JPH0786152B2 - 発泡体製造用の改良された貯蔵安定性を有するポリオール/発泡剤プレミックス - Google Patents
発泡体製造用の改良された貯蔵安定性を有するポリオール/発泡剤プレミックスInfo
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- JPH0786152B2 JPH0786152B2 JP4502237A JP50223791A JPH0786152B2 JP H0786152 B2 JPH0786152 B2 JP H0786152B2 JP 4502237 A JP4502237 A JP 4502237A JP 50223791 A JP50223791 A JP 50223791A JP H0786152 B2 JPH0786152 B2 JP H0786152B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/04—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
- C08J9/12—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
- C08J9/14—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent organic
- C08J9/143—Halogen containing compounds
- C08J9/144—Halogen containing compounds containing carbon, halogen and hydrogen only
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2375/00—Characterised by the use of polyureas or polyurethanes; Derivatives of such polymers
- C08J2375/04—Polyurethanes
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、ある特定のクロロフッ化炭素発泡剤の共に過
去において使用された安定剤を必要としない改善された
ポリウレタンおよびイソシアヌレート発泡体系に関す
る。その改善は、発泡剤としての1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタン(CCl2FCH3)の使用は、発泡剤がプレミ
ックス、すなわちポリオールのような、ポリウレタン型
発泡体の製造に使用されるある特定の他の成分と予備混
合された発泡剤として貯蔵されるとき、高められた化学
的安定性を提供するということの発見に起因する。
去において使用された安定剤を必要としない改善された
ポリウレタンおよびイソシアヌレート発泡体系に関す
る。その改善は、発泡剤としての1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタン(CCl2FCH3)の使用は、発泡剤がプレミ
ックス、すなわちポリオールのような、ポリウレタン型
発泡体の製造に使用されるある特定の他の成分と予備混
合された発泡剤として貯蔵されるとき、高められた化学
的安定性を提供するということの発見に起因する。
発明の背景 ポリウレタンおよびポリイソシアヌレート発泡体は、イ
ソシアヌレートとポリオールとの反応の間に放出される
熱により放出させられる揮発性の液体発泡剤の存在下
に、一般に有機ポリイソシアネート(ジイソシアネート
も含む)と適当量のポリオールまたはポリオールの混合
物からなる成分の混合物を反応および発泡させることに
より調整できることは当業者によく知られている。この
反応および発泡工程は、界面活性剤と同様にアミンおよ
び/またはスズ触媒の使用によって高めることができる
こともまたよく知られている。触媒は発泡体の十分な量
の硬化を保証するが一方界面活性剤はセルサイズを規制
しかつ制御する。
ソシアヌレートとポリオールとの反応の間に放出される
熱により放出させられる揮発性の液体発泡剤の存在下
に、一般に有機ポリイソシアネート(ジイソシアネート
も含む)と適当量のポリオールまたはポリオールの混合
物からなる成分の混合物を反応および発泡させることに
より調整できることは当業者によく知られている。この
反応および発泡工程は、界面活性剤と同様にアミンおよ
び/またはスズ触媒の使用によって高めることができる
こともまたよく知られている。触媒は発泡体の十分な量
の硬化を保証するが一方界面活性剤はセルサイズを規制
しかつ制御する。
低密度硬質ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート発
泡体として知られている発泡体群において、選ばれた発
泡剤は、CFC−11として知られている、トリクロロフル
オロメタンであった。この型の発泡体は、CFC−11蒸気
が独立気泡のマトリックス中に封入または閉じ込めらる
独立気泡発泡体である。それらは、一部分のCFC−11の
非常に低い熱伝導率によって優れた断熱性を提供し、そ
して断熱用途、例えば屋根系統、建築パネル、冷蔵庫お
よび急速冷蔵庫に広く使用される。一般にポリオール10
0部について1〜40部、典型的に15〜40部の発泡剤が、
硬質ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート組成物に
使用される。
泡体として知られている発泡体群において、選ばれた発
泡剤は、CFC−11として知られている、トリクロロフル
オロメタンであった。この型の発泡体は、CFC−11蒸気
が独立気泡のマトリックス中に封入または閉じ込めらる
独立気泡発泡体である。それらは、一部分のCFC−11の
非常に低い熱伝導率によって優れた断熱性を提供し、そ
して断熱用途、例えば屋根系統、建築パネル、冷蔵庫お
よび急速冷蔵庫に広く使用される。一般にポリオール10
0部について1〜40部、典型的に15〜40部の発泡剤が、
硬質ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート組成物に
使用される。
他方硬質ポリウレタン発泡体は一般に連続気泡発泡体で
あり、ジイソシアネートおよびポリオールと共に触媒お
よび発泡剤として水、塩化メチレンおよびCFC−11のさ
まざまな組合せを有する添加剤を使用して製造される。
