JPH0770384A - 剥離性の優れたポリメチルペンテンとポリプロピレンの組成物及びそのフィルムの製造法 - Google Patents
剥離性の優れたポリメチルペンテンとポリプロピレンの組成物及びそのフィルムの製造法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 剥離フィルムや剥離ライナーを作成するに好
適な、低い初期剥離力、高い引張強度、高い破断点伸び
を示し、経時後でも剥離特性を保持し、コストが安い剥
離フィルム配合物を提供する。 【構成】 約200000〜700000の分子量及び
約20グラム/10分〜約200グラム/10分の溶融
流量を有するポリメチルペンテンを約90〜10重量
%、約150000〜350000の分子量及び約1グ
ラム/10分〜約10グラム/10分の溶融流量を有す
るポリプロピレンを約10〜90重量%を含んで大きい
伸びと良好な剥離特性を有する組成物を構成する。好ま
しくは、組成物の伸びは約250%より大きく、剥離負
荷が約0.60ポンド/インチより小さく、ポリプロピ
レンは約2%より少ないアタクチック画分を有する。こ
の組成物を押出し加工することによりフィルムを形成す
ることができる。
適な、低い初期剥離力、高い引張強度、高い破断点伸び
を示し、経時後でも剥離特性を保持し、コストが安い剥
離フィルム配合物を提供する。 【構成】 約200000〜700000の分子量及び
約20グラム/10分〜約200グラム/10分の溶融
流量を有するポリメチルペンテンを約90〜10重量
%、約150000〜350000の分子量及び約1グ
ラム/10分〜約10グラム/10分の溶融流量を有す
るポリプロピレンを約10〜90重量%を含んで大きい
伸びと良好な剥離特性を有する組成物を構成する。好ま
しくは、組成物の伸びは約250%より大きく、剥離負
荷が約0.60ポンド/インチより小さく、ポリプロピ
レンは約2%より少ないアタクチック画分を有する。こ
の組成物を押出し加工することによりフィルムを形成す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリプロピレン/ポリ
プロピレン配合物、及びその剥離フィルムとしての用途
に関する。本発明は剥離フィルム、剥離ライナー、熱硬
化ポリマー(例、エポキシ樹脂)を用いた複合材料の製
造のキャリヤー、紙のコーティング、ポリマーライナー
の製造に特に有用である。
プロピレン配合物、及びその剥離フィルムとしての用途
に関する。本発明は剥離フィルム、剥離ライナー、熱硬
化ポリマー(例、エポキシ樹脂)を用いた複合材料の製
造のキャリヤー、紙のコーティング、ポリマーライナー
の製造に特に有用である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリメ
チルペンテン(PMP)は優れた耐薬品性、良好な機械
的及び電気的特性、高い透光性を有するポリオレフィン
である。PMPの長所は非常に密度が低く(0.83g
/cm3 と全ての工業的プラスチックの中で最も軽
い)、硬度が高く、引張弾性率が高く、使用温度が高
く、表面張力が低く、他のポリオレフィンと同等に透明
である。PMPは融点と軟化点が高いため、ポリプロピ
レンよりも優れる。PMPの衝撃強度は、ポリスチレン
やアクリルのような同等な光透過性を有する熱可塑性プ
ラスチックの衝撃強度より2〜3倍高い。耐熱性と耐薬
品性はPMPにフィルム、フィラメント、ファイバー、
ワイヤー、ケーブル被覆を含む用途の基盤を提供する。
また、PMPは良好な剥離特性を有するフィルムや紙コ
ーティングに使用される。
チルペンテン(PMP)は優れた耐薬品性、良好な機械
的及び電気的特性、高い透光性を有するポリオレフィン
である。PMPの長所は非常に密度が低く(0.83g
/cm3 と全ての工業的プラスチックの中で最も軽
い)、硬度が高く、引張弾性率が高く、使用温度が高
く、表面張力が低く、他のポリオレフィンと同等に透明
である。PMPは融点と軟化点が高いため、ポリプロピ
レンよりも優れる。PMPの衝撃強度は、ポリスチレン
やアクリルのような同等な光透過性を有する熱可塑性プ
ラスチックの衝撃強度より2〜3倍高い。耐熱性と耐薬
品性はPMPにフィルム、フィラメント、ファイバー、
ワイヤー、ケーブル被覆を含む用途の基盤を提供する。
また、PMPは良好な剥離特性を有するフィルムや紙コ
ーティングに使用される。
【0003】ここで、ポリメチルペンテン(PMP)に
は、それから製造する剥離フィルムにも共通するいくつ
かの欠点がある。その欠点としては比較的低い引張強度
(2000〜3000psi)、比較的低い破断点伸び
(60〜120%)、高い価格、大きい切欠き脆性、特
に高温での経時による剥離性の低下が挙げられる。これ
までにPMPのこれらの欠点を無くす又は最小限にする
多くの試みがなされてきた。ここで、これらの試みは主
としてコストを低下するための方法及び/又はPMPの
特性を改良するための方法に注力されてきた。一般にこ
れらの方法は、PMPを他の熱可塑性プラスチックとブ
レンドする及び/又はフィラーを添加することを含む。
は、それから製造する剥離フィルムにも共通するいくつ
かの欠点がある。その欠点としては比較的低い引張強度
(2000〜3000psi)、比較的低い破断点伸び
(60〜120%)、高い価格、大きい切欠き脆性、特
に高温での経時による剥離性の低下が挙げられる。これ
までにPMPのこれらの欠点を無くす又は最小限にする
多くの試みがなされてきた。ここで、これらの試みは主
としてコストを低下するための方法及び/又はPMPの
特性を改良するための方法に注力されてきた。一般にこ
れらの方法は、PMPを他の熱可塑性プラスチックとブ
レンドする及び/又はフィラーを添加することを含む。
【0004】ポリメチルペンテン(PMP)は他の熱可
塑性プラスチックと配合され、100%のPMP樹脂か
ら作成したフィルム又はシートと同等な特性を有する配
合物になる。ポリプロピレン(PP)を含む他の熱可塑
性プラスチックとPMPの配合を基礎とする多くの努力
がなされてきたが、高い引張強度、高い破断点伸び、良
好な剥離特性(100%PMPに比較して室温で初期の
剥離が低く、室温より高い温度で経時後に同等以下の剥
離力を有する)を有するフィルムを可能にするPMP配
合物又はポリマーアロイの提案はない。また、ポリプロ
ピレンの特性に基づいてポリプロピレンの添加がPMP
の伸び、引張強度、剥離特性を改良することができると
いった提案もない。
塑性プラスチックと配合され、100%のPMP樹脂か
ら作成したフィルム又はシートと同等な特性を有する配
合物になる。ポリプロピレン(PP)を含む他の熱可塑
性プラスチックとPMPの配合を基礎とする多くの努力
がなされてきたが、高い引張強度、高い破断点伸び、良
好な剥離特性(100%PMPに比較して室温で初期の
剥離が低く、室温より高い温度で経時後に同等以下の剥
離力を有する)を有するフィルムを可能にするPMP配
合物又はポリマーアロイの提案はない。また、ポリプロ
ピレンの特性に基づいてポリプロピレンの添加がPMP
の伸び、引張強度、剥離特性を改良することができると
いった提案もない。
【0005】ポリメチルペンテン(PMP)の、基材に
被覆した接着剤を室温で剥がすに必要な剥離力を測定す
ることによって求める剥離特性は満足できる(剥離力の
測定方法は以降で詳細に記す)。通常の剥離力は接触長
さの1インチにつき0.5〜0.75ポンドの範囲であ
り、約51.7℃(125°F)で72時間経過すると
0.65〜0.95ポンド/インチ以上まで高くなる。
同時にこのPMPの引張強度と破断点伸びは比較的低
く、それぞれ2300〜2500psi、20〜120
%である。さらに、PMPのコストはかなり高い。
