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JPH0777652B2 - スリ−ピ−ス缶用の缶胴の製造方法 - Google Patents

スリ−ピ−ス缶用の缶胴の製造方法

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JPH0777652B2
JPH0777652B2 JP61047266A JP4726686A JPH0777652B2 JP H0777652 B2 JPH0777652 B2 JP H0777652B2 JP 61047266 A JP61047266 A JP 61047266A JP 4726686 A JP4726686 A JP 4726686A JP H0777652 B2 JPH0777652 B2 JP H0777652B2
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JP
Japan
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diameter
opening
forming surface
small
forming
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JP61047266A
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進 田中
芳幸 中島
徹男 桜井
由里 竹田
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Hokkai Can Co Ltd
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Hokkai Can Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、少なくとも一方の開口部側に傾斜部を備える
飲料缶などに用いるスリーピース缶用の缶胴の製造方法
に関する。
(従来の技術) 近年、金属製飲料缶などにおいて、趣味感の多様化によ
り変形缶が多用されるようになって来た。
その一種として缶胴の開口部に向って缶胴径が次第に小
径となるなめらかな傾斜部を備えるツーピースの変形缶
は知られている。このツーピースの変形缶の製造方法と
しては、特開昭57-501768号公報に見られるように第5
図A示の如く、缶胴aの開口部b側に絞込加工を施して
段部cを備える複数の小径部dを形成し、次いでこの缶
胴aの開口部bの外方より加工ロールeを当接させてこ
の加工ロールeで段部cおよび小径部dを缶胴aの内方
へ押圧して第5図B示の如く傾斜部fを形成する方法が
提案されている。
しかしながら、このような製造方法によるときは、缶胴
aの開口部b側の段部および小径部dを加工ロールeで
押圧して傾斜部fを形成させる際、傾斜部fに連なる端
部gの開口径hが缶胴aの内方に加工ロールrの押圧力
で縮径される。すなわち多段の小径部dが平坦化される
と共に缶胴aの開口部bの開口径hも縮小される。従っ
て缶胴材料がアルミニウムの如く柔かい絞込加工性の良
い材料を用いた場合は前記製造方法は好適である。しか
しながら缶胴材料がブリキ板、テイン・フリー・スチー
ル板のように硬くかつ絞込加工性がアルミニウム板より
劣る材料を用いて缶胴aの端部gを縮径すると共に段部
cおよび小径部dに加工ロールeを押圧して傾斜を形成
するような加工を行なうためには、この加工ロールeに
は急激で大きな押圧力が必要となり、加工ロールeにも
複雑な動きが必要である。そのため装置は複雑となり、
更に前記の急激で押圧加工により缶胴aの傾斜部fや開
口端部にしわが発生して外観を損うという問題がある。
このような急激で大きな押圧力によるしわを避けるため
には極めて徐々に大きな押圧力を加えることが必要とな
り製造効率が極めて低下するという不都合がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる従来の問題を解消し、缶胴の形状に変化
を与えた趣味感のあるデザインであって、少なくとも一
方の開口部側になめらかな傾斜部を備えたスリピース缶
用のスチール製溶接缶胴をしわを生ぜしめることなく効
率よく製造する方法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するためになされたものであ
って、両端に開口部を有するスチール製溶接缶胴の一端
側或は両端側に缶胴の開口部側に向って缶胴径が次第に
小径となる連続した傾斜部を形成するものにおいて、前
記缶胴の一端側或は両端側に缶胴中央側から開口部側に
複数の間隔を存し、そして開口部側から遠い順に複数回
の絞込加工を施して缶胴中央側から開口部側に向って相
隣れる絞込部の胴径より順次小径で段部を備える複数の
小径部を形成すると共に、開口部の開口径を前記傾斜部
を形成した際の所定の径に形成し、次いで缶胴の少なく
とも一方の開口部側に形成された前記小径部の缶胴の開
口部内にロール成形装置の内型を挿入せしめると共に、
ロール成形装置の外型の傾斜部形成面を小径部に嵌合
し、外型の傾斜部形成面を内型の形成面側に圧接して、
次いで内型を回転させながら外型の傾斜部形成面と内型
の形成面との間で前記小径部を順次挟圧して平坦な傾斜
部を形成することを特徴とする。
(実施例) 以下本発明を図面により説明する。
第1図AないしFは本発明の缶胴の製造方法の1例であ
り、そしてこの実施例では第3図示のような缶胴(1)
の一端(3)側に開口部(2)側に向って缶胴径が次第
に小径となる連続した傾斜部(12)を、また缶胴(1)
の他端(4)側に段部(5)を備える複数の小径部(1
1)を形成する方法を示すものである。また本発明で用
いる缶胴(1)は第1図A示のように絞り込れる前は一
端(3)側から他端(4)側まで同じ缶胴径Wを有する
従来多用されるスリーピース缶用の缶胴であり、缶胴部
材の内面および外面に側縁継目部を除き保護塗料および
印刷を施し、次いでこれを丸めて側縁継目部を溶接した
両端に開口部(2)を備えたスチール製溶接缶胴であ
る。
まず、第1図B示のようにターレットフィダー(35)に
保持された缶胴(1)の一端(3)側に第1絞込装置
(21)の外型(26)を、また缶胴(1)の他端(4)側
に保持装置(36)の保持部(37)を同時に缶胴(1)の
中央側に前進させて、第1絞込装置(21)の案内部(2
8)の保持面(29)に缶胴(1)の一端側を、また保持
装置(36)の保持部(37)の内面(38)に缶胴(1)の
他端(4)側を夫々嵌合させる。次いで第1絞込装置
(21)の内型(27)の缶胴(1)の中央側に前進させて
缶胴(1)の一端(3)側の開口部(2)内に挿入せし
める。そして再び第1絞込装置(21)の外型(26)を缶
胴(1)の中央側に前進させると、缶胴(1)の一端
(3)は外型(26)の段部形成面(32)に沿い続いて外
型(26)の成形部(30)の内周面(31)に沿ってこの内
周面(31)と内型(27)の外周面(33)とにより形成さ
れた間隙(34)の端部(34a)まで進められ、これによ
り第2図示のような長さL1でかつ缶胴径Wより小孔の
胴径W1で段部(5)を備える第1小径部(6)が形成
される。
次に第1図C示のように前工程で一端(3)側に第1小
径部(6)が形成された缶胴(1)をターレットフィダ
ー(40)で保持し、缶胴(1)の一端(3)側に第2絞
込装置(22)の外型(41)を、また缶胴(1)の他端
(4)側に第3絞込装置(23)の外型(51)を同時に缶
胴(1)の中央側に前進させて、第2絞込装置(22)の
案内部(43)の保持面(44)に缶胴(1)の一端(3)
側の第1小径部(6)を、また第3絞込装置(23)の案
内部(53)の保持面(54)に缶胴(1)の他端(4)側
を夫々嵌合させる。次いで第2絞込装置(22)の内型
(42)と、第3絞込装置(23)の内型(52)とを同時に
缶胴(1)の中央側に前進させて缶胴(1)の両開口部
(2)内に挿入せしめる。そして再び第2絞込装置(2
2)の外型(41)と第3絞込装置(23)の外型(51)と
を同時に缶胴(1)の中央側に前進させると、缶胴
(1)の一端(3)は外型(41)の段部形成面(47)に
沿い、続いて外型(41)の成形部(45)の内周面(46)
に沿ってこの内周面(46)と内型(42)の外周面(48)
との間に形成された間隙(49)の端部(49a)まで進め
られると共に、缶胴(1)の他端(4)は外型(51)の
段部形成面(57)に沿い、続いて外型(51)の成形部
(55)の内周面(56)に沿ってこの内周面(56)と内型
(52)の外周面(58)との間に形成された間隙(59)の
端部(59a)まで進められ、これにより第2図示のよう
な缶胴(1)の第1小径部(6)に開口部(2)側へ間
隔を存して長さL2でかつ第1小径部(6)より小径の
胴径W2で段部(5)を備える第2小径部(7)が、ま
た缶胴(1)の他端(4)側に長さL3でかつ缶胴径W
より小径の胴径W3で段部(5)を備える第2小径部
(8)が夫々形成される。
続いて第1図D示のように前工程で一端(3)側に第1
小径部(6)と第2小径部(7)とが、他端(4)側に
第3小径部(8)が夫々形成された缶胴(1)をターレ
ットフィダー(60)に保持し、缶胴(1)の一端(3)
側に第4絞込装置(24)の外型(61)を、また缶胴
(1)の他端(4)側に第5絞込装置(25)の外型(7
1)を同時に缶胴(1)の中央側に前進させて、第4絞
込装置(24)の案内部(63)の保持面(64)に缶胴
(1)の一端(3)側の第2の小径部(7)を、また第
5絞込装置(25)の案内部(73)の保持面(74)に缶胴
(1)の他端(4)側の第3小径部(8)を夫々嵌合さ
せる。次いで第4絞込装置(24)の内型(62)と、第5
絞込装置(25)で内型(72)とを同時に缶胴(1)の中
央側に前進させて缶胴(1)の両開口部(2)内に挿入
せしめる。そして再び第4絞込装置(24)の外型(61)
と、第5絞込装置(25)の外型(71)とを同時に缶胴
(1)の中央側に前進させると、缶胴(1)の一端
(3)は外型(61)の段部形成面(67)に沿い、続いて
外型(61)の成形部(65)の内周面(66)に沿ってこの
内周面(66)と内型(62)の外周面(68)とにより形成
された間隙(69)の端部(69a)まで進められると共
に、缶胴(1)の他端(4)は外型(71)の段部形成面
(77)に沿い、続いて外型(71)の成形部(75)の内周
面(76)に沿ってこの内周面(76)と内型(72)の外周
面(78)とにより形成された間隙(79)の端部(79a)
まで進められ、これにより第2図示のような缶胴(1)
の第2小径部(7)に開口部(2)側へ間隔を存して長
さL4でかつ第2小径部(7)より小径の胴径W4で段部
(5)を備える第4小径部(9)が、また第3小径部
(8)に開口部(2)側へ間隔を存して長さL5でかつ
第3小径部(8)より小径の胴径W5で段部(5)を備
える第5小径部(10)が夫々形成される。
以上の工程で第2図示のように缶胴(1)の両開口部
(2)側に段部(5)を備える複数の小径部(11)が、
かつ次に述べる傾斜部(12)を形成した際の所定の開口
部(2)の開口径Wx(第3図参照)と同一径の第4小径
部(9)の胴径W4が形成された缶胴(1)を製造す
る。
そして第3図示のように缶胴(1)の一端(3)側にな
めらかな傾斜部(12)を形成するには、まず第1図E示
のように前工程で得られた缶胴(1)をターレットフィ
ダー(89)により保持させ、この保持された缶胴(1)
の一端(3)側に傾斜部形成面(83)を備える外型(8
2)と、この外型(82)の傾斜部形成面(83)に対応す
る形状の形成面(85)を備える内型(84)とから構成さ
れたロール成形装置(81)を、また缶胴(1)の他端
(4)側に保持装置(86)の保持部(87)を同時に前進
させて、ロール成形装置(81)の内型(84)を缶胴
(1)の一端(3)側の開口部(2)内に挿入せしめる
と共に、外型(82)の傾斜部形成面(83)を一端(3)
側の多段の小径部(11)に嵌合させ、また保持装置(8
6)の保持部(87)の内面(88)に缶胴(1)の他端
(4)側の多段の小径部(11)を嵌合させる。続いて第
1図F示のようにロール成形装置(81)の外型(82)と
保持装置(86)とを内型(84)に向って移動して軸心を
偏心させ、外型(82)の傾斜部形成面(83)を内型(8
4)の形成面(85)側に圧接し、次いで内型(84)を回
転させると外型(82)は偏心状態で内型(84)と共に回
転し、外型(82)の傾斜部形成面(83)と内型(84)の
形成面(85)との間で缶胴(1)の一端(3)側の多段
の小径部(11)はその全周に亘って順次挟圧され、第3
