(JP,U) 実開 昭64−8706(JP,U) 実開 昭62−49832(JP,U) 特公 昭47−27706(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】 金属板に一端部が互いに対向し、他端部
が前記金属板に保持され、前記一端部が互いに金属板の
一方面から突出するように折曲された少なくとも一対の
弾性を有する固定接片を形成する工程と、前記金属板の他方面側に前記固定接片の一端部相互間に
対する樹脂の侵入を阻止する スペーサ部材を取着する工
程と、前記金属板の他方面側及び前記固定接片の一端部上を除
く前記金属板の一方面側に樹脂を注入し、前記金属板の
一方面側に前記固定接片の先端部に接触される平板状の
可動接片を有した 操作子が収容される収容部を有したス
イッチケースを形成する工程とを具備したことを特徴と
する超小形スライドスイッチの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3029530A JPH0789460B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 超小形スライドスイッチの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3029530A JPH0789460B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 超小形スライドスイッチの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349318A JPH04349318A (ja) | 1992-12-03 |
JPH0789460B2 true JPH0789460B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12278665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3029530A Expired - Fee Related JPH0789460B2 (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 超小形スライドスイッチの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789460B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2590291Y2 (ja) * | 1992-08-27 | 1999-02-10 | 日本開閉器工業株式会社 | プリント基板用小形スイッチ |
JP2590290Y2 (ja) * | 1992-08-27 | 1999-02-10 | 日本開閉器工業株式会社 | プリント基板用小形スイッチ |
CN102446644B (zh) * | 2010-10-14 | 2014-07-09 | 百容电子股份有限公司 | 程式开关的制造方法 |
CN102360974B (zh) * | 2011-10-07 | 2013-09-25 | 东莞市广督实业有限公司 | 指拨开关自动插pin机 |
CN103887099B (zh) * | 2012-12-21 | 2016-04-27 | 谢新梅 | 一种指拨开关的制造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2326225A1 (de) * | 1972-06-28 | 1974-01-10 | Exxon Research Engineering Co | Verfahren zur reinigung organischer ester von chemisch wirksamen und elektrisch leitenden verunreinigungen und die verwendung der gereinigten ester als elektrische isoliermaterialien |
JPS5228682A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-03 | Matsukiyuu Kk | Small slide switch |
JPS60142530A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Yokowo Mfg Co Ltd | 回路基板等の検査装置 |
JPS6123283A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-31 | Toppan Printing Co Ltd | Icカ−ドの製造方法 |
JPS62103620A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-14 | Canon Inc | 液晶セル |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3029530A patent/JPH0789460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04349318A (ja) | 1992-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6719577B2 (en) | Card connector | |
KR100235154B1 (ko) | 푸시온스위치 | |
EP2015328B1 (en) | Push-button switch | |
JPH0637557Y2 (ja) | スイツチ装置 | |
US4506119A (en) | Snap action slide switch with wiping action | |
JPH033940Y2 (ja) | ||
US5032698A (en) | Switch device with transversely flexible means for coupling driving bar and handling knob | |
US5278370A (en) | Push switch | |
JPH0789460B2 (ja) | 超小形スライドスイッチの製造方法 | |
EP0101958B1 (en) | Push button switch | |
US6689967B2 (en) | Slide switch | |
JPH0526652Y2 (ja) | ||
JP2578870Y2 (ja) | 押し釦スイッチ | |
US4405845A (en) | Push-button switch | |
EP2003670B1 (en) | Compound operation input device | |
KR860000839Y1 (ko) | 슬라이드 스위치 | |
JP2009134950A (ja) | プッシュスイッチ付きスライドスイッチ | |
US4426559A (en) | Push button switch having two resilient contacts operated at different times | |
CN114141564A (zh) | 按钮开关 | |
JP2901094B2 (ja) | 電気押ボタンスイッチ、特に自動車用危険監視信号スイッチ | |
JPS633065Y2 (ja) | ||
JP3882251B2 (ja) | プッシュ機構付スライドスイッチ | |
JP7575648B2 (ja) | 電気スイッチ装置 | |
JP3858303B2 (ja) | 自動復帰式スライドスイッチ | |
JP2913240B2 (ja) | スイッチ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |