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JPH0778676B2 - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

Info

Publication number
JPH0778676B2
JPH0778676B2 JP61043036A JP4303686A JPH0778676B2 JP H0778676 B2 JPH0778676 B2 JP H0778676B2 JP 61043036 A JP61043036 A JP 61043036A JP 4303686 A JP4303686 A JP 4303686A JP H0778676 B2 JPH0778676 B2 JP H0778676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
tone
series
touch
change control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61043036A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62200398A (ja
Inventor
秀雄 鈴木
靖 鞍掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP61043036A priority Critical patent/JPH0778676B2/ja
Priority to JP10-257072A priority patent/JP3257520B2/ja
Priority to US07/019,024 priority patent/US4890527A/en
Publication of JPS62200398A publication Critical patent/JPS62200398A/ja
Publication of JPH0778676B2 publication Critical patent/JPH0778676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/183Channel-assigning means for polyphonic instruments
    • G10H1/188Channel-assigning means for polyphonic instruments with means to assign more than one channel to any single key
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/541Details of musical waveform synthesis, i.e. audio waveshape processing from individual wavetable samples, independently of their origin or of the sound they represent
    • G10H2250/621Waveform interpolation
    • G10H2250/625Interwave interpolation, i.e. interpolating between two different waveforms, e.g. timbre or pitch or giving one waveform the shape of another while preserving its frequency or vice versa

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鍵タッチ等の音色変更制御パラメータに応
じて制御された音色を持つ楽音信号を発生するようにし
た楽音信号発生装置に関する。
〔従来の技術〕
鍵タッチに応じて制御された音色を有する楽音を発生す
るために、波形メモリから互いに異なる複数の波形を読
み出し、これらの波形を鍵タッチに応じた比率で補間合
成することが行われている(特公昭60−4994号)。その
場合、補間の対象となる波形は2系列に限らずそれより
も多い方が複雑な音色変更制御が可能であり、再現性に
も富むので好ましい。例えば上記特公昭60−4994号にお
いては、3系列で異なる波形を発生し、各系列毎に独立
に係数パラメータを発生してそれに対応する係数の波形
の合成比率をこの係数パラメータによって夫々独立に設
定するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したような従来の技術では、補間の対象となる複数
の波形すべてに1対1で対応して補完演算のための系列