これらの発泡体は、家具、寝装具および自動車座席のよ
うな品目のクッション材として広く使用される。軟質発
泡体製造における補助発泡剤として使用されるCFC−11
の量は、製造される発泡体の等級によりポリオール100
部について1〜30重量部と変化する。
あり、ジイソシアネートおよびポリオールと共に触媒お
よび発泡剤として水、塩化メチレンおよびCFC−11のさ
まざまな組合せを有する添加剤を使用して製造される。
これらの発泡体は、家具、寝装具および自動車座席のよ
うな品目のクッション材として広く使用される。軟質発
泡体製造における補助発泡剤として使用されるCFC−11
の量は、製造される発泡体の等級によりポリオール100
部について1〜30重量部と変化する。
発泡体を製造するために使用されるある特定の成分のい
わゆるプレミックスを調製することは、ウレタンフォー
ム系の領域においては普通のやり方であり、すなわち、
しばしば適当量のポリオール、発泡剤、界面活性剤、触
媒、難燃剤および他の添加剤は一緒に混合され、そして
2個の別個の容器中で化学量論的な量のポリイソシアネ
ート成分に共に販売されている。このことは、発泡体の
創り出すために2つの反応物を組合せるだけである最終
使用者にとって便利である、 また、ばら荷貯蔵容器中でポリオールと発泡剤とをプレ
ミックスすることは、大型発泡体製造装置にとっては普
通のやり方である。この液体混合物は純粋なポリオール
よりも低い粘度を有し、それゆえ発泡体製造設備の混合
帯域へポンプで汲みそして計量供給することが一層容易
である。
わゆるプレミックスを調製することは、ウレタンフォー
ム系の領域においては普通のやり方であり、すなわち、
しばしば適当量のポリオール、発泡剤、界面活性剤、触
媒、難燃剤および他の添加剤は一緒に混合され、そして
2個の別個の容器中で化学量論的な量のポリイソシアネ
ート成分に共に販売されている。このことは、発泡体の
創り出すために2つの反応物を組合せるだけである最終
使用者にとって便利である、 また、ばら荷貯蔵容器中でポリオールと発泡剤とをプレ
ミックスすることは、大型発泡体製造装置にとっては普
通のやり方である。この液体混合物は純粋なポリオール
よりも低い粘度を有し、それゆえ発泡体製造設備の混合
帯域へポンプで汲みそして計量供給することが一層容易
である。
特別の用心を、発泡剤がCFC−11であるときにこれらの
やり方を続けるときに払わなければならない。すなわ
ち、CFC−11は、塩素のような酸並びアルデヒドおよび
ケトンのような他の有機生成物の生成を結果として生じ
るフッ化炭素とポリオールとの間に生じうる反応を抑制
するために安定剤を添加しなかればならない。これらの
反応生成物は、最悪の場合には発泡作用が全く生じない
という発泡成分の反応性の特性に有害な影響を有する。
安定剤がフッ化炭素とポリオールとの間の反応を停止す
るのに有用であることが発見されたことが、例えば米国
特許第3,183,192号明細書および同第3,352,789号明細書
に開示された。フッ化炭素の安定性によって評価された
とき好結果であるけれども、CFC−1/ポリオール系混合
物に前記の安定剤を使用することは、費用が加わりまた
仕上った発泡体においてさえも持続する臭いの問題を引
き起こすことがあるといったような不利な点を有する。
やり方を続けるときに払わなければならない。すなわ
ち、CFC−11は、塩素のような酸並びアルデヒドおよび
ケトンのような他の有機生成物の生成を結果として生じ
るフッ化炭素とポリオールとの間に生じうる反応を抑制
するために安定剤を添加しなかればならない。これらの
反応生成物は、最悪の場合には発泡作用が全く生じない
という発泡成分の反応性の特性に有害な影響を有する。
安定剤がフッ化炭素とポリオールとの間の反応を停止す
るのに有用であることが発見されたことが、例えば米国
特許第3,183,192号明細書および同第3,352,789号明細書
に開示された。フッ化炭素の安定性によって評価された
とき好結果であるけれども、CFC−1/ポリオール系混合
物に前記の安定剤を使用することは、費用が加わりまた
仕上った発泡体においてさえも持続する臭いの問題を引
き起こすことがあるといったような不利な点を有する。
上記の理由のため、ポリオールの存在下に安定剤を必要
としない有用なフッ化炭素発泡剤を鑑定することは好都
合なことである。不幸なことに、そのような安定性予測
するどのような信頼できる科学的な根拠も現れなかっ
た。フッ化炭素種が、ポリオールのようなOH基含有種と
反応する傾向は、基本的な観念において、包含させるフ
ッ化炭素およびOH種の電子構造および分子構造の依存す
る。P.H.WitjensのAerosol Aqe第4巻,第12号(1959年
12月),P.A.Sandersnの“トリクロロフルオロメタンと
エチルアルコールとの反応の機構(Mechanisms of the
Reaction Between Trichlorofluoromthane and Ethyl A
lcohol)",Proc.of the CSMA 46th Mid−Year Meeting,
(1960年5月),およびJ.M.ChurhおよびJ.H.MayerのJ.
of Chem.and Eng.Data,第6巻,第3号(1961年7月)
によるCFC−11とエタノールのようなある特定の反応系
の研究は、反応生成物は塩酸、アセトアルデヒドCHCl2F
を含むことを示した。Sandersは、Soap and Chemical S
pecialties,(1965年12月)において、これらの反応は
金属および水の存在により更に促進されることを示し
た。
としない有用なフッ化炭素発泡剤を鑑定することは好都
合なことである。不幸なことに、そのような安定性予測
するどのような信頼できる科学的な根拠も現れなかっ
た。フッ化炭素種が、ポリオールのようなOH基含有種と
反応する傾向は、基本的な観念において、包含させるフ
ッ化炭素およびOH種の電子構造および分子構造の依存す
る。P.H.WitjensのAerosol Aqe第4巻,第12号(1959年
12月),P.A.Sandersnの“トリクロロフルオロメタンと
エチルアルコールとの反応の機構(Mechanisms of the
Reaction Between Trichlorofluoromthane and Ethyl A
lcohol)",Proc.of the CSMA 46th Mid−Year Meeting,
(1960年5月),およびJ.M.ChurhおよびJ.H.MayerのJ.
