JPH0770512A - 水性コーティング剤の製造方法、コーティング剤及びそれらの使用 - Google Patents
水性コーティング剤の製造方法、コーティング剤及びそれらの使用Info
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- JPH0770512A JPH0770512A JP6185812A JP18581294A JPH0770512A JP H0770512 A JPH0770512 A JP H0770512A JP 6185812 A JP6185812 A JP 6185812A JP 18581294 A JP18581294 A JP 18581294A JP H0770512 A JPH0770512 A JP H0770512A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/08—Processes
- C08G18/0804—Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups
- C08G18/0819—Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups containing anionic or anionogenic groups
- C08G18/0823—Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups containing anionic or anionogenic groups containing carboxylate salt groups or groups forming them
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/70—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
- C08G18/72—Polyisocyanates or polyisothiocyanates
- C08G18/80—Masked polyisocyanates
- C08G18/8003—Masked polyisocyanates masked with compounds having at least two groups containing active hydrogen
- C08G18/8048—Masked polyisocyanates masked with compounds having at least two groups containing active hydrogen with compounds of C08G18/34
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 イソシアネートと反応する基を一つ又はそれ
より多く含有する水分散性又は水溶性バインダーの水性
分散体と、それより多いイソシアネート、並びに場合に
より顔料、充填剤及び/又は通常のラッカー添加剤と一
緒に混合することによる水性コーティング剤の製造方法
において、水性分散体は、1000〜100,000の
数平均分子量を持ち、20〜250のヒドロキシル価及
び10〜100の酸価に相当するイソシアネートとの反
応性基を持ち、そしてその酸基は少なくとも一部分が、
一つ又はそれより多い第三モノアミンと混合した一つ又
はそれより多い第一及び/又は第二アミノ基を持つ一つ
又はそれより多いポリアミンにより中和されている。 【効果】 迅速な架橋反応、及び高い耐水性、厚い塗膜
のような改良された特性を有するコーティング剤。
より多く含有する水分散性又は水溶性バインダーの水性
分散体と、それより多いイソシアネート、並びに場合に
より顔料、充填剤及び/又は通常のラッカー添加剤と一
緒に混合することによる水性コーティング剤の製造方法
において、水性分散体は、1000〜100,000の
数平均分子量を持ち、20〜250のヒドロキシル価及
び10〜100の酸価に相当するイソシアネートとの反
応性基を持ち、そしてその酸基は少なくとも一部分が、
一つ又はそれより多い第三モノアミンと混合した一つ又
はそれより多い第一及び/又は第二アミノ基を持つ一つ
又はそれより多いポリアミンにより中和されている。 【効果】 迅速な架橋反応、及び高い耐水性、厚い塗膜
のような改良された特性を有するコーティング剤。
Description
【0001】本発明は水性バインダー分散体及びその中
に分散又は乳化したイソシアネート架橋剤をベースとす
るコーティング剤の製造並びに得られるコーティング剤
に関する。このコーティング剤はラッカー工業、特に重
ね塗ラッカー仕上げの製造において、例えば自動車輌分
野において使用することができる。2成分ポリウレタン
コーティング剤は文献に広く見出される。それらは既に
実際面で特定の好結果を示している。それらは従来有機
溶剤をベースとして製造されて来たが、2成分イソシア
ネート系をベースにしたもっと最近のコーティング剤も
水性コーティング剤として記述されている。
に分散又は乳化したイソシアネート架橋剤をベースとす
るコーティング剤の製造並びに得られるコーティング剤
に関する。このコーティング剤はラッカー工業、特に重
ね塗ラッカー仕上げの製造において、例えば自動車輌分
野において使用することができる。2成分ポリウレタン
コーティング剤は文献に広く見出される。それらは既に
実際面で特定の好結果を示している。それらは従来有機
溶剤をベースとして製造されて来たが、2成分イソシア
ネート系をベースにしたもっと最近のコーティング剤も
水性コーティング剤として記述されている。
【0002】例えば、EP−A−0 358 979には
不飽和モノマー化合物のポリマーをベースとしたポリオ
ール成分及び特定の粘度を持つポリイソシアネート成分
を含む2成分水性コーティング剤が記述されている。そ
の上、このポリイソシアネート成分はポリオール成分中
に乳化させなければならない。EP−A−0 496 2
05においては、少なくともウレタン、カルボキシレー
ト及びヒドロキシル基を持つ水性ポリエステル成分並び
に製造直前に該ポリエステル成分中に乳化される特定の
粘度を持つポリイソシアネート成分をベースとして配合
される2成分水性コーティング剤が記述されている。こ
のコーティング剤の場合、速やかに反応するイソシアネ
ート成分が使用されている。これらは水相中に乳化され
る間に多量の過剰分の水と反応する。この結果、予測す
ることが困難な成分の相互変換が起こる。同じように、
不定の量のイソシアネートが架橋反応の前においてさえ
副反応に消費される。従ってそこに記述されたコーティ
ング剤は架橋点の比率が異なりそのため再現性がよくな
いという欠点を持つ。
不飽和モノマー化合物のポリマーをベースとしたポリオ
ール成分及び特定の粘度を持つポリイソシアネート成分
を含む2成分水性コーティング剤が記述されている。そ
の上、このポリイソシアネート成分はポリオール成分中
に乳化させなければならない。EP−A−0 496 2
05においては、少なくともウレタン、カルボキシレー
ト及びヒドロキシル基を持つ水性ポリエステル成分並び
に製造直前に該ポリエステル成分中に乳化される特定の
粘度を持つポリイソシアネート成分をベースとして配合
される2成分水性コーティング剤が記述されている。こ
のコーティング剤の場合、速やかに反応するイソシアネ
ート成分が使用されている。これらは水相中に乳化され
る間に多量の過剰分の水と反応する。この結果、予測す
ることが困難な成分の相互変換が起こる。同じように、
不定の量のイソシアネートが架橋反応の前においてさえ
副反応に消費される。従ってそこに記述されたコーティ
ング剤は架橋点の比率が異なりそのため再現性がよくな
いという欠点を持つ。
【0003】DE−A−35 29 249にはプラスチ
ックの特性を変えるためにいかにしてポリイソシアネー
トを水性プラスチック分散体に添加することができるか
説明されている。しかしながら、これらのプラスチック
は通常のポリウレタンを生じるポリヒドロキシ化合物で
はなく、不活性の、固体のこともあり得るプラスチック
である。そこに記述されたコーティング剤の難点は架橋
のないことである。架橋はラッカー工業において所要の
特性を獲得するために特に重要である。その上、本質的
に固体として存在する粒子はラッカー用途には不適当な
形で存在している。なぜなら低温で架橋する系において
は粒子は十分に流動することができず、従って均質な表
面を作らないからである。
ックの特性を変えるためにいかにしてポリイソシアネー
トを水性プラスチック分散体に添加することができるか
説明されている。しかしながら、これらのプラスチック
は通常のポリウレタンを生じるポリヒドロキシ化合物で
はなく、不活性の、固体のこともあり得るプラスチック
である。そこに記述されたコーティング剤の難点は架橋
のないことである。架橋はラッカー工業において所要の
特性を獲得するために特に重要である。その上、本質的
に固体として存在する粒子はラッカー用途には不適当な
形で存在している。なぜなら低温で架橋する系において
は粒子は十分に流動することができず、従って均質な表
面を作らないからである。
【0004】EP−A−0 505 889には封入され
たイソシアネートの水性分散体が記述されている。これ
らはポリイソシアネートを水中に分散させ、そして数個
の反応性アミノ基を持つポリアミンを添加し、その結果
イソシアネート基にウレアの囲いによる密な被覆が反応
により形成されることにより作られる。ポリイソシアネ
ート液滴の回りのウレアの囲いが崩壊した後、これらの
本質的には安定なイソシアネート分散体がさらにその後
の反応に係わることができる。これらのポリイソシアネ
ート分散体の使用により製造されるコーティング剤から
は水に対する望ましくない過敏性を持つコーティングが
生じる。
たイソシアネートの水性分散体が記述されている。これ
らはポリイソシアネートを水中に分散させ、そして数個
の反応性アミノ基を持つポリアミンを添加し、その結果
イソシアネート基にウレアの囲いによる密な被覆が反応
により形成されることにより作られる。ポリイソシアネ
ート液滴の回りのウレアの囲いが崩壊した後、これらの
本質的には安定なイソシアネート分散体がさらにその後
の反応に係わることができる。これらのポリイソシアネ
ート分散体の使用により製造されるコーティング剤から
は水に対する望ましくない過敏性を持つコーティングが
生じる。
【0005】本発明の目的は十分な処理時間をかけて、
迅速な架橋反応及び改良された特性、例えば高い耐水性
を具え、特に吹付けによる場合高い塗膜厚さの達成が可
能な泡のない塗膜を生じるコーティング剤を提供するこ
とである。この目的はイソシアネートと反応性の基を含
む一つ又はそれより多い水分散性又は水溶性バインダー
の特殊な水性分散体を、液体であるかまたは一種又はそ
れ以上の有機溶剤の添加の結果液体形態で存在する一つ
又はそれより多いイソシアネート、並びに場合により顔
料、充填剤及び/又は通常のラッカー添加剤と一緒に混
合することにより製造される水性コーティング剤を提供
することにより達成され得ることが明らかになって来
た。この方法は、水性分散体又は溶液が、1000〜1
00,000の数平均分子量(Mn)を持ち、20〜2
50のヒドロキシル価及び10〜100の酸価に相当す
るイソシアネートと反応性の基を持ち、そしてその酸基
は少なくとも一部分が、一つ又はそれより多い第三モノ
アミンと混合した一つ又はそれより多い第一及び/又は
第二アミノ基を持つ一つ又はそれより多いポリアミンに
より中和されている一つ又はそれより多いバインダーを
使用すること、そして液体であるか又は液体形態で存在
するポリイソシアネートはコーティング剤の使用のすぐ
前にこの水性分散体中に分散させることを特徴とする。
迅速な架橋反応及び改良された特性、例えば高い耐水性
を具え、特に吹付けによる場合高い塗膜厚さの達成が可
能な泡のない塗膜を生じるコーティング剤を提供するこ
とである。この目的はイソシアネートと反応性の基を含
む一つ又はそれより多い水分散性又は水溶性バインダー
の特殊な水性分散体を、液体であるかまたは一種又はそ
れ以上の有機溶剤の添加の結果液体形態で存在する一つ
又はそれより多いイソシアネート、並びに場合により顔
料、充填剤及び/又は通常のラッカー添加剤と一緒に混
合することにより製造される水性コーティング剤を提供
することにより達成され得ることが明らかになって来
た。この方法は、水性分散体又は溶液が、1000〜1
00,000の数平均分子量(Mn)を持ち、20〜2
50のヒドロキシル価及び10〜100の酸価に相当す
るイソシアネートと反応性の基を持ち、そしてその酸基
は少なくとも一部分が、一つ又はそれより多い第三モノ
アミンと混合した一つ又はそれより多い第一及び/又は
第二アミノ基を持つ一つ又はそれより多いポリアミンに
より中和されている一つ又はそれより多いバインダーを
使用すること、そして液体であるか又は液体形態で存在
するポリイソシアネートはコーティング剤の使用のすぐ
前にこの水性分散体中に分散させることを特徴とする。
【0006】本発明により使用することができる水分散
性又は水溶性バインダーはイソシアネートと反応性の
基、例えばOH基、SH基及び/又はCH−酸基、好ま
しくはOH基を有する。液体であるか又は一つ又はそれ
より多い有機溶剤の添加により液化されるポリイソシア
ネートは好ましくは10,000mPa.sより低い粘度を持
つ。使用するバインダーは少なくとも一部は中和された
形で存在し;好ましくは酸基の少なくとも40%、もっ
とも好ましくは少なくとも50%が中和されている。本
発明のコーティング剤は2成分コーティング剤である。
従ってバインダー成分A)及びポリイソシアネート成分
B)を塗布のすぐ前、例えば2時間前までに混合する。
本発明の方法により製造したコーティング剤は良好な塗
装性を持つことが明らかになって来た。それらの可使時
間、すなわち成分の混合後使用可能な状態にある時間は
長い。それらの架橋特性には再現性がある。このコーテ
ィング剤は耐水性コーティングを作る。得られるコーテ
ィングは数回の吹付け操作により高い塗膜厚に吹付けす
る場合でも泡がない。
性又は水溶性バインダーはイソシアネートと反応性の
基、例えばOH基、SH基及び/又はCH−酸基、好ま
しくはOH基を有する。液体であるか又は一つ又はそれ
より多い有機溶剤の添加により液化されるポリイソシア
ネートは好ましくは10,000mPa.sより低い粘度を持
つ。使用するバインダーは少なくとも一部は中和された
形で存在し;好ましくは酸基の少なくとも40%、もっ
とも好ましくは少なくとも50%が中和されている。本
発明のコーティング剤は2成分コーティング剤である。
従ってバインダー成分A)及びポリイソシアネート成分
B)を塗布のすぐ前、例えば2時間前までに混合する。
本発明の方法により製造したコーティング剤は良好な塗
装性を持つことが明らかになって来た。それらの可使時
間、すなわち成分の混合後使用可能な状態にある時間は
長い。それらの架橋特性には再現性がある。このコーテ
ィング剤は耐水性コーティングを作る。得られるコーテ
ィングは数回の吹付け操作により高い塗膜厚に吹付けす
る場合でも泡がない。
【0007】バインダー成分A)としては、例えば一般
的であって2成分コーティング剤、例えば2成分ラッカ
ーとして述べられているような通常の水溶性及び水分散
性バインダーを使用することができる。例えば、DE−
A−42 26 243、EP−A−0 496 205、
DE−A−26 24 442、EP−A−0 4693
89、EP−A−0 496 205及びEP−A−0
358 979に記述されているようなバインダーを使
用することができる。これらはポリアクリレート樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂又は(メタ)アク
リル化ポリエステル樹脂又はポリウレタン樹脂をベース
とする通常の水分散性バインダーであり、これらはアニ
オン基及びおそらく追加の親水基により水相で分散性で
ある。親水基は、例えばポリエーテル構造及び/又はポ
リヒドロキシル基であることができる。アニオン基は酸
基例えばカルボキシル基又はスルホン酸基の中和により
形成される。この酸基は中和後水相におけるバインダー
のイオン的安定化のために役立つ。本発明により使用す
ることができるバインダーは、イソシアネートと反応す
ることができる官能基も含む。これらは特にポリマー骨
格上で反応するNH−、OH−、SH−又はCH−酸基
である。イソシアネート基との架橋はこれらの基によっ
て可能である。
的であって2成分コーティング剤、例えば2成分ラッカ
ーとして述べられているような通常の水溶性及び水分散
性バインダーを使用することができる。例えば、DE−
A−42 26 243、EP−A−0 496 205、
DE−A−26 24 442、EP−A−0 4693
89、EP−A−0 496 205及びEP−A−0
358 979に記述されているようなバインダーを使
用することができる。これらはポリアクリレート樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂又は(メタ)アク
リル化ポリエステル樹脂又はポリウレタン樹脂をベース
とする通常の水分散性バインダーであり、これらはアニ
オン基及びおそらく追加の親水基により水相で分散性で
ある。親水基は、例えばポリエーテル構造及び/又はポ
リヒドロキシル基であることができる。アニオン基は酸
基例えばカルボキシル基又はスルホン酸基の中和により
形成される。この酸基は中和後水相におけるバインダー
のイオン的安定化のために役立つ。本発明により使用す
ることができるバインダーは、イソシアネートと反応す
ることができる官能基も含む。これらは特にポリマー骨
格上で反応するNH−、OH−、SH−又はCH−酸基
である。イソシアネート基との架橋はこれらの基によっ
て可能である。
【0008】バインダーの分子量は大きく変動すること
が可能である。例えば、数平均分子量(Mn)は100
0から100,000、好ましくは3000から30,0
00に達する。このバインダーは線状又は枝分かれ構造
であることができる。それらは多くの置換基を担持する
こともできる。このバインダーはイソシアネート基と反
応し得る中心を持たなければならない。これらは例えば
反応性水素原子を持つ置換基であり、その例はOH基、
SH基及び/又はCH−酸基である。
が可能である。例えば、数平均分子量(Mn)は100
0から100,000、好ましくは3000から30,0
00に達する。このバインダーは線状又は枝分かれ構造
であることができる。それらは多くの置換基を担持する
こともできる。このバインダーはイソシアネート基と反
応し得る中心を持たなければならない。これらは例えば
反応性水素原子を持つ置換基であり、その例はOH基、
SH基及び/又はCH−酸基である。
【0009】適当な無油、アニオン性ポリエステルは例
えば既知の一段階法又は多段階方法により、ポリアルコ
ール及びポリカルボン酸から溶融物の共沸重縮合又はエ
ステル化(例えば140〜240℃の反応温度で)によ
り製造され、この場合比率はヒドロキシル基のカルボキ
シル基に対する当量比が1を超えるように選ばれる。ヒ
ドロキシル価は10〜200の通常の範囲になる。適当
なポリカルボン酸は例えば線状又は枝分かれの脂肪族又
は芳香族骨格、例えば4〜36の炭素原子のそれの上に
2つ又はそれより多くのカルボキシル基を含む。ポリカ
ルボン酸のエステル化可能な誘導体例えば無水物又はメ
チルエステル又はヒドロキシル基含有カルボン酸及び立
体障害をうけているカルボキシル基も使用することがで
きる。好ましいポリアルコールは分子当たり2〜6つ、
好ましくは2〜4つの第一、第二及び/又は第三ヒドロ
キシル基及び2〜24の炭素原子を持つ脂肪族及びアリ
ール脂肪族アルコールである。線状又は置換された炭素
鎖はエーテル又はエステル基によりさえぎられることが
ある。
えば既知の一段階法又は多段階方法により、ポリアルコ
ール及びポリカルボン酸から溶融物の共沸重縮合又はエ
ステル化(例えば140〜240℃の反応温度で)によ
り製造され、この場合比率はヒドロキシル基のカルボキ
シル基に対する当量比が1を超えるように選ばれる。ヒ
ドロキシル価は10〜200の通常の範囲になる。適当
なポリカルボン酸は例えば線状又は枝分かれの脂肪族又
は芳香族骨格、例えば4〜36の炭素原子のそれの上に
2つ又はそれより多くのカルボキシル基を含む。ポリカ
ルボン酸のエステル化可能な誘導体例えば無水物又はメ
チルエステル又はヒドロキシル基含有カルボン酸及び立
体障害をうけているカルボキシル基も使用することがで
きる。好ましいポリアルコールは分子当たり2〜6つ、
好ましくは2〜4つの第一、第二及び/又は第三ヒドロ
キシル基及び2〜24の炭素原子を持つ脂肪族及びアリ
ール脂肪族アルコールである。線状又は置換された炭素
鎖はエーテル又はエステル基によりさえぎられることが
ある。
【0010】適当なアニオン性ポリアクリレート樹脂は
既知の方法、例えば溶液中のラジカル重合により例えば
80〜140℃の温度で、又は乳化重合により例えば3
0〜95℃の温度で、開始剤を添加して製造される。反
応性の不飽和モノマーとして使用されるのは、ヒドロキ
シル含有モノマー例えばスチレン又はスチレン誘導体及
び/又は種々な鎖長のメタクリレート及び/又はアクリ
レートエステルと併用するヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートエステル又はヒドロキシアルキル(メタ)
アクリルアミドである。バインダーは10〜300のヒ
ドロキシル価に相当する反応性ヒドロキシル基を含有し
なければならない。バインダー分子はさらにイオン基又
はイオン基に変換可能な置換基を含み、これらは適当な
置換されたモノマー好ましくはアクリル酸及びメタクリ
ル酸により導入される。小量のポリ(エチレンオキシ
ド)基を含む不飽和モノマーを共重合させてもよい。水
性分散体の製造後、熱の放散のため使用した有機溶剤は
大部分溜去される。
既知の方法、例えば溶液中のラジカル重合により例えば
80〜140℃の温度で、又は乳化重合により例えば3
0〜95℃の温度で、開始剤を添加して製造される。反
応性の不飽和モノマーとして使用されるのは、ヒドロキ
シル含有モノマー例えばスチレン又はスチレン誘導体及
び/又は種々な鎖長のメタクリレート及び/又はアクリ
レートエステルと併用するヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートエステル又はヒドロキシアルキル(メタ)
アクリルアミドである。バインダーは10〜300のヒ
ドロキシル価に相当する反応性ヒドロキシル基を含有し
なければならない。バインダー分子はさらにイオン基又
はイオン基に変換可能な置換基を含み、これらは適当な
置換されたモノマー好ましくはアクリル酸及びメタクリ
ル酸により導入される。小量のポリ(エチレンオキシ
ド)基を含む不飽和モノマーを共重合させてもよい。水
性分散体の製造後、熱の放散のため使用した有機溶剤は
大部分溜去される。
【0011】適当なアニオン性ポリウレタン樹脂はポリ
オールのポリイソシアネートとの一段階又は多段階反応
による既知の方法により、例えば80〜150℃の温度
で製造され、この場合その比率はヒドロキシル基のイソ
シアネート基に対する当量比が1を超えるように選ばれ
る。ヒドロキシル価は好ましくは25〜250になる。
ポリアルコールとして使用可能な化合物は飽和又は不飽
和の脂肪族及び/又は芳香族モノカルボン酸、特に脂肪
酸で変性されたペンタエリトリトール、ジペンタエリト
リトール、トリメチロールプロパン、ジトリメチロール
プロパン及び/又はグリセロール、及び/又は小量のか
なり高分子のポリエーテルジオール、ポリエステルジオ
ール、ポリカーボネートジオール、ポリエステルイミド
ジオール、ポリアミドジオール及び/又はポリアクリレ
ートジオールである。中和に必要なカルボキシル基は無
水トリメリット酸のようなポリカルボン酸又はジメチロ
ールプロピオン酸又はジメチロール酪酸のようなジアル
カノールアルカン酸の組み入れにより導入される。非イ
オン性親水性ポリ(エチレンオキシド)基を適当なOH
又はNCOモノマーを使用して導入することもできる。
オールのポリイソシアネートとの一段階又は多段階反応
による既知の方法により、例えば80〜150℃の温度
で製造され、この場合その比率はヒドロキシル基のイソ
シアネート基に対する当量比が1を超えるように選ばれ
る。ヒドロキシル価は好ましくは25〜250になる。
ポリアルコールとして使用可能な化合物は飽和又は不飽
和の脂肪族及び/又は芳香族モノカルボン酸、特に脂肪
酸で変性されたペンタエリトリトール、ジペンタエリト
リトール、トリメチロールプロパン、ジトリメチロール
プロパン及び/又はグリセロール、及び/又は小量のか
なり高分子のポリエーテルジオール、ポリエステルジオ
ール、ポリカーボネートジオール、ポリエステルイミド
ジオール、ポリアミドジオール及び/又はポリアクリレ
ートジオールである。中和に必要なカルボキシル基は無
水トリメリット酸のようなポリカルボン酸又はジメチロ
ールプロピオン酸又はジメチロール酪酸のようなジアル
カノールアルカン酸の組み入れにより導入される。非イ
オン性親水性ポリ(エチレンオキシド)基を適当なOH
又はNCOモノマーを使用して導入することもできる。
【0012】例示した樹脂の型は、さらにポリ(エチレ
ンオキシド)モノエーテルで変性するか又は混合物とし
て使用することができる。説明したOH基を含むポリマ
ーは、所望により鎖長延長、分子量の増加又は単官能物
質による変性を行なうため、場合により変性反応に付す
ことができる。この目的に役立つのはウレタン形成例え
ばモノ又はポリイソシアネートによるウレタン形成、又
は不飽和モノマーとの共重合により進行する反応であ
る。鎖長延長又は特定の分子量の増加はグラフト又は縮
合反応により行なうこともできる。この場合共重合は有
機溶液中でもまた、好ましくは、水溶液又は水性エマル
ジョンに分散後でも行なうことができる。その後、例え
ばアクリル化ポリエステル又はアクリル化ポリウレタン
樹脂分散体が形成される。
ンオキシド)モノエーテルで変性するか又は混合物とし
て使用することができる。説明したOH基を含むポリマ
ーは、所望により鎖長延長、分子量の増加又は単官能物
質による変性を行なうため、場合により変性反応に付す
ことができる。この目的に役立つのはウレタン形成例え
ばモノ又はポリイソシアネートによるウレタン形成、又
は不飽和モノマーとの共重合により進行する反応であ
る。鎖長延長又は特定の分子量の増加はグラフト又は縮
合反応により行なうこともできる。この場合共重合は有
機溶液中でもまた、好ましくは、水溶液又は水性エマル
ジョンに分散後でも行なうことができる。その後、例え
ばアクリル化ポリエステル又はアクリル化ポリウレタン
樹脂分散体が形成される。
【0013】本発明により使用可能なバインダーはアニ
オン基に変換可能な置換基を含む。酸基としてもっとも
好ましいのはカルボキシル基である。バインダーの酸価
は10〜100、特に15より高く、特に20より高く
そして25より高く、そして好ましくは60より低く特
に50より低い。バインダー樹脂は少なくとも一部の基
がイオン形態に変換された後水相に分散性又は可溶性に
なる。本発明によりバインダーは少なくとも2つの第一
及び/又は第二アミノ基を持つポリアミン、例えばジア
ミンを用いて中和される。これらのポリアミンは少なく
とも1つの第三モノアミンと組み合わせて使用される。
このポリアミンは5〜25meqの量そして第三モノアミ
ンは10〜45meqの量を、各々の場合バインダーの樹
脂固体100gに対して使用するのが好ましい。第三ア
ミンのmeqの絶対量はポリアミンのそれを超えるのが好
ましい。もう1つの好ましい実施態様においては、第三
モノアミンのポリアミンに対する当量比がバインダー樹
脂の中和度50〜100%において2:1から6:1で
ある。アミン混合物はバインダーの十分な安定化のため
の中和がなされる量を添加しそして調和させる。上述の
ように、バインダー樹脂をポリ(エチレンオキシド)モ
ノエーテルを用いて変性する場合、第三モノアミン又は
塩の基の量は大幅に減らすことができる。
オン基に変換可能な置換基を含む。酸基としてもっとも
好ましいのはカルボキシル基である。バインダーの酸価
は10〜100、特に15より高く、特に20より高く
そして25より高く、そして好ましくは60より低く特
に50より低い。バインダー樹脂は少なくとも一部の基
がイオン形態に変換された後水相に分散性又は可溶性に
なる。本発明によりバインダーは少なくとも2つの第一
及び/又は第二アミノ基を持つポリアミン、例えばジア
ミンを用いて中和される。これらのポリアミンは少なく
とも1つの第三モノアミンと組み合わせて使用される。
このポリアミンは5〜25meqの量そして第三モノアミ
ンは10〜45meqの量を、各々の場合バインダーの樹
脂固体100gに対して使用するのが好ましい。第三ア
ミンのmeqの絶対量はポリアミンのそれを超えるのが好
ましい。もう1つの好ましい実施態様においては、第三
モノアミンのポリアミンに対する当量比がバインダー樹
脂の中和度50〜100%において2:1から6:1で
ある。アミン混合物はバインダーの十分な安定化のため