を設けているため、補間演算用の乗算器と補完係数発生
回路とが補間の対象となる波形の数だけ必要であり、回
路規模が大きくなってしまうという問題点があった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、異なる波
形特性を有する3種類以上の楽音信号を対象として音色
変更制御パラメータに応じた補間演算を行うことにより
複雑な音色変更制御を実現する場合において、従来に比
べて簡単な回路構成によりこれを実現することができる
ようにした楽音信号発生装置を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る楽音信号発生装置は、音色変更制御パラ
メータを発生する手段と、 前記音色変更制御パラメータの変化範囲を2以上の領域
に区分し、各領域毎に夫々2系列の楽音信号発生系列に
割り当てるべき互いに異なる波形特性パラメータを記憶
してなるテーブルを有しており、前記音色変更制御パラ
メータの現在値が属する領域に対応して前記テーブルを
参照することにより該領域に対応する前記2系列分の波
形特性パラメータを出力する波形特性パラメータ割当て
手段と、楽音の立上り部の波形と繰返し部の波形とから
なる楽音波形データを複数種類記憶した楽音波形記憶手
段と、前記波形特性パラメータ割当て手段から出力され
た前記2系列分の波形特性パラメータを夫々の系列に対
応して入力し、入力された波形特性パラメータのうち前
記立上り部と繰返し部の波形読み出しアドレスを指定す
るパラメータに基づき、前記楽音波形記憶手段からそれ
に対応する立上り部の波形を読み出し、その後、繰返し
部の波形を繰返し読み出すことにより当該系列に対応す
る楽音波形信号を夫々発生し、かつ、前記入力された波
形特性パラメータのうちエンベロープ波形に関するパラ
メータに従って当該系列で発生される前記楽音波形信号
に対して夫々独自の振幅エンベロープを付与する第1及
び第2の楽音信号発生系列と、前記第1及び第2の楽音
信号発生系列で発生した各楽音波形信号に対する補間用
の第1及び第2の係数を前記音色変更制御パラメータに
応じて発生するものであって、前記音色変更制御パラメ
ータの前記各領域毎に固有の補間関数カーブに従い、か
つ、該第1及び第2の係数の値の和が前記音色変更制御
パラメータの変化に対応して変化するようにして第1及
び第2の係数を発生する係数発生手段と、前記第1及び
第2の楽音信号発生系列で発生した楽音波形信号を前記
第1及び第2の係数に従って補間する補間手段とを具え
たことを特徴とする。
〔作用〕
波形特性パラメータ割当て手段では、音色変更制御パラ
メータの変化範囲を2以上の領域に区分し、各領域毎に
夫々2系列の楽音信号発生系列に割り当てるべき互いに
異なる波形特性パラメータを記憶してなるテーブルを有
しており、前記音色変更制御パラメータの現在値が属す
る領域に対応して前記テーブルを参照することにより該
領域に対応する前記2系列分の波形特性パラメータを出
力する。
波形特性パラメータ割当て手段から出力された2系列分
の波形特性パラメータが、第1及び第2の楽音信号発生
系列に夫々対応して入力される。各楽音信号発生系列で
は、入力された波形特性パラメータのうち立上り部と繰
返し部の波形読み出しアドレスを指定するパラメータに
基づき、楽音波形記憶手段からそれに対応する立上り部
の波形を読み出し、その後、繰返し部の波形を繰返し読
み出すことにより当該系列に対応する楽音波形信号を夫
々発生する。また、各楽音信号発生系列では、入力され
た波形特性パラメータのうちエンベロープ波形に関する
パラメータに従って当該系列で発生される前記楽音波形
信号に対して夫々独自の振幅エンベロープを付与する。
係数発生手段は、第1及び第2の系列に対応する第1及
び第2の係数を音色変更制御パラメータに応じて発生す
る。補間手段において、第1及び第2の系列の楽音波形
信号がそれに対応する第1及び第2の係数に応じた比率
で補間合成され、その結果、前記音色変更制御パラメー
タに応じてその音色が変更制御された楽音信号を得るこ
とができる。
音色変更制御パラメータの現在値が属する領域に対応し
て前記テーブルが参照され、該領域に対応する前記2系
列分の波形特性パラメータが出力されて第1及び第2の
楽音信号発生系列に夫々入力される。そして、その領域
における該音色変更制御パラメータの値の変化に応じて
第1及び第2の係数が当該領域に固有の補間関数カーブ
に従って変化し、これに基づき補間が実行される。音色
変更制御パラメータの現在値が別の或る領域に属すると
きは、該別の領域に対応する2系列分の波形特性パラメ
ータが出力されて第1及び第2の楽音信号発生系列に夫
々入力される。そして、その領域における該音色変更制
御パラメータの値の変化に応じて第1及び第2の係数が
当該領域に固有の補間関数カーブに従って変化し、これ
に基づき補間が実行される。
このように、音色変更制御パラメータの変化範囲を2以
