JPH0786848A - 信号出力回路 - Google Patents
信号出力回路Info
- Publication number
- JPH0786848A JPH0786848A JP5250151A JP25015193A JPH0786848A JP H0786848 A JPH0786848 A JP H0786848A JP 5250151 A JP5250151 A JP 5250151A JP 25015193 A JP25015193 A JP 25015193A JP H0786848 A JPH0786848 A JP H0786848A
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- JP
- Japan
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- resistors
- pair
- output
- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 デジタル信号を相補的アナログ信号に変換す
るDAC10の出力端は、一端が相互接続された第1対
の抵抗器68、70の夫々他端と、一端が相互接続され
た、第1対の抵抗器より抵抗値が大幅に大きい第2対の
抵抗器72、74の夫々他端とに接続される。演算増幅
器76の反転入力端子は、第1対の抵抗器の相互接続点
に接続され、非反転入力端子は基準電圧源に接続され
る。第1対の抵抗器が相補出力電圧を検出し、演算増幅
器等の動作によりその和が基準電位になるようにするこ
とにより、相補出力電圧が基準電圧を中心として変化す
るように、第2対の抵抗器の相互接続電圧の電位が調節
される。よって、DACの入力基準電圧を調節しても、
中心レベルが変化しない相補出力信号が得られる。 【効果】 DACの入力基準電圧を調節して1ビット当
たりのアナログ出力信号の大きさが変化しても、常に基
準電圧を中心レベルとする相補出力信号が得られる。
るDAC10の出力端は、一端が相互接続された第1対
の抵抗器68、70の夫々他端と、一端が相互接続され
た、第1対の抵抗器より抵抗値が大幅に大きい第2対の
抵抗器72、74の夫々他端とに接続される。演算増幅
器76の反転入力端子は、第1対の抵抗器の相互接続点
に接続され、非反転入力端子は基準電圧源に接続され
る。第1対の抵抗器が相補出力電圧を検出し、演算増幅
器等の動作によりその和が基準電位になるようにするこ
とにより、相補出力電圧が基準電圧を中心として変化す
るように、第2対の抵抗器の相互接続電圧の電位が調節
される。よって、DACの入力基準電圧を調節しても、
中心レベルが変化しない相補出力信号が得られる。 【効果】 DACの入力基準電圧を調節して1ビット当
たりのアナログ出力信号の大きさが変化しても、常に基
準電圧を中心レベルとする相補出力信号が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相補信号発生回路に使
用する信号出力回路に関する。
用する信号出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に広く使用されるデジタル・ア
ナログ変換器(以下DAC)には、その用途に応じて多
数の種類が存在するが、入力デジタル信号を2つの相補
アナログ信号に変換できるものとして相補出力型DAC
がある。この様なDACは、例えば、トライクイント社
からTQ6122型として販売されている。
ナログ変換器(以下DAC)には、その用途に応じて多
数の種類が存在するが、入力デジタル信号を2つの相補
アナログ信号に変換できるものとして相補出力型DAC
がある。この様なDACは、例えば、トライクイント社
からTQ6122型として販売されている。
【0003】図2は、相補出力型DAC10及びそれに
関連する出力回路を含む従来の信号出力回路を示す。D
AC10は、正端子が共通に接地されて常に接地電位に
流れ、デジタル入力端子12に供給される入力デジタル
信号の値に応じて相補的に変化する電流I1及びI2を夫
々出力する電流源14及び16を有する。電流I1及び
I2はその和が一定であり、同一直流電流レベルicを基
準にして互いに逆極性に変化する電流i及び−iから成
る電流i+ic及び−i+icで夫々表される。また、入
力デジタル信号の1ビットに対応する電流変化は、DA
C10の基準入力端子13に供給される入力基準電圧に
より決まる。電流源14及び16の負端子は、一端が共
通接続され接地され、等しい抵抗値rを有する抵抗器1
8及び20の他端に夫々接続される。抵抗器18及び2
0の他端は夫々伝送線路22及び24を介して出力端子
26及び28に接続される。出力端子26は、抵抗器3
0を介して電圧源Vsに接続され、出力端子28は、抵