の中和がなされる量を添加しそして調和させる。上述の
ように、バインダー樹脂をポリ(エチレンオキシド)モ
ノエーテルを用いて変性する場合、第三モノアミン又は
塩の基の量は大幅に減らすことができる。
【0014】このポリアミンは好ましくは比較的低分子
のアミン、例えば500より低い分子量を持つものであ
る。適当な例はエチレンジアミン、1,2−及び1,3−
プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、2−メチ
ルペンタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、3−
アミノ−1−メチルアミノプロパン、N−メチルジプロ
ピレントリアミン、3−アミノ−1−シクロヘキシルア
ミノプロパン、N,N′−ジメチルエチレンジアミン、
2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、1−アミ
ノ−3−アミノ−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン
(イソホロンジアミン)、1,2−及び1,4−シクロヘ
キサンジアミン、4,4′−ジアミノジシクロヘキシル
メタン、3,3−ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロ
ヘキシルアミン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラ
ジン、N,N′−ビス(2−アミノエチル)ピペラジ
ン、p−、m−、又はo−フェニレンジアミン、4,
4′−ジアミノジフェニルメタン、ポリオキシプロピレ
ンアミン例えば4,9−ジオキサドデカン−1,12−ジ
アミン又は4,7,10−トリオキサトリデカン−1,1
3−ジアミン及び/又はアミノエチルエタノールアミン
である。
のアミン、例えば500より低い分子量を持つものであ
る。適当な例はエチレンジアミン、1,2−及び1,3−
プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、2−メチ
ルペンタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、3−
アミノ−1−メチルアミノプロパン、N−メチルジプロ
ピレントリアミン、3−アミノ−1−シクロヘキシルア
ミノプロパン、N,N′−ジメチルエチレンジアミン、
2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、1−アミ
ノ−3−アミノ−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン
(イソホロンジアミン)、1,2−及び1,4−シクロヘ
キサンジアミン、4,4′−ジアミノジシクロヘキシル
メタン、3,3−ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロ
ヘキシルアミン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラ
ジン、N,N′−ビス(2−アミノエチル)ピペラジ
ン、p−、m−、又はo−フェニレンジアミン、4,
4′−ジアミノジフェニルメタン、ポリオキシプロピレ
ンアミン例えば4,9−ジオキサドデカン−1,12−ジ
アミン又は4,7,10−トリオキサトリデカン−1,1
3−ジアミン及び/又はアミノエチルエタノールアミン
である。
【0015】第三モノアミンとして使用できるのは例え
ばトリアルキルアミン、例えばトリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ジエチルブチルアミン、ジメチルベンジ
ルアミン、N−メチルモルホリンであり、そして第三ア
ミノ基を持つアルカノールアミン、例えばジメチルエタ
ノールアミン、ジメチルイソプロパノールアミン又はメ
チルジイソプロパノールアミンも含む。イソシアネート
と反応する基を含まない揮発性第三トリアルキルアミン
が好ましい。形成されるバインダー分散体(成分A)は
貯蔵安定性であり、そして他のバインダー、例えばペー
スト樹脂、及び場合によりバインダーA)と反応しない
コーティング剤の他の成分と混合することができる。
ばトリアルキルアミン、例えばトリメチルアミン、トリ
エチルアミン、ジエチルブチルアミン、ジメチルベンジ
ルアミン、N−メチルモルホリンであり、そして第三ア
ミノ基を持つアルカノールアミン、例えばジメチルエタ
ノールアミン、ジメチルイソプロパノールアミン又はメ
チルジイソプロパノールアミンも含む。イソシアネート
と反応する基を含まない揮発性第三トリアルキルアミン
が好ましい。形成されるバインダー分散体(成分A)は
貯蔵安定性であり、そして他のバインダー、例えばペー
スト樹脂、及び場合によりバインダーA)と反応しない
コーティング剤の他の成分と混合することができる。
【0016】ポリイソシアネート成分B)は脂肪族、脂
環式及び/又は芳香族構造に結合した遊離イソシアネー
ト基を持ち、そして室温で液体であるか又は一つ又はそ
れより多い有機溶剤の添加により液化される任意の有機
ポリイソシアネート(例えばジイソシアネート)からな
る。ポリイソシアネート成分は好ましくは23℃で1〜
6000mPa.s、より好ましくは5より高くそして30
00より低く、もっとも好ましくは500mPa.sより低
い粘度を持つ。このポリイソシアネートB)は1.5〜
5、好ましくは2〜3の平均官能価を持つ、脂肪族及び
/又は脂環式構造にのみ結合したイソシアネート基を持
つポリイソシアネート又は混合物からなるのが好まし
い。ポリイソシアネートは必要により、粘度を既述の範
囲に下げるため小量の不活性溶剤との混合して使用する
ことができる。しかしながら、そのような溶剤の量は、
本発明により得られるコーティング剤中で最多で20
%、好ましくは10%より少なく存在する量でなければ
ならない。好ましい溶剤はイソシアネート基と反応しな
いそれであり、例えば芳香族炭化水素、エステル、エー
テル又はケトンである。ポリイソシアネートの良好な分
散性を達成するため粘度を適当な低い値に調整すること
ができる。極めて高粘性又は固体のポリイソシアネート
を、イソシアネートと反応しないか又はゆっくり反応す
る水混和性有機溶剤に溶解することもこの目的に役立
つ。この目的に好ましいのは立体障害されたアルコール
基を持つアルコール、ケトアルコール又はアルコキシア
ルカノール例えばブトキシエタノール、ブチルジグリコ
ール、メトキシイソプロパノール又はジアセトンアルコ
ールである。それらを用いて、最長で使用の1〜2時間
前までの使用の直前に、40重量%より高く、好ましく
は50より高くそして95重量%より低い固体含量で、
0.5〜2000mPa.s、好ましくは1より高くそして2
0mPa.sより低い粘度を持つポリイソシアネート溶液が
加熱することなく作られる。この手順により、コーティ
ング剤中のポリイソシアネートの微細な分散体が、ポリ
イソシアネートに親水基を組み込むことなく達成され
る。その上、極めて高粘性及び/又は固体のポリイソシ
アネートも問題なく処理することができる。
環式及び/又は芳香族構造に結合した遊離イソシアネー
ト基を持ち、そして室温で液体であるか又は一つ又はそ
れより多い有機溶剤の添加により液化される任意の有機
ポリイソシアネート(例えばジイソシアネート)からな
る。ポリイソシアネート成分は好ましくは23℃で1〜
6000mPa.s、より好ましくは5より高くそして30
00より低く、もっとも好ましくは500mPa.sより低
い粘度を持つ。このポリイソシアネートB)は1.5〜
5、好ましくは2〜3の平均官能価を持つ、脂肪族及び
/又は脂環式構造にのみ結合したイソシアネート基を持
つポリイソシアネート又は混合物からなるのが好まし
い。ポリイソシアネートは必要により、粘度を既述の範
囲に下げるため小量の不活性溶剤との混合して使用する
ことができる。しかしながら、そのような溶剤の量は、
本発明により得られるコーティング剤中で最多で20
%、好ましくは10%より少なく存在する量でなければ
ならない。好ましい溶剤はイソシアネート基と反応しな
いそれであり、例えば芳香族炭化水素、エステル、エー
テル又はケトンである。ポリイソシアネートの良好な分
散性を達成するため粘度を適当な低い値に調整すること
ができる。極めて高粘性又は固体のポリイソシアネート
を、イソシアネートと反応しないか又はゆっくり反応す
る水混和性有機溶剤に溶解することもこの目的に役立
つ。この目的に好ましいのは立体障害されたアルコール
基を持つアルコール、ケトアルコール又はアルコキシア
ルカノール例えばブトキシエタノール、ブチルジグリコ
ール、メトキシイソプロパノール又はジアセトンアルコ
ールである。それらを用いて、最長で使用の1〜2時間
前までの使用の直前に、40重量%より高く、好ましく
は50より高くそして95重量%より低い固体含量で、
0.5〜2000mPa.s、好ましくは1より高くそして2
0mPa.sより低い粘度を持つポリイソシアネート溶液が
加熱することなく作られる。この手順により、コーティ
ング剤中のポリイソシアネートの微細な分散体が、ポリ
イソシアネートに親水基を組み込むことなく達成され
る。その上、極めて高粘性及び/又は固体のポリイソシ
アネートも問題なく処理することができる。
【0017】本発明の適当なポリイソシアネートは例え
ば2,4−ジイソシアナトトルエン又は4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタン又はそれらの異性体又は同族
体とのそれらの技術的混合物をベースとした通常のいわ
ゆる芳香族ラッカーポリイソシアネートである。しかし
ながら、特に適当なのは脂肪族イソシアネートをベース
とするラッカーポリイソシアネートである。そのような