上の領域に区分し、各領域毎に夫々2系列の楽音信号発
生系列に割り当てるべき互いに異なる波形特性パラメー
タを記憶してなるテーブルを利用して、音色変更制御パ
ラメータの現在値が属する領域に応じて互いに異なる波
形特性パラメータを2系列の楽音信号発生系列に割り当
てるようにしたので、2つの楽音信号発生系列とそれに
対応する2系列分の補間用回路(係数発生回路と補間用
演算器など)を用いるだけで3以上の異なる波形をすべ
て補間の対象とすることができ、補間対象となる3以上
の波形に個別に対応する補間用演算系列をすべて並設し
た場合に比べて遜色のない、複雑かつ再現性に富んだ音
色変更制御を行うことができる。
この場合、係数発生手段は、音色変更制御パラメータの
変化範囲の各領域毎に固有の補間関数カーブに従って補
間用の第1及び第2の係数を発生するので、各領域毎に
実現したい音色変化特性に対応して補間関数カーブを夫
々設定することにより、音色変更制御パラメータの変化
範囲の各領域に適した音色変更制御を行うことができる
ようになり、この点からも複雑かつ再現性に富んだ音色
変更制御を行うことができるものである。
また、係数発生手段が発生する第1及び第2の係数の値
の和が音色変更制御パラメータの変化に対応して変化す
るようにしているので、音色変更制御パラメータの変化
に対応して楽音の音量も変化し、これにより、音色変更
制御パラメータによる楽音の音色制御と音量制御とを一
緒に行うことができる。
〔発明の効果〕
従って、この発明によれば、従来に比べて簡単な回路構
成により複雑かつ再現性に富んだ音色変更制御を行うこ
とができるという優れた効果を奏する。
また、音色変更制御パラメータの変化範囲を2以上の領
域に区分し、各領域毎に夫々2系列の楽音信号発生系列
に割り当てるべき互いに異なる波形特性パラメータを記
憶してなるテーブルを利用して、音色変更制御パラメー
タの現在値に応じて互いに異なる波形特性パラメータを
2系列の楽音信号発生系列に割り当てるようにしたの
で、該テーブルの記憶内容の任意の設定によって、音色
変更制御パラメータの変化範囲の区分領域と、得ようと
する楽音波形(音色)との関係を任意に設定することが
できると共に、その変更も容易にでき、自由度の高い音
色変化/制御が実現できるようになる、という優れた効
果を奏する。更に、楽音波形の形状(音色)を決定する
パラメータのみならず、エンベロープ波形に関するパラ
メータをも組み合わせて各楽音信号発生系列に割り当て
ることができるので、簡単な構成でありながら、音色変
化制御に加えて振幅エンベロープ制御も含めた多種多様
な複雑な楽音制御を行うことができる、という優れた効
果を奏する。
さらに、音色変更制御パラメータによる楽音の音色制御
と音量制御とを一緒に行うことができるので、音色制御
のための回路と音量制御のための回路を夫々設ける必要
がなくなり、音色変更制御パラメータによる音色制御と
音量制御とを簡単な構成で行うことができるという効果
も奏する。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明しよう。
第1図において、押鍵検出回路11は、鍵盤10で押圧され
た鍵を検出し、該押圧鍵を識別するキーコードKCとキー
オン信号KON(押鍵中“1"を維持する信号)及びキーオ
ンパルスKONP(鍵の押し始めで一時的に“1"となるパル
ス)を出力する。なお、説明の簡略化のために、図示さ
れた電子楽器は単音楽器であるとし、複数鍵が同時に押
圧されたときは所定の単音優先選択基準に従って1つの
押圧鍵についてKC,KON,KONPを出力するものとする。各
信号KC,KON,KONPの出力タイミングは所定のクロックプ
ルスφに同期しているものとする。
ノートクロック発生回路12は、与えられたキーコードKC
に基づき、押圧鍵の音高に対応した周波数のノートクロ
ックパルスNCKを発生するものである。このノートクロ
ックパルスNCKは、2系列のアドレス信号発生回路13、1
4に与えられる。このアドレス信号発生回路13、14から
セレクタ15、波形メモリ16、ラッチ回路17、18に至る部
分が2つの楽音信号発生系列を構成している。波形メモ
リ読出し用のアドレス信号AD1,AD2は各系列別に設けら
れたアドレス信号発生回路13、14において並列的に発生
されるが、セレクタ15で両系列のアドレス信号AD1,AD2
を時分割多重化し、1個の波形メモリ16を両系列で時分
割共用するようにしている。ラッチ回路17、18は波形メ
モリ16から時分割的に読み出された2系列の楽音信号を
並列変換するためのものである。並列化された2系列の
楽音信号は補間回路19において適宜の比率で補間合成さ
れ、ディジタル/アナログ変換回路20を経由してサウン
ドシステム21に至る。
タッチ検出回路22は鍵盤10で押圧された鍵の押下速度、
押圧力等に基づき鍵タッチを検出するものであり、例え
