JPH078021B2 - テレビカメラのレンズマウント切換機構 - Google Patents
テレビカメラのレンズマウント切換機構Info
- Publication number
- JPH078021B2 JPH078021B2 JP63264534A JP26453488A JPH078021B2 JP H078021 B2 JPH078021 B2 JP H078021B2 JP 63264534 A JP63264534 A JP 63264534A JP 26453488 A JP26453488 A JP 26453488A JP H078021 B2 JPH078021 B2 JP H078021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- bracket
- adjustment ring
- switching
- lens seat
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/55—Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/023—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses permitting adjustment
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/54—Mounting of pick-up tubes, electronic image sensors, deviation or focusing coils
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビカメラのレンズマウント切換機構に関
する。
する。
従来の技術 従来のテレビカメラ、特にCCTV用テレビカメラにおいて
は、撮像素子をレンズ取り付け用のレンズ座に対して軸
方向に移動可能に取り付け、カメラの前方より撮像素子
のフランジバック調整(撮像素子の光軸方向の調整)を
可能にしている。以下、上記従来例について図面を参照
しながら説明する。
は、撮像素子をレンズ取り付け用のレンズ座に対して軸
方向に移動可能に取り付け、カメラの前方より撮像素子
のフランジバック調整(撮像素子の光軸方向の調整)を
可能にしている。以下、上記従来例について図面を参照
しながら説明する。
第6図において、51はレンズ座、52はブラケット、53は
撮像素子、54はセンサ取り付け座、55は押さえ板、56は
板ばね、57は調整リング、58は前面エスカッション、59
は前面シャーシである。撮像素子53はセンサ取り付け座
54と押さえ板55により保持される。ブラケット52の前面
側の上下には板ばね56がねじ60により取り付けられる。
上記のように組み立てられた撮像素子53、センサ取り付
け座54および押さえ板55はブラケット52の背部にねじ61
により取り付けられる。ブラケット52はレンズ座51の背
部内側にはめ込まれ、レンズ座51は前面シャーシ59にね
じ62により取り付けられ、前面シャーシ59には前面エス
カッション58が取り付けられ、前面エスカッション58の
穴63よりレンズ座51の前方突出部が突出される。この突
出部の外周のねじ部64に調整リング57が螺合される。
撮像素子、54はセンサ取り付け座、55は押さえ板、56は
板ばね、57は調整リング、58は前面エスカッション、59
は前面シャーシである。撮像素子53はセンサ取り付け座
54と押さえ板55により保持される。ブラケット52の前面
側の上下には板ばね56がねじ60により取り付けられる。
上記のように組み立てられた撮像素子53、センサ取り付
け座54および押さえ板55はブラケット52の背部にねじ61
により取り付けられる。ブラケット52はレンズ座51の背
部内側にはめ込まれ、レンズ座51は前面シャーシ59にね
じ62により取り付けられ、前面シャーシ59には前面エス
カッション58が取り付けられ、前面エスカッション58の
穴63よりレンズ座51の前方突出部が突出される。この突
出部の外周のねじ部64に調整リング57が螺合される。
そして、調整リング57を回転させることにより、板ばね
56の弾性を利用してブラケット52、撮像素子53等を前後
に移動させることができる。移動調整終了後、固定ねじ
65を調整リング57に形成されたねじ穴66に螺入し、固定
ねじ65の先端をレンズ座51のねじ部64に圧接することに
よりロックする。
56の弾性を利用してブラケット52、撮像素子53等を前後
に移動させることができる。移動調整終了後、固定ねじ
65を調整リング57に形成されたねじ穴66に螺入し、固定
ねじ65の先端をレンズ座51のねじ部64に圧接することに
よりロックする。
このように調整リング57を回転させることにより撮像素
子53のフランジバック距離を調整し、レンズのフランジ
バック距離のバラツキを吸収することができる。
子53のフランジバック距離を調整し、レンズのフランジ
バック距離のバラツキを吸収することができる。
発明が解決しようとする課題 近年、CCTV用テレビカメラにおいて、カメラ用レンズが
多様化しており、フランジバック距離(レンズ座面から
結像面までの距離)の異なったレンズが開発され、従
来、一般的に用いられているいわゆるCマウントレンズ
(フランジバック距離が17.526mm)に加え、異なったフ
ランジバック距離のレンズ(例えば、フランジバック距
離が12.5mm)に対応できるようにすることがカメラ側に
要求されている。しかしながら、上記従来例の構成で
は、フランジバック距離のバラツキに対する調整を行な
うことはできるが、フランジバック距離の異なるレンズ
に対応することができず、限定されたレンズしか使用す
ることができないという課題があった。
多様化しており、フランジバック距離(レンズ座面から
結像面までの距離)の異なったレンズが開発され、従
来、一般的に用いられているいわゆるCマウントレンズ
(フランジバック距離が17.526mm)に加え、異なったフ
ランジバック距離のレンズ(例えば、フランジバック距
離が12.5mm)に対応できるようにすることがカメラ側に
要求されている。しかしながら、上記従来例の構成で
は、フランジバック距離のバラツキに対する調整を行な
うことはできるが、フランジバック距離の異なるレンズ
に対応することができず、限定されたレンズしか使用す
ることができないという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであ
り、フランジバック距離の異なるレンズに対応してレン
ズマウントを切換えることができ、しかも、レンズのフ
ランジバック距離のバラツキを吸収し、フォーカス調整
を行なうことができ、したがって、システムの観点から
有利であり、また、操作が容易となるテレビカメラのレ
ンズマウント切換機構を提供することを目的とするもの
である。
り、フランジバック距離の異なるレンズに対応してレン
ズマウントを切換えることができ、しかも、レンズのフ
ランジバック距離のバラツキを吸収し、フォーカス調整
を行なうことができ、したがって、システムの観点から
有利であり、また、操作が容易となるテレビカメラのレ
ンズマウント切換機構を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、レンズ座と、こ
のレンズ座に対して軸方向に移動可能に支持されたブラ
ケットと、このブラケットに取り付けられた撮像素子
と、これらブラケットおよび撮像素子を前方の上記レン
ズ座側に加圧するばねと、上記レンズ座の外周に回転可
能に、かつ軸方向に移動可能に嵌合された切換調整リン
グと、上記レンズ座の外周面に突設された突起と、上記
切換調整リングに設けられ、この切換調整リングの回転
により上記突起と係合してこの切換調整リング、上記ブ
ラケットおよび撮像素子を上記ばねの弾性により前進さ
せ、若しくは上記ばねの弾性に抗して後退させ、上記撮
像素子をフランジバック距離の異なる複数のレンズに対
応させることができ、かつ異なる各フランジバック距離
を微調整することができるカム面を備えたものである。
のレンズ座に対して軸方向に移動可能に支持されたブラ
ケットと、このブラケットに取り付けられた撮像素子
と、これらブラケットおよび撮像素子を前方の上記レン
ズ座側に加圧するばねと、上記レンズ座の外周に回転可
能に、かつ軸方向に移動可能に嵌合された切換調整リン
グと、上記レンズ座の外周面に突設された突起と、上記
切換調整リングに設けられ、この切換調整リングの回転
により上記突起と係合してこの切換調整リング、上記ブ
ラケットおよび撮像素子を上記ばねの弾性により前進さ
せ、若しくは上記ばねの弾性に抗して後退させ、上記撮
像素子をフランジバック距離の異なる複数のレンズに対
応させることができ、かつ異なる各フランジバック距離
を微調整することができるカム面を備えたものである。
作用 したがって、本発明によれば、切換調整リングをいずれ
かの方向に選択的に回転させることにより、カム面とレ
ンズ座の外周面の突起との係合により切換調整リング、
ブラケットおよび撮像素子がブラケット等を前方に加圧