ポリイソシアネートの例はヘキサメチレンジイソシアネ
ート、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−
イソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)又はビ
ス(イソシアナトシクロヘキシル)メタン及びビウレッ
ト、アロファネート、ウレトジオン又はイソシアヌレー
ト基を持つこれらのイソシアネートの誘導体として知ら
れているようなものである。このポリイソシアネートは
少なくとも一部分は水性分散体中の成分B)の分散を容
易にするためポリ(エチレンオキシド)アルコール又は
イオン基を用いて変性することができる。
ば2,4−ジイソシアナトトルエン又は4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタン又はそれらの異性体又は同族
体とのそれらの技術的混合物をベースとした通常のいわ
ゆる芳香族ラッカーポリイソシアネートである。しかし
ながら、特に適当なのは脂肪族イソシアネートをベース
とするラッカーポリイソシアネートである。そのような
ポリイソシアネートの例はヘキサメチレンジイソシアネ
ート、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−
イソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)又はビ
ス(イソシアナトシクロヘキシル)メタン及びビウレッ
ト、アロファネート、ウレトジオン又はイソシアヌレー
ト基を持つこれらのイソシアネートの誘導体として知ら
れているようなものである。このポリイソシアネートは
少なくとも一部分は水性分散体中の成分B)の分散を容
易にするためポリ(エチレンオキシド)アルコール又は
イオン基を用いて変性することができる。
【0018】成分B)としての本発明による使用には、
少なくとも一部分は立体障害されたポリイソシアネート
を使用するのがもっとも好ましい。これらのポリイソシ
アネートには、線状又は枝分かれ置換基が例えばNCO
基に対してα位に存在する。これらは例えば芳香族又は
脂環式環又は1〜12の炭素原子の線状又は枝分かれ炭
素鎖をベースとするポリイソシアネート例えばジイソシ
アネートである。これらの例は1,1,6,6−テトラメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート、1,1,5−ジブ
チルペンタメチレンジイソシアネート、p−又はm−テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート、3(4)−イ
ソシアナトメチル−1−メチルシクロヘキシルイソシア
ネート及び/又は対応する水素化同族体である。
少なくとも一部分は立体障害されたポリイソシアネート
を使用するのがもっとも好ましい。これらのポリイソシ
アネートには、線状又は枝分かれ置換基が例えばNCO
基に対してα位に存在する。これらは例えば芳香族又は
脂環式環又は1〜12の炭素原子の線状又は枝分かれ炭
素鎖をベースとするポリイソシアネート例えばジイソシ
アネートである。これらの例は1,1,6,6−テトラメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート、1,1,5−ジブ
チルペンタメチレンジイソシアネート、p−又はm−テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート、3(4)−イ
ソシアナトメチル−1−メチルシクロヘキシルイソシア
ネート及び/又は対応する水素化同族体である。
【0019】これらのイソシアネートは同様に、例えば
ポリオールとの反応又は水との反応により高官能化合物
に適当に変換される。一群の適当な脂肪族ポリイソシア
ネート、例えばヘキサンジイソシアネート及びペンタエ
リトリトールをベースとするエステルイソシアネートは
シリル化ポリアルコールとポリイソシアネートとの選択
的反応により製造される。それらは特に都合のよい低い
粘度を持つ。このポリイソシアネート成分B)は例示し
たジ−又はポリイソシアネートの任意の混合物からなっ
てもよく、この場合例えば混合物は好ましくは比較的反
応性で立体障害されたポリイソシアネート並びにジ−及
びより高官能性のポリイソシアネートからなってよい。
長鎖脂肪族アルコールによる疎水的変性が有利であるこ
とが判明した。
ポリオールとの反応又は水との反応により高官能化合物
に適当に変換される。一群の適当な脂肪族ポリイソシア
ネート、例えばヘキサンジイソシアネート及びペンタエ
リトリトールをベースとするエステルイソシアネートは
シリル化ポリアルコールとポリイソシアネートとの選択
的反応により製造される。それらは特に都合のよい低い
粘度を持つ。このポリイソシアネート成分B)は例示し
たジ−又はポリイソシアネートの任意の混合物からなっ
てもよく、この場合例えば混合物は好ましくは比較的反
応性で立体障害されたポリイソシアネート並びにジ−及
びより高官能性のポリイソシアネートからなってよい。
長鎖脂肪族アルコールによる疎水的変性が有利であるこ
とが判明した。
【0020】本発明により製造したコーティング剤は、
さらに通常のラッカー技術用添加剤を含んでよく、例え
ば、レオロジーに影響を及ぼす薬剤、例えば高分散ケイ
酸、層状ケイ酸塩又は重合体ウレア化合物;増粘剤、例
えば水溶性セルロースエーテル並びにイオン基及び/又
は会合を引き起こす基を持つ合成ポリマー例えばポリ
(メタ)アクリル酸、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ
(メタ)アクリルアミド、ポリ(ビニルピロリドン)又
はポリウレタン樹脂、又は疎水的に変性したエトキシル
化ウレタン又はポリ(メタ)アクリレートである。他の
例は沈降防止剤、均展剤、光安定剤、消泡剤例えばシリ
コーン含有化合物;及び湿潤剤並びに接着促進剤であ
る。湿潤剤は例えば、顔料及び充填剤のよりよい分散並
びに磨砕のために使用できるものとしてDE−A 40
00 889に記述されているような既知のペースト樹
脂も含むものと見なす。触媒は硬化を促進するために使
用することができる;しかしながら、触媒を使用しない
で例えば熱エネルギーにより硬化させるのが好ましい。
さらに通常のラッカー技術用添加剤を含んでよく、例え
ば、レオロジーに影響を及ぼす薬剤、例えば高分散ケイ
酸、層状ケイ酸塩又は重合体ウレア化合物;増粘剤、例
えば水溶性セルロースエーテル並びにイオン基及び/又
は会合を引き起こす基を持つ合成ポリマー例えばポリ
(メタ)アクリル酸、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ
(メタ)アクリルアミド、ポリ(ビニルピロリドン)又
はポリウレタン樹脂、又は疎水的に変性したエトキシル
化ウレタン又はポリ(メタ)アクリレートである。他の
例は沈降防止剤、均展剤、光安定剤、消泡剤例えばシリ
コーン含有化合物;及び湿潤剤並びに接着促進剤であ
る。湿潤剤は例えば、顔料及び充填剤のよりよい分散並
びに磨砕のために使用できるものとしてDE−A 40
00 889に記述されているような既知のペースト樹
脂も含むものと見なす。触媒は硬化を促進するために使
用することができる;しかしながら、触媒を使用しない
で例えば熱エネルギーにより硬化させるのが好ましい。
【0021】そのような添加剤はバインダー成分A)に
含まれるのが好ましい。しかしながら、反応性基が存在
しない限り、少なくともその小部分を成分B)に組み入
れることも可能である。場合により小量存在する溶剤と
して通常のラッカー溶剤が適当である;それらはバイン
ダーの製造時からでもよく、又は別に添加してもよい。
そのような溶剤の例は一価又は多価アルコール、グリコ
ールエーテル又はグリコールエステル、グリコール、ケ
トン及び/又は芳香族又は脂肪族炭化水素である。水性
無溶剤系を製造することも可能である。通常の無機及び
/又は有機着色顔料及び/又は特殊効果顔料、例えばメ
タリック顔料、真珠光沢顔料又は干渉顔料を随意の顔料
として使用することができる。その量は例えばコーティ
ング剤に対して0.5〜15重量%である。Al−ブロ
ンズのようなメタリック顔料を一つ又はそれより多い他
の非メタリック顔料又は色素、例えば超微細二酸化チタ
ンと一緒に使用することもできる。
含まれるのが好ましい。しかしながら、反応性基が存在
しない限り、少なくともその小部分を成分B)に組み入
れることも可能である。場合により小量存在する溶剤と
して通常のラッカー溶剤が適当である;それらはバイン
ダーの製造時からでもよく、又は別に添加してもよい。
そのような溶剤の例は一価又は多価アルコール、グリコ
ールエーテル又はグリコールエステル、グリコール、ケ
トン及び/又は芳香族又は脂肪族炭化水素である。水性
無溶剤系を製造することも可能である。通常の無機及び
/又は有機着色顔料及び/又は特殊効果顔料、例えばメ
タリック顔料、真珠光沢顔料又は干渉顔料を随意の顔料
として使用することができる。その量は例えばコーティ
ング剤に対して0.5〜15重量%である。Al−ブロ
ンズのようなメタリック顔料を一つ又はそれより多い他
の非メタリック顔料又は色素、例えば超微細二酸化チタ
ンと一緒に使用することもできる。
【0022】使用可能な既知の着色透明又は不透明の有
機又は無機顔料の例はキナクリドン、ペリレン、フタロ
シアニン、インダントレン、イソインドリン及び/又は
ハロゲン化チオインジゴ顔料である。無機顔料の例はカ
ーボンブラック、二酸化チタン、酸化クロム、クロム酸
鉛又は酸化鉄顔料又は透明顔料である;充填剤例えばケ
イ酸、硫酸バリウム、タルク又は層状ケイ酸塩を場合に
より添加することもできる。充填剤及びプライマー及び
好ましくは固体着色ベースコートはこれらの着色顔料を
用いて製造される。使用準備のなったコーティング剤
は、使用の直前に成分A)及びB)を室温で単純混合し
て作られる。そのようにする場合、ポリイソシアネート
成分B)は中和し濃縮した又は希釈した水性ポリマー分
散体で添加することができる。そこで水に溶解又は分散
したポリマーは乳化剤の機能を果たす。粘度はさらに水
を添加することにより使用に適当な値に調節することが
できる。次にポリイソシアネート成分の量は、NCO基
のイソシアネートと反応性の基、例えばOH基に対する
比率が好ましくは0.5:1から5:1、より好ましく
は0.8:1から2:1が得られる量である;定量的に
は、好ましくは40〜95重量%(もっとも好ましくは
50〜90重量%)の成分A)及び60〜5重量%(も
っとも好ましくは50〜10重量%)の成分B)を一緒
に混合する。この百分率は各々の場合樹脂固体含量に対
する値である。
機又は無機顔料の例はキナクリドン、ペリレン、フタロ
シアニン、インダントレン、イソインドリン及び/又は
ハロゲン化チオインジゴ顔料である。無機顔料の例はカ
ーボンブラック、二酸化チタン、酸化クロム、クロム酸
鉛又は酸化鉄顔料又は透明顔料である;充填剤例えばケ
イ酸、硫酸バリウム、タルク又は層状ケイ酸塩を場合に
より添加することもできる。充填剤及びプライマー及び
好ましくは固体着色ベースコートはこれらの着色顔料を
用いて製造される。使用準備のなったコーティング剤
は、使用の直前に成分A)及びB)を室温で単純混合し
て作られる。そのようにする場合、ポリイソシアネート
成分B)は中和し濃縮した又は希釈した水性ポリマー分
散体で添加することができる。そこで水に溶解又は分散
したポリマーは乳化剤の機能を果たす。粘度はさらに水
を添加することにより使用に適当な値に調節することが
できる。次にポリイソシアネート成分の量は、NCO基
のイソシアネートと反応性の基、例えばOH基に対する
比率が好ましくは0.5:1から5:1、より好ましく
は0.8:1から2:1が得られる量である;定量的に
は、好ましくは40〜95重量%(もっとも好ましくは
50〜90重量%)の成分A)及び60〜5重量%(も
っとも好ましくは50〜10重量%)の成分B)を一緒
に混合する。この百分率は各々の場合樹脂固体含量に対
する値である。
【0023】バインダー分散体の酸基に対する特別な中
和剤を使用する本発明の手順の結果として、成分A)及
びB)の良好な混和が達成される。さらに、十分に長い
可使時間が得られ、すなわちイソシアネート基のバイン
ダーの官能基との反応が水相においては遅延される。し
かしながら、コーティング剤が乾燥すると、迅速で確実
な反応が始まる。本発明の手順により、イソシアネート
基の水との副反応が減少することからよりわずかに過剰
量のイソシアネートを用いて実施することが可能であ
る。水性コーティング剤、例えば無顔料クリアコート、
顔料添加ベースコート、充填剤、対礫保護コート又はト
ップコートのためのそれはこのバインダーから製造する
ことができる。この場合、顔料、添加剤及びさらにバイ
ンダーを調整して特定の用途に合わせることができる。
このバインダーは特に水性ベースコートの製造に適して
いる。重ね塗ラッカー仕上げの場合、目止め塗及びトッ
プコートに対する特に良好な接着が本発明のコーティン
グ剤の使用により達成される。
和剤を使用する本発明の手順の結果として、成分A)及
びB)の良好な混和が達成される。さらに、十分に長い
可使時間が得られ、すなわちイソシアネート基のバイン
ダーの官能基との反応が水相においては遅延される。し
かしながら、コーティング剤が乾燥すると、迅速で確実
な反応が始まる。本発明の手順により、イソシアネート
基の水との副反応が減少することからよりわずかに過剰
量のイソシアネートを用いて実施することが可能であ
る。水性コーティング剤、例えば無顔料クリアコート、
顔料添加ベースコート、充填剤、対礫保護コート又はト
ップコートのためのそれはこのバインダーから製造する
ことができる。この場合、顔料、添加剤及びさらにバイ
ンダーを調整して特定の用途に合わせることができる。
このバインダーは特に水性ベースコートの製造に適して
いる。重ね塗ラッカー仕上げの場合、目止め塗及びトッ
プコートに対する特に良好な接着が本発明のコーティン
グ剤の使用により達成される。
【0024】本発明のコーティング剤は既知の方法、例
えば好ましくは吹付けにより塗布することができる。生
じる塗膜は低温、例えば室温から80℃、好ましくは6
0℃より低い温度で架橋することができる。しかしなが
ら、明らかにより高温、例えば150℃までの温度で硬
化させることも可能である。これは特に短時間で行なう
ことができる。この点で本発明のコーティング剤は感温
性基体のラッカー塗装に適している。感熱性基体の例は
プラスチック例えばポリウレタン、ポリカーボネート又
はポリオレフィンである。他の基体、例えば金属基体、
特に自動車工業において知られている基体例えば鉄、ア
ルミニウム、マグネシウム又はそれらの合金も明らかに
好適である。ラッカー塗装する基体は既に予め塗装され
ていてもよく、例えばプライマー又は充填剤で塗装され
ていてよい。
えば好ましくは吹付けにより塗布することができる。生
じる塗膜は低温、例えば室温から80℃、好ましくは6
0℃より低い温度で架橋することができる。しかしなが
ら、明らかにより高温、例えば150℃までの温度で硬
化させることも可能である。これは特に短時間で行なう
ことができる。この点で本発明のコーティング剤は感温
性基体のラッカー塗装に適している。感熱性基体の例は
プラスチック例えばポリウレタン、ポリカーボネート又
はポリオレフィンである。他の基体、例えば金属基体、
特に自動車工業において知られている基体例えば鉄、ア
ルミニウム、マグネシウム又はそれらの合金も明らかに
好適である。ラッカー塗装する基体は既に予め塗装され
ていてもよく、例えばプライマー又は充填剤で塗装され
ていてよい。
【0025】一層ラッカー仕上げ又は多層ラッカー仕上
げを製造することができる。この点で、本発明の水性コ
ーティング剤を多層ラッカー仕上げ用ベースコートとし
て使用する場合、水性クリアコート又は粉末クリアコー
トの上塗を行なうのが好ましい。以下に、本発明を実施
例によりより詳しく説明する。
げを製造することができる。この点で、本発明の水性コ
ーティング剤を多層ラッカー仕上げ用ベースコートとし
て使用する場合、水性クリアコート又は粉末クリアコー
トの上塗を行なうのが好ましい。以下に、本発明を実施
例によりより詳しく説明する。
【0026】実施例1 バインダーの製造 a)原樹脂の製造 還流冷却器、攪拌機、温度計及び水共留剤(water entr
ainer )を取り付けた6リッター反応フラスコ中で次の
成分を一緒に混合する。 トリメチロールプロパン 1610.0g ココナッツ油脂肪酸 1354.0g ヘキサヒドロフタル酸無水物 1143.0g キシレン 170.0g 反応混合物を約230℃に加熱し、その間水を、2mg K
OH/gより低い酸価に達するまで溜去する。
ainer )を取り付けた6リッター反応フラスコ中で次の
成分を一緒に混合する。 トリメチロールプロパン 1610.0g ココナッツ油脂肪酸 1354.0g ヘキサヒドロフタル酸無水物 1143.0g キシレン 170.0g 反応混合物を約230℃に加熱し、その間水を、2mg K
OH/gより低い酸価に達するまで溜去する。
【0027】b)プレアダクトの製造 還流冷却器、攪拌機及び温度計を取り付けた4リッター
反応容器中で次の成分を一緒に混合する。 アセトン 1100.0g ジメチロールプロピオン酸 212.5g イソホロンジイソシアネート 704.0g 反応混合物を60℃で透明な溶液が得られるまで攪拌す
る。
反応容器中で次の成分を一緒に混合する。 アセトン 1100.0g ジメチロールプロピオン酸 212.5g イソホロンジイソシアネート 704.0g 反応混合物を60℃で透明な溶液が得られるまで攪拌す
る。
【0028】c)水性樹脂分散体の製造 500.0gのa)で得られる樹脂及び300.0gの
b)で得られるプレアダクトを、還流冷却器、攪拌機及
び温度計を取り付けた4リッター反応フラスコ中で一緒
に混合する。原樹脂及びプレアダクトをNCO含量が
0.2%より少なくなるまで60℃で攪拌しながら反応
させる。次に12.0gのジメチルエタノールアミンと
4.5gのイソホロンジアミンの混合物を激しく攪拌し
ながら添加し、続いて1000.0gの脱イオン水を添
加する。ここで温度は75℃に上昇し、アセトンが溜去
される。蒸溜の終わりの方で真空を使用することにより
アセトンの完全な除去を確実にする。38重量%の固体
含量、23の酸価、130のヒドロキシル価及び固体樹
脂100g当たり30meqのアミン含量を持つ透明なバ
インダー分散体が得られる。
b)で得られるプレアダクトを、還流冷却器、攪拌機及
び温度計を取り付けた4リッター反応フラスコ中で一緒
に混合する。原樹脂及びプレアダクトをNCO含量が
0.2%より少なくなるまで60℃で攪拌しながら反応
させる。次に12.0gのジメチルエタノールアミンと
4.5gのイソホロンジアミンの混合物を激しく攪拌し
ながら添加し、続いて1000.0gの脱イオン水を添
加する。ここで温度は75℃に上昇し、アセトンが溜去
される。蒸溜の終わりの方で真空を使用することにより
アセトンの完全な除去を確実にする。38重量%の固体
含量、23の酸価、130のヒドロキシル価及び固体樹
脂100g当たり30meqのアミン含量を持つ透明なバ
インダー分散体が得られる。
【0029】実施例2 2成分OH/NCOラッカー用水希釈性バインダーの製
造 実施例1で得られる水性バインダー分散体の200g
に、25gのブトキシエタノール中22重量%のNCO
含量を持つ通常の市販の脂肪族ポリイソシアネート50