ば押下速度に応じたイニシャルタッチを検出するものと
して説明を進める。タッチ検出回路22からは検出した鍵
タッチを示すタッチデータTDが出力される。この実施例
においてはこのタッチデータTDを音色変更制御パラメー
タとして用いる。
タッチグループ判別回路23とパラメータ発生回路24とに
よってパラメータ割当て回路25が構成されている。パラ
メータ割当て回路25は、3種類の鍵タッチの強さ(これ
をフォルテシモff,メゾフォルテmf,ピアノpで区別す
る)に対応する互いに異なる3つの波形特性に関するパ
ラメータのうち2つの波形特性パラメータをタッチデー
タTDに応じて選択し前述の2つの楽音信号発生系列に割
当てるものである。
パラメータ発生回路24は、上述の3種類の鍵タッチff,m
f,pに対応する3種類の波形特性パラメータを音色選択
回路26で選択可能な各音色種類毎に夫々記憶したテーブ
ルを持っており、このテーブルにはこの3種類の波形特
性パラメータをタッチデータTDの属する範囲に応じてど
の系列に割当てるべきかということも記憶されている。
タッチグループ判別回路23はタッチデータTDを所定の範
囲で2つのグループA,Bに分類するものであり、タッチ
検出回路22から与えられるタッチデータTDの値がどちら
のグループ(範囲)に属するかに応じてタッチグループ
データを出力する。タッチグループデータはパラメータ
発生回路24に入力され、上述のテーブルを読み出すため
に使用される。パラメータ発生回路24における上述のテ
ーブルの一例を示すと次表のようである。
入力1は、音色選択コードTCによって指示される音色の
種類であり、音色1からNまでのN種類であるとする。
入力2は、タッチグループ判別回路23から与えられるタ
ッチグループデータであり、グループAは強いタッチに
対応し、グループBは弱いタッチに対応する。出力のう
ちSA1〜EGP1は第1の系列のためのパラメータ、SA2〜EP
G2は第2の系列のためのパラメータである。出力される
パラメータのうち、SAはスタートアドレスデータ、RAは
繰返しアドレスデータ、EAはエンドアドレスデータであ
り、波形メモリ16に記憶されている波形データのアドレ
スを指示するものである。EGPはエンベロープパラメー
タであり、その内訳は、アタックレートAR、ディケイレ
ートDR、サスティンレベルSL、レリースレートRRの各パ
ラメータデータからなる。ff,mf,pは、前述の通り、鍵
タッチの強さを示すものであり、これらのパラメータの
内容が夫々の鍵タッチ強度に対応していることを示す。
第1表の場合、音色1が選択されたとき、タッチデータ
TDが強いタッチグループAに属しているならば、第1の
系列用の波形特性パラメータSA1〜EA1,EGP1としてフォ
ルテシモffに対応する波形アドレスデータSA〜EA及びエ
ンベロープパラメータデータAR〜RRが出力され、第2の
系列用の波形特性パラメータSA2〜EA2,EGP2としてメゾ
フォルテmfに対応する波形アドレスデータSA〜EA及びエ
ンベロープパラメータデータAR〜RRが出力される。ま
た、タッチデータTDが弱タッチグループBに属している
ならば、第1の系列用のSA1〜EA1,EGP1としてピアノp
に対応するSA〜EA、AR〜RRが出力され、第2の系列用の
SA2〜EA2,EGP2としてメゾフォルテmfに対応するSA〜E
A、AR〜RRが出力される。他の音色に関しても同様にタ
ッチグループA,Bに対応する第1及び第2の系列用のパ
ラメータが記憶されている。
ここで、波形メモリ16における楽音波形の記憶フォーマ
ットの一例を示すと第2図のようである。音色1からN
までの波形が順次記憶されており、1つの音色に関して
はff,mf,pの3種類の異なる音色特性に対応する波形が
順次記憶されている。1つの音色特性(例えバff)の波
形に関しては、楽音の立上りから持続部に至る複数周期
波形のデータが所定の符号化形式(例えばパルスコード
変調:PCM)で記憶されている。ここにおいて立上り部の
波形の最初のサンプル点データを記憶したアドレスがス
タートアドレス(SA)であり、その特性に対応する複数
周期波形の最後のサンプルデータ点データを記憶したア
ドレスがエンドアドレス(EA)である。また、繰返し読
み出しの先頭のアドレスが繰返しアドレス(RA)であ
る。パラメータ発生回路24から発生される前述のスター
トアドレスデータSA、繰返しアドレスデータRA、エンド
アドレスデータEAは、波形メモリ16から読み出すべき波
形の上述のスタートアドレス、繰返しアドレス、エンド
アドレスを絶対アドレスにて指示するものである。な
お、知られているように、このような複数周期波形の読
み出し方法は、スタートアドレス(SA)からエンドアド
レス(EA)までの波形を1回読み出した後、繰返しアド
レス(RA)からエンドアドレス(EA)までの波形の読み
出しを繰り返す。なお、第2図では便宜上振幅エンベロ