しているばねの弾性を利用して前方、若しくは後方に移
動し、フランジバック距離の異なったレンズに対応する
ことができると共に、異なる各フランジバック距離を微
調整し、フォーカス調整を行なうことができる。
かの方向に選択的に回転させることにより、カム面とレ
ンズ座の外周面の突起との係合により切換調整リング、
ブラケットおよび撮像素子がブラケット等を前方に加圧
しているばねの弾性を利用して前方、若しくは後方に移
動し、フランジバック距離の異なったレンズに対応する
ことができると共に、異なる各フランジバック距離を微
調整し、フォーカス調整を行なうことができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例におけるテレビ
カメラのレンズマウント切換機構を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は切換調整リングの詳細斜視図、第3図
は組立完成状態の正面図、第4図は組立完成状態の一部
切欠き斜視図、第5図(a)は第3図のV−V矢視に相
当し、特殊マウント切換時の断面図、同図(b)は一般
的なCマウント切換時の断面図である。
カメラのレンズマウント切換機構を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は切換調整リングの詳細斜視図、第3図
は組立完成状態の正面図、第4図は組立完成状態の一部
切欠き斜視図、第5図(a)は第3図のV−V矢視に相
当し、特殊マウント切換時の断面図、同図(b)は一般
的なCマウント切換時の断面図である。
第1図ないし第5図に示すように撮像素子1が素子取り
付け座2の凹入部3に納められ、素子押さえ板4により
押さえられ、素子取り付け座2と素子押さえ板4がねじ
5により固定されている(なお、撮像素子1が取り付け
穴を有する場合には、素子取り付け座2に直接固定する
ことができる。)。ブラケット6の背面側の凹入部7に
は上記のように撮像素子1を保持した素子取り付け座2
の前側部が挿入され、ねじ8により取り付けられてい
る。ブラケット6の一対のばね受9にはコイルばね10の
一側が係止されている。上記のように撮像素子1を取り
付けたブラケット6の前側部が前面エスカッション11の
レンズ座12の背部側凹入部13において、軸方向(光軸方
向)に移動可能に支持されている。前面エスカッション
11には撮像素子1の背方よりシャーシ14がねじ15により
取り付けられ、シャーシ14のばね受16に上記コイルばね
10の他側が係止されている。このコイルばね10の弾性に
よりブラケット6および撮像素子1等が前方のレンズ座
12側に加圧されている。レンズ座12の外周に切換調整リ
ング17が回転可能に、かつ軸方向(光軸方向)に移動可
能に嵌合されている。レンズ座12の外周面にはほぼ180
度位相をずらせて一対の突起18が設けられている。すな
わち各突起18は本実施例ではねじにより形成され、切換
調整リング17に形成された穴19よりレンズ座12のねじ穴
20に螺入されている。切換調整リング17の内面にはほぼ
180度位相をずらせて一対のカム面21が設けられてい
る。これらのカム面21は軸方向の後部と前部に位置する
マウント微調整部22、23と、これらマウント微調整部2
2、23間を傾斜面で連続させるマウント切換部24とから
形成されている。特に第2図から明らかなようにマウン
ト微調整部22はマウント切換部24側より離隔するに従い
緩やかに軸方向に後退するように傾斜され、マウント微
調整部23はマウント切換部24側より離隔するに従い緩や
かに軸方向に前進するように傾斜されている。そして、
切換調整リング17のカム面21のマウント微調整部22がレ
ンズ座12の突起18に係合した状態で、コイルばね10の弾
性により切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子1
等がレンズ座12側に前進して特殊マウント状態に切換え
られ(第5図(a)参照)、しかも、その係合位置を周
方向で選択することにより軸方向の位置が微調整され、
切換調整リング17のカム面21のマウント微調整部23がレ
ンズ座12の突起18に係合した状態で、コイルばね10の弾
性に抗して切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子
1等がレンズ座12より離隔するように後退していわゆる
Cマウント状態に切換えられ(第5図(b)参照)、し
かも、その係合位置を周方向で選択することにより軸方
向の位置が微調整されるように設定されている。切換調
整リング17には一対のねじ穴25が形成され、このねじ穴