図示のように缶胴(1)の一端(3)側に所定の開口径
Wxを有し缶胴(1)の中央側から開口部(2)側に向っ
て缶胴径が次第に小径となる連続した長さLxの傾斜部
(12)を形成する。
第4図は、第1図E及びFと同様に第3図示のなめらか
な傾斜部(12)を形成する他の実施例を示すもので、第
4図A示のように前工程で得られた缶胴(1)をターレ
ットフィダー(89)により保持させ、この保持された缶
胴(1)の一端(3)側にロール成形装置(81)を挿着
し他端(4)側に保持装置(86)を挿着する。更に詳細
には、ロール成形装置(81)の外型(82)を缶胴(1)
の一端(3)側の小径部(11)の外側に傾斜部形成面
(83)を一致させて配置し、内型(84)を缶胴(1)中
に挿入し、前記傾斜部形成面(83)に対応する形状の形
成面(85)を小径部(11)に一致させて配置する一方、
保持装置(86)の内型(90)を缶胴(1)の他端(4)
側から缶胴(1)に挿入し、ロール成形装置(81)の内
型(84)と突き合わせ、同時に保持装置(86)の外型
(92)も缶胴(1)の外周に配置する。このとき、保持
装置(86)の内型(90)に形成した缶胴(1)の他端
(4)側の小径部(11)に対応する形状の圧着面(93)
は該小径部(11)と一致した位置にある。
次いで第4図B示の如く、保持装置(86)の外型(92)
を内型(90)へ移動して偏心させて圧着面(93)と、保
持装置(89)の内型(90)とにより缶胴(1)を挾持さ
せる。このとき保持装置(86)の内型(90)の圧着面
(93)は小径部(11)の内面形状に沿って嵌合する。
続いて第4図C示のように両内型(84)(90)を回転さ
せて缶胴(1)を両内型(84)(90)の軸心の周りを偏
心状態で回転させ、その後、ロール成形装置(81)の外
型(82)を内型(84)側へ移動して軸心を偏心させて、
外型(82)の傾斜部形成面(83)を内型(84)の形成面
(85)側へ圧接し、これに伴って外型(82)も回転し外
型(82)の傾斜部形成面(83)と内型(84)の形成面
(85)との間で小径部(11)はその全周に亘って順次挟
圧され、第3図示のように缶胴(1)の一端(3)側に
所定の開口径Wxを有し缶胴(1)の中央側から開口部
(2)側に向って缶胴径が次第に小径となる連続した長
さLxの傾斜部(12)を形成する。
以上の工程により第3図示のように缶胴(1)の一端
(3)側に傾斜部(12)をまた他端(4)側に多段の小
径部(11)が形成された缶胴(1)を製造する。
かくするときは、缶胴径Wと開口部(2)の開口径Wxと
の差が顕著であっても、多段の小径部(11)を形成した
後に缶胴(1)の内外面からロール成形装置(81)の外
型(82)と内型(84)とで押圧して平坦な傾斜部(12)
の形成を行なうためブリキ板、テイン・フリー・スチル
板のような硬く、絞込加工性がアルミニウム板より劣る
缶胴材料を用いても材料に急激な圧縮歪を与えないので
傾斜部(12)や開口端部にしわを生ぜしめることなく、
かつ所定の開口部(2)の開口径Wxを予め形成された小
径部(11)の胴径W4を変えることなしに連続して効率
よく製造出来る。
前記図示実施例では缶胴(1)の一端(3)側に傾斜部
(12)をまた他端(4)側に多段の小径部(11)を形成
させたが、他端(4)側に開口部(12)側に向って缶胴
径が次第に小径となる連続した傾斜部を、一端(3)側
に傾斜部(12)を形成する際にこの傾斜部(12)の形成
と同様の方法および装置を用いて形成させても良い。
また図示実施例では一端(3)側の傾斜部(12)の長さ
Lxを他端(4)の多段の小径部(11)の長さLyより長く
形成させたが、両者の長さLxとLyとを同一長さに形成さ
せても良い。
前記実施例のように小径部(11)を形成する各絞込工程
において、その絞込工程毎の を、その絞込工程前の縮径率より順に小さくすれば一端
(3)側、他端(4)側に小径部(11)を形成させるた
めの絞込成形加圧を順次大きくする必要もなく、かつ段
部(5)にしわを生ぜしめるようなことがない。
また本製造方法によって得られた缶胴(1)は傾斜部
(12)の形成後続いて開口部(2)の両端にフランジ部
を形成せしめるものであるが、該両端に同時にフランジ
部を形成する従来の装置にそのまま接続出来て、製造工