ープを持つ波形が波形メモリ16に記憶されるように示し
たが、実際は振幅レベルを一定レベルに規格化した波形
データを記憶し、これを読み出した後に適宜の振幅エン
ベロープを付与するものとする。
パラメータ発生回路24から発生された第1系列用の波形
アドレスデータSA1〜EA1、つまり第1系列に割当てられ
た波形特性のアドレスデータSA〜EAは第1系列用のアド
レス発生回路13に供給される。第2系列用のデータSA2
〜EA2、つまり第2系列に割当てられた波形特性のアド
レスデータSA〜EAは第2系列用のアドレス発生回路14に
供給される。一方のアドレス発生回路13のみ内部を図示
したが他方の回路14も同一構成である。
アドレス発生回路13について説明すると、スタートアド
レスデータSA1と繰返しアドレスデータRA1がセレクタ27
のA,B入力に夫々加えられ、このセレクタ27の出力がプ
リセットカウンタ28のプリセットデータ入力PDに与えら
れる。プリセットカウンタ28のプリセット制御入力PSに
はオア回路29を介してキーオンパルスKONPまたは遅延フ
リップフロップ30の出力が加わり、カウント入力CKには
ノートクロックパルスNCKが加わる。プリセットカウン
タ28のカウント出力とエンドアドレスデータEA1が比較
器31に与えられ、両者の値が一致したとき信号“1"が出
力される。この比較出力信号は遅延フリップフロップ30
でクロックパルスφの1周期分遅延され、オア回路29及
びセレクタ27のB選択制御入力BSに与えられると共に、
インバータ32で反転されてセレクタ27のA選択制御入力
ASに与えられる。プリセットカウンタ28のカウント出力
が第1系列の波形読出し用アドレス信号AD1としてセレ
クタ15のA入力に与えられる。
通常は遅延フリップフロップ30の出力信号は“0"であ
り、セレクタ27はA入力に加わるスタートアドレスデー
タSA1を選択している。鍵が押圧されると、押圧された
鍵の音高周波数に対応するノートクロツクパルスNCKの
発生が開始される。同時に、鍵の押し始めで発生される
キーオンパルスKONPによってスタートアドレスデータSA
1がカウンタ28にプリセットされる。(なお、プリセッ
ト動作はノートクロックパルスNCKの入力に同期して行
われるものとする)。従って、プリセットカウンタ28で
はスタートアドレスデータSA1を所期値としてノートク
ロックパルスNCKのカウントを開始し、アドレス信号AD1
の値がSA1を所期値として押圧鍵の音高に対応するレー
トで順次増加する。やがて、このアドレス信号AD1の値
がエンドアドレスデータEA1と同じ値になると、比較器3
1の出力信号が“1"となり、セレクタ27でB入力の繰返
しアドレスデータRA1が選択され、かつこれが次のノー
トクロックパルスNCKの到来に同期してカウンタ28にプ
リセットされる。これにより、アドレス信号AD1の値はR
A1に戻り、そこからノートクロックパルスNCKに応じた
増加を再開する。以後、AD1の値がエンドアドレスデー
タEA1に到達する毎に繰返しアドレスデータRA1に戻って
増加を繰返す。このようなアドレス信号AD1の変化によ
り前述したような波形読出し、つまりスタートアドレス
(SA)からエンドアドレス(EA)までの波形を1回読み
出した後繰返しアドレス(A)からエンドアドレス(E
A)までの波形を繰返し読み出すこと、が行われる。
もう一方のアドレス発生回路14も同様にしてアドレスパ
ラメータSA2〜EA2及びノートクロックパルスNCKに応じ
てアドレス信号AD2を発生し、セレクタ15のB入力に与
える。
セレクタ15はクロックパルスφが“1"のときA入力のア
ドレス信号AD1を選択し、“0"のときB入力のアドレス
信号AD2を選択する。クロックパルスφのデューティ比
は1/2であるとする。こうして時分割多重化された2系
列のアドレス信号AD1,AD2が波形メモリ16に入力され、
これに応じて2系列の波形データ(楽音信号)が時分割
的に読み出される。ラッチ回路17はクロックパルスφが
“1"のとき波形メモリ16の読出し出力(つまりAD1に対
応して読み出された第1系列の楽音信号の波形サンプル
値)をラッチし、ラッチ回路18はクロックパルスφが
“0"のとき波形メモリ16の読出し出力(つまりAD2に対
応して読み出された第2系列の楽音信号の波形サンプル
値)をラッチする。
ラッチ回路17にラッチされた第1系列の楽音信号サンプ
ル値データは補間回路19の乗算器33に入力され、ラッチ
回路18にラッチされた第2系列の楽音信号サンプル値デ
ータは補間回路19の乗算器34に入力される。乗算器33の
他の入力にはエンベロープ発生器35及びタッチカーブテ
ーブル36からなる回路から補間用の第1の係数CE1が与
えられる。乗算器34の他の入力にはエンベロープ発生器
37及びタッチカーブテーブル38からなる回路から補間用
の第2の係数CE2が与えられる。
タッチカーブテーブル36及び38はタッチデータTDに応じ