25に螺入されたねじ26がレンズ座12の外周面に圧接する
ことにより切換調整リング17がレンズ座12に対し固定さ
れる。
付け座2の凹入部3に納められ、素子押さえ板4により
押さえられ、素子取り付け座2と素子押さえ板4がねじ
5により固定されている(なお、撮像素子1が取り付け
穴を有する場合には、素子取り付け座2に直接固定する
ことができる。)。ブラケット6の背面側の凹入部7に
は上記のように撮像素子1を保持した素子取り付け座2
の前側部が挿入され、ねじ8により取り付けられてい
る。ブラケット6の一対のばね受9にはコイルばね10の
一側が係止されている。上記のように撮像素子1を取り
付けたブラケット6の前側部が前面エスカッション11の
レンズ座12の背部側凹入部13において、軸方向(光軸方
向)に移動可能に支持されている。前面エスカッション
11には撮像素子1の背方よりシャーシ14がねじ15により
取り付けられ、シャーシ14のばね受16に上記コイルばね
10の他側が係止されている。このコイルばね10の弾性に
よりブラケット6および撮像素子1等が前方のレンズ座
12側に加圧されている。レンズ座12の外周に切換調整リ
ング17が回転可能に、かつ軸方向(光軸方向)に移動可
能に嵌合されている。レンズ座12の外周面にはほぼ180
度位相をずらせて一対の突起18が設けられている。すな
わち各突起18は本実施例ではねじにより形成され、切換
調整リング17に形成された穴19よりレンズ座12のねじ穴
20に螺入されている。切換調整リング17の内面にはほぼ
180度位相をずらせて一対のカム面21が設けられてい
る。これらのカム面21は軸方向の後部と前部に位置する
マウント微調整部22、23と、これらマウント微調整部2
2、23間を傾斜面で連続させるマウント切換部24とから
形成されている。特に第2図から明らかなようにマウン
ト微調整部22はマウント切換部24側より離隔するに従い
緩やかに軸方向に後退するように傾斜され、マウント微
調整部23はマウント切換部24側より離隔するに従い緩や
かに軸方向に前進するように傾斜されている。そして、
切換調整リング17のカム面21のマウント微調整部22がレ
ンズ座12の突起18に係合した状態で、コイルばね10の弾
性により切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子1
等がレンズ座12側に前進して特殊マウント状態に切換え
られ(第5図(a)参照)、しかも、その係合位置を周
方向で選択することにより軸方向の位置が微調整され、
切換調整リング17のカム面21のマウント微調整部23がレ
ンズ座12の突起18に係合した状態で、コイルばね10の弾
性に抗して切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子
1等がレンズ座12より離隔するように後退していわゆる
Cマウント状態に切換えられ(第5図(b)参照)、し
かも、その係合位置を周方向で選択することにより軸方
向の位置が微調整されるように設定されている。切換調
整リング17には一対のねじ穴25が形成され、このねじ穴
25に螺入されたねじ26がレンズ座12の外周面に圧接する
ことにより切換調整リング17がレンズ座12に対し固定さ
れる。
次に上記実施例の動作について説明する。
切換調整リング17を一方向に回転させることにより、コ
イルばね10の弾性により切換調整リング17、ブラケット
6、撮像素子1等を第5図(a)に示すように前方へ移
動させ、カム面21の一方のマウント微調整部22をレンズ
座12の突起18に係合させる。これによりフランジバック
距離Aが例えば、12.5mmになり、特殊マウントレンズ用
に切換えることができる。そして、その係合位置を周方
向で選択することにより切換調整リング17、ブラケット
6、撮像素子1等を前後に少し移動させ、この微調整に
よりレンズのフランジバック距離のバラツキを吸収する
ことができる。また、切換調整リング17を上記とは逆方
向に回転させると、カム面21のマウント切換部24に続い
てマウント微調整部23をレンズ座12の突起18に係合さ
せ、切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子1等を
第5図(b)に示すようにコイルばね10の弾性に抗して
後退させる。これによりフランジバック距離Aが例えば
17.526mmのいわゆるCマウントレンズ用に切換えること
ができる。そして、その係合位置を周方向で選択するこ
とにより切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子1
