JPH0784835A - マイクロコンピュータシステム - Google Patents
マイクロコンピュータシステムInfo
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- JPH0784835A JPH0784835A JP5233085A JP23308593A JPH0784835A JP H0784835 A JPH0784835 A JP H0784835A JP 5233085 A JP5233085 A JP 5233085A JP 23308593 A JP23308593 A JP 23308593A JP H0784835 A JPH0784835 A JP H0784835A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Bus Control (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイコンに接続されるメモリ及びI/Oデバ
イスで構成された外部回路のレディ端子RDYが“H”
を送出しない場合、動作が停止してしまうことを防止す
る。 【構成】 マイコンがメモリ及びI/Oデバイスをアク
セスするとき、そのメモリ及びI/Oデバイスのレディ
端子RDYが“H”を送出しない場合、カウンタ34が
システムクロックCLKをカウントし、一定時間経過後
にシステムクロックCLKに同期してD−FF36から
システムリセットRSTが発生する。
イスで構成された外部回路のレディ端子RDYが“H”
を送出しない場合、動作が停止してしまうことを防止す
る。 【構成】 マイコンがメモリ及びI/Oデバイスをアク
セスするとき、そのメモリ及びI/Oデバイスのレディ
端子RDYが“H”を送出しない場合、カウンタ34が
システムクロックCLKをカウントし、一定時間経過後
にシステムクロックCLKに同期してD−FF36から
システムリセットRSTが発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンチップ(以下、1
チップという)等で形成されたマイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)と、それに接続される外部メ
モリ及び入出力(Input/Output、以下、I/Oという)
デバイス等の外部回路とを備えたマイコンシステム、特
にその外部回路に対するアクセスを行うためのバスイン
ターフェイスに関するものである。
チップという)等で形成されたマイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)と、それに接続される外部メ
モリ及び入出力(Input/Output、以下、I/Oという)
デバイス等の外部回路とを備えたマイコンシステム、特
にその外部回路に対するアクセスを行うためのバスイン
ターフェイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、1チップマイコンには、アクセ
ス時間の大きいメモリ或いはI/Oデバイスを使用した
場合に、アクセスサイクルを延長する目的でレディ(R
EADY、以下、RDYという)端子が設けられてい
る。図2は、従来のマイコンシステムの一構成例を示す
概略のブロック図である。このマイコン1は、1チップ
で構成され、プログラムに従って演算処理を行う中央処
理装置(Central Processing Unit 、以下、CPUとい
う)、プログラムを記憶するプログラムメモリ、CPU
からのデータの書き込みと読み出しを行うデータメモ
リ、及び外部機器との間でデータのやり取りを行うI/
O部等を有している。マイコン1は、アドレス出力用の
アドレス端子A0〜A15、データ入出力用のデータ端
子D0〜D7、メモリ読み出し信号を出力する逆相リー
ドストローブ端子RD/、及びメモリ書き込み信号を出
力する逆相ライトストローブ端子WR/、I/Oデバイ
ス読み出し信号を出力する逆相IOリードストローブ端
子IORD/、I/Oデバイス書き込み信号を出力する
逆相IOライトストローブ端子IOWR/、及び外部回
路の動作準備の完了信号を入力するレディ端子RDYを
備えている。
ス時間の大きいメモリ或いはI/Oデバイスを使用した
場合に、アクセスサイクルを延長する目的でレディ(R
EADY、以下、RDYという)端子が設けられてい
る。図2は、従来のマイコンシステムの一構成例を示す
概略のブロック図である。このマイコン1は、1チップ
で構成され、プログラムに従って演算処理を行う中央処
理装置(Central Processing Unit 、以下、CPUとい
う)、プログラムを記憶するプログラムメモリ、CPU
からのデータの書き込みと読み出しを行うデータメモ
リ、及び外部機器との間でデータのやり取りを行うI/
O部等を有している。マイコン1は、アドレス出力用の
アドレス端子A0〜A15、データ入出力用のデータ端
子D0〜D7、メモリ読み出し信号を出力する逆相リー
ドストローブ端子RD/、及びメモリ書き込み信号を出
力する逆相ライトストローブ端子WR/、I/Oデバイ
ス読み出し信号を出力する逆相IOリードストローブ端
子IORD/、I/Oデバイス書き込み信号を出力する
逆相IOライトストローブ端子IOWR/、及び外部回
路の動作準備の完了信号を入力するレディ端子RDYを
備えている。
【0003】アドレス端子A0〜A15及びデータ端子
D0〜D7は、アドレスバス2及びデータバス3を介し
て、データを記憶するメモリ4のアドレス端子A0〜A
15、及びデータ端子D0〜D7に接続されると共に、
外部機器とデータの授受を行うI/Oデバイス5のアド
レス端子A0〜A15、及びデータ端子D0〜D7に接
続されている。逆相リードストローブ端子RD/及び逆
相ライトストローブ端子WR/は、メモリ4の逆相出力
イネーブル端子OE/及び逆相ライトイネーブル端子W