た係数LE1,LE2を発生するもので、エンベロープ発生器3
5,37ではこれにエンベロープ波形レベルを加味して鍵タ
ッチに応じたエンベローメ波形状の係数CE1,CE2を夫々
発生する。
タッチカーブテーブル36、38においては、各タッチグル
ープA,Bに対応する固有の補間関数カーブをタッチデー
タTDをアドレス入力情報とする連続するアドレス領域に
順次記憶している。一例を示すと、第1系列に対応する
タッチカーブテーブル36の記憶内容は第3図(a)のよ
うであり、タッチグループAに対応するタッチデータTD
のアドレス範囲においてフォルテシモffに対応する補間
関数カーブを記憶しており、タッチグループBに対応す
るタッチデータTDのアドレス範囲においてピアノpに対
応する補間関数カーブを記憶している。第2系列に対応
するタッチカーブテーブル38の記憶内容は第3図(b)
のようであり、タッチグループAに対応するタッチデー
タTDのアドレス範囲においてメゾフォルテmfに対応する
補間関数カーブを記憶しており、タッチグループBに対
応するタッチデータTDのアドレス範囲においてもメゾフ
ォルテmfに対応する補間関数カーブを記憶している。各
テーブル36、38は、タッチデータTDをアドレス信号とし
て該当する補間関数カーブ上から係数EL1,LE2を夫々読
み出す。
なお、第3図(a),(b)に示した補間関数カーブ
は、鍵タッチに応じた音量変化も考慮に入れたものであ
る。因みに、両者を合成した総合的なタッチカーブ特性
は第3図(c)のようである。なお、各音色種類毎に特
有のテーブルを有しており、音色選択コードTCによって
テーブルが選択される。
第3図(a)を見ると明らかなように、異なる波形特性
(ffとp)に関する補間関数カーブを共通のテーブルの
連続するアドレス領域に夫々記憶することができる。従
って、各波形特性毎に別々にテーブルを設ける必要がな
いので、構成が簡単である。補間対象とする波形特性の
数がどんなに増えても、タッチカーブテーブルは2系列
分あれはよいことはここから明らかであろう。
エンベロープ発生器35,37にはパラメータ発生回路24か
ら発生された系列別のエンベロープパラメータEGP1,EGP
2と、上述のタッチデータTDに応じた補間係数LE1,LE2
と、キーオン信号KONが入力される。エンベロープパラ
メータEGP1,EGP2に含まれる各パラメータAR〜RRの値に
応じて発生すべきエンベロープ波形の特性が設定され
る。
第4図はエンベロープ波形の設定例が示すもので、
(a)はサスティンレベルSLが0のとき、つまりパーカ
ッシブ系エンベロープの設定例があり、(b)はサステ
ィンレベルSLが0以外の値をもつとき、つまり持続音系
エンベロープの設定例を示す。(a)の場合、第1系列
のエンベロープ波形(係数CE1)はフォルテシモffのパ
ラメータによって設定され、第2系列のエンベロープ波
形(係数CE2)はメゾフォルテmfのパラメータによって
設定されている。(b)の場合、CE1はピアノpのパラ
メータによって設定される。キーオン信号KONの立上り
に応答してアタックレートARでアタックレベルALまで立
上り、次にディケイレートDRでサステインレベルSLまで
減衰し、キーオン信号KONが“0"になるとレリースレー
トRRでレベル0まで減衰する。このとき、アタックレベ
ルALとして、タッチデータTDに応じて発生された係数LE
1,LE2が使用される。従って、エンベロープ波形状の補
間用係数CE1,CE2のピークレベルが鍵タッチに応じて制
御されることになる。これにより、補間回路19において
は、タッチカーブテーブル36、38に記憶して補間関数カ
ーブ(例えば第3図(a)、(b))に従う補間が可能
である。
補間回路19において、乗算器33、34で係数CE1,CE2に応
じてレベル制御された楽音信号は加算器39に入力され、
合成される。こうして補間合成された楽音信号は加算器
39からディジタル/アナログ変換器20に与えられる。
第1図の実施例では、タッチカーブテーブル36、38に記
憶した補間関数カーブは鍵タッチに応じた音量変化をも
考慮に入れたものであり、そこから読み出した係数LE1,
LE2によりエンベロープ波形信号のアタックレベルを制
御し、補間回路19においては鍵タッチに応じた2系列の
楽音信号の補間演算(つまり音色変更制御)と鍵タッチ
に応じた音量制御を一緒に行っている。しかし、そうせ
ずに、鍵タッチに応じた音色制御と音量制御を別々に行
うようにしてもよい。第5図はその場合の実施例を示す
ものである。
各系列に対応するタッチカーブテーブル36′、38′には
鍵タッチに応じた音量変化を全く考慮に入れず音色制御
用の補間関数のみに対応するカーブを記憶している。そ
の場合も、前述と同様に、タッチグループ毎のアドレス
範囲に対応して固有の補間関数カーブを記憶している
(第6図(a)、(b))。タッチデータTDに応じて各
