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JPH0786281A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH0786281A
JPH0786281A JP23134893A JP23134893A JPH0786281A JP H0786281 A JPH0786281 A JP H0786281A JP 23134893 A JP23134893 A JP 23134893A JP 23134893 A JP23134893 A JP 23134893A JP H0786281 A JPH0786281 A JP H0786281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
wiring
gold
aluminum
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23134893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sueda
雅博 末田
Takayuki Tsuru
隆行 鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23134893A priority Critical patent/JPH0786281A/ja
Publication of JPH0786281A publication Critical patent/JPH0786281A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置および半導体装置の製造方法の改
良に関するものであり、製造工程数を増加することなく
安定な電源電圧を供給できる半導体装置と、低抵抗の信
号配線を有する半導体装置と、これらの半導体装置の製
造方法との改良とである。 【構成】 アルミニウムよりなる電源配線30の一部
に、並列的に、または、直列的に、厚い金の膜よりなる
金配線50が形成されている半導体装置である。そし
て、金の柱状部材よりなる電源供給用バンプを形成する
と同時に、厚い金の膜よりなる配線を形成する工程を有
する半導体装置の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置および半導
体装置の製造方法の改良に関する。特に、半導体装置内
の各素子に安定な電源電圧を供給できる半導体装置と、
低抵抗の信号配線を有する半導体装置と、製造工程数を
増加することなくこれらの半導体装置を製造する方法と
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化・高速化により半
導体装置の消費電力は急速に大きくなってきており、特
に、超高速・大規模半導体装置においてはこの傾向が著
しい。このため、半導体装置チップ内の電源供給用配線
内の電圧降下が大きく、半導体装置チップ全面に配置し
てある素子それぞれに安定した電源電圧を供給すること
が困難になってきている。また、信号出力の配線等にお
いて低抵抗を必要とする場合がある。従来、半導体装置
チップ内のバンプには金が使用されているが、電源供給
用配線や信号用配線には金を使用することがなくアルミ
ニウムが使用されている。そこで、電源供給用配線での
電圧降下を減少するため、または、低抵抗の信号線を形
成するため、配線のためのアルミニウム層を厚くするこ
とやアルミニウム層を多層に設け並列接続することが検
討されてきた。
【0003】アルミニウム層を厚くすることには、厚い
アルミニウム層によって半導体装置チップ内の素子にス
トレスが加わり、素子に欠陥を発生させると云う問題が
ともない、このストレスの軽減のための製造工程を追加
することが必要になる。また、アルミニウム層を多層に
することには、当然多層を形成するために製造工程の増
加が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
解決手段は、製造工程の増加と、歩留りの低下と、コス
トの増加とを招来することになる。そこで、半導体装置
内の各素子に安定した電源電圧を確保できる半導体装置
と、低抵抗の信号線を有する半導体装置と、製造工程を
増加させることなく、上記の半導体装置を製造する方法
の開発が要望されている。
【0005】本発明の目的は、この要請に応えることに
あり、製造工程を増加させることなく製造されることが
でき、半導体装置の各素子に安定した電源電圧を供給す
ることのできる半導体装置を提供することにある。ま
た、製造工程を増加させることなく製造されることがで
き、低抵抗の信号線を有する半導体装置を提供すること
にある。そして、製造工程を増加させることなく、上記
の安定した電源電圧を供給できる半導体装置や低抵抗信
号線を有する半導体装置を製造できる半導体装置の製造
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的のうち、半導
体装置の各素子に安定した電源電圧を供給できる半導体
装置は、アルミニウムよりなる電源配線(30)の一部
に、並列的に、または、直列的に、厚い金の膜よりなる
金配線(50)が形成されている半導体装置によって達
成される。
【0007】そして、前記の厚い金の膜よりなる金配線
(50)は、活性層内に素子が形成されている領域
(2)以外の領域の上部のみに形成されていると、厚い
金の膜よりなる配線が金の膜の下部にある素子にストレ
スを与えることがないので都合がよい。
【0008】なお、前記の厚い金の膜よりなる金配線
(50)は、半導体装置チップの周辺部(1)に形成さ