E/にそれぞれ接続されている。逆相IOリードストロ
ーブ端子IORD/及び逆相IOライトストローブ端子
IOWR/は、がI/Oデバイス5の逆相出力イネーブ
ル端子OE/及び逆相ライトイネーブル端子WE/にそ
れぞれ接続されている。又、メモリ4及びI/Oデバイ
ス5のレディ端子RDYは、マイコン1のレディ端子R
DYに接続されている。これらのアドレスバス2、デー
タバス3、逆相リードストローブ端子RD/、逆相ライ
トストローブ端子WR/、逆相IOリードストローブ端
子IORD/、逆相IOライトストローブ端子IOWR
/、及びレディ端子RDYは、マイコン1とメモリ4及
びI/Oデバイス5とのインターフェイスとして機能し
ている。図3は、図2の動作を説明するためのタイムチ
ャートであり、横軸に時間、及び縦軸に電圧がとられて
いる。この図を参照しつつ、図2のI/Oデバイス5か
らデータを読み出す動作を説明する。先ず、アドレス端
子A0〜A15からアドレスバス2へマイコン1内部の
アドレスレジスタに保持されていたアドレスが出力さ
れ、それと同時に、マイコン1の逆相IOリードストロ
ーブ端子IORD/からI/Oデバイス5の逆相出力イ
ネーブル端子OE/へ低レベル(以下、“L”という)
が送出される。I/Oデバイス5は、逆相IOリードス
トローブ端子IORD/からの“L”に応答する準備が
完了した時点で、マイコン1のレディ端子RDYに高レ
ベル(以下、“H”という)を送出する。その結果、ア
ドレスバス2を介して伝搬されてきたアドレスによって
指定されるデータが、I/Oデバイス5のデータ端子D
0〜D7から読み出され、データバス3を介してマイコ
ン1へ送り込まれる。
D0〜D7は、アドレスバス2及びデータバス3を介し
て、データを記憶するメモリ4のアドレス端子A0〜A
15、及びデータ端子D0〜D7に接続されると共に、
外部機器とデータの授受を行うI/Oデバイス5のアド
レス端子A0〜A15、及びデータ端子D0〜D7に接
続されている。逆相リードストローブ端子RD/及び逆
相ライトストローブ端子WR/は、メモリ4の逆相出力
イネーブル端子OE/及び逆相ライトイネーブル端子W
E/にそれぞれ接続されている。逆相IOリードストロ
ーブ端子IORD/及び逆相IOライトストローブ端子
IOWR/は、がI/Oデバイス5の逆相出力イネーブ
ル端子OE/及び逆相ライトイネーブル端子WE/にそ
れぞれ接続されている。又、メモリ4及びI/Oデバイ
ス5のレディ端子RDYは、マイコン1のレディ端子R
DYに接続されている。これらのアドレスバス2、デー
タバス3、逆相リードストローブ端子RD/、逆相ライ
トストローブ端子WR/、逆相IOリードストローブ端
子IORD/、逆相IOライトストローブ端子IOWR
/、及びレディ端子RDYは、マイコン1とメモリ4及
びI/Oデバイス5とのインターフェイスとして機能し
ている。図3は、図2の動作を説明するためのタイムチ
ャートであり、横軸に時間、及び縦軸に電圧がとられて
いる。この図を参照しつつ、図2のI/Oデバイス5か
らデータを読み出す動作を説明する。先ず、アドレス端
子A0〜A15からアドレスバス2へマイコン1内部の
アドレスレジスタに保持されていたアドレスが出力さ
れ、それと同時に、マイコン1の逆相IOリードストロ
ーブ端子IORD/からI/Oデバイス5の逆相出力イ
ネーブル端子OE/へ低レベル(以下、“L”という)
が送出される。I/Oデバイス5は、逆相IOリードス
トローブ端子IORD/からの“L”に応答する準備が
完了した時点で、マイコン1のレディ端子RDYに高レ
ベル(以下、“H”という)を送出する。その結果、ア
ドレスバス2を介して伝搬されてきたアドレスによって
指定されるデータが、I/Oデバイス5のデータ端子D
0〜D7から読み出され、データバス3を介してマイコ
ン1へ送り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイコン1では、次のような課題があった。例えば、I
/Oデバイス5はマイコン1の逆相IOリードストロー
ブ端子IORD/からの“L”に応答する準備が完了し
た時点で、次のバスサイクルに移るため、マイコン1の
レディ端子RDYに“H”を送出する。ところが、ノイ
ズ等の影響により、I/Oデバイス5のレディ端子RD
Yから“H”が送出されない場合、バスサイクルが終了
せず、次の動作に移ることができない。図4は、I/O
デバイス5のレディ端子RDYより“H”が送出されな
い場合の図2のタイムチャートである。図4では、マイ
コン1がレディ端子RDYから“H”が入力されるのを
待っており、動作が止まった状態になっている。このよ
うに、マイコン1にはレディ端子RDYに“H”が入力
されないと動作が停止してしまうという問題があった。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、マイ
コンがメモリ及びI/Oデバイスとアクセスするときに
メモリ及びI/Oデバイスのレディ端子RDYから
“H”が送出されない場合、動作が停止してしまうとい
う点について解決し、一定時間の経過後に動作が復帰す
るマイコンを提供するものである。
マイコン1では、次のような課題があった。例えば、I
/Oデバイス5はマイコン1の逆相IOリードストロー
ブ端子IORD/からの“L”に応答する準備が完了し
た時点で、次のバスサイクルに移るため、マイコン1の
レディ端子RDYに“H”を送出する。ところが、ノイ
ズ等の影響により、I/Oデバイス5のレディ端子RD
Yから“H”が送出されない場合、バスサイクルが終了
せず、次の動作に移ることができない。図4は、I/O
デバイス5のレディ端子RDYより“H”が送出されな
い場合の図2のタイムチャートである。図4では、マイ
コン1がレディ端子RDYから“H”が入力されるのを
待っており、動作が止まった状態になっている。このよ
うに、マイコン1にはレディ端子RDYに“H”が入力