テーブル36′、38′から読み出された係数LE1′,L32′
は補間回路19の乗算器33、34に直接入力される。エンベ
ロープ発生器41は1系列分だけ設けられており、音色選
択コードTC及びタッチデータTDに応じたADSR特性を持つ
エンベロープ波形信号をキーオン信号KONに応答して発
生する。補間回路19で補間合成された楽音信号は乗算器
40に与えられ、エンベロープ発生器41からのエンベロー
プ波形信号が乗算される。なお、この場合には、パラメ
ータ発生回路24は第1表に示したアドレスデータSA、R
A、EAだけを記憶すればよく、またエンベロープ発生器4
1はエンベロープパラメータAR、DR、SL、RRを各音色毎
でかつ各鍵タッチ強度毎に記憶したメモリを有するもの
とする。
上記実施例ではff、mf、pの3種類の鍵タッチ強度に対
応する波形から2つを選択して2系列に割当てて補間す
るようにしているが、2系列に割当てる対象とする波形
は4種類以上であってもよい。例えば4種類の場合は、
フォルテシモff、メゾフォルテmf、メゾピアノmp、ピア
ニシモppの4種類の鍵タッチ強度に対応する波形データ
を波形メモリ16に記憶する。そして、タッチグループ判
別回路23におけるタッチデータTDのグループ分けをA,B,
Cの3グループとし、パラメータ発生回路24ではこの3
グループの各々に対応して第1及び第2系列に割当てる
べきパラメータを予めテーブルに記憶しておく。割当て
るべきパラメータの波形特性は、強タッチグループAの
場合は第1系列がff、第2系列がmfであり、中タッチグ
ループBの場合は第1系列がmp、第2系列がmfであり、
弱タッチグループCの場合は第1系列がmp、第2系列が
ppである。これに伴ない、各系列のタッチデータテーブ
ル36、38(または36′、38′)に記憶する補間関数カー
ブは、第1系列が第7図(a)、第2系列が同図(b)
のようにする。割当て対象波形特性が5種類以上の場合
の実施例も上述から用意に類推できるであろう。
また、タッチグループ判別回路23に点線で示すように音
色選択コードTCを入力し、各タッチグループA,Bの範囲
を音色に応じて切換えるようにしてもよい。その場合、
タッチカーブテーブル36、38、36′、38′における各タ
ッチグループA、Bに対応する補間関数カーブのアドレ
ス範囲(つまり補間の分解能)も音色種類に対応して切
換えられるようにする。
第1図ではアドレス発生回路13、14が各系列毎に並列に
設けられているが、これは共通のハード回路と時分割使
用するようにしてもよい。
また、波形メモリ16に記憶する波形データは、前述のよ
うにエンベロープレベルを一定レベルに規格化したもの
に限らず、アタック、ディケイ等のエンベロープレベル
特性が付与された状態のものであってもよい。その場合
はエンベロープ発生器から発生するエンベロープ波形信
号は、押鍵中は一定レベルを維持し、離鍵後はレリース
エンベロープ特性を示すものとする。
波形メモリに記憶する波形データの符号化方式は前述の
PCM方式に限らず、DPCM(差分PCM)、ADPCM(適応DPC
M)、DM(デルタ変調)、ADM、LPCなど適宜のデータ圧
縮方式を用いてよい。
また、波形メモリに記憶する波形は複数周期波形に限ら
ず、1周期波形あるいは1/2周期波形等であってもよ
い。また、繰返し読出しを行わずに、発音開始から終了
までの全波形を記憶するようにしてもよい。また、波形
メモリには記憶すべき波形の各サンプル点における波形
情報を全て記憶させるのではなく、飛び飛びのサンプル
点の波形情報だけを記憶させ、中間のサンプル点の波形
情報は補間演算によって算出するようにしてもよい。ま
た、波形メモリに記憶する複数周期波形は、連続する複
数周期ばかりでなく、飛び飛びの複数周期から成るもの
であってもよい。例えば、特開昭60-147793号に示され
たもののように、楽音の立上りから立下がりまでを複数
フレームに分割し、各フレーム毎に代表的な1周期また
は2周期分の波形の波形データのみを記憶させ、この波
形データを順次切換えながら繰り返し読み出すようにし
てもよく、さらに必要に応じてこの波形切換え時に前の
波形と次の新たな波形とを補間演算して滑らかに変化す
る波形データを形成するようにしてもよい。
さらに、各系列における楽音信号の発生は、上述のよう
な波形メモリ読出し方式に限らず、高調波合成方式やFM
またはAM変調演算方式、その他の方式であってもよい。
その場合、パラメータ割当て回路から発生するパラメー
タは、その楽音信号発生方式に応じて所望の波形特性を
設定するものとする。
さらに、実施例では、波形読出し用のアドレス信号はノ
ートクロックパルスをカウントすることにより形成して
いるが、押圧鍵の音高に対応した周波数ナンバを累算あ
るいは加減算することにより形成するようにしてもよ
い。また、アドレス発生演算や、パラメータ発生演算
は、ハードワイヤード回路によらずに、マイクロプログ