gの溶液を添加する。混合物を攪拌しながら均質にす
る。4時間の可使時間を持つ分散体が生じる。得られる
分散体を吹付けにより試験板に塗布する。室温で乾燥す
ると100μmより厚い乾燥塗膜厚さに達する泡のない
コーティングを得られることが観察される。
造 実施例1で得られる水性バインダー分散体の200g
に、25gのブトキシエタノール中22重量%のNCO
含量を持つ通常の市販の脂肪族ポリイソシアネート50
gの溶液を添加する。混合物を攪拌しながら均質にす
る。4時間の可使時間を持つ分散体が生じる。得られる
分散体を吹付けにより試験板に塗布する。室温で乾燥す
ると100μmより厚い乾燥塗膜厚さに達する泡のない
コーティングを得られることが観察される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ペーター・パツシユケ ドイツ連邦共和国42279ヴツパータール. アム・ヘケンドルン71 (72)発明者 フランホ・ゴル ドイツ連邦共和国51373レーヴアークーゼ ン.ハインリヒ−クラエス−シユトラーセ 67
Claims (10)
- 【請求項1】 イソシアネートと反応性の基を含む一つ
又はそれより多い水分散性又は水溶性バインダーの水性
分散体を、液体であるかまたは有機溶剤の添加の結果液
体形態で存在する一つ又はそれより多いイソシアネー
ト、並びに場合により顔料、充填剤及び/又は通常のラ
ッカー添加剤と一緒に混合することによる水性コーティ
ング剤を製造するにあたり、 前記水性分散体は、1000〜100,000の数平均
分子量(Mn)を持ち、20〜250のヒドロキシル価
及び10〜100の酸価に相当するイソシアネートと反
応性の基を持ち、そしてその酸基は少なくとも一部分
が、一つ又はそれより多い第三モノアミンと混合した一
つ又はそれより多い第一及び/又は第二アミノ基を持つ
一つ又はそれより多いポリアミンにより中和されている
一つ又はそれより多いバインダーを使用すること、そし
て液体であるか又は液体形態で存在するポリイソシアネ
ートはコーティング剤の使用のすぐ前にこの分散体中に
分散させることを特徴とする水性コーティング剤の製造
方法。 - 【請求項2】 イソシアネートと反応性の基を含む一つ
又はそれより多い水分散性又は水溶性バインダーの水性
分散体を、液体であるかまたは有機溶剤の添加の結果液
体形態で存在する一つ又はそれより多いイソシアネー
ト、並びに場合により顔料、充填剤及び/又は通常のラ
ッカー添加剤と一緒に混合することにより得られる水性
コーティング剤であって、 前記水性分散体は、1000〜100,000の数平均
分子量(Mn)を持ち、20〜250のヒドロキシル価
及び10〜100の酸価に相当するイソシアネートと反
応性の基を持ち、そしてその酸基は少なくとも一部分
が、一つ又はそれより多い第三モノアミンと混合した一
つ又はそれより多い第一及び/又は第二アミノ基を持つ
一つ又はそれより多いポリアミンにより中和されている
一つ又はそれより多いバインダーを使用すること、そし
て液体であるか又は液体形態で存在するポリイソシアネ
ートはコーティング剤の使用のすぐ前にこの分散体中に
分散させることを特徴とする水性コーティング剤。 - 【請求項3】 20〜60の酸価を持つバインダーを使
用することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 20〜60の酸価を持つバインダーを使
用することを特徴とする請求項2に記載のコーティング
剤。 - 【請求項5】 酸基の外に、樹脂固体100g当たり1
〜150meqのエチレンオキシド単位を持つ親水基を持
つことを特徴とする請求項1又は3に記載の方法。 - 【請求項6】 酸基の外に、樹脂固体100g当たり1
〜150meqのエチレンオキシド単位を持つ親水基を持
つことを特徴とする請求項2又は4に記載のコーティン
グ剤。 - 【請求項7】 中和に使用するポリアミンは5〜25me
q及び第三アミンは10〜45meqを、各々の場合固体樹
脂100gに対して使用し、第三アミンのmeqの絶対量
は各々の場合ポリアミンの meqの絶対量を超えることを
特徴とする請求項1、3又は5の一項に記載の方法。 - 【請求項8】 中和に使用するポリアミンは5〜25me
q及び第三アミンは10〜45meqを、各々の場合固体樹
脂100gに対して使用し、第三アミンのmeqの絶対量
は各々の場合ポリアミンのmeqの絶対量を超えることを
特徴とする請求項2、4又は6の一項に記載のコーティ
ング剤。 - 【請求項9】 重ね塗ラッカー仕上げの製造における請
求項2又は8に記載の水性コーティング剤の使用。 - 【請求項10】 25〜80℃の乾燥温度における感温
性基体のラッカー塗装における請求項2又は8に記載の
水性コーティング剤の使用。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE4326670:3 | 1993-08-09 | ||
DE4326670A DE4326670A1 (de) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | Verfahren zur Herstellung von wäßrigen Überzugsmitteln, die Überzugsmittel und deren Verwendung |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=6494754
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP6185812A Pending JPH0770512A (ja) | 1993-08-09 | 1994-08-08 | 水性コーティング剤の製造方法、コーティング剤及びそれらの使用 |
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---|---|
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JP (1) | JPH0770512A (ja) |
AT (1) | ATE161556T1 (ja) |
CA (1) | CA2129810A1 (ja) |
DE (2) | DE4326670A1 (ja) |
ES (1) | ES2111813T3 (ja) |
GR (1) | GR3025928T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001049163A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-02-20 | Wolff Walsrode Ag | セルロース物質含有コーティング剤およびそれをラッカーで用いる使用 |
JP2003511539A (ja) * | 1999-10-09 | 2003-03-25 | ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト | プラスチック用の導電性ハイドロプライマー |
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---|---|---|---|---|
DE4410557A1 (de) * | 1994-03-26 | 1995-09-28 | Basf Lacke & Farben | Wäßriges Mehrkomponenten-Polyurethan-Beschichtungsmittel, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung in Verfahren zur Herstellung einer Mehrschichtlackierung |
DE19611646A1 (de) | 1996-03-25 | 1997-10-02 | Basf Lacke & Farben | Wäßriges Zweikomponenten-Polyurethan-Beschichtungsmittel, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung als Decklack oder Klarlack sowie seine Verwendung zur Beschichtung von Kunststoffen |
GB9611118D0 (en) * | 1996-05-29 | 1996-07-31 | Ici Plc | Dispersions |
US6117931A (en) | 1996-07-01 | 2000-09-12 | Basf Corporation | Curable coating compositions having improved effect pigment orientation and a method of using the same |
DE19627826A1 (de) * | 1996-07-10 | 1998-01-15 | Bayer Ag | Neue Polyamine und ihre Verwendung in wäßrigen Lacken und Beschichtungen |
US5854332A (en) * | 1996-12-20 | 1998-12-29 | Ppg Industries, Inc. | Aqueous urethane/acrylic resins with branched chain extension and coating compositions made therefrom |