されないと動作が停止してしまうという問題があった。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、マイ
コンがメモリ及びI/Oデバイスとアクセスするときに
メモリ及びI/Oデバイスのレディ端子RDYから
“H”が送出されない場合、動作が停止してしまうとい
う点について解決し、一定時間の経過後に動作が復帰す
るマイコンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、マイコン内に設けられシステムクロ
ックに同期してマイコンシステムをプログラム制御する
CPUと、前記マイコンに外部バスを介して接続され、
前記CPUの命令に対する応答の準備が終了すると完了
信号を活性化する外部回路と、前記マイコン内に設けら
れて前記CPUで制御され、前記完了信号が活性化され
ると前記外部回路と該CPUとの間でデータの授受を行
なわせるための外部バスサイクルを制御するバスコント
ローラとを備えたマイコンシステムにおいて、次のよう
な手段を講じている。即ち、前記マイコンには、前記バ
スコントローラで制御される前記外部バスサイクルの開
始後、前記完了信号が非活性の間前記システムクロック
を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値が所定の
値に達した時に前記CPUを初期化するシステムリセッ
ト信号を発生するリセット手段とを、前記マイコン内に
設けている。第2の発明では、第1の発明と同様のマイ
コンにおいて、前記バスコントローラで制御される前記
外部バスサイクルの開始後、前記完了信号が非活性の間
前記システムクロックを計数する計数手段と、設定値を
保持する保持手段と、前記計数手段の出力と前記保持手
段の出力との一致/不一致を比較する比較手段と、前記
比較手段の比較結果が一致のときに前記中央処理装置を
初期化するシステムリセット信号を発生するリセット手
段とを、前記マイコン内に設けている。
を解決するために、マイコン内に設けられシステムクロ
ックに同期してマイコンシステムをプログラム制御する
CPUと、前記マイコンに外部バスを介して接続され、
前記CPUの命令に対する応答の準備が終了すると完了
信号を活性化する外部回路と、前記マイコン内に設けら
れて前記CPUで制御され、前記完了信号が活性化され
ると前記外部回路と該CPUとの間でデータの授受を行
なわせるための外部バスサイクルを制御するバスコント
ローラとを備えたマイコンシステムにおいて、次のよう
な手段を講じている。即ち、前記マイコンには、前記バ
スコントローラで制御される前記外部バスサイクルの開
始後、前記完了信号が非活性の間前記システムクロック
を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値が所定の
値に達した時に前記CPUを初期化するシステムリセッ
ト信号を発生するリセット手段とを、前記マイコン内に
設けている。第2の発明では、第1の発明と同様のマイ
コンにおいて、前記バスコントローラで制御される前記
外部バスサイクルの開始後、前記完了信号が非活性の間
前記システムクロックを計数する計数手段と、設定値を
保持する保持手段と、前記計数手段の出力と前記保持手
段の出力との一致/不一致を比較する比較手段と、前記
比較手段の比較結果が一致のときに前記中央処理装置を
初期化するシステムリセット信号を発生するリセット手
段とを、前記マイコン内に設けている。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにマイコンシ
ステムを構成したので、外部バスサイクルの開始後、外
部回路がCPUの命令に対する応答の準備を終了し、該
外部回路からの完了信号が活性化するまで、計数手段が
システムクロックを計数する。この計数値が所定の値に
達する一定時間経過後に、リセット手段からシステムリ
セット信号が発生し、CPUが初期化される。第2の発
明によれば、外部バスサイクルの開始後、外部回路がC
PUの命令に対する応答の準備を終了して完了信号を活
性化するまでの間、比較手段では、計数手段の出力と設
定値を保持する保持手段の出力とを比較する。この比較
結果が一致したときにリセット手段からシステムリセッ
ト信号が発生し、CPUが初期化される。従って、前記
課題を解決できるのである。
ステムを構成したので、外部バスサイクルの開始後、外
部回路がCPUの命令に対する応答の準備を終了し、該
外部回路からの完了信号が活性化するまで、計数手段が
システムクロックを計数する。この計数値が所定の値に
達する一定時間経過後に、リセット手段からシステムリ
セット信号が発生し、CPUが初期化される。第2の発
明によれば、外部バスサイクルの開始後、外部回路がC
PUの命令に対する応答の準備を終了して完了信号を活
性化するまでの間、比較手段では、計数手段の出力と設
定値を保持する保持手段の出力とを比較する。この比較
結果が一致したときにリセット手段からシステムリセッ
ト信号が発生し、CPUが初期化される。従って、前記
課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】第1の実施例 図5は、本発明の第1の実施例を示すマイコンの要部の
構成ブロック図である。マイコン10は、1チップで構
成され、CPU20、I/O部の一つであるバスインタ
ーフェイス30、プログラムを記憶する図示しないプロ
グラムメモリ、及び該CPU20からのデータの書き込
みと読み出しを行う図示しないデータメモリ等を備えて
いる。マイコンシステムの動作をプログラム制御するC
PU20は内部データバス21を有し、その内部データ
バス21には、プログラムメモリに格納されている命令
を逐次指定するアドレスを記憶するプログラムカウンタ
22、スタック中のレジスタのアドレスを保持する機能
を有するスタックポインタ23、命令のオペランドを指
