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JPH0777740A - オートデート装置 - Google Patents

オートデート装置

Info

Publication number
JPH0777740A
JPH0777740A JP5247342A JP24734293A JPH0777740A JP H0777740 A JPH0777740 A JP H0777740A JP 5247342 A JP5247342 A JP 5247342A JP 24734293 A JP24734293 A JP 24734293A JP H0777740 A JPH0777740 A JP H0777740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
date
time
date data
data
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5247342A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Kashiyama
律夫 樫山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5247342A priority Critical patent/JPH0777740A/ja
Publication of JPH0777740A publication Critical patent/JPH0777740A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時計手段の日付データの修正を容易に、且
つ、素早く行うことを可能とする。 【構成】 操作検出手段1にて何らかのカメラ操作がな
された事が検出された際に、日付データをカウントする
時計手段6の内容を不揮発性メモリ手段1aに記憶し、
前記時計手段がリセットされた事が検出されたら、前記
不揮発性メモリ手段に記憶した日付データを読み出し、
この時計手段に入力する日付データ設定手段1を設け、
レリーズ操作等のカメラ操作が行われる度に、EEPR
OM等の不揮発性メモリ手段に日付データを書き込み、
電池交換などにより時計手段がリセットされた際には、
不揮発性メモリ手段内に記憶した日付データを時計手段
に入力し、例えば最後にレリーズを行った日付からのカ
ウント動作を前記時計手段にて開始させるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源とし、日付
データ(年,月,日や時,分,秒など)をカウントする
時計手段を備えたオートデート装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影年月日等のデート情報を
フィルム面に写し込む機能が備わったカメラは知られて
いるが、該カメラにはこの機能を働かせるべく、自動的
に時刻と日時をカウントするオートデート装置が具備さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のオー
トデート装置においては、図9の(a)に示す様に現在
の時刻が“1993年2月24日,14時09分”であ
る際に、電池交換を行うと、オートデートに設定されて
いる初期の状態、例えば図9の(b)に示す様に“19
91年1月1日0時00分”に戻ってしまう。このた
め、撮影者は修正スイッチとセレクトスイッチを用い、
図9の(b)→(c)→(d)→(e)→(f)→
(g)というようにして、“年,月,日,時刻”をすべ
て設定し直さなければならなかった。
【0004】また、これはカメラに備わったオートデー
ト装置に限らず、一般のオートデート装置にあっても同
様である。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、時計手段
の日付データの修正を容易に且つ素早く行うことのでき
るオートデート装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作検出手段
にて何らかのカメラ操作がなされた事が検出された際
に、日付データをカウントする時計手段の内容を不揮発
性メモリ手段に記憶し、前記時計手段がリセットされた
事が検出されたら、前記不揮発性メモリ手段に記憶した
日付データを読み出し、この時計手段に入力する日付デ
ータ設定手段を設け、レリーズ操作等のカメラ操作が行
われる度に、EEPROM等の不揮発性メモリ手段に日
付データを書き込み、電池交換などにより時計手段がリ
セットされた際には、不揮発性メモリ手段内に記憶した
日付データを時計手段に入力し、例えば最後にレリーズ
を行った日付からのカウント動作を前記時計手段にて開
始させるようにしている。
【0007】また、本発明は、基準発振器の発振信号に
基づく信号をカウントして、年,月,日,時,分,秒の
各桁のデータをカウントする時計手段の、特定の桁の数
値が変化した際に、その時の日付データを不揮発性メモ
リ手段に記憶し、前記時計手段がリセットされた事が検
出されたら、前記不揮発性メモリ手段に記憶した日付デ
ータを読み出し、前記時計手段に年,月,日,時,分,
秒の各桁のデータを入力する日付データ設定手段を設
け、例えば日データが変わる度に、EEPROM等の不
揮発性メモリ手段に日付データを書き込み、電池交換な
どにより時計手段がリセットされた際には、不揮発性メ
モリ手段内に記憶した日付データを時計手段に入力し、
日データが変わった時点からのカウント動作を前記時計
手段にて開始させるようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例であるオート
デート装置を備えたカメラの概略構成を示すブロック図
である。
【0010】図1において、1は以下のカメラ各部の動
きを制御するマイクロコンピュータであり、該マイクロ
コンピュータ1の内部には、RAMやROM,EEPR
OM1aが内蔵されている。2は不図示の撮影レンズの
距離環と絞りを制御するレンズ制御回路であり、マイク
ロコンピュータ1からのLCOM信号を受けている間、
DBUSを介しシリアル通信を行い、この通信内容より
不図示のモータを制御し、距離環と絞りを制御し、ま
た、マイクロコンピュータ1へ、レンズの焦点距離情報
や距離情報、ベストピント補正情報、その他各種補正情
報等を出力する。3はシャッタスピード・絞り制御値な
どのカメラの各撮影情報を表示する液晶表示回路であ
り、マイクロコンピュータ1からのDPCOM信号を受
けている間、DBUSを介しシリアル通信を行い、この
通信内容より液晶表示を行う。
【0011】4はスイッチセンス回路であり、液晶表示
回路3とともに常に電源が供給されており、通常のカメ
ラではカメラのレリーズボタンの撮影準備を始動させる
第1ストロークと連動しているスイッチSW1や、その
他不図示の露出モードを決めるスイッチやカメラの自動
焦点調節(AF)のモードを決めるスイッチなどを常に
読みとることが出来る。そしてこのスイッチセンス回路
4は、スイッチが切換わるとDBUSを介しシリアル通
信を行いマイクロコンピュータ1に各スイッチ情報を通
信する。
【0012】5はストロボ発光制御回路、すなわちスト
ロボの発光と調光を制御する回路であり、発光のための
電荷を蓄えるための回路,発光部であるキセノン管,ト
リガ回路,発光を停止させる回路,フィルム面反射光測
光回路,積分回路など既存の回路部からなり、シャッタ
ユニットの先幕走行によりONするX接点がONするこ
とで、ストロボの閃光を開始する。
【0013】6は時計回路であり、液晶表示回路3やス
イッチセンス回路4とともに常に電源が供給されてお
り、内蔵された水晶発振子の発振周波数に基づき時刻の
カウント、及び、日付のカウントを行う。また、マイク
ロコンピュータ1からTCOM信号を受けている間、D
BUSを介してシリアル通信を行い、日付や時刻をマイ
クロコンピュータ1に送り、撮影日時記録用のデータと
したり、マイクロコンピュータ1を介して液晶表示回路
3に日時を表示したりする。また、DBUSを介しての
通信では時計の修正に関する通信も行われ、Selec
tSW(セレクトスイッチ)や修正SW(修正スイッ
チ)、SetSW(セットスイッチ)を用いて日時の修
正を行う。
【0014】7は焦点検出ユニットで、後述の様な構成
のラインセンサ装置SNSを含む光学系の機構とその駆
動回路SDRから成る。
【0015】前記ラインセンサ装置SNSは、図示の通
り、4対計8つのセンサ列SNS−1a,SNS−1
b,SNS−2a,SNS−2b,SNS−3a,SN
S−3b,SNS−4a,SNS−4bから成り、駆動
回路SDRからの制御信号により電荷が蓄積制御され
る。
【0016】前記センサ駆動回路SDRは、マイクロコ
ンピュータ1からのセンサ蓄積開始信号を受け取ると、
センサの蓄積を開始し、センサの蓄積レベルが一定にな
るまで蓄積を行う。蓄積レベルが一定になるとセンサの
蓄積を終了させ、センサの蓄積が終了したことをマイク
ロコンピュータ1にDBUSを介しシリアル通信する。
マイクロコンピュータ1が、駆動回路SDRにセンサ信
号読み出し通信を行うと、センサ駆動回路SDRはライ
ンセンサ装置SNSにセンサ駆動信号を出力する。これ
により、マイクロコンピュータ1にラインセンサ装置S
NSに蓄積された信号の読み出され、センサ駆動信号に
同期してA/D変換が行われ、A/D変換された被写体
の像信号から被写体が撮影レンズによりどの位置に焦点
を結んでいるかが、既存の位相差検出法で演算によって
検出される。
【0017】8は測光回路であり、画面を複数のエリア