れていると、特に電流密度が高くなりやすいバンプ近傍
の配線抵抗を低下させうるので都合がよい。
【0009】上記の目的のうち、低抵抗の信号線を有す
る半導体装置は、アルミニウムよりなる低抵抗信号配線
の一部に、並列的に、または、直列的に、厚い金の膜よ
りなる配線が形成されている半導体装置によって達成さ
れる。
【0010】さらに、上記の目的のうち、これらの半導
体装置の製造方法は、金の柱状部材よりなる電源供給用
バンプを形成すると同時に、厚い金の膜よりなる配線を
形成する工程を有する半導体装置の製造方法によって達
成される。
【0011】
【作用】本発明は、従来技術に係るアルミニウム配線に
本発明に係る厚い金の膜よりなる金配線を並列に接続す
るか、または、アルミニウム配線の代わりに本発明に係
る厚い金の膜よりなる金配線を一部に使用し他の部分の
アルミニウム配線と直列に接続することにより、配線の
電気抵抗を大幅に減少させることができるようにしたも
のである。そして、この金配線はバンプを形成する工程
において、バンプパッドと同時に形成することができる
ので、製造工程数が増加することはない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る半導体
装置についてさらに詳細に説明する。
【0013】第1実施例(請求項1・請求項4に対応) 図1参照 図1は本発明の第1実施例に係る半導体装置の概略構成
図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のX
−X断面図である。図1(a)において、1は半導体チ
ップの周辺部である。3(点線内領域)はアルミニウム
よりなる配線が敷設されるアルミニウム配線領域であ
り、アルミニウム配線領域3の一部は周辺部1に重なっ
ている。4は周辺部1に配設してあるバンプパッドであ
り、金の柱状部材である。41は電源供給用バンプパッ
ドであり、42は信号用バンプパッドである。5は厚い
金の膜よりなる配線が敷設される金配線領域である。
【0014】図1(b)において、2は半導体素子が形
成される素子領域である。31は電源供給用バンプパッ
ド41と直接に接続されているアルミニウムよりなる第
1のアルミニウム配線であり、32は電源供給用バンプ
パッド41とは直接に接続されていないアルミニウムよ
りなる第2のアルミニウム配線である。30は第1のア
ルミニウム配線31と第2のアルミニウム配線32とを
含むアルミニウム電源配線であり、アルミニウム配線領
域3内に配設されている。51は第1のアルミニウム配
線31と並列に接続されている厚い金の膜よりなる並列
金配線であり、52は第1のアルミニウム配線31と直
列に接続されている厚い金の膜よりなる直列金配線であ
り、第1のアルミニウム配線31と第2のアルミニウム
配線32とを接続している。50は並列金配線51と直
列金配線52とを含む金配線であり、金配線領域5内に
配設され、金の柱状部材であるバンプパッド4を形成す
る工程においてバンプパッド4と同時に形成させてい
る。6は層間絶縁膜であり、7はバリアメタル層であ
り、8はカバー膜である。
【0015】このように、金配線50が電源供給配線の
一部を構成しているので、電源供給配線の抵抗を減少さ
せ、電源供給配線における電圧降下を減少させるので、
素子に安定した電圧を供給することができる。また、金
配線50はバンプパッド4と同時に形成できるので工程
数は従来と変わらない。
【0016】さらに、図1(b)は電源供給用バンプパ
ッド41を横切る断面を示しているが、信号用バンプパ
ッド42を横切る断面においても同様な構成にすること
ができ、厚い金の膜よりなる配線をアルミニウムよりな
る信号配線に並列または直列に接続して、低抵抗の信号
線とすることができることは明らかである。
【0017】第2実施例(請求項2に対応) 図2参照 図2は本発明の第2実施例に係る半導体装置の平面図で
ある。第2実施例においては、図2に示すように、素子
領域2を避けて金配線領域5を設けてある。このよう
に、素子が形成されていない領域にのみ厚い金の配線を
形成すれば、素子は厚い金の膜の形成に伴うストレスを
受けないので、半導体装置の信頼性を損なうことがな
い。
【0018】第3実施例(請求項3に対応) 図3参照 図3は本発明の第3実施例に係る半導体装置の平面図で
ある。第3実施例においては、図3に示すように、金配
線領域5を素子領域2を避けたチップの周辺部1のみに
設けてある。周辺部1にあるバンプパッド4の近傍ほど
流れる電流密度が高いので、この部分に厚い金の配線を
形成すれば、電圧の低下を有効に防止することができ
る。
【0019】次に、本発明に係る半導体装置の製造方法
について工程順に詳細に説明する。
【0020】図4参照 図4は半導体装置の製造方法(その1)を示す工程図で
ある。
【0021】(a)図において、3はアルミニウム配線
層が形成されているアルミニウム配線領域であり、アル
ミニウム配線領域3の下部には素子層2が既に形成さ
れ、素子間および素子とバンプパッドとを接続するアル
ミニウム配線も既にこのアルミニウム配線領域3内に形
成されている状態を図に示している。この工程では、二
酸化シリコン等よりなる層間絶縁膜6をアルミニウム配
線領域3の上面全体に形成した後パターニングすること
によりアルミニウム配線領域3内のアルミニウム配線と
接続するコンタクト部にコンタクトホール61を形成す
る。
【0022】(b)次に、チタン等のリフラクトリメタ
ルからなるバリアメタル層7を全面に形成する。
【0023】(c)バリアメタル層7の上にレジスト膜
8を全面に塗布形成する。そして、バンプパッドおよび
厚い金の膜を形成する部分以外を金属マスク(図示せ
ず。)を使用してマスクし、イオンビームを照射してバ