定する実行アドレスが格納されるアドレスレジスタ2
4、及び該プログラムメモリから読み出された命令を取
り込むインストラクションレジスタ25が接続されてい
る。インストラクションレジスタ25には、該インスト
ラクションレジスタ25に保持されている命令に基づ
き、マイコン内部の各回路を制御する信号を出力する機
能を有するプログラマブル・ロジック・アレイ(Progra
mmableLogic Array、以下、PLAという)26が接続
されている。又、内部データバス21には、演算結果を
一時記憶するアキュムレータ27、データを取り込み、
データの一時格納に用いられるレジスタ28が接続され
ている。アキュムレータ27とレジスタ28には、該ア
キュムレータ27と該レジスタ28に保持されているデ
ータの演算を行い、その演算結果を内部データバス21
に出力するALU29等が接続されている。バスインタ
ーフェイス30の入力側は、内部データバス21、プロ
グラムカウンタ22、及びアドレスレジスタ24に接続
され、その出力側のアドレス端子A0〜A15及びデー
タ端子D0〜D7が、アドレスバス41及びデータバス
42に接続されている。
構成ブロック図である。マイコン10は、1チップで構
成され、CPU20、I/O部の一つであるバスインタ
ーフェイス30、プログラムを記憶する図示しないプロ
グラムメモリ、及び該CPU20からのデータの書き込
みと読み出しを行う図示しないデータメモリ等を備えて
いる。マイコンシステムの動作をプログラム制御するC
PU20は内部データバス21を有し、その内部データ
バス21には、プログラムメモリに格納されている命令
を逐次指定するアドレスを記憶するプログラムカウンタ
22、スタック中のレジスタのアドレスを保持する機能
を有するスタックポインタ23、命令のオペランドを指
定する実行アドレスが格納されるアドレスレジスタ2
4、及び該プログラムメモリから読み出された命令を取
り込むインストラクションレジスタ25が接続されてい
る。インストラクションレジスタ25には、該インスト
ラクションレジスタ25に保持されている命令に基づ
き、マイコン内部の各回路を制御する信号を出力する機
能を有するプログラマブル・ロジック・アレイ(Progra
mmableLogic Array、以下、PLAという)26が接続
されている。又、内部データバス21には、演算結果を
一時記憶するアキュムレータ27、データを取り込み、
データの一時格納に用いられるレジスタ28が接続され
ている。アキュムレータ27とレジスタ28には、該ア
キュムレータ27と該レジスタ28に保持されているデ
ータの演算を行い、その演算結果を内部データバス21
に出力するALU29等が接続されている。バスインタ
ーフェイス30の入力側は、内部データバス21、プロ
グラムカウンタ22、及びアドレスレジスタ24に接続
され、その出力側のアドレス端子A0〜A15及びデー
タ端子D0〜D7が、アドレスバス41及びデータバス
42に接続されている。
【0008】更に、バスインターフェイス30は、メモ
リ用逆相リードストローブ端子RD/、メモリ用逆相ラ
イトストローブ端子WR/、I/Oデバイス用逆相リー
ドストローブ端子IORD/、及びI/Oデバイス用逆
相ライトストローブ端子IOWR/を備えている。アド
レスバス41及びデータバス42には、データを記憶す
る外部回路であるメモリ43及び外部機器とのデータの
やり取りを行う外部回路であるI/Oデバイス44にそ
れぞれ接続されている。メモリ用逆相リードストローブ
端子RD/及びメモリ用逆相ライトストローブ端子WR
/は、メモリ43の逆相出力イネーブル端子OE/及び
逆相ライトイネーブル端子WE/にそれぞれ接続されて
いる。I/Oデバイス用逆相リードストローブ端子IO
RD/及びI/Oデバイス用逆相ライトストローブ端子
IOWR/は、I/Oデバイス44の逆相出力イネーブ
ル端子OE/及び逆相ライトイネーブル端子WE/にそ
れぞれ接続されている。メモリ43及びI/Oデバイス
44の完了信号を出力するレディ端子RDYは、バスイ
ンターフェイス30のレディ端子RDYに接続されてい
る。
リ用逆相リードストローブ端子RD/、メモリ用逆相ラ
イトストローブ端子WR/、I/Oデバイス用逆相リー
ドストローブ端子IORD/、及びI/Oデバイス用逆
相ライトストローブ端子IOWR/を備えている。アド
レスバス41及びデータバス42には、データを記憶す
る外部回路であるメモリ43及び外部機器とのデータの
やり取りを行う外部回路であるI/Oデバイス44にそ
れぞれ接続されている。メモリ用逆相リードストローブ
端子RD/及びメモリ用逆相ライトストローブ端子WR
/は、メモリ43の逆相出力イネーブル端子OE/及び
逆相ライトイネーブル端子WE/にそれぞれ接続されて
いる。I/Oデバイス用逆相リードストローブ端子IO
RD/及びI/Oデバイス用逆相ライトストローブ端子
IOWR/は、I/Oデバイス44の逆相出力イネーブ
ル端子OE/及び逆相ライトイネーブル端子WE/にそ
れぞれ接続されている。メモリ43及びI/Oデバイス
44の完了信号を出力するレディ端子RDYは、バスイ
ンターフェイス30のレディ端子RDYに接続されてい
る。
【0009】図1は、本発明の第1の実施例を示す図5
中のバスインターフェイス30の回路図である。このバ
スインターフェイス30は、バスコントローラ31を備
え、そのバスコントローラ31がアドレスバス41及び
データバス42を介して図5のメモリ43及びI/Oデ
バイス44に接続されている。バスコントローラ31
は、図5のプログラムカウンタ22のアドレス或いはア
ドレスレジスタ24に格納されている命令のオペランド
を指定する実効アドレスを受け取り、それらのアドレス
をアドレスバス41を介してメモリ43及びI/Oデバ
イス44に与える機能を有している。又、バスインター
フェイス30には、計数手段であるカウンタ34、及び
リセット手段である遅延フリップフロップ(以下、D−