of Chem.and Eng.Data,第6巻,第3号(1961年7月)
によるCFC−11とエタノールのようなある特定の反応系
の研究は、反応生成物は塩酸、アセトアルデヒドCHCl2F
を含むことを示した。Sandersは、Soap and Chemical S
pecialties,(1965年12月)において、これらの反応は
金属および水の存在により更に促進されることを示し
た。
H.M.ParmeleeおよびR.C.DowningはSoap Sanitory Chemi
cals,第26巻,第114−119頁(1950年7月)において、
クロロジフルオロメタン(FC−22)、1,1−ジフルオロ
エタン(F−152a),1,1,1−クロロジフルオロエタン
(FC−142b)および1,1,2,2−テトラフルオロ−1,2−ジ
クロロエタン(FC−114)のようなフッ化炭素は、鋼鉄
およびアルミニウムの存在において水溶液、エタノール
溶液およびイソプロパノール溶液中で反応を受けること
を示した。ChurchおよびMayer、上記は同じ炭素原子に
塩素とフッ素の両方を含有する混合ポリハロゲン化炭化
水素は、ポリフッ化誘導体よりも安定性が小さいことを
述べている。
cals,第26巻,第114−119頁(1950年7月)において、
クロロジフルオロメタン(FC−22)、1,1−ジフルオロ
エタン(F−152a),1,1,1−クロロジフルオロエタン
(FC−142b)および1,1,2,2−テトラフルオロ−1,2−ジ
クロロエタン(FC−114)のようなフッ化炭素は、鋼鉄
およびアルミニウムの存在において水溶液、エタノール
溶液およびイソプロパノール溶液中で反応を受けること
を示した。ChurchおよびMayer、上記は同じ炭素原子に
塩素とフッ素の両方を含有する混合ポリハロゲン化炭化
水素は、ポリフッ化誘導体よりも安定性が小さいことを
述べている。
HCFC−141b(CCl2FCH3)の分子構造は、HCFC−141bは、
隣接する炭素原子上の水素および塩素原子の存在により
脱塩化水素を受け入れやすいことを示唆する。他方、HC
FC−123(CHCl2CF3)は、より大きな活性化エネルギー
を必要とする工程、脱フッ化水素を受け入れやすい、そ
れゆえ、HCFC−141bはHCFC−123よりも安定性が小さい
ことが期待される。
隣接する炭素原子上の水素および塩素原子の存在により
脱塩化水素を受け入れやすいことを示唆する。他方、HC
FC−123(CHCl2CF3)は、より大きな活性化エネルギー
を必要とする工程、脱フッ化水素を受け入れやすい、そ
れゆえ、HCFC−141bはHCFC−123よりも安定性が小さい
ことが期待される。
先行技術の証拠は、それゆえ1つの類として塩素および
フッ素置換炭化水素は、アルコールおよびポリオールの
ような有機OH基含有種と反応することを示唆する。
フッ素置換炭化水素は、アルコールおよびポリオールの
ような有機OH基含有種と反応することを示唆する。
米国特許第4,076,644号明細書は、HCFC−123は発泡剤と
して使用できて、ポリオールの存在において安定剤を必
要としないことを開示している。従ってHCFC−123は、
フッ化炭素安定剤を必要とする規則の例外でありうる。
して使用できて、ポリオールの存在において安定剤を必
要としないことを開示している。従ってHCFC−123は、
フッ化炭素安定剤を必要とする規則の例外でありうる。
しかしながら、さまざまなポリオールの存在下のHCFC−
123に関する安定性試験は、ポリウレタンおよびポリイ
ソシアヌレート発泡体の製造に普通に使用させるいくつ
かのポリオールの存在において安定であり得ないことを
示す。
123に関する安定性試験は、ポリウレタンおよびポリイ
ソシアヌレート発泡体の製造に普通に使用させるいくつ
かのポリオールの存在において安定であり得ないことを
示す。
従って、ポリオールおよび場合によっては添加剤および
補助発泡剤の存在下に安定である、ポリウレタンおよび
ポリイソシアヌレート発泡体用の発泡剤として有用な別
のフッ化炭素を同定することは本発明の目的である。
補助発泡剤の存在下に安定である、ポリウレタンおよび
ポリイソシアヌレート発泡体用の発泡剤として有用な別
のフッ化炭素を同定することは本発明の目的である。
オゾン減少および地球の温室温暖化に寄与するものであ
ると考えられるCFC−11に対する成層圏的に安全な代替
品であるとも考えられる、そのようなフッ化炭素を同定
することは本発明の別の目的である。
ると考えられるCFC−11に対する成層圏的に安全な代替
品であるとも考えられる、そのようなフッ化炭素を同定
することは本発明の別の目的である。
本発明のなお別の目的は、HCFC−123が有するよりもポ
リオールに対して一層広いかまたは少なくとも異なる範
囲の適用可能範囲を有しうるそのようなフッ化炭素を同
定することである。
リオールに対して一層広いかまたは少なくとも異なる範
囲の適用可能範囲を有しうるそのようなフッ化炭素を同
定することである。
本発明のその他の目的および利点は、次の説明から明ら
かになるであろう。
かになるであろう。
発明の概要 本発明は、ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートの
発泡体の製造に適するポリオール、1,1−ジクロロ−1
−フルオロエタンおよび場合によってはポリウレタンま
たはポリイソシアヌレートの発泡体の製造に適する割合
の添加剤および/または補助発泡剤のプレミックスから
なる。
発泡体の製造に適するポリオール、1,1−ジクロロ−1
−フルオロエタンおよび場合によってはポリウレタンま
たはポリイソシアヌレートの発泡体の製造に適する割合
の添加剤および/または補助発泡剤のプレミックスから
なる。
発明の詳細な説明 HCFC−141bは既知物質であって、米国特許第3,833,676
号明細書に開示されているようなその技術分野に知られ
ている方法により製造することができる。
号明細書に開示されているようなその技術分野に知られ
ている方法により製造することができる。
本発明に従って、HCFC−141bは、本説明の背景部分に記
述されているように使用されて、さまざま補助発泡剤並
び触媒、界面活性剤、水およびその他のような標準的な
添加剤の使用を含むその技術分野に知られている標準的
な技術によってさまざまのポリウレタンおよびポリイソ
シアヌレート発泡体を製造する。
述されているように使用されて、さまざま補助発泡剤並
び触媒、界面活性剤、水およびその他のような標準的な
添加剤の使用を含むその技術分野に知られている標準的
な技術によってさまざまのポリウレタンおよびポリイソ
シアヌレート発泡体を製造する。
使用されるポリオールの量に対するHCFC−141bの量は、
用途、製造される発泡体の型、ポリオールおよび他の因
子の独立性によって変化するが、当業者により容易に決
定することができる。一般に、100重量部のポリオール
について約1〜40重量部のHCFC−141bが使用されるが、
好ましくは100重量部のポリオールについて約15〜40重
量部のHCFC−141bが硬質発泡体の製造に使用され、100
重量部のポリオールについて約1〜30重量部のHCFC−14
1bが硬質発泡体の製造に使用される。
用途、製造される発泡体の型、ポリオールおよび他の因
子の独立性によって変化するが、当業者により容易に決
定することができる。一般に、100重量部のポリオール
について約1〜40重量部のHCFC−141bが使用されるが、
好ましくは100重量部のポリオールについて約15〜40重
量部のHCFC−141bが硬質発泡体の製造に使用され、100
重量部のポリオールについて約1〜30重量部のHCFC−14
1bが硬質発泡体の製造に使用される。
この応用の目的に関して、用語「貯蔵安定性プレミック
ス」は、発泡体成分の反応性特性にどのような実質的な
悪影響も及ぼすことなく先立って少なくとも30日貯蔵さ
れたプレミックスのことを称する。この定義の目的に関
して、「発泡体成分の反応性特性に対する実質的な有害
な影響」は、発泡体成分の反応性が次のいずれかに、す
なわちクリーム時間、ゲル化時間および立ち上がり時間
のいずれかに10%の増加を生じさせるように減少するこ
とを意味する。
ス」は、発泡体成分の反応性特性にどのような実質的な
悪影響も及ぼすことなく先立って少なくとも30日貯蔵さ
れたプレミックスのことを称する。この定義の目的に関
して、「発泡体成分の反応性特性に対する実質的な有害
な影響」は、発泡体成分の反応性が次のいずれかに、す
なわちクリーム時間、ゲル化時間および立ち上がり時間
のいずれかに10%の増加を生じさせるように減少するこ
とを意味する。
本発明を次の実施例によって更に説明するが、部または
パーセントは別の指定しないかぎり重量表示によるもの
である。
パーセントは別の指定しないかぎり重量表示によるもの
である。
実施例A このひとそろいの実施例において、表Iに示されるさま
ざまなポリオールに関するHCFC−141bの安定性を測定
し、同じポリオールに関するCFC−11およびHCFC−123の
安定性と比較した。選ばれたポリオールは、商業的に発
泡体工業において使用される最も普通のポリオールのい
くつかである。フッ化炭素/ポリオール混合物は市販の
発泡体組成をまねるものである。報告される引火点は引
火点試験法を使用して測定したことに注意されたい:PLU
RACOL ポリオールについてはペンスキー・マーチン引
火点試験;TERATE CHARDOL 、POLY−G およびNIAX
ポリオールについてはクリーブランド開放式引火点試
験;STEPANOL ポリオールについてはセタ密閉式引火点
試験;PHRチジオールについてはTAG密閉式引火点試験;
そしてTHANOL およびVORANOL ポリオールについては
ペンスキー・マーチン密閉式引火点試験。
ざまなポリオールに関するHCFC−141bの安定性を測定
し、同じポリオールに関するCFC−11およびHCFC−123の
安定性と比較した。選ばれたポリオールは、商業的に発
泡体工業において使用される最も普通のポリオールのい
くつかである。フッ化炭素/ポリオール混合物は市販の
発泡体組成をまねるものである。報告される引火点は引
火点試験法を使用して測定したことに注意されたい:PLU
RACOL ポリオールについてはペンスキー・マーチン引
火点試験;TERATE CHARDOL 、POLY−G およびNIAX
ポリオールについてはクリーブランド開放式引火点試
験;STEPANOL ポリオールについてはセタ密閉式引火点
試験;PHRチジオールについてはTAG密閉式引火点試験;
そしてTHANOL およびVORANOL ポリオールについては
ペンスキー・マーチン密閉式引火点試験。
各混合物の見掛けのpHは、20cm3のフッ化炭素混合物と8
0cm3の0.1規定KCl溶液とを混合している3:1メタノー
ル:水を作り、次いで校正済みpHメータで最終溶液のpH
を測定することにより測定した。この型の測定は0.1pH
単位内で正確であると信じられる。
0cm3の0.1規定KCl溶液とを混合している3:1メタノー
ル:水を作り、次いで校正済みpHメータで最終溶液のpH
を測定することにより測定した。この型の測定は0.1pH
単位内で正確であると信じられる。
混合物の初期pHを測定後、それらの溶液が密封ガラス管
中に置き、そして54℃±約0.5℃に制御された炉中に12
週間置いた。この期間の終りに、混合物のpHを再測定し
た。その結果は、HCFC−141b/ポリオール混合物はCFC−
11またはHCFC−123の混合物よりも著しく安定であるこ
とを示す。特に、pHの低下は、HCFC−141b/ポリオール
混合物においてCFC−11およびHCFC−123を使用する混合
物におけるよりも著しく小さかった。
中に置き、そして54℃±約0.5℃に制御された炉中に12
週間置いた。この期間の終りに、混合物のpHを再測定し
た。その結果は、HCFC−141b/ポリオール混合物はCFC−
11またはHCFC−123の混合物よりも著しく安定であるこ
とを示す。特に、pHの低下は、HCFC−141b/ポリオール
混合物においてCFC−11およびHCFC−123を使用する混合
物におけるよりも著しく小さかった。
実施例B この一連の実施例は、酸性度変化の異なる基準および更
に現実的な寿命貯蔵技術を使用してCFC−11/ポリオール
混合物およびHCFC−123/ポリオール混合物を超えるHCFC
−141b/ポリオール混合物の高められら安定性を更に確
認する。
に現実的な寿命貯蔵技術を使用してCFC−11/ポリオール
混合物およびHCFC−123/ポリオール混合物を超えるHCFC
−141b/ポリオール混合物の高められら安定性を更に確
認する。
ポリオール/発泡剤混合物を30重量%の発泡剤組成物で
上記表Iに示したポリオールを使用して製造した。これ
らの組成物を密封、非内張りスズメッキ鋼鉄缶中で54℃
にて10週間貯蔵した。熟成期間の終りに、混合物のサン
プルをエタノールで希釈してエタノール中のKOHの標準
溶液に対してpH=9.5の終点まで滴定した。使用したKOH
の量を次いで非熟成ポリオールを中和するために必要と
されたKOHの量とを比較した。その結果は、HCFC−141b
はすべての場合にCFC−11およびHCFC−123に比べて実質
的に少ない酸しか発生させない(すなわち、HCFC−141b
含有混合物はCFC−11またはHCFC−123含有混合物よりKO
Hを少ししか必要としない)ことを示し、そのことはHCF
C−141bはCFC−11またはHCFC−123のいずれかよりもポ
リオールの存在下に一層安定であることを示した。
上記表Iに示したポリオールを使用して製造した。これ
らの組成物を密封、非内張りスズメッキ鋼鉄缶中で54℃
にて10週間貯蔵した。熟成期間の終りに、混合物のサン
プルをエタノールで希釈してエタノール中のKOHの標準
溶液に対してpH=9.5の終点まで滴定した。使用したKOH
の量を次いで非熟成ポリオールを中和するために必要と
されたKOHの量とを比較した。その結果は、HCFC−141b
はすべての場合にCFC−11およびHCFC−123に比べて実質
的に少ない酸しか発生させない(すなわち、HCFC−141b
含有混合物はCFC−11またはHCFC−123含有混合物よりKO
Hを少ししか必要としない)ことを示し、そのことはHCF
C−141bはCFC−11またはHCFC−123のいずれかよりもポ
リオールの存在下に一層安定であることを示した。
しばしばポリオール/発泡剤プレミックスは、界面活性
剤、触媒および乳化剤のような添加剤を含有する。例え
ば、硬質ウレタン発泡帯組成物は、Ari Products & Ch
emicals Inc.Allentowon,Pennsylvania製のシロキサ
ン、DC−193、Goldschmidt Chemical Corp.Hopewell,Vi
rginia製のポリエーテル変性ポリシロキサン、B8404、
およびUnion Cabide Chemicals & Plastics Co.,Inc.,
Specialty Chemcals Division,Danbury,Connecticut製
のポリアルキレンオキシドメチルシロキサン、L5420の
ようなシリコーン界面活性剤を含有してもよい。界面活
性剤は二つの機能を有する:それはセル核生成およびセ
ルサイズを制御するセル調節剤として使用しうる;それ
はまた乳化剤として作用できる。この第2の能力におい
て、界面活性剤は不相容性物質を均質なバッチ中へ混合
することを可能にする。
剤、触媒および乳化剤のような添加剤を含有する。例え
ば、硬質ウレタン発泡帯組成物は、Ari Products & Ch
emicals Inc.Allentowon,Pennsylvania製のシロキサ
ン、DC−193、Goldschmidt Chemical Corp.Hopewell,Vi
rginia製のポリエーテル変性ポリシロキサン、B8404、
およびUnion Cabide Chemicals & Plastics Co.,Inc.,
Specialty Chemcals Division,Danbury,Connecticut製
のポリアルキレンオキシドメチルシロキサン、L5420の
ようなシリコーン界面活性剤を含有してもよい。界面活
性剤は二つの機能を有する:それはセル核生成およびセ
ルサイズを制御するセル調節剤として使用しうる;それ
はまた乳化剤として作用できる。この第2の能力におい
て、界面活性剤は不相容性物質を均質なバッチ中へ混合
することを可能にする。
アミン触媒もまたプレミックスに添加してもよい。いく
つかの典型的なアミン触媒としてはジメチルエタノール
アミン、ジプロピレングリコール中のトリエチルジアミ
ンの33%溶液であるDABCO33LV およびN,N−ジメチルシ
クロヘキシアミンであるPOLYCAT 8が挙げられる。DAB
CO33L およびPOLYCAT 8はAri Products & Chemical
s Incによって製造されている*。アミン触媒なウレタ
ン反応の速度を制御する。* DABCO33−LV およびPOLYCAT 8は、Ari Products
& Chemicals Inc.の登録商標である。
つかの典型的なアミン触媒としてはジメチルエタノール
アミン、ジプロピレングリコール中のトリエチルジアミ
ンの33%溶液であるDABCO33LV およびN,N−ジメチルシ
クロヘキシアミンであるPOLYCAT 8が挙げられる。DAB
CO33L およびPOLYCAT 8はAri Products & Chemical
s Incによって製造されている*。アミン触媒なウレタ
ン反応の速度を制御する。* DABCO33−LV およびPOLYCAT 8は、Ari Products
& Chemicals Inc.の登録商標である。
金属触媒もまた硬質ウレタン発泡体組成物中に含んでも
よい。Ari Products & Chemicals Inc.製のT12すなわ
ちジブチル錫ジラウレートおよびナフテン酸鉛は典型的
な金属触媒である。金属触媒は一般にウレタン重合の速
度を増大する。金属触媒は、例えば非常に短かい反応時
間が必要とされる場合、噴霧発泡体における必需品であ
る。
よい。Ari Products & Chemicals Inc.製のT12すなわ
ちジブチル錫ジラウレートおよびナフテン酸鉛は典型的
な金属触媒である。金属触媒は一般にウレタン重合の速
度を増大する。金属触媒は、例えば非常に短かい反応時
間が必要とされる場合、噴霧発泡体における必需品であ
る。
プレミックスはしばしば少なくとも1種類の補助発泡剤
を含有する。本発明に従ってプレミックス組成物は少な
くとも1種類の補助発泡剤を含有してもよい。これらの
プレミックスに使用される補助発泡剤は、例えば、フッ
化炭素、有機液体、水または上記のどのような組合せで
あってもよい。
を含有する。本発明に従ってプレミックス組成物は少な
くとも1種類の補助発泡剤を含有してもよい。これらの
プレミックスに使用される補助発泡剤は、例えば、フッ
化炭素、有機液体、水または上記のどのような組合せで
あってもよい。
補助発泡剤はさまざまな理由のために一次発泡剤と組合
せて使用される。例えば、水は一次発泡剤の消費の減少
を助けるために補助発泡剤として使用されることがあ
る。水はまた硬質発泡体に改善された強度特性を生成す
る。CFC類、HFC類、HCFC類および有機液体を含む他の物
質もまたHCFC−141bと共に、例えばHCFC−141bの消費を
減少させ、発泡体の価格を低減し、発泡体の物性を改善
および/または発泡体の加工性を改善するために、補助
発泡剤として使用されてきた。補助発泡剤として使用さ
れる最も普通のCFC類、HFC類、HCFC類および有機液体の
いくつかとしてトリクロロフルオロメタン(CFC−1
1)、ジクロロジフルオロメタン(CFC−12)、フッ化メ
チレン(CFC−32)、ペンタフルオロエタン(CFC−12
5)、1,1,2,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)、
クロロジフルオロメタン(HCFC−22)、1,1−ジクロロ
−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−123)、1,2−ジ
クロロ−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−123a)、
1−クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン(HCFC−1
24)、ギ酸メチルおよび塩化メチレンが挙げられる。
せて使用される。例えば、水は一次発泡剤の消費の減少
を助けるために補助発泡剤として使用されることがあ
る。水はまた硬質発泡体に改善された強度特性を生成す
る。CFC類、HFC類、HCFC類および有機液体を含む他の物
質もまたHCFC−141bと共に、例えばHCFC−141bの消費を
減少させ、発泡体の価格を低減し、発泡体の物性を改善
および/または発泡体の加工性を改善するために、補助
発泡剤として使用されてきた。補助発泡剤として使用さ
れる最も普通のCFC類、HFC類、HCFC類および有機液体の
いくつかとしてトリクロロフルオロメタン(CFC−1
1)、ジクロロジフルオロメタン(CFC−12)、フッ化メ
チレン(CFC−32)、ペンタフルオロエタン(CFC−12
5)、1,1,2,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)、
クロロジフルオロメタン(HCFC−22)、1,1−ジクロロ
−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−123)、1,2−ジ
クロロ−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−123a)、
1−クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン(HCFC−1
24)、ギ酸メチルおよび塩化メチレンが挙げられる。
HCFC−141bと共に補助発泡剤としてフッ化炭素または有
機液体を利用するプレミックス組成物において、HCFC−
141bは一般に使用される発泡剤の全量の50%より多く含
まれる。プレミックス組成物中にHCFC−141bと共に補助
発泡剤としてフッ化炭素または有機液体を利用する別の
実施態様において、HCFC−141bに使用される発泡剤の全
量の70%より多く含まれる。プレミックス組成物中にHC
FC−141bの共に補助発泡剤として炭化水素または有機液
体を利用するなお別の実施態様において、HCFC−141bは
使用される発泡剤の全量の50%より多く70%より少なく
含まれる。
機液体を利用するプレミックス組成物において、HCFC−
141bは一般に使用される発泡剤の全量の50%より多く含
まれる。プレミックス組成物中にHCFC−141bと共に補助
発泡剤としてフッ化炭素または有機液体を利用する別の
実施態様において、HCFC−141bに使用される発泡剤の全
量の70%より多く含まれる。プレミックス組成物中にHC
FC−141bの共に補助発泡剤として炭化水素または有機液
体を利用するなお別の実施態様において、HCFC−141bは
使用される発泡剤の全量の50%より多く70%より少なく
含まれる。
HCFC−141bと共に補助発泡剤として水を利用するプレミ
ックス組成物において、水は一般に発泡体組成物に使用
されるポリオールの100重量部について2重量部まで含
まれる。
ックス組成物において、水は一般に発泡体組成物に使用
されるポリオールの100重量部について2重量部まで含
まれる。
好ましい実施態様において、HCFC−141bと共に補助発泡
剤として水を利用するプレミックス組成物において、水
は一般に発泡体組成物に使用されるポリオール100重量
部について1重量部まで含まれる。
剤として水を利用するプレミックス組成物において、水
は一般に発泡体組成物に使用されるポリオール100重量
部について1重量部まで含まれる。
この次のひとそろいの実施例において、HCFC−141b−補
助発泡剤/ポリオール混合物の安定性を、同じ補助発泡
剤およびポリオールと共にCFC−11およびHCFC−123を利
用する混合物と比較した。その結果は、HCFC−141bを利
用する混合物は、CFC−11またはHCFC−123を利用する混
合物より実質的に一層安定であることを確認した。
助発泡剤/ポリオール混合物の安定性を、同じ補助発泡
剤およびポリオールと共にCFC−11およびHCFC−123を利
用する混合物と比較した。その結果は、HCFC−141bを利
用する混合物は、CFC−11またはHCFC−123を利用する混
合物より実質的に一層安定であることを確認した。
実施例C 上記の表Iに示したポリオールと下記の表IIIに示す補
助発泡剤とHCFC−141b、CFC−11およびHCFC−123の各々
とのすべての可能な混合物を製造し、各混合物の安定性
を上記の実施例Aに概説した実験を繰り返すことによっ
て測定した。その結果は、HCFC−141b−補助発泡剤/ポ
リオール混合物は、CFC−11またはHCFC−123の混合物よ
り著しく更に安定であることを示した。特に、HCFC−14
1b−補助発泡剤/ポリオール混合物においてCFC−11ま
たはHCFC−123を使用する混合物よりもpHの低下が著し
く少ない。
助発泡剤とHCFC−141b、CFC−11およびHCFC−123の各々
とのすべての可能な混合物を製造し、各混合物の安定性
を上記の実施例Aに概説した実験を繰り返すことによっ
て測定した。その結果は、HCFC−141b−補助発泡剤/ポ
リオール混合物は、CFC−11またはHCFC−123の混合物よ
り著しく更に安定であることを示した。特に、HCFC−14
1b−補助発泡剤/ポリオール混合物においてCFC−11ま
たはHCFC−123を使用する混合物よりもpHの低下が著し
く少ない。
実施例D ポリオールの表IおよびIIIのそれぞれに示した補助発
泡剤とHCFC−141b、CFC−11およびHCFC−123の各々との
すべての可能な混合物を製造し、各混合物の安定性を上
記の実施例Bに概説した実験を繰返すことによって測定
した。その結果は、HCFC−141bを使用する組成物はCFC
−11およびHCFC−123に対してすべての場合に実質的に
一層小さい酸の発生を生じることを示し、HCFC−141bは
試験した条件においてCFC−11およびHCFC−123よりも一
層安定であることを示した。
泡剤とHCFC−141b、CFC−11およびHCFC−123の各々との
すべての可能な混合物を製造し、各混合物の安定性を上
記の実施例Bに概説した実験を繰返すことによって測定
した。その結果は、HCFC−141bを使用する組成物はCFC
−11およびHCFC−123に対してすべての場合に実質的に
一層小さい酸の発生を生じることを示し、HCFC−141bは
試験した条件においてCFC−11およびHCFC−123よりも一
層安定であることを示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャンクランド,イアン・アール アメリカ合衆国ニューヨーク州14221,ウ ィリアムズヴィル,フォレスト・ヒル・ド ライブ 200 (72)発明者 ウィルソン,デービッド・ピー アメリカ合衆国ニューヨーク州14051,イ ースト・アンハースト,ワックスウイン グ・コート 118 (56)参考文献 特開 平2−36217(JP,A) 特開 平2−11642(JP,A) 岩田敬治編「ポリウレタン樹脂ハンドブ ック」日刊工業新聞社(昭和62年9月25 日)第115頁 Journal of Cellule r Plastics Vol.26 N o.2 April 1990 Lancaster,US pages 143−160;Lund et al.: “A Performance Eval uation of Environme ntally Acceptable F oam BlowingAgents"
Claims (6)
- 【請求項1】ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート
の発泡体の製造に適する割合でポリエーテルポリオール
および1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含んでな
り、該1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンと該ポリオ
ールとの間では反応が起きず、そして発泡体成分の反応
特性に対して実質的な悪影響を及ぼさない発泡体製造用
の貯蔵安定性のプレミックス。 - 【請求項2】ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート
の発泡体の製造に適する割合でポリエステルポリオール
および1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含んでな
り、該1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンと該ポリオ
ールとの間では反応が起きず、そして発泡体成分の反応
特性に対して実質的な悪影響を及ぼさない発泡体製造用
の貯蔵安定性のプレミックス。 - 【請求項3】ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート
の発泡体の製造に適する割合で硬質ポリオールおよび1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含んでなり、該1,1
−ジクロロ−1−フルオロエタンと該ポリオールとの間
では反応が起きず、そして発泡体成分の反応特性に対し
て実質的な悪影響を及ぼさない発泡体製造用の貯蔵安定
性のプレミックス。 - 【請求項4】ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート
の発泡体の製造に適する割合でポリエーテルポリオール
/ポリエステルポリオールの混合物および1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタンを含んでなり、該1,1−ジクロ
ロ−1−フルオロエタンと該ポリオールとの間では反応
が起きず、そして発泡体成分の反応特性に対して実質的
な悪影響を及ぼさない発泡体製造用の貯蔵安定性のプレ
ミックス。 - 【請求項5】ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート
の発泡体の製造に適する割合でメチルグルコシド系ポリ
オールおよび1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含
んでなり、該1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンと該
ポリオールとの間では反応が起きず、そして発泡体成分
の反応特性に対して実質的な悪影響を及ぼさない発泡体
製造用の貯蔵安定性のプレミックス。 - 【請求項6】ポリウレタンまたはポリイソシアヌレート
の発泡体の製造に適する割合で反応性臭素化ジオールお
よび1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンを含んでな
り、該1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンと該ポリオ
ールとの間では反応が起きず、そして発泡体成分の反応
特性に対して実質的な悪影響を及ぼさない発泡製造用の
貯蔵安定性のプレミックス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US61614290A | 1990-11-20 | 1990-11-20 | |
US616,142 | 1990-11-20 | ||
PCT/US1991/008032 WO1992008756A1 (en) | 1990-11-20 | 1991-10-30 | Premix compositions of polyol, blowing agent and optionally additives having improved storage stability |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05507311A JPH05507311A (ja) | 1993-10-21 |
JPH0786152B2 true JPH0786152B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=24468222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4502237A Expired - Lifetime JPH0786152B2 (ja) | 1990-11-20 | 1991-10-30 | 発泡体製造用の改良された貯蔵安定性を有するポリオール/発泡剤プレミックス |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0558622A1 (ja) |
JP (1) | JPH0786152B2 (ja) |
KR (1) | KR100220052B1 (ja) |
CN (1) | CN1061784A (ja) |
AU (1) | AU659424B2 (ja) |
CA (1) | CA2096009A1 (ja) |
MX (1) | MX9102055A (ja) |
WO (1) | WO1992008756A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW374736B (en) * | 1995-09-25 | 1999-11-21 | Allied Signal Inc | Polyol-blowing agent compositions with improved storage stability |
JPH10337738A (ja) * | 1997-06-06 | 1998-12-22 | Showa Alum Corp | 断熱パネルの製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4986930A (en) * | 1988-10-03 | 1991-01-22 | Allied-Signal Inc. | Polyol-blowing agent compositions with improved storage stability |
US5318716A (en) * | 1989-04-10 | 1994-06-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Azeotrope-like mixtures of 1,1-dichloro-2,2,2-trifluoroethane and 1,1-dichloro-1-fluoroethane |
US5107068A (en) * | 1989-05-06 | 1992-04-21 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Polyurethane resin and utilization thereof |
DE69026645T2 (de) * | 1989-06-05 | 1996-11-28 | Daikin Ind Ltd | Verwendung schäumbarer Zusammensetzungen |
US4992483A (en) * | 1989-08-18 | 1991-02-12 | Du Pont Canada Inc. | Polyurethane foam product and process |
-
1991
- 1991-10-30 EP EP19920900913 patent/EP0558622A1/en not_active Withdrawn
- 1991-10-30 KR KR1019930701481A patent/KR100220052B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-10-30 WO PCT/US1991/008032 patent/WO1992008756A1/en not_active Application Discontinuation
- 1991-10-30 AU AU90743/91A patent/AU659424B2/en not_active Ceased
- 1991-10-30 CA CA 2096009 patent/CA2096009A1/en not_active Abandoned
- 1991-10-30 JP JP4502237A patent/JPH0786152B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-14 MX MX9102055A patent/MX9102055A/es unknown
- 1991-11-20 CN CN 91111169 patent/CN1061784A/zh active Pending
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
JournalofCellulerPlasticsVol.26No.2April1990 |
Lancaster,USpages143−160;Lundetal.:"APerformanceEvaluationofEnvironmentallyAcceptableFoamBlowingAgents" |
岩田敬治編「ポリウレタン樹脂ハンドブック」日刊工業新聞社(昭和62年9月25日)第115頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU659424B2 (en) | 1995-05-18 |
KR100220052B1 (ko) | 1999-09-01 |
CN1061784A (zh) | 1992-06-10 |
MX9102055A (es) | 1993-01-01 |
AU9074391A (en) | 1992-06-11 |
EP0558622A1 (en) | 1993-09-08 |
WO1992008756A1 (en) | 1992-05-29 |
JPH05507311A (ja) | 1993-10-21 |
CA2096009A1 (en) | 1992-05-21 |
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