に分割し、各エリアの被写体の輝度をTTL測光し、マ
イクロコンピュータ1に送る役目をする。9はシャッタ
制御回路であり、マイクロコンピュータ1の制御信号に
従って不図示のシャッタユニットの制御を行う。10は
給送回路であり、マイクロコンピュータ1の制御信号に
従ってフィルム給送用モータを制御し、フィルムの巻き
上げ巻き戻しを行う。11は日付写し込み回路であり、
レリーズが行われた時の日付や時刻をフィルム上に写し
込む役目をする。
【0018】SW2は撮影のためのシャッタを動作させ
るためのスイッチであり、マイクロコンピュータ1に接
続されており、所定の条件を満たした状態で該スイッチ
SW2がオンになると、マイクロコンピュータ1はシャ
ッタの制御を行い、露光を開始する。
【0019】次に、図2のフローチャートを用いて、マ
イクロコンピュータ1におけるカメラ全体の通常の動作
を説明する。
【0020】カメラのメインスイッチがONになると、
マイクロコンピュータ1は図2のステップ101からの
動作を開始する。 [ステップ101] SWCOM信号を出してDBUS
を介してスイッチセンス回路4よりスイッチSW1の状
態を検知し、該スイッチSW1がONであればステップ
102に進み、ONでなければステップ1に戻り、該ス
イッチSW1がONになるまで繰り返す。 [ステップ102] 測光回路8を動作させて被写体の
光量を測定し、シャッタ速度や絞り値を決定する。そし
てステップ103に進む。 [ステップ103] 焦点検出ユニット7を動作させて
被写体の焦点位置を検出し、レンズ制御回路2を動作さ
せてレンズのフォーカスレンズを移動させて被写体にピ
ントを合わせる動作を行う。そしてステップ104に進
む。 [ステップ104] マイクロコンピュータ1に接続さ
れたスイッチSW2の状態を検知し、該スイッチSW2
がONであればレリーズを行うためにステップ105に
進み、ONでなければステップ101に戻り、前記スイ
ッチSW1の状態検知と該スイッチSW2の状態検知を
繰り返す。 [ステップ105] レンズ制御回路2を動作させてス
テップ102で決定された絞り値までレンズの絞りを駆
動し、ステップ106に進む。 [ステップ106] シャッタ制御回路9を動作させて
上記ステップ102で決定されたシャッタスピードでシ
ャッタを開き、フィルムに露光を行う。そしてステップ
107に進む。 [ステップ107] 上記ステップ106で露光したフ
ィルム上に日付を写し込むために、時計回路6から日時
のデータを読み出し、日付写し込みモードになっていた
ならば、この読み出した日時のデータを日付写し込み回
路11に送り、フィルムに日付を写し込む。又、これと
同時にマイクロコンピュータ1に内蔵されたEEPRO
M1aにこの日時のデータを記憶し、ステップ108に
進む。
【0021】ここで、日付写し込みモードになっていな
い時には、EEPROM1aに日時を記憶する動作のみ
を行う。尚、ここの動作については後で詳細に説明す
る。 [ステップ108] 給送回路10を動作させて撮影し
たフィルムを1駒分給送し、一連のレリーズ動作を終了
してステップ101に戻り、以下、同様の動作を繰り返
す。
【0022】次に、図3のフローチャートを用いて、日
付写し込み動作の詳細について説明する。
【0023】日付写し込みが開始されると、ステップ1
11から実行を開始する。 [ステップ111] 時計回路6から日時のデータを読
み出し、ステップ112に進む。 [ステップ112] マイクロコンピュータ1の内部に
あるEEPROM1aに日時のデータを書き込み、ステ
ップ113に進む。 [ステップ113] カメラのモードが日付写し込みに
なっているかどうかを判別し、日付写し込みモードであ
ればステップ114に進み、日付写し込みモードでなけ
れば日付写し込みの動作を終了する。 [ステップ114] 日付のデータを日付写し込み回路
11に送り、フィルムに日付を写し込む動作を行い、日
付写し込み動作を終了する。
【0024】次に、カメラの電池を電圧低下により交換
したことなどによりカメラ全体がリセットされた場合の
マイクロコンピュータ1の、計時に関する動作につい
て、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0025】カメラが電池交換などによりリセットされ
ると、マイクロコンピュータ1は図4のステップ121
からの動作を開始する。 [ステップ121] マイクロコンピュータ1内部のE
EPROM1aに記憶されている日時のデータを読み出
し、ステップ122に進む。 [ステップ122] TCOM信号を送ってDBUSを
介して時計回路6に日時のデータを送り、時計に前回の
レリーズ時の日時を書き込み、ステップ123に進む。 [ステップ123] 時計回路6を日時修正モードにす
るとともに液晶表示回路に日時を修正することを促す表