FFという)36が設けられている。バスコントローラ
31のレディ端子RDYは、メモリ43及びI/Oデバ
イス44のレディ端子RDYに接続されると共に、イン
バータ32を介して2入力NANDゲート33の一方の
入力側に接続されている。バスコントローラ31のバス
サイクル開始信号S31を出力する信号線は、NAND
ゲート33の他方の入力側に接続されている。更に、N
ANDゲート33の出力側がカウンタ34のリセット端
子Rに接続されている。カウンタ34の出力端子Q1,
Q2,及びQ3は3入力ANDゲート35の入力側にそ
れぞれ接続され、ANDゲート35の出力側がD−FF
36の入力端子Dに接続されている。カウンタ34及び
D−FF36のクロック入力端子には、システムクロッ
クCLKを生成する図示しないクロック発生回路が接続
されている。。D−FF36の出力端子Qからシステム
クロックCLKに同期してシステムリセット信号RST
が送出される。
中のバスインターフェイス30の回路図である。このバ
スインターフェイス30は、バスコントローラ31を備
え、そのバスコントローラ31がアドレスバス41及び
データバス42を介して図5のメモリ43及びI/Oデ
バイス44に接続されている。バスコントローラ31
は、図5のプログラムカウンタ22のアドレス或いはア
ドレスレジスタ24に格納されている命令のオペランド
を指定する実効アドレスを受け取り、それらのアドレス
をアドレスバス41を介してメモリ43及びI/Oデバ
イス44に与える機能を有している。又、バスインター
フェイス30には、計数手段であるカウンタ34、及び
リセット手段である遅延フリップフロップ(以下、D−
FFという)36が設けられている。バスコントローラ
31のレディ端子RDYは、メモリ43及びI/Oデバ
イス44のレディ端子RDYに接続されると共に、イン
バータ32を介して2入力NANDゲート33の一方の
入力側に接続されている。バスコントローラ31のバス
サイクル開始信号S31を出力する信号線は、NAND
ゲート33の他方の入力側に接続されている。更に、N
ANDゲート33の出力側がカウンタ34のリセット端
子Rに接続されている。カウンタ34の出力端子Q1,
Q2,及びQ3は3入力ANDゲート35の入力側にそ
れぞれ接続され、ANDゲート35の出力側がD−FF
36の入力端子Dに接続されている。カウンタ34及び
D−FF36のクロック入力端子には、システムクロッ
クCLKを生成する図示しないクロック発生回路が接続
されている。。D−FF36の出力端子Qからシステム
クロックCLKに同期してシステムリセット信号RST
が送出される。
【0010】図6はレディ端子RDYに“H”が入力さ
れる場合の図1及び図5のタイムチャートであり、図7
はレディ端子RDYに“H”が入力されない場合の図1
及び図5のタイムチャートである。この図6及び図7
は、横軸に時間、縦軸に電圧がとられている。これらの
図を参照しつつ、図5のI/Oデバイス44からデータ
を読み出す動作を説明する。 (1)レディ端子RDYに“H”が入力される場合 図5のCPU20からの命令により、アドレスレジスタ
24に所定のデータが内部データバス21を介して書き
込まれる。図6において、図5のアドレスレジスタ24
のアドレスがI/Oデバイス44を指定する番地となっ
て命令の読み出しサイクルが開始される。そしてI/O
デバイス44がアクセスされ、同時にバスサイクル開始
信号S31が“H”になる。この時、I/Oデバイス4
4のレディ端子RDYからはまだ“H”が出力されてい
ないので、インバータ32の出力は“H”である。つま
り、NANDゲート33の出力信号S33はバスサイク
ル開始信号S31により“L”になるので、カウンタ3
4はリセットが解除され、カウントを開始する。又、ア
ドレスレジスタ24に保持されているアドレスがバスコ
ントローラ31からアドレスバス41を介してI/Oデ
バイス44へ送出される。それと同時にバスコントロー
ラ31の逆相リードストローブ端子IORD/から
“L”が送出される。I/Oデバイス44の逆相出力イ
ネーブル端子OE/は、逆相リードストローブ端子IO
RD/から“L”を受け取り、その信号に対する応答の
準備が終了するとレディ端子RDYから“H”を送出す
る。バスコントローラ31のレディ端子RDYが“H”
を受け取ると、データバス42を介してI/Oデバイス
44よりデータを受け取る。その後読み出されたデータ
は内部データバス21を介してアキュムレータ27に送
られる。又、I/Oデバイス44のレディ端子RDYよ
り送出された“H”はインバータ32を介してNAND
ゲート33にも入力される。そしてNANDゲート33
の出力信号S33は“H”となりカウンタ34がリセッ
トされる。
れる場合の図1及び図5のタイムチャートであり、図7
はレディ端子RDYに“H”が入力されない場合の図1
及び図5のタイムチャートである。この図6及び図7
は、横軸に時間、縦軸に電圧がとられている。これらの
図を参照しつつ、図5のI/Oデバイス44からデータ
を読み出す動作を説明する。 (1)レディ端子RDYに“H”が入力される場合 図5のCPU20からの命令により、アドレスレジスタ
24に所定のデータが内部データバス21を介して書き
込まれる。図6において、図5のアドレスレジスタ24
のアドレスがI/Oデバイス44を指定する番地となっ
て命令の読み出しサイクルが開始される。そしてI/O
デバイス44がアクセスされ、同時にバスサイクル開始
信号S31が“H”になる。この時、I/Oデバイス4
4のレディ端子RDYからはまだ“H”が出力されてい
ないので、インバータ32の出力は“H”である。つま
り、NANDゲート33の出力信号S33はバスサイク
ル開始信号S31により“L”になるので、カウンタ3
4はリセットが解除され、カウントを開始する。又、ア
ドレスレジスタ24に保持されているアドレスがバスコ
ントローラ31からアドレスバス41を介してI/Oデ
