JPH0770435B2 - 複合部品およびその製造方法 - Google Patents
複合部品およびその製造方法Info
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- JPH0770435B2 JPH0770435B2 JP2294570A JP29457090A JPH0770435B2 JP H0770435 B2 JPH0770435 B2 JP H0770435B2 JP 2294570 A JP2294570 A JP 2294570A JP 29457090 A JP29457090 A JP 29457090A JP H0770435 B2 JPH0770435 B2 JP H0770435B2
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Description
のような複合部品およびその製造方法に関するものであ
る。
なる基板に回路素子を取付け、その回路素子を基板上の
導体パターンにより接続して回路を構成し、外部端子を
基板の側辺の導体パターンに接続する。そして、外部端
子を露呈させた状態で全体を樹脂封止する。
分を設ける必要があるので、基板面に沿って平面的な広
がりが大きくなる。
増加する。
ことにより、基板と外部端子を用いる必要をなくし、薄
形で平面的な広がりを小さくすると共に、リード部材の
配置を工夫することにより複雑な回路を構成できる複合
部品を提供することにある。
ード部材に配置し、接続された面接続型の複数の回路素
子と、該回路素子及びリード部材の一端を包み込んだ樹
脂封止部とを備え、複数のリード部材が樹脂封止部の対
向する2側面から露呈した複合部品において、樹脂封止
部の内部に板状金属からなる少なくとも1つの内部電極
を埋設し、該内部電極の表面と第1のリード部材の一端
とを第1の回路素子を介して電気的に接続するととも
に、該内部電極の裏面と第2のリード部材の一端とを第
2の回路素子を介して電気的に接続したことを特徴とす
る。また、この複合部品の製造方法である。
図までを参照しながら説明する。第1図と第2図は樹脂
封止部を透視した場合の回路素子とリード部材と内部電
極の配置を示す平面図、第3図は回路素子の接続を示す
結線図、第4図は回路図、第5図は斜視図である。
ローパスフィルタであり、2個のコイルL1、L2と4個の
コンデサC1、C2、C3、C4からなる。コイルL1はタップ11
により直列接続するコイルL11とL12、コイルL2はタップ
12により直列接続するコイルL21とL22を夫々含む。
サC2がコイルL1のタップ11とアース間に接続する。コイ
ルL1とL2は直列接続し、コイルL2のタップ12とアーム間
にコンデンサC3が接続する。また、コイルL2のコイルL1
に接続する側と反対側はアース間に、コンデンサC4が接
続する。
成し、コンデンサC3、C4とコイルL2がローパスフィルタ
を構成する。13と14は夫々入力端子と出力端子、15と16
は夫々アース端子と中継端子である。
5図のようになる。
平面に配置された複数のリード部材と、内部電極と、そ
れらの裏面に配置して接続される回路素子を示す。
部における4個のリード部材と2個の内部電極は、リー
ド部材1、2、3、5が樹脂封止部7の内部から図の上
下方向の側面に向かって延在して、その対向する側面か
ら外部端子として露呈する。また、内部電極4と6は、
樹脂封止部7の内部から左右の側面に延在して、その対
向する側面から露呈する。従って、リード部材と内部電
極の樹脂封止部7の内部から側面に向かう部分、つまり
内部電極4の部分4A、内部電極6の部分6Aとリード部材
1A、リード部材2の部分2A、リード部材3の部分3A、リ
ード部材5の部分5Aとは互いに交差する方向に配置され
ている。
ド部材2と内部電極4間にはコンデンサC2、リード部材
2と内部電極6間にはコンデンサC3、リード部材3とリ
ード部材2間にはコンデンサC4が夫々両端の電極を直接
接続して取付けられる。
表面には、第2図のようにコイルL1とコイルL2が接続さ
れる。
タップ11は内部電極4に接続する。また、コイルL2は一
端がリード部材5、他端がリード部材3、タップ12が内
部電極6に接続する。なお、コイルL1、L2はドラム状コ
ア8に巻線を巻回し、4個の面接続用電極9を設けた合
成樹脂のベース10にコア8を固着した公知のものであ
る。リード17の接続されていない面接続用電極9は、コ
イルの固定を確実にするためにリード部材に接続すると
よい。
裏面に接続されたコンデンサは図示を省略してある。
とリード部材間及び回路素子と内部電極間の接続を示す
結線図であるが、リード部材及び内部電極は回路素子を
固定したり相互に接続する役割をする。
ース端子15、リード部材3は出力端子14、リード部材5
は中継端子16の役割を兼ねている。さらに、内部電極4
と内部電極6は、第4図のタップ11とタップ12が接続さ
れる中継端子の役割をする。
材1、2、3、5が外部端子として対向する側面に露呈
し、さらに側面から底面に沿って折り曲げられている。
リード部材5は複合部品を回路基板に単に固定するため
の外部端子である。また、内部電極4と内部電極6もリ
ード部材の露呈する側面とは、別の対向する側面に露呈
して、側面に沿って折り曲げられている。なお、第1図
〜第3図では樹脂封止部7から露呈するリード部材と内
部電極は真っ直ぐ延ばした状態が示してある。
く、完全に樹脂封止部内に含まれていてもよい。第6図
はこのような実施例を示す斜視図である。
ード部材又は内部電極が露呈する最終的な構成は、リー
ドフレームを用いて本発明の複合部品を製造する場合に
都合がよい。
まではリード部材をリードフレームの状態にして行い、
その後リードフレームからリード部材を切断して外部端
子を必要な形状に加工するとよい。
が示されているが、回路素子が接続されて回路の構成さ
れた部分は樹脂封止するまで多くの支持部分があり、リ
ードフレーム18に連結していることが望ましい。このこ
とは、樹脂封止する時の樹脂の圧力によりリード部材や
内部電極や回路素子が動いて樹脂封止部7の形状が歪ん
だり、回路の断線や短絡事故が生ずることを防ぐ見地か
ら明らかである。なお、19は平行に配置された横板であ
り、20は2本の横板をつなぐ接続板である。
3、5と共に四方から複合部品の本体となる樹脂封止部
7を支持して樹脂封止を良好に行うため内部電極4、内
部電極6が樹脂封止部7の側面から露呈するように樹脂
封止の終了まで残し、最終的に切除するのが望ましい。
簡単で前記した事故の恐れがなければ、内部電極4、内
部電極6や、外部端子5は樹脂封止する前に短く切断し
て樹脂封止部7の側面に露呈させなくてもよい。
が、回路素子の高さやその配置密度を高めることを考慮