等を前後に少し移動させ、この微調整によりレンズのフ
ランジバック距離のバラツキを吸収することができる。
これら切換、微調整動作の際、撮像素子1の背方に取り
付けられた回路を構成する基板によりカメラの出力を見
ながら調整することができる。切換、または、微調整
後、ねじ26をレンズ座12の外周面に押圧することにより
その位置に固定することができる。
イルばね10の弾性により切換調整リング17、ブラケット
6、撮像素子1等を第5図(a)に示すように前方へ移
動させ、カム面21の一方のマウント微調整部22をレンズ
座12の突起18に係合させる。これによりフランジバック
距離Aが例えば、12.5mmになり、特殊マウントレンズ用
に切換えることができる。そして、その係合位置を周方
向で選択することにより切換調整リング17、ブラケット
6、撮像素子1等を前後に少し移動させ、この微調整に
よりレンズのフランジバック距離のバラツキを吸収する
ことができる。また、切換調整リング17を上記とは逆方
向に回転させると、カム面21のマウント切換部24に続い
てマウント微調整部23をレンズ座12の突起18に係合さ
せ、切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子1等を
第5図(b)に示すようにコイルばね10の弾性に抗して
後退させる。これによりフランジバック距離Aが例えば
17.526mmのいわゆるCマウントレンズ用に切換えること
ができる。そして、その係合位置を周方向で選択するこ
とにより切換調整リング17、ブラケット6、撮像素子1
等を前後に少し移動させ、この微調整によりレンズのフ
ランジバック距離のバラツキを吸収することができる。
これら切換、微調整動作の際、撮像素子1の背方に取り
付けられた回路を構成する基板によりカメラの出力を見
ながら調整することができる。切換、または、微調整
後、ねじ26をレンズ座12の外周面に押圧することにより
その位置に固定することができる。
このようにカメラ側で切換調整リング17のカム面21のマ
ウント微調整部22と23を選択的にレンズ座12の突起18に
係合させることにより、フランジバック距離の異なるレ
ンズに対応してレンズマウントを切換えることができ
る。しかも、マウント微調整部22と23の突起18に対する
係合位置を周方向に微調整することによりレンズのフラ
ンジバック距離のバラツキを吸収し、フォーカス調整を
行なうことができる。
ウント微調整部22と23を選択的にレンズ座12の突起18に
係合させることにより、フランジバック距離の異なるレ
ンズに対応してレンズマウントを切換えることができ
る。しかも、マウント微調整部22と23の突起18に対する
係合位置を周方向に微調整することによりレンズのフラ
ンジバック距離のバラツキを吸収し、フォーカス調整を
行なうことができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、切換調整リングをい
ずれかの方向に選択的に回転させることにより、カム面
とレンズ座の外周面の突起との係合により切換調整リン
グ、ブラケットおよび撮像素子がブラケット等を前方へ
加圧しているばねの弾性を利用して前方、若しくは後方
に移動することができるので、カメラ側でフランジバッ
ク距離の異なったレンズに対応することができると共
に、各フランジバック距離のバラツキを吸収し、フォー
カス調整を行なうことができる。このようにレンズの多
様化に対してもカメラ側で十分対応することができ、ま
た、レンズ側においてフォーカス調整機能なしのレンズ
でも良いことになり、総合的に安価なシステムにするこ
とができる。また、上記のようにレンズの機能を削減す
ることができ、システム的観点から大きな効果がある。
また、レンズ基部でフランジバック距離の切換、調整を
行なうことができるので、操作が容易になる。
ずれかの方向に選択的に回転させることにより、カム面
とレンズ座の外周面の突起との係合により切換調整リン
グ、ブラケットおよび撮像素子がブラケット等を前方へ
加圧しているばねの弾性を利用して前方、若しくは後方
に移動することができるので、カメラ側でフランジバッ
ク距離の異なったレンズに対応することができると共
に、各フランジバック距離のバラツキを吸収し、フォー
カス調整を行なうことができる。このようにレンズの多
様化に対してもカメラ側で十分対応することができ、ま
た、レンズ側においてフォーカス調整機能なしのレンズ
でも良いことになり、総合的に安価なシステムにするこ
とができる。また、上記のようにレンズの機能を削減す