程および作業性の点でもメリットが大きい。
(発明の効果) このように本発明によるときは、缶胴の一端側或は両端
側に缶胴中央側から開口部側に複数の間隔を存し、そし
て開口部側から遠い順に複数回の絞込加工を施して缶胴
中央側から開口部側に向って相隣れる絞込部の胴径より
順次小径で段部を備える複数の小径部を形成すると共
に、開口部の開口径を前記傾斜部を形成した際の所定の
径に形成し、次いで缶胴の少なくとも一方の開口部側に
形成された前記小径部の缶胴の開口部内にロール成形装
置の内型を挿入せしめると共に、ロール成形装置の外型
の傾斜部形成面を小径部に嵌合し、外型の傾斜部形成面
を内型の形成面側に圧接して、次いで内型を回転させな
がら外型の傾斜部形成面と内型の形成面との間で前記小
径部を順次挟圧して平坦な傾斜部を形成することにより
スリーピース缶用の缶胴を製造する。従ってまず缶胴の
一端側或は両端側の多段の小径部を形成し、次いでこの
多段の小径部を缶胴の内外面からロール成形装置の外型
と内型とで順次挟圧して平坦な傾斜部を形成させるよう
にしたので、缶胴径と開口部の開口径との差が顕著であ
って、缶胴材料が硬く、絞込加工性がアルミニウム板よ
り劣るスチール製缶胴であっても、所定の開口径を備
え、傾斜部や開口端部にしわがなく外観的に優れたスチ
ール製溶接缶胴を連続して効率よく製造出来る等の硬化
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法の1例を説明するための線
図、第2図は第1図AないしDの製造方法の途中過程に
おける缶胴の1例を示す截断側面図、第3図は第1図の
製造方法によって、得られた缶胴の1例を示す截断側面
図、第4図は他の実施例の製造方法を説明するための線
図、第5図は従来例の部分截断側面図である。 (1)……缶胴、(2)……開口部、(3)……一端 (5)……段部、(11)……小径部、(12)……傾斜部 (81)……ロール成形装置、(82)……外型、(83)…
…傾斜部形成面 (84)……内型、(85)……形成面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 由里 埼玉県岩槻市鹿室839−1 北海製罐株式 会社技術本部内 (56)参考文献 特開 昭57−501768(JP,A) 特開 昭61−209735(JP,A) 特開 昭60−257937(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に開口部を有するスチール製溶接缶胴
    の一端側或は両端側に缶胴の開口部側に向って缶胴径が
    次第に小径となる連続した傾斜部を形成するものにおい
    て、前記缶胴の一端側或は両端側に缶胴中央側から開口
    部側に複数の間隔を存し、そして開口部側から遠い順に
    複数回の絞込加工を施して缶胴中央側から開口部側に向
    って相隣れる絞込部の胴径より順次小径で段部を備える
    複数の小径部を形成すると共に、開口部の開口径を前記
    傾斜部を形成した際の所定の径に形成し、次いで缶胴の
    少なくとも一方の開口部側に形成された前記小径部の缶
    胴の開口部内にロール成形装置の内型を挿入せしめると
    共に、ロール成形装置の外型の傾斜部形成面を小径部に
    嵌合し、外型の傾斜部形成面を内型の形成面側に圧接し
    て、次いで内型を回転させながら外型の傾斜部形成面と
    内型の形成面との間で前記小径部を順次挟圧して平坦な
    傾斜部を形成することを特徴とするスリーピース缶用の
    缶胴の製造方法。
JP61047266A 1985-03-15 1986-03-06 スリ−ピ−ス缶用の缶胴の製造方法 Expired - Fee Related JPH0777652B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8978922B2 (en) 2012-05-15 2015-03-17 Silgan Containers Llc Strengthened food container and method

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