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DE19723504C1 (de) | 1997-06-05 | 1998-10-15 | Basf Coatings Ag | Beschichtungsmittel, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung als Decklack oder Klarlack, insbesondere zur Beschichtung von Kunststoffen |
WO1999042529A1 (en) | 1998-02-18 | 1999-08-26 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Aqueous coating compositions, coated substrate and method related thereto |
DE19845740A1 (de) | 1998-10-05 | 2000-04-13 | Basf Coatings Ag | Beschichtungsmittel, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung als Effekt-Klarlack, insbesondere zur Beschichtung von Kunststoffen |
DE19846971A1 (de) | 1998-10-12 | 2000-04-20 | Basf Coatings Ag | Beschichtungsmittel, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung als Decklack oder Klarlack, insbesondere zur Beschichtung von Kunststoffen |
US6270905B1 (en) | 1999-02-16 | 2001-08-07 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Multi-component composite coating composition and coated substrate |
DE10101913A1 (de) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Maas Gmbh | Bauelement für die Außenhaut von Gebäuden |
MXPA05008746A (es) * | 2003-02-21 | 2005-11-10 | Bayer Materialscience Ag | Uso de composiciones basadas en mezclas de tereftalato de polialquileno/policarbonatos modificadas, resistentes al impacto para producir cuerpos moldeados. |
DE602005003081T2 (de) * | 2004-09-10 | 2008-08-21 | Rohm And Haas Co. | Beständige Zweikomponenten-Polyurethanbodenbeschichtung |
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US7642463B2 (en) * | 2008-01-28 | 2010-01-05 | Honeywell International Inc. | Transparent conductors and methods for fabricating transparent conductors |
US7960027B2 (en) * | 2008-01-28 | 2011-06-14 | Honeywell International Inc. | Transparent conductors and methods for fabricating transparent conductors |
DE102008017356A1 (de) | 2008-04-04 | 2009-10-15 | Airbus Deutschland Gmbh | Nachleuchtende Beschichtung für Innenkabinen |
WO2021009252A1 (en) | 2019-07-16 | 2021-01-21 | Basf Coatings Gmbh | One-pack polyurethane dispersions, their manufacture and use |
CN111793990B (zh) * | 2020-07-14 | 2022-10-14 | 安徽菱湖漆股份有限公司 | 一种水性自粘贴装饰布涂料及其制备方法 |
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DE2729245A1 (de) * | 1977-06-29 | 1979-01-11 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von carboxylatgruppen aufweisenden polyisocyanat-additionsprodukten |
DE3829587A1 (de) * | 1988-09-01 | 1990-03-15 | Bayer Ag | Beschichtungsmittel, ein verfahren zu ihrer herstellung und die verwendung von ausgewaehlten zweikomponenten-polyurethansystemen als bindemittel fuer derartige beschichtungsmittel |
US5194487A (en) * | 1991-01-22 | 1993-03-16 | Miles Inc. | Two-component aqueous polyurethane dispersions with reduced solvent content and coatings prepared therefrom with improved gloss |
DE4101697A1 (de) * | 1991-01-22 | 1992-07-23 | Bayer Ag | Waessrige polyester fuer festkoerperreiche einbrennlacke |
DE4103347A1 (de) * | 1991-02-05 | 1992-08-06 | Bayer Ag | Waessrige polyurethan-dispersionen und ihre verwendung als kaschierklebstoffe |
DE4137896A1 (de) * | 1991-11-18 | 1993-05-19 | Bayer Ag | Waessrige bindemittelkombination und ihre verwendung |
DE4140486A1 (de) * | 1991-12-09 | 1993-06-17 | Basf Ag | Waessrige polyurethandispersionen |
-
1993
- 1993-08-09 DE DE4326670A patent/DE4326670A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-08-04 DE DE59404872T patent/DE59404872D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-04 ES ES94112172T patent/ES2111813T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-04 EP EP94112172A patent/EP0639594B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-04 AT AT94112172T patent/ATE161556T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-08-08 JP JP6185812A patent/JPH0770512A/ja active Pending
- 1994-08-09 CA CA002129810A patent/CA2129810A1/en not_active Abandoned
-
1996
- 1996-06-19 US US08/663,853 patent/US5614584A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-01-15 GR GR980400098T patent/GR3025928T3/el unknown
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ATE161556T1 (de) | 1998-01-15 |
DE59404872D1 (de) | 1998-02-05 |
EP0639594A1 (de) | 1995-02-22 |
GR3025928T3 (en) | 1998-04-30 |
EP0639594B1 (de) | 1997-12-29 |
DE4326670A1 (de) | 1995-02-16 |
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