バイス44へ送出される。それと同時にバスコントロー
ラ31の逆相リードストローブ端子IORD/から
“L”が送出される。I/Oデバイス44の逆相出力イ
ネーブル端子OE/は、逆相リードストローブ端子IO
RD/から“L”を受け取り、その信号に対する応答の
準備が終了するとレディ端子RDYから“H”を送出す
る。バスコントローラ31のレディ端子RDYが“H”
を受け取ると、データバス42を介してI/Oデバイス
44よりデータを受け取る。その後読み出されたデータ
は内部データバス21を介してアキュムレータ27に送
られる。又、I/Oデバイス44のレディ端子RDYよ
り送出された“H”はインバータ32を介してNAND
ゲート33にも入力される。そしてNANDゲート33
の出力信号S33は“H”となりカウンタ34がリセッ
トされる。
【0011】 (2)レディ信号RDYが入力されない場合 図7において、(1)レディ端子RDYに“H”が入力
される場合と同様にバスサイクルが開始され、カウンタ
34がカウントを開始する。しかし、I/Oデバイス4
4のレディ端子RDYは“H”を送出しないので、バス
コントローラ31のレディ端子RDYは“H”が来るま
で待機する。一方、カウンタ34はカウントを続けカウ
ンタ34の出力端子Q1,Q2及びQ3の出力がすべて
“H”となった時、ANDゲート33を介してD−FF
36の入力端子Dが“H”となり、システムクロックC
LKに同期してD−FF36の出力端子Qよりシステム
リセット信号RSTが送出される。以上のように、この
第1の実施例では、バスサイクル開始後にレディ端子R
DYに“H”が入力されない場合、カウンタ34の計数
値が所定の値に達したとき、ANDゲート33を介して
D−FF36の入力端子Dが“H”となり、システムク
ロックCLKに同期してD−FF36の出力端子Qより
システムリセット信号RSTが送出され、マイコンがリ
セットされる。そのため、ノイズ等の影響でメモリ43
やI/Oデバイス44が誤動作してレディ信号を送出で
きないときにはマイコンがリセットされ、再びCPUが
初期化プログラムを実行することにより、マイコン1
0、メモリ43、及びI/Oデバイス44を正常動作状
態に戻すことが可能となる。
される場合と同様にバスサイクルが開始され、カウンタ
34がカウントを開始する。しかし、I/Oデバイス4
4のレディ端子RDYは“H”を送出しないので、バス
コントローラ31のレディ端子RDYは“H”が来るま
で待機する。一方、カウンタ34はカウントを続けカウ
ンタ34の出力端子Q1,Q2及びQ3の出力がすべて
“H”となった時、ANDゲート33を介してD−FF
36の入力端子Dが“H”となり、システムクロックC
LKに同期してD−FF36の出力端子Qよりシステム
リセット信号RSTが送出される。以上のように、この
第1の実施例では、バスサイクル開始後にレディ端子R
DYに“H”が入力されない場合、カウンタ34の計数
値が所定の値に達したとき、ANDゲート33を介して
D−FF36の入力端子Dが“H”となり、システムク
ロックCLKに同期してD−FF36の出力端子Qより
システムリセット信号RSTが送出され、マイコンがリ
セットされる。そのため、ノイズ等の影響でメモリ43
やI/Oデバイス44が誤動作してレディ信号を送出で
きないときにはマイコンがリセットされ、再びCPUが
初期化プログラムを実行することにより、マイコン1
0、メモリ43、及びI/Oデバイス44を正常動作状
態に戻すことが可能となる。
【0012】第2の実施例 図8は、本発明の第2の実施例を示すバスインターフェ
イス30Aの回路図であり、第1の実施例を示す図1及
び図5中の要素と共通の要素には共通の符号が付されて
いる。第1の実施例では、カウンタ34の出力端子Q
1,Q2及びQ3がANDゲート35の入力側に接続さ
れているが、この第2の本実施例では、比較手段である
比較回路38の第1の入力側に接続され、保持手段であ
るレジスタ37が追加されている。比較回路38の第2
の入力側には内部データバス21のデータを保持するレ
ジスタ37が接続されている。比較回路38の出力端子
compはD−FF36の入力端子Dに接続されている。カ
ウンタ34及びD−FF36のクロック入力端子には、
それぞれシステムクロックCLKが入力される。D−F
F36の出力端子QからシステムクロックCLKに同期
してシステムリセット信号RSTが送出されるようにな
っている。。次に、図5のI/Oデバイス44からデー
タを読み出す動作を説明する。CPU20からの命令に
より、レジスタ37に所定のデータが内部データバス2
1を介して書き込まれる。その後、バスサイクルが発生
する場合、アドレスレジスタ24中のアドレスがI/O
デバイス44を指定する番地となって命令の読み出しサ
イクルが開始される。I/Oデバイス44がアクセスさ
れると、バスサイクル開始信号S31が“H”になる。
この時、レディ端子RDYは“L”であり、カウンタ3
4はリセットが解除されてカウントを開始する。カウン
タ34の出力端子Q1,Q2及びQ3は比較回路38へ
入力され、レジスタ37の出力端子D1〜D3に保持さ
れているデータと比較される。通常動作時は、CPU2
0が指定したアクセスタイム内に、レディ端子RDYに
“H”が入力されることにより、カウンタ34の出力端
子Q1,Q2及びQ3とレジスタ37の出力端子D1〜
D3に保持されているデータが一致する前にカウンタ3
4がリセットされる。
イス30Aの回路図であり、第1の実施例を示す図1及
び図5中の要素と共通の要素には共通の符号が付されて
いる。第1の実施例では、カウンタ34の出力端子Q
1,Q2及びQ3がANDゲート35の入力側に接続さ
れているが、この第2の本実施例では、比較手段である
比較回路38の第1の入力側に接続され、保持手段であ
るレジスタ37が追加されている。比較回路38の第2
の入力側には内部データバス21のデータを保持するレ