示を行い、ステップ124に進む。 [ステップ124] 日時が修正されたかどうかを判別
し、日時が修正されていたならばステップ125に進
み、修正されていなければステップ123に戻り、時刻
の修正がなされるまで日時修正モードで日時の修正を促
す。 [ステップ125] 時刻の修正が行われたので通常の
カメラの動作を行うために、各種の初期設定を行いカメ
ラの通常動作を開始する。
【0026】次に、日時修正モードでの日時の修正につ
いて、図5の状態遷移図を用いて説明する。
【0027】ここでは、例えば“1993年2月24日
14時9分”に撮影を行い、その後すぐに電池交換を行
う場合を仮定するが、撮影直後の時計の日時、及び表示
は、図5の(a)に示す状態である。
【0028】この後電池交換を行うと、カメラ及びカメ
ラ内の時計回路6の電源は一度切られるので、マイクロ
コンピュータ1や時計回路6は一度リセットされる。そ
して、電池をいれた日時を同じ日の“14時38分”と
する。これにより、カメラのマイクロコンピュータ1は
リセット状態から動作を開始するので、時計回路6には
前回撮影の為のレリーズを行った日時、“1993年2
月24日14時29分”が入力され、日時修正モードに
入り、“年”の桁が点滅状態になり、修正をする状態に
なる。この状態が図5の(b)に示す状態である。
【0029】ここでは“年”を修正する必要がないの
で、時計回路6のSelectSWを押すと、“月”修
正に移り月が点滅を開始する。これが図5の(c)に示
す状態である。
【0030】ここでは“年”“月”“日”“時”ともに
修正する必要がなく、“分”のみ修正すれば良いので、
SelectSWを分修正モードになるまですと、図5
の(c)→(d)→(e)と状態を変え、図5の(f)
の状態になり、“分”修正モードになる。ここで修正す
べき時刻は“14時38分”であるから、修正SWを
“38分”になるまで押し、その後、時計回路6のSe
tSWを押すことで、日時が正確にセットされ、カメラ
が通常の状態で動作を開始する。
【0031】このように、撮影者は撮影を行った後、そ
の日のうちにカメラの電池交換をした場合、時刻のみを
修正すれば良い。また、同じ日でなくても、同じ月であ
れば、日付と時刻のみを修正すれば良い。
【0032】なお、この実施例では、レリーズ動作を行
ったときに日時を記憶するようにしているが、メインス
イッチのON/OFF時や測光・測距スイッチのON/
OFF時など他の動作を行ったときでも良い。
【0033】(第2の実施例)図6は本発明の第2の実
施例における日付写し込みの動作を示すフローチャート
であり、以下これにしたがって説明する。
【0034】なお、カメラ全体の構成は図1と同様であ
り、マイクロコンピュータ1の全体の動作を示すフロー
チャートは図2と同様であるので、ここでは省略する。
【0035】日付写し込みの動作が開始されると、マイ
クロコンピュータ1は図6のステップ131から動作を
開始する。 [ステップ131] 時計回路6からDBUSを通して
日時のデータを読み込み、ステップ132に進む。 [ステップ132] 上記ステップ131にて読み込ん
だ日時のデータとマイクロコンピュータ1内のEEPR
OM1aに記憶されている日時のデータを比較し、時計
回路6の日時がEEPROMの日時より新しければステ
ップ133に進む。 [ステップ133] 上記ステップ131で読み込んだ
日時のデータをEEPROM1a内に書き込む。そして
ステップ134へ進む。 [ステップ134] カメラのモードが日付写し込みに
なっているかどうかを判断し、日付写し込みモードであ
ればステップ135に進み、日付写し込みモードでなけ
れば日付写し込みの動作を終了する。 [ステップ135] 日付のデータを日付写し込み回路
11に送り、フィルムに日付を写し込む動作を行う。そ
して、日付写し込み動作を終了する。
【0036】一方、上記ステップ131において読み込
んだ日時のデータの方がマイクロコンピュータ1内のE
EPROM1aに記憶されている日時のデータよりも新
しくなければ、時間が逆戻りしたことになるので、時計
回路6がリセットされたり、何らかのエラーが発生した
ことになるのでステップ136に進む。 [ステップ136] 時計回路6の日時に何らかのエラ
ーが発生し、日時が正確ではないので日付写し込みを禁
止し、ステップ137へ進む。 [ステップ137] 撮影者に日時がエラーであるので
日時を修正することを促すため、液晶表示回路3に日時
エラーを表示を行い、ステップ138に進む。 [ステップ138] 時計回路6を日付修正モードにし
て日付修正がすぐに行えるようにして日付写し込みを終
了する。
【0037】なお、日付修正モードにする際にEEPR
OM1aに記憶されている日時のデータを時計回路6に
おくり、修正するようにしても良い。
【0038】電池交換などでカメラ全体がリセットされ
た場合については、第1の実施例で示したものと同様で
あるので、説明を省略する。日時の修正方法についても
第1の実施例に示した通りである。
【0039】以上のように、前回のレリーズ時の日時よ
りも後のレリーズ時における時計回路6の日時が古い場
合には、日時の記憶をやめて撮影者に警告して日時の修
正を促すようになる。
【0040】また、ここではレリーズ動作を行ったとき
に日時を記憶するようにしているが、メインスイッチの
ON/OFF時や測光・測距スイッチのON/OFF時
など他の動作を行ったときでも良い。
【0041】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例について説明する。第1,第2の実施例では、カメ
ラに組み込まれたオートデート装置について説明した
が、一般のオートデート装置(電子時計)のみでの例に
ついて説明する。
【0042】図7は本発明の第3の実施例におけるオー
トデート装置の構成を示すブロック図である。
【0043】図7において、51は時計の基準となる発
振回路で、水晶発振により32.768KHZ の周波数
信号を発振する回路である。52は発振回路51の信号
を32768分周して1秒毎に信号を出力する分周回
路、53は1秒に1回入力される信号をカウントする秒
カウンタ、54は1秒に1回入力される信号をカウント
する分カウンタ、55は1時間に1回入力される信号を
カウントする時間カウンタ、56は1日に1回入力され
る信号をカウントする日カウンタ、57は1月に1回入
力される信号をカウントする月カウンタ、58は1年に
1回入力される信号をカウントする年カウンタである。
59は上記秒カウンタ53から年カウンタ58までの各
カウンタを制御して、非存在日の制御や日時の修正など
を制御する制御回路であり、マイクロコンピュータとそ
の周辺回路で構成されている。
【0044】60は日時を表示する表示回路、61は他
のCPUなどと通信を行い、日時のデータや日時の修正
などを行うための通信回路、62は日時を記憶するため
のEEPROM、63は日時を修正するときに修正項目
を選択するSelectSW、64は日時の修正を終了
するときに使用するSetSWである。65は日時を修
正する使用するスイッチであり、ONになる度にカウン
タのカウント値を1つ増やす機能をもっている。
【0045】次に、図8のフローチャートを用いて動作
について説明する。
【0046】このフローチャートは図8の制御回路59
内のマイクロコンピュータのフローチャートであるが、
該装置全体の動作を示している。
【0047】該装置に電源である電池が投入されると、
この装置全体の回路がリセットされマイクロコンピュー
タはステップ151からの動作を開始する。 [ステップ151] 修正モードに入り、ステップ15
2に進む。
【0048】ここで、修正モードは日時を修正するため
モードであり、分周回路52から秒カウンタ53に入力
される信号を停止して各カウンタのカウントを停止し、
各種のスイッチのON/OFFに従って日時を修正する
モードである。 [ステップ152] EEPROM62に記憶されてい
る日付けのデータを読み出し 、年,月,日の各カウン
タ58,57,56に出力し、日付を合わせてステップ
153に進む。 [ステップ153] SelectSW63や修正SW
65のON/OFFを検知し、年,月,日,時,分,秒
の各カウンタ58〜53のカウント値を修正し、ステッ
プ154に進む。 [ステップ154] SetSW64がONであるかど
うかを判断し、ONであればステップ155に進む。ま
た、ONでなければ上記のステップ153に戻り、時計
の日時修正を続ける。 [ステップ155] 日時修正モードを終了し、分周回
路52からの信号を秒カウンタ53に入力し、通常の時
計動作に切り換えてステップ156に進む。 [ステップ156] SelectSW63がONかど
うかを判断し、ONであれば日時を修正するためにステ
ップ157に進み、ONでなければステップ158に進
む。 [ステップ157] 日時を修正する修正モードに入
り、ステップ153に戻る。
【0049】上記ステップ156においてSelect
SW63がOFFであることを判断すると、上記の様に
ステップ158へ進む。 [ステップ158] 分周回路52で生成された1秒毎
の信号をカウントする秒カウンタ53が“60”になっ
たかどうかを判断し、“60”であればステップ159
に進み、“60”になっていなければステップ156に
戻る。 [ステップ159] 分カウンタ54に信号を出力し、
ステップ160に進む。この信号は、1分毎に出力され
る。 [ステップ160] 1分毎に入力される信号をカウン
トする分カウンタ54が“60”になったどうかを判断
し、“60”であればステップ161に進み、“60”
になっていなければステップ156に戻る。 [ステップ161] 時間カウンタ55に信号を出力
し、ステップ162に進む。この信号は、1時間毎に出
力される。 [ステップ162] 1時間毎に入力される信号をカウ
ントする時間カウンタ55が“24”になったかどうか
を判断し、“24”であればステップ163に進み、
“24”になっていなければステップ156に戻る。 [ステップ163] 日カウンタ56に信号を出力し、
ステップ164に進む。この信号は、1日毎に出力され
る。 [ステップ164] 年,月,日の各カウンタから年,
月,日のデータを読み出し、ステップ165に進む。 [ステップ165] 上記ステップ164で読み出した
月,日のデータをEEPROM62に出力し、ステップ
166に進む。
【0050】ここで、EEPROM62に記憶されたデ
ータが、次回この装置が電池交換などによりリセットさ
れた際に、年,月,日の各カウンタに読み込まれる日付
データとなる。 [ステップ166] 日カウンタ56がその月の最終日
+1の数(日maxとする)になっているかどうかを判
断し、日maxであればステップ167に進み、日ma
xになっていなければステップ156に戻る。 [ステップ167] 月カウンタ57に信号を出力し、
ステップ168に進む。この信号は、1月毎に出力され
る。 [ステップ168] 1月毎に入力される信号をカウン
トする月カウンタ57が“13”になったかどうかを判
断し、“13”であればステップ169に進み、“1
3”になっていなければステップ156に戻る。 [ステップ169] 年カウンタ58に信号を出力し、
ステップ156に戻り、同様の動作を行う。
【0051】また、このフローチャートでは記載されて
いないが、各カウンタのカウント値の変化に応じて表示
部60に日時の表示をしたり、通信回路61により日時
のデータを他のCPUなどに送ったり、日時の修正情報
を受けたりする。
【0052】上記の様にこのオートデート装置は、日付
が変わったときにEEPROM62に日付を記憶し、電
池交換などによる該装置のリセット時にEEPROM6
2のデータを読み込んで日付とする。また、ここでは日
付の変わったときにEEPROMに記憶するようにして
いるが、月などの他のデータが変化した時でも構わな
い。
【0053】また、EEPROM以外の不揮発性メモリ
を用いても良い。
【0054】上記の第1及び第2の実施例によれば、レ
リーズを行ったときに、EEPROMなどの不揮発性メ
モリに時計回路の日時を記憶し、電池交換などで該時計
回路がリセットされたときに、EEPROMなどの不揮
発性メモリに記憶されたデータを時計回路6に入力し、
時計回路6はそこからカウントを開始するようにしてい
るため、従来のように時計回路の日時が初期状態に戻っ
てしまい、年,月,日,時刻すべてを修正する必要がな
く、撮影者はオートデートの時刻合わせを前回の撮影の
時点から修正すれば良いので、電池交換前のレリーズが
同じ日であれば、時刻のみを修正すれば良いことにな
る。
【0055】また、第2の実施例の様に、日時を記憶す
る際に、前回記憶した日時と比較し、前回の日時の方が
新しいときにはエラーを出力するようにする事により、
撮影者に警告を与えることも可能となる。
【0056】また、第3の実施例の様に、例えば日のデ
ータが変化する毎に日付を不揮発性メモリに記憶し、電
池交換などで該装置がリセットされた時には前記不揮発
性メモリからデータを読み出してそこから日時修正を可
能にすることにより、該装置が動作しているうちや、電
池が切れた同じ日に電池交換を行えば、日付の修正を行
う必要がなく、時刻のみ修正すれば良いことになる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作検出手段にて何らかのカメラ操作がなされた事が検
出された際に、日付データをカウントする時計手段の内
容を不揮発性メモリ手段に記憶し、前記時計手段がリセ
ットされた事が検出されたら、前記不揮発性メモリ手段
に記憶した日付データを読み出し、この時計手段に入力
する日付データ設定手段を設け、また、本発明は、基準
発振器の発振信号に基づく信号をカウントして、年,
月,日,時,分,秒の各桁のデータをカウントする時計
手段の、特定の桁の数値が変化した際に、その時の日付
データを不揮発性メモリ手段に記憶し、前記時計手段が
リセットされた事が検出されたら、前記不揮発性メモリ
手段に記憶した日付データを読み出し、前記時計手段に
年,月,日,時,分,秒の各桁のデータを入力する日付
データ設定手段を設け、レリーズ操作等のカメラ操作が
行われる度に、あるいは、例えば日データが変わる度
に、EEPROM等の不揮発性メモリ手段に日付データ
を書き込み、電池交換などにより時計手段がリセットさ
れた際には、不揮発性メモリ手段内に記憶した日付デー
タを時計手段に入力し、例えば最後にレリーズを行った
日付からの、あるいは、日データが変わった時点からの
カウント動作を前記時計手段にて開始させるようにして
いる。
【0058】よって、時計手段の日付データの修正を容
易に、且つ、素早く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるオートデート装
置を備えたカメラ要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの概略動作を示すフローチャート
である。
【図3】図2の日付写し込みの動作の詳細を示すフロー
チャートである。
【図4】図1のカメラがリセットされた際のオートデー
トに関する動作を示すフローチャートである。
【図5】図1のカメラの日付修正時の状態遷移を示す図
である。
【図6】本発明の第2の実施例装置を具備したカメラの
日付写し込み時の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例におけるオートデート装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】図7のオートデート装置においてリセットされ
た際の動作を示すフローチャートえある。
【図9】従来のオートデート装置における日付修正時の
状態遷移を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 1a EEPROM 6 時計回路 11 日付写し込み回路 52 分周回路 53 秒カウンタ 54 分カウンタ 55 時間カウンタ 56 月カウンタ 57 年カウンタ 59 制御回路 62 EEPROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影を行ったフィルムに写し込む為の日
    付データをカウントする時計手段を備えたオートデート
    装置において、何らかのカメラ操作がなされたことを検
    出する操作検出手段と、日付データを記憶する為の不揮
    発性メモリ手段と、前記時計手段がリセットされたこと
    を検出するリセット検出手段と、前記操作検出手段にて
    操作された事が検出された際に、前記時計手段の日付デ
    ータを前記不揮発性メモリ手段に記憶し、前記リセット
    検出手段にて前記時計手段がリセットされた事が検出さ
    れたら、前記不揮発性メモリ手段に記憶した日付データ
    を読み出し、前記時計手段に入力する日付データ設定手
    段とを設けたことを特徴とするオートデート装置。
  2. 【請求項2】 操作検出手段は、カメラのレリーズ動作
    開始の為の操作を検出する手段であることを特徴とする
    請求項1記載のオートデート装置。
  3. 【請求項3】 日付データ設定手段内に、不揮発性メモ
    リ手段に日付データを記憶する際、前回記憶した日付デ
    ータと今回の日付データとを比較し、前回の日付データ
    の方が新しい場合には警告を行う警告手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載のオートデート装置。
  4. 【請求項4】 基準発振器の発振信号に基づく信号をカ
    ウントして、年,月,日,時,分,秒の各桁のデータを
    カウントする時計手段を備えたオートデート装置におい
    て、日付データを記憶する為の不揮発性メモリ手段と、
    前記時計手段がリセットされたことを検出するリセット
    検出手段と、特定の桁の数値が変化した際に、その時の
    日付データを前記不揮発性メモリ手段に記憶し、前記リ
    セット検出手段にて前記時計手段がリセットされた事が
    検出されたら、前記不揮発性メモリ手段に記憶した日付
    データを読み出し、前記時計手段に年,月,日,時,
    分,秒の各桁のデータを入力する日付データ設定手段と
    を設けたことを特徴とするオートデート装置。
  5. 【請求項5】 日付データ設定手段は、年,月,日,
    時,分,秒の各桁のデータの内の、日データが変化した
    際に、その時の日付データを不揮発性メモリ手段に記憶
    する手段であることを特徴とする請求項4記載のオート
    デート装置。
JP5247342A 1993-09-09 1993-09-09 オートデート装置 Pending JPH0777740A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235564A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Olympus Optical Co Ltd 情報記録装置
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