ることができ、システム的観点から大きな効果がある。
また、レンズ基部でフランジバック距離の切換、調整を
行なうことができるので、操作が容易になる。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例におけるテレビ
カメラのレンズマウント切換機構を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は切換調整リングの詳細斜視図、第3図
は組立完成状態の正面図、第4図は組立完成状態の一部
切欠き斜視図、第5図(a)は第3図のV−V矢視に相
当し、特殊マウント切換時の断面図、同図(b)は一般
的なCマウント切換時の断面図、第6図は従来のテレビ
カメラのレンズマウント切換機構を示す分解斜視図であ
る。 1…撮像素子、6…ブラケット、10…コイルばね、11…
前面エスカッション、12…レンズ座、14…シャーシ、17
…切換調整リング、18…突起(ねじ)、21…カム面、2
2、23…マウント微調整部、24…マウント切換部。
カメラのレンズマウント切換機構を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は切換調整リングの詳細斜視図、第3図
は組立完成状態の正面図、第4図は組立完成状態の一部
切欠き斜視図、第5図(a)は第3図のV−V矢視に相
当し、特殊マウント切換時の断面図、同図(b)は一般
的なCマウント切換時の断面図、第6図は従来のテレビ
カメラのレンズマウント切換機構を示す分解斜視図であ
る。 1…撮像素子、6…ブラケット、10…コイルばね、11…
前面エスカッション、12…レンズ座、14…シャーシ、17
…切換調整リング、18…突起(ねじ)、21…カム面、2
2、23…マウント微調整部、24…マウント切換部。
Claims (1)
- 【請求項1】レンズ座と、このレンズ座に対して軸方向
に移動可能に支持されたブラケットと、このブラケット
に取り付けられた撮像素子と、これらブラケットおよび
撮像素子を前方の上記レンズ座側に加圧するばねと、上
記レンズ座の外周に回転可能に、かつ軸方向に移動可能
に嵌合された切換調整リングと、上記レンズ座の外周面
に突設された突起と、上記切換調整リングに設けられ、
この切換調整リングの回転により上記突起と係合してこ
の切換調整リング、上記ブラケットおよび撮像素子を上
記ばねの弾性により前進させ、若しくは上記ばねの弾性
に抗して後退させ、上記撮像素子をフランジバック距離
の異なる複数のレンズに対応させることができ、かつ異
なる各フランジバック距離を微調整することができるカ
ム面を備えたテレビカメラのレンズマウント切換機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63264534A JPH078021B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | テレビカメラのレンズマウント切換機構 |
US07/424,789 US5005948A (en) | 1988-10-20 | 1989-10-20 | Lens mounting apparatus for a television camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63264534A JPH078021B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | テレビカメラのレンズマウント切換機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111175A JPH02111175A (ja) | 1990-04-24 |
JPH078021B2 true JPH078021B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17404598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63264534A Expired - Lifetime JPH078021B2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | テレビカメラのレンズマウント切換機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5005948A (ja) |
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