被覆した接着剤を室温で剥がすに必要な剥離力を測定す
ることによって求める剥離特性は満足できる(剥離力の
測定方法は以降で詳細に記す)。通常の剥離力は接触長
さの1インチにつき0.5〜0.75ポンドの範囲であ
り、約51.7℃(125°F)で72時間経過すると
0.65〜0.95ポンド/インチ以上まで高くなる。
同時にこのPMPの引張強度と破断点伸びは比較的低
く、それぞれ2300〜2500psi、20〜120
%である。さらに、PMPのコストはかなり高い。
【0006】ポリプロピレン(PP)フィルムは一般に
2500〜3750psiの引張強度と150〜450
%の破断点伸びを有する。ポリプロピレンで作成したフ
ィルムの剥離力はPMPで作成したフィルムのそれより
もかなり高く、一般的に0.8〜1.5ポンド/インチ
の範囲である。このことがPPそのものを剥離フィル
ム、剥離ライナー、剥離キャリヤーとして使用しない理
由である。PPのコストはPMPと比較するとかなり安
い。
2500〜3750psiの引張強度と150〜450
%の破断点伸びを有する。ポリプロピレンで作成したフ
ィルムの剥離力はPMPで作成したフィルムのそれより
もかなり高く、一般的に0.8〜1.5ポンド/インチ
の範囲である。このことがPPそのものを剥離フィル
ム、剥離ライナー、剥離キャリヤーとして使用しない理
由である。PPのコストはPMPと比較するとかなり安
い。
【0007】本発明の目的は、(室温での)非常に低い
初期剥離力、高い引張強度、高い破断点伸びを示し、経
時後でも剥離特性を保持(又は向上)し、100%PM
Pで作成した剥離フィルムよりもかなりコストが安いポ
リメチルペンテン剥離フィルム配合物(剥離ライナー、
剥離コーティング、剥離キャリヤー)を提供することで
ある。
初期剥離力、高い引張強度、高い破断点伸びを示し、経
時後でも剥離特性を保持(又は向上)し、100%PM
Pで作成した剥離フィルムよりもかなりコストが安いポ
リメチルペンテン剥離フィルム配合物(剥離ライナー、
剥離コーティング、剥離キャリヤー)を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明は次
の配合を含む組成物を提供する: (A) 約90〜10重量%のポリメチルペンテンであり、
ここでポリメチルペンテンは約200000〜7000
00の分子量、及び約20グラム/10分〜約200グ
ラム/10分の溶融流量を有し、(B) 約10〜90重量
%のポリプロピレンであり、ここでポリプロピレンは約
150000〜350000の分子量、及び約1グラム
/10分〜約10グラム/10分の溶融流量を有し、そ
れによって(A) と(B) の配合物は大きい伸びと良好な剥
離特性を有する。
の配合を含む組成物を提供する: (A) 約90〜10重量%のポリメチルペンテンであり、
ここでポリメチルペンテンは約200000〜7000
00の分子量、及び約20グラム/10分〜約200グ
ラム/10分の溶融流量を有し、(B) 約10〜90重量
%のポリプロピレンであり、ここでポリプロピレンは約
150000〜350000の分子量、及び約1グラム
/10分〜約10グラム/10分の溶融流量を有し、そ
れによって(A) と(B) の配合物は大きい伸びと良好な剥
離特性を有する。
【0009】さらに本発明は高い引張強度、大きい伸
び、良好な剥離特性を有する配合物、及び配合物から得
られる良好な剥離特性を有する物品の製造方法を提供す
る。本発明は組成物に関係する。本発明は成分(A) ポリ
メチルペンテンと成分(B)ポリプロピレンのブレンドで
ある。剥離配合物の成分(A) のポリメチルペンテンは約
200000〜700000の分子量を有する。好まし
くは、約250000〜約500000の分子量であ
る。
び、良好な剥離特性を有する配合物、及び配合物から得
られる良好な剥離特性を有する物品の製造方法を提供す
る。本発明は組成物に関係する。本発明は成分(A) ポリ
メチルペンテンと成分(B)ポリプロピレンのブレンドで
ある。剥離配合物の成分(A) のポリメチルペンテンは約
200000〜700000の分子量を有する。好まし
くは、約250000〜約500000の分子量であ
る。
【0010】さらに、剥離配合物の成分(A) のポリメチ
ルペンテンは260℃の5kg(49N)の負荷での測
定で、約20グラム/10分〜約200グラム/10分
の溶融流量を有する。260℃の5kg(49N)の負
荷で測定する溶融流量は、好ましくは約30グラム/1
0分〜約200グラム/10分であり、より好ましくは
約60グラム/10分〜約200グラム/10分であ
る。溶融流量(MFR) はATSM試験法D1238を用い
て測定する。
ルペンテンは260℃の5kg(49N)の負荷での測
定で、約20グラム/10分〜約200グラム/10分
の溶融流量を有する。260℃の5kg(49N)の負
荷で測定する溶融流量は、好ましくは約30グラム/1
0分〜約200グラム/10分であり、より好ましくは
約60グラム/10分〜約200グラム/10分であ
る。溶融流量(MFR) はATSM試験法D1238を用い
て測定する。
【0011】本発明の実施において、成分(A) は成分
(A) と(B) の配合物の約90〜約10重量%を構成する
ことができる。好ましくは、成分(A) は配合物の約90
〜約30重量%を構成し、最も好ましくは約70〜約5
0重量%を構成する。剥離配合物の成分(B) のポリプロ
ピレンは約150000〜350000の分子量を有す
る。好ましくは、約200000〜約300000の分
子量である。
(A) と(B) の配合物の約90〜約10重量%を構成する
ことができる。好ましくは、成分(A) は配合物の約90
〜約30重量%を構成し、最も好ましくは約70〜約5
0重量%を構成する。剥離配合物の成分(B) のポリプロ
ピレンは約150000〜350000の分子量を有す
る。好ましくは、約200000〜約300000の分
子量である。
【0012】さらに、剥離配合物の成分(B) のポリプロ
ピレンは、230℃の2.16kg(21.2N)の負
荷での測定で、約1グラム/10分〜約10グラム/1
0分の溶融流量を有する。230℃の2.16kg(2
1.2N)の負荷で測定する溶融流量は、好ましくは約
2グラム/10分〜約10グラム/10分であり、より
好ましくは約4グラム/10分〜約10グラム/10分
である。溶融流量はATSM試験法D1238を用いて
測定する。
ピレンは、230℃の2.16kg(21.2N)の負
荷での測定で、約1グラム/10分〜約10グラム/1
0分の溶融流量を有する。230℃の2.16kg(2
1.2N)の負荷で測定する溶融流量は、好ましくは約
2グラム/10分〜約10グラム/10分であり、より
好ましくは約4グラム/10分〜約10グラム/10分
である。溶融流量はATSM試験法D1238を用いて
測定する。
【0013】成分(B) のポリプロピレンは約2%未満の
アタクチック画分を有する。好ましくは、アタクチック
画分は0.5%未満である。アタクチック分子は或るタ
イプのポリマー分子であって、同一平面にある原子の主
鎖の上下に置換基又は原子がランダムに配置する。本発
明の目的のアタクチック画分は、ポリプロピレン分子の
全体数に比較したアタクチックポリプロピレン分子の百
分率である。
アタクチック画分を有する。好ましくは、アタクチック
画分は0.5%未満である。アタクチック分子は或るタ
イプのポリマー分子であって、同一平面にある原子の主
鎖の上下に置換基又は原子がランダムに配置する。本発
明の目的のアタクチック画分は、ポリプロピレン分子の
全体数に比較したアタクチックポリプロピレン分子の百
分率である。
【0014】本発明の実施において、成分(B) は成分