抗器34を介して電圧源Vsに接続される。抵抗器30
及び34は終端抵抗器であり、DAC10内の抵抗器1
8及び20と等しい抵抗値rを有する。
関連する出力回路を含む従来の信号出力回路を示す。D
AC10は、正端子が共通に接地されて常に接地電位に
流れ、デジタル入力端子12に供給される入力デジタル
信号の値に応じて相補的に変化する電流I1及びI2を夫
々出力する電流源14及び16を有する。電流I1及び
I2はその和が一定であり、同一直流電流レベルicを基
準にして互いに逆極性に変化する電流i及び−iから成
る電流i+ic及び−i+icで夫々表される。また、入
力デジタル信号の1ビットに対応する電流変化は、DA
C10の基準入力端子13に供給される入力基準電圧に
より決まる。電流源14及び16の負端子は、一端が共
通接続され接地され、等しい抵抗値rを有する抵抗器1
8及び20の他端に夫々接続される。抵抗器18及び2
0の他端は夫々伝送線路22及び24を介して出力端子
26及び28に接続される。出力端子26は、抵抗器3
0を介して電圧源Vsに接続され、出力端子28は、抵
抗器34を介して電圧源Vsに接続される。抵抗器30
及び34は終端抵抗器であり、DAC10内の抵抗器1
8及び20と等しい抵抗値rを有する。
【0004】電流源14及び16を流れる電流は0から
最大値まで、常に一方向のみであるので、出力電圧を0
ボルトを中心レベルとして変化させるために、抵抗器3
0及び抵抗器34に供給する電圧Vsを適当な値に選択
する。例えば、電流I1及びI2の和が80mA、抵抗器
30及び34の抵抗値rが50オームのとき、電圧Vs
=+2ボルトと設定すれば、出力端子26及び28に発
生する出力電圧V1及びV2は、0ボルトを中心として+
1〜−1ボルトの範囲で変化する。
最大値まで、常に一方向のみであるので、出力電圧を0
ボルトを中心レベルとして変化させるために、抵抗器3
0及び抵抗器34に供給する電圧Vsを適当な値に選択
する。例えば、電流I1及びI2の和が80mA、抵抗器
30及び34の抵抗値rが50オームのとき、電圧Vs
=+2ボルトと設定すれば、出力端子26及び28に発
生する出力電圧V1及びV2は、0ボルトを中心として+
1〜−1ボルトの範囲で変化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すDAC10
では、入力基準電圧に応じて入力デジタル信号の1ビッ
ト当たりの出力電圧が変化する。よって、入力基準電圧
を調節し、同一の入力デジタル信号に対する出力電圧の
振幅が3ボルトになるようにすると、出力電圧は+1〜
−2ボルトの範囲で変化するようになり、0ボルトを中
心として変化しなくなる。
では、入力基準電圧に応じて入力デジタル信号の1ビッ
ト当たりの出力電圧が変化する。よって、入力基準電圧
を調節し、同一の入力デジタル信号に対する出力電圧の
振幅が3ボルトになるようにすると、出力電圧は+1〜
−2ボルトの範囲で変化するようになり、0ボルトを中
心として変化しなくなる。
【0006】図3は、図1の信号出力回路の欠点を補う
ために考えられる信号出力回路を示す。この回路は、図
1の構成に加えて、図1の回路の出力端子に接続された
演算増幅器38及び40から成る緩衝増幅回路と、演算
増幅器42及び抵抗器44、46、48、50から成る
減算回路とを含む。この減算回路は、出力電圧V1から
出力電圧V2を減算する。出力電圧V1の交流成分をv1
とすると、出力電圧V2の交流成分は−v1であり、両出
力電圧の直流成分は等しいので、減算器の出力電圧は2
v1となって、基準電圧の変化に拘らず、出力電圧は0
ボルトを中心として変化する。しかし、図3のDACで
は、相補出力信号が得られず、また、出力用緩衝増幅器
の他に減算回路を使用することにより、高周波数動作が
抑制される。
ために考えられる信号出力回路を示す。この回路は、図
1の構成に加えて、図1の回路の出力端子に接続された
演算増幅器38及び40から成る緩衝増幅回路と、演算
増幅器42及び抵抗器44、46、48、50から成る
減算回路とを含む。この減算回路は、出力電圧V1から
出力電圧V2を減算する。出力電圧V1の交流成分をv1
とすると、出力電圧V2の交流成分は−v1であり、両出
力電圧の直流成分は等しいので、減算器の出力電圧は2
v1となって、基準電圧の変化に拘らず、出力電圧は0
ボルトを中心として変化する。しかし、図3のDACで
は、相補出力信号が得られず、また、出力用緩衝増幅器
の他に減算回路を使用することにより、高周波数動作が
抑制される。
【0007】したがって、本発明の目的は、DACの入
力基準電圧を調節しても、中心レベルが変化しない相補
出力信号が得られる信号出力回路の提供にある。
力基準電圧を調節しても、中心レベルが変化しない相補
出力信号が得られる信号出力回路の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の信号出力回路で
は、デジタル信号を相補的アナログ信号に変換するDA
Cの出力端は、一端が相互接続された第1対の抵抗器の
夫々他端と、一端が相互接続された、第2対の抵抗器の
夫々他端とに接続される。第1対の抵抗器の抵抗値は、
第2対の抵抗器の抵抗値よりも大幅に大きい。演算増幅
器の反転入力端子は、第1対の抵抗器の相互接続点に接
続され、非反転入力端子は基準電圧源に接続される。
は、デジタル信号を相補的アナログ信号に変換するDA
Cの出力端は、一端が相互接続された第1対の抵抗器の
夫々他端と、一端が相互接続された、第2対の抵抗器の
夫々他端とに接続される。第1対の抵抗器の抵抗値は、
第2対の抵抗器の抵抗値よりも大幅に大きい。演算増幅
器の反転入力端子は、第1対の抵抗器の相互接続点に接
続され、非反転入力端子は基準電圧源に接続される。
【0009】
【作用】第1対の抵抗器が相補出力電圧を検出し、演算
増幅器等の動作によりその和が基準電位になるようにす
ることにより、相補出力電圧が基準電圧を中心として変
化するように、第2対の抵抗器の相互接続電圧の電位が
調節される。よって、DACの入力基準電圧を調節して
も、中心レベルが変化しない相補出力信号が得られる。
増幅器等の動作によりその和が基準電位になるようにす
ることにより、相補出力電圧が基準電圧を中心として変
化するように、第2対の抵抗器の相互接続電圧の電位が
調節される。よって、DACの入力基準電圧を調節して
も、中心レベルが変化しない相補出力信号が得られる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の信号出力回路を示す回路図
である。本発明の信号出力回路は、図2で示したと同一
のDAC10を有する。DAC10の内部構成について
の説明は省略するが、上述と同様に、DAC10は、デ
ジタル信号入力端子60に供給された入力デジタル信号
に応じた相補電流信号I1’及びI2’を出力する。ま
た、入力デジタル信号の1ビットに相当する出力電流
は、基準入力端子62に供給された入力基準電圧によっ
て決まる。DAC10の出力信号は広帯域信号であるの
で、ストリップ・ライン等の伝送線路64及び66を介
して、抵抗器68及び70の一端に夫々供給される。抵
抗器68及び70の他端は、相互に接続される。抵抗器
68及び70は、例えば10kオームの比較的大きな抵
抗値を有する。抵抗器72及び74の一端は、抵抗器6
8及び70の夫々一端に接続され、他端は相互に接続さ
れる。抵抗器72及び74は終端抵抗器であり、DAC
10内の抵抗器18及び20と等しい抵抗値rを有し、
例えば、rは比較的小さい抵抗値50オームである。
である。本発明の信号出力回路は、図2で示したと同一
のDAC10を有する。DAC10の内部構成について
の説明は省略するが、上述と同様に、DAC10は、デ
ジタル信号入力端子60に供給された入力デジタル信号
に応じた相補電流信号I1’及びI2’を出力する。ま
た、入力デジタル信号の1ビットに相当する出力電流
は、基準入力端子62に供給された入力基準電圧によっ
て決まる。DAC10の出力信号は広帯域信号であるの
で、ストリップ・ライン等の伝送線路64及び66を介
して、抵抗器68及び70の一端に夫々供給される。抵
抗器68及び70の他端は、相互に接続される。抵抗器
68及び70は、例えば10kオームの比較的大きな抵
抗値を有する。抵抗器72及び74の一端は、抵抗器6
8及び70の夫々一端に接続され、他端は相互に接続さ
れる。抵抗器72及び74は終端抵抗器であり、DAC
10内の抵抗器18及び20と等しい抵抗値rを有し、
例えば、rは比較的小さい抵抗値50オームである。
【0011】演算増幅器76の反転入力端子は、抵抗器
68及び70の相互接続点に接続され、非反転入力端子
は、基準電位源である接地電位源に接続される。しか
し、この基準電位源は、接地電位に限定されない。演算
増幅器76の出力端は、トランジスタ78のベースに接
続される。トランジスタ78のコレクタには適当な電圧
Vが供給され、エミッタは抵抗器72及び74の相互接
続点に接続される。これで、演算増幅器76に関し、ト
ランジスタ78、抵抗器72及び68による負帰還路
と、トランジスタ78、抵抗器74及び70による負帰
還路とが形成される。抵抗器72及び74の一端は、緩
衝増幅器80及び82の入力端に夫々接続される。緩衝
増幅器80及び82の出力信号は、出力端子84及び8
6を介して出力される。
68及び70の相互接続点に接続され、非反転入力端子
は、基準電位源である接地電位源に接続される。しか
し、この基準電位源は、接地電位に限定されない。演算
増幅器76の出力端は、トランジスタ78のベースに接
続される。トランジスタ78のコレクタには適当な電圧
Vが供給され、エミッタは抵抗器72及び74の相互接
続点に接続される。これで、演算増幅器76に関し、ト
ランジスタ78、抵抗器72及び68による負帰還路
と、トランジスタ78、抵抗器74及び70による負帰
還路とが形成される。抵抗器72及び74の一端は、緩
衝増幅器80及び82の入力端に夫々接続される。緩衝
増幅器80及び82の出力信号は、出力端子84及び8
6を介して出力される。
【0012】抵抗器68及び70の抵抗値が抵抗器72
及び74の抵抗値に比較して大幅に大きいので、電流I
1’及びI2’は実質的に抵抗器72及び74を夫々流れ
る。抵抗器72及び74を夫々流れる電流I1’及びI
2’は、トランジスタ78から供給される。図2を参照
して説明した様に、電流I1及びI2は、同一直流電流レ
ベルicを基準にして互いに逆極性に変化する電流i及
び−iから成り、I1=i+ic、I2=−i+icで表さ
れる。また、抵抗器18及び20は、夫々抵抗器72及
び74と抵抗値が等しい。ここで、トランジスタ78の
エミッタ電圧をVEとすれば、抵抗器68及び72の共
通接続点の電圧V1’と、抵抗器70及び74の共通接
続点の電圧V2’とは次の様に表される。 V1’=(1/2)・(VE−r(i+ic)) =(1/2)・(−r・i+(VE−r・ic))・・・(1) V2’=(1/2)・(VE−r(−i+ic)) =(1/2)・(r・i+(VE−r・ic))・・・(2)
及び74の抵抗値に比較して大幅に大きいので、電流I
1’及びI2’は実質的に抵抗器72及び74を夫々流れ
る。抵抗器72及び74を夫々流れる電流I1’及びI
2’は、トランジスタ78から供給される。図2を参照
して説明した様に、電流I1及びI2は、同一直流電流レ
ベルicを基準にして互いに逆極性に変化する電流i及
び−iから成り、I1=i+ic、I2=−i+icで表さ
れる。また、抵抗器18及び20は、夫々抵抗器72及
び74と抵抗値が等しい。ここで、トランジスタ78の
エミッタ電圧をVEとすれば、抵抗器68及び72の共
通接続点の電圧V1’と、抵抗器70及び74の共通接
続点の電圧V2’とは次の様に表される。 V1’=(1/2)・(VE−r(i+ic)) =(1/2)・(−r・i+(VE−r・ic))・・・(1) V2’=(1/2)・(VE−r(−i+ic)) =(1/2)・(r・i+(VE−r・ic))・・・(2)
【0013】上述の様に、演算増幅器76、トランジス
タ78及び抵抗器68、70、72、74は負帰還増幅
器を形成し、演算増幅器76の非反転入力端は接地され
ているので、演算増幅器76の反転端子即ち抵抗器68
及び70の接続点の電圧Vcは0ボルトである。一方、
抵抗器68及び70の両端電圧V1’及びV2’から電圧
Vcを求めると、抵抗器68及び70の抵抗値は等しい
ので次の様になる。 Vc=(1/2)・(V1’+V2’) =(1/2)・(VE−r・ic) ・・・(3) Vcは0ボルトであるから、 (VE−r・ic)=0 ・・・(4) 式(4)を式(1)、(2)に代入して、 V1’=(1/2)・−r ・i ・・・(5) V2’=(1/2)・r・i ・・・(6) となる。式(5)及び(6)から明かなように、電圧V
1’及びV2’は、DACの入力基準電圧に関係なく常に
0ボルトを中心として変化する相補信号電圧となり、緩
衝増幅器80及び82を介して出力端子84及び86か
ら夫々出力される。この様にDAC10の出力電圧が0
ボルトを中心として変化するので、出力段には図2に示
した様な減算回路を必要とせず、高周波数特性への悪影
響を最小限にできる。
タ78及び抵抗器68、70、72、74は負帰還増幅
器を形成し、演算増幅器76の非反転入力端は接地され
ているので、演算増幅器76の反転端子即ち抵抗器68
及び70の接続点の電圧Vcは0ボルトである。一方、
抵抗器68及び70の両端電圧V1’及びV2’から電圧
Vcを求めると、抵抗器68及び70の抵抗値は等しい
ので次の様になる。 Vc=(1/2)・(V1’+V2’) =(1/2)・(VE−r・ic) ・・・(3) Vcは0ボルトであるから、 (VE−r・ic)=0 ・・・(4) 式(4)を式(1)、(2)に代入して、 V1’=(1/2)・−r ・i ・・・(5) V2’=(1/2)・r・i ・・・(6) となる。式(5)及び(6)から明かなように、電圧V
1’及びV2’は、DACの入力基準電圧に関係なく常に
0ボルトを中心として変化する相補信号電圧となり、緩
衝増幅器80及び82を介して出力端子84及び86か
ら夫々出力される。この様にDAC10の出力電圧が0
ボルトを中心として変化するので、出力段には図2に示
した様な減算回路を必要とせず、高周波数特性への悪影
響を最小限にできる。
【0014】以上、本発明の好適な実施例について述べ
たが、種々の変更が可能であることは当業者には明かで
ある。例えば、演算増幅器76の出力電流が十分であれ