ジスタ37が接続されている。比較回路38の出力端子
compはD−FF36の入力端子Dに接続されている。カ
ウンタ34及びD−FF36のクロック入力端子には、
それぞれシステムクロックCLKが入力される。D−F
F36の出力端子QからシステムクロックCLKに同期
してシステムリセット信号RSTが送出されるようにな
っている。。次に、図5のI/Oデバイス44からデー
タを読み出す動作を説明する。CPU20からの命令に
より、レジスタ37に所定のデータが内部データバス2
1を介して書き込まれる。その後、バスサイクルが発生
する場合、アドレスレジスタ24中のアドレスがI/O
デバイス44を指定する番地となって命令の読み出しサ
イクルが開始される。I/Oデバイス44がアクセスさ
れると、バスサイクル開始信号S31が“H”になる。
この時、レディ端子RDYは“L”であり、カウンタ3
4はリセットが解除されてカウントを開始する。カウン
タ34の出力端子Q1,Q2及びQ3は比較回路38へ
入力され、レジスタ37の出力端子D1〜D3に保持さ
れているデータと比較される。通常動作時は、CPU2
0が指定したアクセスタイム内に、レディ端子RDYに
“H”が入力されることにより、カウンタ34の出力端
子Q1,Q2及びQ3とレジスタ37の出力端子D1〜
D3に保持されているデータが一致する前にカウンタ3
4がリセットされる。
【0013】以上のように、この第2の実施例では、第
1の実施例と同様の利点がある。更に、レジスタ37の
出力端子D1〜D3に保持されるデータは、メモリに記
憶されるプログラムにより設定できるので、システムを
調整する段階でシステムリセットRSTが発生するタイ
ミングもプログラムにより設定できる。なお、本発明は
上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。そ
の変形例としては、例えば次のようなものがある。 (a)第1及び第2の実施例のカウンタ34は、シフト
レジスタ等の他の計数手段で構成してもよい。 (b)図7のシステムリセットRSTが発生するタイミ
ングは、第1の実施例より早くても遅くてもよい。 (c)D−FF36は、JK−FF等の他のFFで置き
換えてもよい。 (d)レジスタ37は、D−FF等の他の保持手段で置
き換えてもよい。 (e)比較回路38は、カウンタ34とレジスタ37と
の出力の一致を検出する機能を有していればよく、EX
−OR回路、EX−NOR回路、AND回路等で置き換
えてもよい。 (f)本発明は、CPUとメモリが分離された複数チッ
プマイコンにおいても、リセット回路を外部に追加する
ことにより、適用できる。
1の実施例と同様の利点がある。更に、レジスタ37の
出力端子D1〜D3に保持されるデータは、メモリに記
憶されるプログラムにより設定できるので、システムを
調整する段階でシステムリセットRSTが発生するタイ
ミングもプログラムにより設定できる。なお、本発明は
上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。そ
の変形例としては、例えば次のようなものがある。 (a)第1及び第2の実施例のカウンタ34は、シフト
レジスタ等の他の計数手段で構成してもよい。 (b)図7のシステムリセットRSTが発生するタイミ
ングは、第1の実施例より早くても遅くてもよい。 (c)D−FF36は、JK−FF等の他のFFで置き
換えてもよい。 (d)レジスタ37は、D−FF等の他の保持手段で置
き換えてもよい。 (e)比較回路38は、カウンタ34とレジスタ37と
の出力の一致を検出する機能を有していればよく、EX
−OR回路、EX−NOR回路、AND回路等で置き換
えてもよい。 (f)本発明は、CPUとメモリが分離された複数チッ
プマイコンにおいても、リセット回路を外部に追加する
ことにより、適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、バスサイクル開始後にレディ信号が入力され
ない場合、システムクロックを計数して所定の計数値に
達したときリセット信号を発生し、マイコンがシステム
リセットされる回路を設けたので、ノイズ等の影響によ
るメモリやI/Oデバイスの誤動作のためレディ信号を
送出できないときにはマイコンがリセットされる。その
後、再び初期化プログラムを実行することにより、シス
テムを正常動作状態に戻すことが可能となる。第2の発
明によれば、バスサイクル開始後にレディ信号が入力さ
れない場合、システムクロックを計数して所定の計数値
に達したときリセット信号を発生し、マイコンがシステ
ムリセットされる回路を設けたので、ノイズ等の影響に
よるメモリやI/Oデバイスの誤動作のためレディ信号
を送出できないときにはマイコンがリセットされる。更
に、このマイコンがリセットされるタイミングをプログ
ラムで設定できるので,システムを正常動作状態に戻す
タイミングを最適値に設定することが可能となる。
によれば、バスサイクル開始後にレディ信号が入力され
ない場合、システムクロックを計数して所定の計数値に
達したときリセット信号を発生し、マイコンがシステム
リセットされる回路を設けたので、ノイズ等の影響によ
るメモリやI/Oデバイスの誤動作のためレディ信号を
送出できないときにはマイコンがリセットされる。その
後、再び初期化プログラムを実行することにより、シス
テムを正常動作状態に戻すことが可能となる。第2の発
明によれば、バスサイクル開始後にレディ信号が入力さ
れない場合、システムクロックを計数して所定の計数値
に達したときリセット信号を発生し、マイコンがシステ
ムリセットされる回路を設けたので、ノイズ等の影響に
よるメモリやI/Oデバイスの誤動作のためレディ信号
を送出できないときにはマイコンがリセットされる。更
に、このマイコンがリセットされるタイミングをプログ
ラムで設定できるので,システムを正常動作状態に戻す