(A) と(B) の配合物の約10〜約90重量%を構成する
ことができる。好ましくは、成分(B) は配合物の約10
〜約70重量%を構成し、最も好ましくは約30〜約5
0重量%を構成する。成分(A) と(B) の相対的な量は、
特定の用途の要求又は加工装置の特定の部品の要求を満
足させるために限定された範囲内で変わることができ
る。また、成分の変化は特性の変化を生じる。これらの
特性の例は引張強度、弾性率、破断点伸び、耐衝撃性、
光沢、色、剥離特性を含む。ここで、これらの特性は単
なる例示であって本発明を限定するものではない。
(A) と(B) の配合物の約10〜約90重量%を構成する
ことができる。好ましくは、成分(B) は配合物の約10
〜約70重量%を構成し、最も好ましくは約30〜約5
0重量%を構成する。成分(A) と(B) の相対的な量は、
特定の用途の要求又は加工装置の特定の部品の要求を満
足させるために限定された範囲内で変わることができ
る。また、成分の変化は特性の変化を生じる。これらの
特性の例は引張強度、弾性率、破断点伸び、耐衝撃性、
光沢、色、剥離特性を含む。ここで、これらの特性は単
なる例示であって本発明を限定するものではない。
【0015】また、特性は1種以上の添加剤、例えば当
業者がよく知るような熱安定剤、着色剤、帯電防止剤、
無機フィラー、剥離剤、その他の添加剤や加工助剤を用
いることによって調節することができる。ここで、これ
らの添加剤の例は単なる例示であって本発明を限定する
ものではない。例えば、トリス(2,4- ジ-t- ブチルフェ
ニル)ホスフェートのような熱安定剤を添加することが
できる。ここで、この熱安定剤の例は単なる例示であっ
て本発明を限定するものではない。
業者がよく知るような熱安定剤、着色剤、帯電防止剤、
無機フィラー、剥離剤、その他の添加剤や加工助剤を用
いることによって調節することができる。ここで、これ
らの添加剤の例は単なる例示であって本発明を限定する
ものではない。例えば、トリス(2,4- ジ-t- ブチルフェ
ニル)ホスフェートのような熱安定剤を添加することが
できる。ここで、この熱安定剤の例は単なる例示であっ
て本発明を限定するものではない。
【0016】着色剤は染料又は顔料を含むことができ
る。染料の例としては、限定されるものではないが、ア
ゾ染料、アントラキノン染料、キサンテン染料、アジン
染料、蛍光染料、その他の染料(ブリリアントスルホフ
ラビン、溶媒オレンジ60、トリフェニルメタン基礎染
料、キノリンイェロー)、及びこれらの染料の組み合わ
せを含む。顔料の例としては、限定されるものではない
が、二酸化チタン、酸化鉄、カドミウムイェロー、クロ
ムイェロー、モリブデンオレンジ、酸化クロムグリー
ン、鉄ブルー、モノアゾ顔料、ジアゾ顔料、ジアゾ縮合
顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジンバイオレット、
バット顔料、ペリレン顔料、チオインジゴ顔料、フタロ
シアニン顔料、テトラクロロイソインドリノン、及びこ
れらの顔料の組み合わせを使用することができる。ここ
で、これらの着色剤の例は単なる例示であって本発明を
限定するものではない。
る。染料の例としては、限定されるものではないが、ア
ゾ染料、アントラキノン染料、キサンテン染料、アジン
染料、蛍光染料、その他の染料(ブリリアントスルホフ
ラビン、溶媒オレンジ60、トリフェニルメタン基礎染
料、キノリンイェロー)、及びこれらの染料の組み合わ
せを含む。顔料の例としては、限定されるものではない
が、二酸化チタン、酸化鉄、カドミウムイェロー、クロ
ムイェロー、モリブデンオレンジ、酸化クロムグリー
ン、鉄ブルー、モノアゾ顔料、ジアゾ顔料、ジアゾ縮合
顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジンバイオレット、
バット顔料、ペリレン顔料、チオインジゴ顔料、フタロ
シアニン顔料、テトラクロロイソインドリノン、及びこ
れらの顔料の組み合わせを使用することができる。ここ
で、これらの着色剤の例は単なる例示であって本発明を
限定するものではない。
【0017】帯電防止剤として、例えば、3-ラウレルア
ミドプロピル(3- メチルアンモニウムメチルスルフェー
ト)、第四アンモニウム、ポリアミン樹脂、第四化脂肪
アミン縮合物、アミン縮合物、ノニルフェノールエチレ
ンオキサイド、窒素化ポリマー、及びこれらの組み合わ
せを使用することができる。ここで、これらの帯電防止
剤の例は単なる例示であって本発明を限定するものでは
ない。
ミドプロピル(3- メチルアンモニウムメチルスルフェー
ト)、第四アンモニウム、ポリアミン樹脂、第四化脂肪
アミン縮合物、アミン縮合物、ノニルフェノールエチレ
ンオキサイド、窒素化ポリマー、及びこれらの組み合わ
せを使用することができる。ここで、これらの帯電防止
剤の例は単なる例示であって本発明を限定するものでは
ない。
【0018】無機フィラーとしては、例えば炭酸カルシ
ウム、カオリン、タルク、アルミナ3水和物、また、ガ
ラスファイバー、ガラスビーズ、種々の形状や特性のガ
ラスフィラーを含むガラス、及びこれらの組み合わせを
使用することができる。ここで、これらの無機フィラー
の例は単なる例示であって本発明を限定するものではな
い。
ウム、カオリン、タルク、アルミナ3水和物、また、ガ
ラスファイバー、ガラスビーズ、種々の形状や特性のガ
ラスフィラーを含むガラス、及びこれらの組み合わせを
使用することができる。ここで、これらの無機フィラー
の例は単なる例示であって本発明を限定するものではな
い。
【0019】アゾジカルボンアミド等のような発泡剤を
添加を添加することができる。ここで、アゾジカルボン
アミドを発泡剤として使用する例は単なる例示であって
本発明を限定するものではない。剥離剤としては、例え
ばジエチレングリコールモノステアレート、水素化ヒマ
シ油、ステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸亜鉛、
エチレンビスステアリン酸カルシウム(ステアラミ
ド)、オレイルパルミトアミド、微結晶質ワックス、パ
ラフィンワックス、カルナバワックス、鯨蝋、セロファ
ン、セルロースアセテート、アルギン酸ナトリウム、及
びこれらの組み合わせを使用することができる。ここ
で、これらの剥離剤の例は単なる例示であって本発明を
限定するものではない。
添加を添加することができる。ここで、アゾジカルボン
アミドを発泡剤として使用する例は単なる例示であって
本発明を限定するものではない。剥離剤としては、例え
ばジエチレングリコールモノステアレート、水素化ヒマ
シ油、ステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸亜鉛、
エチレンビスステアリン酸カルシウム(ステアラミ
ド)、オレイルパルミトアミド、微結晶質ワックス、パ
ラフィンワックス、カルナバワックス、鯨蝋、セロファ
ン、セルロースアセテート、アルギン酸ナトリウム、及
びこれらの組み合わせを使用することができる。ここ
で、これらの剥離剤の例は単なる例示であって本発明を
限定するものではない。
【0020】これらの添加剤は成分(A) 、(B) 、及び添
加剤の配合物の約0.05〜約10重量%を構成するこ
とができる。より好ましくは、添加剤は成分(A) 、(B)
、及び添加剤の配合物の約2.0〜約8.0重量%を
構成し、最も好ましくは3.5〜5.5重量%を構成す
る。配合物はカレンダリング、注型、型押、押出し、二
次成形、発泡、貼合わせ、機械加工、モールディング、
包装、ラベル貼りによる物品の形成、物質の移動、加工
装置の保護、感圧テープ、ラベルの剥離、ゴム加工等に
使用することができる。また、配合物は剥離フィルム、
剥離ライナー、熱硬化ポリマーを用いた複合材料製造時
のキャリヤー、紙のコーティング、ポリマーライナー、
発泡体の製造に使用することができる。ここで、これら
の配合物を物品の製造に使用する例は単なる例示であっ
て本発明を限定するものではない。
加剤の配合物の約0.05〜約10重量%を構成するこ
とができる。より好ましくは、添加剤は成分(A) 、(B)
、及び添加剤の配合物の約2.0〜約8.0重量%を
構成し、最も好ましくは3.5〜5.5重量%を構成す
る。配合物はカレンダリング、注型、型押、押出し、二
次成形、発泡、貼合わせ、機械加工、モールディング、
包装、ラベル貼りによる物品の形成、物質の移動、加工
装置の保護、感圧テープ、ラベルの剥離、ゴム加工等に
使用することができる。また、配合物は剥離フィルム、
剥離ライナー、熱硬化ポリマーを用いた複合材料製造時
のキャリヤー、紙のコーティング、ポリマーライナー、
発泡体の製造に使用することができる。ここで、これら
の配合物を物品の製造に使用する例は単なる例示であっ
て本発明を限定するものではない。
【0021】成分(A) と成分(B) 、又は成分(A) と成分
(B) と添加剤の配合物の処理は、熱を与えて添加剤有り
又は無しで成分を混合することによって達成できる。添
加剤有り又は無しでの成分の混合は熱を与えながら又は
熱を与えた後に行うことができる。この操作は当業者に
公知の例えば押出し等の任意の手段で達成することがで
きる。ここで、上記の押出しの例は単なる例示であって
本発明を限定するものではない。
(B) と添加剤の配合物の処理は、熱を与えて添加剤有り
又は無しで成分を混合することによって達成できる。添
加剤有り又は無しでの成分の混合は熱を与えながら又は
熱を与えた後に行うことができる。この操作は当業者に
公知の例えば押出し等の任意の手段で達成することがで
きる。ここで、上記の押出しの例は単なる例示であって
本発明を限定するものではない。
【0022】配合に必要な処理温度は圧力、その温度で
の時間、熱が混合の前又はその際又はその後のいずれで
適用されるか、混合の度合いを含む多くの因子に影響さ
れる。採用する加工法により配合物は次の加工のために
ペレット又は他の形状に形成することができ、又は所望
の剥離物品に直接形成することができる。好ましい加工
法は加熱し、同時に成分(A) のポリメチルペンテンと成
分(B) のポリプロピレンを混合してペレットを形成する
方法である。
の時間、熱が混合の前又はその際又はその後のいずれで
適用されるか、混合の度合いを含む多くの因子に影響さ
れる。採用する加工法により配合物は次の加工のために
ペレット又は他の形状に形成することができ、又は所望
の剥離物品に直接形成することができる。好ましい加工
法は加熱し、同時に成分(A) のポリメチルペンテンと成
分(B) のポリプロピレンを混合してペレットを形成する
方法である。
【0023】配合物から作成したペレットの二次加工は
物品を形成するために用いることができる。二次加工の
例は剥離フィルムの押出しである。成分(A) のポリメチ
ルペンテンと成分(B) のポリプロピレンの配合物の加熱
と混合によって作成したペレットは、当業者に公知の方
法によって、押出機を用いてフィルムに形成することが
できる。フィルムは約200℃〜約320℃、好ましく
は約220℃〜約280℃、最も好ましくは約230℃
〜約260℃の温度で好適に押出すことができる。上記
の剥離フィルムを押出すの例は単なる例示であって本発
明を限定するものではない。
物品を形成するために用いることができる。二次加工の
例は剥離フィルムの押出しである。成分(A) のポリメチ
ルペンテンと成分(B) のポリプロピレンの配合物の加熱
と混合によって作成したペレットは、当業者に公知の方
法によって、押出機を用いてフィルムに形成することが
できる。フィルムは約200℃〜約320℃、好ましく
は約220℃〜約280℃、最も好ましくは約230℃
〜約260℃の温度で好適に押出すことができる。上記
の剥離フィルムを押出すの例は単なる例示であって本発
明を限定するものではない。
【0024】成分(A) と成分(B) の配合物、又は成分
(A) と成分(B) と添加剤の配合物から作成した剥離物品
の特性は、伸び、引張強度、剥離に関して予想以上の向
上を示す。伸びはASTM試験法No.D882 によっ
て測定する。フィルム物品の伸びは、好ましくは250
%より大きく、より好ましくは500%より大きく、最
も好ましくは800%より大きい。
(A) と成分(B) と添加剤の配合物から作成した剥離物品
の特性は、伸び、引張強度、剥離に関して予想以上の向
上を示す。伸びはASTM試験法No.D882 によっ
て測定する。フィルム物品の伸びは、好ましくは250
%より大きく、より好ましくは500%より大きく、最
も好ましくは800%より大きい。
【0025】引張強度はASTM試験法No.D882
によって測定する。フィルム物品の引張強度は、ポリメ
チルペンテン/ポリプロピレンの配合物は高い。好まし
くは引張強度は約3000psiより高い。配合したフ
ィルム物品の剥離特性は良好であり、ポリメチルペンテ
ン、ポリプロピレン、成分(A) と成分(B) の本発明の範
囲外である溶融流量、アタクチック画分、分子量(M
w)から予想されるよりも良好である。剥離特性の向上
は、実施例で述べる方法によって、配合フィルム生成物
の剥離負荷の減少により測定した。剥離負荷は好ましく
は約0.6ポンド/インチ未満、好ましくは約0.4ポ
ンド/インチ未満である。
によって測定する。フィルム物品の引張強度は、ポリメ
チルペンテン/ポリプロピレンの配合物は高い。好まし
くは引張強度は約3000psiより高い。配合したフ
ィルム物品の剥離特性は良好であり、ポリメチルペンテ
ン、ポリプロピレン、成分(A) と成分(B) の本発明の範
囲外である溶融流量、アタクチック画分、分子量(M
w)から予想されるよりも良好である。剥離特性の向上
は、実施例で述べる方法によって、配合フィルム生成物
の剥離負荷の減少により測定した。剥離負荷は好ましく
は約0.6ポンド/インチ未満、好ましくは約0.4ポ
ンド/インチ未満である。
【0026】本発明において、剥離負荷は、同様なポリ
プロピレンフィルムのサンプルの100%以上(over)で
同様なポリメチルペンテンフィルムのサンプルの50%
以上、より好ましくは、同様なポリプロピレンフィルム
のサンプルの150%以上で同様なポリメチルペンテン
フィルムのサンプルの75%以上、最も好ましくは、同
様なポリプロピレンフィルムのサンプルの200%以上
で同様なポリメチルペンテンフィルムのサンプルの10
0%以上減少する。
プロピレンフィルムのサンプルの100%以上(over)で
同様なポリメチルペンテンフィルムのサンプルの50%
以上、より好ましくは、同様なポリプロピレンフィルム
のサンプルの150%以上で同様なポリメチルペンテン
フィルムのサンプルの75%以上、最も好ましくは、同
様なポリプロピレンフィルムのサンプルの200%以上
で同様なポリメチルペンテンフィルムのサンプルの10
0%以上減少する。
【0027】経時の後、配合フィルムのサンプルは一般
に良好な剥離特性を保持するが、ポリメチルペンテンと
ポリプロピレンの剥離特性は劣化し、剥離負荷の増加と
なる。フィルムサンプルの経時の後、剥離負荷は好まし
くは同様なポリプロピレンフィルムサンプルの約60%
以上、同様なポリメチルペンテンの25%以上さらに低
下し、より好ましくは同様なポリプロピレンフィルムサ
ンプルの約70%以上、同様なポリメチルペンテンの4
0%以上さらに低下し、最も好ましくは同様なポリプロ
ピレンフィルムサンプルの約80%以上、同様なポリメ
チルペンテンの60%以上までさらに低下する。
に良好な剥離特性を保持するが、ポリメチルペンテンと
ポリプロピレンの剥離特性は劣化し、剥離負荷の増加と
なる。フィルムサンプルの経時の後、剥離負荷は好まし
くは同様なポリプロピレンフィルムサンプルの約60%
以上、同様なポリメチルペンテンの25%以上さらに低
下し、より好ましくは同様なポリプロピレンフィルムサ
ンプルの約70%以上、同様なポリメチルペンテンの4
0%以上さらに低下し、最も好ましくは同様なポリプロ
ピレンフィルムサンプルの約80%以上、同様なポリメ
チルペンテンの60%以上までさらに低下する。
【0028】本発明の理解のために次に実施例を用意し
たが限定れさるものではない。付加的な公知事項を引用
しており、それらの文献は参考にして含まれる。
たが限定れさるものではない。付加的な公知事項を引用
しており、それらの文献は参考にして含まれる。
【0029】
【実施例】ポリメチルペンテン(PMP)/ポリプロピ
レン(PP)の2つの基礎の熱可塑性プラスチック樹脂
の溶融物を混合することによって得た配合物からフィル
ムの例を作成した。全ての処方は、熱安定剤の商品名CY
ANOX 2777 のフェノール系酸化防止剤トリス(2,4- ジ-t
- ブチルフェノール)ホスフィットを0.15%、帯電
防止剤の商品名CYASTIC の (3-ラウラミドプロピル)ト
リメチルアンモニウム−メチル−スルフェートを0.1
0%の量で含んだ。熱安定剤と帯電防止剤はAmerican C
yanamid 社より入手できる。ポリメチルペンテン、ポリ
プロピレン、上記の添加剤を含む全ての処方は乾式の高
速(ターボ)ミキサーで300rpmの20分間予備混
合し、次いで二軸スクリュー押出機(Model ZSK-30 、We
rner and Pfleiderer 社の製作)で配合又はブレンドし
た。全ての配合物を紐状に押出し、次いで紐状物を標準
サイズのペレットにした。
レン(PP)の2つの基礎の熱可塑性プラスチック樹脂
の溶融物を混合することによって得た配合物からフィル
ムの例を作成した。全ての処方は、熱安定剤の商品名CY
ANOX 2777 のフェノール系酸化防止剤トリス(2,4- ジ-t
- ブチルフェノール)ホスフィットを0.15%、帯電
防止剤の商品名CYASTIC の (3-ラウラミドプロピル)ト
リメチルアンモニウム−メチル−スルフェートを0.1
0%の量で含んだ。熱安定剤と帯電防止剤はAmerican C
yanamid 社より入手できる。ポリメチルペンテン、ポリ
プロピレン、上記の添加剤を含む全ての処方は乾式の高
速(ターボ)ミキサーで300rpmの20分間予備混
合し、次いで二軸スクリュー押出機(Model ZSK-30 、We
rner and Pfleiderer 社の製作)で配合又はブレンドし
た。全ての配合物を紐状に押出し、次いで紐状物を標準
サイズのペレットにした。
【0030】溶融配合とペレット化の典型的な条件は次
の通りである(溶融流量(MFR)はポリメチルペンテ
ンについてASTM試験法D1238にしたがって26
0℃の49Nの負荷での10分間あたりのグラムで測定
・算出)。100グラム/10分より高い溶融流量のポ
リメチルペンテンが30重量%までを構成する全ての処
方において、二軸スクリュー押出機のバレルのゾーン1
〜5の温度はそれぞれ160、174、210、22
7、229℃であり、ダイの温度は229〜232℃で
あった。100グラム/10分より低い溶融流量のポリ
メチルペンテンが30重量%までを構成する全ての処方
において、二軸スクリュー押出機のバレルのゾーン1〜
5の温度はそれぞれ160、177、221、227、
232℃であり、ダイの温度は238〜241℃であっ
た。ポリメチルペンテンが30重量%以上を構成する全
ての処方において、二軸スクリュー押出機のバレルのゾ
ーン1〜5の温度はそれぞれ160、188、229、
232、243℃であり、ダイの温度は241〜243
℃であった。配合とペレット化のスクリュー速度はほぼ
同じであった(75〜76rpm)。
の通りである(溶融流量(MFR)はポリメチルペンテ
ンについてASTM試験法D1238にしたがって26
0℃の49Nの負荷での10分間あたりのグラムで測定
・算出)。100グラム/10分より高い溶融流量のポ
リメチルペンテンが30重量%までを構成する全ての処
方において、二軸スクリュー押出機のバレルのゾーン1
〜5の温度はそれぞれ160、174、210、22
7、229℃であり、ダイの温度は229〜232℃で
あった。100グラム/10分より低い溶融流量のポリ
メチルペンテンが30重量%までを構成する全ての処方
において、二軸スクリュー押出機のバレルのゾーン1〜
5の温度はそれぞれ160、177、221、227、
232℃であり、ダイの温度は238〜241℃であっ
た。ポリメチルペンテンが30重量%以上を構成する全
ての処方において、二軸スクリュー押出機のバレルのゾ
ーン1〜5の温度はそれぞれ160、188、229、
232、243℃であり、ダイの温度は241〜243
℃であった。配合とペレット化のスクリュー速度はほぼ
同じであった(75〜76rpm)。
【0031】ペレットの形態に処方した配合物を、一軸
スクリュー押出機を基礎にした2つのフィルム流延ライ
ンを用いてフィルムに加工した。パイロットラインは直
径2インチのスクリューを備えた押出機を基礎にし、製
造ラインは直径3.5インチのスクリューを備えた押出
機を基礎にした。両方のスクリューは24の直径の相対
長さを有した。パイロットラインと製造ラインの両者は
同様な設計の平らな押出しダイを備えたが、押出したフ
ィルムの幅が異なり、パイロットラインは18インチの
ダイ幅を、製造ラインは54インチのダイ幅を有した。
スクリュー押出機を基礎にした2つのフィルム流延ライ
ンを用いてフィルムに加工した。パイロットラインは直
径2インチのスクリューを備えた押出機を基礎にし、製
造ラインは直径3.5インチのスクリューを備えた押出
機を基礎にした。両方のスクリューは24の直径の相対
長さを有した。パイロットラインと製造ラインの両者は
同様な設計の平らな押出しダイを備えたが、押出したフ
ィルムの幅が異なり、パイロットラインは18インチの
ダイ幅を、製造ラインは54インチのダイ幅を有した。
【0032】フィルムは4つの条件で加工した。加工条
件1は30重量%までのポリメチルペンテン含有率での
加工処方についてのパイロットラインの使用を含んだ。
スクリュー速度は17rpm、押出機バレルのゾーン1
〜6の温度はそれぞれ163、118、204、21
8、204、229℃であり、フィルムダイのゾーン1
〜5の温度はそれぞれ232、229、227、22
9、232℃であり、フィルムダイのリップ温度は23
2℃であった。
件1は30重量%までのポリメチルペンテン含有率での
加工処方についてのパイロットラインの使用を含んだ。
スクリュー速度は17rpm、押出機バレルのゾーン1
〜6の温度はそれぞれ163、118、204、21
8、204、229℃であり、フィルムダイのゾーン1
〜5の温度はそれぞれ232、229、227、22
9、232℃であり、フィルムダイのリップ温度は23
2℃であった。
【0033】加工条件2は30重量%以上のポリメチル
ペンテン含有率での加工処方についてのパイロットライ
ンの使用を含んだ。スクリュー速度は17rpm、上部
キャスティングロールの温度は93〜110℃、押出機
バレルのゾーン1〜6の温度はそれぞれ171、18
2、218、227、232、238℃であり、フィル
ムダイのゾーン1〜5の温度はそれぞれ241、23
5、232、235、241℃であり、フィルムダイの
リップ温度は243℃であった。
ペンテン含有率での加工処方についてのパイロットライ
ンの使用を含んだ。スクリュー速度は17rpm、上部
キャスティングロールの温度は93〜110℃、押出機
バレルのゾーン1〜6の温度はそれぞれ171、18
2、218、227、232、238℃であり、フィル
ムダイのゾーン1〜5の温度はそれぞれ241、23
5、232、235、241℃であり、フィルムダイの
リップ温度は243℃であった。
【0034】加工条件3は30重量%までのポリメチル
ペンテン含有率での加工処方についての製造ラインの使
用を含んだ。スクリュー速度は10rpm、上部キャス
ティングロールの温度は99〜116℃、押出機バレル
のゾーン1〜6の温度はそれぞれ179、196、22
4、241、246、249℃であり、フィルムダイの
ゾーン1〜5の温度はそれぞれ243、241、23
5、241、243℃であり、フィルムダイのリップ温
度は243℃であった。
ペンテン含有率での加工処方についての製造ラインの使
用を含んだ。スクリュー速度は10rpm、上部キャス
ティングロールの温度は99〜116℃、押出機バレル
のゾーン1〜6の温度はそれぞれ179、196、22
4、241、246、249℃であり、フィルムダイの
ゾーン1〜5の温度はそれぞれ243、241、23
5、241、243℃であり、フィルムダイのリップ温
度は243℃であった。
【0035】加工条件4は30重量%以上のポリメチル
ペンテン含有率での加工処方についての製造ラインの使
用を含んだ。スクリュー速度は12rpm、上部キャス
ティングロールの温度は102〜118℃、押出機バレ
ルのゾーン1〜6の温度はそれぞれ182、199、2
27、241、249、252℃であり、フィルムダイ
のゾーン1〜5の温度はそれぞれ246、243、24
1、249、252℃であり、フィルムダイのリップ温
度は246℃であった。
ペンテン含有率での加工処方についての製造ラインの使
用を含んだ。スクリュー速度は12rpm、上部キャス
ティングロールの温度は102〜118℃、押出機バレ
ルのゾーン1〜6の温度はそれぞれ182、199、2
27、241、249、252℃であり、フィルムダイ
のゾーン1〜5の温度はそれぞれ246、243、24
1、249、252℃であり、フィルムダイのリップ温
度は246℃であった。
【0036】全ての配合についてフィルムの特性を評価
した(特性の比較を次の3つの表に示す)。各々のフィ
ルムのサンプルは引張強度、破断点伸び、室温での初期
剥離力、51.7℃(125°F)で72時間経時後の
フィルムの剥離力について測定した。フィルムの機械的
特性はASTM試験法D882にしたがって測定した。
した(特性の比較を次の3つの表に示す)。各々のフィ
ルムのサンプルは引張強度、破断点伸び、室温での初期
剥離力、51.7℃(125°F)で72時間経時後の
フィルムの剥離力について測定した。フィルムの機械的
特性はASTM試験法D882にしたがって測定した。
【0037】剥離特性を評価するため、評価するフィル
ム又はライナーのサンプルを標準的な切断機を用いて、
フィルムロールの異なる部分を代表する箇所、即ち前
方、中央、後部について幅1±1/32インチ、長さ10イ
ンチ(各々の領域につき6サンプル)に切りだして試験
した。サンプルを予め成形したシート(基材)に適用
し、40インチ/分のクロスヘッド速度で操作すること
ができ、1ポンドのフルスケール負荷範囲を用いて測定
できる引張強度試験機に装着した。インストロン引張試
験機(No.1445型)を40インチ/分のクロスヘッド速度
で使用し、記録計は1ポンドフルスケール範囲で記録す
るよう設定した。評価するフィルム/ライナーは試験機
の上部グリップと底部グリップのプレセットシートにク
ランプした。試験機のクロスヘッドを動かす間は、フィ
ルムライナーと基材は自然の影響されない角度に離し
た。
ム又はライナーのサンプルを標準的な切断機を用いて、
フィルムロールの異なる部分を代表する箇所、即ち前
方、中央、後部について幅1±1/32インチ、長さ10イ
ンチ(各々の領域につき6サンプル)に切りだして試験
した。サンプルを予め成形したシート(基材)に適用
し、40インチ/分のクロスヘッド速度で操作すること
ができ、1ポンドのフルスケール負荷範囲を用いて測定
できる引張強度試験機に装着した。インストロン引張試
験機(No.1445型)を40インチ/分のクロスヘッド速度
で使用し、記録計は1ポンドフルスケール範囲で記録す
るよう設定した。評価するフィルム/ライナーは試験機
の上部グリップと底部グリップのプレセットシートにク
ランプした。試験機のクロスヘッドを動かす間は、フィ
ルムライナーと基材は自然の影響されない角度に離し
た。
【0038】平均の読みを記録し、各々のサンプルにつ
いて全過程を6回繰り返した。剥離の全てのスパイクに
印を付け、エアポケットのような全ての起因する原因を
記録した。剥離特性の全ての測定は室温で行い、さらに
51.7℃(125°F)で72時間経時した後測定を
繰り返した。全サンプルの結果を次の表に示し、以降で
議論した(表において、グラム/10分の溶融流量は2
60℃の負荷49Nでポリメチルペンテンについて測定
し、230℃の負荷21.2Nでポリプロピレンについ
て測定した)。
いて全過程を6回繰り返した。剥離の全てのスパイクに
印を付け、エアポケットのような全ての起因する原因を
記録した。剥離特性の全ての測定は室温で行い、さらに
51.7℃(125°F)で72時間経時した後測定を
繰り返した。全サンプルの結果を次の表に示し、以降で
議論した(表において、グラム/10分の溶融流量は2
60℃の負荷49Nでポリメチルペンテンについて測定
し、230℃の負荷21.2Nでポリプロピレンについ
て測定した)。
【0039】例1.ポリメチルペンテン フィルムのサンプルをポリメチルペンテンを用いて作成
し、純粋なポリメチルペンテンの伸びと剥離を含む物理
的特性を測定した。結果を次の表にまとめて示す。 ─────────────────────────────────── 100%PMP 加工条件 引張強度 伸び 剥離力lb/in 溶融流量(g/分) psi % 初期/経時 ─────────────────────────────────── 10 2 3000 120 0.47/0.57 15 2 2900 100 0.51/0.59 20 2 2850 90 0.51/0.63 56 2 2670 45 0.55/0.66 94 2 2640 35 0.57/0.68 20 2* 3000 20 0.54/0.65 26 4 3150 22 0.52/0.65 200 4 2870 16 0.63/0.72 ─────────────────────────────────── *フィルムを機械方向に延伸した。
し、純粋なポリメチルペンテンの伸びと剥離を含む物理
的特性を測定した。結果を次の表にまとめて示す。 ─────────────────────────────────── 100%PMP 加工条件 引張強度 伸び 剥離力lb/in 溶融流量(g/分) psi % 初期/経時 ─────────────────────────────────── 10 2 3000 120 0.47/0.57 15 2 2900 100 0.51/0.59 20 2 2850 90 0.51/0.63 56 2 2670 45 0.55/0.66 94 2 2640 35 0.57/0.68 20 2* 3000 20 0.54/0.65 26 4 3150 22 0.52/0.65 200 4 2870 16 0.63/0.72 ─────────────────────────────────── *フィルムを機械方向に延伸した。
【0040】例2.ポリプロピレン フィルムのサンプルをポリプロピレンを用いて作成し、