ば、トランジスタ78を省略し、演算増幅器76の出力
端を抵抗器72及び74の相互接続点に直接に接続して
もよい。また、
たが、種々の変更が可能であることは当業者には明かで
ある。例えば、演算増幅器76の出力電流が十分であれ
ば、トランジスタ78を省略し、演算増幅器76の出力
端を抵抗器72及び74の相互接続点に直接に接続して
もよい。また、
【0015】
【発明の効果】本発明の信号出力回路によれば、DAC
の入力基準電圧を調節しても、中心レベルが変化しない
相補出力信号が得られる。
の入力基準電圧を調節しても、中心レベルが変化しない
相補出力信号が得られる。
【図1】本発明の信号出力回路を示す回路図。
【図2】従来の信号出力回路を示す回路図。
【図3】従来の信号出力回路を示す回路図。
10 デジタル・アナログ変換器 68、70 第1対の抵抗器 72、74 第2対の抵抗器 76 演算増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 基準レベルが可変な相補アナログ信号を
1対の出力端から発生する信号発生器と、 一端が相互接続され、他端が上記信号発生回路の上記1
対の出力端に接続された第1対の抵抗器と、 一端が相互接続され、他端が上記第1対の抵抗器の上記
他端に夫々接続された第2対の抵抗器と、 反転入力端子が上記第1対の抵抗器の相互接続点に接続
され、非反転入力端子が基準電圧源に接続され、出力端
子が上記第2対の抵抗器の相互接続点に接続された演算
増幅器とを具え、 上記第2対の抵抗器の他端から出力信号を得ることを特
徴とする信号出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5250151A JPH0786848A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 信号出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5250151A JPH0786848A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 信号出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0786848A true JPH0786848A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17203583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5250151A Pending JPH0786848A (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 信号出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0786848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013197711A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Rohm Co Ltd | オーディオ信号処理回路、オーディオ信号処理方法、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器 |
JP2017192151A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-10-19 | ローム株式会社 | オーディオ信号処理回路、オーディオ信号処理方法、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5250151A patent/JPH0786848A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013197711A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Rohm Co Ltd | オーディオ信号処理回路、オーディオ信号処理方法、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器 |
JP2017192151A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-10-19 | ローム株式会社 | オーディオ信号処理回路、オーディオ信号処理方法、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器 |
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