ラム等によるソフトウェア処理によって行うようにして
もよい。
また、上記機実施例では、各音高に共通の波形をその読
出しレートを音高に応じて変えることにより読み出すよ
うにしているが、各鍵毎に又は各音域毎に異なる波形を
波形メモリに記憶し、これを読み出すようにしてもよ
い。
また、上記実施例では、音色変更制御パラメータとして
鍵タッチデータ特にイニシャルタッチデータを用いてい
るが、押圧力に対応するアフタータッチデータ、発生す
べき楽音の音高又は音域に対応するキースケーリングデ
ータ、ブリリアンス操作子等演奏者によって操作可能な
適宜の操作子の出力データ、などを個別に若しくは適宜
組合わせて音色変更制御パラメータとして用いてもよ
い。
さらに、この発明は、単音楽器に限らず複音楽器におい
ても適用することができるのは勿論であり、また、鍵盤
式電子楽器に限らず、単体の音源モジュールやリズム音
源装置などにおいても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子楽器の全体構成
ブロック図、 第2図は第1図の波形メモリにおける記憶フォーマット
の一例を示す図、 第3図(a)、(b)は第1図の各系列毎のタッチカー
ブテーブルに記憶する補間関数カーブの一例を示すグラ
フ、同図(c)は(a)、(b)の関数を合成した総合
的なタッチカーブ特性を示すグラフ、 第4図(a)、(b)は第1図のエンベロープ発生器か
ら発生するエンベロープ波形信号状の補間用係数の一例
を示す図、 第5図は第1図の変更例を示すブロック図、 第6図(a)、(b)は第5図のタッチカーブテーブル
に記憶する補間関数カーブの一例を示すグラフ、 第7図(a)、(b)は補間の対象とする波形特性をf
f、mf、mp、ppの4種類としたときの第1及び第2の系
列に対応するタッチカーブテーブルに記憶する補間関数
の一例を示すグラフである。 10……鍵盤、11……押鍵検出回路、13、14……アドレス
発生回路、16……波形メモリ、19……補間回路、22……
タッチ検出回路、23……タッチグループ判別回路、24…
…パラメータ発生回路、25……パラメータ割当て回路、
26……音色選択回路、36、36′、38、38′……タッチカ
ーブテーブル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音色変更制御パラメータを発生する手段
    と、 前記音色変更制御パラメータの変化範囲を2以上の領域
    に区分し、各領域毎に夫々2系列の楽音信号発生系列に
    割り当てるべき互いに異なる波形特性パラメータを記憶
    してなるテーブルを有しており、前記音色変更制御パラ
    メータの現在値が属する領域に対応して前記テーブルを
    参照することにより該領域に対応する前記2系列分の波
    形特性パラメータを出力する波形特性パラメータ割当て
    手段と、 楽音の立上り部の波形と繰返し部の波形とからなる楽音
    波形データを複数種類記憶した楽音波形記憶手段と、 前記波形特性パラメータ割当て手段から出力された前記
    2系列分の波形特性パラメータを夫々の系列に対応して
    入力し、入力された波形特性パラメータのうち前記立上
    り部と繰返し部の波形読み出しアドレスを指定するパラ
    メータに基づき、前記楽音波形記憶手段からそれに対応
    する立上り部の波形を読み出し、その後、繰返し部の波
    形を繰返し読み出すことにより当該系列に対応する楽音
    波形信号を夫々発生し、かつ、前記入力された波形特性
    パラメータのうちエンベロープ波形に関するパラメータ
    に従って当該系列で発生される前記楽音波形信号に対し
    て夫々独自の振幅エンベロープを付与する第1及び第2
    の楽音信号発生系列と、 前記第1及び第2の楽音信号発生系列で発生した各楽音
    波形信号に対する補間用の第1及び第2の係数を前記音
    色変更制御パラメータに応じて発生するものであって、
    前記音色変更制御パラメータの前記各領域毎に固有の補
    間関数カーブに従い、かつ、該第1及び第2の係数の値
    の和が前記音色変更制御パラメータの変化に対応して変
    化するようにして第1及び第2の係数を発生する係数発
    生手段と、 前記第1及び第2の楽音信号発生系列で発生した楽音波
    形信号を前記第1及び第2の係数に従って補間する補間
    手段と を具えた楽音信号発生装置。
  2. 【請求項2】前記係数発生手段は、前記各領域に対応す
    る固有の補間関数カーブを前記音色変更制御パラメータ
    をアドレス情報として連続するアドレス領域に順次記憶
    したメモリを含むものである特許請求の範囲第1項記載
    の楽音信号発生装置。
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