純粋なポリプロピレンの伸びと剥離を含む物理的特性を
測定した。結果を次の表にまとめて示す。 ─────────────────────────────────── 100%PMP 加工条件 引張強度 伸び 剥離力lb/in 溶融流量(g/分) psi % 初期/経時 ─────────────────────────────────── 0.22 1 4000 305 0.96/1.17 2.0 1 3870 280 0.83/1.25 1.0 1 3720 250 0.94/1.30 2.0 3* 6100 90 1.07/1.18 4.0 4* 7700 70 1.16/1.32 7.5 3* 4250 100 0.87/1.03 10.3 4* 4300 85 1.05/1.26 13.2 4 7200 40 1.02/1.18 20.5 3 4550 90 0.98/1.21 ─────────────────────────────────── *フィルムを機械方向に延伸した。
純粋なポリプロピレンの伸びと剥離を含む物理的特性を
測定した。結果を次の表にまとめて示す。 ─────────────────────────────────── 100%PMP 加工条件 引張強度 伸び 剥離力lb/in 溶融流量(g/分) psi % 初期/経時 ─────────────────────────────────── 0.22 1 4000 305 0.96/1.17 2.0 1 3870 280 0.83/1.25 1.0 1 3720 250 0.94/1.30 2.0 3* 6100 90 1.07/1.18 4.0 4* 7700 70 1.16/1.32 7.5 3* 4250 100 0.87/1.03 10.3 4* 4300 85 1.05/1.26 13.2 4 7200 40 1.02/1.18 20.5 3 4550 90 0.98/1.21 ─────────────────────────────────── *フィルムを機械方向に延伸した。
【0041】例3.ポリメチルペンテン/ポリプロピレ
ンの配合 種々のポリメチルペンテン/ポリプロピレンの配合を用
いてフィルムのサンプルを作成し、伸びと剥離を含む種
々配合のフィルムの物理的特性を測定した。結果を次の
表にまとめて示す。 ─────────────────────────────────── 配合及び 加工条件 引張強度 伸び 剥離力lb/in 溶融流量(g/分) psi % 初期/経時 ─────────────────────────────────── PMP(MFR=10.0):95% 2 3000 100 0.74/0.87 PP(MFR= 0.5):5% PMP(MFR=10.0):80% 2 2550 120 1.01/1.34 PP(MFR= 4.0):20% PMP(MFR=10.0):70% 1 3600 350 1.09/1.39 PP(MFR=10.0):30% PMP(MFR=20.0):95% 2 3460 200 0.77/1.09 PP(MFR= 0.5):5% PMP(MFR=20.0):70% 2 3250 180 0.69/0.94 PP(MFR= 0.5):30% PMP(MFR=20.0):50% 2 2950 155 0.63/0.92 PP(MFR= 0.5):50% PMP(MFR=20.0):90% 2 3550 500 0.50/0.48 PP(MFR= 1.0):10% PMP(MFR=20.0):70% 2 3950 560 0.47/0.42 PP(MFR= 1.0):30% PMP(MFR=20.0):50% 2 4080 560 0.37/0.33 PP(MFR= 4.0):50% PMP(MFR=20.0):30% 2 4120 600 0.32/0.28 PP(MFR= 4.0):70% PMP(MFR=20.0):10% 1 3650 450 0.26/0.24 PP(MFR= 4.0):90% PMP(MFR=96.0):90% 2 3850 600 0.24/0.21 PP(MFR= 7.0):10% PMP(MFR=96.0):70% 2 3900 650 0.22/0.19 PP(MFR= 7.0):30% PMP(MFR=96.0):30% 1 3800 800 0.32/0.24 PP(MFR= 7.0):70% PMP(MFR=96.0):10% 3 4100 900 0.28/0.23 PP(MFR= 7.0):90% PMP(MFR=196.0):95% 2 2450 85 0.72/0.89 PP(MFR= 0.5):5% PMP(MFR=196.0):95% 2 2480 70 0.61/0.68 PP(MFR= 1.0):5% PMP(MFR=196.0):90% 4 2750 350 0.42/0.36 PP(MFR= 1.0):10% PMP(MFR=196.0):70% 2 2750 350 0.39/0.30 PP(MFR= 1.0):30% PMP(MFR=196.0):50% 2 2800 400 0.37/0.33 PP(MFR= 1.0):50% PMP(MFR=196.0):30% 1 3250 500 0.36/0.30 PP(MFR= 1.0):70% PMP(MFR=196.0):10% 3 3550 450 0.38/0.34 PP(MFR= 1.0):90% PMP(MFR=196.0):95% 2 2100 160 0.67/0.79 PP(MFR= 7.2):5% PMP(MFR=196.0):90% 2 3480 250 0.43/0.35 PP(MFR= 7.2):10% PMP(MFR=196.0):70% 2 4250 760 0.34/0.27 PP(MFR= 7.2):30% PMP(MFR=196.0):50% 4 4300 850 0.29/0.25 PP(MFR=9.95):50% PMP(MFR=196.0):50% 1 4650 900 0.24/0.19 PP(MFR=9.95):50% PMP(MFR=196.0):30% 1 4350 730 0.29/0.23 PP(MFR=9.95):70% PMP(MFR=196.0): 9% 1 4150 320 0.56/0.59 PP(MFR=9.95):91% PMP(MFR=196.0):11% 3 4350 435 0.37/0.31 PP(MFR=9.95):89% PMP(MFR=196.0):50% 2 3000 260 0.59/0.73 PP(MFR=12.7):50% PMP(MFR=207.6):50% 2 2400 190 0.74/0.89 PP(MFR= 7.0):50% PMP(MFR=207.6):30% 2 2750 200 0.84/0.96 PP(MFR= 7.0):70% PMP(MFR=207.6):10% 3 3100 240 0.92/1.04 PP(MFR= 7.0):90% PMP(MFR=86.9):70% 1 4540 950 0.24/0.19 PP(MFR= 4.7):30% ───────────────────────────────────
ンの配合 種々のポリメチルペンテン/ポリプロピレンの配合を用
いてフィルムのサンプルを作成し、伸びと剥離を含む種
々配合のフィルムの物理的特性を測定した。結果を次の