タイミングを最適値に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すマイコン内のバス
インターフェイスの回路図である。
インターフェイスの回路図である。
【図2】従来のマイコンシステムの概略の構成ブロック
図である。
図である。
【図3】図2のタイムチャートである。
【図4】図2のRDY入力がない場合のタイムチャート
である。
である。
【図5】本発明の第1の実施例を示すマイコンシステム
の要部の構成ブロック図である。
の要部の構成ブロック図である。
【図6】図1及び図5のタイムチャートである。
【図7】図1及び図5のRDY入力がない場合のタイム
チャートである。
チャートである。
【図8】本発明の第2の実施例を示すマイコン内のバス
インターフェイスの回路図である。
インターフェイスの回路図である。
10 マイコン 20 CPU 30,30A バスインターフェイス 31 バスコントローラ 32 インバータ 33 2入力NANDゲート 34 カウンタ 35 3入力ANDゲート 36 D−FF 37 レジスタ 38 比較回路 43 メモリ 44 I/Oデバイス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/018
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロコンピュータ内に設けられシス
テムクロックに同期してマイクロコンピュータシステム
をプログラム制御する中央処理装置と、 前記マイクロコンピュータに外部バスを介して接続さ
れ、前記中央処理装置の命令に対する応答の準備が終了
すると完了信号を活性化する外部回路と、 前記マイクロコンピュータ内に設けられて前記中央処理
装置で制御され、前記完了信号が活性化されると前記外
部回路と該中央処理装置との間でデータの授受を行なわ
せるための外部バスサイクルを制御するバスコントロー
ラとを、 備えたマイクロコンピュータシステムにおいて、 前記バスコントローラで制御される前記外部バスサイク
ルの開始後、前記完了信号が非活性の間前記システムク
ロックを計数する計数手段と、 前記計数手段の計数値が所定の値に達した時に前記中央
処理装置を初期化するシステムリセット信号を発生する
リセット手段とを、 前記マイクロコンピュータ内に設けたことを特徴とする
マイクロコンピュータシステム。 - 【請求項2】 マイクロコンピュータ内に設けられシス
テムクロックに同期してマイクロコンピュータシステム
をプログラム制御する中央処理装置と、 前記マイクロコンピュータに外部バスを介して接続さ
れ、前記中央処理装置の命令に対する応答の準備が終了
すると完了信号を活性化する外部回路と、 前記マイクロコンピュータ内に設けられて前記中央処理
装置で制御され、前記完了信号が活性化されると前記外
部回路と該中央処理装置との間でデータの授受を行なわ
せるための外部バスサイクルを制御するバスコントロー
ラとを、 備えたマイクロコンピュータシステムにおいて、 前記バスコントローラで制御される前記外部バスサイク
ルの開始後、前記完了信号が非活性の間前記システムク
ロックを計数する計数手段と、 設定値を保持する保持手段と、 前記計数手段の出力と前記保持手段の出力との一致/不
一致を比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果が一致のときに前記中央処理装
置を初期化するシステムリセット信号を発生するリセッ
ト手段とを、 前記マイクロコンピュータ内に設けたことを特徴とする
マイクロコンピュータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233085A JPH0784835A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | マイクロコンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233085A JPH0784835A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | マイクロコンピュータシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784835A true JPH0784835A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16949564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5233085A Withdrawn JPH0784835A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | マイクロコンピュータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006209533A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Fujitsu Ltd | 装置の復旧方法 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233085A patent/JPH0784835A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006209533A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Fujitsu Ltd | 装置の復旧方法 |
JP4728655B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2011-07-20 | 富士通株式会社 | 装置の復旧方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |