JPH0785582A - 光ディスク装置及び光ディスクカートリッジ - Google Patents
光ディスク装置及び光ディスクカートリッジInfo
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- JPH0785582A JPH0785582A JP5226849A JP22684993A JPH0785582A JP H0785582 A JPH0785582 A JP H0785582A JP 5226849 A JP5226849 A JP 5226849A JP 22684993 A JP22684993 A JP 22684993A JP H0785582 A JPH0785582 A JP H0785582A
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- optical disk
- optical
- hub
- disk
- disc
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- 238000011068 loading method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスクカートリッジがディスク駆動機構
の駆動軸方向に移動するために必要な空間を取り除い
た、薄型な光ディスク装置、及びそれを可能とする光デ
ィスクカートリッジを提供する。 【構成】 ケース(190)に内蔵された光ディスク
(182)と、ベース(104)に固定されたディスク
駆動機構(150)と、光ディスクをディスク駆動機構
に装着させるためのローディング機構(102)と、光
ヘッド(110)を有する光ディスク装置(100)に
おいて、光ディスクがディスク駆動機構に装着される
際、ケースは光ディスク装置内の概略平面内を移動し、
光ディスクに設けられたハブとディスク駆動機構に設け
られたクランパとが、上記平面と概略平行な平面を移動
することにより結合することを特徴とした光ディスク装
置。 【効果】 ケースが光ディスク装置内をディスク駆動軸
方向に移動することなく、概略平面内を移動するため、
光ディスク装置を薄くすることが可能である。
の駆動軸方向に移動するために必要な空間を取り除い
た、薄型な光ディスク装置、及びそれを可能とする光デ
ィスクカートリッジを提供する。 【構成】 ケース(190)に内蔵された光ディスク
(182)と、ベース(104)に固定されたディスク
駆動機構(150)と、光ディスクをディスク駆動機構
に装着させるためのローディング機構(102)と、光
ヘッド(110)を有する光ディスク装置(100)に
おいて、光ディスクがディスク駆動機構に装着される
際、ケースは光ディスク装置内の概略平面内を移動し、
光ディスクに設けられたハブとディスク駆動機構に設け
られたクランパとが、上記平面と概略平行な平面を移動
することにより結合することを特徴とした光ディスク装
置。 【効果】 ケースが光ディスク装置内をディスク駆動軸
方向に移動することなく、概略平面内を移動するため、
光ディスク装置を薄くすることが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクカートリッ
ジに内蔵された光ディスクに、レーザビームを照射して
情報の再生あるいは記録及び再生を行う光ディスク装
置、及び光ディスクカートリッジに係り、特に光ディス
ク装置の薄型化に適した光ディスクカートリッジに関す
る。
ジに内蔵された光ディスクに、レーザビームを照射して
情報の再生あるいは記録及び再生を行う光ディスク装
置、及び光ディスクカートリッジに係り、特に光ディス
ク装置の薄型化に適した光ディスクカートリッジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高記録密度の回転記録媒体である光ディ
スクを用いて、情報の再生あるいは記録及び再生を行う
情報記憶装置として光ディスク装置が開発されている。
光ディスクからの再生、あるいは光ディスクへの記録
は、レーザビームの照射により行われるため、防塵対策
として光ディスクはケースに内蔵されていることが望ま
しい。また、光ディスクを少ない偏心量で回転させるた
めに、光ディスクの中心にはハブが設けられていること
が望ましい。
スクを用いて、情報の再生あるいは記録及び再生を行う
情報記憶装置として光ディスク装置が開発されている。
光ディスクからの再生、あるいは光ディスクへの記録
は、レーザビームの照射により行われるため、防塵対策
として光ディスクはケースに内蔵されていることが望ま
しい。また、光ディスクを少ない偏心量で回転させるた
めに、光ディスクの中心にはハブが設けられていること
が望ましい。
【0003】ハブが取り付けられた光ディスク、及びそ
れを保護するケースからなる光ディスクカートリッジと
して、例えばISO/IEC 10090記載の90m
m書換形光ディスクカートリッジが提案されている。こ
れによれば、図7に示すように、光ディスクカートリッ
ジ580は、ハブ584が設けられた光ディスク582
及びケース590より構成される。ケース590はシャ
ッタ596、ケースA592及びケースB594の3つ
の部品から構成される。ケースA592には光ディスク
582に磁界を与えるための磁界発生手段、例えば電磁
石を光ディスク582に近接させるための開口部が設け
られており、一方、ケースB594には光ディスク58
2に再生あるいは記録を行う手段、例えば光ヘッドを光
ディスク582に近接させるため、そして、光ディスク
582に設けられたハブ584をディスク駆動機構に設
けられたクランパに結合させるための開口部が設けられ
ている。
れを保護するケースからなる光ディスクカートリッジと
して、例えばISO/IEC 10090記載の90m
m書換形光ディスクカートリッジが提案されている。こ
れによれば、図7に示すように、光ディスクカートリッ
ジ580は、ハブ584が設けられた光ディスク582
及びケース590より構成される。ケース590はシャ
ッタ596、ケースA592及びケースB594の3つ
の部品から構成される。ケースA592には光ディスク
582に磁界を与えるための磁界発生手段、例えば電磁
石を光ディスク582に近接させるための開口部が設け
られており、一方、ケースB594には光ディスク58
2に再生あるいは記録を行う手段、例えば光ヘッドを光
ディスク582に近接させるため、そして、光ディスク
582に設けられたハブ584をディスク駆動機構に設
けられたクランパに結合させるための開口部が設けられ
ている。
【0004】図8は従来の光ディスク装置におけるロー
ディング方法を説明する図である。図8に示されるディ
スク駆動機構550は、クランパ552、ディスク駆動
軸554、ボールベアリング556、及び駆動機構本体
558より構成され、ベース504に固定されている。
図8(a)はローディング時の、図8(b)は装着時の
光ディスク及びディスク駆動機構の状態を示している。
ハブ584は光ディスク582の最下面より突出してお
り、一方、ディスク駆動機構550に設けられたクラン
パ552は、突出したハブ584を包み込むようにディ
スク駆動軸方向に凹型となっている。従って、光ディス
ク582に設けられたハブ584とディスク駆動機構5
50に設けられたクランパ552を結合するためには、
ローディング時にハブ584とクランパ552が接触し
ないように、光ディスク582とディスク駆動機構55
0のうちの少なくとも一方をディスク駆動軸方向に移動
させる必要がある。
ディング方法を説明する図である。図8に示されるディ
スク駆動機構550は、クランパ552、ディスク駆動
軸554、ボールベアリング556、及び駆動機構本体
558より構成され、ベース504に固定されている。
図8(a)はローディング時の、図8(b)は装着時の
光ディスク及びディスク駆動機構の状態を示している。
ハブ584は光ディスク582の最下面より突出してお
り、一方、ディスク駆動機構550に設けられたクラン
パ552は、突出したハブ584を包み込むようにディ
スク駆動軸方向に凹型となっている。従って、光ディス
ク582に設けられたハブ584とディスク駆動機構5
50に設けられたクランパ552を結合するためには、
ローディング時にハブ584とクランパ552が接触し
ないように、光ディスク582とディスク駆動機構55
0のうちの少なくとも一方をディスク駆動軸方向に移動
させる必要がある。
【0005】次に、再生あるいは記録及び再生を行う光
ディスク装置の従来例を図6を用いて説明する。光ディ
スク装置500に光ディスクカートリッジ580が挿入
されると、まず光ディスクカートリッジ580は、ロー
ディング機構502により挿入方向に同一面内を移動
し、光ディスク582に設けられたハブ584が、ベー
ス504に固定されたディスク駆動機構550のほぼ上
部に位置決めされると同時に、ケース590に設けられ
たシャッタ596が開く。次に光ディスクカートリッジ
580は、ローディング機構502によりディスク駆動
軸方向に移動し、光ディスク582はディスク駆動機構
550に装着される。装着が確認された場合には、光デ
ィスク582はディスク駆動機構550により回転す
る。光ヘッド510は光ヘッド位置決め機構512によ
りディスク半径方向に移動し、光ディスク582上の所
定の位置で再生あるいは記録を行う。
ディスク装置の従来例を図6を用いて説明する。光ディ
スク装置500に光ディスクカートリッジ580が挿入
されると、まず光ディスクカートリッジ580は、ロー
ディング機構502により挿入方向に同一面内を移動
し、光ディスク582に設けられたハブ584が、ベー
ス504に固定されたディスク駆動機構550のほぼ上
部に位置決めされると同時に、ケース590に設けられ
たシャッタ596が開く。次に光ディスクカートリッジ
580は、ローディング機構502によりディスク駆動
軸方向に移動し、光ディスク582はディスク駆動機構
550に装着される。装着が確認された場合には、光デ
ィスク582はディスク駆動機構550により回転す
る。光ヘッド510は光ヘッド位置決め機構512によ
りディスク半径方向に移動し、光ディスク582上の所
定の位置で再生あるいは記録を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の光ディスク装置
及び光ディスクカートリッジでは、光ディスクカートリ
ッジをローディングする時にハブとクランパとが衝突し
ないようにするためには、光ディスクカートリッジある
いはディスク駆動機構をディスク駆動軸方向に動かす必
要がある。また、ディスク駆動機構がベースに固定され
た光ディスク装置では、光ディスクカートリッジのみを
ディスク駆動軸方向に動かす必要がある。すなわち、従
来の光ディスク装置では、光ディスクカートリッジある
いはディスク駆動機構をディスク駆動軸方向に動かすた
めの余分な空間が必要であり、この結果、装置を薄くす
ることが困難となっていた。
及び光ディスクカートリッジでは、光ディスクカートリ
ッジをローディングする時にハブとクランパとが衝突し
ないようにするためには、光ディスクカートリッジある
いはディスク駆動機構をディスク駆動軸方向に動かす必
要がある。また、ディスク駆動機構がベースに固定され
た光ディスク装置では、光ディスクカートリッジのみを
ディスク駆動軸方向に動かす必要がある。すなわち、従
来の光ディスク装置では、光ディスクカートリッジある
いはディスク駆動機構をディスク駆動軸方向に動かすた
めの余分な空間が必要であり、この結果、装置を薄くす
ることが困難となっていた。
【0007】本発明の目的は、上記の余分な空間を取り
除いた薄型な光ディスク装置、及びそれを可能とする光
ディスクカートリッジを提供することにある。
除いた薄型な光ディスク装置、及びそれを可能とする光
ディスクカートリッジを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ケースに内蔵された光ディスクがディ
スク駆動機構に装着される際に、該ケースが光ディスク
装置内の概略平面内を移動させることを特徴とする。
に、本発明では、ケースに内蔵された光ディスクがディ
スク駆動機構に装着される際に、該ケースが光ディスク
装置内の概略平面内を移動させることを特徴とする。
【0009】更に本発明では、ケースが光ディスク装置
内の概略平面内を移動するだけで、光ディスクをディス
ク駆動機構に装着させる構成として、光ディスクにハブ
を設け、ディスク駆動機構にはクランパを設け、これら
のハブとクランパとをディスク挿入方向の平面内で結合
させる。この際、ディスク駆動機構のクランパをディス
ク挿入方向に凹型の形状にし、光ディスクのハブをディ
スク挿入方向に凸型の形状にすることを特徴とする。
内の概略平面内を移動するだけで、光ディスクをディス
ク駆動機構に装着させる構成として、光ディスクにハブ
を設け、ディスク駆動機構にはクランパを設け、これら
のハブとクランパとをディスク挿入方向の平面内で結合
させる。この際、ディスク駆動機構のクランパをディス
ク挿入方向に凹型の形状にし、光ディスクのハブをディ
スク挿入方向に凸型の形状にすることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、光ディスクがディスク駆動機
構に装着される際、ケースは光ディスク装置内をディス
ク駆動軸方向に移動することなく概略平面内を移動する
ため、光ディスク装置を薄くすることができる。
構に装着される際、ケースは光ディスク装置内をディス
ク駆動軸方向に移動することなく概略平面内を移動する
ため、光ディスク装置を薄くすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例として、ケースが光
ディスク装置内の概略平面内を移動することにより、光
ディスクに設けられたハブとディスク駆動機構に設けら
れたクランパとを結合させる例を述べる。なお、これに
よりこの発明が限定されるものではない。また、説明に
用いる図は模式的に描かれており、その長さが限定され
るものでもない。
ディスク装置内の概略平面内を移動することにより、光
ディスクに設けられたハブとディスク駆動機構に設けら
れたクランパとを結合させる例を述べる。なお、これに
よりこの発明が限定されるものではない。また、説明に
用いる図は模式的に描かれており、その長さが限定され
るものでもない。
【0012】図1は、本発明における光ディスク装置の
一実施例を示す図である。図2は、本発明における光デ
ィスクカートリッジの一実施例を示す図である。図3は
ハブ及びクランパを示す図である。図4は光ディスク方
向の規定方法を説明する図である。図5は光ディスクが
ディスク駆動機構に装着された状態を示す図である。
一実施例を示す図である。図2は、本発明における光デ
ィスクカートリッジの一実施例を示す図である。図3は
ハブ及びクランパを示す図である。図4は光ディスク方
向の規定方法を説明する図である。図5は光ディスクが
ディスク駆動機構に装着された状態を示す図である。
【0013】まず、図2を用いて光ディスクカートリッ
ジを説明する。光ディスクカートリッジ180は、ハブ
184が設けられた光ディスク182及びケース190
より構成される。ケース190はシャッタ196、ケー
スA192及びケースB194の3つの部品から構成さ
れる。ケースA192には光ディスク182に磁界を与
えるための磁界発生手段(例えば電磁石)を光ディスク
に近接させるための開口部が設けられている。ケースB
194には光ディスク182に再生あるいは記録を行う
手段、例えば光ヘッドを光ディスクに近接させるため、
そして、光ディスクに設けられたハブ184をディスク
駆動機構に設けられたクランパに結合させるための開口
部が設けられている。
ジを説明する。光ディスクカートリッジ180は、ハブ
184が設けられた光ディスク182及びケース190
より構成される。ケース190はシャッタ196、ケー
スA192及びケースB194の3つの部品から構成さ
れる。ケースA192には光ディスク182に磁界を与
えるための磁界発生手段(例えば電磁石)を光ディスク
に近接させるための開口部が設けられている。ケースB
194には光ディスク182に再生あるいは記録を行う
手段、例えば光ヘッドを光ディスクに近接させるため、
そして、光ディスクに設けられたハブ184をディスク
駆動機構に設けられたクランパに結合させるための開口
部が設けられている。
【0014】図3はハブ及びクランパを示す図である。
ハブ184は平面及び断面においてディスク挿入方向に
凸型形状であり、クランパ152は平面及び断面におい
てディスク挿入方向に凹型形状である。クランパ152
には所定角度θのテーパ153が設けられている。この
テーパ153はハブ184とクランパ152が結合する
際に、ハブ184の先端がクランパ152の縁に衝突し
ないようにするためのものである。
ハブ184は平面及び断面においてディスク挿入方向に
凸型形状であり、クランパ152は平面及び断面におい
てディスク挿入方向に凹型形状である。クランパ152
には所定角度θのテーパ153が設けられている。この
テーパ153はハブ184とクランパ152が結合する
際に、ハブ184の先端がクランパ152の縁に衝突し
ないようにするためのものである。
【0015】ハブ184及びクランパ152が安定に、
かつ正確に結合するためには、結合していない状態で、
すなわち、光ディスクカートリッジ180のシャッタが
開の場合には、図4(a)に示すとおりハブ184の凸
部及びクランパ152の凹部は、それぞれ結合方向に向
いている必要がある。そこで、例えば図4の(b)に示
すように、光ディスクカートリッジ180が光ディスク
装置に装着されていない状態では、ハブ184の向きを
シャッタ196により一定の方向に固定しておく。一
方、光ディスク装置では、光ディスクカートリッジ18
0が挿入された場合にクランパ152の姿勢を結合可能
な方向に位置決めする。この動作は角度センサが設けら
れたディスク駆動機構において好適である。
かつ正確に結合するためには、結合していない状態で、
すなわち、光ディスクカートリッジ180のシャッタが
開の場合には、図4(a)に示すとおりハブ184の凸
部及びクランパ152の凹部は、それぞれ結合方向に向
いている必要がある。そこで、例えば図4の(b)に示
すように、光ディスクカートリッジ180が光ディスク
装置に装着されていない状態では、ハブ184の向きを
シャッタ196により一定の方向に固定しておく。一
方、光ディスク装置では、光ディスクカートリッジ18
0が挿入された場合にクランパ152の姿勢を結合可能
な方向に位置決めする。この動作は角度センサが設けら
れたディスク駆動機構において好適である。
【0016】次に、再生あるいは記録及び再生を行う光
ディスク装置を図1を用いて説明する。光ディスク装置
100に光ディスクカートリッジ180が挿入される
と、まず光ディスクカートリッジ180は、ローディン
グ機構102によりディスク挿入方向と同一な面内を移
動し、同時にシャッタ196が開かれる。シャッタ19
6が開かれた状態は、図4(a)に示すとおりである。
一方、ディスク駆動機構150は、クランパ152の姿
勢を結合可能な方向に位置決めする。光ディスクカート
リッジ180がさらに移動すると、ベース104に固定
されたディスク駆動機構150のクランパ152と、光
ディスク182に設けられたハブ184が結合し、光デ
ィスク182はディスク駆動機構150に装着される。
装着が確認された場合には、光ディスク182はディス
ク駆動機構150により回転する。
ディスク装置を図1を用いて説明する。光ディスク装置
100に光ディスクカートリッジ180が挿入される
と、まず光ディスクカートリッジ180は、ローディン
グ機構102によりディスク挿入方向と同一な面内を移
動し、同時にシャッタ196が開かれる。シャッタ19
6が開かれた状態は、図4(a)に示すとおりである。
一方、ディスク駆動機構150は、クランパ152の姿
勢を結合可能な方向に位置決めする。光ディスクカート
リッジ180がさらに移動すると、ベース104に固定
されたディスク駆動機構150のクランパ152と、光
ディスク182に設けられたハブ184が結合し、光デ
ィスク182はディスク駆動機構150に装着される。
装着が確認された場合には、光ディスク182はディス
ク駆動機構150により回転する。
【0017】図5は光ディスクがディスク駆動機構に装
着された状態を示す図である。光ディスク182及びハ
ブ184の重心132と、ディスク駆動軸154及びク
ランパ152の重心134は偏心させてあり、その両者
の合成重心130が回転中心と一致させてある。更に、
光ディスク182及びハブ184の重心132は、光デ
ィスク182の回転中心に対して凸部の凸方向に偏心さ
せてある。このような構成では、偏心による遠心力が光
ディスク182及びハブ184の偏心を少なくする方向
に作用する。また、ディスク駆動軸方向においても、ク
ランパ152の断面が凹型形状であるため、遠心力の作
用によりハブ184がクランパ152に押しつけられ
る。そして、合成重心130は回転中心に一致している
ため、クランパ152、ディスク駆動軸154、ボール
ベアリング156、及び駆動機構本体158より構成さ
れるディスク駆動機構150は安定に回転する。
着された状態を示す図である。光ディスク182及びハ
ブ184の重心132と、ディスク駆動軸154及びク
ランパ152の重心134は偏心させてあり、その両者
の合成重心130が回転中心と一致させてある。更に、
光ディスク182及びハブ184の重心132は、光デ
ィスク182の回転中心に対して凸部の凸方向に偏心さ
せてある。このような構成では、偏心による遠心力が光
ディスク182及びハブ184の偏心を少なくする方向
に作用する。また、ディスク駆動軸方向においても、ク
ランパ152の断面が凹型形状であるため、遠心力の作
用によりハブ184がクランパ152に押しつけられ
る。そして、合成重心130は回転中心に一致している
ため、クランパ152、ディスク駆動軸154、ボール
ベアリング156、及び駆動機構本体158より構成さ
れるディスク駆動機構150は安定に回転する。
【0018】光ヘッド110は光ヘッド位置決め機構1
12によりディスク半径方向に移動し、光ディスク18
2上の所定の位置で再生あるいは記録を行う。
12によりディスク半径方向に移動し、光ディスク18
2上の所定の位置で再生あるいは記録を行う。
【0019】光ディスクカートリッジ180を光ディス
ク装置100より取り外す作業は、上述した装着する作
業の手順を逆から行うことにより実現する。
ク装置100より取り外す作業は、上述した装着する作
業の手順を逆から行うことにより実現する。
【0020】上述した構成によれば、ケース190が光
ディスク装置100内の概略平面内を移動することによ
り、光ディスク182に設けられたハブ184とディス
ク駆動機構150に設けられたクランパ152とが結合
することが可能となり、薄型な光ディスク装置が提供さ
れる。
ディスク装置100内の概略平面内を移動することによ
り、光ディスク182に設けられたハブ184とディス
ク駆動機構150に設けられたクランパ152とが結合
することが可能となり、薄型な光ディスク装置が提供さ
れる。
【0021】なお、ハブの形状を平面及び断面において
ディスク挿入方向に凹型形状とし、クランパの形状を平
面及び断面においてディスク挿入方向に凸型形状として
も同等の効果が得られる。
ディスク挿入方向に凹型形状とし、クランパの形状を平
面及び断面においてディスク挿入方向に凸型形状として
も同等の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明の光ディスク装置及び光ディスク
カートリッジによれば、ケースが光ディスク装置内の概
略平面内を移動するだけで、光ディスクをディスク駆動
機構に装着することができるため、光ディスク装置を薄
くすることが可能となる。
カートリッジによれば、ケースが光ディスク装置内の概
略平面内を移動するだけで、光ディスクをディスク駆動
機構に装着することができるため、光ディスク装置を薄
くすることが可能となる。
【図1】本発明における光ディスク装置の一実施例を示
す図。
す図。
【図2】本発明における光ディスクカートリッジの一実
施例を示す図。
施例を示す図。
【図3】ハブ及びクランパを示す図。
【図4】光ディスク方向の規定方法を説明する図。
【図5】光ディスクがディスク駆動機構に装着された状
態を示す図。
態を示す図。
【図6】従来の光ディスク装置を示す図。
【図7】従来の光ディスクカートリッジを示す図。
【図8】従来の光ディスク装置におけるローディング方
法を説明する図。
法を説明する図。
100…光ディスク装置、102…ローディング機構、
104…ベース、110…光ヘッド、112…光ヘッド
位置決め機構、150…ディスク駆動機構、152…ク
ランパ、154…ディスク駆動軸、156…ボールベア
リング、158…駆動機構本体、180…光ディスクカ
ートリッジ、182…光ディスク、184…ハブ、19
0…ケース、192…ケースA、194…ケースB、1
96…シャッタ、500…光ディスク装置、502…ロ
ーディング機構、504…ベース、510…光ヘッド、
512…光ヘッド位置決め機構、550…ディスク駆動
機構、552…クランパ、554…ディスク駆動軸、5
56…ボールベアリング、558…駆動機構本体、58
0…光ディスクカートリッジ、582…光ディスク、5
84…ハブ、590…ケース、592…ケースA、59
4…ケースB、596…シャッタ。
104…ベース、110…光ヘッド、112…光ヘッド
位置決め機構、150…ディスク駆動機構、152…ク
ランパ、154…ディスク駆動軸、156…ボールベア
リング、158…駆動機構本体、180…光ディスクカ
ートリッジ、182…光ディスク、184…ハブ、19
0…ケース、192…ケースA、194…ケースB、1
96…シャッタ、500…光ディスク装置、502…ロ
ーディング機構、504…ベース、510…光ヘッド、
512…光ヘッド位置決め機構、550…ディスク駆動
機構、552…クランパ、554…ディスク駆動軸、5
56…ボールベアリング、558…駆動機構本体、58
0…光ディスクカートリッジ、582…光ディスク、5
84…ハブ、590…ケース、592…ケースA、59
4…ケースB、596…シャッタ。
Claims (12)
- 【請求項1】ケースに内蔵された光ディスクと、ベース
に固定されたディスク駆動機構と、該光ディスクを該デ
ィスク駆動機構に装着させるためのローディング機構
と、該光ディスクに記録された情報の再生あるいは該光
ディスクに記録されるべき情報の記録及び再生を行う光
ヘッドとを有する光ディスク装置において、上記光ディ
スクに設けられたハブと上記ディスク駆動機構に設けら
れたクランパとが、一方向を移動することにより結合す
ることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
上記クランパはローディング時のディスク挿入方向に凹
型形状を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】ハブが設けられ、レーザビーム照射による
情報の再生あるいは記録及び再生が可能な光ディスク
と、ケースより構成される光ディスクカートリッジにお
いて、上記ケースが光ディスク装置内の概略平面内を移
動し、上記ハブとディスク駆動機構に設けられたクラン
パとが、上記平面と概略平行な平面を移動することによ
り結合することを特徴とする光ディスクカートリッジ。 - 【請求項4】請求項3記載の光ディスクカートリッジに
おいて、上記ハブはローディング時のディスク挿入方向
に凸型形状を有することを特徴とする光ディスクカート
リッジ。 - 【請求項5】レーザビーム照射による情報の再生あるい
は記録及び再生が可能な光ディスクと、ベースに固定さ
れたディスク駆動機構と、該光ディスクを該ディスク駆
動機構に装着させるためのローディング機構と、情報の
再生あるいは記録及び再生を行う光ヘッドとを有する光
ディスク装置において、上記光ディスクは重心と回転中
心の位置が異なり、上記ディスク駆動機構は重心と回転
中心の位置が異なり、上記光ディスクと上記ディスク駆
動機構の合成重心が回転中心と概略一致することを特徴
とする光ディスク装置。 - 【請求項6】請求項5記載の光ディスク装置において、
上記クランパはローディング時のディスク挿入方向に凹
型形状を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項7】ハブが設けられ、レーザビーム照射による
情報の再生あるいは記録及び再生が可能な光ディスクに
おいて、上記光ディスクは重心と回転中心の位置が異な
り、上記光ディスクとディスク駆動機構の合成重心が回
転中心と概略一致することを特徴とする光ディスク。 - 【請求項8】請求項7記載の光ディスクにおいて、上記
ハブはローディング時のディスク挿入方向に凸型形状を
有することを特徴とする光ディスク。 - 【請求項9】ハブが設けられ、レーザビーム照射による
情報の再生あるいは記録及び再生が可能な光ディスク
と、ケースより構成される光ディスクカートリッジにお
いて、上記光ディスクは重心と回転中心の位置が異な
り、上記光ディスクと上記ディスク駆動機構の合成重心
が回転中心と概略一致することを特徴とする光ディスク
カートリッジ。 - 【請求項10】請求項9記載の光ディスクカートリッジ
において、上記ハブはローディング時のディスク挿入方
向に凸型形状を有することを特徴とする光ディスクカー
トリッジ。 - 【請求項11】光ディスクと、該光ディスクの略中心部
分に設けられた凸状のハブと、該光ディスクを保持する
開口部を有するケースと、該開口部を開閉するためのシ
ャッタであって、該シャッタは上記ハブの凸部の方向を
固定する手段を有するシャッタとから成ることを特徴と
する光ディスクカートリッジ。 - 【請求項12】上記ハブを備えた上記光ディスクは、重
心と回転中心の位置が異なることを特徴とする請求項1
1に記載の光ディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5226849A JPH0785582A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 光ディスク装置及び光ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5226849A JPH0785582A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 光ディスク装置及び光ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785582A true JPH0785582A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16851533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5226849A Pending JPH0785582A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 光ディスク装置及び光ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0957481A1 (en) * | 1998-05-15 | 1999-11-17 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Drive disk with compensation of disk eccentricity |
EP0957480A1 (en) * | 1998-05-15 | 1999-11-17 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Disk drive with compensation of disk eccentricity |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5226849A patent/JPH0785582A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0957481A1 (en) * | 1998-05-15 | 1999-11-17 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Drive disk with compensation of disk eccentricity |
EP0957480A1 (en) * | 1998-05-15 | 1999-11-17 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Disk drive with compensation of disk eccentricity |
US6366552B1 (en) | 1998-05-15 | 2002-04-02 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Disk drive with compensation of disk eccentricity |
US6865744B2 (en) | 1998-05-15 | 2005-03-08 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Disk drive with compensation of disk eccentricity |
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