ンプパッドおよび厚い金の膜を形成する部分のレジスト
膜8を取り除き、レジスト膜開口部81を設ける。
【0024】図5参照 図5は図4に引き続いて行う半導体装置の製造方法(そ
の2)を示す工程図である。
【0025】(d)この工程では、バリアメタル層7上
に金メッキすることによりレジスト膜開口部81に金層
を成長させる。4はこのようにしてできたバンプパッド
であり、50は厚い金の膜よりなる金配線である。
【0026】(e)次に、使用済みのレジスト膜8を除
去し、さらに、レジスト膜8直下のバリアメタル層7を
除去する。
【0027】(f)最後に金配線50を覆ってPSG等
よりなるカバー膜8を形成する。
【0028】上記した工程で金配線50を形成すれば、
従来技術に係る半導体装置の製造方法と同一の製造工程
で、アルミニウム配線の一部に並列または直列に接続さ
れた金配線50とすることができ、配線抵抗を減少させ
た半導体装置を製造することができる。
【0029】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、バンプ
パッドを形成する工程で、厚い金の膜よりなる配線を形
成することができる。そして、この厚い金の膜よりなる
配線を従来技術に係るアルミニウムよりなる配線と並列
または直列に接続したり、場合によっては、部分的に厚
い金の膜よりなる配線のみを使用することにより、バン
プパッドと素子または素子間の配線の抵抗を減少させる
ことができるので、超高速・大規模半導体装置のように
消費電力が特に大きくなった半導体装置においても素子
に安定した電源電圧を供給することができ、また、低抵
抗信号線とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体装置の概略構
成図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)の
X−X断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る半導体装置の概略構
成を示す平面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る半導体装置の概略構
成を示す平面図である。
【図4】本発明に係る半導体装置の製造方法を示す製造
工程図(その1)である。
【図5】本発明に係る半導体装置の製造方法を示す製造
工程図(その2)である。
【符号の説明】
1 チップの周辺部 2 素子領域 3 アルミニウム配線領域 4 バンプパッド 5 金配線領域 6 層間絶縁膜 7 バリアメタル層 8 カバー膜 30 アルミニウムよりなる電源配線 31 第1のアルミニウム配線 32 第2のアルミニウム配線 41 電源供給用バンプパッド 42 信号用バンプパッド 50 金配線 51 並列金配線 52 直列金配線 61 コンタクトホール 81 レジスト膜開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムよりなる電源配線(30)
    の一部に、並列的に、または、直列的に、厚い金の膜よ
    りなる金配線(50)が形成されてなることを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記厚い金の膜よりなる金配線(50)
    は、活性層内に素子が形成されている領域(2)以外の
    領域の上部のみに形成されてなることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記厚い金の膜よりなる金配線(50)
    は、半導体装置チップの周辺部(1)に形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 アルミニウムよりなる低抵抗信号配線の
    一部に、並列的に、または、直列的に、厚い金の膜より
    なる配線が形成されてなることを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 金の柱状部材よりなる電源供給用バンプ
    を形成すると同時に、厚い金の膜よりなる配線を形成す
    る工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
JP23134893A 1993-09-17 1993-09-17 半導体装置および半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH0786281A (ja)

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JP23134893A JPH0786281A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 半導体装置および半導体装置の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005347488A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Fujitsu Ltd 半導体装置
WO2009060726A1 (ja) * 2007-11-08 2009-05-14 Sharp Kabushiki Kaisha 集積回路およびその製造方法
JP2013229455A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Renesas Electronics Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128