して上下に位置を変えたり、1つのリード部材が部分的
に上下の異なる位置にあってもよい。
内部電極に直接回路素子を接続してあり、リード部材と
内部電極は樹脂封止部の内部からその側面に向かう部分
が互いに交差する方向に配置されている。
分が同じ方向に配置されるよりも多くのリード部材及び
内部電極を配置できるので、複雑な回路を構成できる。
リード部材及び内部電極の数を多くしても、本体の側面
近傍における短絡事故を防ぐことができる。
合には、リード部材とは別の方向にあるのでリード部材
と内部電極が同じ方向にあるよりも切断が容易な利点も
ある。
て基板の厚み分だけ薄くできるし、外部端子は回路素子
間を接続するリード部材がそのまま使用できるので平面
的な広がりを小さくできる。
であり、第1図と第2図は樹脂封止部を透視した場合の
回路素子とリード部材と内部電極の配置を示す平面図、
第3図は回路素子の接続を示す結線図、第4図は回路
図、第5図は斜視図、第6図は別の実施例を示す斜視図
である。 1、2、3、5:リード部材、4、6:内部電極 L1、L2:コイル、C1〜C4:コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】板状金属からなる複数のリード部材と、該
リード部材に配置、接続された面接続型の回路素子と、
該回路素子及びリード部材の一端を包み込んだ樹脂封止
部とを備え、複数のリード部材が樹脂封止部の対向する
2側面から露呈した複合部品において、樹脂封止部の内
部に板状金属からなる少なくとも1つの内部電極を埋設
し、該内部電極の表面と所定のリード部材の一端とを第
1の回路素子を介して電気的に接続するとともに、該内
部電極の裏面と所定のリード部材の一端とを第2の回路
素子を介して電気的に接続したことを特徴とする複合部
品。 - 【請求項2】平行な2本の横板と、2本の横板をつなぐ
2本の接続板と、該2本の横板からそれぞれ内側に突出
した複数のリード部材と、該接続板からリード部材の間
まで延びた内部電極とを備えた板状金属からなるリード
フレームを一体成形する工程と、リードフレームの表面
に第1の回路素子を配置し、接続板に接続されている内
部電極の表面と所定のリード部材の一端とを第1の回路
素子を介して電気的に接続する工程と、リードフレーム
の裏面に第2の回路素子を配置し、接続板に接続されて
いる内部電極の裏面と所定のリード部材の一端とを第2
の回路素子を介して電気的に接続する工程と、内部電極
をリードフレームの接続板から切断する工程と、リード
部材と内部電極と回路素子を樹脂封止する工程と、リー
ド部材をリードフレームの横板から切断する工程とを備
えたことを特徴とする複合部品の製造方法。 - 【請求項3】平行な2本の横板と、2本の横板をつなぐ
2本の接続板と、該2本の横板からそれぞれ内側に突出
した複数のリード部材と、該接続板からリード部材の間
まで延びた内部電極とを備えた板状金属からなるリード
フレームを一体成形する工程と、リードフレームの表面
に第1の回路素子を配置し、接続板に接続されている内
部電極の表面と所定のリード部材の一端とを第1の回路
素子を介して電気的に接続する工程と、リードフレーム
の裏面に第2の回路素子を配置し、接続板に接続されて
いる内部電極の裏面と所定のリード部材の一端とを第2
の回路素子を介して電気的に接続する工程と、リード部
材と内部電極と回路素子を樹脂封止する工程と、内部電
極とリード部材をそれぞれリードフレームの接続板と横
板から切断する工程とを備えたことを特徴とする複合部
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294570A JPH0770435B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 複合部品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2294570A JPH0770435B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 複合部品およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167508A JPH04167508A (ja) | 1992-06-15 |
JPH0770435B2 true JPH0770435B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=17809493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2294570A Expired - Fee Related JPH0770435B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 複合部品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0770435B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07220930A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-18 | Mosutetsuku:Kk | リードフレーム枠体 |
EP1662610B1 (en) | 2004-11-30 | 2014-03-26 | TDK Corporation | Surge absorption circuit |
JP4715371B2 (ja) | 2005-07-29 | 2011-07-06 | Tdk株式会社 | サージ吸収素子及びサージ吸収回路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01289307A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップノイズフィルタ |
JP2540467B2 (ja) * | 1988-06-17 | 1996-10-02 | 東光株式会社 | Lcフイルタ |
JPH0216611U (ja) * | 1988-07-19 | 1990-02-02 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2294570A patent/JPH0770435B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04167508A (ja) | 1992-06-15 |
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