表にまとめて示す。 ─────────────────────────────────── 配合及び 加工条件 引張強度 伸び 剥離力lb/in 溶融流量(g/分) psi % 初期/経時 ─────────────────────────────────── PMP(MFR=10.0):95% 2 3000 100 0.74/0.87 PP(MFR= 0.5):5% PMP(MFR=10.0):80% 2 2550 120 1.01/1.34 PP(MFR= 4.0):20% PMP(MFR=10.0):70% 1 3600 350 1.09/1.39 PP(MFR=10.0):30% PMP(MFR=20.0):95% 2 3460 200 0.77/1.09 PP(MFR= 0.5):5% PMP(MFR=20.0):70% 2 3250 180 0.69/0.94 PP(MFR= 0.5):30% PMP(MFR=20.0):50% 2 2950 155 0.63/0.92 PP(MFR= 0.5):50% PMP(MFR=20.0):90% 2 3550 500 0.50/0.48 PP(MFR= 1.0):10% PMP(MFR=20.0):70% 2 3950 560 0.47/0.42 PP(MFR= 1.0):30% PMP(MFR=20.0):50% 2 4080 560 0.37/0.33 PP(MFR= 4.0):50% PMP(MFR=20.0):30% 2 4120 600 0.32/0.28 PP(MFR= 4.0):70% PMP(MFR=20.0):10% 1 3650 450 0.26/0.24 PP(MFR= 4.0):90% PMP(MFR=96.0):90% 2 3850 600 0.24/0.21 PP(MFR= 7.0):10% PMP(MFR=96.0):70% 2 3900 650 0.22/0.19 PP(MFR= 7.0):30% PMP(MFR=96.0):30% 1 3800 800 0.32/0.24 PP(MFR= 7.0):70% PMP(MFR=96.0):10% 3 4100 900 0.28/0.23 PP(MFR= 7.0):90% PMP(MFR=196.0):95% 2 2450 85 0.72/0.89 PP(MFR= 0.5):5% PMP(MFR=196.0):95% 2 2480 70 0.61/0.68 PP(MFR= 1.0):5% PMP(MFR=196.0):90% 4 2750 350 0.42/0.36 PP(MFR= 1.0):10% PMP(MFR=196.0):70% 2 2750 350 0.39/0.30 PP(MFR= 1.0):30% PMP(MFR=196.0):50% 2 2800 400 0.37/0.33 PP(MFR= 1.0):50% PMP(MFR=196.0):30% 1 3250 500 0.36/0.30 PP(MFR= 1.0):70% PMP(MFR=196.0):10% 3 3550 450 0.38/0.34 PP(MFR= 1.0):90% PMP(MFR=196.0):95% 2 2100 160 0.67/0.79 PP(MFR= 7.2):5% PMP(MFR=196.0):90% 2 3480 250 0.43/0.35 PP(MFR= 7.2):10% PMP(MFR=196.0):70% 2 4250 760 0.34/0.27 PP(MFR= 7.2):30% PMP(MFR=196.0):50% 4 4300 850 0.29/0.25 PP(MFR=9.95):50% PMP(MFR=196.0):50% 1 4650 900 0.24/0.19 PP(MFR=9.95):50% PMP(MFR=196.0):30% 1 4350 730 0.29/0.23 PP(MFR=9.95):70% PMP(MFR=196.0): 9% 1 4150 320 0.56/0.59 PP(MFR=9.95):91% PMP(MFR=196.0):11% 3 4350 435 0.37/0.31 PP(MFR=9.95):89% PMP(MFR=196.0):50% 2 3000 260 0.59/0.73 PP(MFR=12.7):50% PMP(MFR=207.6):50% 2 2400 190 0.74/0.89 PP(MFR= 7.0):50% PMP(MFR=207.6):30% 2 2750 200 0.84/0.96 PP(MFR= 7.0):70% PMP(MFR=207.6):10% 3 3100 240 0.92/1.04 PP(MFR= 7.0):90% PMP(MFR=86.9):70% 1 4540 950 0.24/0.19 PP(MFR= 4.7):30% ───────────────────────────────────
【0042】この他の変更を本発明の範囲から外れるこ
となく行うことは、当業者であれば容易であろう。した
がって、特許請求の範囲は上記の記載事項に限定される
ものではなく、本発明から当業者によって類推される同
等な概念は本発明の特許性のある新規性の中に含まれる
と解釈すべきである。
となく行うことは、当業者であれば容易であろう。した
がって、特許請求の範囲は上記の記載事項に限定される
ものではなく、本発明から当業者によって類推される同
等な概念は本発明の特許性のある新規性の中に含まれる
と解釈すべきである。
Claims (16)
- 【請求項1】 次の配合物を含んでなる大きい伸びと良
好な剥離特性を有する組成物: (A) 約90〜10重量%のポリメチルペンテンであっ
て、ポリメチルペンテンは約200000〜70000
0の分子量、及び約20グラム/10分〜約200グラ
ム/10分の溶融流量を有し、 (B) 約10〜90重量%のポリプロピレンであって、ポ
リプロピレンは約150000〜350000の分子
量、及び約1グラム/10分〜約10グラム/10分の
溶融流量を有する。 - 【請求項2】 伸びが約250%より大きい請求項1に
記載の組成物。 - 【請求項3】 剥離負荷(release load)が約0.60ポ
ンド/インチより小さい請求項1に記載の組成物。 - 【請求項4】 ポリプロピレンが約2%より少ないアタ
クチック画分を有する請求項1に記載の組成物。 - 【請求項5】 少なくとも1種の加工助剤を含む請求項
1に記載の組成物。 - 【請求項6】 少なくとも1種の添加剤を含む請求項1
に記載の組成物。 - 【請求項7】 (A) と(B) の組成物が高い引張強度を有
する請求項1に記載の組成物。 - 【請求項8】 (A) と(B) の組成物が約3000psi
より高い引張強度を有する請求項10に記載の組成物。 - 【請求項9】 次の(A) と(B) の配合物を含む組成物よ
りフィルムを押出しする過程を含んでなる、大きい伸び
と良好な剥離特性を有するフィルムの製造方法: (A) 約90〜10重量%のポリメチルペンテンであっ
て、ポリメチルペンテンは約200000〜70000
0の分子量、及び約20グラム/10分〜約200グラ
ム/10分の溶融流量を有し、 (B) 約10〜90重量%のポリプロピレンであって、ポ
リプロピレンは約150000〜350000の分子
量、及び約1グラム/10分〜約10グラム/10分の
溶融流量を有する。 - 【請求項10】 伸びが約250%より大きい請求項9
に記載の方法。 - 【請求項11】 剥離負荷が約0.60ポンド/インチ
より小さい請求項9に記載の方法。 - 【請求項12】 ポリプロピレンが約2%より少ないア
タクチック画分を有する請求項9に記載の方法。 - 【請求項13】 少なくとも1種の加工助剤を含む請求
項9に記載の方法。 - 【請求項14】 少なくとも1種の添加剤を含む請求項
9に記載の方法。 - 【請求項15】 (A) と(B) の組成物が高い引張強度を
有する請求項9に記載の方法。 - 【請求項16】 (A) と(B) の組成物が約3000ps
iより大きい引張強度を有する請求項9に記載の方法。
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